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京のお祭 Feed

2012年10月 9日 (火)

粟田神社・夜渡り神事 2012

おしかけ氏子coldsweats01であるところの粟田神社

今年の夏も境内の納涼ビアガーデンもきっちり参加させていただきましたし。

昨年は昼間におこなわれる神幸祭を楽しみましたが、夜渡り神事は風邪で断念。
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今年はそのリベンジですわbearing


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三条通へでると、居祭所の剣鉾を見ることができます。


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ちょうど一の鳥居から道を清める松明が三条通へでてきたところでした。(18時すぎ〜)

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青森のねぶたの原型と言われる大燈呂もスタンバイ。
(江戸時代に絶えていた風流灯籠を、平成になって、京都造形芸術大学共催で大燈呂として復活)


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いよいよ夜渡り神事へ出発。

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今回新調されたえべっさんの大燈呂。

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一行は青蓮院前を通って、知恩院前の瓜生石のところまで。


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子どもたちも行列に加わり、笛や太鼓でにぎやかに。

その行列のかけ声が

♪ 「じゅうにんでほ〜い、出雲でほい」

最初「住人」??
と思っていたのですが、ほんとうはこれのことでした。


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提灯が12こついた十二燈のことを「じゅうにん」とよぶそうで、出雲地区の十二燈がいくよ〜、という感じでしょうか。


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瓜生石の前にもうけられた祭壇を大燈呂が巡っていきます。

ちなみに瓜生石は知恩院黒門前にある、不思議な石で、知恩院ができる前から埋まっていたそう。
表面に出ている部分はその石のほんの一部に過ぎず、地下に巨大な部分がうまっているとも。

粟田神社との関係は、江戸初期に石の上に出現したといわれる御金札の言い伝えによります。
その金札には「感神院新宮(粟田神社の旧社名)」と銘があったために粟田神社へ納められたとか。


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知恩院さんご入場。黒門から。


神事は「れいけん」ともいわれるのですが、その言葉の由来は不明。
おそらく「霊験」であろうといわれています。


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神官と僧侶が同席するこの不思議。

神仏習合の風習を今に残しているのでしょうか。

神官による祝詞、僧侶によるお経、、、を交互に。
なんだか妙な気がしますが、ありがたさも二倍?かもcoldsweats01
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祭壇の両脇には、もっとも由緒のある阿古陀(カボチャ)鉾と地蔵鉾。

左手前が瓜生石。


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行列も後ろに控えて神事を見守ります。


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黒門前には大松明。

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ついで神官を先頭に瓜生石を3回巡拝。

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ご一同様も太鼓や笛の音に合わせてにぎやかに。

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十二燈もいくので

♪ 「じゅうにんでほ〜い、出雲でほい」

さらににぎやかなのがこちら。


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御神輿の鳴り鐶を持った男二人が

ほいと〜ほいと〜

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よ〜いよ〜い

で二人が四人になり、新しい二人にバトンタッチ。

その間、しゃんしゃんと鐶鳴りのすがすがしい音が。
これを聞くと祭魂に火がついちゃいますねhappy02


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一連の神事がおわり、黒門へおかえりの知恩院様。

これから大燈呂はじめ、祭の一行は氏子中を夜10時ごろまで練り歩くのです。

残念ながら、おしかけ氏子だから、うちのほうにはけえへんなあsad


2012年7月30日 (月)

粟田神社・納涼ビアガーデン2012

私は左京区住民なんですが、お隣の東山区・粟田神社には、準氏子として(そんなんありか?)せっせと催しに参加しております。

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なにしろ粟田神社氏子さんたちは、力をあわせて秋の大祭の粟田大燈呂を復活させたくらい熱い地域の方たちなんです。
地域のお祭りってなんだか懐かしくて憧れるしなあ。

京都七口のひとつ、粟田口にあるこの神社は、平安時代からの長い歴史のある神社で、祇園御霊会とも関係が深く、御祭神は祇園社と同じく素戔嗚尊。

実際、室町時代には祇園御霊会が行われなかったときは、粟田神社の祭礼をもってして代えたそうです。
(ふだんの神社境内の様子はこちらをどうぞ)
御霊会なので剣鉾もでるんですよ。

さて、今年もやって参りました、粟田神社・納涼ビアガーデン!


氏子の役員さん達がおぢさんもおばさんも浴衣やエプロン姿でサービスしてくれるんですよ〜。


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二の鳥居のあたりには、もうたくさんの自転車が。

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ちょっとしんどい坂をのぼると、そこはもうビアガーデン!


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すでにたくさんの方がビールやおつまみならぬ夕食(?!)をお召し上がりです。
ほぼ同じ時間帯なのに昨年の倍くらいの人が来ていて、座る席がない!

やはりこの暑さがきいているのでしょうか。

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でも、ここは平安神宮の大鳥居を見下ろすくらいの高さなので、心持ち涼しいような気がします。


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どう見ても家族の夕食の食卓が移動してきた、、、という感じの方もおられ、私のようなよそさんもいて、わざわざきはった観光客もおいでのようです。

それでも主役はやはり地域の老若男女で、あちこちで
「や、どうも」とか、
「みなさん、おそろいで」とか、
あいさつがあちこちでかわされています。

粟田神社を中心とした地域コミュニティ力の高いエリアなんですねえ。
いいなあ。

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まずはビール♪


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ほろ酔いで良い気持ちになってきたところで、沖縄民謡がはじまりました。
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もっと遅い時間にはフラダンスやカラオケもあるらしいので、こりゃみなさん、盛り上がるだろうなあ。

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かき氷もあるよ♪


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能舞台にのっている、このお人形、なんだかわかりますか?
秋の大祭に、H20年から復活された大燈呂のミニチュアなんです。

この本物の大きいのが氏子地域を練り歩くのを、昨年画像にとりましたので、ご参考までにご覧あれ。

向かって右から、法然上人、ヤマタノオロチ、素戔嗚尊、子狐をくわえた合槌稲荷(粟田神社一の鳥居の北向かい)。

昨年はこのビアガーデンで前原さん(国会議員の:ここが選挙の地元です)をお見かけしましたが、今年はこの方!

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(いっしょに写真を撮るとは、超ミーハーcoldsweats01


そうか、信三郎さん(一澤帆布)って、ここの氏子さんだったんだ。
そういえば、、、

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ちなみに北向稲荷は粟田神社の境内にある摂社です。

こられた方に団扇を配る係りをされていましたよ。
シャツなんかもさりげなくおされ〜lovely
良い味だしていました。

もっと日が暮れるまで、いたかったのですが、諸般の事情によりビール1杯で後ろ髪ひかれながら退去いたしました。

京都ってこんな地域のお祭りがあるから(祇園祭も実は盛大な地域のお祭り)ええわぁ。


2012年7月29日 (日)

下鴨神社〜みたらし祭2012

昨年出かけて以来、年中行事になりそうな、下鴨神社・みたらし祭

チャリで行けるし。
朝5時半から夜10時過ぎまでという長丁場、早朝もなかなか良いと聞いてはいるのですが、なにせ強制されない早起きはほんと苦手。

よって結局今年もおしまい間際の夜の参拝となりました。
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夜になっても涼しくならない熱帯夜、おぼろな月もにじむような夜の糺の森。
いつもは真っ暗なはずですが、、、


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二の鳥居まで、屋台がつらなって明るいこと。

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でもさすがに10時近くになると人の数は少なくなります。
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みたらし祭は足つけ神事とも言われ、下鴨神社境内にわき出す御手洗川に足をつけ、無病息災を願う夏祭り。
毎年土用の丑の日前後におこなわれ、平安時代に夏に流行する疫病を避けるため、厄払いしたことが起源とか。


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名物みたらし団子は、この御手洗池から湧いてくる泡をかたどったものといわれていますが、私はこの提灯を見るとそ泡を連想してしまいます。


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献灯料として200円お払いして、いよいよ御手洗池へ。


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1年の内で、この神聖な池に足を入れられるのはこの時だけ。


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ロウソクや提灯の灯りが水の面にゆらゆらゆれるのは、とても幻想的。
う〜ん、早朝もさることながら、やっぱり夜の方に軍配が。


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(お目汚しスミマセン。適当にスルーしてね)
膝の少し上までの水深(私の足の長さ比)。

水はとってもつめた〜い!
そして気持ちいい〜!
熱帯夜だからこそ、よけいにありがたい。

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献灯の火元となるロウソク。
こちらで火をいただいて、、、

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消さないようにそろそろ水の中を歩きます。


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この時間でこれくらいの人ですから、ちょっと前までは芋の子を洗うが如くだったかも。


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ロウソクをおさめる。


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水面に映るロウソクの火はゆらゆらと。

向こう側に見えているのが御手洗社。
この水がわき出る(ということになっている)井戸の上に鎮座されています。


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御祀神は瀬織津比売命(せおりつひめのみこと)。
川の早瀬の穢れを清める祓神、水神、瀧の神、河の神だそうです。

そういえば先日行った宇治の、橋姫はもともと瀬織津比売だったという伝承でした。

池からあがって、しばらく冷たい水の余韻を楽しんだあとは、、、
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御神水をいただけます。

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ペットボトルを持参するのを忘れました!
名水点てができたのに、、、

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入れ物は「鴨のくぼて」とよばれるかわらけ。
くぼて(窪手)は神前に供える物を盛る器でもともとは葉っぱで作られた容器。

このかわいいお碗は下鴨神社の売店でもとめられます。

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帰る頃には神社の門がまさに閉められようとしていて、あとでもとめよう、と思っていたみたらし団子はもう店じまいしており、あてがはずれました。残念。


帰りの夜道、李朝家具・陶磁器の憧れのお店、川口美術さんのディスプレーを拝見。


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李朝の小櫃にのった李朝白磁にさりげなく桔梗。
どきどきするほど美しいな。

ええ目の保養もさせていただきました。

2012年5月20日 (日)

下御霊神社〜還幸祭

寺町通り散策のときにはいつも前をとおる下御霊神社

いつもはひっそりとほとんど参拝の方を見かけないのですが、、、、


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おおお!
寺町通りがなんだかいつもと違う。
(ちなみに正面は革堂・行願寺さん)


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寺町通りの東側にはずら〜っと露店がたちならび、場所のオリエンテーションがつかないcoldsweats02

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前夜の宵宮をチラ見したのですが、これに灯りがともっていつもの寺町通りではないような幻想的な雰囲気でした。


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さて、下御霊神社。

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境内には射的などもでて、あらにぎやかhappy02


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神輿をおさめている、いつもは閉まっているお蔵です。

重そうな扉の内側の鏝絵がすごい。

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一側は菊の御紋(御所の産土社ゆえ)、その対側はここの社紋、花沢瀉に水。


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う〜ん、ちょっと修理が必要かも。

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さて、御所南といわれるエリアは下御霊神社の氏子なのです。

いろいろ有名な老舗や店がひしめく場所でありながら、歩くととてもコンパクト。
神輿と神幸列(行列)はこの氏子エリアを一日かけて別々のルートで巡行するのですが、歩いているといろんな場所でこれに出会えます。


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お、まずは行列から。

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御霊神社というからには、祇園祭と同じく、平安初期の神泉苑の御霊会を嚆矢とするので、りっぱな剣鉾も巡行します。

下御霊神社の御祭神は、政争に負けて悲憤のうちになくなった(いかにも都に祟りそうな)八座。

なかでもビッグネームは崇道天皇。
早良親王のほうが通りが良いですね。
あとで都に疫病がはやった祟りの原因とされ、あわてて崇道天皇と追号されたとか。(by 桓武天皇)


祟りといえば最強の祟り神がNHK大河で佳境に入っているところの崇徳上皇。
明治天皇も、昭和天皇も、即位にさいしてまず崇徳上皇の御霊鎮めをしているんですものね〜。

あら、ちょっと脇道にそれましたcoldsweats01


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これは当時の武官の姿のなのでしょうか。
子供会は春日学区、銅駝学区など、、、(いずれも統廃合で今はなき小学校ですね。)


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御鳳輦。
大正年間に作られて、神坂雪佳もデザインに関わったのだそう。


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お馬も行きます。


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当家(とうや)飾りもありました〜。

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なにより氏子町内の人たちが、神輿や行列が通るのを家の前で待っている姿がいいですね。

特に、古い町家の前で、お年寄りが床机を出して座っておられる姿には風情があります。


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さてさて、神輿の方も見なくっちゃ。

これは木屋町二条を行く神輿。

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これは御所南のどこかの通りでであったところ。

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ホイットホイット!

の、かけ声も血湧き肉躍る(?)(←お祭り体質なもので)

担ぎ手は、今年は氏子連だけに限ったそうで、ちょっと平均年齢高いかな。


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といっていると、今度はまた行列に再会。

碁盤の目の通りを東奔西走、北上南下していると楽しいわ〜happy02


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これは何かの故事なんでしょうか。
それとも竹林の七賢???


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あら〜こんどは夷川通りでお休み中の神輿が。

お休みどころは家具の夷川でも一、二をあらそう大きな家具屋さん。


そんなこんなで碁盤の目のあちこちで行列と神輿にぶつかりながら、ちょっと疲れたので寺町通りのこちらへ。


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こちらも祭礼仕様の一保堂さん。
(屋台が並ぶので見つけにくかった!)


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玉露を自煎でいただく。
美味lovely

2012年2月 6日 (月)

天龍寺・茶会〜節分七福神めぐり

冷え込んだ節分の日、嵐山天龍寺周辺には消え残った雪が残っていました。
やはり市中よりかなり寒いようです。

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節分祭がおこなわれる天龍寺。
あちこちに幟がたっています。

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すざましく、かつ不思議な美しさの冬枯れの蓮池。

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ほらほら、雪残ってるでしょう?


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寒いのでついつい焚き火のそばから離れられませんが、さすが嵯峨野、薪は木ではなくて青竹です。
(一本ほしい〜!竹箸、蓋置が作れるのに、、、)


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実はこの日、節分祭に来たわけではなく、たまたま○交会の節分茶会におよばれ。
こちらは方丈からみた曹源池庭園。


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方丈内のお茶室は祥雲閣。
表千家の残月の間写しで、広間に二畳の広い床がつくのが特徴。


このお茶席、どういうわけかオーバーブッキングで、水屋にはみだすお客さんも。
私などは席とちがうところにすわって、その前にもお客さんが座る、という押し込め状態でしたので、なんにも見えませんでした〜。bearing


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まあ、立った腹もこの笑顔でゆるしましょうか。
鶴屋吉信(だったかな?)のお福さん。

というわけなお茶会でしたが、そのお茶券についていた福笹券が実はほんとのお値打ちでしたの〜happy02

七福神めぐりなんて知らなかったのに、参加してみるとスタンプラリーみたいで結構楽し〜い。

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まずもらった福笹は(買えばけっこうなお値段)辰の絵馬と天龍寺節分祭の札だけがついています。

これをもって七福神に相当する塔頭をまわって、それぞれ御札を笹に結びつけてもらう、というわけです。

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七福神めぐりのまえにまずはこちらでおささをいただく。

嵐山の丹山酒造の樽酒が無料接待でいただけます。おほほlovely
樽木の良い香りのついた淡麗なお酒でしたわ。

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まずは 三國傳来毘沙門天、弘源寺。

重要文化財・毘沙門堂があります。
15世紀管領職。細川家の創建ゆえ九曜星紋か。

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ついで水摺弁財天、 慈済院。

唐様の来福門がすてきです。
こちらの御札は弁財天がもっている琵琶の絵がかかれています。


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福禄寿、松厳寺。

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こんな感じで御札を結んでくれます。


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さあて、次なる七福神は、、、
幟をめあてに、ほろ酔い加減でぶらぶら。

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不動明王、寿寧院。
こちらでは布袋さんの代わりにお不動さんになります。

御札は不動明王さんのもっている護剣。

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永明精舎恵比須、永明院。
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こちらには夢見地蔵さん。
たくさんの小さいお地蔵さんのお顔が赤子のようでかわいくいとしい。

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宝徳稲荷、妙智院。
こちらも寿老人のかわりに入っています。

ここには塔頭直営の湯豆腐定食がいただける西山艸堂さんがあります。


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七福神巡りしめくくりは東向大黒天、 三秀院。

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紅梅か?
と思いましたが、ウメモドキのようです。


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ウメモドキの陰の手水では水が、、、、凍ってます!


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しめくくりに甘酒の無料接待をうけました。
あつあつでおいしかった!

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さあ、これがコンプリートした福笹ですよ。

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せっかく嵯峨野にきたのですから、是非こちらへもいかなくちゃ。

嵯峨豆腐森嘉さん。

先代が凝固剤にそれまで使われていたにがりのかわりに澄まし粉(硫酸カルシウム)を使用して、やわらかい豆腐をはじめて開発されたんだとか。

今でもひとつひとつ手作りで、デパートとかに一切卸していないので、食べたければここまで買いに来なければならないという貴重なものなんです。


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大好物の厚揚げ、チンしてたれをつけていただくと、おいしくてもう、2つ一気食いでした。(1つはダンナの分だったのだが、、、)
デパートで手軽に買えない、産地販売の新鮮さ、というのもこの異様なおいしさの秘密なんでしょうか。
こんなにおいしい厚揚げを、わたしは他に知らない。

でも嵯峨野までしょっちゅう買いに来るわけには、、、と思いつつ、地図をながみてみれば、そうか、丸太町をず〜っと西に行けば車だとそんなに遠くないぢゃないか!
観光シーズンでなければ、お豆腐を買いに嵯峨野まで、、、ができるかも。happy02

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というわけで、やはりいつもどおり、口福でおわる七福神巡りなのでした。

2012年2月 3日 (金)

須賀神社〜吉田神社・追儺式2012

今年もいろいろなところで節分の行事がおこなわれましたね。
私はやっぱり昔から徒歩圏内の吉田神社です。

丸太町を北上してまずはこちらへお参り。

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古くは岡崎神社の東天王社に対して西天王社ともよばれた須賀神社。

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なんといっても最近有名なのが懸想文売り。
イケメンという情報あるも確認できず。


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だって目しかみえない。

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売っている懸想文のお守りの効能は「顔かたちが良くなり、良縁に、、、云々」なので、すでに手遅れの私としては昨年はスルー。

でもでも、きくところによると箪笥にしまっておけば着物がたまる、、、らしいので、今年はもとめました。
(おほほほ、、、着物はいくらあってもよいわhappy02


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ちなみに中はこのような懸想文が。

「辰郎様へ   美卯まいる」

と書いてあるのは卯年から辰年へ、ということなのね。
来年はまた辰から巳になるのでしょう。

さて須賀神社からさらに北上して吉田山をめざします。
途中、昔住んでいた近衛通りにでると、、、、

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あああ〜っ!!

喫茶このえがついに更地に!

学生時代この喫茶におせわになったK大OBはたくさんいると思います。
おじいさん、おばあさんがええ味出してました。
ずいぶん前から空き家になっていたのは知っていたのですが、そうか、ついに更地になったか。

こうしてまた思い出になってしまったわねweep

(在りし日のこのえ、vivasan様がアップされていますのでリンクしておきますね。こちら


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気を取り直して吉田神社へ。

2日は曜日巡りが良く、今年は追儺式を見ることができそうです。
(学生の時は毎年みてました。)


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境内では3日の火炉祭の準備が。
まだ燃やす古いお守りなどはそれほど集まっていませんが、明日にはたぶんぎゅうぎゅうに詰め込まれていることでしょう。

深夜近くの火炉祭のほうは昨年行きました。

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巫女さん達も御豆さん買うのね。

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追儺式の始まる直前。
儀式の方は、この場所では見えませんが、この前を鬼たちや方相氏(ほうそうし)が通ります。


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BGMは雅楽とホラ貝の音。
追儺の行列が降りてきました。

追儺の儀式はもともと禁中でおこなわれていた疫鬼をおいはらう陰陽五行と深く結びついた儀式とか。

寒の頃、古い年のきわまった陰(=鬼)の気を駆逐し、新しい年(=立春2月4日)を迎えるための儀式だったんですね。

陰陽師が祭文を読み、方相氏が矛と盾を持ち、その矛を地面に打ち鳴らしながら「鬼やらい、鬼やらい」と言って宮中を歩きまわる。そしてその後には殿上人たちが桃の弓と葦の矢を持って続く。
(桃や葦にも古来より邪気を祓う力があるとされていた)


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(ぶれてますが)この方々が最後に桃弓を射る王卿の方々。


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金色四つ目の方相氏登場。

かつては大舎人寮のなかの屈強な大男が扮したとか。
玄衣朱裳(ようするに黒と赤の衣裳)で侲子(わらわべ)20名をひきつれています。

(子どもたち、寒そうでした)

おりからの鍋底寒気で雪はちらほら。
心底寒い、節分らしい夜です。


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赤鬼、青鬼参上。

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子供をめざとくみつけると駆け寄って「ウオ〜ッ!!」とおどかすのがお約束。

娘にメールでこの様子を送ってやると、「小さいときこわかったのを覚えている。」って。coldsweats01


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ベストパフォーマーは黄鬼さん。
けっこうヤンキーっぽくあばれていました。

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後世恐ろしい物として、この方相氏が追われる鬼に逆転した、というのは不思議です。
これも宮中の節分行事、土牛童子の儀式とミックスされて豆まきがおこなわれるようになったことと関係するそうですが、なかなか奥が深い。

それほど昔の人は自然現象や疫病などをおそれ敬虔に祈りや儀式をおこなわずにはいられなかったのでしょう。

自然をおそれなくなった現代人がうけたしっぺ返しが辛く感じられるこの1年、そんな自然の脅威への畏怖の気持ちを思い出してみるべきかもしれません。


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ちなみに私はこの追儺の勉強をこの本でしました。coldsweats01
(岡野玲子さんの「陰陽師」第3巻)


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節分の日のみ開けられる、全国3132座の神様を勧請した大元宮。

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厄塚で厄除けを祈願。

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お供えのお名前を拝見するに、三千家、藪内、、、など茶家のものを発見。


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唐土から非時香菓(ときじくのかくのこのみ)を持ち帰った田道間守(たじまもり)を祀る菓祖神社。

今年もおいしい和菓子がたくさん食べられますように。

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菓祖ですから、毎年お菓子と豆茶の無料接待があるんですよ。
寒い中、あつい豆茶はなによりのご馳走。

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昨年気づかなかった橘の木を境内に発見。
非時香菓=橘といわれていますからね。


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あと、夜店のにぎわいも忘れちゃならないお楽しみです。


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立春からはじまるこの1年(旧暦)、今年はどなたさまにも良い年でどうかありますように。

2011年10月27日 (木)

京に住まいて、はや1年

思い起こせば1年前は引っ越しに加えて、その1週間後にひかえた娘の結婚式で、肉体的精神的疲労でぼろぼろでしたなあ、、、

それでもどちらもうれしいことだったので、今では懐かしい思い出になりました。

京都に移住して1年が経ちましたが、トータルの京都滞在時間は睡眠時間を除くとそれほど、、、というか全然!長くない。
京都loveのよそさんのほうが、よっぽどいろんなとこへ行ってはるし、よお知ってはる。

といってもこの生活スタイルはしばらく変えようもないので、せいぜい京都滞在時間を濃密に楽しもうではありませんか。

本日はつらつら、とりとめのない京都日記でございます。

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1年経った庭のホトトギス。
昨年も咲いたのですが、今年はえらく大きな株になり、たくさん花を咲かせました。

この斑点がホトトギスの胸の模様に似ていることからその名がついたとか。
でもどこかで読んだのですが、ドイツではこの斑点をヒキガエルになぞらえた名前だとか。
そ、、そういえばヒキガエルっぽいかも。coldsweats02

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切り花にして、竹の花器に。

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そのホトトギスの咲いている茶庭を茶室から。
庭もおちついてきました。
茶室は1年経ってやっと開業、、、、ってかんじです。
これからもっと使って育てていきたいです。

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花といえば、寺町通り下御霊神社前、こんな赤のミズヒキの大株発見。

すごいわ。
宝塚の庭では白はよく増えたのですが、赤はいつのまにか消えてしまって、、、
茶花として一筋他の残花といけるときりっとしまるのですが、こんな大群もよいなあ。


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着物でお出かけできる機会が増えたのも京都暮らしのいいところ。
大阪では浮いてしまう着物姿も京都では景色のひとつ。
この着物は現代に復刻した銘仙。
NHKの連ドラで樋口可南子さんがお召しだった銘仙に似てる〜、、と着てみましたが、まあ、中味の違いはいかんともしがたく、、、coldsweats01

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先日こんな葉っぱをいただきました。
タラヨウの葉です。
この葉っぱは裏にとがったもので傷をつけて字を書くと、、、
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このようにメモ代わりになるのです。
(え?字がカナクギ流だって、、、はい、悪筆なのは自覚しておりますよ)

このように紙のかわりに植物をもちいて筆記媒体にしたものを貝葉(ばいよう)というそうです。
タラヨウはりっぱな貝葉なんですね。(翌日にはもう文字はぼやけてしまいましたが)
そういえば二条大橋の西にある町家の「貝葉書房」さんってここからきてたのか。
(ちなみに貝葉書房さん、祇園祭の駒形稚児のお休みどころなんですってよ)


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お気に入りの弘道館、月釜の会員になりました。
これは会員制になって初めての茶会、「皆川淇園的」茶会の案内。
いろんな側面をもち、多種多才でいずれも一流、というスーパー文化人、学者・弘道館ゆかりの皆川淇園について楽しく勉強しながらお茶を一服。お菓子はもちろん老松さんの栗きんとん。

京都に来てから茶会への参加もぐんと数が増えました。
茶道人口が日本一多い町です。


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そして総合芸術である茶道を支える日本伝統工芸の職人の技をどこででも堪能できる町でもあります。

意外や意外、一見どこにでもいるおじちゃんおばちゃんの家に立派な茶室があって、お茶を嗜まれている、、、というのが京都です。すごいよ。

さて弘道館からの帰り、、、、え?交通規制?

そ、、そうか!
雨天順延で日曜日になった時代祭!


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迂回させられて烏丸通りを南下するはめに。
おかげで車の中から行列見ることができましたけど。

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やはりきれいどころに目が行きますよねえ。
これは皇女和宮。

ふだんなら10分ほどで帰る事ができるのに1時間かけて岡崎のおうちにたどりつくと、もう行列の先頭は平安神宮まできているではありませんか。

期せずして2回時代祭を堪能。

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あんまり祭への情熱が感じられない?
そうね、時代祭は正直あまり燃えないの(萌えないの)。


でもきれいどころはやはり見ていて楽しい。


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清少納言と紫式部。
どちらが前に座るかは年によって違うみたいです。
実際でもライバル同士だったふたりですから、そこは平等に、、、ってところでしょうか。
(少なくとも紫式部は清少納言を日記でけなしまくりですもんね)

行列が平安神宮にすいこまれたあとは、最近近くにできたcafe rokujianへ。

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ここつい最近までは廃屋みたいな町家だったんですが、いつのまにかおされなカフェに。

意外とカフェの少ないこのエリアによい感じのカフェができてありがたい。


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窓からの景色もすてき。
(蔦はお向かいの家の壁のものです)


おとなりはKampo Cultural Center


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Kampoって簡保?
と思ったら、観峰だったのね!
書道家、原田観峰の記念館がすぐ近くにあるのですが、そこがおとなりのカフェもこの文化センターも主催しているそうです。
どうりで文化センターの内容が書道教室ですもの。

え?
おまえも習った方がいいよって?
そ、、、そうねcoldsweats01


最後に岡崎からご案内。
京都市主催、岡崎 あかりとアートのプロムナード明日(もう今日?)からです。

美術館、図書館、動物園、などなどが夜間開館です。
あかりの散歩道も岡崎一帯に。
ふだんは暗くなるとあっというまにしまっちゃう、このエリアのお店もおそくまで開いているそうですよ。
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京都移住1周年を記念して、あかりの夜道をそぞろあるき、どこかで乾杯でもしましょうかね。
無事に一年過ぎたことを。

2011年10月24日 (月)

鞍馬の火祭 2011

  神事にまいらっしゃ〜れ〜、、、、


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  神事にまいらっしゃ〜れ〜、、、、

神事ぶれの声、鞍馬街道の各家の篝に火がはいる。

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トックリとよばれる小さな松明を晴れ着をきた幼児がけなげにかつぐ。


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かわいらしい声で「さいれや、さいりょ〜(祭礼や祭礼)」

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深山の中、はげしい雨にもかかわらず勢いよく火をあげる街道沿いの篝火。

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少し大きい少年松明。

この子らも将来この火祭りを担うりっぱな青年氏子になって、大松明や甲斐性松明をかつくのだろうな。


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  さいれや、さいりょう〜


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今も鞍馬に残る「七仲間」という七つの住民組織のうちの一つの宿飾り(会所)。


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仲間は氏神祭礼を掌握する組織で、しかも代々世襲制。
ということは、祇園祭よりももっと色濃く血縁、地縁で結びつき、古代信仰がもっと色濃く残っているのだろう。


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各宿(会所)には剣鉾がかかげられる。


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各家が秘蔵の屏風や、先祖代々伝わってきたお宝を飾るところは祇園祭の屏風祭に似ている。

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大松明は鞍馬近隣の山でとれた柴(ツツジの小枝)、それを藤の根でしばってある。

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  さいれや、さいりょう〜

  
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  さいれや、さいりょう〜

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各仲間が宿の前で大松明に火をいれる。

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  さいれや、さいりょう〜


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鞍馬街道は雨と篝火にゆれる。


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街道筋の家々はどこも文化財級の古民家群。
まるで江戸時代の昔へタイムスリップしたような錯覚をおぼえる。


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各仲間の遣いの松明が往来し、諸礼(他の仲間と合流するときにかわされる儀式)や鉾差しが繰り返され、だんだん練り歩く松明はふくれあがる。
これはうつつの景色なのだろうか、、、

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  さいれや、さいりょう〜


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男達の背中には祭の無事を祈るお守りの南天の枝。

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下から登ってくる下の仲間の遣いを待つ上の仲間の遣いの松明。

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その昔、西暦940年、いまからざっと1070年前、御所に祀られていた由岐明神を、時の朱雀天皇は鞍馬にお遷しし、都の北の守りとされた。
その御遷宮の行列は松明、篝火、剣鉾でいろどられ1kmも続いたという。

その記憶をずっとこの深山で、火祭りとして守り続けた鞍馬のひとびと。


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このたたずまいを、篝火や松明のあかりで見る、、、これだけで来た価値があると思う。


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家の前にはお年寄りが床机をだしてこしかけて、小さい子どもたちは松明の周りではしゃぎながら、思い思いに松明の往来を眺める。
先祖代々が守ってきた祭祀、という誇りをみながもっておられるのだろう。

祭のクライマックスは由岐神社の階段下に大小100以上の松明が集まって最後の諸礼を行うところ。


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その火の中を二基の神輿が駆け下りてくる。


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神輿が御旅所に安置されるまで、祭礼はまだまだ深更におよんで続くが、ここはひとまずお先に失礼しよう。
鞍馬の神火をみた高揚した気分のまま。


2011年10月11日 (火)

粟田神社大祭

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え〜っと、タイトルは粟田神社ですが、これはうちが氏子であるところの岡崎神社です。

こちらの大祭は来週、よって御献酒に。

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岡崎神社の人気のウサギみくじです。
今年は卯年だったので、お正月はそらもうエライ行列で、、、。

今は来週のこども神輿の準備やら。
よくみるとこのおみくじ、白とピンクのとでは微妙に耳の角度がちがうんですね。

さて、粟田神社はおとなりの氏神様なんで、浮気、、、ってわけじゃないんですが、こちら今年の春初めてお参りしてから気に入ってしまって。

7月にはこちらの境内の納涼ビアガーデンにもお邪魔しちゃったし。

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夜渡神事は、風邪ひきゆえさすがに自粛しましたが(来年の課題)、神幸祭は見なくちゃ。


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うちの町内をちょっと南下するとそこはもう粟田神社氏子ワールド。


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おお、やってきました。
神輿の先触れ、剣鉾の行列が。


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狭い露地は電線がいっぱいで、剣鉾は電線のないところでだけ立ちます。


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立ったり寝かしたりが大変な重労働です。
でも年配の氏子さん、がんばってはりますね。

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寝かすとこんな感じですが、鉾につけられた小さな鐘が立つとりんりんと良い音をたてて、まさに悪霊を祓ってくれそうな感じです。
この剣鉾は祗園御霊会(いわゆる祇園祭)の原型ともいわれているのですが、一時鉾差しがとだえていたのを、平成になってから、氏子連の努力で復活させたそうです。

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更に京都造形芸術大学共催で復活した大燈呂、ねぶたのミニ版というところでしょうか。


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今年は8基でます。
夜渡神事ではこれに灯りがはいるのできれいだろうなあ。(再び来年の課題)


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神宮道〜三条にかけて、あちこちに鉾の居祭所(鉾が飾られている)があるのにおどろきました。
いつも見慣れた風景がまた違って見えます。
さすが京都、奥が深い。

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白川を南下。
タクシーが数珠つなぎでえらいことに。
ここも行列は通るはず。


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白川沿いのダンナご愛用のお店の三毛ちゃん。
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知恩院前から青蓮院の方向へ。
あ、剣鉾にまた出会いました。


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ここもねかしたり立たしたり、たいへん。

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少々だれてきたちびっ子たち。
がんばれ〜!


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お、ヤマタノオロチの大燈呂が難儀してます。


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青蓮院の大楠、こえられるでしょうか?


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大遠忌の法然上人の首、動くんです。

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子狐をくわえた合槌稲荷(粟田神社一の鳥居の北向かい)さん。
これが一番らぶり〜。


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さあ、いよいよ青蓮院の坂を登ってくる神輿。


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ほいっとほいっと!
祇園祭にもまけない男達の熱気ムンムン。

このあと青蓮院の四脚門から入御してお祓いをうけるのですが、それは見損ねたの。
情報不足で。(これまた来年の課題)


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こうして氏子町内が祭一色。
お祭り好きの私には京都ってやっぱりすばらしい!


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粟田神社一の鳥居にもどってみると、こちらをまわっていた剣鉾行列にまた会いました。
この鳥居のお向かい、ここもある意味有名な、、、、

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お肉の荒井亭。
家族でやってはるんですが、おじいちゃんがええ味出してます。
そして、注文をきいてからあげてくれる名物コロッケ!

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アツアツをいただく。
スパイシ〜!

ちなみにバックの赤いのは合槌稲荷さんの鳥居です。
荒井さんはこのほんちかく。

さて、来週は岡崎神社のお祭り。
粟田神社大祭にくらべるとこぢんまりしてると思うけれど、お祭りはやっぱり好きだし。

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しっかり「御神酒札」はらしてもらいますっ!

2011年7月31日 (日)

粟田神社・納涼ビアガーデン

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粟田口の粟田神社デビューをしたのは、今年の3月でした。

粟田神社の名前は知っていましたが、こちらの秋の大祭は祇園御霊会の原型のひとつで、剣鉾も数基でる、ということはその時初めて知りました。

そして、ついでに知ったのが、7月最終土曜日の、粟田神社・納涼ビアガーデン!

これは行かねば〜!
と、思っていたのです。
この日はお昼に大雨があり、夕方からは晴れて、天然の打ち水がここちよいゆうべとなりました。


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一の鳥居は三条通に面していますが、実際の入り口である三の鳥居は少し奥まったところにあります。

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この坂道がちょっときついですが、ここを登っただけで、市内が一部俯瞰できるし、その分涼しいんです。


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早くもおつまみやお寿司などの売店が出ています。
氏子のみなさんのご奉仕でしょう。
背景に平安神宮の大鳥居、市立美術館などがみえるでしょう?

写真ではとんじゃってますが、はるか西山〜北山に囲まれ、京都はほんまに盆地なんやなあと実感できる眺めなんです。
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本社。
御霊会をされるので、お祭りしてある主神は素戔嗚尊。(八坂神社と同じ)

青楓が美しいです。


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境内ではすでに始まっていますね。


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みなさん、楽しそうです。
家族連れあり、外人さんあり。

おそらくほとんどは氏子の方々だと思いますが、部外者の私もなにげにとけこみまして、これこれ!


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団扇もいただいて、まずは一杯。

涼しいし、眺めは良いし、ほろ酔いで良い気分happy02
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虫除け対策もOKよ。


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ビールや飲み物のサーブはそろいのエプロンをかけたおじさま方。

ここ数年前から剣鉾の復活や新調、大燈呂というねぶたのミニサイズみたいな(本家は京都のようです)山車の180年ぶりの復活などで神社と氏子、学区の方々が努力を重ねてこられたらしく、その結束力はすごいです。


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少し夕闇がおりてきました。

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舞台では沖縄舞踊がはじまり、いやがうえにも雰囲気をもりあげてくれます。
このあと、フラダンスやカラオケ大会もあって、延々夜9時まで続くそうですが、このあたりでおいとまを。

そうそう、こんな方も来ておられましたよ。


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このあたり、ばっちり選挙区ですからねえ。

うちは粟田神社の氏子でもないし、学区もちがうのですが、チャリで5分のご近所さん、これは秋の大祭もたのしみだなあ、、、(←すっかりお祭り女です)

2011年7月22日 (金)

四条御旅所〜下鴨神社・みたらし祭

いつも朝通勤に利用するバスは、四条河原町の停留所がちょっと阪急の出入り口から離れています。
ちょうど四条お土産物センター前がそのバス停。
時間もぎりぎりなので、バス停から阪急乗り場まで、毎朝、四条通を疾走しているのです。

ところがなんと、祇園祭の間はお土産物センターは神輿の御旅所に早変わり。
そしてバス停までその前を避けて、手前、しかも阪急出入り口の真ん前にとまってくれるんです。
ラッキ〜!
けれどバス停の位置まで変えちゃうって、祇園祭ってすごいです。

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神幸祭で、八坂石段下で大暴れした三基の神輿が鎮座されています。
ここに7日間お参りし、その間御旅所から家に帰るまで誰とも口をきかなければと願いが叶う、というのが「無言参り」。
まあ、私には無理ねcoldsweats01(7日通うのも、しゃべらないのも)

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御旅所に生けられていたのが祇園祭のシンボル的な花、ヒオウギ。
これがほんとうのヒオウギなんですね。モントブレチア(ヒメヒオウギスイセン)と花は似ていなくもないですが、葉っぱが全然ちがう。
これは一度見たら忘れられない印象的な造形です。

このあと、バスに乗って、東山安井にある柏屋光貞さんへおつかいものを買いに。

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カーテン閉まっているけれど、戸は少し開いているので中へ入ってみると、、、、
お店のかたが三人、なんだか疲れた顔をしてすわっておられた。
なんと、「今、休み。28日まで仕事になりまへんのや。」

へ?

あとで、こちら1年に一度だけ、祇園祭の宵山の日のみ予約販売されるという「行者餅」で有名なお店だったのねえ。
(知らないってコワイ、、、、私は大好きな摺干琥珀「おおきに」をもとめにいったのだが)

人気らしくて大量に売れた模様。
なのでお疲れで材料もなかったのかもしれませんね。
いやあ、来年の祇園祭の課題がまたできちゃった。


さてさて、場所かわってこちら夜の下鴨神社。

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いつもは暗くて静かであろう糺の森に灯りがたくさんともります。

土用のころにおこなわれるみたらし祭、足つけ神事がはじまっているのです。


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マイナーなお祭りかと思いきや、すごく大勢の人で賑わっています。
夏休みにはいったせいか子供連れの家族が多いです。

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この提灯は、、、、おお!みたらし団子だ!coldsweats01

みたらし団子の起源はこの下鴨神社の御手洗川の泡、、、らしいので。

この足つけ神事は平安貴族たちの禊ぎからきているものらしく、土用の丑の日に御手洗池の中に足をひたせば、罪、けがれを祓い、無病息災ですごすことができるというもの。

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受付で200円払うとこのロウソクをくれます。
裸足になって、いざ御手洗川へ。
1年にこの期間だけ、入ることを許される川です。
(葵祭の斎王代が禊ぎをされる川でもあります)

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つ、、、つめた〜!!

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でもきれいな水です。
井戸水を引いてきているので、多分水温15度くらいでしょう。
じっとしていると足がじんじんしてきます。
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途中でロウソクに火をともして、消えないようにそろそろと歩きます。


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御手洗社の前にもうけられたロウソク立てにロウソクをさして無病息災を祈りました。

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振り返れば、ゆらゆらとロウソクを持った行列はなにか幻想的な美しさです。

この祭は早朝5:30〜22:00までなので、いつの時間帯に来るか、でまた印象が違うと思います。
私は昨年から、くるなら絶対夜!とねらっていました。
でも早朝の御手洗川もちょっとみてみたいですね。

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参拝が終わった人には御神水がふるまわれます。
頭からかけてもらう人もいましたし、大きなペットボトルに詰めてもらっている人もいましたよ。


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冷たくておいしい。
来年は私もペットボトルやな。

境内のそばでみたらし団子の元祖、加茂みたらし団子が売られていましたが、行列ができていたので断念。
かわりにお客さんの少ない屋台でもとめました。


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これは団子4個ですが、もともとはみたらし団子、5個なんだそうです。
後醍醐天皇が御手洗川に手をつけると最初1つ、続いて4つの泡が浮いてきた、、、という伝説によるとかなんとか。

だから加茂のみたらしは1個だけはなれて、あと4個が並んでいる5個のだんごなんだそうです。

みたらし団子にもそんなお話しがあるんですねえ。

2011年2月 4日 (金)

節分祭〜須賀神社から吉田神社

やっと新しい旧暦日々是好日が使えます。

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そう、旧暦では2月3日がお正月。この旧暦手帳はこの日から始まります。
2月2日にはあちこちの寺社で追儺式がおこなわれましたが、その日は旧暦の大晦日。
1年の間にたまった厄を大晦日に払う、という宮中の行事からきたものとか。

節分祭といえばやっぱり吉田神社。
なにしろわが母校のど真ん中でやっている、といっていいロケーションですから、学生の頃は毎年いきましたねえ。
子供が小さい頃にもなんどか連れて行って、追儺式の鬼に大泣きされたことも。

追儺式は残念ながら平日なのでいけませんでしたが、火炉祭は夜11時からなので仕事が終わっても間に合います。

とちゅう、イケメンの懸想文売りが節分の日だけでる、といううわさの(?)聖護院の須賀神社へ。
実はこのすぐそばの小学校に娘は通っていたのですが、あんなところに神社なんてあったっけ??
いや、ありました。ああ、こんなところに!
いつも通っていたはずなのになぜか全然気付かなかった。(京都人が名所旧跡に意外と無関心な理由がわかったような、、、)

かつては東天王社(ウサギの岡崎神社)にたいして西天王社とよばれていたそうな。
しらなかったなあ。

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こちらではもう古神札焼納がおこなわれています。

お!あれに見えるは懸想文売りでは!


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イケメンかどうか、顔をかくしているので判別できずcoldsweats01
まあ、きっとイケメンだった、、、ということにしておこう。

この懸想文はタンスのなかにしのばせておくと、良縁に恵まれたり美人になるとか。
はい、すでに私は手遅れなのでいただきませんでした。

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わ〜い!
20ウン年ぶりの吉田神社節分祭だ〜。

まあ、すごい人だこと!
以前はこれほどではなくて、境内のあちこちで同級生とであったりしていましたが、この人出ではそれも不可能でしょうねえ。
本宮にたどりつくまでがなかなか前へ進めなくて、、、、wobbly


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たどりついた本宮前では火炉祭の準備が。

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これ全部古い御札。

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これは氏子さんから寄付された品物で、福豆を買うとついてくるクジの景品です。
でも、福豆はすでに売り切れ!


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普段はほとんどひと気のない吉田神社なんですが、1年の稼ぎをこの3日間に集中して!という感じですねcoldsweats01

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いつもはひっそりと鎮座している神鹿さんも、この日ばかりは大人気で「どや顔」です。

大元宮へ行く途中、末社のこちらへは行かなくては。


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わかります?名だたる京都の上菓子屋さんのお献灯。
そう、お菓子の祖先、非時香菓(ときじくのかくのこのみ)を唐から持ち帰った田道間守命を祀った菓祖神社。
お菓子屋さん、製餡業界、などの和菓子に関するお店の信仰も篤いのです。


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非時香菓=橘、といわれていますので、紋はやはり橘です。


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これからもずっと健康で、おいしい京都の和菓子が食べられますように、と祈りました。

こちらでは茶菓の無料接待があります。


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豆茶と半生菓子。(必死でお菓子を指でもって写しましたの)

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もうひとつお祈りしたい末社が、こちら!
寄進されたお店の名前をご覧下さい。
こちらも名だたる京の名料亭の名前がずら〜〜り。
やあ、行きたいとこばっかりやわ。
、、、、という料理の神様、山蔭神社。
おいしい京料理がたくさん食べられますように。

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天神地祇八百萬神という、全国の社3132座全てを祀る、というよくばりな大元宮。

この注連縄がつながった柱はどういう意味があるのでしょうか。
しらべてみましたがよくわかりません。
(←厄塚というものらしいです。vivasan 様からご解説いただきました。コメントをご参照下さい)


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それぞれ旧国名ごとに小さなお社に別れているので、私はふるさと備前国の神様にお参り。
どこでみなさんが拝んでいるかで出身地の色分けができそうですね。


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さて、いよいよ火炉祭のはじまりです。
夜の11時というのにすごい人でおしあいへしあい。
われわれのすぐ後ろで入場制限がされて、やばかったです。


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最初は人の頭しかみえませんでしたが、少しずつ流れてなんとか最前列でも見ることができました。

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熱くてその場所にとどまることができないくらいの火の勢いです。

火は天まで届け。
古い年の災厄を一気に燃やし尽くせ。
新しき年がどなた様にも幸多い1年でありますように。