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京のグルメ Feed

2012年11月22日 (木)

麩ってこんなにすごい!

ちょっと前、川端五条の半兵衛麩の話をブログにアップして、要予約だけれどここの麩をふんだんにつかったむしやしないが食べたいと書いたら、ぽん様が「こんなんありまっせ。」と耳打ちしてくれはった。(というか宣伝delicious


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おばんざい体験の「麩」編、しかもお値打ちなお値段で!

これはいかずばなるまい、と夢風庵様とつれもって、おばんざい京室・DECO庵さんへ。


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寺町も今出川以北はほとんど行ったことがないけれど、寺町の名にふさわしく、お寺が軒を連ねている感あり。
こんなとこやったんか。
上御霊神社も近い。

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こちらDECO庵さん。

主宰のDECOさんはかつて木屋町でおばんざいのお店をしてはったそうで、今はこちらでおばんざい教室ならぬ京室をひらいておられます。
木屋町時代からの接点で、ぽん様も今回の企画にはかんでおられるんですが、この日はoff日で残念。

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まずは麩とはなにか?どうやってつくるか?歴史は?
というレクチャーを洛中の創業400年という某・老舗麩屋さんのお嬢様からうける。

400年の歴史を背負っておられる方ってオーラがちがうわあ、、、coldsweats02


小麦粉からデンプンを洗い流したあとのグルテンに餅粉をくわえて蒸して作るのが「生麩」。
小麦粉を加えて焼いてつくるのが「焼麩」。


実は関西にくるまで、私は麩といえば焼麩しかしらなんだ。
はじめて食べた生麩は麩饅頭で、その感激ったらなかった。
これこそ京の食べ物じゃ〜〜happy02と。

いまでこそ、生麩を自分で買ったりするけれど、せいぜいお汁にいれるくらいしか使わなかったのよね。

ところが今回、生麩、焼麩をつかって、こんな料理のヴァリエーションができるなんて、目からウロコ、ほんまにオドロキどしたわ。

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ここでDECOさんの一手間かけた(ここが大事)麩料理が登場!

うわ〜〜lovely

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生麩の揚げたの、たいたん、和えたの、焼いたの、、、、、

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鶏肉で巻いたのは胡麻麩、、、、


しかも麩の種類も粟麩、胡麻麩、よもぎ麩、利休麩(きくらげを練り込んで揚げた物)、さがら麩(なにも混ぜていない生麩)、花麩、、、、、こんなにあるんだ!


それにDECOさんの味付けはしっかりしていて(私好みで)その一手間のおかげでほんとにおいしかったhappy02
同じレシピでも私はこうは作れない。

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白味噌のお汁にも生麩。
自家製のどぼ漬け(ぬか漬け)がまたおいしくて、しあわせでした。

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この豪華箱膳をいただきながら、お嬢様の麩料理デモンストレーションを拝見。


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一つはよもぎ麩の田楽、そしてまたまたビックリの粟麩のチーズ焼き。
麩ってチーズにも合うんだ。

とどめがこちら。


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お麩レンチトースト!

焼麩を切って、卵+牛乳にひたしてしとらせたものを軽くトースト。
とてもやさしい味と不思議なテクスチャー。

高タンパクでしかも低カロリーというのがダイエッターにはなかせるし、思うに赤ちゃんの離乳食や、高齢者にぴったりではないか。
正月帰省する孫(赤子)に食べさせてやろう、とはやくも胸算段。


その浸す前の焼麩をみせてもらう。


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さすが、老舗の焼麩はみっちりもっちり。
生でも食べられます。

麩といえば幼少のみぎり、後楽園の鯉にエサとして与えていた棒状麩のイメージだったのですが、まるで別物ですわ。
(あたりまえか)


あと、生麩は包丁や、まいてあるシートにぺたぺたくっついて、切りにくい、という話をしたら、お嬢様曰く、水の中でシートは剥がし、麩自体を水にたっぷり濡らして切ればよい、とのこと。
生麩ってべちょべちょにぬらしてもいいものだったんだcoldsweats02

残ったら冷凍も可、ということで、こんな便利な食材であったとは。

これからは食卓にどんどん麩を登場させよう。

そして、購入したのがこちらの本でありました。
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え?
こんな料理が麩でできるの?
と目からウロコはまちがいありません。
オススメ!

2012年11月12日 (月)

ISO乙女会〜今回は大津night・湊町倶楽部

今年最後のISO乙女会、はじめて京都をとびだしまして、みゅう様のお膝元、湖都、大津へ。

ところが大雨の夜になりまして、浜大津の駅に降り立ったときには「どこっ?琵琶湖はどっちっ?!」、、、というくらい暗かったので、琵琶湖の景色を楽しむ、、、という具合にはいたりませんでした。
これだけは残念。
(今度大津会の時には昼間にしようね。)


駅のほど近く、こんな大人のムード(どんなムードなんだ?)のお店へ。

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その名も湊町倶楽部
ひさびさのフレンチですのheart01

料理に関しては記憶のあやしいところもたくさんあるので、多分近日アップされるぽん様ブログを参照してね!coldsweats01

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めずらしい日本酒のスパークリング。
甘くてジュースみたいでおいしい。

左手に見えてるのが桃のスパークリング。

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生ハムのクリームコロッケ。

これの実物大は500円玉よりちょっと大きいくらいで、コロッケのイメージからするとかなり小さめ。
量が足りんのではないかと、当初心配したが、最終的には適量+αのボリュームでした。

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根セロリのジュレという初めて聞く食材+地鶏のとろとろ卵。
(ここらへんからもう料理内容はアヤシイ)


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白身の魚のカルパッチョ風。
お野菜が多いのがうれしい。

このあたりからおばさんトークは炸裂しておりました。
話題は次から次へとぶわとぶわ、、、

下世話の話から、やんごとない皇室の話題まで。

いや、話が通じちゃう。
うれしいな。
(ほぼ、同年代ゆえ)

それでも生まれ育った土地が違えば(まあ私一人が関西じゃないんだけど)へえ?そうなん?ということも多くて。
京風薄味がどうもね、なんていうような。

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高級食材、フォアグラののったステーキ。
なのにフォアグラ嫌いという罰当たりが2〜3名いまして。coldsweats01
ゴメンナサイ。


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こちらはパンかご飯を選べるのですが、カレーという選択肢は初めて。

これがお腹いっぱいになったはずなのに食欲をまた刺激する危険な食べ物。
いや、意外な発想だなあ。


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お口直しに洋酒のきいたジュレは大人の味です。
(うちら大人になりすぎとるけど)

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デザート、クリームたっぷり。
危険と知りつつ完食。

このごろダイエットに成功してずいぶんスリムにならはった夢風庵様もたまには食欲を解放させておられたようで。

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凡蔵母さん様よりお土産にいただいた菓子工房凡蔵さんで大人気の「蔵出しカステラ」!
これほしかったんだわ。
しっとりしておいしいheart04

なんだかこのところ、いろいろたまっていたのですが、グチは言わないけれど、関係ないことでおしゃべりするだけですごく気持ちがすっきりするものですね。
女のおしゃべりは薬なんです。
今回は(も)個室だったので、聞き耳たてられるとちょっと恥ずかしいような人品疑われるような、おばさんトークも思い切りできてスッキリ!

今回、花咲おばさん様、キレミミ様はお休みでしたが、次回はまた是非フルメンバーで!


2012年9月15日 (土)

南禅寺御屋敷通で京料理〜熊魚菴

南禅寺御屋敷通、いつもの散歩道。

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野村碧雲荘の手前、細川家別邸のおとなりにある建物がずっと気になっていたんです。

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なんの表札も目印もない、なんとなくこぎれいな数寄屋だけれど、この建物は一体なに?

個人のお屋敷かとおもったけれど、板前さんの格好をした人がときどき出てはるので、なにやら謎の会員制割烹とか?
と、想像をたくましくしていたのですが、ひょんなことから情報がはいりまして、ここは(会員制ではないcoldsweats01)普通の会席料理のお店と判明。

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早速、偵察にいかなくては。

実はこちら熊魚菴(ゆうぎょあん)という、たん熊北店系列のお店だったのです。

エリアがエリアなので、看板も広告も出すこといっさい禁止なので、謎のお店になっていたもよう。
ここを見つけはった人はどうやって知ったのでしょう。
(洛中のホテルに支店があるらしいです)

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以前はおそらく古い建築物のお屋敷だったと思われるこちらに新たに建て直したそうですが、よい雰囲気の数寄屋の造りですね。
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カウンターは榧の一木造りのりっぱなもの。

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壁の染付の干支タイルはもしかして、、、と思ったらやっぱり村田 森さんのもの。


私の干支は〜、、、と、、、いやん、歳がばれるじゃん。ナイショ。

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重陽の節句の日にお邪魔したので、菊酒がでました。

料理は会席と書かれていますが、流れ的にはお茶事の懐石。
盃もちゃんと杯台ででたのですよ。


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菊の節句の向付。
ほんものの菊の演出がうれしいです。

これも器は村田 森さん。特注品とか。


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蒸し物はスッポンのお出汁の卵豆腐。
スッポンのお出汁は、鰹だしにくらべると淡泊で上品。
いかにも京料理らしいわ。(私は鰹出汁の濃いのがすきですがcoldsweats01


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鯛の薄造りで手前の薬味を巻いて、ポン酢でいただく。んまいlovely
こんなに薄づくり、自分じゃとうていできません。
包丁のお手入れもさぞや大変だろうなと。


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焼き物はぐじ(甘鯛)の一塩焼。
骨をはずしながら、ほじほじして食べます。目の周りがおいしい、、らしいのですが、私はどうにも苦手。

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本日のメインディッシュ、松茸でフィレ肉を挟んであげたもの。
これ、最高!

今年お初の松茸をぜいたくな食べ方でいただきましたっ!

うどと大根の伽羅煮のつけあわせもおいしかったです。

淡泊な京料理の王道のなかで、これだけがパンチがきいて、コースの中でよいアクセントでした。

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蕪蒸し+菊菜+湯葉。
京料理のイメージてんこ盛り。
これもお出汁が鰹ではなかったと思います。
やっぱりスッポンかな?


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こちらは器もみせてくれます。
湯飲みなんですが、有田でしょうか、けっこう手が込んでいる。


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季節ぴったりの萩の蒸し物碗。(ほ、、ほしい、これ)


これはなんと鱧のそうめん巻き。
黄交趾の器でサーブされた香物とともにいただきます。
お茶漬け代わり、というか懐石で言うところの湯斗ですね。


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フルーツののるボンボニエールのような器。
すてきlovely
これもたん熊北店(本店とは別の店)の大将の特注品とか。

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〆にでてきたこの涼しげな錫のいれもの、なんだと思います?

(画像はありませんが)
正解は葛きり。
上の段が葛で下の段に黒蜜がはいっていました。
(鍵善さんのミニバージョンかな)

もうお腹いっぱいいただきました。

帰りはおそくなっても歩いて帰れる距離、そしてなによりあこがれの御屋敷通にある、というのがポイント高いわ。
ここは散歩コースとはいえ、夜にくることはまずありませんから、めすらしい夜景も楽しめました。

それにしても帰りの時間、このあたりは人っ子一人とおらないのよ。
そこがまたよいのですがね。(お一人様だとちょっと恐いかも〜)


<おまけ>

キタ〜ッ!!


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いよいよ山芍薬、実が開いてきましたよ。

キシャ〜ッ!!(怪物が口をあけているところを想像)

(こわ、、、、coldsweats02

2012年9月 5日 (水)

卯sagiの一歩

う〜ん、なぜか卯年の女性が元気だ。

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先月宮川町を歩いていてたまたま見つけた町家カフェの名前が「ろじうさぎ」さん。


もとらくたびのガイドさんだった女性がオープンしたばかりのお店ですが、この方が卯年なので「ろじうさぎ」という名前をつけたとか。

京都に関する図書コーナーも充実なんですよ。


ロケーションといい、町家の雰囲気といいすてきなお店でしたが、実はここ、岡崎にも元気な卯年の女性がオープンさせたお店があったのです。

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なんと、わが愛する(?)好日居さんのお向かい。

ここはまえから大きなよい雰囲気の仕舞屋で、分限者が住んではるんやろうなあ、、、と思っていたのです。
それがつい最近、ランチもいただけるおばんざいカフェになって、これは一度は行かねば、と思っていました。


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お店の名前は卯sagiの一歩

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かつての仕舞屋の雰囲気をほとんど壊さず残しているのを見て、なんだか安心した気分。

それもそのはず、ここの仕舞屋はオーナーさんのお母さんがつい最近まで住んでらしたというご実家だったんですね。


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玄関の小上がり。
いいですね〜、この感じ。

築80年だそうです。


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庭をへだてるガラスの引き戸はもちろん、なみなみガラス(表面が波打っている昔のガラス、もう作れない)。
蹲居もありますね。


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玄関をふりかえったところ。

この左手のだいどこのあったところがカウンターになっていました。

残念ながら火袋はふさがれていて見ることはできません。
でも以前住んではったときからふさいでいたそうでbearing

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町家に住んでる友人宅に遊びに来た、という感じでこの庭の景色を独り占めできるこの席に。

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おばんざいセット。

どれも京都でずっとケの日に家庭で作っていたであろう「おばんざい」。
左端の蓮根餅がおいしかった。

これに、メインディッシュが選べます。


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茄子の挟み揚げを選びました。
どれも家庭で作るような懐かしい味で、これにわらび餅デザートが付いてもうお腹いっぱい!

(自分で料理しろよ〜という声が聞こえてきそうな、、、coldsweats01

このおばんざいセット、夕方8時までいただける、というのもポイント高し。
ワインなどのアルコールもおいてあるんですよ。


年代からすると、ろじうさぎさんと同い年だろうな、オーナーさん。
卯年はぴょんぴょん跳ねて、元気いっぱいの女性が多いのかな。

近いので、またよらしてもらおう。


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帰る道すがらの白川にかかる橋。
用もないのに、ここにきたら必ず渡ることにしていますの。

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春夏秋冬、大好きな風景です。


2012年8月 2日 (木)

祇園祭月雑記2012

<その1> 河原町〜柳小路

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祇園祭神幸祭〜還幸祭の1週間、八坂神社の神輿が鎮座しておられた御旅所、今ではもとどおり四条センター(京土産センター)に。なんだか不思議。

実はSOUSOU・しつらいさんで、今月の創作和菓子とテキスタイル絵はがきをチェックしにいったのですがね、満席で入れず。
(やはり週末いくもんでないdespair

SOUSOUのある花遊小路からぶらぶらしていると、こんな京情緒(陳腐な言葉?)あふれる小路を発見。

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狭い小路の両側に町家がずらっとならんで、おしゃれな小店が、、、

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石積み、ナグリっぽい木、アートな漆喰、、、、
これってオリジナル?新しいもの?

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八兵衛明神?


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ふりかえってみる。
う〜ん、良い感じ。
若干観光客向けという感じだが。

通り抜けてみると、、、

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おお、ここが最近うわさの柳小路だったのか。

この小路は昔からあって、かつては飲み屋さんがたくさんあったらしいのですが、一時荒廃無人化したのを再生、若い人たちがお店をはじめてまた名所になったとか。
大阪・中崎町にも通じるようなはなしです。

ちなみに八兵衛明神、明治はじめにできた由緒正しい(!)神さんで、祀られているのは実は狸さんなんですって。

<その2> 亀仙工房

(亀仙人ちがうよcoldsweats01

ご愛用の東山三条・古川町商店街。
ここでお買い物の後脇道にはずれたところにこんな看板発見。


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これは?


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「亀仙工房」と書かれた町家をのぞくと、玄関の間になんだかユニークな焼き物(主に磁器)に手ぬぐいが並べられています。

奥からでてきはったおぢさん、(あ、亀仙人、、、というのは冗談)この器を焼いている方でした。

いつもこのあたりは通るのになぜ気づかなかったのかというと、土日しかオープンしてないんです。
ふだんは高雄あたりの窯で仕事してはるんですって。(亀仙工房のHP

青染め付けの絵付けが多いのですが、題材は古典が多いのに、どこかユニークでなんだかあたたかい。

手ぬぐいの方は息子さんの臈纈染めとか。
どれもこれぞ手ぬぐい!ってかんじで、お値段も実用にバシバシ使えそうな設定。

お店の芳名録をみてみると、なんと遠方の方ばかり。
もしかしてかくれた有名店?

普段使いのカップと手ぬぐいをもとめて三条通にでてみると、、、


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あ、ここにも看板出てた。


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カップの裏には亀仙(人、、ではない←しつこい)


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いいでしょ〜?このカップ。
網にかかった双魚の図。(裏にもう1匹)


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ハンカチは使わず、手ぬぐいを愛用している私としては、こういう手ぬぐいがありがたいの。


<その3> 岡崎・ヒペリカムで氷


岡崎通りのカフェヒペリカムさん、カフェだけれど和菓子がでるのでお気に入り。


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ここはもともと普通のお家だったと思うが、あまり記憶にない。
中は居心地の良い大きなテーブルもあって、くつろげます。

あんまりあついので、注文はとりあえず抹茶氷!

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抹茶氷だからお抹茶茶碗ででてくるあたり、エスプリがきいてるわ。
それに追加の蜜もついてくるのがうれしい。

すっかり暑いのも忘れました。


<その4> 家ねこになりまし展

神宮道を通っていて、この文字を見て素通りできなかった私。

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ぎゃらりーあーとぺーじ唯心さんにて。


大阪でアート系のお仕事をしている笹岡MEATさんが、ひょんなことで別々に保護した子猫を家猫にした顛末とその子猫の写真の展示。


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子猫ちゃんはイザヤちゃんとこてっちゃん(いずれも♀よ)。

方や公園でひろわれ、方や動物病院で「この柄このみやないから、ひろったけれど公園にかえしにいくわ」とのたまわった(地獄に落ちろ!クソ)ばばあ(あら、暴言失礼あそばせ)に結果としておしつけられた、決してシアワセな出自でない子猫たち。


猫風邪で片目を失明しながらも、生きようという力を失わなかったけなげなかわゆい子猫たち。
今がしあわせなのは、写真をみただけでよくわかるよ。
どうか、世界中のけなげな猫たちがみんなしあわせな猫生をおくれますように。


<その5> 灰型と花と

今年こそは湿し灰を作ろうと、、、、したけれど、意気込みだけで挫折。coldsweats01
お日さまの力は十分なんだけれど、日程的にやや困難。(と、いいわけしておこう)


でも灰型のお稽古はちゃんとしてるの。

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二文字押し切り。
まあ、粗いけれど、かなり作るスピードはアップしたかな。


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遠山。
山の形に個性がでますね。
私の場合、吉田山がモデル(ウソ)


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ちょっと遊んでみた。happy02

さて、玄関にいままでずっと備前の壺をおいていたのだが。

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(写真は冬のもの)
ちょっと暑苦しいような気がしたので、鵜籠をもとめて置いてみた。


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小菊をいれてみる。
うん、まあまあだな。

あと矢筈薄などあればいいのだが。

2012年7月27日 (金)

京静華にてISO乙女会

ISOJIの乙女が集うISO乙女会。(いくつになっても心意気は乙女なのよ)

前回は桜の終盤の頃でしたので、久々の集まり、7名のフルメンバーでした。

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今回は予約が取りにくいといわれる岡崎疏水べり京静華さんに、うまいこと予約が取れたので、こちらで開催。

一度行かれた方ならおわかりかもしれませんが、ちょっと場所がわかりにくい。
なのでお迷いになられた方が多数、、、coldsweats01

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一番奥の個室を占領。
シンプルですが、センスのよい空間です。
ちょうど祇園祭のさなかなので、この赤いボトルの花器かな?と思いました。(←頭が祇園祭モードだった)
(赤いのが鉾の網かくし、葉っぱの枝が真木の榊に見えません?)


京静華さんのお料理はシノワヌーベルとでもいいましょうか、中華なのにいままでの中華のイメージをかるく裏切ってくれます。
そのいくつかをご紹介。
(全部ではありません。なので写真以外にもたっぷりでてきましたのよ)


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涼しげなアンティパストはなんとゴーヤのゼリー。
ほろ苦がさわやか。

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ええ〜っと、、、おいしかったのは記憶にあるんですが、このあたりから食材がなんだったかの記憶がないので、例によってくわしいことはぽん様に丸投げ〜、、、coldsweats01


画像のみ楽しんで下さいませ。


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揚げ餃子のようなもの。
アツアツを手でつまんでいただけるようにセロファン付なのがうれしい。


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彩り野菜が目にも胃にもやさしい、、、けれどその下に砂肝!
数人がこれをきいてグゲゲゲ、、、となったのですが、これまたおいしくいただけるではありませんか。
そういえば、前に来たときにも苦手なフォアグラが、ここれは食べられましたっけ。


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冬瓜の滋養たっぷりスープ。
冬瓜は大好き。

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メインはなんとスペアリブを煮て、さらに揚げてあるもの。
このほろほろととけるようなお肉は初体験lovely

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お口直しにでてくる定番の大好評ピクルス。
これだけでもご飯いくらでもいけそうよ。
このビン全部食べて、おかわりするお客さんもおられるとか。


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デザートの杏仁豆腐はこのワインクーラーみたいなのにたっぷりはいっているので、いくらでもおかわりできます。
まあ、その前にお腹のキャパのほうが限界なんですけどね。

(kiremimi様のすてきな朝顔の帯がちらっと)

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最後は目にも楽しいフルーツティーで。
ポットを温めているので、時間とともに味や香りがかわっていくのも楽しめます。


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ドルチェもかわいいでしょ?
つい別腹で。
ちなみに、アーモンドがのっているのが、きほどの杏仁豆腐を作った後の杏仁の殻を粉にして焼いた定番のお菓子。


数年前まで浜松にあったお店で、京都に移転されるにあたり多くの浜松のファンを泣かせたという話も、むべなるかな。
お髭のオーナーシェフ、すてきなマダムのサービスもうっとりですよ。


さて、おしゃべりの方は、、、
まあ、言うだけ野暮でしょうねえ。
結局また閉店間際までの最後の客になったことはいうまでもありません。bleah

ぽん様、花咲おばさん様・夢風庵様・みゅう様・凡蔵母さん様・kiremimi様、ありがとうございました。

また次のミーティングを励みに、日々がんばります〜!

2012年6月 9日 (土)

七十二候〜腐草為蛍のころ

七十二候では6月11日からの数日は、腐草為蛍(腐草螢と為る)。

腐った草が螢になる?
気持ち的には、腐った草のあたりから螢が生まれるってことでわからなくもないが、、、
まあ、中国版オリジナル七十二候には「雉が海に入って大蛤に」なったり、「熊鼠が鶉に」なったりするしなあ。

それはさておき、今年も柵内まで入らせてくれる太っ腹な、野村碧雲荘さん。

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時期がよかったのか、今年は昨年よりもっともっと美しい!

野村さんありがとう。
(碧雲荘も公開してくれたらもっとありがたいんだけど)

この勢いで、平安神宮の神苑の花菖蒲も見に行こう!
(えっと、、、、これはお花のブログだったっけ???coldsweats01


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こちらは花菖蒲と睡蓮が同時に楽しめます。

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ペーパークラフトみたいな睡蓮の花。

、、、泥より出でて、泥に染まらず、、、、

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どこかのアホな気の毒な修学旅行生が、池にはまるのを目撃!
腰の上までつかってた。
けっこう深いのね。


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この池では河骨(コウホネ)の花もらることができます。


朝、花菖蒲を堪能し、その足で四条へお買いもんへ。

例えば、、、

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唐長の名刺。
一昨年つくった唐長さんの名刺はペパーミントグリーンに瓢箪の雲母刷り。

そろそろなくなりかけて、あせっていたのだけれど、なかなか好みのものが発売されていなくて、、、
やっと好みの色(うすいブルーに同じ瓢箪柄)が出ました。やった。
また十分屋さんへ、活版印刷お願いしに行かなくちゃ。


さて、お腹がすいたので四条あたりでランチを。

このあたりのランチカフェはたいていランチは2時終了のことが多いのですが、時間制限のない「おうちごはん」を食べられるここは貴重です。


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グリグラカフェ


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そう、あの絵本の野ネズミの「ぐりとぐら」からとった名前のカフェ。
右手の棚の上に「ぐりとぐらのおきゃくさま」の絵本がおいてあります。

子どもたちが小さいときよく読んでやった絵本で、懐かしいわ。

できればメニューに「ぐりとぐらのぱんけーき(かすてら)」があればいいのに。(←わかる人にはわかる)

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こちらが「きょうのおうちごはん」。
とてもヘルシーでおいしかったhappy02


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日にち変わって、久しぶりの灰型教室。

こちらは先生の芸術的ともいえる二文字押し切りのエッジ。
こんなにぴしっと決まるまで、あと10年くらいは修行しないとだめだろうなあ、、(えっと、その時は一体いくつになっているのやらshock

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ちょっとのブランクで、すっかり感覚が鈍ってる、、、(まあ、もともとそんなにうまいわけでもないけどね)coldsweats01
でも、1週間後に茶会の灰型つくらないといけないのに、、、、(汗)

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灰型の練習のあと、今年お初の水無月は、手作りのものをいただきました。


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夜は梅ジュースを仕込む。
今年はたった1個しか大きくならなかった(カイガラムシにやられた!)わが家の梅+購入した南高梅で。

完成まで2週間くらいかなあ。

、、、、そんな腐草為螢の候の日々。

2012年5月10日 (木)

ご近所の新しいお店探索散歩(補遺)〜セクションドール

(昨日のうちの近くのお店の追加ね。)

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岡崎疏水に面した冷泉通り、東大路東入ルのタンドリーチキンのお店、SEctionD'or・セクションドールさん。
1年ほど前にできたレストランです。
セクションドールとは「黄金比」なのかな。


kiremimi様がおいしいと、太鼓判をおしてらっしゃったので、いつか行こう、と思いつつ、いつも満席でふられてました。
なので予約して入店。

テーブルは3〜4席だけなので、これは競争率高いはずです。


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メタルのテーブルにおかれていたナイフとフォークをみて、、、、

お、これフランスのラギオールぢゃないか!
(ソムリエナイフで有名なラギオール村のカトラリー)

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ハエ、、、じゃなくてミツバチがトレードマーク。
いきなりおしゃれ。

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オランダのシガーケースをあけるとでてくるメニュー、、、といってもタンドリーチキンだけ〜coldsweats01

チキンをつけこむスパイスが黄金比率、、、ってわけね。
厨房の後ろの壁に、その黄金比の内訳が書かれていて、インテリアの一部になっているのがおもしろいわ。


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注文を聞いてから焼いてくれるので、少々お時間はかかりますが、でてきました、でてきました。
まあ、美しい黄金色!

先日自宅でタンドリーチキンを作ってみたのですが、こんなにぱりっと仕上がらなくて。

付け合わせのお野菜もユニーク。
ビーツや長芋までつけこんで焼くとおいしいのね。びっくりですわ。

大阪のパンデュースさんのパン付き。
女性にはちょうどいいボリューム。
(男性にはちょっと少ないかも。)

ビール、またはワインでいただくとさぞやおいしいでしょうねえ。(車運転の予定あり、断念)

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外は桜の頃はさぞや絶好の花見ポイントであったとおもわれる疏水、今は緑がきれいです。

チェアの背中の中央に、荷物掛けのフックがついているところが芸が細かくてすてきでした。

2012年4月23日 (月)

ISO乙女会〜木屋町・とくを

恒例の後期妙齢乙女の会。

今回は木屋町。

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高瀬川べりの桜もすっかり新緑になりました。
情緒がありますが、遅い時間にはヨッパライ通りになるのよね。

学生の頃はけっこうこのあたりの安い店をうろうろしてました〜。
体も肝臓も胃も若かったあのころ、、、、(遠い目)

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本日のお店は木屋町仏光寺、とくをさん。

タイヤ男一つ☆らしい。

今回は凡蔵かあさん様にも初めて参加していただき、あとは常連のぽん様(お料理の内容はまるなげ)、夢風庵様、みゅう様、花咲おばさん様、kiremimi様と私で7名。

ただ一つの個室をギュウギュウ占領させていただきました。

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例によって、おしゃべりに忙しく、何食べたんだっけ、、??、、、なのでcoldsweats01くわしくはぽん様ブログを見てね。(フードコーディネーターだし、野菜ソムリエだし、聞き酒士だし、食べ物のことならおまかせ)


でも器もほんわか、かわいいのです。
この左下の鯛の煮こごりは、お味といい、サイズといい私的には絶品。

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若竹煮。
季節ですねえ。
この香りが初夏の到来を連想させます。
お出汁がとっても「京都」。

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懐石で言えばコースの華、煮物碗は鴨しんじょう。

いつもの通り、話題があっちへ飛びこっちへ飛び、さらに2,3人のグループの会話になり、グループ交代でまたしゃべり、、、ああ、乙女のおしゃべりは楽しゅうございます。
不毛だと言われる方もあるかもしれませんが、このパワーが今の日本を元気づける、と思っております。
日ごろいろんな方面でご活躍の皆様ばかりですし。


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海老のしんじょうとほろ苦ふきのとうの天ぷら。
しんじょうが二つもいただけて満足。


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一閑人(ひまじん、、ではありません。いっかんじん)の蓋置を思わせるデザートのお皿lovely


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今回は凡蔵母さん様のパワーあふれる日常と来し方のお話しをゆっくりお聞きでき、まだまだしんどい、、などと自分を甘やかしてはいけないな、と思いました。


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夜の白川の八重桜。

帰りにkiremimi様におしゃれなBarを教えていただき、素敵な御夫君にも久々に再会でき、うれしかったです。
翌日お稽古茶事がなければもっとゆっくりできたんですけど〜bearing


さて、後期妙齢乙女たちよ。
また明日からそれぞれの持ち場でがんばりましょう!

2012年3月18日 (日)

祗園又吉〜東山花灯路

久しぶりに祗園又吉へ行きました。

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遠方からのお客さん方をお連れして、決して後悔させない、という選択肢です。

今まで京都グルメであちこちへ出かけましたが、一番行った回数が多いのが又吉さんなんです。
まずまちがいなかろうと。

(ちなみに町家ショップらりぃに参加されているお店です)


あちこち浮気もしておりまして、ほんとうに久しぶり、お店の雰囲気は少し変わったかもしれません。

カウンター席だけなので、中で大将の手さばきをみるのもご馳走なんです。

写真の方は残念ながらアップできないのですが、お料理の方はグレードアップしていました!
感激。
器もなんだかレベルが上がったような気がします。そんなに高い物じゃありません、と大将は謙遜しはるけど。

品数が多くて、見た目も美しく、季節をふんだんにとりいれたお料理です。
中盤になって、蟹をさばきはじめはったので、わ〜蟹だ蟹だ!と喜んでおりましたところ、いつまでたっても蟹は出てきません。

目の前で取り出していた蟹味噌はおいしいソースになって出てきたんですけれど、、、

次はご飯になります、と聞いてあの蟹は〜?と思いましたが、、、、
でました!

アツアツのご飯の上に蟹の身と葛の餡、生姜たっぷりで!
わ〜いhappy02
なんて贅沢な蟹の食べ方!

いただいたお酒は東近江の純米うすにごり「一博(かずひろ)」。
辛口のおいしいお酒でしたわ。


お客様にも喜んでいただき、食後はせっかくだからと、ほん近くでやっている東山花灯路へ。


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青蓮院から円山公園を経て、高台寺、二年坂、産寧坂、清水までいたるライトアップと灯籠の路です。

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寒かったのと、夜遅かったので近くの石塀小路へ。


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この小路には最近たくさんのお店や宿屋ができて、格子戸を通って漏れてくる電灯の灯りがしみじみ美しい。

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日本の伝統建築はなんと美しく、京都に似合っているのでしょう。

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こちらのお宿では玄関に飾られたお雛様を格子のあいだからちらりと。

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寒い中、結構大勢の方がそぞろ歩きを楽しまれていました。

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イベントもたくさんあるようですが、ただ歩くだけでも楽しいです。

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祇園閣もライトアップ。
こうしてみるとますます祇園祭の山鉾に見えますね。


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大谷本廟はまるで夜間飛行の滑走路。


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長楽館では表でホットワインなど売っていたので、いたくそそられましたが、さきほどおいしいお酒をいただいたばかりなので断念。


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円山公園にて。


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これは一つ一つがこんなお花の形をしています。
この近くにもう少し行けば小川のせせらぎ一面を竹灯りでうめつくした物が見られたらしいのですが、残念ながらこれは見逃しました。

20日までです。
もう一度行こうかな。

2012年2月27日 (月)

如月の瓢亭

ご存じ、南禅寺畔瓢亭

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前回は初夏の候でした。
ちがう季節の室礼・懐石を見てみたいと思っていましたので今回、早春というにはまだ寒い如月の瓢亭へ。

前回は創業当時(400年前)からある「くずや」というお茶室でしたが、今回は襖をとりはらえば宴会もできる、(多分)「広間」というお部屋をたった4人で贅沢に使わせてもらいました。

瓢亭は庭につかず離れずの距離で4棟の茶室があり、ここで贅沢にも食事をいただけるのです。
食事だけでなく、数寄屋の室礼も楽しまなくては。

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寄り付きに使わせてもらった六畳ですが、ここも立派なお茶室になっています。

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こちら本席。


こちらの床にも瓢箪の絵。

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床のお花は黒椿でしょうか?

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最初これがなにかわからなかった。

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おお!
これは!
足がおろせるようになっていたんですねえ。
外人さんによろこばれそうです。
実際足がとても楽でした。

さて、待ち合わせのあいだ、お部屋の撮影大会。coldsweats01


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襖の引き手がまたまた瓢箪。


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こんな瓢箪もlovely
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さらにさらにこんな瓢箪も。

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天井も数寄屋やなあ。

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照明もすてき。

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今日はシックなお召し物の女将さん。

さあ、ここからは眼福、口福の時間です。

(ブログでは全部の献立をアップすることはあまりしないのですが、こちらさんだけは別ですの。)

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向付は明石の鯛。
例によってトマト醤油(しょっつるみたいで大好き!)でいただきます。

左手には珍味のくちこ(ナマコの卵巣)。説明を聞く前においしくて完食。
右手のは魚介のぬた。

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懐石仕立てなので、これは白味噌の汁、蓬餅入り。
梅のお椀の塗りもまた眼福。

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これが絶妙なとろりぐあいの、一子相伝・瓢亭卵。

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ぐじの蒸し物、湯葉となんとからすみ添え。
からすみも大好物ゆえ、「酒持ってこ〜い!」モードになりそうなのを、ぐっとこらえる。

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焼き物は鱒。
この染付、ええなあ。


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アワビと大根の炊き合わせ。

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穴子の蒸し寿司に、しんじょうのお汁。

懐石で云えば湯桶になるのでしょうか。
出汁はぎりぎりの薄味で、箸洗いと言った感じでコースの組み立てに隙がありません。

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(これもかなり古い蒔絵の椀だそうですよ)


ほんとうにこちらのお料理は(と、講釈たれるほどいってないんですけれどcoldsweats01)ケレン味なく、素直においしい。王道を行く、という感じでしょうか。

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ここらでもうお腹いっぱい、、、、


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と、いいつつ別腹の甘いもん。
嘯月さんの雪餅。
つくね芋のお味がしっかり。

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お薄は永楽さんの椿の茶碗で。

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胃も心も満ち足りて、お庭をとおりぬけて帰路へつきます。

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こちらが前回とおされた400年前の茶室、くずや。

できればまたちがう残りの2棟もいってみたいですね。
季節もまたまた変えて。


2012年1月26日 (木)

氷雨あとの吉田山〜茂庵

学生時代からなじみ深い吉田山ですが、意外と奥が深いのです。

なにかしら新しい登山ルートを発見しては楽しんでいます。

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前日からふっていた冷たい冬の雨がようやくあがった午前中、今回は裏参道(重森三玲邸の前)から登ります。

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この時期人はほとんどみかけません。

冬枯れの山ですが、雨上がりはやはりしっとりとしています。

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モノトーンに近い景色の中、唯一鮮やかなのは南天の実。

小鳥がついばんだあとでしょうか。

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雨+濡れ落ち葉で足元すべりそうな階段にはご注意。

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吉田神社節分祭のときのみ開かれる大元宮。
まもなくですね。
今年も曜日回りがいいので、行けそうです。

節分祭のテント用パイプがもうスタンバイ。


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とても町中とは思えない山でしょ?


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散り敷く落ち葉は濡れるとさらに香気を発します。
いい山のかおり。

木立の向こうにちらっと市街地が見えてきました。

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今回は迷子にならずにたどりつけました。
谷川茂次郎が夢のあと、茂庵

吉田山に広がる数寄屋の宏大な邸宅、茶室については前回書きましたので、よろしければご参考までに。

ただし、こちらのカフェは人気なので観光シーズンはよほど待たないとはいれません。

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でも真冬の雨上がりにくるような酔狂な人は少ないらしく、今回はすんなり入れましたわ。
(それでも他に酔狂な方、若干名すでにおられましたが)

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ここにはいるのはほんとうに久しぶり。
いつもは入れずに横目で眺めるだけでしたので。

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こちらは西向きの窓。
はるか市街地が見渡せます。

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靄を吐く西山まで見えます。

ちなみに反対側の窓からはど〜んと大文字が見えるのですが、他の(酔狂な)方が座っておられたので写真は遠慮しました。

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この長テーブルは好きですねえ。
学生時代、こんな窓際の長テーブルに顕微鏡がずらっとならんだ実習室がありましたが、それを思い出しました。

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本日の日替わりランチ。
豚肉のゴボウ巻き白味噌ソース。

男性には少し量が物足りないかもしれませんが、私にはちょうど。


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立ち蹲居には山茶花が生けてあります。

お腹を満たしたあとは、別のルートで下山をこころみる。

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きゃ〜heart01

落ち葉の絨毯。

今回わたくし新しく竹中稲荷ルートを発見。


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こんなルートがあるとは。
まだまだ吉田山、奥が深い。

このお稲荷さんの正面が黒住教の宗忠神社になります。


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このルートでまぢかに見られる大文字。
かっこいい。


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山を下っていくとつきあたりが真如堂になるというルート。
この道が一番うちからは近そうです。

さて、次回はまたどんなルートで登ろうかな。

2011年12月30日 (金)

点邑

年もおしつまってお料理屋さんも次々と正月休みに入る中、旅館関係はさすがに年末年始も営業中。
なので、かの俵屋旅館さんプロデュースの天ぷらのお店、点邑さんへ。


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俵屋旅館のおいしい天ぷらを外で食べたいというお客様のリクエストに応えて作られたお店だとか。

中はカウンターのみで天ぷらを揚げている様子を見ながら食事ができます。

この歳になるともう揚げ物はどうも、、、、と思っていたのですが、目の前で少量の食材をからっと揚げてくれるそれは全然しつこさがなく、どれも1〜2口で完食してしまいます。

どうして家ではこんなふうに揚げられないかな〜?

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鳩の箸置き。heart01

こちらで出される食器類もほとんど俵屋プロデュース。

(実際俵屋旅館で使われているもので、近くの俵屋グッズのお店、ギャラリー遊形でもとめることができます。)


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この冷酒をいれるピッチャーもね。


さて、お料理は胡麻豆腐の先付けからはじまって、とろけそうなトロのお刺身、そして、、、、

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これがコースの中で一番だった海老芋の揚げた物にたっぷりの葛あんをかけたもの。

海老芋っていもぼうしか知らんかった。
こんな風にあげるとねっとりでおいしいのね。
さらにこれぞ京風、というお出汁のきいた葛あん。

ご一緒したのが東の方出身の方でしたので、「これが京都のおだしかあ、、、」と感動されていました。
(そうよ、お出汁は真っ黒じゃないのよsmile


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天ぷらにつける山椒と塩の器は、、、、村田森さんのだわ。lovely


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まずは海老の頭。
ぱりぱりさっくり。
身の方はあとからちゃんと出てくる、という演出。

天ぷらはそのあと小玉葱、生麩、キスの紫蘇葉巻き、肉厚の椎茸、ちょっともたれそうになったころに、ほろっと苦い蕗の薹の芽は一服の清涼剤。
さすがのコース組ですわ。

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もちもちとおいしかったのは、お正月も近いということでクワイのすり下ろしたものを揚げたこちら。
真ん中にちゃんとクワイの芽もついています。


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天ぷらの最後はハモ。
中骨も全然かたくなくてかりっと揚げてありました。


シメは天丼、天茶、白米から選べるとのことでしたが、天茶って何??
というわけでそれをチョイス。

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ほ〜!
ようするに天ぷらをのっけたお茶漬けなのね。

しかも上等の煎茶ですよ、これは。
これがあっさりして思った以上においしかったです。
こんな天ぷらの食べ方もあるんだわ。
目からウロコ。


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デザートは洋梨のジュレ。

結局天ぷらなのにぜんぜんしつこくなくて、コース終了時にはむしろ胃袋はさっぱりしたもんでした。


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寒さもこの日はやわらいでいたので、ほろ酔い気分を楽しみたくて家までぶらぶら歩いて帰りました。
そんな距離に良いお店がたくさんあるのが、コンパクトな京都のありがたさ。


さあ、新しい年まであとわずかですね。


2011年12月 8日 (木)

京夕け 善哉(よきかな)〜ISO乙女会

ISOJIの乙女coldsweats02がつどいて、食べて飲んでしゃべって、、、、のISO乙女会、久々の開催でございます。

今回は残念ながら夢風庵様、風邪でダウンにつきご欠席。
(お大事に〜)

その代わり、といってはなんですが新しくおいでくださったのがkiremimi様。
今までにない希有な御人材でして、乙女会に新しい風を送ってくれそうです。
(他の方々にはお初でしたが、まったく自然にとけこんでいらっしゃいましたね)

さて、会場は夷川室町を少し上がったろうじの奥の町家です。

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こちらぽん様セレクトの京夕け・善哉(よきかな)さん。

先日、炉開きにいただく善哉は、一休禅師の「善哉此汁(よきかなこのしる)」の言葉から、という話をしていたので、「一休さんの言葉からとったお名前ですか?」と聞くと、そのとおりですとのこと。

しかし、知っていなければ入り口はさりげなさすぎて通り過ぎてしまいそうですね。


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すがすがしく水打ちされたろうじ。


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通されたお部屋は5名がおしゃべりするには、遠くもなく近くもなくちょうど良いサイズ(ホンダのCMじゃないわよ)。
籠の見立ての花入がすてき。
お軸は「松無古今色」。
今からお茶事の懐石をいただくような気分にさせてくれます。

しかも掘りごたつなので足もラクチン。
もてなしてくれた女将さんは若くてべっぴん。

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まずはそれぞれのお好みのお酒で乾杯。
私はこちらをセレクト。

「飯櫃(ぼんき)」という亀岡の丹山酒造のお酒。
ちょっぴりスイートで果実酒みたいなお酒です。
なんでもこちらの丹山酒造、社長が女性の杜氏さんなんだそうです。
いかにも女性らしいお酒で、私にぴったりcoldsweats01(おほほほ)


今回はメンバーにおめでたい話がいろいろあり、乾杯にも気合いが入ろうというもの。

お料理はとってもおいしくて、見た目もとても美しく、しっかり手間をかけている、という感じでした。
ただし、しゃべるのとアルコールとで、おいしかったという記憶はあるのですが、食材についてはちょっと記憶がとんでおります。coldsweats01
(どなたかおぼえていたら教えて〜)


全部ではありませんが、雪哉コースのいくつかを。

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こちら八寸。
海鼠、白和え、手鞠寿司、むかご、カラスミ、あとなにかの(←おいおい)ゼリーよせ。

目にもうれしい酒の肴じゃございませんこと。

むかごとカラスミは、茶事の八寸で山の物、海の物にすることができそうです。
参考になります。

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蒸し物。
なにかの(←coldsweats02)真蒸(しんじょう)。
おだしがおいしくて、汁まで完食。

この蓋の裏、雪月花の意匠がいいですねえ。
ちなみにこちらのお店、コースは雪哉、月哉、花哉と名前がついています。

こちらのご主人は祗園の料亭、鳥居本で修行されたとか。
まだお店は新しいのですが、かのタイヤ男本で星一つ獲得されているそうです。

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焼き物。
これ、最高においしかったわ〜。
西京漬けと菊花大根。
器がまた、私好み。

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京野菜の炊き合わせ。
海老芋と、堀川牛蒡。
堀川牛蒡ってほんと、やわらかいんですね。
これはちょっと感動モノでした。

ご飯はお櫃をおいといてくれますので、ついつい三杯飯をしてしまうという、、、、


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デザートは柚子釜。
中味はなんと葛豆腐。
とろとろと口触り抜群。


新メンバー様の新鮮なお話しもうかがいつつ、例の如くわれわれの年代の者しかわからんやろ的な話題でもりあがったのでありました。

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最後に記念撮影。

kiremimi様、ぽん様、みゅう様、花咲おばさん様、ありがとうございました。
夢風庵様も次回は是非。


2011年10月19日 (水)

京 静華

うちのご近所っていうことは知っていたのですが、予約がとりにくいというお店なので、敬遠していたのですが、やっとデビューいたしました、京静華さん。

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住所を頼りに行ってみれば、なななんと!
いつもいきつけのヘアサロンのお隣ぢゃないか!
こんなところにあったのか。全然気づかなかった。coldsweats02
そうなんです、もともとはマンションの一室だったようですから、なんだか隠れ家みたい。

お料理は中華なんですが、中華と言うより、レストランシノワとでもよびたいような、洗練されたお料理の数々。
これはこんなにひっそりとした隠れ家であっても人気がでるわなあ、、、。

お味の方はお届けできませんが、目にもうれしい皿のいくつかをおすそわけいたします。

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左下は小アジの香料煮。
めをつぶって食すれば、豚肉の「東坡肉」といわれても信じるかも。
そう、お魚苦手の私がしっぽまで食べてしまいました。


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烏龍茶をたのむと、出てきた器がロイヤルコペンハーゲンとは!
器でも楽しませてくれますねえ。

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ツバスのお造りですが、そこは中華風のソースが隠し味。
なんだかいわゆる「中華料理」と似て非なるもの、むしろフレンチっぽい。

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茶碗蒸しの上にかかっている餡は浜名湖名産、どうまん蟹のミソ。
採れる時期や量が限られているので希少価値がある蟹だとか。
とっても濃厚。


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現在の中国でトレンドになっている味付けの鶏肉+筍。
ソーズは非常にスパイシー(ちゅうかhot!辛い!)。
上にのっているシャンツァイには感涙。(大好きなの。嫌いな人、ゴメン)


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酢豚風、無花果と何か。
「あててみてください。」との挑戦をうける(?)

う〜ん。
これは私の「レバー感知器」にピンときましたよ。
(実は私レバー系が大嫌いなので、どんなに形をかえてもわかるんです)
鮟肝かフォアグラ!

正解はフォアグラでした。
あれはどかっとでてくると絶対だめなんですが、これは酢豚風の味付けと、カリカリの衣のおかげでとてもおいしく、なんと完食しちゃったのです。
(レバー嫌いなのに、、、、)


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松茸と衣笠茸のスープ、饅頭(まんとう)添え。
この饅頭のミニミニ蒸籠がかわいいheart01
ご主人が香港で見つけてこられたものだとか。

「主人の大きな手で苦労して小さく作った饅頭です。」とマダム。(決して女将さんではない、マダムです)

ご主人は数年前までは、浜松で中華料理のお店をされていたそうですが、京都へ移転されたとき、浜松の中華ファンが「これからどこへ中華を食べにいけばよいのか?」と嘆いたという噂は聞きました。

納得!
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海老の唐揚げなんですが、衣に技ありでしょうか。
ちょっとかわった口触りで、そえられた銀杏もこれまた美味で。

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メインディッシュはとろりとやわらかい牛肉の煮込み、自家製卵麺添え。
まあ、これはもうほんとにフレンチ。
だからワインがよくあうのね。
いや、中華にもワインってあうのねえ。


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これがまた泣かせる中華ピクルス。
もう、最高。
全部でも食べられそう。
彩りがまた豊かで、目にも楽しい。
この容器も香港製だとか。


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シメのチャーハンは半分いただいたところで、アツアツのスープと自家製XO醤をかけていただくと、二度おいしいです。


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デザートはよく冷やされたペールに入れられた杏仁豆腐、まるごとでてきます。


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さらにアミューズメントは桂花(金木犀)のエキスをぎゅっと濃縮した一ゼリー、サツマイモ、杏仁豆腐を作ったあとの杏仁(アンズ類の種)の殻をくだいて作ったクッキー。

最後に出てきたのが、、、、
これ、見た時に小躍りしましたわ。
なんてすてきlovely


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文字通りのフルーツティー。

彩りあざやかな、リンゴ、ラズベリー、オレンジ、ミント、、、、
しかも下からアルコールランプで温めているので、一杯ごとに微妙に味、香りがかわってゆくのです。

王侯貴族にでもなったような良い気分。


ごちそうさまでした。


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席からたちあがると、すぐこんな厨房が見えます。
スパイス棚にいっぱいのスパイス瓶がならんでいるのが印象的。
マダムの接客ぶりもとてもスマートでしたわよ。

徒歩圏内にこんな名店をゲットできました。
またこよう。
予約さえとれればね、、、、、