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2011年9月12日 (月)

十四日の月〜京都府立植物園・観月の夕べ

今日が仲秋の名月、今年は文字どおり満月なんだそう。
(例年、十五夜がかならずしも満月ではないらしい)

いまごろあちこちで優雅な観月の宴がくりひろげられているだろうなあ、、、、とうらやましく思いつつ、お仕事に励む。

その代わりといってはなんですが、昨日十四夜のうちに名月を愛でてきました。
この日無料開放される京都府立植物園にて、名月鑑賞の夕べ。


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植物園も京都に再移住してからは初めて。
昔は未就学の幼児だった子どもたちを、日曜毎に連れて行った懐かしい場所。
(お金かからないし、自動車はこないので安全だし)

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そして、、、P1130091

異次空間へ連れ去られそうなくらい真っ暗。


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行列が、、、、と思ったら、望遠鏡で「名月を見よう」というイベント。


さてさて、暗闇に目が少し慣れると、月明かりの影がくっきりと見えるので、見上げてみました。
まあ、ごらんください。

さやけし、月のあかりを。(BGM:虫の音。植物園だけあって耳がいたくなるほど盛大です)


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(月の画像のみ、デジイチです)


この日、昼間の京都は真夏なみの猛暑でしたが、だからこそ、隈なき月は実に涼しげ。
暑さの中にも秋の到来を告げているようです。


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中央の大芝生ではにぎやかなイベントが。

ハンドベルの演奏もあり、みなさん、あちこちのベンチに思い思いにこしかけ、聞き入っておられます。
暗いので、どのくらいの方がおられるのかわからなかったのですが、、、ふとみると、、、


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う、、うわあ〜、、
大芝生をうめつくす大勢の人!

こんなにみなさんおいでになってたんですねえ、びっくり!
ああ、そうそう、こんな方も。


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ご存じない方はこちらを見てね。

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月明かりでかすかに咲いているのがわかった白萩をフラッシュで撮ってみました。


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帰りの北大路のバス停にも名月。

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家の近く、二条通りの日蓮さんの上にも名月。


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すすきもお団子もお供えできなかったので、亀廣保さんのお干菓子のすすきで一服。

京の明月は一段とうつくしおすなあ、、、(ああ、無理がある京ことば)


2011年9月 7日 (水)

料理「秦家」〜好日居・フェルメールによせる

台風は去ったとはいえ、しとしとじめじめの雨模様。

それでもちょっとご無沙汰していた友人達との集まりを料理「秦家」で。

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え?
秦家ってあの京都市有形文化財じゃなかった?
、、、と思われた方も多いと思いますが、秦さんちではお願いすると、めぐみさんが祖母様やお母上から伝えられてきた暮らしの知恵を生かした家庭料理を、一日限定一組で作ってくださるのです。
しかもあの文化財のお庭を眺めるお座敷で!


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玄関庭あたりの風情。
のれんの文字は「秦」の篆書体(隷書?どっち?)

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夏建具を透かしてみる坪庭。


こちらは和菓子の会や、笙の会などで何度かおじゃましたことがあるので、なんだか友人のお宅におじゃましているような錯覚をおぼえてしまいますわ。
しかも築140年の立派な表屋造りのお宅!
(秦さんのお家は元禄年間創業の薬種業で、昭和の終わり頃まで小児丸薬「太子山竒應丸」を作られていました。ちなみに太子山はこのあたりが祇園祭の太子山がでる場所、太子山町だからなんです)


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まあ、奥の座敷庭の緑の美しいこと。
雨に濡れる青楓の風情が一段と。

苔はこの暑さに少し焼けてしまいましたが、また涼しくなると青々と復活してくるんです、とめぐみさん。
もとはここには苔は無かったそうですが、周りにビルがたち、日陰になる時間が増えたために生えてきたとか。
初夏の候、伺った折には、それはそれは苔の緑が美しかったのですが、そういう由来だったのですね、いいようなわるいような。


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奥の間から次の間、坪庭をのぞむ。
床にしかれた簀、夏の建具、簾、、、、町家の夏の室礼はいいですね。

秦家では町家の暮らし体験会や親子体験会などもされていて、実際に夏の室礼、建具替えとか、お掃除とか、素麺流し、祗園囃子を聞きに行こう(で、吉田家へ)、お蔵の中で怪談の朗読とか、これは是非参加したい!というイベントがてんこもり!

特に親子体験会のイベントはやってみたいものばかり、、、、なんですが、あくまで小学生までのお子同伴でないとだめなんですweep
我が子はもう大人やし、孫はまだやし、、、、参加するためには、どこかで小学生調達しなあかんなあ、、、coldsweats01

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まだ、のぞいたことのないお蔵。


めぐみさんからこの家のこと、子供時代のこと、などの思い出話をお聞きする。
なかでも祇園祭の思い出は、そういう思い出があることがとてもうらやましい。

今でこそ秦家は太子山のお飾り所になっていますが、子供の頃は向かいの会所の奥の奥にあって、太子さんへのお参りがとってもこわかったんですって。
太子山は鉾町の西南のはしなので、昔は夜店もなく、床机に座って涼む町内の人しかいない静かな宵山だったそうです。
できればこれ以上観光化されて、昔の風情がなくなるのはいやだなあ、、、とおっしゃってました。
同感です。学生時代の祇園祭といまとではずいぶんかわりましたもの。(とはいえ私も観光客なんですが、、、、coldsweats01

(ちなみに今年はこの太子山の厄除けちまきを求めて飾っていますの。)

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さてさて、最初のお料理です。


左上のは大福豆。
豆嫌いの友人が、これあっさりしておいしい、食べられる!と絶賛。
刺身のけんも、こだわってご自分で作ってはるんです。


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おとふ(お豆腐)のあんかけ。
おだしも鰹節をそのたびに削ってひかはるそうです。
(うわ〜、まねできない。でも実家に鰹節削りあったなあ、、、と懐かしい)

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茄子の丸煮。
この、、この、、包丁の切れ込みの細かいことにみなさん感激。

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ついつい笑顔になりますね。

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鮎の塩焼きにすだちをぎゅっとしぼって。
付け合わせはパプリカ、キュウリのいためもの。

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これが私の一番のサプライズ。
ワカメと玉葱の一見酢の物にみえますが、ドレッシング和えなんです。
鮎を食べたあとのお口直しにとってもさわやかでした。

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ご飯についてきたこのどぼ漬け(京都ではぬか漬けをこう呼ぶらしい)がまたおいしくて。
ぬか漬けは自分でも何回かチャレンジしたけれど、寒くなるとだめになってました。(乳酸菌が働かない)
めぐみさんに伺うと、一夏楽しめればそれでいいので、毎年新しいぬか床をつくるとか。(このときビールを使うのがひけつだそうですよ)

な〜んだ、そうか、何年物、、、のぬか床にこだわる必要はないんだわ。

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いちじくのコンポートとアイスクリームは相性がいいんですね。

なんということもない家庭料理なのに、一手間かけてていねいに作るとこうおいしくなるのか。
どぼ漬けの切り口を見たら、包丁もしゅぱっとよく研いであるのもわかります。

私の料理なんて、所詮兼業主婦の超スピード手抜き料理ですので、反省すること多々です。
見習って、(たまには)ちゃんと手間と時間をかけて料理しよう!

というので、以前購入しためぐみさんのご本を家に帰って読み直しです。

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あ、まずは包丁をちゃんと研ごう。


そうこうするうちに、もうひとかた、このお家のあるじが、、、、

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御年12歳のムーンちゃん。
お客さんをちらっとチェックして、あたりを睥睨して、女王様の風格で去っていきました。

帰る間際には、、、、

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ミセの間で丸くくつろぐ女王様。

う〜ん、、、やっぱり町家には猫がよく似合う、、、、


秦家を辞したあとは、みなさまをご愛用の岡崎・好日居さんへご案内。


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好日居は一足お先の秋のようです。
玄関の吾亦紅。


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3人は薫り高い岩茶をいただきます。

そしてあとお一人は、「一人茶会・フェルメールに寄せて」のセット。

好日居は市立美術館のすぐ裏ですから、美術館で開催中の「フェルメールからのラブレター展」にちなんだメニューなんです。
どんなんかな〜、、、、


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こんなかわいいポットでサーブされる紅茶は中国紅茶・滇紅(てんこう)。
(カップはリモージュでした)

フェルメールの生きた時代のオランダ。
東インド会社が活躍していて、さかんに中国から茶葉をヨーロッパに輸入していた歴史にちなんで。

右の楊枝にさしてあるのは、チーズ(オランダのゴーダはチーズの名産地)、チョコレート(アムステルダムは世界のココア豆の約30%を加工している)、レーズン。
オランダ人がお茶請けに好みそうな物を。

そして今回私が初めて知った、オランダ・ゴーダ地方で誕生したストロープワッフル

最近までヨーロッパ雑貨のお店をされていて、なんども買い付けに渡欧されているI様は、さすがにご存じでした。

こんなふうにして食べるんですよ。

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こうしてお茶を入れたカップの上にのせておくと、ワッフルの間にはさんであるキャラメルシロップがとろりと溶けておいしいのです。

う〜ん、気分はフェルメールの時代のオランダ人。
こんなおしゃれな見立ての一人茶会、これがあるからここ、好きだわheart01

みなさまこれで満足して、楽しくて優雅な1日はおひらきとなりました。

2011年9月 5日 (月)

柳馬場通り〜京うちわ・阿以波〜菜根譚でランチ

「寺御幸麩屋富柳堺(てらごこふやとみやなぎさかい)、、、」で、やっと京都の南北の通りの名を(半分)覚えました。
(寺町、御幸町、麩屋町、富小路、柳馬場、堺町、、、)

この日は柳馬場(やなぎのばんば)通六角下ル、京うちわの老舗阿以波さんへ。


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今でこそ、きれいな透かし団扇で有名ですが、創業は元禄2年(!)、もともとは絵師による手描きや、木版による絵団扇を作っておられた老舗なんです。

先日お茶のお稽古に行きまして、床飾りが阿以波さんの木版の団扇だったので、「こんなのも作ってるんだ。」と思ったら、こっちの方が歴史が長い、、、と知ってびっくり。

団扇が実用としては使われなくなっていった時代に、透かし団扇を主力商品にしていったのは、先代〜当代なので、歴史は浅いにもかかわらず、いまでは立派な阿以波の代名詞になっているんですから、これは「ルソンの壺」もの、ですよ。
それもこれも、長い歴史と伝統の技を守ってこられた確かな技術あってこそですね。

お客さんが他におられなかったのをいいことに、あれこれ色々手にとってみせていただきました。
例の木版の団扇もありました。
大和絵のきれいな物で、それ1枚で70もの版木を使っているとか。
お値段も、、、10万円前後coldsweats01

透かしの団扇も、作家さんが作った胡粉の置き上げの菊だとか、螺鈿を使った秋の虫とか、紙に漆を塗って仕上げた物とか、兎を日本刺繍で刺したものとか、、、、、買う買わないに関わらず、女将さんの対応もとても感じが良くて、ついついあれこれと、、、、もうめいっぱい目の保養をさせていただきました。

ただの透かしだけではなかったんですねえ。
もう伝統工芸の粋を凝縮した美術工芸品、というべきでしょう。
手の込んだ物は10万以上しますし安くはないですが、美術品と思えば納得です。

本来のあおぐ目的の3000円くらいのかわいい団扇もありますよ。
(え〜、、、私は実用の団扇としてはビールの宣伝用のタダのものを使っとりますが、、、coldsweats01


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包装紙がまた良い感じ。
うちわ双六になっていて、上がりが「名代京うちわ江月堂」。

江月堂は七代目(現在は十代目)さんが大徳寺のお坊さんから賜った店名だったそうです。

さて、阿以波さんを出て、2〜3件北に行くとこんなお店が。


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菜根譚
この堂々たる町家にひかれてランチをここですることに決定。

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店を入ったところに立派な、しかも現役のおくどさんが!

もともとこれは通り庭にあったものを、実用にするために玄関の間へ移動したんだとか。
いまでも湯気を上げているところがうれしい。

何でもこの町家は築100年以上、なるべくよけいな手をいれないように改修したとのこと。

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階段の奥にはバンダジ(李朝家具が!)

古い町家の作りと、なんと李朝家具まで楽しめる(どちらもわたくしプチ・フリークなんですの)空間になっているではありませんか!
心の中でブラヴォーをさけびました。

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火袋もそのまんまlovely(前からいっていますが、火袋フェチです)

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ちらりと見えた坪庭!


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おお〜!
ええ感じや〜!

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さすが鰻の寝床で、通された部屋は奥の奥の奥。
これはお隣との間の通り道かな。

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位置的には蔵だった部屋でしょうか。

この窓の格子がね、これ多分李朝時代の扉。

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こういうふうに、周りに板をつけたして、ドアにしてしまっているのもありですね。

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バンダジに鎮座する白磁。


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李朝の棚。

確信して李朝趣味を貫いているわね。
こういう手法はもしかして、、、と、思ったら、やはりこちら際(きわ)コーポレーションのプロデュースだったんだわ。

室町の膳處漢ぽっちりになんとなく雰囲気にているもの。

、、、、で、いつも肝心のお料理が最後になりますcoldsweats01


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菜根譚の日替わりランチ1200円。
右上の東坡肉がやわらかくておいしかった!まんなかのは茄子の田楽。
さすが菜根というだけあって、お野菜がふんだんにいただけるのがうれしい。

目もお腹も満足して家路につきました。
ほ〜smile

2011年9月 3日 (土)

祗園で用事をすませたあとは

所用あって、祗園界隈へ。
用事をすませたあとはぶらぶら。

京都に住んでても意外と四条通のアーケードを歩く機会は少ないもの。
ものめずらしげにあちこちの店をのぞく私は、りっぱな”京都在住”観光客ですの。のほほほ、、、

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南側に仲源寺を発見。

目病み地蔵とも称されるこのお寺は、祇園祭の時、神輿洗い式のご神水を一時預かるお寺なんです。

まあ、それだけのことなんですけれど、、、
最近老眼もすすんでるし、お参りしとこ。

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有名なお茶屋さん、一力の犬矢来。

よく見ると、痛んだ物だけをとりかえているのね。
竹の色が新旧とりまぜ。
ここらも京都の始末、、ってやつかしら。


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そうそう、真夏に行って、すごい行列で諦めた鍵善さんのくづきり、食べておかねば。
この日は涼しくて、くづきり日和ではなかったのですが、それでもいいですねえ、この涼感は。

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東山縄手の、たる源さんの器ででてきます。
注文を聞いてから、葛粉から作るそうです。
黒蜜につけても旨し、そのままでも旨し。

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昔は虫籠窓のある厨子二階でいただいたのですが、いつのまにか1階が喫茶スペースになっているんですね。
お蔵の前の坪庭がいいかんじです。

こちら表の売店コーナーでは、黒田辰秋作(京大近くの進々堂のテーブル作った人ね)欅の拭漆のりっぱな棚があり、必見です。


さて、最後にこちら。

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芸妓さん、舞妓さん御用達の和装小物のお店、幾岡屋さん。

なんでも2代目さんが祗園の芸妓さんで、桂小五郎の奥さん、幾松姐さんと懇意だったため、「幾」の一字をもらったとか。
幕末創業だったんですね。

舞妓さんの髪飾りや、団扇、手ぬぐい、花名刺、紅などなどをあつかっておられます。

実は京都に住む前から、是非手に入れたいなあ、、と思っていた舞妓さんの大かんざしがあったのです。

ご存じのように月によって舞妓さんの髪飾りはかわるので、表のショーウインドウに飾ってあったのは、今月9月の「桔梗」かんざしでした。
その一つ前、8月のが欲しくて、、、、


これはなんだかわかります?

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正解は「すすき」。

旧暦で8月はもう秋ですからね。
12ヶ月のかんざしの中で唯一金属でできているので、頭に刺さる、と舞妓さんには評判悪いそうですが。


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横から見るとこんな感じ。
後ろについてる丸い部分はなんなのかしらね?

このシンプルな造形は他の花かんざしみたいにごちゃごちゃしていなくて、少し抽象的で、出色のデザインだと思うのですが。
他にもピンク色がかったのや、ラメがかったのもあって、参考までに、と見せて下さいました。

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で、こんなふうに頭の飾りに、、、、


おっとっと、、、
そうではなくて、、、(お目汚しスミマセン)

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本物のススキのかわりに玄関などに飾ろうと。

2011年8月26日 (金)

東寺さんの弘法市

  ♪ 姉三六角蛸錦、、、、、十条東寺でとどめさす


の東寺です。

ここの五重塔は新幹線からよく見えるので、学生の頃、実家の岡山からの帰りこれを見ると、ああ、京都へ帰ってきた、、、とおもっていたものです。

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毎月21日は弘法市がたちます。
やっと日曜日にあたったので、でかけてきました。

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境内の蓮池には名残の蓮が。

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蓮の古名「はちす(蓮、蜂巣)」とはよくいったものだと、種をいれた花托を見て思います。

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あいにくの雨と、でかけるのが昼過ぎと出遅れたため、もう店じまいしているお店も多くて、ちょっと残念。


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弘法市のはじまりは、弘法大師入寂の旧暦3月21日にちなんで、毎月21日に御影堂で行われる御影供の縁日。
それにあわせて初めは茶屋が、のちにいろんな生活用品を売る店が出だしてかれこれ700年、という実はすごく長い歴史のある市なんですねえ。


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お天気のよい日などは1000以上のお店がでるそうです。

少しのぞいてみましょう。


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うわ〜、、、なんだかよくわからないけれど、昭和のにほひがするものがたくさん。

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こちらは古伊万里や茶道具が。
腰をすえてさがしたら、掘り出し物がけっこうありそう。

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ここの市はとにかく着物関係のお店が多いですね。

このお店は反物まで売っていますが、多くはアンティーク着物のお店。
状態のよいものが、え?というお安いお値段ででています。
昔の着物の意匠、色づかいはかえって斬新ですね。
もう20も若かったら着たいなあ、、、、

外人さんもたくさん買ってはりましたが、どうやって着るつもりだろう?

雨なので、商品がぬれるとこまる着物屋さんは早々に店じまい。
もう少しみたかったし、凡蔵母さん様のアンティークきもの凡蔵さんをさがしたのですが、お目にかかれず。

雨模様なのでこの日はお休みだったとか。
残念!


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こちらは濡れても全然大丈夫な古伊万里のお店。
でも、ぬれすぎとちがう?


あと、この市では梅干しやら、昆布やら、豆やら、、、食料品が豊富なのも楽しいですね。

もう一つ目をひいたのが植木の店コーナーがあって、(かつての)ガーデナーとしては心がさわぎます。

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ああ!
苔玉もええなあ〜。

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茶花の苗がこんなにあるなんて、やっぱり京都だわ。
買いたくてウズウズ、、、、でしたが、(今の生活では)ガーデニングは無理無理と言い聞かせてガマン。


で、結局買ったのはこちら。
農作業ウエアのお店で。

もんぺや、手甲などといっしょに売られていました。
夏の庭の雑草とりや落ち葉とりなどの作業時の必需品。
これひとつで蚊も日焼けも防げるすぐれもの!


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妙に似合ってる、、、、、

これをつけて作業中、お客さんが来られたら、
「奥様はおでかけです。」

、、、と言おうと思っているcoldsweats01

2011年8月 7日 (日)

六道参り〜五条坂陶器祭

今年もお精霊(しょらい)さんを迎える盂蘭盆会の時期になりました。

でもわが家には仏壇はないの。

仏教的祭礼、儀式が葬式くらいになってしまったのはいつからでしょうね。
子供の頃には家の前で小さな迎え火、送り火をたいたり、お盆飾りを仏壇前にこしらえたりしたものですが。

六道参りを以前したのはまだ京都に住んでいなかった一昨年のことでした。
今年は京都の家からですので、夕方から浴衣なぞ着てお参りです。

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東山松原を少し西にはいったところ、かつて鳥辺野と呼ばれる葬送地で、あの世とこの世の接点だった場所になる六道珍皇寺にはたくさんの信者さんがおいでです。

私はまあ、いわば観光客ですので少しひかえめにお参り。

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お寺にはいるとすぐ、たくさん売られている高野槙。
霊が宿るとされた霊木で、天から戻ってくる魂はこの枝を依代にするとか。

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とてもよい香りです。
槇の風呂が檜よりも珍重されるのもうなづけます。

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蓮の花や、ミソハギなど、お仏壇に飾るお花も売られています。

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昼は宮廷に仕え、夜になるとこのお寺の井戸を通って、閻魔大王の元に出仕していたという小野篁の有名な伝説。
左手のおじょうちゃんがお持ちなのが水塔婆。
ご先祖様の戒名を書いて、お線香で清め、高野槙で水回向(槇の枝に含ませた水をかける)をしておさめるのです。

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そうそう、その前に迎え鐘をつきます。(すごい行列ができます)
この鐘は中に密封されているので、見ることはできません。
綱だけが出ていて、これを引いて音をだすのですが、中の構造は不明。

陰にこもった音なので、いかにもご祖霊さまが、あの世からまよわずおいでになりそうです。


六道珍皇寺をでて、さらに松原通りを西へ行くと、、、

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お針子セットという、お裁縫もできちゃうコーヒーセットがいただけるカフェ、柴洋さんや、

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この立地にあってこそ、の「幽霊子育て飴」のみなとやさんなどが。


さて、ここがあの世とこの世の分岐点、六道の辻です。

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六道とは、死後行くとされる地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天上道。
どこへいくかは閻魔さん次第なんですよ〜。


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この辻にたつのが西福寺。
六道まいりの時期だけの公開です。


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(きったねえ字〜〜)
2年前にお参りしたときに、いただいた祈願銭、本当は昨年お返ししないと行けなかったのですが、その時期京都に来ることができず、今年やっとお返ししてきました。

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右下に写っているのが祈願銭、新しいのをいただきました。
ちなみに右端に、有名な壇林皇后九相図も写っています。(法医学の教科書のようですわ〜shock

お堂では熊野観心十界図 地獄絵の絵解きをされています。
→参考はこちら

BGMというか、効果音がクラリネットの生演奏なんで、ちらっと聞いていましたがおもしろいですよ。


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最後は六波羅密寺へお参り。
こちらではお迎え鐘は地下にあります。


お参りをすませたあと、五条通を目指して南へ歩いて行くと、、、


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今年春に、5小学校、2中学校が統合されて開校されたばかりの東山開睛館(開睛小・中学校)。
小中一貫教育を売りにしていくらしい。

先日お邪魔した粟田小→白川小もここになったのね。
京都の市立学校の統廃合は、ほんまに最近ドラスティックだわ。

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さて、五条通はいまや陶器祭の真っ最中です。


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日ごろやや敷居が高い感じで戸が閉まっているお店もオープンになり、屋台もたくさん出て、白熱灯(ほんとはLED)のなんだか懐かしい灯りのともる夕まぐれ〜夜にきたかったのです。その念願がかないました。

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ぶらぶらお店をひやかして、ちょっとお気に入りの器をみつけご満悦のわたくし。
(ありゃ〜、浴衣もちょっとくたびれてますな〜。)


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屋台で購入したのは大好きな菊割の小皿でしたの〜。

2011年8月 5日 (金)

かき氷の楽しみ〜ぎをん小森/鹿ヶ谷・㐂み家

炎天下を歩いていると、突然かき氷が食べた〜い!
、、、と思う時ってありますよね。

そこで本日はこんなかき氷を。

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ここはもっとも京都らしいロケーションのひとつ、祗園切り通し。

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お茶屋さんがたちならび、舞妓さん芸妓さんが手を合わせる辰巳稲荷のある白川べり。


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白川も、岡崎あたりの流れとはまたちがってつやっぽい感じがするのは気のせい?

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こちら新橋のほとりにたつ、もとお茶屋(舞妓さん、芸妓さんをよんで遊ぶところどす)さんの建物を使った人気の甘味処、ぎをん小森さん。

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玄関をあがると、おお、なんだか祗園してるなあ。
行灯のあるところそれぞれが小部屋になっています。

かつてはそれぞれの部屋に舞妓はん、芸妓はんがきてお茶屋遊びしてはったんやろなあ、、、と。
(ああ、いつかはしたい、お茶屋遊びlovely


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とおされたお部屋はこんな感じ。


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窓の下には白川の流れ。
吉井勇の有名な歌(かにかくに 祇園はこひし寝るときも 枕のしたを水のながるる)を思い出したりして、雰囲気は抜群ですねえ。


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きました〜!
宇治ミルク金時〜!

ああ〜つべた〜!ああ〜しあわせ〜happy02

ただ個人的意見をいえば、金時は氷の下にあるほうが良いと思う。
蜜の甘みが薄れてきた頃に小豆があらわれると、二度おいしいですものねえ。

お値段ははっきりいって、「祗園プライス」。
ちょっとビックリしました。(千円ではたりまへん)

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まあ、こういう眺めですから、この分への料金も含めて、、、ってことで。

そういえば、リーズナブルなお値段でしかも氷の下の方までたっぷり蜜がかかっているおいしいかき氷といえば、、、で思い出したのがこちら。

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哲学の道のほど近く、鹿ヶ谷の㐂み家さん。
学生の頃このちかくに住んでいましたが、ここはまだできていませんでしたね。

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暑そうな鹿ヶ谷通りを眺めながら、つべたいかき氷を食す楽しみったら!

この日はミルク氷を食べるぞ〜という意気込みでいったのですが、ついついめずらしい琥珀氷にひかれまして。


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琥珀氷って、蜜がべっこう飴の風味なんです。
やはり下の方までしっかり蜜の甘みがあっておいしかったわ。
口の中、冷たさでしびれさせながらも完食。


冷たい物をたべてもこわれない、自分の胃袋に感謝!

2011年7月10日 (日)

高台寺・傘亭でお茶を

暑いです。
京都だけじゃあないんでしょうね。


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ノウゼンカズラはこの暑さにもまけず元気そうです。

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円山公園。
東山も暑さに煮えていそうです。

あら、でもこの階段を登ると、小高くなるためか、すこし涼しい。

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ここは高台寺。

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こちらには吉野太夫を身請けした灰屋紹益の愛したといわれるお茶室、遺芳庵があります。
明治時代の移築とか。
どういういきさつでここにきたのか、不明。

この大きな窓が、吉野窓といわれる窓。
吉野棚という、茶席で使われる棚には、この窓の意匠がいかされています。

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お向かいの茶室、鬼瓦席の前では、この暑い中、お庭のお手入れのかたが、、、
ご苦労様です。

それでも方丈の中は涼しい風がとおります。

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あら、ここから霊山観音が見えるのね。

いつも来るときはライトアップの時で、夜だったから気づかなかった。


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見えにくいですが、お庭にはネジ花がたくさん咲いていました。

御霊屋を通りすぎて、どんどん登ります。

一番高いところにあるのが、重要文化財の傘亭と時雨亭。

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時雨亭の二階を見上げたところ。

土間廊下でつながれている傘亭、時雨亭は、伏見城の遺構を移築したとか、利休のデザインであるといわれますが、ほんとうのところ、確証はないようです。


それでも、ねねさん(のちの高台院)と秀吉がふたりだけのプライベートをここですごした、と想像した方が楽しいですよね。


ふだんこちらは外からしかのぞけないのですが、今回の震災の被災者チャリティーとして、現在中に入ってお茶をいただくことができます。(〜7月18日まで)


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時雨亭の一階は待合いになっています。


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土間廊下をわたって、傘亭の中へ。

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傘亭の名の通り、傘の骨組みを内から見るような屋根の竹・葭組みです。
ここまでは普段でも外からのぞけますが、中の間に座ることができたのは感激です。

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右手の竹の跳ね上げ戸の向こうは、伏見城では池だった、ということになっており、池で水遊びした後、太閤さんが舟をつけて傘亭にはいり、ねねさんとお茶を楽しんだ、、、、というイメージ。


左手の奥にはかまどもみえています。

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お菓子は千成瓢箪の薯蕷。

ここではお点前をしたのではなく、奥のかまどでどなたかが(利休さんだとさらに面白い)点てたお茶を楽しんだようです。

一段高くなっている場所に秀吉がすわったであろう、といわれていますが、この日は「太閤出陣図」の軸がかかり、太閤の馬印、千成瓢箪の置物、堆朱の天目台にのった天目茶碗が飾られていました。

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われわれへのお茶も、天目台に載った天目茶碗なので、すっかり太閤気分(?)

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傘の部分は何度も張り替えたでしょうが、この木製の部分は当時のままだそうで、ちょっとなでてみて、往時を想像するもまた楽し。

建物の傷みがはげしいので、こういう特別な時しか中へは入れませんが、昔はこちらで実際お茶会をされたこともあったそうです。
それにしても貴重な体験をさせていただきました。

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傘亭を出ての帰り道、市内をみおろすこの竹林は、下界の暑さがうそのような涼しさでしたよ。


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おお、そういえば、この日偶然にも私が持っていた扇子は瓢箪でしたわ。(by 宮脇売扇庵)


下界に降りると、、、、やっぱりあち〜〜shock

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なので、高台寺都路里で、こんなものを、、、、

これがまたでかいかき氷で、さすがの私も完食できず半分でギブアップ。

その足で祇園さんまで。

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能舞台で、アルバイトとおぼしき若者が傘に造花を取り付けているところをみかけました。
祇園祭グッズとは思いましたが、「これ、なににするん?」とたずねたところ、「さあ???」

おいおい、、、、、

思うにお迎え提灯(7月10日)の時に使う傘の飾りかと。
左手の黒いタイヤのような物はみんな提灯でしたし。

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私の中の、祇園祭ムードももりあがってきましたよ〜。


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さて、この日わざわざこちらへ来たのは、、、、


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これこれ。

移住前から、京都に引っ越したら是非手に入れよう、と思っていた祇園守(白い木槿)の苗。
茶花としてもこの季節、とても涼しげだし。


問題は、、、、ちゃんと育てられるかどうか、、、なんですがcoldsweats01


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地植えにすべきか鉢植えにすべきか、、、それが問題にて候。(←アニメ「へうげもの」風に)

2011年7月 8日 (金)

北野散歩〜立本寺の蓮

いきなりタイトルとは関係ないですが、、、、

ない!
吉田の東一条にあった左京区役所がない!

学生の時からお世話になって、京都に移住したときにもここで手続きをした左京区役所がぁ〜、、、

そういえば、松ヶ崎に移転したというお知らせが入っていたような気もする、、、(←早く気づけよ)

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というのではるばるやってきた新しい左京区役所。
なんでこんなへんぴな(松ヶ崎の方、ごめんなさい)場所へ???
五山送り火の妙法の下くらいの場所。
おまけにおもいっきり交通の便悪いし、、、、

と、まあ悪態を(心の中で)つきながら、所用をすまし、さらにその足で北野白梅町あたりで別件をすまし、そういえばこのあたりに北野商店街があったはず、、、とお散歩開始。

上七軒から七本松通りを南下すると、有名なお豆腐屋さん、とようけ屋山本さんの本店が。


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北野天満宮の向かいにある、とようけ茶屋は知っていましたが、本店はここにあったのね。
「とようけ」って一体なんなんだろうと思っていましたが、穀物の恵みをつかさどる神様、豊宇気毘売神からきていたんですねえ。
ほんに京都にはお豆腐の名店があちこちにあります。


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こちらが北野商店街。
七本松と一条通の交差点から斜めに南東に走る道沿いにあり、千本中立売りまで。


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なんだか懐かしい感じの商店街です。
地方の駅前にあるような。

昭和40年代、千本通商店街の賑わいがピークだった頃、この商店街も西陣の台所として賑わったそうです。
今はどこの商店街もそうであるように、往時の面影はありませんが、それでも現役の商店街であることにはかわりありません。


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千本通りとクロスするところでこんな時計台をみつけましたが、由緒不明です。
ビルの1Fは焼き肉かなにかのチェーン店でしたし。

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歩道にはこんなチンチン電車のデザイン。
なんと昔は北野天満宮から、この商店街を横切って京都駅まで行く北野線という市電の路線があったそうです。
昭和36年廃線ということなので、さすがに残念ながら見られなかったですね。

この北野商店街から南下し、白梅町まで戻ろうとした道すがら、、、、

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あらまあ、、、、
お墓もディスカウント、、、、coldsweats01
(お墓に)入れられる方にしたら、ちょっと苦笑いですねえ。

歩いて行くとなんだか立派なお寺の屋根が目にはいりました。


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具足山・立本寺。
こんなところにあったのか!

日蓮宗のお寺ですが、縁起をみると、移転につぐ移転で長い間さすらったお寺のようです。
ようやく安住の地を得たのは18世紀初頭。


観光寺院ではないので、しかもこの日は暑かったので、人っ子一人いません。
し〜んとした境内は、廃寺のなかにいるようで、、、

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そんな感じでしょ?
これは本堂ではなくて祖師堂ですが。


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え?
豹でもでるの?
もとい、危険な猫さんがいるの?


さて、立本寺といえば蓮の花です。

大きな池に蓮がたくさん咲いている、、、というイメージだったのですが、そうではなくて本堂の前に蓮の鉢がたくさんならべられているのですね。


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参拝に来る方に楽しんでもらうために、いろいろな種類の蓮を各地から、遠くは中国からも集められたそうです。

しばし蓮花をご覧あれ。


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日傘の下でしばしまどろむ貴婦人。

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そのつぼみは合掌の姿。


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もの言いたげな、、、

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傘の下は美人度アップですね。

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蓮の実はじょうろの口。


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これぞ甘露。


しばし擬似極楽浄土体験の後は、百鬼夜行ストリートへ。


北野商店街を西へ行くと一条通にそって大将軍商店街

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一条通はかつて付喪神(つくもがみ)たちの百鬼夜行の通り道であったといわれます。

付喪神はもともとうち捨てられた古道具が化けたモノ、なので、古道具市のたつ北野天満宮近くであることも納得ですね。


この商店街では町おこしの一環として、妖怪ストリートなるものをたちあげました。
各商店の表にはこんな妖怪たちをみることができますよ。


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え〜?
ぬらりひょん(左)は付喪神じゃないと思うけど、、、、

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これは洋品店の付喪神さん。
(洋服が化けているのか?)

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魚屋さん。
魚そのまんまやし。

ようするに別に付喪神にこだわってないようですが、各お店の情熱と努力には頭がさがります。

この商店街をぬけて西大路へ行く道で、あの、先日のブログで紹介した幻の○○酢さんを発見!

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こちらだったんですね。
「小売りおことわり」の看板がでているので、敷居が高いんですが、裏技があるらしく、、、、coldsweats01


さて、最後はこちら、上七軒、老松さん。
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この季節だけの銘菓、「夏柑糖」をいただきに。

栽培されることの少なくなった夏蜜柑のすっぱさを、寒天に閉じ込めたさっぱりとした名物です。


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一個まるまる一気喰いしてしまいましたわ。
甘酸相和、いとおいしheart01

2011年7月 6日 (水)

天得院・桔梗/両足院・半夏生

明日は(太陽暦)七夕ですね。

上七軒の老松さんでこんなお干菓子を手に入れました。

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その名も「きらきら星」。
摺干琥珀、そのねっとり感がおいしいお干菓子です。


さて、都のお寺に季節の花をもとめて、、、、

<東福寺・天得院>

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東福寺の境内にはいろいろな季節の花が咲き競っています。

これはこの季節に鮮やかなオレンジ色のヒメヒオウギスイセン。
洋名モントブレチアの方が簡単ですね。

私は長い間、これが祇園祭に欠かせない花、ヒオウギだと誤解しておりました。
まぎらわしい名前ですし。

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東福寺の塔頭、天得院です。
東福寺保育園でもあります。

こちらは桃山時代の庭園に大切に育てられている桔梗が有名で、この季節だけ公開、ライトアップされます。

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桔梗のお庭はこんな感じ。
まだ少し、盛りには早いようでした。

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紫、薄紫、白、、、

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桔梗は律儀な花です。
以前の家の庭に植えていたときは、全然手入れしなかったのに、季節がくると必ず芽を出し、花を咲かせ、年々大株になってゆきました。

まあ、こちらのお庭のはきちんと心をこめてお手入れされていると思います。
まわりの杉苔も美しいです。

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参拝者にはこんな団扇がいただけます。

この天得院を再興したお坊さんが、あの方広寺の鐘事件の問題となった「国家安康 君臣豊楽」の文句を選んだそうです。
そのため徳川の怒りを買って、寺は壊されたが後再興、、とあります。
しかし、この文句、どうみても家康、豊臣のアナグラムですよねえ。
悪気はなかったんでしょうが。


さて、あたりは暗くなって、いよいよライトアップです。


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こんな由緒あるお寺を夜拝見できる、、というのはとてもありがたい。

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派手さはないけれど、可憐に美しい桔梗の姿をしっかり目にやきつけました。
今はなき(?)昔の家の桔梗を思い出しながら。

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さて、東福寺はけっこう広いお寺です。
ところどころ普通の民家との境がまぎらわしいところもあります。


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他の塔頭がもう門を閉ざしている時間に、人気のない暗い境内を歩くのもなかなかできる経験ではありません。
乙なものですなあ。


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暗くてわかりませんね。
でもこれは紅葉で有名な通天橋を向かい合う臥雲橋から見た景色。

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臥雲橋のおわり、その先にはあいまいな青い闇が。

映画「スリーピーホロウ」の首無しの騎士の幽霊が出た橋を連想させて、なにやらぞくぞく。

でも少し歩くともう下世話な大通りなんですよね。
これが京都ですねえ。


<建仁寺・両足院>

こよみの雑節のなかに「半夏生(はんげしょう)」というのがあります。
かつて夏至から数えて11日目の日だったそうで、現代の暦ではだいたい7月2日あたりになるとか。

ちょうどその頃、うつくしい白い葉をみせるのが植物の半夏生。

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建仁寺塔頭両足院はその半夏生が今盛りで、特別公開中です。


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中へ入ってみると、、、、まあ、こんなにたくさんの半夏生ははじめてです。
池をとりかこむように。

向こうに見えるのは茶室の臨池亭、水月亭(如庵写し)。

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茶室までの高低差のある道をゆけば、景色は半夏生を中心に移り変わってゆきます。


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まるで波のようにおしよせてきますね。

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なんともかわった斑入りの葉っぱです。
うすくおしろいをはたいたように見えるので、半化粧とも。

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しかも裏は白くありません。
なので、さらなる別名カタシロクサ(片白草)もむべなるかな。


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たどりついたお茶室、臨池亭ではお抹茶を一服よばれます。

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お菓子は両足院の印「星月紋」の薯蕷。

お茶をたててくださっていたのは扶桑織部流の方々でした。

こちらも初めて聞く流派です。
「へうげもの」の古田織部の流れをくむ流派としては、関東の式正織部流というのがあるそうですが、扶桑織部は京都が本拠地だそうです。

たしかに武家点前なので、帛紗は右吊り。


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茶碗や道具を下に直におくことをきらって、扶桑盆(棗、茶碗がのっている盆)や、お茶碗には天目台を平べったくしたような台がついてきました。

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こんな茶巾をのせる専用の台まであるのです。

ほんとうに茶道の流派は無数に近くて、最近になってあちこちの流派を意識してみるようにしていますが、千家の点前しか知らなかった自分は井の中の蛙であったとつくづく思います。
その元をたどって、ほんとうに知りたいのは利休さんがしていたお点前はどんなんだったのかなあ、、、ということ。

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ここの庭には半夏生だけでなく、クチナシも満開で芳香をただよわせていました。

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こちらはギボウシ。

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方丈の竹も、こうしてみると実に絵になります。

さて、建仁寺は祇園のただ中、あたりには祇園祭の雰囲気が色濃くただよいはじめました。

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突如、久しぶりに鍵善のくづきりが食べたくなってお店に入りましたが、、、、

すごい行列であきらめました。
そうか、ここは観光地のど真ん中でしたわねえcatface

2011年6月22日 (水)

吉田山逍遙

吉田山大茶会にいきましたので、この際です、ついでに吉田山の懐かしいあたりを逍遙。

とはいえ、けっこう広いのです、吉田山。

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茶会の開かれている境内から山を登っていくと、緑の中にあざやかな朱の鳥居。

2月の節分祭には茶菓がふるまわれるお菓子の神様、田道間守(たじまもり)を祀る菓祖神社です。

どんどん登っていくとぱあ〜っと開ける吉田山遊園地(?)
お隣は吉田児童館。(学童保育)


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あら、、、、だれもいませんねえ。
子供が小さい頃、よく、、、というほどでもありませんが、ここで遊ばせていました。
こんな人気のない山の中の児童館って、通うのに恐くないんだろうか、、、と当時から思っていましたが、環境は抜群ですね。

さらに行くと、、、、


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旧制三高生の愛唱歌、「紅もゆる丘の花」の碑。

京大入試の合格発表の日、合格した感激を胸にここをたずね、♪紅萌ゆる、、、、を高歌放吟した思い出のあるかたも多いのではないかしら。

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同じく三高生の愛唱歌、「琵琶湖周航の歌」とともに、京大生、OBが集まればなんだかんだで口をついてでてくる格調高い文語調の歌詞。
(そういえば結婚式のときもやっちまったなあcoldsweats01

いまは遠き遠き「青春」を思い出してしまふ。

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さてせっかくここまで来たのだから、久々に茂庵さんへ行こうではないか。

吉田山の東側、神楽岡通りからのルートでしか行ったことがなく、以前吉田神社からいくルートの途中で迷子になって、たどり着けなかった記憶があるので、今度こそは吉田神社ルートを解明しようと、、、

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こ〜んな人気のない薄暗い山中を歩くので、ほんとうにこの先に茂庵があるのかすごく心細くなってきます。

でも、今回は小さい「茂庵」の札を発見したのでやっとたどりつきました。

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大正時代の数寄者、谷川茂次郎が吉田山に築いた広大な数寄の舞台。
なんとかつては茶室8席もあったそうです。

現在残っているのがこの茂庵(生活棟)と茶室「静閑亭」と「田舎席」のみ。

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なんというのでしょう、この建物。
小学校の木造校舎を思い出させますね。(歳バレバレ)

2階のカフェのごちそうはなんといっても正面にど〜んと大きく見える大文字山。

でもあんのじょう、カフェの方は満員で待たないとはいれないので、今回はスルーしました。
(前回の訪問時の記事はこちら

今回は反対に神楽岡の方へ降りていきます。

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お茶室清閑亭。
こちらでは気楽な予約不要の月釜もされているそうです。


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こちらは待合い。
中をのぞいてみると腰掛け待合いのようで、お茶室も茂次郎のころは立礼席がメインだったとか。


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どんどん神楽岡の方へ降りていきます。


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これが田舎亭なのかな?
普通の家みたいですけれど。
ちょっと荒れている感じが残念です。


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なんとこの建物には楼台がついていました。
ここで月など眺めながら野点でも楽しまれたのでしょう。
数寄ですねえ、、、、、


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藤棚とおぼしきアーチをくぐると、そこは茂庵の神楽岡ルートの入り口になります。

ここでは、こんなたたずまいが楽しめます。


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大正時代の建物。
当時京大の教官の官舎として建てられた一群の仕舞屋。
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反対側から。

当時はこういう建物にもお金の掛けられる、精神的に豊かな時代だったのでしょう。
現在の住人さんたちの、ていねいにお住まいの様子がうかがえるようなたたずまいです。

実は京都の家探しの折、ここにも来たのです。
建物は美しいし、大文字は目の前で風景抜群、、、、

ただし、断念したのはこれです。


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この階段。

今はよくても、これから歳を重ねていくので、この階段はちょっときついよな〜、、、、であえなく却下となりました。

こちらにお住まいのみなさま、老いも若きもきっと御健脚であらせられるにちがいありません。

2011年6月17日 (金)

一乗寺〜北白川疏水分線

サキョウカーというのは左京区に住んでいる人、もしくは左京区で仕事をしている人、のことだそうですが(どのていど普及している言葉かは不明)それをいうなら私もりっぱなサキョウカー。

なにせ過去,京都には通算12年住んでいましたが、ほとんど左京区の中ですべてが完結するという井の中の蛙生活でしたから。

左京区は多くは昔は洛外で、吉田村、岡崎村、松ヶ崎村、、、だったわけなので、洛中の人から見れば今でもちょっぴり「田舎もん」なのかもしれない。coldsweats01

先祖代々ず〜っと同じ場所に住んでます、という人は洛中に比べると少なくて、よそから(外国も含む)流入してきた人の率が高くて、ゆえに独特の雰囲気があると思います。

なかでも北白川、一乗寺って特に左京区っぽいなあ。

というわけで(?)、一乗寺あたりを散策いたしました。
このあたりは北白川とともに、大学の友人の多くが下宿していたエリアで、けっこうなじみがあります。

やっぱり食べるものから入るんだな。


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一乗寺・中谷さん。

もともとはでっち羊羹などを作っていた純粋な和菓子の老舗だったそうですが、三代目さんの奥様が洋菓子のパティシエだたそうで、以後お二人のコラボで和洋折衷のお菓子を作り始めてからは大人気となったお店です。

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絹ごし緑茶ティラミスというのが有名らしいのですが、見た目、このふわふわの白さにひかれてわらびもちパフェを。

この白いクリームの下は、ぷるぷるのわらび餅なんです。
生クリームにわらび餅がこんなに合うなんて思わなかった。(きっと今までだれも思わなかったに違いない)
いやあ、新鮮!
ただ、私にはちょっとクリームの分量が多すぎ。生クリーム好きにはたまらんと思いますが。
他にも和菓子のような洋菓子のような心惹かれるスイーツがたくさんありました。

中谷さんをでて、白川通りを渡って西へ。

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こちらは一乗寺商店街。(曼殊院通り)
商店街というには少しさびしい感じですが、かつてはすごく賑わっていたそうです。
結局大学の頃には行き損ねた、知る人ぞ知る映画館、京一会館も確かこのあたりだったかと、、、

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叡電一乗寺駅。
叡電の駅は昔とちっとも変わらないなあ。

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お、いかにも左京区っぽいカフェ!
インキョカフェ

どこのご隠居さんが道楽で始められたのか?
はたまた、隠居した人だけが通うのか?
それにしちゃカウンターバーのようなおされな作り、、、と思ったら、
マスターの名字が院去さん。(これもたいがい珍しい名字だよね)coldsweats02

次なるお目当てはかの有名な恵文社一乗寺店


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本と、生活に関する雑貨のセレクトショップとでもいいましょうか。
お店の前にはたくさんの自転車がとめられていました。

本と雑貨好きにはタマラン、、、と聞いていましたが、まさしくそのとおり!
1日でも楽しめるわ、こりゃ。

本はアート系が多い印象。
民藝関係の本をしばし立ち読み。


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奥はつながっていますが入り口は独立した生活館。
雑貨がこれまた欲しい物ばかりで、、、


人の心をくすぐるツボをおさえた品揃えですね。

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で、手に入れたのはヨーロッパのどこかのアンティークの銅皿。
ホーローの食器が合いそうな気がしたので、こんな感じに。

恵文社から南下。

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あら、かもめ食堂ならぬ、つばめ(食堂)。
イメージは似ているかも。
お昼時にはランチもいただけるようです。

さて、先月は琵琶湖疏水の分線、松ヶ崎疏水を歩きました。

これが哲学の道に続いていくのですが、その間をつなぐ部分がいわゆる北白川疏水なんです。
これも踏破しなければ!(いや、別に義務じゃないんですがね)と、一乗寺から銀閣寺にむけて疏水歩きスタート。


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花がかわっているけれど、やはりタチアオイでしょうか。→ゼニアオイでした。(Ishii様、ありがと)
このあたりにたくさん咲いています。


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この伊織橋あたりから緑がぐっと増えてきて良い雰囲気になってきました。


しかし、間抜けなことに、いままで疏水の流れる方向をまったく逆だと思っていたことに気づく。coldsweats02
だって京都の川はみんな北から南に流れるじゃない。高低差からいってもその方が自然じゃない。

でも!
疏水は南から北へ流れるのだ!
よく考えれば、琵琶湖からきているんだからそれが当たり前なのだけれど、いまさらながら、こんな逆行する大がかりな疏水事業を完遂した明治の京都人の偉大さに脱帽です。

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なつかしのK大グランド付近は、もう散歩道というより、うっそうとした森の雰囲気。
森の湿気、山の気がただよっています。

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以前に中へ入ったのは3年近く前のことになる、ヴォーリズ設計の駒井家住宅もこのあたりでしたね。

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そろそろ足がくたびれてきましたが、緑のある水辺ってほんとうにいいですね。

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やった〜!

やっと今出川通り、銀閣寺道に到着です。
疏水はこのあと銀閣寺参道のところで白川と立体交差して、哲学の道に続くのです。

後で地図で、疏水は高野川、賀茂川、白川とクロスしながら長い距離をはしっていることを確認。
長年京都、京都と言っていた割には、疏水のこと全然しらなかったなあ。

これからは常の散歩道、哲学の道を歩くときも、はるかな水の行方を実景とともに思いうかべることができそうです。


北白川ですので、せっかくだからおまけ。

恵文社、ときたらやはりこちらも載せておかねば。


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車がつっこんでいる、、、んじゃなくて、飛び出しているガケ書房さん。

こちらの本のセレクトは恵文社さんよりさらにマニアック度が高いような印象です。
ホーラー漫画家が描いた自分ちの猫の話(絵柄はホラーだけど、中味は笑える)の漫画を買ってしまった。

するとこんな袋に入れてくれました。


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「ガ」
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2011年6月13日 (月)

平安神宮神苑・花菖蒲〜澄心亭月釜

この春、紅しだれコンサートで、うっとりするようなライトアップされた枝垂れ桜を楽しめた平安神宮・神苑は今、
花菖蒲の盛りをむかえました。

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ちょうど神苑の中にあるお茶室・澄心亭の月釜もあるようですので行ってみましょう。

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ふだんは神苑まで入られる方はそれほど多くはないのですが、今日は花菖蒲ねらいで大勢の方がカメラをかまえています。

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残念ながら、今日はデジイチではありません。

でもアップに挑戦。
この神苑の花菖蒲はすべて日本古来種だそうです。

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紫の花のヴァリエーションの向こうには睡蓮もさいているんです。

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さらに手前の黄色い小さな花をさかせているのはコウホネ(河骨)。

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ぐるっと白虎池をまわって、、、

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こちらは白い花菖蒲。

池の近くにはお茶室・澄心亭。

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こちらでは毎月第2日曜に月釜がひらかれていますが、流派のバラエティーは、京都広しといえども、ここが一番だとか。
この日は表さんどした。

同じ千家流でありながら、裏と表とでは点前がけっこう違うので、これまた興味ぶかいです。
いつもは広間を使われているのですが、この日はなんと三畳台目の小間を使ってのお席で、なかなかよかったです。

待合掛曰く、、、

六月買松風、人間恐無価 (白隠の禅書・槐安国語より)

六月(旧暦ゆえ7〜8月の真夏)にさわやかな涼しい松風は値千金以上である、、、という意味か。

この夏は節電でクーラー使用もひかえなければ。
となると自然の風を享受することも大切です。
、、、、とまあ、そういうつもりで掛けられた軸ではないでしょうけれど。

ただ残念なことにこういう大寄せ茶会ではマナーがいかがか、と思うお客さんもおられます。

後ろでみんなが待っているのに平気で、二人並んであれこれ5分以上会記の前で動こうとしなかったあなた!

それから、正客ゆずりあいのあげく茶道の作法をよく知らない方に正客をおしつけておいて、末席であれこれちゃちゃをいれる人!
ごちゃごちゃうるさく言うくらいなら、はじめからお前が正客しろよ!pout

コホン。失礼。
ちょっと興奮してしまいました。


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こちらは中神苑の蒼龍池の臥龍橋。
ここでは睡蓮が美しい。

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写真ではうまく写っていませんが、この睡蓮の根本には亀がゆっくり泳いでいて、なかなかのどかな景色です。


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このような場所が徒歩圏内にある幸せ。
秋、冬もまた楽しみです。
ただし、入苑料がちとお高いですけれど。

2011年6月10日 (金)

水無月雑記 2011

<その1> 野村碧雲荘の花菖蒲

碧雲荘さん、花菖蒲の時期に「柵内にはいるな」の立て札に、けち〜!とののしってスミマセン!!

今日はちゃんと柵内までいれてくださってありがと〜!!

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おかげで見頃の花菖蒲、堪能させていただきました。

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今日の画像はデジイチだよ〜。

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↑vivasan様おすすめのビューポイントから。

ありがとう!野村さん。happy02(なれなれしいけど、全然無関係者です)

<その2> Cafe de 505


国立近代美術館に青木繁展を見に行こうと、チケット握りしめでかけたのですが、受付嬢がすまなそうに「あの〜、このチケット、青木繁展のじゃないんですけど〜」、、、、coldsweats02

アホアホ!私のアホ!

このまま帰るのも悲しいので、チケットなくても利用できる館内のカフェ、Cafe de 505へ。


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ここは岡崎疏水べりのオープンエアの席が超人気。
桜の季節はそれこそジモティでもとれないようです。
(いつか、、とねらってはいますが)


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でも緑の季節もなかなか。

向かいの橋の向こうはすてきなお散歩コース、白川です。
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ここで一息つきながら眺めを楽しむ、、、、う〜む、マダムの気分だわ、、、、
(多分、はたからは、疲れたおばさんが一服しているようにしか見えないだろうなあ、、、、)

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デジイチ、かしこいぞ!
なんだかさまになる画像だなあ。

美術館の入場無料スペースにはこんな場所もあって、ここでも疏水の風景を楽しめます。


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すばらしいピクチャーウィンドウ。

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特筆はここの椅子。
どなたのデザインかしりませんが、もたれると、背中の部分だけが体に合わせて角度がかわる、それはそれは座り心地のよい椅子。

いつかおためしあれ。


<その3> be 京都 

大きな町家を改修したギャラリーや和のお稽古ができる施設、be 京都さん、烏丸今出川の北西にあります。


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この日はこちらで夢風庵様の勉強されているカメラ教室の作品展の最終日。

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基礎科とありますが、みなさまなかなかどうしてどうして。

デジカメが使えるようになって以来、技術的なものより、どういう景色に目をとめるか、風景をどう切り取るか、が勝負のような気がします。

技術だけでなく、感性が大切。

私もデジイチ、もう少し勉強せねば。

せっかくなので、以前来たときは使用中で見られなかった座敷を拝見。

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これこれ。
陰翳礼賛。
このほの暗さが日本家屋の真骨頂。


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そして坪庭の対照的な明るさ。

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いいお庭ですね。
かなりの分限者のお家だったのでしょうか。

これはbe京都さんからの帰り道、あたりによい香りをふりまいていたカシワバアジサイ。

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そしてD大学の学舎。

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青春のにほひやなあ、、、、


<その4>  匣・筥・匳(ハコ) 遊茶展 

堺町通り六角下ルのギャラリー、室386-3さんにて。

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御所南の漆器、蒔絵のアンティークのお店、うるわし屋さんと布作家、昆布尚子さんのコラボ展。


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2年前にあったときも行きましたが、主に茶箱のセット、煎茶のセットが展示され、しかもバラ売りOK、なのです。

見て、きゃ〜、あれほしい、これいい、、、と思ったら、そういうものはほとんど売約済み!

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前回もでしたが、初日でおそらくほぼ9割は売れちゃうんではないかしら。
平日行きがたい者には、はじめから勝負になりませんcrying

とてもいい茶器もあったんですがねえ、、、いかんせん、あなたはもう他人様のものなのね。

しかたがないので、目の保養だけさせてもらいましたわ。


<その5> またまたまた灰型

先月に引き続き、今月も某所にて灰型のお稽古。

完成品はこちら。

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え?

先月から進歩が見られない?
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でも、灰をいじっているのはなんだか楽しいです。
なかなか言うことをきいてはくれませんが。


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こちらは上級者、ひいらぎ様のつくられた丸灰。
ほ〜lovely

丸灰の作り方を初めて拝見しました。
(むつかしそ〜、、、、)

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お楽しみは灰型の後、手作りのお菓子と一服のお茶。

この日はこなしの青梅、黄味餡。
とてもきれいでおいしかった。(私は、こなしを2回作って2回とも失敗した経験が、、、、)

お点前は交代で、そして後見さんは、、、、、

「わらわじゃ。」

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2011年6月 7日 (火)

古川町商店街

先日わが家においでくださった花咲様にいただいたお花です。

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なんと、手ずから育てられた茶花です。
まあ、すてき!

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いくつか抜粋して玄関にも。
ガーデニングには敗北(?)して、あきらめた私ですが、自宅の庭の茶花をそのつど切って、生けることができたら、、、と思うとまた懲りずに挑戦しようかな、、、なんて。(やっぱり時間的に無理無理!)

さて、この日は地下鉄東山駅の近く、江戸の昔より東の錦といわれた古川町商店街へ。
町歩きの趣味と、お買い物の実用を兼ねて。

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ここはTVドラマ「京都地検の女」のヒロインのホームグランドという設定なので有名になったみたいです。
再放送をみたところ、ああ、ここ知ってる知ってる、というお店がけっこうでてきます。
そのあといきなり遠いところへ舞台が瞬間移動するのは京都ドラマのお約束かも。
なにしろ短時間に名所をもりこまないといけないですから。

ただし、すこうしさびれた感がなきにしもあらず、なのはどこの商店街でもかかえる問題なのでしょう。
錦のようにほとんどが観光客、、、というところとはちがいます。
でも、お店の人と会話をかわしながらする買い物はやはり楽しいです。
パックしていない野菜やお魚も、スーパーに慣れた身にはなんだかなつかしい。

おまんやさんもあるし、とてもレトロな薬屋さん(浪花千栄子のオロナインの看板でもでてそうな)(←古〜っ!)もあるし、意外といろんな雑貨も手にはいるのね。

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ぽん様お気に入りの熊野神社の「十両」じゃなくて、いきなり1000倍の「万両」さん。
お惣菜と日替わり定食のお店。
ほんまに手作りでお値段もリーズナブルなので、ダンナのご愛用。
昨年までは私のお気に入りのランチカフェ、「六花」さんもここにあったんだけどな。(東大路に移転されました)

そして商店街を通り抜けるともう知恩院はすぐそこです。


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ここは「京都地検の女」のヒロインが毎回最後に(脈絡なく)浴衣で登場する白川べりどすえ。

商店街でのお買いもの、晩飯のタネと、こちら。

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やめられないとまらない、の大好きな福だるまと、お茶のお干菓子にでもなりそうな団扇の麩の焼き。

それから、花屋さんで買った茶花。

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ここの花屋さんはご主人がいい人で大好き。
茶花もけっこうおいてあるし。(←育てずに買う派ですcoldsweats01

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こちらで買った大好きなチンシバイ、2日たっただけで暑さのせいか花が開ききってしまいました。
それもまたきれいなんですがね。

この古川町商店街、日曜日はお休みなんです(一部除く)。
お間違えなく。