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京都の日々 Feed

2011年5月 2日 (月)

京都和菓子の会〜上賀茂神社・佐々木酒造さんとのコラボ

雨模様でしたが、上賀茂あたり、賀茂川の土手には山吹が花盛り。

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ここらには八重だけでなく、一重の山吹も咲いているんです。(八重のむこうにちらっと)

上賀茂神社の境内にはいると、、、おお?

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そうか、そうか、5月5日の競馬(くらべうま)会神事のための足汰式(あしぞろえしき:競馬に出場する馬足の優劣を定め、遅速を実際に見て、組合せを決定するもの。)がこの日だったか。

一の鳥居の近くには「競馬馬搬送用」と書かれたトラックがとまってましたね。

こちらの神事はあとでちらっと拝見しましたので、のちほどお写真を。


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五月になってもまだ散り終わらない桜です。

さて、今日は楽しみな京都和菓子の会 、なんと世界遺産上賀茂神社にて、です。
数年前から皆勤をねらって参加させてもらっていますが、今回は裏方さん。
お手伝いとしての参加です。

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社務所の入り口には賀茂社のシンボル、フタバアオイ。
神社内にはいたるところにフタバアオイが。(参照:葵プロジェクト


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襖にもフタバアオイね。
よく見るとちゃんと花もついているんですよ。自分で世話していなかったら気付かなかっただろうけれど。(vivasan様、ありがと)

で、この襖がある座敷が今回の会場なんですが、社務所の奥の奥、桂の間、葵の間。
なんと葵祭で斎王代の控えの間になるんですって。
まあ、普通なら絶対はいれないところですわねえ。

そういえば渡り廊下には歴代斎王代の写真がならんでいました。
十二単衣の装束を皆おつけになって、雅の世界だわlovely

そういえばお庭もなんとなくやんごとない感じで、、、


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え?猫?

突き当たりの白い花の木の下に小さく白黒の猫ちゃんが写っています。
ま!世界遺産に住まいするやんごとなきノラ猫ちゃんかしら。

さて、今回は禰宜さんの特別のお計らいで、参席された方全員、細殿(立砂のあるところ)となりの土舎でお祓いをうけたのち、普段入ることのできない本殿での参拝を許されたのです。

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お祓いをうける土舎へ向かうみなさま。


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本殿に向かいます。
ここにはミニ立砂があるんです。
拝見できるのは皇后様が参拝される場所まで。
その奥にはもう一組の立砂があって、そこは天皇が参拝される場所とか。

う〜ん、なんだか身も心も清められたような、、、

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ちなみに皆さんにはこんな(何という名前なのか??)袈裟みたいなのをつけてもらいました。
なんだかカッコイイですね。

実は第一席のみ、スペシャル企画がついていました。
能囃子方、幸流の若きホープ、曽和尚靖さんの小鼓の奉納を聞けるのです。

残念ながら、私は裏方仕事で聞くことができませんでした。
上賀茂の聖なる森に山に響く小鼓の音はきっと荘厳だったでしょうねえ、、、

で、残念なので、お写真のみ,撮らせていただきました。
ぽん様とのツーショットで。


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さてさて、今回の主役のお菓子が千本玉壽軒さんから届きました。

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おおお〜!!
なんとこの季節にぴったりなきんとんと、葵のかたちのわらび餅。

いいですか、これはただの和菓子ではありませんのよ。
なんと和菓子と日本酒のフュージョンをめざしたものなんです。

で、その日本酒はどちらのかというと、、、、じゃ〜ん!
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このハンチョウさんのご実家、洛中に唯一残る造り酒屋佐々木酒造さんの看板酒、「聚楽第」の純米吟醸、大吟醸どすえ〜。

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後ろ姿しかお見せできませんが、こちら佐々木酒造の跡取り、ハンチョウさんの弟さん。
お兄さんの佐々木蔵之介さんより男前、というもっぱらの評判どおり、男前やわあ〜heart01

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今回はお茶が二煎のうえ、菓子盛りの数あわせに必死でしたので、あんまりお話がお聞きできなかったのが残念です。
(なので今回はあまり正確に再現できませんが)

宇治茶の8割を生産している和束から、宇治茶への熱い思いを語られた日本茶インストラクター松石三重子様のお話とともに和束の深蒸し新茶をまず一服。

そしていよいよお菓子の登場。

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器は葵の文様のはいった粉引。
諏訪蘇山さんの若いお弟子さん、林 益郎さん作。
林さんはこの日、裏方さんとしても活躍してくれました。

(ちなみにこの盛り方は主催・中川様のダメだしで盛り変えましたがcoldsweats01

佐々木酒造さん曰く、日本酒品評会は日本酒の裾野をひろげるのにはあまり役には立たない、むしろ日本酒以外の業種とのコラボで裾野を広げたい、と。

と、いうわけであれこれ試行錯誤を千本玉壽軒さんはされたようです。

和菓子の会のお菓子は既製のお菓子の概念をこえて、いろいろ新しい試みをされているものばかりなんです。(というわけで市販はいっさいされません)

主催・中川様のダメだし,まだか?の矢のような催促、叱咤激励のもと、みなさま、苦労を重ね、ときにはあきらめそうになりながら、最後にはより高く昇華されたようなものを作り上げられます。

これは京のきびしい大向こうの目にかなうよう、切磋琢磨を続け、日本一となった京都の伝統工芸そのものではありませんか。


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最後にお相伴させていただいたお菓子の感想を。

きんとんは中の餡にも、きんとんにも、上の寒天片にもお酒がふくまれています。
酒饅頭をもっと洗練させたような味で、ふわっと鼻腔にひろがる(大好きな)大吟醸の香り。
普通のきんとんよりはるかにこっちの方がおいしい。
なんでいままでこんなきんとんがなかったのかしら。

右のわらび餅、ただものではありません。
中には純米吟醸をつかった干し柿がはいっているのですが、これ、、、いままで食べたことがないお菓子になっています。
こちらの方が日本酒度高く、えもいわれぬ多幸感にひたったのであります。(酒飲みだからじゃないですよ!)

すばらしい!ブラヴォ〜!


だから和菓子の会はやめられないのよ。


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最後にお客さんにクジをひいてもらい、当たった方には先のハンチョウさんのポスター、このお酒「ハンチョウ」、和束のお茶を進呈。

最後の席の方には松石様がお持ちになった茶の木の枝もプレゼント。
挿し木で増やせるかも。

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ご覧のように新芽がでています。
いよいよお茶摘みの季節到来です。

さて、お待ちかねの(ということもないか、、、)足汰式。


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社務所の前にそろったところを撮ってみただけですが。

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いずれの馬も(お尻向けてますけど)美しいですねえ。

5月5日にはいよいよ競馬会神事ですよ。

2011年5月 1日 (日)

greenな五月

目にあざやかな緑が美しい季節になりました。

それなりに都会でありながら、これほど緑豊かな町は京都のほかにもあるのでしょうか。

東山三十六峰の緑を背に、疏水、鴨川の緑を愛でつつ、広大な御所にあふれる緑で癒される。
これがぜいたくでなくてなんでしょう。

都市の中で、東京よりも圧倒的に緑が少ない大阪に日々通っているのでよけいにそう思えます。


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国立近代美術館の裏手、疏水べりの緑です。
桜もすっかり葉桜になっています。

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白川の緑。

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これはご近所で例の卜半(唐子咲きの椿)を育てておられるお家の垣根です。

ちょっと前からテッセンのつぼみに気付いていましたが、ついに開花しました。

竹垣にからまる風情はそのまま茶席にもっていきたいくらいです。

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わが家の庭の楓もまぶしいくらい緑なので、それを少しいただいて家の中にも緑を。


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床の間にも。

う〜〜ん、、、短冊がこんどは短すぎてバランス悪りぃ、、、

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「薫風南より来たる」(柳公権)

殿閣微涼を生ず、、、と続くのですが、本来はこれ夏の詩なんです。
でも薫風といえば、日本ではやはり五月ですよねえ。

字は久松真一先生。


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上生菓子も桜色から緑系へ。
(吉水園さんの和菓子。躑躅と藤、、、だったかな)

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最近の花屋さんは洋花ばかりをあつかうところが多くて、茶花はどこでもとめたらいいのだろう、、、とずっとさがしていたのですが、意外と近所に茶花専門のよいお店を発見しました。

そちらでもとめた三つ葉アケビ。


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お値段も手頃なので、とってもうれしいhappy01

2011年4月18日 (月)

出水の小川で宴会〜2011

今年も御所の出水の小川で、里桜を愛でながら、京都loveブロガーさんのお花見です。

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今年で5回目だそうです。
私は今年で3回目、でも京都からの参戦は初めて〜happy02

いままでは、遠いところからえっちらおっちら重い荷物をかついでくるのもしんどかったのですが、今回はチャリで10分ですのよ〜。

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なので、その日の朝に高○屋のデパ地下でこんなものもゲットしてもってくることもできるのです。

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写真いまいちですが、ここは京都のいろいろな上生菓子屋さんの生菓子をあれこれ選べる夢のようなコーナーなんです。

でもいつもは遅い帰りなので、1種類しか残っていないことも多々ありまして、このように15種類!大人買いできるのがうれしくて〜。

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私がいただいたのはこれ、水渦ですかしら。
出水の小川、みずのほとりにぴったりですわlovely

酒盛りをするのになぜ甘い物を?
と思われたかもしれませんが、皆様甘い物でもお酒はいける、、、というだけでなく、もちや先生のミニ茶屋がひらかれているからですの。


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キャリーバッグにお茶道具をつめて、(写真には写っていませんが)大きなポットまでご持参くださいました。
そこでいろいろな種類の煎茶、和製紅茶をきれいなお点前でいれてくれたのが、もちや先生の助手(ウソです)お茶(+スイーツ)男子、AKH様。(HNはややこしいから却下)

私、煎茶道のお点前はみたことがありませんが、きっとこのように端整なものなのでしょう、、、と想像いたします。

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このように食べるものも皆様持ち寄りで、豪華豪華。
ぽん様は手作りのピクルスやビーツとビーフの煮物などなどご持参。

さすが〜!というくらいおいしかったです。(とくにピクルス!)

夢風庵様は手作りのご馳走はキケンなので買った物で、とおっしゃいましたが(なにしろ塩をひとつかみ入れて、と言われてほんまに指じゃなく手のひらひとつかみ塩をいれちゃったらしいので、、、)私も買った物でスミマセン。


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私の個人的好みで日本酒ばかり写しましたが、ワインもいっぱい並びました。
ちなみに右からvivasan様ご持参の、京都佐々木酒造の「九条」。九条葱の九条かと思いましたら、「平和憲法9条」だったのですね〜。
真ん中は同じく佐々木酒造さんと京都の水を考える・カッパ研究会とのコラボのお酒「雅多露(がたろ=河童)」、もちや先生ご持参。
左のは私のがんばろう東北!の祈りをこめて福島の大七酒造さんの「箕輪門」。

ちなみに高○屋の地下のお酒売り場では「東北の地酒フェアー」をやっていました。
昨今、風評被害で東北のお酒をおかないお店もあるとききましたが、見上げた心がけです。

ただし、お酒造りにたいせつな水脈が塩害にやられて、今年の仕込みはむつかしいかも、、、という酒屋のオヤジの言葉につらいものを感じました。

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この美しいうなじと、シチュエーションにぴったりの桜の耳飾り、、、はどなたかと申しますと、やはり御所で他のグループの宴会の幹事をしておられた、いけこ様。

今年もお顔をだしてくださいまして、ほんの短時間しかおられなかったのに、そのたちふるまい、気遣いのすばらしさに、またまた感動。(冗談ですが)「是非、息子のヨメに。」と言いまくっております。残念ながらすでに人のヨメですが。

去り際に、さりげなく他人の脱ぎ散らかした靴をさっと整えていかれた姿に一堂「ほ〜、、、」とため息。

あんのちゃん曰く、上人・中人・下人がいるように、上嫁・中嫁・下嫁で判断すると、上嫁やなあ、、ということです。

わたしらは下嫁ね。coldsweats01(下々嫁、ゲゲゲの嫁、、、という説も)

あんのちゃんもがんばれ、と言いますと、「私はけっこうすごいんですよぅ〜」、、、らしいです。coldsweats01
早く園遊会へいける相手さがそうね。

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ついであいかわらずおもしろい夫婦漫才(?)をきかせてくれるカップル、二人静様、才谷くん。
なんとおふたりとも日本茶インストラクターの資格をおもちです。
で、二人静様に玉露をいれていただきました。お見事な手際で。

玉露って茶杯の底にちびっとあるのをゆっくり味わうのですよ。
う〜〜ん、玉露らしい玉露を久々にいただきました。
お茶つながりのお友達の茶庭様(HNは別ですが)もごいっしょに。

相変わらず異様な(?)テンションの才谷くん、ご持参のイタドリを皮をむいてむしゃむしゃと。
これ、意外といけます。すっぱくて、しいていえばスターフルーツに似ているかな。

彼と同郷のvivasan 様と(かくれ才谷ファン)私とで「虎杖(イタドリ)倶楽部」をたちあげることに(冗談です)。

vivasan 様には先日のユキワリソウの苔玉に続いてフタバアオイの鉢植えをいただきました。

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そういえばまもなく賀茂の祭(葵祭)ですね。
フタバアオイは京都に住むからには育ててみたい植物なんです。


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ぽん様のお供は、最近新しくシェルターからぽん様一家の家族になったムサ君。

私たちのたべものをねらったりせず、じ〜っとおとなしくしていました。
おりこうさんです。

わんことしては、もう中年ですが、いろいろ辛い思いもしてきたでしょう。
よくぞぽん様のところに来ましたね。
愛情をうけて、かわりに幸せを与えて、、、きっといい犬生をおくることでしょう。

ちょっと顔をだしてくれたMaikyちゃんも最近子猫と同居をはじめたばかりだそうです。そのためにわざわざお引っ越しまでして。


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それからそれから、もちや先生のお手製の募金箱。
(まあ、上にのっている盃はスルーして。)

みんな東北を応援しています。
これくらいのことしかできませんが。

今年も楽しいお花見宴会ができました。
今ある時間に感謝です。

2011年2月16日 (水)

雪の東山

今朝いつも通りに出勤のため、朝早くバス停へ向かう道、ふとふりかえると、まあ!

なんて美しい東山!

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昨夜来の雪にうっすら化粧をしているさまが、あまりにきれいなのに感動して、どうしてもアップいたしたく、、、、

やはり京都はいいです。
特に冬の京都はとても好きです。

2011年1月 1日 (土)

明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします。

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平安神宮〜蒼龍楼。

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昨日の雪がうそのように空は晴れました。

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京都能楽会の方々による仕舞も奉納され、新年を言祝ぎます。
演目はかいもく見当がつきませんが、きっとおめでたい演目なのでしょう。
翁とか髙砂とか(←それしか知らない、、、)
 *三番叟(大蔵流では三番三)だそうです。   by はかなきものにて様

昔学生バイトをした甘酒接待が、有料になっていたのは残念だなあ。(あのころは無料だった!)

次いで氏子であるところの岡崎神社にむかう。

え?!
なんじゃこりゃ〜!!

丸太町通りにもあふれる長蛇の列!
シンボルが今年の干支の卯だけに今年は大人気のようです、こちら。
いつもは閑散としてるのにねえ。

というわけで回れ右。
後日ほとぼりがさめたころにまた。

そんなぐあいで今年も雑文を書き散らす予定です。
よろしくおつきあいのほど、お願い申し上げます。

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2010年12月26日 (日)

年末の町めぐり

いつも洛外(=旧・岡崎村)で生活の大半をすごしているもので、憶良じゃないけれど、「天ざかる鄙に いつとし住ひつつ 都の風習(てぶり)忘らえに けり」そうですわ。(ようするに田舎くさくなるってことね)

これではイケナイ、、、と思ったわけではありませんが、たまっていた用事をすませがてら、あれこれお買い物などをしようと洛中へ。

まずは年末の賑わいの錦市場の風景を。

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流通システムのすすんだ現在において、錦の存在価値はどこにあるのかというと、、、行き着く先は観光資源なのかな、と思ってしまうのですが、日ごろここで普通のお買い物をしている京都人ってどのくらいおられるのでしょう。

、、、と言いつつ、有次の包丁(嫁いだ娘用)を年末に娘と買いにこなくちゃ、と思うのでありました。

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寺町を北上しまして、御池の手前、伊藤組紐店さん。
真田紐をはじめ、茶入の仕覆の紐や帯締め、ストラップなどもとめられるし、誂え注文もできるのです。

実は2年前、金沢で買った加賀刺繍の帯留めに合う帯締めを、買いに行こうと思いながらなかなか行けなかったのです。
やっと行くことができました。
三分紐を買ったのですが、帯締めとしては破格のお安さ。
あれこれ色々な色を揃えたくなるぢゃありませんか!
茶席に帯留めはNGなのでかろうじて自制しております。

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まあ、季節物ですので、これ締められるのは来年の秋ですね。

寺町のスマート珈琲は、やっぱり行列ができていたのでスルーして、、、
あら、ここにもお茶のルピシアが。


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広くてきれいで、品揃えも多く、フレーバーティーなど選ぶのも楽しい。
ただ残念なことに付属のティールームがないのよね〜。


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寺町と言えば学生の頃からおなじみの鳩居堂さん。
茶道具から書道の道具、香道の道具、紙料までみているだけで楽しい。
いつかは筆で手紙などをしたためるのが夢。(まあ、筆ペンにてこずっているようじゃあねぇ、、、、)

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一番お安い煉香「梅ヶ香」を。
お正月玄関あたりにくゆらせてみようかと。
(ホンマは早く茶室の炉中で焚きたいのですがね。)

御池を越えて寺町をなお北上すると、なじみのエリア。

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その筋の本の品揃えがすごい三月書房
どの筋かって?
う〜む、一言で説明はむつかしい。
しいて言えば芸術が好きで、日本文化が好きで、京都好きなら一日立ち読みしても飽きないかも。(お店の人には大迷惑ですが)
ちなみにお隣は大好物、「福だるま」がある舩はしや総本店。


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こちら三月書房さんのお向かいのグランピエ丁子屋さん。
昔二条通りにあって、りっぱな町家だったのですが、壊されて移転されました。(壊されたあとは未だに空き地)
けれども今度のお店も雰囲気のある町家なんです。

こちらは李朝家具も扱っておられます。
コーヒーテーブル用に小盤を買いました。よく見る12角形のものは京畿道タイプですが、今回もとめたのは四角い羅州盤とよばれるタイプのもの。


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さらに北上すると、和の紙料ならなんでもそろう紙司・柿本さん。
昔、娘が小学校に入学したとき、お道具箱に貼る和紙を買いにきたことが思い出されます。

ここまでくれば忘れちゃならないのが一保堂さん。

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大学でお茶をやっていたときに、使う抹茶はいつもこちらのでした。
茶経の包装紙もとてもいいですよね。

さて、三条河原町で用事があったため、南東に向かって歩きます。まあ、まっすぐではなくフラフラよりみちしながら。


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押小路を歩いていると、あら、こんなところに町家レストラン(ちなみに「さらさmange」さん)が、、、、と思って通り過ぎるとき、、、


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このろうじは、、、、
なんだかいろいろな京都ブロガーさんの記事で見たことのあるような、、、


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danger
PATISSERIE Salon de the m.s.hはここかあ、、、、

(エム・エス・アッシュね。フランス語ざます)

というので、ちょっと甘いものも欲しかったので、こちらでエネルギー補給。


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麩屋ロール。
お店が麩屋町にあるのも確かなんですが、生クリームの中に生麩が入っているのです!
あの食感が意外とクリームにあうのですね。
あとリンゴのジブーストにも限りなく後ろ髪をひかれながら、お店をあとに。(最近引っ越しで減った体重がまたリバウンドで、、、despair


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河原町を越えたところで、あ〜こんなところにあったんだ、酢屋さん
龍馬が投宿したことで有名で、今でも二階で開催中の龍馬展に足を運ぶ人は多いようです。
本業は銘木屋さん、ちなみに京都和菓子の会主宰の中川典子様のご実家でもあります。


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お花屋さんの店頭では仏手柑が。
最近お正月飾りにこれを使うのをよく見るなあ、、、と思っていたのですが、末広がりが縁起が良いと、昔から商家では飾られていたとか。
ちなみにそのままではまずくて食べられないそうです。砂糖漬けにするか、もっぱら観賞用。
それにしてもええお値段してますねえ。


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最後に三条大橋西詰の内藤商店さんへ。
以前に買った棕櫚の棒タワシがいたんできたので、新しいのを買いに行かないとなあと、朝、通勤のバスからいつも眺めてはそう思っていました。(このお店は私が出勤する8時前にもう開けてはるんです!)


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やっと新しいのを買うことができました。
1本は台所用に。
もう1本はいけこ様から教えてもらって、足袋の洗濯用に。

2010年12月 7日 (火)

非時香菓・大和橘色づくころ〜秦家住宅

ご近所の好日居さんのところで、こんなすてきな催しを知りました。

秦家住宅で笙を聴く〜非時香菓(ときじくのかくのこのみ)大和橘の色づくころ」

秦家といえば祇園祭では太子山のでる油小路仏光寺の大きな京町家。
いままでも京都和菓子の会で2回ほどお邪魔したことがあります。(→

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でもこんなに暗くなってからお邪魔するのははじめて。

私の町家への憧れの原点は、夕暮れ時に玄関にぼ〜っとともる門灯の景色なのですが、その町家の、夜の本来の「暗さ」を味わえるのは初めてのこと。

(なので今日の写真は全部暗いです。時々何が写っているのかわからないのもありますが、苦情はうけつけませんcatface


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非時香菓は田道間守(たじまのかみ)が常世の国から不老不死の力を持つ霊薬として持ち帰った、、、という神話で有名です。
これは大和橘の実とされています。
なので、今日のこの会は、秦家のあちこちに橘の実がしつらえられています。

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秦さんのお家は大きな薬問屋さんでしたので、表にはミセの間、奥の座敷には苔の緑もすばらしいお庭、そして離れがあります。今日の笙の演奏は曲目毎に聴く場所を変えて、自由に楽しむ、というコンセプト。

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まずはミセの間で待機。
大きな火鉢がなつかしいです。


笙の演奏は田島和枝さん
天平時代の麗人もかくや、と思われるお衣装で。

あ、もしかして、田島さんと田道間守をかけて、非時香菓?と思ったりして。

笙の演奏は何年か前、東儀秀樹さんの演奏会で聴いたことがありますが、こんなに間近で聴くのは初めての体験です。
西洋楽器に慣れた耳にはとても不思議な音色に聞こえます。
目をつぶってみると、パイプオルガンに似ています。
あとできいたところでは音を出す原理が同じだそうで、むべなるかな、です。

笙は呼気、吸気、どちらでも音が出せるので音が途切れずに出せ、その分結露しやすいため、手あぶりで温めながら演奏する、、、というのは東儀さんの時に聴きました。
今では電気で温める機械もあるのですね。

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次ぎに奥座敷にて。
灯りはロウソクだけですので、庭は闇に沈んで見ることができませんが、以前の記憶をたよりに心の目で見ることができるような気がします。

今の生活でこれほどの暗さを味わうことができる機会は稀です。
ゆらゆらとゆれる灯心、奏者の影、聴衆の影、そして天空の音と称される笙の音色。
非日常で実に魅力的な空間でした。

(ちなみにこの会は、朝の部、昼の部もありました。でも夜の部に来て正解だと思いました。あら、他の回に来られたみなさま、ごめんあそばせcoldsweats01

笙の他にも、笙の倍の長さを持つ、正倉院復元楽器である竿(う)の演奏もされました。
これは笙より低音で、私はこちらの方の音色が好きかもしれない。
体の奥に響くような波長音で。

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ティーブレイクは好日居さんがいれてくださる岩茶(中国武夷山でとれる最高級の中国茶)・白牡丹。
また、その煎れる中国茶独特の所作が美しいのです。
小さい杯でいただいたあとは、その杯に残る茶の香りを楽しむのが流儀。
さわやかで胸がすっきりします。


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これが中国茶の点茶盤。

そのあと、秦家のご当主、めぐみさんが作られた蜜柑餅をいただく。
めぐみさんはこの家でお料理教室もされておられる腕前、さすがです。
ほんのり蜜柑の香りのする柔らかいお餅で、上に仏手柑の砂糖漬けが。おいしい、、、lovely
(暗すぎで、写真に全然写ってませんでした、、、、残念)


最後の一曲は田島さんが秦家の(すばらしい)お庭に出て、聴衆はそれぞれ離れや縁側、好きなところで聴く、というスタイル。
笙の音色が夜空に、ひいては天空にのぼっていくイメージが、ロウソクの頼りない灯りの効果とともに、とても幻想的なシーンをつくってくれました。
ブラヴォー!

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鳳凰が羽根を休めている姿を写したという、笙。
その造形も美しい。
ちなみにこれは制作に20年を要したという、京都在住の當野泰伸氏が制作された、世界にたった一つしかない象牙の笙です。
(これも演奏してみせていただきました)


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天平時代の装いを模した衣装をお召しの田島さん。
すてきですね。

三々五々、田島さんや好日居さん、秦めぐみさん、象牙の笙の作者の當野さんにお話を聞きながら、散会。

ほんとうにすてきな夜になりました。
ありがとうございました。

2010年11月12日 (金)

やっと京めぐり?

京都に引っ越したというのに、ここ数日は寝る時間を除くと、大阪にいる時間の方が圧倒的に長くて、全然実感わかんなあ。

ああ、でも今日やっと時間ができたのよ。
なので京都転入後お初の町めぐり by チャリ。

まずはここ。


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ここは歩いて行けるんですがね、あとの都合もありまして、自転車のりつけ。
京都国立近代美術館は上村松園展。

奈良の上村松園・松篁・淳之三代の作品を所有する松伯美術館所蔵の絵が多かったです。あそこも行こう行こうと思いながら、行けなかったのですが、京都で松園さんの絵をたくさん見ることができてうれしい。

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こちら前期の目玉、「花がたみ」。
美しく狂った照日の前。これは迫力あります。
能「花筺(はながたみ)」のストーリーを知っていると尚、感動します。

彼女の作品には能、謡曲、古典の知識を要求するものがけっこう多く、勉強せねば、、、、、と。

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これは後期展示なので、見ることができなかった「焔」。
これもまた謡曲「葵上」にちなむ作品。

晩年近くの、市井の女性を描いた作品がよいですね。
こんなたおやかで美しい所作の女性なんて、もう日本のどこにもおらんよねえ、、、、。
障子の穴を、切り紙でふさぐ女性を描いた「晩秋」。
障子張り自体がもう死語にちかくなってしまったし。

あと初々しい新妻、新母の証の「青眉」。
つい嫁いだばかりの娘を思い出したりして。


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疏水べりの桜、紅葉を独り占めできると人気の美術館内のカフェ、cafe de 505。
やっぱりいっぱいで入れませんでした。
せっかく近くに住んでいるので、いつかこのテラス席をゲットしたいもの。


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京都会館前の二条通もそろそろ紅葉が美しく色づいてきました。


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ここからチャリで西方向に北上。
スイスイですわね〜。
こんなに自転車だと近いとは。

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アンティークの漆器と銀器で有名な御所南のうるわし屋さん。蒔絵展のご案内をいただきましたので。


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二階にも展示があるとのことで、初めて上がらせていただきました。
階段の突き当たりにとてもいい竹の花器が早速目に入ったのですが、、、、初日ですでに売約済みとかweep

さらに和笛をいれる筒を花器にしたものも目についたのですが、これも売約済み。
みなさん、同じ物に目が行くのね。そして初日に行かないと出遅れなのね。crying


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といいつつ、蒔絵の小皿を。
明治時代のものだそうです。
けっこう使い込んだお皿のようですが、蒔絵というのは強いのですね、少しも欠けていないのはすごいです。

そのまま帰ってもよかったのですが、自転車があまりにも気持ちよく走るので、いよいよ町中へ。

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麩屋町を南下。
今まではてくてく歩いてそれなりの距離感だな、と思っていたのですが、自転車で行くと町がさらにコンパクトになったような気がする。まだ京都に住んでいなかったころ歩き回ったあそこもここも、、、。

それにしても20年ぶりの京都だというのに、全然違和感がなくなじんでいる自分にびっくり。


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こちらくらふとギャラリー集さん。
以前から、お向かいの和久傳堺町でお茶しつつも気になっていたギャラリー。
苔玉がほしかったんです。

今度の家は苔玉が似合いそうなので。
ただ、枯らしてしまう可能性も多々あり、小さいのでお試しを。


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しのぶです。
常緑ではないので、まもなく葉っぱはおちるそうですが、それまでの間、楽しんでみます。
うまいこといけば、来春また芽がでるかも。

さて、本日のシメはこちら。

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お気に入りの岡崎円勝寺町の好日居さん。

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玄関をあがると、さりげなく生けられたホトトギスがお迎え。

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本日いただいたお茶はこちら。
好日居さんのお母様お手製のアップルケーキによくあうさわやかなお茶です。

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このような蓋碗(がいわん)でいただきます。
中には茶葉そのものも入っています。
慣れた人は片手で蓋をずらして、上手に茶葉を飲み込まないよう、お茶だけをすするそうですが、私は初心者なので両手で。
それでも葉っぱは口の中に入ってきますcoldsweats01


好日居さん、やっとご近所になれました。
これからは行こうと思えば、いつでも行けますわ〜。happy01

自転車で帰宅。
う〜む、やはり京都は自転車が似合う。
ただし、駐輪に関してはけっこうシビアな公的私的管制がありますので、それだけはご注意を。

2010年11月 6日 (土)

京都あれこれ+唐長の名刺

いまどきどこの自治体も土日のサービスしてる、、、、はずだと思っていたのに、京都は土日、区役所はしっかりおやすみなのね。

他の自治体ではとうにカード化されているものが、なんだかアナログなペーパー。

お昼休みになったとたん、窓口がいきなり縮小。

いくら昔ながら、、が、うるわしい京都でも、お役所がちょっと旧態然としているのもねえ、、。

いきなりグチでスミマセン。

お口直しに。

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朝の美術館わきの並木道です。

少し色づいた木々が美しいです。少し肌寒いくらいの朝が気持ちよいです。

グチついでにですね、もうひとつ。

雨の夕方、休日、という悪条件もあったのですが、高野にある某ショッピングセンターへ車で。

駐車場入場にも時間はかかったのですが、出るのに何分かかったと思います?

30分ですよ〜、30分。

買い物時間より長いぢゃないか!

大きな原因は出口付近の交通状況の問題。細い道なのに駐車場以外から流れ込む車が多いのです。
なんでこんな駐車場計画つくるかな〜sad

結論として、、、、やっぱり京都に車はいらない、、、。
車で生活するようにできていないのね。

やっぱり、ここはチャリだわ!

ところで、話は全くかわります。

昨年7月、四条烏丸のCOCON KARASUMAに入っている唐長さんでこんなものを買いました。


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瓢箪唐草の唐紙地で作られた名刺用紙。

京都に住むようになったら、これに京都の住所をいれたプライベートな名刺を作るんだ、と大事にしまっていたのです。

唐長のスタッフさんに、これはインクジェットなんかじゃなく、活版印刷がきれいでおすすめですよ、と言われたので活版印刷をしているところをさがしたのですが、これがなかなか大阪あたりじゃみあたらない。

なんでも、活版の活字を鋳造する工場がもうほとんどなくなってしまったのだそうです。
今ある活字がなくなったら、もう活版印刷はこの世からなくなってしまう運命らしい。


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ところが京都に一軒、活版印刷しているところを発見。

河原町二条の十分屋さん。

「うちではまだ活字がたくさんありますから、当分は大丈夫です。」
なんでも東京の方からも注文に来られる方もおられるとか。

あずけて後日受け取りかと思いきや、なんとその場で活版を組んで、印刷はあっという間。
残念ながら画像はありませんが、すごいです、活版印刷の機械って。

個人情報ってやつで(?)、刷り上がった名刺はお見せできませんが、まあ美しい仕上がり。
インクジェットの文字よりなんだか味があります。
唐長さんで勧められた意味がわかったわ。

ちなみにこのプライベート名刺、ばっちり茶名もいれました!(むふふ)


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くれなづむ二条大橋から北山を望む。

京暮らしもそろそろ実感がわいてきたなあ、、、、

2010年11月 4日 (木)

京都・和菓子の会〜元・立誠小学校

京都和菓子の会には4年前から皆勤をめざし参加させていただいています。

9月には虎屋さんの一条店菓寮でおこなわれた、和菓子の会7周年記念レセプションのお手伝いもさせていただきました。

その時までは、参加するのはいつも一日仕事でした。

ところが、今回はなんと自宅からチャリで行ってチャリで帰って、まだ半日おつりがくるのです〜!!

こういうところから京都暮らしの実感がわいてくるのかもしれないわ。

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朝の木屋町、高瀬川沿いの道。
学生の頃、よう飲みに行ったっけ。(もちろん学生の予算内の飲み屋専門です)
夜が本番の町だけに、朝はどことなくお疲れのようでしらじらしたかんじです。

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ここは土佐藩邸のあった場所。
そこに今立っているのは、、、


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元・立誠小学校。
夜、こんな飲み屋街に小学校があるなんて〜、、、、と昔よく思ったものです。

花街・先斗町を擁する学区で、残念ながらその他の番組小学校のご多分に漏れず平成4年に廃校に。


廃校後も、建物は立誠学区のまちづくり、コミュニティセンターとしての役割をはたして、いろいろなイベントもおこなわれているようです。

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京都の町衆の心意気のシンボルのひとつ、高瀬川。


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校門の前にその角倉了以顕彰碑があるあたり、さすがですね。

(余談:角倉家の末裔で裏千家にはいらはったのが又妙斎さん)

まずは木造校舎の画像をごらんくださいませ。
あの校舎独特の匂いまでしてきますよ。
懐かしくて泣けることうけあいです。(対象:同年代の方限定)


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まだ今でもこの校舎のあちこちに、子どもたちの声が響きわたった日々の残響を感じることができます。

下京第6番組小学校として創立は明治2年。
現在の建物は昭和2年のものだそうです。


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私が通った小学校も低学年の間はこの始業ベルだったんです。


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さすがにこの電話機は私も見たことがない。

この学区には池田屋跡、土佐藩邸跡、海援隊屯所跡、坂本龍馬暗殺の近江屋跡、龍馬の投宿していた酢屋(実は和菓子の会主宰の中川様のご実家!)さんなどがあって、NHK大河のファンなら絶対訪れたいエリアだと思いますよ。

しかも、龍馬伝で土佐藩主・山内容堂を演じる近藤雅臣さんは、なんとこの立誠の卒業生だとか。
しかるべき配役だったのですねえ、、、


おっと、すっかり和菓子の会からそれましたね。


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上質な室礼の中、季節の粋を集めたような京菓子をいただく、、、がコンセプトのこの和菓子の会、今回は裏具さんナナコプラスさんとのコラボ。

裏具さんといえば宮川町のちょっと極めて見つけにくい場所にあるモダン和文具の町家のお店。
(→参考


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すっきりとシンプルな引き算のデザインのぽち袋や便箋、この写真の「まめも」(ミニサイズのメモ用紙)などすてきでお気に入りなんです。


会場となった立誠の自彊室(ジキョウシツ:まあ読めんわなあ、こんな漢字)にはいってびっくり!
小学校にこんなりっぱな部屋があるなんて!

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ずわ〜っと60畳敷の和室です。coldsweats02

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しかもこのガラスのすごい建具を見てください。

さすが花街、寺町を要した学区の番組小学校だっただけあります。
教育に学校に、これだけ財をつぎこんだ見識、これが京都なんですねえ。

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立誠学区でお育ちになった主宰・中川典子様、裏具の佐々木様。
今回もお菓子だけではなく、学区にまつわるはなしなどもいろいろお聞きできました。

今回もこの日のためだけのお菓子を作って下さったのは先斗町駿河屋さん。

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裏具さんが最近発売された和菓子をテーマにしたハガキ、「菓紙」。

イラストレーターのくまざわのりこさんデザイン(細かい刺繍糸をおいて作られているとか。なんと細かいお仕事!)、それぞれに和菓子の銘がついています。
(貝づくし、下萌、雪餅、水紋、落文など)

そのうちの1枚、「十五夜」(真ん中の茶色い葉書です)、今回はこれをイメージしてつくられたお菓子なんです。

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色はそっくりそのまま、栗は葉書にある月の中を飛ぶ蝙蝠のイメージなんですって。
お味は餡でカステラをこしらえた、、、といった上品な甘さ。
ぺろっといただくまでの30秒の至福でしたわlovely

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床では裏千家の社中の方が、茶箱の月点前をされ、お抹茶を一服いただきました。
お軸は「渓聲山色」。
蘇東坡の七言絶句から。(渓聲便是広長舌 山色豈非清浄身、、、、この世のすべての物が仏の教えを語っているではないか、、、のような意味coldsweats01

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ナナコプラスさんは、和菓子をモチーフにしたアクセサリーを作られているのですが、ほんとにかわいいのですよ。
時々デパートなどでもみかけます。
ところでこのお干菓子、老松さんのお菓子なんですが、実はそれぞれ一つだけナナコプラスさんのアクセサリーがまじっているのです。
いわれるまで全然わかりませんでした!
まちがえてかじっちゃったら大変ですね!


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今年最後の和菓子の会ですので、恒例のお楽しみプレゼントが。
私があたったのは和束の玉露でした。
皆様、それぞれいろんな景品をいただいて顔がほころびます。

今年も楽しい会をありがとうがざいました。
来年も皆勤をねらいますわ。

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自彊室の窓からはすぐそばに見える東山。
これが京都に住むうれしさのひとつです。


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学校を出るとすぐ目の前に先斗町歌舞練場。
やっぱりここは花街のまんなかなんだと再認識した次第。

2010年11月 1日 (月)

京都からご挨拶

みなさま、ご無沙汰しております。

引っ越しのドタバタに娘の結婚式と、怒濤の1週間(引っ越し準備をいれると2週間)をなんとかサバイバルいたしました。

もうヨレヨレですけれど。
体はもう若くないのね、と実感しましたわ。

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なんとか京都暮らしをスタートさせることができました。

とはいっても、今のところ通勤経路以外はほとんどでかけていないので、全然京都に住んでいる実感ないっすcoldsweats01

今はとにかく、通勤路の確立が急務です。
いかに早く、いかに快適に(=座れる)通勤できるか、あれこれ試行錯誤中。

市バスは必須アイテムとして、阪急、京阪、JRといろいろ選択肢がありますので。


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茶庭のホトトギス。

ブログタイトルは刷新も考えたのですが、「いつか・住もう・京都」に愛着があって、しばらくはこのままでいこう、と思います。サブタイトルだけ少しいじりましたが。

区役所に転入手続きにチャリで。これで晴れて京都市民です。(市民税もとられるのね)

このあと少しだけ付近をサイクリング。


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懐かしの母校のあたり。
そうそう、もうすぐ大学祭なのね。


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新門前のとある骨董屋さんによったりしながら、、、、

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古門前のこちらへ。

留袖を着るので髪に挿すかんざしをさがしに。

まあ、結婚式まで十分時間あるし、、、、なんてのんきに構えていたら、翌日におしせまってまだいいのが見つけられない!

祇園の、簪で有名なお店にも行きましたが、ちょっとどうかな?と思う安いプラ製か、誰が買うの?というくらいめちゃくちゃ高い本鼈甲製のしかなくて、どうして真ん中あたりの手頃な値段の物がないのだ?!

そこでこちらを思い出しまして。

古伊万里で有名なお店なんですが、実は女将さんの趣味でアンティークの簪のたぐいもとても充実しているのです。

ありました、ありました。
ひきだしのなかにたくさん!
昔の物なので本物の鼈甲製、しかもお値段がお手頃。

そしてファーストインプレッション=ベストセレクションでこちらを。


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けっこう手の込んだ彫りで、菊がちょうど季節にあっているかな?と。

結婚式で活躍したことは言うまでもありません。(自己満足です)


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これは白川ですが、新門前、古門前の骨董ストリートのあたりです。

岡崎にもどりまして、こちらは神宮道近くの白川。

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白川といえば、一部の京都loveの方の間で話題になっていた、「夏向きの白川沿いのお家」、家の正面を見てきました!
(たしかにどこから入るのかわかりにくいですね〜)
個人のお宅だと思うので、以詳略、です。


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とりあえず、この景色を我がものにいたしましたわ、むっふっふsmile(妄想中)

引っ越したばかりですのに、そらいろつばめ様からすてきなお祝いをいただきました。

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服=福をかけるの言葉をかけまして。ちゃんと一本一本、ネーム入りなんですのよ。
ほんとうに感謝です。

もちや様からも疲れた体にあま〜い差し入れなどもいただき、京都が取り持つ人の縁はありがたく、これからもっともっと深め広げていきたいな、と思うのです。

京都暮らし、というハード面は完成しました。
しかしソフト面、そこでの暮らしをいかに充実させていくか、はこれからの課題であります。

京都暮らしを心から楽しんでいます、と誰にでも胸張っていえるように、ぼちぼちペースでがんばりますわ。

え?
猫様?

ふっふっふ。
もちろん2匹様ともご機嫌でおすごしですよ。

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ちなみにシェルが堂々と座っているのはテーブルの上。
最初、新しい家に慣れるかな、と心配していましたが、、、、。
杞憂のようです。
なじみすぎかとも思うのですが、まあいいか、、、、、catface