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大阪さんぽ Feed

2011年12月22日 (木)

Deutscher Weihnachtsmarkt 2011

子どもたちが小さかった頃はそれなりに毎年この季節にはクリスマスツリーなどを飾ったものでしたが、今ではもう飾らなくなりましたね〜。
だれも喜ぶ人がいないし、今の家は和風なのでどうも似合わない。

そのかわりといってはなんですが、毎年梅田スカイビルのDeutscher Weihnachtsmarkt(ドイツのクリスマスマーケット)に行くのが恒例となりました。

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11月末から12月26日まで、その期間が長いのもいいですね。
スカイビルにはドイツ総領事館が入っているので、そのバックアップのもとドイツ観光協会などが主な主催者。

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毎年この100年まえのメリーゴーランドがでます。
ドイツからはこんだもの。

この日は仕事が終わってからの遅い参加になったのですが、今までの中で一番の混み具合。

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たくさんの人が家族連れ、カップルでそれぞれのクリスマスを楽しんでいます。

時間帯によってはミニライブも聴けますよ。

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ヒュッテ(屋台)もたくさん出ています。
こちらはドイツビールの。


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ドイツなのにマトリョーシカ、、、??


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だいたい毎年同じ店が出ています。
ここはキラキラきれいなクリスマスオーナメント。
うちにツリーがあれば是非ひとつもとめたいものですが、買っても飾る場所がないので断念。


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こちらも毎年出ているシュヴァルツゲベックシュマルツゲベック(ヘル様ありがと)のお店。
沖縄のサータアンダギーに似てるかも。


さて、腹ごしらえ、腹ごしらえ。happy01

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ドイツソーセージと、、、、


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あったかいグリューワイン!
これで体もぽかぽか、寒さもなんのその。


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以前はグラーシュスープがでていたのですが、ことしはザウワークラウトスープ。

これもぽかぽか。

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耳をすますとドイツ語もよくとびかっていて、今年の夏いったベルリンを思い出します。
楽しかったなあ。

大学であれほどドイツ語勉強したのに、きれいさっぱり忘れているのはちょっともの悲しいです。despair


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こちらヘンゼルとグレーテル、、、のようなお菓子の家。


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アイシング中のドイツのお菓子マイスター(、、、かどうかは不明)

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できあがりのクッキーがたくさんぶら下がっています。
あま〜いバニラの香りにさそわれて、一枚クッキーを買いました。


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お家に帰って、わが家のクリスマスはこんなささやかなものです。

みなさま、よいクリスマスをおすごしください。

Frohe Weihnachten!

Feliz Navidades!

Merry Christmas!

2011年10月 3日 (月)

Lei Can Ting〜大阪ステーションシティ

いや、大阪駅、えらいことになってますね〜。(って、デビューおそすぎ)


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5月にグランドオープンした大阪ステーションシティ、規模がでかいわ。
さすが大阪。(京都にはこんな真似できないだろうし、また似合わないと思うし)

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ま、わたくしが一番利用しますのは主にグルメ関係。

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それが集中するのがこの眺望のサウスゲートビルの10Fなんですよね。

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ここにこのお店を見つけたときはうれしかったなあ。

飲茶のめちゃおいしい箕面のリー・ツァン・ティンの出店!
かつて箕面の本店で、飲茶のメニューのはしからはしまで全部もってきて!、、、というような注文の仕方をしたものでした。
(あ、今はこんなマネ、もう無理)


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香港麺のランチ。
お茶は、飲茶に正しく普洱茶(プーアル茶)。

量からいってこのランチセットがよいのですが、、、、
いつかがっつりお腹をすかせて食べてみたいものがあったのです。

ついに先日それを果たしました。

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むふふ、、、
この3段飲茶タワーのついた「李さんのランチ」。

完食。
ここでかなりおなか苦しい。

ところがこんなものもついてました。


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ああ、リー・ツァン・ティンのマンゴープリン!
これを残して帰れようか。

で、完食。
しばらくかな〜り苦しかった、、、、

大好きな飲茶堪能でうれしいような、胃袋の老化がうらめしいような1日でありました。

2011年9月 1日 (木)

「古染付に遊ぶ〜日本人が愛した中国明末の青花磁器」〜東洋陶磁美術館

あ〜、えらい長いタイトル。

夏休みにでかけたベルリン、シャーロッテンブルグ城の圧巻のポーセリンキャビネット

その印象が薄れないうちに、大阪は中之島、東洋陶磁美術館でやっている古染付の展示会へ。

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例によって、中之島公会堂地下の中之島倶楽部で腹ごしらえ。
手前の煉瓦が公会堂。その向こうに美術館。

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このポスターの染付の壺がまたいいんだな。
こうやって、ひとつひとつ、じっくり見るのがやはりいいよね。
たしかにベルリンのある意味すごかったが、全体としてひとつのモンスターみたいになっていて、一個一個じっくり眺める気にならなかったもの。


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古染付の定義は、明時代末期の天啓年間(1621〜27:日本では江戸初期)を中心に、江西省景徳鎮の民窯で焼かれた青花(中国で染付)磁器で、日本に輸入されてそう呼ばれるようになったもの、、、だそうです。

白い磁器の肌に主にコバルトを原料とする顔料で模様が描かれているのですが、この顔料は「回青」とよばれ、ペルシアから輸入された物なんだそうです。
ちなみにイスラム教は回教といいますね。
だから回青の回は=イスラムのことなんですって。なるほど。

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(画像は東洋陶磁美術館HPからいただきました)

この日、少人数のグループが来られていて、キュレーターさんによるミニレクチャーを聴きながらの拝観をされていました。
時間があれば、混じって聞きたかったのですが、ちょっと時間が、、、
少人数でも要望があれば解説付き、というのはこぢんまりとした美術館だからできることですね。
(だから、ここ好き)

なんとなく耳をダンボにして漏れ聞いたところによると、、、
元時代の古い染付は、うわぐすりをかける前に絵を描いたので、線がにじんでいるけれど、その後の完成期の明代の物ではいちどうわぐすりをかけた上に描いているので、線が繊細でシャープなんだそうだ。

顔料の成分や、うわぐすりの使い方、紋様・意匠などからいつの時代の物かわかるらしいが、専門的すぎることはスルー。

ポーセリンキャビネットと違って、ひとつひとつの染付をじっくりゆっくり楽しむ。
やっぱり染付はいいわね〜。

現代の物でも、染付は好きだけれど、古い物は土の感じが柔らかくて、うわぐすりが欠けている虫食いの感じも侘びてていいわ。lovely
有名な型もの水指の古染付葡萄棚水指(これは野村美術館の)、あれにはほんとに心惹かれるなあ。

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二階の踊り場からみる大川。
大阪は水の都、この景色もこの美術館が好きなところ。

次回は9月10日から「明代龍泉窯青磁」展だし、また見に来なくては。
(ちなみに青磁の最盛期は南宋時代なので、明時代の青磁ってどんなんかなあ)


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今回は、美術館の余韻を楽しめるリバーサイドの新しいカフェバーを見つけたので、ここでコーヒーで一服。
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窓から美術館が見えるロケーション。
リバーサイドの席も、(真夏じゃなけりゃ)いいわよ。

2011年5月12日 (木)

没後150年・歌川国芳展〜大阪市立美術館

大雨の中でしたが、天王寺まで。

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天王寺公園はバラの季節をむかえています。
ここまできれいに咲かせるのはなかなかたいへんかと思います。

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ちょっと気になったのはこの紅茶色のバラ。
「つるテディーベア」という種類だそうです。
テディーベア、、、、ねえ。色がかな?


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天王寺公園内の大阪市立美術館

猫と言えば国芳、国芳と言えば猫、、、、ですから行かないわけには。

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  cat「あたしをよんだ?」


こ、、、これ!sweat01
あんたぢゃありません。


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これこれ。

まず入り口にはいって、、、うぷぷぷ、、、、


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各パートのご案内が国芳の猫ちゃん。
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トイレ前ですけれど、、

いずれも「流行猫の曲てまり」から。

さらに笑えたのがフロアのこれ!

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大阪市もやりますな。

ただ今回は国芳の武者絵、役者絵がメインであり、猫の絵、もう一つ大好きな金魚の擬人絵はとっても少なかったのが少々残念。

猫に関しては昨年いった「にゃんとも猫だらけ」展の方が堪能できました。

自分の国芳のイメージがどうしても、猫、金魚だったのですが、今回それ以外の絵で、国芳の風刺画だけでない、とんでもない力量を知ることになりました。

とても150年も前の人が描いたとは思えない斬新、奇抜、ダイナミックな絵ばかりです。
スペクタクルと評していましたが、まさにそのとおり!
ここは映画ではCG使う感じだねえ、、、というような、、、

ただ、登場人物の着物の柄が、近づいてよくみると猫のグラフィックデザインだったり、髑髏の柄かと思えば猫が集まってできた柄だったり、思わずくすくす、、、となるところもあって、国芳さん、ほんまに洒脱なお人だったんですねえ。

武者絵も役者絵も、主役以外のはしっこに描かれた人物の表情がおもしろく、どこかおどけた感じで、つい隅々まで見てしまい、あやうく時間オーバーするところでした。

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お土産に買った絵はがき、クリアファイルです。

今回唯一の金魚がこの左の「きん魚づくし ぼんぼん(お盆の行事)」。
右上の娘さんにつかまれて「いや〜ん」って言ってる猫は、うちのシェルによう似てるわ〜。


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はあ、、、そうですかcoldsweats01

右下のは「猫だらけ」展にもでていた、猫をつかった五十三次の地口(しゃれ、言葉遊び)集。
これもひとつひとつみてると笑える。

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国芳の時代は幕末ゆえ、西洋の本もいろいろ入手できたようで、書籍に載っていた西洋画をそっくりそのまま日本の風景に置き換えた絵も、ならんで展示されていました。

アングル、遠近法の構図など、どうみても西洋画的な絵も多く、彼が生きた時代の空気を感じます。

今回金魚は残念でしたが、かわりに竜宮図など魚介を擬人化している絵が見られたので満足。
これもはしからはしまで見ているとすごいですよ。

ほんまに国芳さん、どんな人やったんやろ。
猫にかこまれた後ろ姿の自画像はみたことありますけれどね。
猫好き、いたずら好き、反骨(なんども奉行所によびだされた)、洒脱、、、

猫好き、、というだけで私の中では「いい人」になっちゃってますが。


これから行かれるかたへ。
とにかく、絵の中央ではなくてすみっこが要注意です。
なんだかくすくす笑いがこみ上げてくる仕掛けがいっぱいちりばめられています。

ですので隅から隅まで必見。
お時間には十分余裕をもってお出かけ下さい。

6月5日までです。


2011年2月25日 (金)

二月大歌舞伎〜大阪松竹座

歌舞伎にさそわれまして。

実は歌舞伎には詳しくない。
まあ、年末の南座の顔見世には、風物詩として一度は行きたいと思ってはいますが。

でも片岡仁左衛門と聞いて、う〜ん、仁左衛門なら見たいかな、と。
孝夫のころからけっこうTVなんかにもでてはりましたからね。
(ちなみにお嬢さんは宝塚歌劇におられて、何回か見たことがありますの)

(というわけで歌舞伎に関して間違ったこと書いてたらゴメンナサイ)

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でかけましたのは大阪道頓堀にある、大阪松竹座
このレトロな建物がまたいいですね〜。

大正12年、大林組の木村得三郎設計。

ちなみにパリの凱旋門をイメージして作られたとか。
そういわれてみれば似てるわね。

みなみの繁華街道頓堀にど〜んと建つこの風格ある建物は、劇場、映画館とさまざまに用途を変えて使われてきたらしいです。
現在は劇場、それにしてもよく昔のまま、このファサードが残ったものです。


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出し物は右が午前の部、左が夜の部で後者の「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」(←読めるか!こんなん)
を見に。

いずれも仁左衛門さん、一日とおして出突っ張り、役者さんも大変だなあ。

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中はこんなんです。

南座の顔見世なんかではお客さん、和服率が高くて、なんとなくハイソな感じがする方が多い印象ですが、こちらは大阪のおぢさん、おばちゃんが普段着で気軽に来ている、という感じ。
もちろん、気合いの入った和服姿のかたもおられますが、その筋(ってどの筋?)のお方でしょうか。
ヨーロッパではオペラやコンサートを、普段着で、しかも手頃な値段で楽しめると聞きましたが、そんな感じかな。


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緞帳があがると、わあ〜、歌舞伎といえばこれよね、の黒・柿・萌黄の定式幕(じょうしきまく)。

江戸時代以来の格式のある幕で、黒・茶・緑が森田座の流れをくむ、松竹座や現在建て替え中の東京の歌舞伎座。
緑・茶・黒が市村座の流れをくむ国立劇場や上本町の新歌舞伎座なんだそうです。
(このあたり、完全に受け売りです)

芝居の「盟三五大切」は、お岩さんの「東海道四谷怪談」で有名な鶴屋南北の作。

赤穂浪士の討ち入りにからめた世話物なんですが、なにしろ主人公=仁左衛門が人を斬るわ斬るわ、、、
もう普通のドラマなんかだったらスプラッタで、どうしようもなくえぐいものになるところ、そこは歌舞伎の様式美、すくわれています。

細面のすらりとした陰のある男を演じる仁左衛門の決めポーズは、やはり絵になります。

なんというか気品があるんですなあ。
長男の継承が多い歌舞伎界の中で、三男ながら長男次男をさしおいて、しかしその兄も文句をいわず仁左衛門を襲名しただけの実力と華があるのです。
なんだか納得。

一番の見せ場は、かわいさ余って憎さ百倍の女を討ち取り、その首を女の帯にくるんで懐に入れ、そぼ降る雨の中、傘をさしてやさぐれて一人歩く場面かな。(表のポスターになっている場面)

あともう一人、副主人公を演じた片岡愛之助、これがまたうまかった。
なんというか仁左衛門と対照的な「色悪」というの?を、実に艶っぽく演じてましたなあ。
こんな江戸っ子なら惚れてみたい(あ、いえ、コホン)

主人公につかえる若党の板東薪車という役者さんのコミカルな役どころも忘れがたい。


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幕間でいただくお弁当はこんな感じ。
これが文字通りの「幕の内」。

さて、芝居も終わり外に出てみると、、、

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ここはほんまに道頓堀なんやなあ。
あれが有名な、かに道楽道頓堀本店どっせ。


2011年1月23日 (日)

ルーシー・リー展〜大阪・東洋陶磁美術館

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このドキドキするようなバランスの形と、いままでの陶器で見たことのないような淡いピンクの鉢。

このポスターを街角で一体何回見たことでしょう。

心惹かれてやまないこの姿に導かれて、大阪は中之島、東洋陶磁美術館へ行って参りました。
ルーシー・リー展


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まずはお向かいのランドマーク、中之島公会堂にごあいさつ。

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こちらのレトロで雰囲気抜群のレストラン、中之島倶楽部で腹ごしらえ。(これは東洋陶磁美術館へ行くときの恒例ですの)


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おどろきました。
この美術館は何回も来ていますが、平日なのにこんなに人がたくさん来られているのは初めてです。

ルーシー・リーの人気のほどがわかります。

やはり女性の姿が多かった。
陶芸家としてだけでなく、女性として魅力のある生き方をされた人だからでしょうか。

これから高齢期を迎える私にとっては、93歳でなくなられるまで「窓を開けるときはいつも驚きの連続」というみずみずしい精神で創作に生きられたその姿は、高い高い目標です。

Lucie Rie:
ウィーンに生まれ、ヒトラー政権下でロンドンに亡命。
ロンドンで陶芸界をひっぱっていたバーナード・リーチに認められないなどの不遇の時期を過ごす。
生活のためにたくさんの陶器のボタンを作った時代をすぎて、やがて彼女独自の独創的な作品が認められるようになる。

美術館で公開されている、その制作現場の貴重な記録フィルムは彼女が80歳の時のもの。

こんな80歳がいるなんて。

生き生きとした表情、確かな手の動き、そして笑うと少女のようでとてもかわいらしい。

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器はフォルムもさることながら、とくに釉薬の多彩さと独創性はすごいです。
陶器はかくあるもの、、、という常識をうちやぶってくれます。

しかもその釉薬の調合はいきあたりばったりでなく、確かな化学的知識に裏付けされたものだったといいます。
調合のノートも展示されています。

ポスターのピンクの鉢は現物を見るとちょうど高台(というのかどうか?)との境に一本すっとグリーンの線が引いてあって、普通なら合わない色の組み合わせだと思うのですが、これがまたすごく効果的。

針で一本一本細い線を彫ってある鉢もすてき。
なんだか三島茶碗を連想してしまって、これにお茶をいれたらどんなだろうな、、、と。

経済的に不遇だった時代に焼いたボタンも、一つ一つが立派な作品。
(下世話な話ですが、このボタンひとつの値段を聞いてびっくりしたことがあります)

まあ、私のつたない説明や感想よりも、まずは美術館へおでかけください。
器の前に立ってみて、それらと静かな対話をなさってくださいませ。
なぜこんなに多くの人を惹きつけるのか、それぞれの理由を見つけることができるかもしれません。


2月13日までです。


2010年6月21日 (月)

旧・藤田邸庭園〜太閤園

春に上京したときに、目黒区の旧・前田邸のすばらしい屋敷、庭園が無料で開放されているのを知り、東京都、太っ腹!と感激したものでしたが、あったんですよ、大阪にも。

無料開放されているすばらしい庭園が!
大阪市も太っ腹!

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旧・藤田邸庭園(毛馬桜之宮公園)。

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立派な門構えを入ると中は、とても大阪の町のど真ん中(京橋のほん近く)とは思えない豊かな緑が。
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関西財界の雄であった藤田傳三郎男爵(民間初の男爵)が淀川べりに7000坪の大邸宅を建てたのは明治42年。
傳三郎翁は山口・萩の出身で、なんとあの奇兵隊の隊士であったそうです。

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残念ながらこの邸宅は戦災でほとんど失われ、(東邸のみ残る→あとで出てきます)すっかり荒れ果てていたそうです。

平成になって、大阪市がその遺構を生かし、復元、修復の末、市民の憩いの場、公園として開放したそうです。

 
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かつての藤田邸庭園の作庭は大阪の庭師、梅園梅叟(ばいそう)。
平坦な地形に起伏に富んだ地形を人工的に作り出し、築山、滝、流れ等で構成した、、、と。(受け売り)


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まあ、見て下さい。
ここが都心だなんて信じられないですから。


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ここはまるで山の中です。
湿った空気が、ほんとうに深山の匂いなんです。

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この景色の向こうに高層ビルが建ち並んでいる様は想像できませんよね。


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これだけの豊かな緑ですから、ちょっとしたバードサンクチュアリになっています。
え〜と?
この鳥はなんて名前でしょう?


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この庭園の一角には大阪市公館(旧・大阪市長公館)、そしてこの(後ろにみえる建物)藤田美術館があります。

実は、この公園を発見したのはけがの功名なんです。
ほんとうは藤田美術館へ、国宝・曜変天目を見に行くはずだったのですが、その展示は2,3日前に終了していたのです。

あいかわらずなツメの甘さですが、そこは転んでもただでは起きないのはオバサンの掟(?)です。

さあ、調子にのったところで、その藤田邸の唯一焼失をまぬがれた東邸へ、Go!


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こちらは昭和34年から太閤園としてよみがえりました。
結婚式、宴会、食事などできるのですが、そちらに用事はなくても、庭園は無料で開放されているのです。


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焼け残った東邸の重厚な建物は「淀川邸」とよばれています。

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庭園入り口には傳三郎翁のコレクションの石造りの仁王様(江戸時代のもの)が。

最初はどこかで入園料をはらうのかしら?勝手に入って良いのかしら?と逡巡したのですが、全然フリーパスで入れました。

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入り口近くにはお茶室らしき建物もあって、ちょっとのぞいてみたかったのですが、中から人の声がcoldsweats02

後で聞くとこのお茶室は食事を供する場所にもなっているそうで、お客さんがあったのですね。
残念!


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ここは池泉回遊式庭園。

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季節柄、睡蓮の花がきれいに咲いていました。
見学者は私一人。
おほほほ、、、独り占め!

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紫陽花も美しく、

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楓の若葉の緑、紅、

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これまた傳三郎翁のコレクション、室町時代の石塔。


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池の一画には蛍の籠が。
この池には蛍の自生もあるそうです。

この蛍を愛でながらのイベントもあるようで。


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したたる緑・翠・碧。

、、、、で、ふと顔をあげると、

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あはは、、、
にょきっと立つOBP(大阪ビジネスパーク)の高層ビル。
やはりここは大阪都心なんですねえ。、、、、と現実にたちもどります。


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外に出て、目の前に続く長い壁は、今回残念だった藤田美術館のもの。

次期、9月からの展示会のおり、かならず今度は参りますわよ。
(待ってろよ!曜変天目!)

2010年6月 6日 (日)

道修町〜湯木美術館

大阪には町の名前がお商売のシンボルになっているところがけっこうあります。

たとえば、北浜なら、ああ証券取引の町。船場ときけば繊維の町。
松屋町は人形やおもちゃの町。

そして道修町といえば薬の町なんです。

ちなみに松屋町、道修町、が正しく読めたらあなたはりっぱな関西人(というか大阪人)。

(正解:まっちゃまち、どしょうまち)

道修町は北浜の少し南、少し歩けば、いくつかの誰でも知ってる大きな製薬会社のビルを見つけることができるだけでなく、家族でやっているような小さな漢方薬の会社や問屋にも行き当たります。

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なんだかレトロ感ただようビル、、、と思ったら、武田薬品の旧本社社屋です。
昭和3年建設。


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近代的ビルのあいまには、こんな懐かしい明治、大正のものと思われる建物も散在しています。
こちらは漢方薬を扱っておられるようです。


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「神農さん」の看板が目に付きました。(右上の虎の看板)

神農さんは、古代中国の伝説上の三皇五帝のひとり、百草を嘗めて効能を確かめ、諸人に医療と農耕の術を教えたという、まさに薬の神様。道修町にこそふさわしい。

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少彦名神社とありますが、少彦名命も健康、医薬の神様なので、薬関係の神社には神農さんといっしょに祀られているようです。

京都の二条通もまた薬関係の店が集まっているところですが、そういえば烏丸二条の薬祖神社にも神農さんと少彦名命と、それにヒポクラテスなんかもいっしょに祀られていましたねえ。

「くすりの道修町資料館」なんかもくっついているんです。

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中は普通の神社ですが、関係なくもないのでお参りしてきました。

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献灯の「薬」のロゴがおしゃれ。


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この神社の入り口には谷崎潤一郎の「春琴抄」の碑があります。
そういえばあの小説の舞台は道修町だったんだ。wink

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更に南下。目標はこちら湯木美術館

吉兆の創始者、湯木貞一の茶道道具のコレクションで、こじんまりした美術館ですが、けっこうツボを刺激してくれるお道具がよくでます。


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春に「茶の裂地展」に行こうと思いつつ逃してしまったので、こんかい「釜と水指展」は是非に、と。
(6月30日まで)

利休所持、宗旦箱書きの与次郎作、阿弥陀堂釜でてました。
阿弥陀堂、、、良いですね、あの形。

茶飯釜には「飢来飯 渇来茶」の字が。

信楽鬼桶水指、「鬼」がつくだけに、でかくて迫力ありました。

私ともう一方しかおられなかったので、へばりつきながらじっくり拝見できてよかったです。


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最後に、井戸茶碗がマイブームなので、展示されてはいなかったのですが、湯木美術館所蔵の大井戸茶碗「対馬」のポストカードを買って飾ってみました。(写真立て、いまいち合ってません。そのうちちゃんとしたものを、、、)

2010年4月 2日 (金)

中之島さんぽ〜北宋・汝窯青磁展

先日は雨の中、中之島にある東洋陶磁美術館へ。


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中之島にかかる難波(なにわ)橋の橋塔です。

大阪市のマーク、澪つくしがばっちり。

この塔は橋のなかほどに建っているのですが、橋の端(なんじゃそら?)には有名な阿形と吽形のライオン像が据えられているので、別名ライオン橋とも。北浜のシンボルみたいなもんですわ。

橋自体の歴史は江戸時代に遡るらしいですが、現在の橋は大正のころのもの。

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一昨年開業した京阪中之島線の中の唯一、安藤忠雄が設計した「なにわ橋駅」。
(そういえばグランキューブ大阪国際会議場前の中之島線の駅は木の板塀のようになっていて、あのデザインもけっこうよかった。だれの設計かはしりませんが)

中はガラス質のタイルが貼ってあってきらきらきれいです。

この出口の反対側、西の出入り口は下からエスカレーターで登っていくと、目の前に中之島公会堂の堂々たる姿が目の前に徐々にあらわれるという計算。


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中之島公会堂(現在は正しくは大阪市中央公会堂)の雄姿、大阪のランドマーク。

大正年間に建てられたもので国の重要文化財。ネオ・ルネッサンス様式というらしい。(以詳不明coldsweats01

耐震補強などリニューアルされてから、レストランや結婚式場、大阪フィルのコンサートなどなど、催しがあると中に入って、歴史ある建物の内部を拝見できるのです。なかなか良い雰囲気なんですよ〜。


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この日も某大学の学位授与式が行われている模様。

近代的ビルが建ち並ぶ大阪のこの中之島だけ、まわりに大きい建物がないので、いやがうえにも迫力ある景色になっています。


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南側の壁面。

まあ、ここはヴェルサイユ宮殿かしら?lovely(根拠なし。雰囲気のみ)

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この1階部分がレストラン中之島倶楽部になっています。

中は当時のままのレトロな雰囲気たっぷりで、オムライスがおいしいと評判だとか。


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残念ながらオムライス終了で、かわりにカツハヤシライスを。

このメニューもなんだかレトロでいいわね。

ちゃんとしたフルコースも夜はいただけます。

壁のタイルがまた良い感じでしょ?


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窓辺の金具も当時のまま。


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面白いのが、座った席のすぐそばにあったんですけれど、木製部分に歴代塗られたペンキのあとを断面にしてみせてくれているところ。

マーブル模様ができていますが、かなり何回も塗装をやり変えたのですね。


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せっかくですから、レストラン付近から自由に出入りできるところを少しだけ拝見。


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全くもって絵になる景色です。


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このドアは先ほどのレストランの裏側になります。

すっかり公会堂で遊んでしまい、当初の目的とずれてしまいましたが、ちゃんと行きましたよ。東洋陶磁美術館(公会堂の目の前)


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特別展「北宋 汝窯(じょよう)青磁」。

青磁と言えば朝鮮半島の高麗青磁がまず浮かぶのですが、そのルーツとも言える中国の青磁で、汝窯はつい最近までどこにあったのかすらわからない謎だったそう。最盛期は西暦1000年前後。

ごくごく近年(21世紀になってから)河南省にその窯跡が同定されたということで、その青磁は世界に100点くらいしか残っていない貴重なものなのだそうです。

汝窯青磁の色を一言で言うと「天青色(てんせいしょく・ヘヴンリーブルー)」と呼ばれるそうです。

その青は時代がついてしまっているので、本来の青さとは多分ちがう、と思われるのですが、中には鮮やかな、むしろトルコブルーに近いスコーンとぬけた青い破片もあって、これがオリジナルの色に近いのかな、と思いました。

窯にいっしょにいれられた色見本の破片などをみていると、いかに美しい色を出すか、努力に努力を重ねた1000年前の陶工たちの情熱をひしひしと感じます。

高麗青磁の青とどう違うのか、、、、と言われると私にはよくわかりませんでしたが。

地味な展示だと思っていたのですが、平日の雨の日にも関わらず、入館者は意外と多く、なかには熱心にメモをとる研究者とおぼしき方のお姿も。

私は「汝窯」が最初読めず、熱心にみておられたおじさまに、聞いてはじめて「じょよう(英語ではRu Ware なので、中国語ではルーと発音するのかも)」と知った次第。(←超はずかしいbearing


現代でも青磁の器や花器はクールビューティーという感じで好きです。

青磁の凜とした水指なんか、夏にはいいだろうなあ、、、と無い物ねだりを思わずしてしまうのです。

2010年2月 6日 (土)

大阪城公園〜梅林

梅花      ( 王安石 )

牆の角なる数枝の梅  寒を凌ぎて独り自ずから開く

遥かに知る 是れ雪ならざるを   暗香の有りて来るが為なり

(土塀のすみの数枝の梅が寒さをものともしないで一人で咲いている。《白い花は雪のようにみえるが》遠くからでもそれが雪ではないのがわかる。ほのかに良い香りがするから。)

    雪の色を、奪ひて咲ける、梅の花、今盛りなり、見む人もがも

           ( 大伴旅人 )
わたくし、梅花を愛すること、いにしえの中国の文人にも万葉びとにも負けません。

2月になるとあちこちの梅便りが気になります。

なのでフライング気味ながら少し早い梅林をたずねてこちらへ。


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手前は大阪城ホール、背景はOBP(大阪ビジネスパーク)の超高層ビル。

こんな背景の梅林なんてなかなかシュールじゃありませんか。


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大阪城は復元されたものでも、石垣は秀吉の時代のものがたくさん残っています。

こうしてみるとどれが当時のもので、どれが復元したものかわかりません。

刻印石といって寄進した大名のマークが刻まれている石もあるそうで、探してみるのも一興。

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JR大阪城公園駅に一番近い青屋門から中へはいります。(ちなみに青屋門は復元されたもの)

大阪城公園はいろんな所から入れて、しかも無料!というのがいいですねえ。


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ごらんのように梅にはまだちょっと早すぎ。

でも満開の頃は人も満開ですし。

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枝がほんのり色づいているのが見えるでしょうか。

どの木もふくらんだつぼみをつけているのです。


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早咲きの梅はそれでも見頃です。

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ほのかに梅の芳香があたりにただよっています。

この香りあっての梅花です。


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しかも厳冬の寒さの中でも、雪の中でも凜として咲く姿が東アジアの人の心をひきつけてやまないのでしょう。


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万葉の時代に愛された梅ですが、時代が下って平安時代になると桜にその地位をとってかわられます。

日本人は桜を愛していますが、不思議と中国、韓国ではそれほど人気がないようです。


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梅の強いスピリット、というか精神性が大陸的な気風に合うのかもしれません。


ひるがえって、桜には無心を感じるのですが、それは日本人特有の感覚かもしれませんね。

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絵画的な紅梅。


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梅林のかなたに大阪城天守閣。

この梅林が満開になったときにはそれはそれは見事で、芳香あたりに満つ、という感じになります。

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外濠からみる石垣。

大阪にもこんなたたずまいがあるのです。


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濠の鴨たち。

水は手が切れるほど冷たいはずですが、羽毛がぬくぬくして暖かそうに見えます。

もう少し梅林が花開いてから、もう一度ここに来なくては。

おまけに梅にちなんだ和菓子をいくつか。


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梅に鶯。(ちなみにもう一つは万両)


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この日見た咲き誇る八重の紅梅のようなきんとん。

梅花三昧の一日。


   梅の花夢に語らくみやびたる花と我れ思ふ酒に浮かべこそ
   (作者不詳)


<蛇足>高校生の頃、この歌をもじって駄歌をつくったものです。
「たこやきやそのままではまずしとおもふソースにうかべこそ」


2010年2月 1日 (月)

GRAND CUBE OSAKA〜大阪国際会議場

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先日はこちらへちょっとおでかけ。
大阪国際会議場、愛称GRAND CUBE OSAKA。


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おおきい建物なので、なかなか全体像を写すのはたいへん。

しかしでかい、、、、

田舎者なので、こういう巨大建築をみるとつい興奮してしまうのです。


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1Fのエントランス前の広場。

美しい曲線を描くエントランス。2Fはカフェ・キューブ。

今は亡き黒川紀章氏の設計。

2000年のG8サミット招致を目的に大阪府が作った物で、結果的には沖縄にさらわれて招致は失敗に終わったのですが。

おとなりのリーガロイヤルホテルは昔からちょくちょくいっていたので、「あ〜あ、招致に失敗して、また大きな箱物作って失敗したな、大阪府。」と思った記憶があります。

ところが、このグランキューブ、第3セクター運営なのですが、大阪にしてはめずらしく黒字経営なんだそうです。


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なるほど、2000人以上を収容できるメインホールはバレーなんかやってるんだ。

どおりでたくさん子供連れがきているわけだ。

国際会議場の名とは裏腹に様々な営業活動を行っていて、稼働率が高いらしい。

やればできるじゃん!


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10Fのホワイエ。

この無駄な(?)広さがゆとりをかんじさせるのね。


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部屋の表示もスクリーンでインテリジェントじゃありませんか。(←田舎者)


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参加した講演会場で、ここでもリーガロイヤルの提携が。

有意義なお話を聞き、外に出るともうすっかり暗くなっていました。


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こういう天井の高い広場は好きです。

真ん中を歩くのがとても気持ちよいので。


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GRAND CUBEの夜景。

振り返れば、水の都、大阪の面目躍如の堂島川の夜景。

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京都とも、神戸ともちがう大都市の魅力ですね。


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お隣ですので、愛用のリーガロイヤルホテル1Fのメインラウンジへ。

ここは昔からちょくちょく来ていました。

一番奥の、滝の見える居心地の良い席でいただいたのはこちら。


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上生菓子「古梅」+お抹茶。
bearingう〜ん、このお茶、私の方がもっとうまく点てられますけど、、、。

(表さんのお茶だとしても、ちょっと中途半端な泡のたちかたですよね)

気をとりなおして、、、、

こちらにはチョコの芸術、ショコラブティックL'eclat(レクラ)さんが入っていますので、バレンタインも近いことですし、お近くにおいでの節はのぞいてみてはいかがでしょう。

和の素材をつかった和ショコラ、私もいちど試してみたいし。

2010年1月16日 (土)

空堀みやげ

大阪は上町台地、レトロな町並みがいまなお残る空堀(からほり)地区

上本町に時々用事で行くので、その帰りには時間がゆるせば時々空堀散策。
こんな感じ。

ここにたくさん残る古い町家、長屋も京都と同じく、若い方たちが改修再生して、いろんなお店を開いているのをのぞくのは楽しいですよ。

この日も上本町で用事を済ませた後、おお、そうじゃ!と思い出す。

風の会や、ぽん様上梓祝い会でごいっしょさせていただいたガラス作家夢風庵さんの作品が、空堀の長屋再生複合ショップのあーとぼっくすで見られるはず!


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この屋根に生えた雑草屋上緑化が目印の惣。

なかにはカフェや雑貨屋さんなどがはいっているのですが、入り口すぐのスペースが、あーとぼっくすというレンタルスペースになっていて、陶器、和小物、布小物、ポストカード、手作りバッグ、などなどの手作り作家さんのコーナーが。

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中はこんな感じ。HPから写真いただきました。

夢風庵さんのコーナーもありました、ありました。

ガラスのアクセサリーやお皿を手にとってみて、店長さんとおしゃべり。

まあ、夢風庵さんが共通の知人ってことで、おさかなにして。(夢風庵さん、くしゃみしなかった?でも、誉め話ばかりでしたよ)


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選ばせていただいたのはガラスの小皿と、手描きのかわいいカード!

この猫のキュートさにやられました!

(わんこは夢風庵さんとこの柴犬、桃ちゃんね、きっと)


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ベネチアンガラスのミルフィオーリ(花柄のビーズ)をていねいに埋め込んだもの。

どうやって作るのか想像もつきませんわ。

小物をのせるのによさそうです。

さて、惣さんまでくれば、お向かいのろうじのなかにあるSally MacLennane(サリー・マクレナン)に行かなくちゃ。

店主のサリーどんと、愛猫こぐたん(正しくは小熊という黒猫)に会いにいかなくちゃ。

ところが残念ながら、こぐたんは外出中。

何しろ今年初めての出勤だったらしく、こぐたん、「ひゃっほう〜♪」と言ったとか言わなかったとか、うかれて外歩きから帰ってこないらしい。

なのでこぐたんの画像は昔の記事から。


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lovelyらぶり〜。

サリーどんと、とりとめのないおしゃべり。

彼女はとってもユニークでおしゃべりで、私はふんふんと聞いているだけですが、楽しいのです。

ここでみつけたものはこちら。

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なんの型、これ?

北欧のものらしいが、何に使うのかよくわからない。

サリーどんのお店の中にはこういうものが実は多い。

店主さんとおなじくらいユニークな物。サリーどん自身もどうやって何に使うのかわからないものがけっこうあったりする。

パイや、スポンジケーキ、ゼリーなどに使えそうだが、穴に糸をとおせばぶら下げる飾りにもなりそう。

魚のモチーフが北欧っぽくって気に入りました。

で、この魚がきれいにうきでるであろうプリンをつくってみた。


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どお?

カラメルソースをかけると、さらに魚が浮かび上がって良い感じになりました。(完全な自己満足)


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次はホットケーキミックスでケーキを作って、どの程度この魚の形が生きるのか、ためしてみよう!

2009年12月24日 (木)

Deutscher Weihnachtsmarkt

メリークリスマス!

みなさま、クリスマスイブをいかがおすごしでしょうか?

わたくし、Weihnachtsmarkt(クリスマスマーケット)の様子をはるかドイツからお届けします。


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こちらこの季節に登場する100年以上のアンティークメリーゴーランドでございます。

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巨大クリスマスツリーのイルミネーションも美しい。


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ヒュッテとよばれる屋台もたくさん出て、クリスマスオーナメントや、ドイツソーセージ、お菓子など売られています。

この季節、こういうクリスマスマーケットはヨーロッパの各国で見られる景色です。


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これは射的のようなゲームですね。景品はぶら下がっているお人形らしい。

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わたくしはまずこのハーブ入りのウインナーと白パンで腹ごしらえしたあと、


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はい、なんといってもクリスマスマーケットならではのグリューワイン(赤ワインに香辛料などいれて温めた飲み物)を!

これで体もポッカポカ、ほろ酔いのよいかげんです。


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ちょっと物足りないのでグーラッシュスープなども。

グーラッシュはオリジナルのハンガリーでいただいてから一時やみつきになっていた時期もありました。

パプリカの薫り高いおいしくヘルシーなスープです。

もとめたのはこちらのヒュッテ。


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え?coldsweats02

なんで日本語がこんなところに?

おほほほほ、、、、coldsweats01ばれましたわね。

ここはドイツではありませんでした〜。

大阪でゴザイマス。梅田スカイビル毎年恒例のクリスマスマーケットでした。

例年11月から12月26日までけっこう長くおこなわれるもので、なんでスカイビルなんだろう?と思っていたら、このビルにドイツの総領事館がはいっているのですね。


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総領事館バックアップで、飾り付けのイルミネーションなどすべてドイツから運び込み、ヒュッテも在日ドイツ人の手になるものだそうです。


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昨年はこちらのお店でツリーの飾りをもとめました。

あの時はまだ11月だったので、閑散としていましたが、今日はイブ、おすなおすなの大盛況、すごい人混みです。


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クリスマスソングのライブ有り、


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セント・ニコラウス(サンタさん)の登場有り、(中味日本人っぽい)

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これはおいしそうで、かわいい、ハート形のアイシングクッキー。

見ているだけで幸せな気分になります。


ヒュッテで食事をとって、お店を冷やかして、クリスマスソングをグリューワインを飲みながら聞く。

ずいぶん安上がりなイブの楽しみ方です。

でも、バブルの頃はやった高級レストランでディナー、高価なブランド品のプレゼント、というようなクリスマスより、よほどその意にかなったすごしかただと思いませんか?


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ドイツのお母さんがつくる、まるいドーナツ。

昨年、これはシュマルツゲベックというお菓子だとヘルブラウ様におしえていただきました。


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(たこやきとちがいまっせ!)

さっぱりともっちりと、、、、とてもおいしいデザートになりました。


Frohe Weihnachten!

みなさま、よいクリスマスを!

2009年12月 4日 (金)

堺筋〜湯木美術館〜御堂筋銀杏並木

北浜で地下鉄をおりると、そこはレトロビルのたくさんある大阪では好きなエリアです。


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この20間もある黒漆喰の堂々たる家を堺筋で初めて見たときはびっくりしたなあ。

「なんじゃ〜、この威圧感は〜?!」

以前ブログでも紹介しましたが、こちら、明治36年に建てられた重要文化財の旧・小西家住宅。
コニシボンドや薬用アルコールで有名なコニシ株式会社の前身だった薬種問屋の大店。

残念ながら非公開です。(動画で紹介されたものがこちらで見られます。→

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小西家住宅から少し南にある生駒ビルヂング。有形文化財。


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もともと昭和5年に建てられた生駒時計店の建物。(まだ時計店としても現役)

大阪のこのあたりが戦災で焼け野原になったにも関わらず、このビルはその頑丈さで焼け残った、、、といいます。


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こちらは一筋中に入った通りのビル。

文化財かどうかは不明ですが、これも戦災を生き延びたビルっぽい。

堺筋から西へ。お目当てはこちら。


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吉兆の湯木貞一氏のコレクションが拝見できる湯木美術館

秋期展の「棗と茶杓」が今月6日まで。

なんとか間に合いました。

どちらかといえば茶杓の方がメイン。

茶杓の作者は、千利休から宗旦、仙叟、細川三斎、小堀遠州、片桐石州、金森宗和などなど綺羅星のごとき、茶道界のスーパースターの名前がズラリ。

しかし、茶道具鑑賞で実は一番わかりにくいのが茶杓ではないかと思います。

茶碗や茶器などは好きとか、嫌いとか、好みで判断してみることができるのですが、茶杓はどれもそれほど大きくは違いませんからねえ。

使い心地は実際使ってみなければわからないし、銘もどうしてこういう銘になったのか想像しがたいものがほとんど。

中には初めから銘ありきであとで茶杓を作った、、、というのもありかも。

それでも男性的で豪快な作と、女性的で華奢できれいな作にはわかれるようで。

湯木コレクションでは、どちらかというと繊細で華奢、漆で一拭きされた、きれいな茶杓がお好みだったようです。

ここの美術館は展示物を間近に見て、ちょうど肘をつく位置にちょっと狭めのカウンターのような台がついているので、まさに肘をついてじっくり眺めることができました。(願わくば、一度手にとって見てみたい)

展示室の入り口には一畳台目の擬似茶室が設けられ、今日会・昭和六十年乙丑最後の会、の道具組が再現されていました。

黒く土くれのようにうずくまる高麗茶碗の一種、柿の蔕に惹かれました。(銘は「茨木」。茨木童子から)

ああ、こんなお茶碗にきれいな緑色の抹茶をいれたらどのようにうつるのか、見てみたいものです。

この擬似茶室の腰紙が茶会記のような、茶事の献立のような反故紙を使っているのがおもしろい。

献立!、、、そう湯木氏は一流の料理人でしたね。それにふさわしい腰紙です。

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湯木コレクションのカタログが販売されていたので、「中国・朝鮮編」(つまり唐物と高麗物ね)をもとめました。

モノクロ写真がちょっと残念ですが、湯木貞一の審美眼、そして財力に脱帽です。

美術館を出てさらに西へ。

御堂筋に出る前にちょっと寄るところが、、、、。


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ヘルブラウ様におしえていただいてから、コーヒーのおいしさと、それにマッチする自家製ドーナツですっかりとりこになった平岡珈琲さん。

ビジネス街の小さな隠れ(結構有名らしいけど)オアシスとでもいいましょうか。

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今回はコーヒーと共に2個もドーナツたいらげたあげく、お持ち帰りまでしてしまいましたcoldsweats01

シンプルでかりっとした食感、素朴さがいくつでもいけちゃう秘密かしら。


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こちらをでて、見上げると見事に紅葉した銀杏。


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そう、ここはもう御堂筋、御堂筋といえば銀杏並木、ですね!

どこまでも続くようなもえるような黄金色でした。

2009年10月 2日 (金)

工芸(康藝)茶〜CROESUS(クロイソス)〜

大阪は四天王寺ちかく、正確には夕陽ヶ丘ですが、谷町筋に面した、こちらのお店でとてもすてきなお茶をいただきました。


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中国工芸茶、日本唯一の多種を揃えたお店、クロイソスさん。

とても間口がせまいので、うっかりお見落としのなきよう。私も一度は通り過ぎてしまいました。

工芸茶というと、よく中国土産にもらう東方美人茶(お湯をそそぐと千日紅に似た赤い花が咲く)しか思い浮かばなかったのですが、どんでもなくたくさんの種類があるのですね〜!

お店のディスプレーをまずご覧下さい。


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ポットの中に咲くカーネーション。


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後ろのポスターの写真にも注目!


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こちら水中花を楽しむ専用ポット。

こちら喫茶ではありませんが、こうしてお茶を買いに来たお客さんに入れ方、楽しみ方を丁寧にレクチャーしてくださいます。


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「まずは冷たい紅茶をお楽しみ下さい。」

右の入れ物に入っているのが、中国のキーマン紅茶で仕立てた紅牡丹。これで煎れた物だそうです。

うん、お味はふつうのおいしいアイスティーなんですが、、、、、


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熱湯でいれていただいた紅茶はなんと、とても同じ茶葉から煎れたもの、とは思えない味、香りのちがいです。

いつもいただいている紅茶とちがって、ちょっと初体験の味。(上品な椎茸のだし汁が一番似てる?)

同じポットにいれておくと普通の紅茶はにがく、えぐみがでてきますが、これは杯を重ねるに従って味、香りがかすかに変化していき、全然苦みはでてきません。

ちなみに茶菓子の右側、器の中が白いのでよく見えませんが、天王寺といえば有名な100年以上の歴史のある干菓子の老舗、河藤(かわとう)さんの看板菓子、「割氷」(干琥珀です)が入っています。

これがまた、このお茶にあうんですね〜。

(河藤さん、ちかくなので干菓子買おうと思ったのですが、この日は残念ながらお休み!)

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もうひとつ、緑茶の連環茶(手前のポット)をいただく。

こちらはお湯を注ぐ前は、茶葉がくるくるコイル状になっていました。

上品でほのかな香りを楽しむお茶です。

これらすべては中国安徽省の代々続く茶園主、汪芳生氏によって発案されたものとかで、まだ歴史は浅いのですが中国外交の献上品にもなっているそうです。日本で入手できるのは、こちらのお店とそのネット販売だけとか。

福建省の武夷岩茶は有名で、こちらも美味しく、薫り高い、どちらかといえば烏龍茶系のお茶ですが、この安徽省はキーマン紅茶で有名らしい。発酵させないその緑茶もまた、違う系統の味です。

どうも中国に行くと観光客が必ずつれていかれるお土産物屋のお茶とは違う世界があるようです。知らなかっただけでこれも奥が深そうですね。


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しかも飲んで楽しむだけでなく、見て楽しいのがこのお茶のすてきなところ。

あれこれ迷って、味重視・普段使い系の白パックと、見た目重視・工芸系の赤パックをとりどり選んでみました。


(お値段も250円くらいのから工芸性の高い2000円のものまであります。)


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子供さんにうけそうなウサギちゃんのお茶。

お湯をかけるとウサギの首の所からキンレンカとジャスミンの花が咲くそうです。

かわいい〜lovely

ではおうちでまずひとつ、試してみましょう。


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牡丹茶、初めはこんな形です。


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熱湯を注ぐとじわ〜っとゆっくりゆっくり開いていきます。

これをじっとみているのもお茶をいただくと同じくらい癒しの時間ですわ。


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さあ、大輪の牡丹が咲いてきました。

あ、もちろんガラスのポットは必須ですわよ!


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お茶の味はお店でいただいた、あの緑茶の不思議な味です。

お菓子は蜻蛉の薯蕷。(安南薯蕷←ウソ)

お茶用のポットはあまり大きくないので、飲むのを楽しんだあとは少し茶気を洗って、ガラスの花瓶に入れてみました。

このまま、水をかえれば約1週間は水中花として楽しめるそうです。

まあ、、、、きれい、、、、、

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この麗しい牡丹のエキスをいただいたので、ちょっとは麗しくなった、、、、かも〜coldsweats01


    *      *      *

CROESUS(クロイソス)

大阪市天王寺区六万体町4-18 カセタニビル1F
TEL : (06)6771-0088
FAX : (06)6771-6600
地下鉄谷町線『四天王寺前夕陽ケ丘』駅  1番出口下車徒歩2分
OPEN 10:00~19:00