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京都の古家 Feed

2008年2月 9日 (土)

李朝家具

京都の岡崎の家はおもいっきり和の家にしようと思っているので、そこに置く家具もやはり和の家具、しかもアンティークならなおよし!と、あれこれ頭の中にデザインを描くのも楽しい作業です。
引っ越しと同時にいっぺんに買うのは経済的負担も大きいので、いまから少しずつ買いためていこうと思っています。

まず中心となる居間に置くなにかポイントになる家具はないかなあ、と考えていましたが、アンティークでも和箪笥などはなんとなく見慣れていて、ちょっと目を引くポイントになりにくい。

そこで思い出したのが、李朝家具。
梅田阪急の古書の町で一軒、骨董屋さんがあるのですが、そこのディスプレーに使われているのが李朝家具の箪笥です。木の色はくすんで、金具も黒くなっているのに存在感があって、骨董屋さんの雰囲気にぴったりでいい感じなのです。

で、先日京都に行ったとき、李朝家具も扱っている丁子屋さんへ行ったのですが、お店自体がなくなっていて大ショックでした。
   → http://blog.kansai.com/cheruprifre/208

そこでネット検索して大阪の玉造に李朝家具を扱っているお店を探し当てました。

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學工房(はくこうぼう)さん。


大阪環状線玉造の駅を降りて、やっぱりちょっとさびれているアーケードの商店街(実はこういうの好きheart)を通り抜けたところにあります。
韓国の古い民家からでた100年前後くらい前(朝鮮李朝時代)のアンティークの他、リプロダクトの家具やレプリカ家具もあつかっておられます。


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一応メールしといたし、営業中の札はかかっているけれど、お昼を食べにでられているのか返事なし。

菊川怜さん主演の舞台劇「チャングムの誓い」の小道具にここのお店の物が使われた、と書いてあります。(TVのチャングムも残念ながら見ていません)


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外から店内をうかがうと(怪しい人になってました!)雰囲気のある李朝家具や小物が、、。いいなあ〜heart


しばらく、商店街の中のレトロな(70年代、、的な)喫茶店で時間つぶし。愛想のないおっちゃんがやってました。でもコーヒー一杯のんで手持ちぶさたにしていると、おかわりを注いでくれました。
だからこういう商店街って好き!

そうこうするうちオーナーさんが帰ってこられたので中へ。
狭いお店の中はしぶいアンティークとぴかぴかのリプロダクトが混在していますが、で〜んとすごく立派な存在感のある大きなアンティークの箪笥には圧倒されました。(写真はありませんが)
両班(ヤンバン)が支配した朝鮮王朝時代、この時代の家具は日本の家具ともちょっと違って、簡素でありながら、実に優美な雰囲気です。

アンティークはいつ入荷するかまったく不定期なので、気に入った物があったら買わないと同じ物はなかなか手に入らないとのこと。

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まず、とにかくほしくて実は丁子屋で目をつけていて買えなかった小盤(ソバン)。


小盤は李朝時代個人用のお膳だったのですが、この優雅なフォルムは花瓶でも置くとぴったり。素材や形は様々だそうですが、私が買ったのは100年ほど前の銀杏製だそうです。形は典型的な12角形の天板に猫足。
足がついているのは朝鮮の床暖房、オンドルの熱から食事を遠ざけるためだったそうです。


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そしてバンタジ(半閉)(写真の下の方です。上のは賽箱)


阪急古書の町でみかけたのと同じ箱形収納家具。李朝家具の中では特に人気があるようです。
お値段はややはりましたが、やはりこれも出会いです。
丁子屋の一件で失敗したので(^_^; 即決しました。

レプリカやリプロダクトの家具はきれいなのですが、やはり人が使ってきた歴史の重さにはかないませんね。金具もぴかぴか過ぎてちょっと、、、。

でも、ほしかった物を手に入れてご満悦です。
家に届く日が今から楽しみ。そして岡崎の家のどこに置こうかな〜と想像するのも楽しい。
ただ、家に帰って旦那が一言、「今、どこに置くんや?」
σ(^◇^;)
引っ越すまではちょっと邪魔かも、、、、

(おまけ)
學工房のオーナーさんが買った家具のちゃんとした写真を送ってきてくれました。

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小盤




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バンタジ

2007年9月28日 (金)

スーパージャングル

さて、今回の京都行きは、俵屋さんだけでなく、両親を岡崎の家に連れて行くのも目的でした。
前回行ったときもそうでしたが、あのころの雑草がジャングルとすると、 →http://blog.kansai.com/cheruprifre/88
今回は暑〜い長〜い夏のせいで、無秩序に茂りまくった今の庭は
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通りから入った路地を前進するのは、さながら密林を切り開きながら進む探検隊の気分。shock
背よりも高い雑草を、折りながら進むのだが、なかには棘をもってるクセモノもあって、つらい作業。


4fcmeynd 両親もあきれ顔です、、、。


建物にもみっしりツタがはっています。

Kahhzfvk 舞良戸も、ほっとくと覆い尽くされてしまいそう、、。




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もうこれはほんまに超ジャングル!
地面なんか見えません。降りる気にもならず、茫然自失。

仕方ないので両親には家の中だけみてもらうことに、、。

ただし!
なんと家の中まで、植物が入り込んでいるでは、、、。
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さすがに、マズイ!超マズイ!

きっと隣近所もすごく迷惑してるだろう。
雑草のものすごい繁殖力を甘く見たことを深く反省。sweat01sweat01

早速10月になって業者さんを手配する予定。
これはもう素人の手におえる範疇を超えてるわ〜〜〜shock

ちょっとだけうれしいのは、諸般の事情で当初2011年京都へお引っ越しの予定が、1年ほど早くなりそう。2010年春をめざしています。

2007年5月28日 (月)

庭がジャングル化??

岡崎の古家は放りっぱなしなので、崩れてないか、(^ ^;)時々チェックにいっています。ご近所に迷惑をかけるので。
前回行ったときは冬で雑草も枯れていたけれど、今は気候もいいし、きっと雑草がすごいことになってるだろうな〜と、思いつつ。


Rsk5u8zt 入り口から中を見ると路地庭に
黒猫がねそべっている。鍵を開けるのに手間取っていると(なにしろ鍵も古いので、一筋縄では開かない。)射程距離を測りながらこちらを観察している様子。”ここまでおいで。べ〜っだ。wink”と、言われているようだ。



ここの庭はきっと近所の猫の集会所になっていてもおかしくないなあ、と苦笑しながら中へ。



Ref5rpjr 座敷越しに庭を見て、うわ〜、やっぱり!coldsweats02



97aoir_m すでにジャングルと化している。手の付けようがない。去年の夏は、それでも刈鋏で雑草を刈ってみたりしましたが、これはちょっと、庭に立ち入る気もしないわ〜。


雑草の種は飛びまくるし、ご近所には迷惑になっているのかしら??業者に頼んで刈ることも考えています。shock

庭の手入れはあきらめて、家の中の探検。古い(多分築70年以上)家なので、そこここにめずらしいスポットが、、。

Rozakn2l たとえば電線の碍子。昔の家は壁内に配線できないので、碍子を使って電線をはわせているのを見たことがあります。今まで気づかなかったけれど、この家にも碍子がありました。



Jhbttw5i それと、井戸。人造石研ぎ出し(ジントギ)の流し。何が出てくるかわからないので、井戸のふたはあけたことなかったのですが、今回おそるおそるちょっとだけあけてみると、ポッチャ〜ンと水の音が、、。涸れてはいないようだけれど、使えるのか??



ポンプがついてるところをみると、前住んでた人(何年前住んでたかは不明)は使っていたようです。


Mulxqu30 釣瓶の一部も残っています。


Qjjyrx3g 竿縁天井です。これは凝ってる意匠なのかどうかわかりませんが、天井板の間に煤竹と白竹がはさみこまれています。



Pfzec6os 改造を重ねたとおぼしき家で、ステンレスの古い流しも残ってますが、こういう立派な2槽のジントギも残ってました。しかし、高さが低い。昔の人は小柄だったんですね。でもここでの台所仕事は冬はつらかったでしょうね。



で、ジャングル化した庭に問題を残しつつ、この家を後にしました。やれやれ。3年後ほんとに住めるのか???



2007年2月 5日 (月)

昭和6年の新聞

昨日久しぶりに京都の古家へよってきました。

5vqvrpkz 前回は夏草がうっそうと茂りジャングルと化していましたが、さすがに冬枯れして見通しはよくなりました。
暖冬のせいでまだ雑草は元気な奴もいるようです。



Dyzxeqhm 古家の二階のおしいれに貼ってあった新聞の切れ端です。写真が小さくて見えませんが昭和6年8月廿5(25)日と読めます。で、この建物は少なくとも昭和6年には建っていたことになります。築75年以上ってわけね。


Ug6q9gbk ”写真がなんだか時代を感じさせますね。昭和6年といえば、満州事変の年。この新聞を湿気予防?に貼った庶民はこの事件を当時どううけとめていたのでしょうか。


Tj5miiy6 その2階からの眺め。離れの屋根と、近所の屋根がみえて、”むくり”もよくわかります。半壊してるけれど、京都の近代史を体験してきたいえなんだなあ、とさらに愛着がわきました。この古家残すべきでしょうかね。


何人かの建築設計事務所に問い合わせのメールを送ってみました。わりと有名なところからはなしのつぶて。小口依頼は眼中にないのでしょうかね。

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若い建築家の方からはすぐに丁寧なご返事をいただきました。好感が持てます。smile

2007年1月26日 (金)

昔住んでいたのは町家?

学生時代は吉田の下宿屋さんに住んでました。ごくありふれた、、。新婚時代は岡崎のマンション、いったん阪神間に出て、大学院でまた旦那、子供2人づれで帰ってきて住んだのが吉田近衛町の一軒家(貸家)。
今京町家ブームですが、よく考えると、私が学生してたころは町家なんてごく当たり前にそこここにあったし、そんなにありがたいとは思っていなかったのです。けれど最近洛中の中の洛中、西陣あたりでも町家がごっそりとブロックごとこわされ更地になっているのを目にしました。なんだかさびしいです。ヨーロッパの町のように京都市も町並み保存にもっと強気になれないものでしょうか。

で、その近衛町の家、何にも考えず4年間住んでたけれど、やっぱり改装した町家だったのでは、、?と思っています。まず、引き戸のみでドアなし。坪庭あり(駐車場になってたが)、トイレは廊下でつないであったものの屋外にあり、台所は前は土間だったもよう。そうかあ、あれ町家だったんだ。もっと楽しんでおくんだった、、、。家の中に蟻が行列してたし、風呂には必ずナメクジいたし、冬はすきま風で寒かったけれど。

H10kcu0c 本文には関係ないけれど、これは岡崎の古家の下地窓。お茶室に使われていたとおぼしき部屋にありました。モダンな今風の家ではほとんど見ることができませんね。


Vqhs_az_ 焼杉の板塀と玄関に通じる細い道。ここをいじって植栽などすればちょっとした憩いの場所になるかも?


下地窓:http://web.kyoto-inet.or.jp/people/nimura-a/sukiya_mado.htm

2007年1月14日 (日)

ご近所さん

どこの住むにしても、ご近所づきあいは大事ですよね。
今住んでいるところは14年前に引っ越してきた住宅地ですが、残念ながらご近所にそこのヌシみたいなご老人がいて、引っ越しそうそういやなトラブルを味わいました。
もう今では、こちらもこのあたりでは古株になったので、あまりストレスは感じませんが、つくづくご近所づきあいはむつかしいな、と思った次第、、、。
京都の未来のご近所さんはどうでしょうか?
特に京都はよそもんにつめたいっていいますものねえ。
14年前は若気の至りで自分たちにも落ち度はあったと思うし、今度は反省をふまえ、うまくつきあいたいです。(中にはどうやってもダメ!という人もいますが)

Umv2z0pr これはご近所の仕舞屋。おちついたいいたたずまいです。こんな家にしたいな〜。
smile

そろそろいろいろな建築会社や設計事務所に関する情報を集めだしています。京都の和風建築が得意な建築事務所情報をお持ちの方がおられましたら、教えてくださいね。smile

2007年1月11日 (木)

築70年?

Dyflckyq 十余年前の震災で下がってきた天井です。つっかえ棒でなんとかもっているんでしょうかね。
Cbowt9ps 火袋があります。ただし真ん中の床をあげて天井を低く作ってという改装がなされています。これを壊したら、立派な町家の通り庭ができます。
7hbluyou 家の表。京都の町並みという感じでお気に入り。ただし、塀はこのままにすると車が止められない!というジレンマが、、、。

で、なんで築70年以上と判断したかというと、押し入れのなかにしみ隠しかなんかではりつけてたとおぼしき新聞紙のきれはしがあるのですが、昭和6年のものなんです。だから最低75年。ひょっとしてもっと年寄りかも、、。coldsweats026年の物はほんとに切れ端だけだけれど、昭和25年の新聞はしっかり記事が読めるくらい残っていて、自分が生まれる前の時代のニュースが読めます。smileあんまり有名な事件はのってないですが、当時の広告が楽しい!

京都で家を探す

京都に移住するのはよしとして、ではどこに?ということでいろいろ検討したのが去年の5月。
歳のせいか、いま思いっきり洋風の家に住んでるからか、とにかく和風の家に住みたいよね、、ってことで、じゃあいまはやりの町家をさがして改装したら新築より安いだろうし、和風だし、手っ取り早いやん。と、町家を専門にあつかってはる不動産屋さんへ。
学生の頃から住んで慣れ親しんだ吉田、岡崎、聖護院辺りに町家ありませんか?というと ”あそこは洛中やおへん。昔は吉田村、岡崎村というて洛外どした。そやからほんまの町家はほとんど出まへん。”、、、さ、さよか、、。
それに町家暮らしは不便さをそれなりに楽しめないと住めないし、ご近所付き合いがうまくできる人でないと長続きしまへん。といわれ自分の甘さを思い知らされました。
で、あきらめモードで普通の不動産屋さんを回るためにけっこう京都に足をはこんで見つけたのが旧○○村の仕舞屋。
ただし!築70年以上、井戸あり、屋根倒壊寸前。でも一応走り庭や火袋もある町家のキーワードをもってる家。
さて、これを改装するか、新しく年寄り向きの便利な家に立て替えるか、、、あと移住するまで数年あるのでゆっくり楽しんで考えよう、と思っています。


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