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2012年10月27日 (土)

秋一日 佳日哉

東山がことのほか美しいこの一日。

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まずはお庭の手入れ。

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紅葉の影も、こんなところに届くようになりました。
日ざしが淡い。

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昨年は一つしか実をつけなかった薮柑子が今年はたくさん赤い実をつけて豊作。
うれしい。

さて、おでかけでおとずれたのはこちら。

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北村美術館の四君子苑、特別公開。

春と秋の数日のみこっそり(?)公開されています。
前回は枝垂れ桜の美しい春でしたが、今回は秋たけなわの四君子苑です。

P1010118(中は撮影できませんので、美術館のエントランスから)

北村謹次郎の邸宅で、竹中大工道具館の数寄屋大工展にも名前の出ていた名匠・北村捨次郎の手になる数寄屋棟と、吉田五十八の新座敷棟。

お目当てはもちろん数寄屋棟の二畳台目の茶室・珍散蓮。

いつもは中へはいれないのに、着物のおばさまの団体が中へ入って木下館長の説明をきいてはったので、自分もなにげにまぎれこむcoldsweats01

初めて洞庫の奥の水屋が格子越しに見えたし、お客さんが多いとき、襖を移動して少し広くできる、ということも初めて知った!(おばさまの団体様、ありがとう)


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美術館では、展示が「追憶の茶事」というテーマなので、だれかをしのんで?と思っていましたが、鎌倉の古刹、円覚寺の開山となった無学祖元禅師の墨蹟を中心に蒙古襲来のころをしのぼう、ということらしい。

ここの展示は茶事のながれにそった道具組がみられるので好きなのです。
懐石の道具がすごかったなあ。
向付ものんこうだったり、煮物椀は宗哲、焼き物鉢なんか重文だもん。coldsweats02

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美術館のあとはセットでおとずれる李青
さんでランチ。

つい先週、高麗美術館主催の李朝青磁・白磁の旅をしていたものだから、よけいにここへは来たかったんです。
(オーナーは高麗美術館創始者・鄭詔文さんの娘さん)


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李朝家具、白磁の壺、、にかこまれカヤグム(朝鮮の琴)のBGM、、、、ええなあ、この時間と空間。

朝鮮芸術、工芸の文庫も充実。

あ!
あれは!

木製の小さな人形は、韓国・利川でコレクションを見た、木俑ではないか!
ここでまた会えるとは。

木俑は、かつて韓国ではほとんどが土葬のため、棺をかついで運ぶのですが、その時棺の上にさしこんで飾る人形なんです。
最近はほとんど土葬をみないため、だんだん数少なくなってきているとか。


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お花は野の花を摘んで鄭さんがいけたもの。
さりげなく美しい。

たまたま同席した鄭さんの神戸の古いおともだちと、なぜか祇園祭の話題でもりあがる。
この55年間、いちどたりとも欠けずに毎年山鉾巡行を見ておられるとか。

なにより55年の間、事故もなく健やかで続けられたことを言祝ぎたい。
あやかりたいものです。

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ここで盛り上がりすぎて灰型教室に遅刻。
ごめんなさい。


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なので灰型の写真、忘れてとれず。(庭の写真をかわりにおいておきます)
今回も向山に挑戦。

この日は調子があがらず、いまいち、いまに(?)くらいのでき。

野暮用のあとは、この日スタートした岡崎ときあかりへ。
P1040497これは近代美術館。市立美術館とともに期間中(明日まで)は8時まで開いています。


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昨年も楽しみました。


新しく復刻完成した東京駅のオープニングですっかり有名になったプロジェクション・マッピング、実は昨年初めて見たんです。ちょっと感動しました。

幻想的なBGMとともに、少し寒い中、恋人同士が手をつないだり、家族が肩寄せ合ったりして、あ、もちろんおひとりさまでも、シュールな映像を楽しめます。

昨年も背景になった市立美術館だけでなく、今年は図書館も参戦。
クラシックな建物にとてもあうのですね、この手法。

それでは静止画像ですけれどcoldsweats01、幻想的な景色をお楽しみ下さい。


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図書館側に移動して、、、、
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図書館もお花だらけ。

見上げると、十三夜に一日足りない月が平安神宮の大鳥居の上に。

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佳き一日哉。

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コメント

しぇるさん、こんにちは

ああ、岡崎は、こんな様子だったのですねぇ・・・

このライトアップ

今夜まででしたね・・・

どうしても、時間の都合がつかず・・・残念><

高兄様

最終日は雨で人出は少なかったようです。
私も夜の美術館へ行きたかったのですが、都合が付かず、、、

来年もきっと開催されると思いますので、是非。
(イベントの写真を投稿するとグランプリには賞金がでるそうですよ)

朝のお庭仕事から始まって、これだけのイベントを全部一日のうちでこなされるシェルさんに脱帽です。

こんにちは!

珍散連,よいですよね。茶室前の板張りに腰を下ろして,庭を眺めるのが好きです。

土日の混雑を避けて金曜日に出向きましたが,今回は,学芸員さん風の方が案内をしてくださったので,蘊蓄話もいろいろ聞けて,充実した拝観になりました。

相伴席を利用する際に,敷居も移動できるという話は,その折耳にしましたが,びっくりですよね。

水屋も覗かせていただき,格子越しに茶室を垣間見ることもできました。

李青は,私もお気に入りです。

キレミミ様

数少ない休日に全部予定をつっこもうと思うと、かくなる仕儀にあいなりますの。bearing若干お疲れです。

やなぎはみどり様

も、おいででしたか、四君子苑。
私も金曜でしたので、どこかですれちがったかも、、、coldsweats01
学芸員さんがずっと解説しておられたんですね〜。館長の特別講義かと思っていました。
珍散蓮では謹次郎が得意げに茶の湯仲間に、手に入れたばかりの道具を披露している様子が目に浮かぶようでした。
今度河原町丸太町にオープンしたkitさんというお店にも李青文庫があるようです。こちらもいかがですか?

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