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2012年9月13日 (木)

逆勝手の花月

七事式の会で、席主さんが「逆勝手の花月をしましょう。」と、突然。

ええ〜っ?!coldsweats02

平の逆勝手にあまり自信ないのに、その花月って一体、、、

科目は「炭付花月」「濃茶付花月」「員茶之式」、全部逆勝手で。

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一生懸命逆勝手の予習をしましたが、考えてみれば逆勝手って今までほとんど炉でしかしたことがないのに気づきました。
寒い季節の大炉は逆勝手と決まっているので、それにあわせて炉ですることが多いと思います。

風炉の逆勝手はまた炉と微妙に違うのよね。
むつかしい。

しかも風炉の逆勝手の炭手前なんてしたことありません。

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炭斗の炭の組み方も鏡面になります。


風炉への炭の置き方は本勝手と同じ。
羽根をつい右手でとりそうになるけれど、必ず左→右に渡す手間が増える。
水指の蓋は三手から四手に一手ふえる。

柄杓を蓋置に引く手は左手。
これは炉でも同じなんですが、炉が体の向きから自然に左手で引けるのに対して、風炉では右隅ねらいで腕を交差させるように引く、というのがなんだか斬新。

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濃茶付花月ではおしまいの総礼座代わりがばたばた。
本勝手では「二上がり三下がり」の左側通行になります。
ところが逆勝手はじゃあ「二上がり三下がり」で右側通行になるかと思いきや、そうは問屋がおろさない。
二下がり三上がり」で、やっぱり左側通行になるのね〜っcoldsweats02

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みなさま、足にどうしても注意がいって、間違っていないか確認しながら歩くので、腰が引けて、一歩一歩ゆっくりとした歩き方になります。
これは、、、、そう、地雷原を歩いている感じといえばぴったり!

間違わないように、声をだして「右、右、右、、、」と言いながら、左足がでる不思議coldsweats01

そして、時々帛紗をつかもうと、空を切る左手coldsweats01
(逆勝手では帛紗をいつもとは逆に右に吊るので)


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員茶では十種香札の置き方も逆に。

いやあ、逆勝手のお茶室を(好むと好まざるとに関わらず)持ってはる方は、いっつもこんなご苦労をされているのでしょうか。
まあ、慣れだと思うのですが、逆勝手になれてしまうと今度は本勝手がむつかしくなりませんかね?


ほんま、よい頭と体の体操をさせていただきました。
いつものルーチンワークばかりしていると、脳は働かなくなるので、時には逆勝手で刺激を与えてやるのもいいかもしれませんわ。

席主様、いつも複雑な七事式のお稽古にしてくださってありがとう。(とほほほ、、、)


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逆勝手の花月を参照しているブログ:

コメント

Iさんのブログを読んでもいつも思うのですが、裏千家さんのお稽古がさーっぱり分からなくてとても面白いです(笑)。
いっぺん経験してみたいけど、不埒な考えですね(笑)。

relax様

初めから裏千家しか習ったことがないので、あまり不思議に思わなかったのですが、同じ千家でも表さんはもっとシンプルなようですね。
石州流や遠州流の武家点前はみたことしかないので、なんともいえませんが、武家=男性むきにストレート、かつシンプルなんでしょうか。
他流試合は実は私もしてみたいのですがねえ、、、coldsweats01

逆勝手というのは当然ありますが、どうもこの「七事式」と「花月」というお稽古方法が分かりません。調べれば分かるのでしょうが、ちょっと楽しみにしつつ調べずに置いてあります(笑)。
一年に一度の石州忌では色んな派の石州流点前を見ることができますが、千家さんのお点前を見るよりも違いがあって驚きます(笑)。
私が習っているのは石州流の中でも比較的シンプルだと思います。
まだまだペーペーですが、これから習ってゆく台子点前とかが武家茶道の真骨頂だそうです。昔お殿様に点ててたっていうことでしょうね。

relax様

七事式は江戸時代に表・裏両千家が作った物ですから他流にはないでしょうねえ。
いわばゲームのようなお稽古、とでもいいましょうか。本筋の茶道とはちょっといえませんが、なかなか奥が深いです、というか全然完璧にできません。
台子から茶道ははじまっているのに、習うのは最後、というのが進化の逆をたどっているようで、なんともおもしろいです。

逆勝手は面白かったですねえ。
右と左 どっちだったかと思ってしまいます。
楽しかったです。

ひいらぎ様

風炉の逆勝手はほんとに新鮮でした。
炉の方はちょっとは慣れてきてたんですが、花月はまた別物ですね。

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