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2012年8月18日 (土)

リスボン紀行・その2〜一応観光名所とやっぱりFADOは

でも、四六時中電車にのっていたわけではありません。

一応、観光スポットもおさえておかねばね。

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リスボンのヘソ、ことロシオ広場にそびえ立つロシオ駅。
ここからスタートです。

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先日ふれましたが、リスボンの旧市街は白と黒の石じゃないと道に敷いちゃいけないのです。

これは広場の石畳ですが、目の錯覚でほんとうに波打って見えません?

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アウグスタ通り。
ここもこんな石畳。

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なにせ横断歩道だって、白黒の石ですから。

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ロシオ広場のお菓子屋さん。

真ん中のお菓子がリスボン名物「パステル・デ・ナタ」。
いわゆるエッグタルトというかカスタードのパイなんですが、これ、どこのお店のもハズレなし。

何個たべたことでしょうhappy02

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まずはリスボンNo1名所のジェロニモス修道院。
エンリケ航海王子とヴァスコダガマの功績をたたえ、また大航海時代、航路の安全を祈願して16世紀初頭から始まって300年以上かけて完成したという、とんでもなく気の長い建築物。

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回廊。
明るい南欧の日差しにアイボリーの色がまぶしくよく映える。

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様式はマヌエル様式と行って、船に関係するロープや碇、天球儀、胡椒(輸入されてましたね)の花などのモチーフが特徴。

今でこそ、世界の表舞台から引退したようにみえるが、かつては大航海時代の栄華を誇ったポルトガルの威信をしのばせる。
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航海の前に触れると無事帰れる、といういいつたえのロープを握る手のモチーフは、全体で3カ所あったらしいのだが、どうもスルーしてしまったみたい。

今よりはるかに旅が危険で命がけだった時代に思いを馳せる。

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ヨーロッパとは言え、リスボンは南なのでやっぱり日なたは暑い、、、で、みんな日陰にたむろ。
湿度がないので、日陰はとてもさわやか。

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回廊に隣接するサンタマリア教会。

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ここは修道士の食堂として使われていた部屋だが、注目は壁面のアズレージョ。


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ポルトガルの町をあるけばどこでも見られるタイルの装飾なんだが、どことなくアラビアの香りもあるのは(アルハンブラを思い出す)アラビア人支配の歴史を物語るゆえ。


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まあ、教会の中は(いっちゃわるいけど)たいがいどこもそう差はない。


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でもこれは特記ね。

教科書でもおなじみ、インド航路の開拓者、ヴァスコダガマの棺。

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棺にきざまれたレリーフはカラベル船。
(3本のマストを持つ小型の帆船で、高い操舵性を有したことから15世紀に主にポルトガル人とスペイン人の探検家たちに愛用された。)


さて、修道院の目の前、そこは一瞬海かとおもうほど広いテージョ川の河口。

ここにかの有名な、、、、

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発見のモニュメント。
大航海時代を切り開いたポルトガル人の彫像。

先頭は大航海時代を指導したエンリケ航海王子。
手にカラベル船の模型を持す。

ヴァスコダガマやマゼランの名も。

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反対側もこうなってたのね。


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彼らが今まさにこぎ出そうとするテージョ川は大西洋の出口。
川とは言え、もう潮の匂いがたっぷりする。

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広場に描かれた当時の世界地図で、かれらポルトガルはここで、、、


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うふふ、、、
ジパングはえらく大きい。

まあニューギニアもえらくでかいけどね。


モニュメントからさらに西へゆくと、司馬遼太郎が「テージョ川の貴婦人」と名付けたベレンの塔が。

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なるほど、レースの裳裾をひろげた貴婦人に見えなくもない。
でも実は大砲をそなえた砲台にもなっていて、えらくぶっそうな貴婦人なんだ。


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16世紀のこの塔は河口を守る要塞だったのだが、はるか大西洋航路を行く船人たちを見送り、また迎えたでもあろうランドマーク。
さて、このあたりのもうひとつの名所はこちら。

カフェ、パステイス・デ・ベレン。


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先ほどのパステル・デ・ナタ、ここではポルトガル1のを食べさせるという評判。

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こちらのカフェにもアズレージョ。


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さて、焼きたて、ふわふわほかほか。
シナモンと粉砂糖を振りかけていただく。

も〜〜〜最高lovely

これ、日本でも作ってくれないかしらん。

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ちなみにこの近所では、スタバもマクドもとてもおとなしい。
いいな、こういうの。


さて、町中に帰ってきて夕食。


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これはためさないと。
ポートワイン。

シェリー、マデイラとならぶ世界三大酒精強化ワインのひとつ。


う〜ん、けっこう度数高いかも。
味は、、、、養命酒?coldsweats01

食後に一杯がおすすめ。


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日も暮れると、人が踏むのでツルツルに摩滅した石畳は光り、まるで雨がふったあとのよう。


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正面は築100年のサンジュスタのエレベーター。

そう、低地から高地にいくのに、電車やケーブルだけでなく、こういう手段もあるのです。

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リスボン観光のナイトスポットといえばやはりファド(FADO)を聞かなくては。

ここはバイロ・アルト(=高い土地という意味)地区にあるLUSOというカサ・デ・ファド。

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暗くてこんな画像しかありません。

ファドはフランスで言えばシャンソンのような歌か。

19世紀に、アルファマ地区に住む労働者や最下層の人々の間で自然発生し、安酒場や売春宿で歌われていた歌、だそうだ。

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ファディスタ(歌手)、ギターラ(ポルトガル特有の12弦ギター)それにヴィオーラとよばれるふつうのギターの編成。

歌はもっとメランコリックなものを想像していたのだが、意外にからっとあかるい。
メランコリックさではフラメンコのカンテ(歌)のほうが数倍上。

いうならば、アメリカの黒人霊歌のような明るさか。
どちらも恵まれているとはいいがたい環境で、どこか諦めきった後にうまれる明るさのようなものを感じる。

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本日のファディスタ勢揃い。
女性も男性もいるんですよ。


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終わった頃にはもう日付がかわっている。


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リスボンは夜更かしな町だ。

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朝、この前から出発したロシオ駅ももう夜です。

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コメント

うをを~素敵!
どうしてもスペインに目が行ってしまいがちですが、ポルトガルもいいところですね。
シーフードは召し上がられました?
前、『ふしぎ発見!』であの辺の食事が出てきておいしそうだったという記憶が…(笑)。

>司馬遼太郎が「テージョ川の貴婦人」と名付けたベレンの塔
旅行記か何かでですか?

街がゆったりしていますね~。観光シーズンで人も多いながらも、歩きやすそうです。住んでみたくなるところですね~。
ナイトライフ(死語?笑)が本番という感じで、大人の街ですね~。

おかだあんのちゃん

言語も文化もよく似てるのに、スペインと印象はずいぶんちがいました。
ぎらぎらしていないというか、どこかのんびり。
治安が良いのもいいですよ。
シーフード、食べましたよ〜。ほんと食事も日本人向き!

>テージョ川の貴婦人

実は孫引きなんで、読んではいないのですが、「街道をゆく〜南蛮のみち2(スペイン・ポルトガル)」での言葉だそうです。

ちゃみ様

なにせレストランで夕食を予約しようと思ったら、一番早くて午後8時なんですもん。
そんなに遅く食べたら日本人の胃袋はもたれてねむれませんbearing
夜更かしして、次の日の朝の仕事は開始がゆっくりなのかなあ。

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