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2012年8月 7日 (火)

六道めぐり〜陶器祭〜宮川町

8月初めの恒例行事になりそうな、六道珍皇寺・西福寺・六波羅蜜寺の3点セットと五条通・陶器祭とあわせて4点セット。

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まずは昨年西福寺さんでいただいた祈願銭をひっぱりだしまして。

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東大路から松原通りへ。
まずは六道珍皇寺さんへ。

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盂蘭盆会でおしょらい(精霊)さんがあの世から帰ってくるときの依り代になる高野槙。

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蓮の花や、ホオズキも売られています。
そういえばホオズキは鬼灯と書くのね。なんだかお盆に似合ってる。


地獄へ毎夕出勤したという小野篁さん像と閻魔さん像がこの期間のみ拝見できます。


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お参りされた方は水塔婆にご先祖様の戒名を書いていただきます。

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水塔婆をお線香の煙で清めて


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高野槙の枝で水回向をしておさめます。


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地中にあるお迎え鐘をついて、あの世からたがわずご先祖様がかえってくるように。

こんなふうに蓮の花や鬼灯、高野槙、お線香の香りに包まれて、鐘の音を聞いていると生と死の境がなんだかあいまいになって、死ぬことは自然なことで、そんなにこわいことではないんだなあ、、、と思ってしまう。


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さてこのあたりは轆轤町(ろくろちょう)と言います。
もともと鳥辺野と呼ばれる葬送の地、といっても野に死骸を投げ捨てるだけなので骸骨が散乱していたそうな。
だから髑髏町(どくろちょう)、それがあまりに縁起が悪いので轆轤町にしたという説が有力。

仏事に関わるお店もたくさんありますが、この時期がいちばんにぎわうでしょうね。


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幽霊にちなむみなとやさん。
幽霊の子育て飴は一度はご賞味あれ。


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数年前に行ったきり、レストランのコンセプトは次々かわったけれど、この堂々たる町家は必見の貴匠桜さん。


さらに西へ行くと、、、

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死後に行く、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六道の分かれ道、六道の辻。
冥土への入口。


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その角にある西福寺。

空海に帰依した嵯峨天皇皇后・檀林皇后(橘嘉智子)の「九想図絵」(風葬された死体の経時変化を描いた法医学の教科書みたいな、、、うげげshock)を今年も拝見。

六道絵があり、昨年は夕方にお参りしたのでちょうど絵解きをされているところにあたりましたね。

今年はじっくり自分で見てみます。
よくみるといろんな教えが詰め込まれているようです。

地獄に落ちた悪人はどんな責めをうけてもほっときゃいいのよ。

でも、賽の河原で石を積む子供の魂を救うためにあらわれた地蔵尊の姿、その衣にすがる幼子の姿には泣ける。

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そして冒頭の祈願銭をお返しして、新しいのをいただいて帰る。


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西福寺の少し南、平清盛ゆかりの六波羅蜜寺。

この大の字の灯りは盂蘭盆萬灯会でともされます。
こちらの迎え鐘はならばないでもつけますよ。

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そのまま南下して五条通まで。
このあたりまだまだ風情のある町家がたくさん残っています。


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五条通は陶器祭の真っ最中。
道の両側にたくさんの露店がならびます。


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もともと五条通にあるお店も陶器祭仕様。

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普段使いによさげなものが、手頃なお値段で。
でも、どちらかというとショッピングより雰囲気を楽しみに来ているかな。


そのまま川端通りに出て、宮川町のお茶屋さんがならぶ疏水縁を歩きます。


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ここは創作和菓子のお店、蒼穹さん。
左手に見えるのは宮川町歌舞練場です。

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もとめたのは左から波照間産黒糖羊羹「南風(はえ)」、アーモンドドラジェ、翁飴。
見た目もユニーク、おいしいですよ。


ここから、三味線のすががきなんぞ粋に聞こえる宮川筋を歩いていて、こんな看板を見つけました。


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町家カフェ、、、、?
これは行ってみなければ。

実はこの場所、なんとお気に入りの裏具さんのろうじをぬけたところでしたの。

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「ろじうさぎ」さん。
先月オープンしたばかりですって。
(現時点ではHPはまだ工事中だとか)


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卯年のオーナーさんがであったとき、この町家はぼろぼろの廃墟だったそうですが、それが想像できないくらい居心地のよい、風情のあるカフェになっています。


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お話しを聞けば、ユニークな京都の旅をプロデュースしているらくたびのガイドさんだったんですって。


だからなんですね、このように京都関係の本が(いつもお世話になっているらくたび文庫はもちろんのこと)ぎっしり。
ちょっとしたブックカフェですね。


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ラインナップも結構ディープです。

歴史をたどる旅をしたら、京都ほどたくさんのポイントがある町はないですものね。
このカフェから、そういう京都の歩き方、楽しみ方を発信してゆきたい、とのことです。

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草ボウボウだった庭も、草むしりしてみると偶然にも灯籠の足元にウサギさんがいたそうです。
まさに「ろじうさぎ」にぴったり誂えたようではありませんか。


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お庭を眺めるカウンター席も居心地良さそう。
次回はランチをいただいてみようhappy02

これにて今年の六道めぐりも無事終了です。


*  *  *


ろじうさぎ:東山区下柳町176(宮川町歌舞練場上ル一筋目東入ル)075-551-0463

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コメント

おはようございます、しぇる様

私も、これより父方のお墓の掃除に大谷本廟へ!!
帰りに陶器市をひやかして、六道さんで迎え鐘をひいて、ご朱印を頂かないと。
幽霊飴は、母方祖母が好きなので、求めて参りますわ~。
ろじうさぎさん、素敵なカフェをご紹介頂きましたので、帰りに寄り道してこようかしら。なんて。
しぇる様、有難うございます~。
涼しい風のうちに、では、行ってきます!

今晩は、五条坂の陶器市に来られたのですね。
五条坂からは直ぐ近くなので、7日は私も陶器市に行ってましたので、
どこかでお会いしてたかも?分かりませんね。残念です。
飴買って頂きました。懐かしいお味の飴でしたよ。

私はまだ六道参りに伺ったことがありません。行ってみようかなあ。

いけこ様

お盆の正しい過ごし方ですね。
お墓のお掃除ご苦労様です。
本当は実家の先祖代々の墓のお掃除、私も行かないといけないのですけれど、、、coldsweats01
それにしてもたくさんの方々の六道参り、京都はまだまだ信仰が生活に根付いている町だなあと思いました。
宮川町においでの節は、ろじうさぎさん、のぞいてみてください。restaurant

黄瀬良子様

陶器市においででしたか。
たくさんの人出でしたね。知っている人とすれちがっても気づかないかも。
ほんとうは夜の風情の方が好きなんですが、、、
子育て飴はよそさんへのお土産にうけます。もちろん自分でいただいてもおいしいheart01

ひいらぎ様

六道参りの期間は松原通り、別世界になりますよ。
日本のお盆だなあ、、、と懐かしく思います。
こぢんまりとしていますが、西福寺の雰囲気が好きだなあ。

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