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2012年7月

2012年7月31日 (火)

疫神社・夏越の祓〜これにておしまい祇園祭2012

一月にわたり続いた祇園祭もいよいよフィナーレです。

7月31日、疫神社の夏越の祓です。

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疫神社は八坂神社の摂社、祭神は蘇民将来ですから、ここにお参りして、その子孫であることをしめし疫病を免れようという神事。

茅の輪くぐりをしようとやってきたのですが、去年に比べてなぜか今年は長蛇の列。


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をいをい、、、円山公園まではみだしてるんじゃないの?coldsweats02


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時間つぶしの本をもってこなかったので、スマホで遊んだり、景色をぼんやりながめたり、、、、


でも、ご祈祷がおわると比較的スムーズにすすみました。


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茅の輪。
「蘇民将来之子孫也」。

宵山の時に山鉾で売られる厄除け粽にも、この札がはいっているものがありますね。


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くぐりま〜す。
この1年、無事にすごしてまた来ることができました。
ここはひとつ、これからの1年もよろしゅう。

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厄除けの茅をいただこうとしたのですが、すでにいいのは持ち帰られたあとで、地べたに散乱しているのしかありません。

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まあ、ちょっとましなのをいただいて、、、、

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くるくる巻いて、ミニ茅の輪完成!
鼻をつけると茅の匂いがして、とてもさわやかな気持ちに。


帰る道々、四条通りでこんな大きな茅の輪を発見!


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これだけのものを作ろうとすると、かなりの茅が必要ですね。

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祗園さんの氏子エリア点描。

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右が昨年の茅の輪。
今年はちょっと大きくてかっこよい(?)

来年からの数年は曜日めぐりにて行けないので、数年分の厄除けをお願いね。


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昨年八坂神社でいただいた木槿の祇園守り、まだまだ暑さにまけず次々と咲いています。


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とうとう、今年も祇園祭は終わりました。
来年まで、みなが息災にすごせますように。

2012年7月30日 (月)

粟田神社・納涼ビアガーデン2012

私は左京区住民なんですが、お隣の東山区・粟田神社には、準氏子として(そんなんありか?)せっせと催しに参加しております。

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なにしろ粟田神社氏子さんたちは、力をあわせて秋の大祭の粟田大燈呂を復活させたくらい熱い地域の方たちなんです。
地域のお祭りってなんだか懐かしくて憧れるしなあ。

京都七口のひとつ、粟田口にあるこの神社は、平安時代からの長い歴史のある神社で、祇園御霊会とも関係が深く、御祭神は祇園社と同じく素戔嗚尊。

実際、室町時代には祇園御霊会が行われなかったときは、粟田神社の祭礼をもってして代えたそうです。
(ふだんの神社境内の様子はこちらをどうぞ)
御霊会なので剣鉾もでるんですよ。

さて、今年もやって参りました、粟田神社・納涼ビアガーデン!


氏子の役員さん達がおぢさんもおばさんも浴衣やエプロン姿でサービスしてくれるんですよ〜。


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二の鳥居のあたりには、もうたくさんの自転車が。

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ちょっとしんどい坂をのぼると、そこはもうビアガーデン!


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すでにたくさんの方がビールやおつまみならぬ夕食(?!)をお召し上がりです。
ほぼ同じ時間帯なのに昨年の倍くらいの人が来ていて、座る席がない!

やはりこの暑さがきいているのでしょうか。

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でも、ここは平安神宮の大鳥居を見下ろすくらいの高さなので、心持ち涼しいような気がします。


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どう見ても家族の夕食の食卓が移動してきた、、、という感じの方もおられ、私のようなよそさんもいて、わざわざきはった観光客もおいでのようです。

それでも主役はやはり地域の老若男女で、あちこちで
「や、どうも」とか、
「みなさん、おそろいで」とか、
あいさつがあちこちでかわされています。

粟田神社を中心とした地域コミュニティ力の高いエリアなんですねえ。
いいなあ。

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まずはビール♪


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ほろ酔いで良い気持ちになってきたところで、沖縄民謡がはじまりました。
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もっと遅い時間にはフラダンスやカラオケもあるらしいので、こりゃみなさん、盛り上がるだろうなあ。

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かき氷もあるよ♪


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能舞台にのっている、このお人形、なんだかわかりますか?
秋の大祭に、H20年から復活された大燈呂のミニチュアなんです。

この本物の大きいのが氏子地域を練り歩くのを、昨年画像にとりましたので、ご参考までにご覧あれ。

向かって右から、法然上人、ヤマタノオロチ、素戔嗚尊、子狐をくわえた合槌稲荷(粟田神社一の鳥居の北向かい)。

昨年はこのビアガーデンで前原さん(国会議員の:ここが選挙の地元です)をお見かけしましたが、今年はこの方!

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(いっしょに写真を撮るとは、超ミーハーcoldsweats01


そうか、信三郎さん(一澤帆布)って、ここの氏子さんだったんだ。
そういえば、、、

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ちなみに北向稲荷は粟田神社の境内にある摂社です。

こられた方に団扇を配る係りをされていましたよ。
シャツなんかもさりげなくおされ〜lovely
良い味だしていました。

もっと日が暮れるまで、いたかったのですが、諸般の事情によりビール1杯で後ろ髪ひかれながら退去いたしました。

京都ってこんな地域のお祭りがあるから(祇園祭も実は盛大な地域のお祭り)ええわぁ。


2012年7月29日 (日)

下鴨神社〜みたらし祭2012

昨年出かけて以来、年中行事になりそうな、下鴨神社・みたらし祭

チャリで行けるし。
朝5時半から夜10時過ぎまでという長丁場、早朝もなかなか良いと聞いてはいるのですが、なにせ強制されない早起きはほんと苦手。

よって結局今年もおしまい間際の夜の参拝となりました。
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夜になっても涼しくならない熱帯夜、おぼろな月もにじむような夜の糺の森。
いつもは真っ暗なはずですが、、、


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二の鳥居まで、屋台がつらなって明るいこと。

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でもさすがに10時近くになると人の数は少なくなります。
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みたらし祭は足つけ神事とも言われ、下鴨神社境内にわき出す御手洗川に足をつけ、無病息災を願う夏祭り。
毎年土用の丑の日前後におこなわれ、平安時代に夏に流行する疫病を避けるため、厄払いしたことが起源とか。


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名物みたらし団子は、この御手洗池から湧いてくる泡をかたどったものといわれていますが、私はこの提灯を見るとそ泡を連想してしまいます。


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献灯料として200円お払いして、いよいよ御手洗池へ。


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1年の内で、この神聖な池に足を入れられるのはこの時だけ。


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ロウソクや提灯の灯りが水の面にゆらゆらゆれるのは、とても幻想的。
う〜ん、早朝もさることながら、やっぱり夜の方に軍配が。


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(お目汚しスミマセン。適当にスルーしてね)
膝の少し上までの水深(私の足の長さ比)。

水はとってもつめた〜い!
そして気持ちいい〜!
熱帯夜だからこそ、よけいにありがたい。

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献灯の火元となるロウソク。
こちらで火をいただいて、、、

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消さないようにそろそろ水の中を歩きます。


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この時間でこれくらいの人ですから、ちょっと前までは芋の子を洗うが如くだったかも。


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ロウソクをおさめる。


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水面に映るロウソクの火はゆらゆらと。

向こう側に見えているのが御手洗社。
この水がわき出る(ということになっている)井戸の上に鎮座されています。


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御祀神は瀬織津比売命(せおりつひめのみこと)。
川の早瀬の穢れを清める祓神、水神、瀧の神、河の神だそうです。

そういえば先日行った宇治の、橋姫はもともと瀬織津比売だったという伝承でした。

池からあがって、しばらく冷たい水の余韻を楽しんだあとは、、、
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御神水をいただけます。

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ペットボトルを持参するのを忘れました!
名水点てができたのに、、、

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入れ物は「鴨のくぼて」とよばれるかわらけ。
くぼて(窪手)は神前に供える物を盛る器でもともとは葉っぱで作られた容器。

このかわいいお碗は下鴨神社の売店でもとめられます。

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帰る頃には神社の門がまさに閉められようとしていて、あとでもとめよう、と思っていたみたらし団子はもう店じまいしており、あてがはずれました。残念。


帰りの夜道、李朝家具・陶磁器の憧れのお店、川口美術さんのディスプレーを拝見。


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李朝の小櫃にのった李朝白磁にさりげなく桔梗。
どきどきするほど美しいな。

ええ目の保養もさせていただきました。

2012年7月27日 (金)

京静華にてISO乙女会

ISOJIの乙女が集うISO乙女会。(いくつになっても心意気は乙女なのよ)

前回は桜の終盤の頃でしたので、久々の集まり、7名のフルメンバーでした。

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今回は予約が取りにくいといわれる岡崎疏水べり京静華さんに、うまいこと予約が取れたので、こちらで開催。

一度行かれた方ならおわかりかもしれませんが、ちょっと場所がわかりにくい。
なのでお迷いになられた方が多数、、、coldsweats01

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一番奥の個室を占領。
シンプルですが、センスのよい空間です。
ちょうど祇園祭のさなかなので、この赤いボトルの花器かな?と思いました。(←頭が祇園祭モードだった)
(赤いのが鉾の網かくし、葉っぱの枝が真木の榊に見えません?)


京静華さんのお料理はシノワヌーベルとでもいいましょうか、中華なのにいままでの中華のイメージをかるく裏切ってくれます。
そのいくつかをご紹介。
(全部ではありません。なので写真以外にもたっぷりでてきましたのよ)


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涼しげなアンティパストはなんとゴーヤのゼリー。
ほろ苦がさわやか。

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ええ〜っと、、、おいしかったのは記憶にあるんですが、このあたりから食材がなんだったかの記憶がないので、例によってくわしいことはぽん様に丸投げ〜、、、coldsweats01


画像のみ楽しんで下さいませ。


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揚げ餃子のようなもの。
アツアツを手でつまんでいただけるようにセロファン付なのがうれしい。


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彩り野菜が目にも胃にもやさしい、、、けれどその下に砂肝!
数人がこれをきいてグゲゲゲ、、、となったのですが、これまたおいしくいただけるではありませんか。
そういえば、前に来たときにも苦手なフォアグラが、ここれは食べられましたっけ。


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冬瓜の滋養たっぷりスープ。
冬瓜は大好き。

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メインはなんとスペアリブを煮て、さらに揚げてあるもの。
このほろほろととけるようなお肉は初体験lovely

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お口直しにでてくる定番の大好評ピクルス。
これだけでもご飯いくらでもいけそうよ。
このビン全部食べて、おかわりするお客さんもおられるとか。


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デザートの杏仁豆腐はこのワインクーラーみたいなのにたっぷりはいっているので、いくらでもおかわりできます。
まあ、その前にお腹のキャパのほうが限界なんですけどね。

(kiremimi様のすてきな朝顔の帯がちらっと)

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最後は目にも楽しいフルーツティーで。
ポットを温めているので、時間とともに味や香りがかわっていくのも楽しめます。


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ドルチェもかわいいでしょ?
つい別腹で。
ちなみに、アーモンドがのっているのが、きほどの杏仁豆腐を作った後の杏仁の殻を粉にして焼いた定番のお菓子。


数年前まで浜松にあったお店で、京都に移転されるにあたり多くの浜松のファンを泣かせたという話も、むべなるかな。
お髭のオーナーシェフ、すてきなマダムのサービスもうっとりですよ。


さて、おしゃべりの方は、、、
まあ、言うだけ野暮でしょうねえ。
結局また閉店間際までの最後の客になったことはいうまでもありません。bleah

ぽん様、花咲おばさん様・夢風庵様・みゅう様・凡蔵母さん様・kiremimi様、ありがとうございました。

また次のミーティングを励みに、日々がんばります〜!

2012年7月25日 (水)

還幸祭〜祇園祭2012

(山鉾巡行で祇園祭が終わったと思っちゃいけませんぜ。まだまだ31日まできっちり続きます)

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四条通りの御旅所に、この1週間鎮座された神輿にうつった八坂神社の神様たち。

いよいよ今日おかえりです。

この日の朝にはきれいどころの花傘巡行も行われたのですがね、まあ平日ですので、残念ながら、、、


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よって夜、仕事帰りに祇園四条駅でおりると、ちょうどええぐあいに向こうから清々講社(祇園祭を経済的に支える募金組織)と神官達の行列がこられるところ。
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さて、いよいよ三基の神輿を先導する久世綾戸国中神社・駒形稚児さんの登場です。

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久世駒形稚児は、稚児の中では唯一、馬に乗ったまま八坂神社の境内に入ることが許されている神様そのもの。


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昨年も拝見しましたが、ほんまにりりしいわあ。lovely
胸に御神体の「駒形」と呼ばれる馬の頭の彫刻を身につけてはります。

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この行列が八坂神社の方へ向かうのを見送って、ちょっと先回りして祗園石段下へ。

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おお〜!
すでにこんなに待っている人が。
それでも宵山なんかよりはずいぶんましで、意外と一番前の場所をゲットしやすいです。

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9時少しすぎ、三若の先導方とおぼしきお兄ちゃんたちがわらわらと石段下へ。
鉢巻きには榊の枝。

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来ました来ました。
夕方5時に御旅所を出立し、主に鴨川西の氏子地域をまわった神輿がおかえりです。

まずは先頭をきって中御座(三若神輿会)。

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石段下で差し上げ差し回し。

ホイトホイト!
まわせ〜、まわせ〜♪


中後座が南門へ向かったのを見送って今度は石段にこしかけて東御座(四若神輿会)を待ちます。

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来ました。
四条通りから東御座。


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東御座さんの差し上げ、差し回し。

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輿丁のなかに自分の父親や夫を見つけようとしているご家族の姿もちらほら。

最後の西御座(錦神輿会)が来るのが遅れて少し待ちましたが、この間にストップをくらっていた市バスがなんと10台ぐらいだんごで通り過ぎた!

これだけのバスを止めても文句をいわれない祭は祇園祭だけよ。(たぶん)


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やっと錦の西御座登場。

今度は石段の真ん前で、輿丁さんたちとぶつからんばかりの距離で。


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差し上げ、差し回しもどアップでみるとさらに迫力満点。


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うわ〜、暑苦しい熱いおぢさんたちが目の前を通り過ぎていく〜。


錦が南門に向かった後は本殿前へ。

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このころにはもう中御座は舞殿に据えられたあとのようで、仕事を完了した三若さんたちが、神社拝領とおぼしき厄除け茅を分け合っていました。(31日の疫神社の茅輪くぐりでももらえるよ)

ご指摘がありまして、訂正いたします。
これ、茅ではなくて、稲だったんです。しかも神輿の屋根に渡御のあいだくくりつけられていた物なんですって!

<参考>三条会商店街のHPより
神輿渡御の際、屋根に稲を飾っています。これは、熱冷ましの薬効や縁起物として神輿渡御後、輿丁の方や一般の方々にお分けしていますが、この稲は、古くは近江の篠原村から送られていました。しかし、戦後の混乱期に途絶えたため、一時期、三若関係者の田圃より奉納されていましたが、現在では、丹波下山の八坂神社ご分社である「尾長八坂神社」の神田より取れる稲を奉納して頂いています。毎年、五月の最終日曜日には、「御田祭(おんたさい)」お田植え神事)が行なわれます。(「御田祭」で育った稲穂が祇園祭の神輿に奉納されます)

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本殿前では、中御座は舞殿に、ちょうど東御座が舞殿のまわりをまわって差し上げ差し回しをしている最中。


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長い距離を歩いてへとへとのはずですが、最後の力をふりしぼって差し上げをする輿丁さん。
思わずホイットホイットのかけ声に手拍子がおこります。

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いよいよ東御座も舞殿におさめられるので、大勢の男達がかついでいた担ぎ棒がはずされます。
こんなに長かったのね。


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舞殿の東側にご帰還。
ちなみに西側に置かれていた中御座はこのあと真ん中に移動され、西御座の場所をあけます。

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最後に西御座が境内にはいってきたところで帰途につきました。

ほんとうはこのあと、真夜中におこなわれる御霊遷(みたまうつし;神輿から神様を本殿におかえしする)も見たかったのですがね。
明日もはよから出勤せにゃならぬ。weep

これは2年前からの懸案なんですが、次の日を気にしなくてもよい曜日めぐりの日に、是非最後までと、かたく誓ったのでありました。

2012年7月22日 (日)

なつかしの楽友会館にてお茶談義

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朝顔があちこちのお宅で楽しめる季節になりました。
お子たちはもう夏休みなんですね。

さて、こちらは京都大学楽友会館

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学生の頃からこのクラシックな建物がとても好きで、なんといってもこの屋根のカーブとそれを支えるフォークのような柱が泣かせるなあと思っていました。


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この楽友会館は、大正14年に京都大学創立25周年を記念して、当時京都大学工学部建築科助教授だった森田慶一氏(武田五一に招聘された)が設計して建てられた施設。

スパニッシュミッション(伝道院)形式というらしく、赤銅色の瓦屋根とクリーム色の壁が特徴とか。
かのヴォーリズ設計の関西学院大、神戸女学院大もこの形式。

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エントランス手前の壁。


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同じく。

ここは昔から、学生でも利用できる値段設定のレトロなレストランがあって、よく利用しました。
(なにしろ子供が小さかったときは徒歩2〜3分のところに住んでいたので)

二階の会議室もミーティングで利用したこともあります。

ところが数年前、前面改築、ということで一時閉館になっていたのです。

2年前リニューアルオープンして、どんなにかわったのだろうと思いつつなかなか行けなかったのですが、今回水無月茶事でご亭主をされた暁庵様はじめ御連客の方々とランチでお茶談義、という設定でこちらをアレンジさせていただきました。


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エントランスの雰囲気、掲示板の感じ、う〜ん、昔とそっくりそのままだわ。


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2階への階段。
この色つきガラス、ずいぶんきれになったわね。
昔は煤けて何色かわからんかったような、、、


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階段からエントランスを見下ろしたところ。


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さて、そのなつかしいレストラン!
まあ!
この看板、かわってないわ〜!lovelyこれこれ。
(鉄板に穴をあけて、喫茶食堂の文字を形作っている)

おそらくは看板自体は新しくなったのだと思いますが、昔の復刻版にされたのでしょう。

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中の雰囲気もかつてとほぼ同じです。
私の記憶では昔は各テーブルに白い布のクロスがかけてあったんですが。

学生の頃ここでいただいたなじみのメニューは、Aランチ、ちょっと贅沢なBランチ、それにそれだけで一食分になるくらいボリューム満点のミックスサラダ。

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日替わりランチがまさしくBランチだわ!

海老フライとハンバーグ、こういう若向きの食事はほんとに久しぶり。


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ミックスサラダも復刻版。
よくローストビーフのきれっぱしが入っていてうれしかったっけ。
これで580円はやはりお値打ち。

お昼時でしたので、レストランはあっというまに一杯。
主に大学関係者、教職員、研究員のかたたちでしょう。
なんとなく漏れ聞く話題もアカデミック。

かくいうわれわれは茶の湯のアカデミズムについて、、、、???coldsweats01

食後のコーヒーがおわって、他のお客さんがいなくなってしまったのでやっとレストランは退散したのですが、、、
外はすごい雨、ひとけのないレストランお向かいの会議室にちょっと雨宿りのつもりが、なんと!
結局解散したときには都合5時間もそこでしゃべりつづけていた計算に。


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この会議室にはいままで入ったことがありませんでした。
ここの一画を閉館になるまで占領していたんですねえ。


茶歴も社中もそれぞれ違って、先日の茶事がほとんど初対面だったのに、こと茶の湯を話題にするとそれぞれの思いがあふれ出してとまらない、そんな感じです。

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ここまでお茶に対して深い思いを抱いておられる方々には、普段の日常生活ではなかなかお目にかかることはできません。
まだ生活の主軸が仕事にある私は(←いいわけですが)、お茶への思いが浅いなあ、、と思い知らされます。

日ごろのお茶のお稽古で、いまさら聞けない、と思うようなこまかいことや、普通こう教えられるけれどこうした方がきれい、ということなど、目からウロコのこともたくさん聞くことができ、勉強もさせていただきました。

いままではお点前の手順をおぼえるのにせいいっぱいでしたが、これからは美しいなと思われるような所作を探求しようと思った次第。

そして京都にきてから、有り難い茶の湯人脈が少しずつ広がって行っているのがうれしい。
おつきあいくだる方々に感謝です。


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帰り道で、こんな大きな葉っぱを発見。
芙蓉?

葉蓋用の葉っぱにはいつも苦労するのですが、これは少し大きすぎますね。
でもここまで大きいとお見事。


   意は剛く 情は深く 知は密に 厳しく鍛え 人はおおらか  (久松真一) 


人はおおらか、というところが好きです。
このおおらかな?葉っぱを見てこの言葉を思い出しました。

2012年7月20日 (金)

プチ・お店案内〜岡崎・北白川

(ちょっと前の記事です。祇園祭のおっかけでいそがしく、なかなかアップできずに1ヶ月おくれになってしまいました。coldsweats01


岡崎の細見美術館は徒歩圏内で行けるプチ・ミュージアム。

大阪の実業家細見家のコレクションで、テーマは「琳派」が多いかな。

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(もう終了しましたが)この日のテーマは「美を愛でる 京を愉しむ」。
まあ、心そそられるlovely

さて、ここの美術館のお楽しみは、ユニークなミュージアムショップ(入館しなくてもショッピングできます)と、、、


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イタリアンのカフェ・キューブ。

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おされなカフェで、琳派の本を見ながらのランチセットはお値打ちですのよ。


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美術館前の疏水の景色。

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雨の日、靄のかかる東山もまた麗しい。

疏水を仁王門通りへいくと、、、、

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先日 ギャラリーの方におじゃました、nomaさん。


とうとうカフェもおとなりにオープンしました。

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ギャラリーにおとらずおしゃれ〜lovely

飲み物だけでなく、軽いランチもできるのはありがたい。

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大きな窓から眺める外は、市立美術館前の疏水という絶好のロケーション。


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大きなテーブルも居心地よいです。

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本日のケーキ=チーズタルトとカフェオレ。
スタッフさんの心のこもった手作り、とってもおいしかった〜happy02


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ちなみにカフェオレの器はロイヤルコペンハーゲン。
さすが、ハイセンスなオーナーさんの趣味ですねえ。

さて、場所は北白川へととびます。

このあたり、ちょくちょく行くのですが、前から気になっていたお店があるんです。


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ちせさん。

先日とうとう中に入ってみました。

まあ、おいしそうなパンやクッキー、ジャム、紅茶、ハチミツ、、、

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食べ物だけでなく、二階にも、陶器や木工芸、ガラス工芸、染色・織物、アクセサリーなどなど手作り感いっぱいの物がところせましと。

でている商品は作家さんが交代で日替わりでだしているのだそう。

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これはこのあたりに来るときに、ちょくちょくのぞいてみないといけませんね。

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オーガニックの南インドの紅茶をお買い上げ。


岡崎、北白川におでかけの節は、のぞいてみてはいかがでしょう。

2012年7月18日 (水)

神幸祭(御旅所周辺でちょろっと)〜祇園祭2012

山鉾巡行でしんがりの大船鉾をみおくったあと、そのまま大阪へお仕事。

仕事を終えて、夜9時過ぎに河原町に着くと、、、地下の駅から階段で地上に出る途中でもう聞こえていました。
あの「ホイトホイト♪」のかけ声と、神輿につけた鈴の音。

まにあったようです。

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まず目の前を横切ったのは、神輿洗いにもおでましになった中御座。
輿丁は三若神輿会のおぢさんおにいさんたち。

四条河原町の交差点のほんちかくの御旅所へ、長い練り歩きの後、鎮座されるのです。

神幸祭。
夕方6時に八坂神社石段下を埋め尽くしたであろう、1200人あまりの男達。
3.5基(0.5は東若御座の子供神輿)の神輿はそれぞれのルートで、(神幸祭ではおもに鴨川東を中心に)氏子町内を練り歩くのです。

祇園祭の真髄中の真髄の行事です。
昨年その始まりの様子を記事にしたので、是非見てね。

だから今日はまたまたその続きの後編です。


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中御座は御旅所の前までかなりのスピードで進みます。
重さ2トンというのにねcoldsweats02
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ホイットホイット♪
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長距離を歩いてきた疲れを感じさせないエネルギー。

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すごいスピードで目の前を過ぎていく。

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左手の提灯の少し向こうの明るいところが、これから3.5基の神輿が還幸祭までの1週間、鎮座される御旅所。

なんと普段は四条お土産物センター!

そしていつも通勤の朝バスはこの前の停留所にとまるのですが、この期間だけ、ずっと手前にとまるんです。
バス停まで強引にかえてしまう祇園祭ってすごいわhappy02


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御旅所の前で、中御座は差し上げ、差し回しをかなり長いことやってる。
ほんまに底なしの体力だなあcoldsweats02

あついあつい男達!


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これは東御座の子供神輿。
かつぐのは中学生〜小学高学年の子たち。

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でも練り歩きには小さい子も頑張って歩きます。
将来は一人前の輿丁になれるかな?

ならなくても、がんばった思い出はきっと宝物。

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そうこうするうち、東の方から東御座(四若神輿会)がやってきました。


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時々この人達、ほんとうに普段はしっかりかたぎの仕事してはんの?と思うくらい、輿丁が板についている。


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それぞれの神輿会で、かつぎ方にも個性があるらしいのですが、まだそこまで見分けられませんわ。


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通り過ぎる東御座。
中御座が素戔嗚尊を奉ずるのに対して、東御座は櫛稲田姫命なので、少しおとなしめ?(いやいや、けっこう荒い)

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前の神輿がつかえているので、しばし休息。
ご苦労様。
あと一息!


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そうこうするうちにしんがりの西御座(錦神輿会)が四条河原町を東へいくのを見つけました。


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これから木屋町を下って松原通りまで。

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それからふたたび北上して御旅所へ到着予定。
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こりゃ、御旅所に3.5基がそろうのは深夜だなあ。

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神輿がそろったところを見たい気持ちはやまやまなれど、翌日も仕事にて早朝出勤、なくなく木屋町を南下する西御座を見送って帰途についたのでありましたweep


2012年7月17日 (火)

鉾町の朝・巡行日〜祇園祭2012

山鉾巡行に出発する前後の鉾町めぐり。

宵山での風情を思い出しつつめぐるとこれまた楽しいのです。

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前日護摩焚きをみせてくれた役行者山。

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室町通りを南下すれば、テーマカラーが黒の黒主山。

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ビルの谷間でアクロバット、浄妙山。

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室町の大店らしい町家。
虫籠窓がすばらしい。


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鯉山はまだ組み立て未完成。

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完成したらとりつけようと、飾りを手に見上げつつまちかまえるおぢさんたち。


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会所はもうお片付け中よ。

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山伏山。
鉾町では山の横を、おばさんも通る、自転車も通る。

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ピシッとスタンバイ、菊水鉾。

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菊慈童の横には「よりどり3点1000円」coldsweats01


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高所恐怖症にはできないお仕事。
それにしても電線すれすれ。


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さあ、菊水鉾、始動!


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新町通りに入ると、会所に宵山でいれてもらった三光丸君の放下鉾。

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新町を北上すれば南観音山。
柳の大枝がアクセント。


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出立前の記念撮影。


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当日まで曳き手ボランティア募集中。


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いよいよ出発!

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茶道資料館で初めて見た絞り染めの毛氈、珍しいとおもったのですが、古い町家にはようあるものみたいですねえ。


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こちら北観音山。

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吉田家のあるところ。


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その吉田家の前で、英気を養い中の曳き手さんたち。
背後は大きな町家があったとおぼしき空き地です。
お蔵の壁のあとがいたいたしい。
(え?ひょっとして、あの松坂屋の跡?!
ええ〜!?あれつぶしたの?重文にならなかったの〜?!!shock

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辻回し用のささら。

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鉾が出て行った後の渡り階段はなんだかさびしいような滑稽なような。

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鉾町のお子。

お父さん、おじいちゃんがきっと巡行に加わっているのね。


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新町通りを出て、四条通り、八坂神社の方向へ頭を向ける辻回し。

回りきれば思わずわく拍手。


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ビルの谷間からその偉容をあらわす船鉾。


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意外とお尻が短いのがキュート。

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四条通りに垂直にでてきたところ。
これから辻回し。


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船鉾の後方からは岩戸山。


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高いところでリラックスしてはるなあ。

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ふたたび新町の北観音山。

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さあ、がんばれよ〜。

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エンヤラヤ〜 ♪


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その後方には八幡山。


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おぢさん、あぶないって!


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さすまたのようなものは電線をよける道具。
ほんに電線って無粋。

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町役さんたちの背中には榊の枝。


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鯉山の90度ターン。
小型の山は担ぎ上げて回すのね。


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一周して役行者山。

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こちらもかつぎ回し。


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しかもこちらの松は折りたたみ式!!


さて、ここから御池通りに出て、河原町まで逆に歩きつつ、山鉾巡行を見学。
なにしろ来年、再来年は平日なので見ることができないものね。
そのぶんしっかりと長刀鉾から最後の大船鉾まで。


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先日の四条傘鉾の行司・副司の3人組だ。
くじ改めはうまくいったかな?


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唐櫃で参加のしんがり、大船鉾。
再来年の巡行本格復帰はTVで見るしかないなあbearing


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これにて巡行終了!

宵山点描〜祇園祭2012

宵山(実は宵々山なんですけどね)。

昔ほどの風情はないとはいえ、それでも暗くなると鉾町をそぞろ歩きは楽しい。

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辻々をまがれば出会う駒形提灯。

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太子山のお飾り所は秦家。

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夏場は秦家の猫、ムーンちゃんお気に入りの表の間がこんなふうに。

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 ♪ 太子山のお守りはこれよりでます つねはでません今晩限り
      ご信心のおんかたさまは うけておかえりなされましょう

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半兵衛麩さんの屏風飾り。
右下に生麩の見本。

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岩戸山から。


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コンチキチンを聴きながら。


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霰天神山の会所。
もうおねむな浴衣姿の幼い子たちも。
小さい頃からこの中で育つなんてうらやましいな。

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知る人ぞ知る、しみだれ豚まん。
Too much for me.


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あ、私が持っている雪佳さんの金魚の帯と同じような構図の帯!

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放下鉾の三光丸君。
巡行の時は、鳳凰冠をつけて、太平の舞をみせてくれます。


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放下鉾は二階の会所にあがらせてくれます。


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ヒオウギ。


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ユニークな姿で人気の船鉾。

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身重の神功皇后、出征のお姿。

やはり左手だけがほのかにみえるとちとコワイ。

ちなみに再来年復活する凱旋の船、大船鉾の居飾りでも皇后の左手だけがみえるのよね。


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高辻あたりまでくると、人出はまばらになって、かえって風情があります。

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見事な屏風飾り。


今年は役行者山の護摩焚きで体力消耗。
日和神楽、南観音山のあばれ観音は断念。

ご興味のある方は昨年の記事をどうぞ。

日和を願うまでもなく、巡行の日も、酷暑になりそうだなあ、、、
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祇園守り。

2012年7月16日 (月)

護摩焚き・役行者山〜祇園祭 2012

16日の昼下がりの役行者山。

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これから護摩焚きがおこなわれます。(実際始まったのは2時半〜)

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護摩壇にはヒノキ?の葉っぱ。

修験道本山聖護院からほんまもんの山伏さんがあちこちの山をまわって、最後にここで護摩焚きをされるのです。

(修験道についてはあまり知識がないので、間違ったこと書いていたらご訂正下さいねcoldsweats01


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聖護院の山伏さんをまちかまえる役行者山の山伏さん。
おもわず「暑い、、、」の言葉がこぼれます。

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山伏装束にはそれぞれ意味がある(あとの問答で知った)のでしょうが、よくわからない。


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ホラ貝の音とともに大勢の山伏さん到着。

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「総本山聖護院門跡」の幟。


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この方がいちばんえらい方らしい。
手でいろいろな印を結んで、結界の中にはいられました。

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これがみどころのひとつ、山伏問答。

言葉は正確には再現できませんが、聖護院門跡の山伏の証明となる問答をしているのです。

修験道の祖師は?とか
頭につけたる頭襟(ときん)の意味は?とか
結袈裟、錫杖、獣の皮、、、とかおもに山伏装束の意味を問う問いが多かった。
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まちがいなく聖護院の山伏とお認め申す。
よってあないいたし申す。


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やっと結界内に入られる。


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木火土金水を表す五色の羽根のついた矢を放ち、場を清めます。


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他の矢は地面に捨て打ちなのに、最後の赤いのだけはほんとうに飛んできた!
ゲットした人がいたけれど、これはやはり返却しないといけないの?


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今度は斧で清める。


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お灯明から、火をとって、、、


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護摩壇へ点火前にさきほどのえらいさんの誓文(?)読み上げ。


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いよいよ点火です。

このときすわっていた町役の方が、ずずっと椅子を後ろにずらしました。


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そう、こんなんなるから。

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一瞬空が曇ったのかと思ったくらいの濃い煙ですが、天然木のけむりなので、いやな感じはしません。

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護摩木をつぎつぎくべていきます。

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その間ずっと般若心経をはじめいろんなお経が誦されます。
結界の外からも読経されるお坊さん。

すごく音楽的で美しいです。


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煙も少し晴れてきました。


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えらいさんによる所作のあと、これで終了、のアナウンス。

とたんに周りにいた人たちは、結界につけられていた五色の御幣(のようなもの)をぴっととりました。
これを持ち帰ると厄除けになるとか。


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そんなこと知らなかったので、出遅れた!
なので、きれっぱしのみゲット。coldsweats01


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でも、護摩の煙でたっぷり清められたヒノキの枝はちゃんとゲットしましたよ。
粽といっしょに玄関に吊しておこう。


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山伏さん達も聖護院へお帰りになります。
この猛暑日に、ごくろうさまでした。

かくいう私も炎天下で待ち時間込みで3時間、熱中症寸前でしたが、、、、coldsweats01

<おまけ>

16日だけしか手に入れられない、役行者山にちなんだお菓子が柏屋光貞さんの行者餅。
1806年、聖護院門跡の山伏として、奈良大峰山で修行をしていた山伏が、夜の夢の中に「役行者」があらわれて、行者の衣をかたどった菓子をつくって、祇園祭りの山鉾の役行者山に供えて、知人縁者に配れば、そのものは、疫病からまぬがれようと、お告げがあった、、、という逸話にちなむお菓子。
ちなみに柏屋さん、毎年大峰山参拝をされているとか。
さらにちなみに私は、この柏屋さんが通常でも開店しているときにあたったことがありません。
よって行者餅なるもの、食べたこともみたこともないのですweep

くじ改め・予行演習〜四条傘鉾〜祇園祭2012

17日の山鉾巡行の日、四条堺町でおこなわれるくじ改め、この所作がとてもかっこよくて大好きなんですが、当日はあのあたりすごい人で遠目にしかみることができません。
なので、まぢかで見られる予行演習をみてみましょう。


 
 
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ここは四条傘鉾。
今年はこの山では中学生とおぼしき3人組が町行司・副司のようですね。


くじ改めは、奉行(京都市長)により、山鉾巡行の順番が、くじ取り式で決まった順番であるかどうか確認する儀式。

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まずは副司が供物(ちまき?)を持って奉行にささげます。

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さあ、行司さんの出番です。

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くじ札が収められている文箱の結び紐を、手を使わず、扇子を使って解き、蓋を開けます。

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中のくじ札が見えるように文箱を奉行の目の前に、勢いよく体全体でお辞儀するように差し出す。
これがかっこいいのよねlovely

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ふたたび手を使わず扇の一降りでくるくるっと紐をまきつける、これがむつかしそう。
よくできました。
パチパチ。

拍手がおこります。


鉾町によっては行司は外人さんだったり、まだあどけない小学生だったり、まあおぢさんcoldsweats01だったり、、、

やはり人気は小さいお子。
この日のためによく練習したんだろうなあ、えらいえらいとほめてあげたくなりますしね。


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最後のお仕事。

扇子を高く大きくかざして、山鉾に進行を促す。
これで山鉾はくじ改め処を通過できるのです。

本番もしっかりね!


(ちなみに四条傘鉾では15日・16日に19:10〜4回ほど、この予行演習をされます)

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そのあとは棒振り踊りのご披露。
棒振り2人、鉦・太鼓・ササラ各2人の計8人。
山鉾町の小学生のお子たちです。

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この四条傘鉾は昭和63年の復活。
当時はまだ京都在住でしたね。なんとなく記憶にあるんですが。

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なれぬ草鞋は大丈夫かな?

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お囃子方。

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みなさん、背中に厄除け粽を差しています。


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おわるころには駒形提灯にも灯りが入り、よい宵になりました。

山賊の会 in 好日居

ご近所になる前から通っている、お気に入り中国茶房好日居さん。

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いつもはお茶をいただくだけですが、この日はスペシャルイベントでお食事がいただける、、、しかも食事担当があの(やはり大好きな)李青さん、というのを聞いて速攻申し込み。
(ちなみに李青の鄭さんは高麗美術館の創始者のお嬢さん)

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京都に居をかまえる雑貨の企画、製造、販売の会社三角波さんがこの秋、でミセされるセレクトショップkit.

そのプレ企画としての[Kit plays in 好日居]第2弾。


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好日居の表の間にならべられた韓国の日用品、雑貨、国の干し菜を中心とする安全・美味な食材シリーズ「三食」(サムシク)。
これも販売。

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これが干し菜シリーズ。
乾燥させた茄子、ズッキーニ、芋蔓、桔梗の根などなど。

これらをどう調理すればいいのか、そのプレゼンテーションもかねたお食事会です。

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中の間ではそろそろ準備が整ったようです。

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おお〜!
これが本日の山賊料理!

すなわち、冷蔵庫の余り物をなんでもいっしょくたに調理するので、鄭さんのお家では「山賊料理」とよんでいるとか。


真ん中が生のズッキーニ、あと先ほどの干し菜を調理した物と、コンニャクのように見えるのが「ムッ」というドングリの粉でつくった寄せ物(ほろ苦い胡麻豆腐みたいな感じか)、それに山賊チヂミ。

右手にチャプチェ、水キムチ(さわやかでおいしい!)、左手の飲み物は五味子茶。

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かつては韓国料理を食べるためだけにソウルへいっていたものですから、ここで本格的、かつヘルシーな韓国料理がいただけるなんて感激ですわ。
なかでも一番人気なのはキムチ色の桔梗の根の和え物。
沢庵のような歯ごたえにコチュジャン風の味付けがあとをひきます。

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マッコリを注文。
昼から良いきげんに、、、、coldsweats01


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キムパプ。(韓国風海苔巻き)
ここらへんでもうお腹いっぱい。

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デザートの禅食。
精進しか口にしない禅僧が食べていたという、木の実や蓬、桑の葉などをすりつぶしたペースト状のもの。
見た目はナンですが、かすかに甘くて、ナッツ類の油分がエネルギーを与えてくれそうです。

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最後に好日居さんの中国茶、この日はアイス仕立て。
黄山毛峰茶。
わあ、この器、4月にやはりここで個展をされた市川 孝さんのだ〜。


瓢箪スプーンですくっていただきます。
つめたくて、さわやかでおいしい。

楽しかったのは、この日たまたま東京からこられた目の前にすわられたかたが中国茶に造詣が深い方だったこと。
なんと、中国茶の本まで上梓されているかただとは!
(しかも、本職は別coldsweats02


日本で中国茶の店を出している人はほとんど知り合い、というくらいで中国茶の蘊蓄をたくさんきかせていただきました。
こういう方を招き寄せる不思議な雰囲気があるのですねえ、ここは。

しかもお隣の方はあの裏具さんだったんです。


さて、食事の後はさきほどの表の間でお買い物。

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かつて韓国で衣装箪笥などもてなかった庶民が、衣類などをたたんでいれていたという籠。

これに里芋の葉を敷いて、ご飯をいれれば朝茶事に使えそうでしょ?
ちなみに大きさをみるためにわが家の梶の葉(分葉しないのweep)をいれてみました。

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そしてあの料理に挑戦しようともとめたのは、桔梗の根、胡麻の葉(?)、あまどころ。

あの味が再現できますやらどうやらcoldsweats01

2012年7月13日 (金)

長刀鉾稚児社参〜祇園祭2012

四条河原町のいつもの四条お土産物センタ−。

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まもなく八坂神社の神輿三基の御旅所になるので、あっというまにお店は撤去、こんなになってます。
まあ、御旅所が土産物店というのが不思議なんだけどね。

さて、四条通り。
長刀鉾の会所を朝10時出立したお稚児さんの行列が近づいてきます。

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先触れの鉄杖の音がじゃらん、じゃらんと。


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まずはかわいい二人の禿ちゃん。

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そして、


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白馬に乗った正装姿のお稚児さん。
孔雀の羽根飾りのついた帽子は蝶とんぼとよばれるそうな。

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うだるように蒸し暑いこの日、この正装はさぞや暑かろうと思いますが、ちゃんと背筋をのばして。
お付きの人たちもけんめいに団扇であおいでいますが、まあ、焼け石に水だろうな。


13日、長刀鉾のお稚児さんは八坂神社に社参し、「正五位少将十万石大名」の位を授かるのです。(なので「お位もらい」とも)
この日から稚児は巡行まで、精進潔斎の生活に入ります。
なにしろ、山鉾巡行の日、このお稚児さんが注連縄切りをしなければ、山鉾は神の領域に入ることができないのですから、いわば神様のお使いになるんです。


では先回りして八坂神社へ行きましょう。

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この日の昼からは、久世駒形稚児の社参もあるので、これも見たかったのですが、所用にて断念sad


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境内に並んで待ち構える、清々講社(氏子の募金組織のようなもの)のおえらいさん達。


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さあ、南の正門から禿さん。


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正門前で下馬して境内にはいるお稚児さん。

(ちなみに久世駒形稚児は、神の依り代=神様そのものになるので、神幸祭以降の祭礼では、下馬せず、境内へ騎馬のまま本殿に乗りつけるんですよ)

まわりに報道関係者やら長刀鉾関係者やらが十重二十重にとりまいているので、ちらっとしか見えず。wobbly


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社参の前にすべての関係者が手を清めます。

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こんな感じ。
この方はお稚児さんのお祖母様かな。(某茶補の大女将?)

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本殿に入って、これから稚児のしるしとなる「杉守り」を授かるのです。

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その間約30分、中は見えないので待ちぼうけ。

その時の天候にもよりますが、行かれるならタオル2本(汗拭き用と日よけ用)、ペットボトル持参は必須です。
待ってる途中で私、一瞬気を失いそうになったcoldsweats01(熱中症?)

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無事お位もらいがおわって、記念撮影。


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これ以後、神の使いとなった稚児の世話は、一切女人禁制、男性がしなくてはなりません。
母親ですら食事を作れず、同席することすらができなくなります。

さらに地面に足をつけることもできなくなります。

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なので強力(ごうりき)さんにかつがれて馬まで。

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その横でふたりの禿さん。(ひとりはお稚児さんの弟でしたよね)


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どんな話をしているんでしょうねえ。
(それにしても、見事なお稚児さんカットhappy02

お稚児さんたちが帰られた後、
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祇園祭の花、ヒオウギが飾られた舞殿には、神幸祭を待つ、三基の神輿が鎮座されていました。

山・鉾建て〜曳初め〜杉本家屏風飾り〜祇園祭2012

長刀鉾は人が多いのでスルーして、室町通りへ。

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菊水鉾ではもう曳初めが始まっているようです。

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曳初めは女性でもお子たちでも参加できます。(もちろん観光客もね!)

私もちょいと手を伸ばして参加。
大人数で引くせいか、意外と楽々ひけるのですね。
おまけにすごいスピード。

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このまま室町を南下して四条通りの真ん中まで。

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コンチキチンのお囃子もにぎやかに。


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いってらっしゃ〜い!


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あとから四条通りに出て振り返ってみると、菊水鉾は室町通りにご帰還中。
あっというまにビルの谷間(室町通り)にすいこまれていきました。
都会にあって、このシュールな景色!


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新町通りでは放下鉾が。

三光丸君(稚児舞をみせてくれる稚児人形)がのる鉾ね。

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これを後ろに見送って北上すると、、、

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南観音山の真松。

毎年、北観音山と南観音山で松選びのくじがひかれ、くじに当たった方が先に選ぶ権利があるのですって。
今年はどちらが良い松を選んだでしょうね。(どちらも松も遜色ないのですけれど)

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その松を真木に取り付けているところのようです。

大工仕事のようだなあ。
重量のある松を支えるわけだから、しっかり丈夫につけないと危ないですものね。

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後刻また来てみると、こんなんなってました。
初めて見たわ〜、この接合部。
巡行の時は赤い網隠しに隠れていますものね。

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釘を一本も使わない、縄で支えるこの巧の技。
いままでもず〜っと伝承されてきて、これからも伝えられていくのね。
そうあってほしいわ。


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会所でなごむお町内、氏子のかたがた。
こういう姿が好き。

さて、北観音山の真松立てを見ることができました。
動画じゃないけど、雰囲気伝わるかな。

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垂直に立っているのは実は引き手。
そう、この曳き山は90度ひっくりかえっているのです。coldsweats02

(ちなみに左端の鴇色のシャツの方は吉田孝二郎・山鉾連合会理事長さんです。)

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かけ声とともに向こう側で引っ張る人たち。
滑車の原理ね。

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おお!
立った立った!

おもわず拍手がおこりました。

こんなにして立てるのか〜、知らんかったわ。


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こちらはさきほどの理事長のお家、吉田家。
はや、屏風飾りがされています。

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坪庭をはさんで奥庭まで風がぬける京町家。
うっとりlovely


さて今度は新町通りを四条から南下。

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こちらは船鉾。
独特の形ですね。
神功皇后出陣の鉾。(新羅に攻め込んだそうです)

2年後には大船鉾が巡行復活予定ですが、こちらは凱旋の鉾。

(ちなみに神功皇后は身重だったという伝説。)


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左手の重厚な町家は3年前和菓子の会でおじゃました最大級の京町家、長江家。(京都市登録文化財)


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さて、石畳を新しく敷き詰めたという膏薬図子。(四条〜綾小路への抜け道)
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ほ〜、、、こんなになったのね。
石がまだ新しすぎておちつかない。
もう少し時代色がついたら良い感じになるでしょう。

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図子をぬけてやってきたのは重文杉本家
屏風飾りの特別公開。

こちらの季節ごとの特別公開はもう何度もいっていますが、今回あまね様から一般公開にさきだつ維持会員特別公開の券を拝領。


会員限定とあって、大きな町家の夏の室礼をゆっくり堪能できました。
何度見ても、この町家はほんと、すごい。
維持も掃除もたいへんだろうなあ、、とは思いつつ、期間限定でちょっと住んでみたい。やっぱり夏に。


俵屋宗達「秋草屏風」が拝見できます。
これもすごい。

会員限定の日には茶菓接待があるのがうれしい。
あれは三女の歌子さんかな、つめたいお茶をみなさんに配ってくださる。
渋い夏着物すがたが、あの町家にとても似つかわしくて(当然ながら)すてきでした。

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大事にお持ち帰りしたお菓子。
懐紙の模様は琴柱。

なにせ杉本家は琴の名手伯牙にちなむ伯牙山の飾り場所ですから。