フォトアルバム
Powered by Six Apart

« 2012年3月 | メイン | 2012年5月 »

2012年4月

2012年4月30日 (月)

閉炉

昨年の11月、初めて開いた我が茶室の炉ですが、いよいよ5月、風炉の季節の到来と共にしめることにしましょう。

(一般的に11月〜4月は炉、5月〜10月は風炉を使います)


P1160131

まだ前回つかったあとの、燃えがらが処理できていませんでしたcoldsweats01

今年はこの炉でお茶事を2回、茶会を1回しました。
もっと活躍させたいのはやまやまなれど、今の私には精一杯だったかな。

来期はもっと働いてもらえますように。

P1160133

半年間、灰にうまっていた五徳も引き上げます。
ご苦労様。


P1160134

焦げ縁といって、炉壇を保護する縁をはめて、底取りというお玉杓子の親玉みたいなので灰をすくい取っていきます。


けっこうたくさんの灰。
時間をかけてすくい取ると、、、

P1160136

これだけの量になりました。

(重い、、、)


P1160137


角は懐紙ですくい取って仕上げは掃除機。

すっかり空になった炉。


P1160138

桑の蓋で閉めます。

本当はここで畳ごとかえて、炉壇を隠してしまうのですが、畳替えは重くて大変なので、後日。

畳替えをしないですむ、中板に変えようかなあ、、、、
雰囲気的にも、中板好きなんだ。
(この茶室の本歌も実は中板)


さて、これでお仕舞い、、、ぢゃありません。

実はここからが結構力仕事。


P1160139

屋外で灰を篩にかけて、燃えがらなどを取り除く作業が。
マスクをかけて、腰痛と戦いながら。

ご存じない方には、お茶なんてきれいな着物を着てお上品に「オホホ、、、」といっているイメージかもしれませんが、それはほんの上澄み。
大半の下準備は力仕事なんです。


だから茶道は禅の修行(=作務)と深く通じるものがあると思っています。


P1160140

今期の燃えがらはこのくらい。

今年の夏は湿し灰(これまた炎天下の重労働)作りにも挑戦したいけれど、腰痛がなあ、、、、
P1160145

一通りの作業を終えてふとみると、あっというまに鮮やかな緑になった楓の木の青が目にまぶしい。


P1160142

いよいよ風炉の季節到来、日ごろの灰型修行の成果をお見せしなくては(ひゃ〜、、汗coldsweats02

P1160141

こぼれ種から、苔のなかに発芽した楓もご愛敬です。


2012年4月28日 (土)

2012 都をどりは♪〜〜建仁寺界隈

京の五花街おどりの制覇をねらっていますが、祗園甲部はなんとなく別格で、あの
 (地方)都をどりは、、、、
   (芸舞妓)よ〜い
やサア〜

が、聞きたくて今年も参りました。


P1160066

一力の艶っぽい壁。

昨年秋、僭越ながら(?)祗園一力亭でお茶屋デビューしまして、そのときに接待してくれた芸舞妓さん(一力は祗園甲部)の踊りを見たいなあ、、と。

1回そばで見た、というだけで何のゆかりもありませんが、それでも知っている芸妓さん舞妓ちゃんがでてくるとなんとなくうれしいのは人情で。

P1160067

こちらもお茶屋さん。(廣島屋さん)


P1160069
昨年はまだ桜の季節で雨でしたが、ことしはすっきり晴れた初夏の祗園歌舞練場です。


P1160071

祗園甲部は井上流、かつての友人が井上八千代(先代)の直弟子さんだったので、なんとなくなじみがあります。

P1160074

大丸と高島屋が力を入れて調整する豪華な衣裳。

地の色はこのブルーが多いようですね。(若草色のときもあるらしい)
肩にかかる枝垂れ桜の意匠は毎年同じで、裾模様が例年変わるようです。

今年は宝船。
震災をのりこえて、あらたな船出を、、、という思いがこめられています。

帯のアゲハチョウは、平家の紋。
今年の出し物、「平清盛由縁名所」にちなんだもの。

P1160088

昨年、都をどりについて熱く語ってくれた大丸の衣裳調整に長年関わってこられたおぢさん。
今年はいてはるかな〜と思っていましたが、今年もご健在です。


P1160089

過去の衣裳の展示もあります。


P1160086

緑まぶしい歌舞練場。


P1160087

枝垂れ桜の名残も、、、

P1160084

まずは芸妓さんのお点前、舞妓ちゃんのお運びでお薄を一服。
芸妓さんは黒の紋付きの正装、半分返した赤い襟は舞妓から芸妓になった証だとか。


P1160075

とらやさんの薯蕷もいただく。
お皿はお持ち帰り。


で、舞台、きれいだった〜lovely

やっぱり浮き世をはなれた夢の世界を提供するのは、どこか宝塚に似ていますね。

昨年先笄姿をみせてくれた、当時舞妓だった豆ゆりさん。芸妓さんになって、出ていました。
(昨年の記事、みていたらお点前の介添えにでていた舞妓ちゃんは豆ゆりさんだった!)

きれいな豆はなさんも白拍子姿で登場。

店出ししてようやく1年の初々しい豆六ちゃんをさがしましたが、この日はでていなかったな、残念。

貫禄の芸妓さん、そ乃美さんもこの日は出番なし。

なんて、お気に入りをさがす楽しみも宝塚みたい。


P1160127

で、都をどりデビュー2年目にして、お皿5種、コンプリートしちゃった〜happy01

浮き世を忘れたあとは、(現実に戻って)空腹を満たそう。


建仁寺をとおりぬけて、松原通りのコリスさんへ。


P1160103

外見はどこにでもありそうな喫茶店、というかんじなんですが、知る人ぞ知る、という評判の洋食屋さん。


席が少ないのですぐに満員になりそうですが、運よく入れました。

P1160098

まあ、この充実メニューを見て下さい。
しかもワインクーラーにはたくさんのストックが。

P1160100

なのでワインのあてによさそうなメニューも。
これは鴨の胡椒漬け、無花果添え。


P1160101

お値段にくらべてこのボリューム!
これにパリパリのフランスパンの大きい塊がついてきて、バターの他にとってもおいしかったトマトのニンニク風味ジャムがついてくる。
これはお値打ちですわ。

おなかも満たされて、建仁寺へ逆戻り。

P1160096

先日四頭茶会で来たばかりですが、ここにこんな牡丹園があるとは気づかなかった!

P1160116

妖艶、ゴージャス。
禅寺なのに牡丹と思いましたが、、、意外と合うかも。

P1160118

こちらは清楚系ゴージャス(?)

佳名喚(よ)びて百花の王となす
競い誇る天下無双の艶
   (皮日休:唐代の詩人)


さきほどの芸妓さん、舞妓ちゃんのかんばせに重なりますなあ、、、。


P1160097

建仁寺の茶垣(お茶の木の生け垣)ではお坊さん達が茶摘みや、枝はらいをされています。
お茶の寺、建仁寺ならではの風景か。

P1160107

したたる翠の禅寺の庭を前にしばし端座。
心鎮まるひととき。


P1160106

悟りの窓、、、なんちって。

P1160110

さて、建仁寺といえばやはりこれ、「風神・雷神」(展示はレプリカ・綴プロジェクトによる精巧なもの)。

これにインスピレーションを得たすばらしい書が並んでいました。


P1160109


この書をみるだけで、絵を見なくても、目に浮かんで来るではありませんか、あの風神、雷神の姿が!
ちょっと感動。

これを書いたのが金沢翔子さん。
(大河ドラマの「平清盛」のタイトルの字を書いた方ですよ。まだ20代にして!)

彼女の書展が近々ここで開かれるようです。
いってみなくちゃ。

_a4

2012年4月26日 (木)

五事式の茶事

五事式のお茶事へ初参加いたしました。

五事式とは、七事式のうち五つの式を取り入れた茶事で、七事式そのものがいわば修練でありますから、五事式はその集大成的なものといってよいでしょうか。

初座は、廻り炭、懐石をいただいて中立。
後座は、廻り花ですが、今回はお花がたくさん集まったので、花寄せで。
ついで、且座で香をたき、濃茶、薄茶は花月、一二三之式で濃茶を採点。

という流れです。

茶の湯巧者ばかりが本来やるべきお茶事ですが、そこは修練、お稽古ですから、、、coldsweats01
亭主も入れ替わりながらの進行。

待合掛けは、この日の会にぴったりの七事式の偈頌。

席入りすると、まずむかえてくれたのは「一期一会」の軸。
お茶が好き、という共通項のみのご縁で集った皆様なので、まさにふさわしい言葉でした。


 P1160022

まずは廻り炭

これが一番大変で、亭主にあたりませんように、、、と祈っておりましたら、なんとかあらたずにホッcoldsweats01

巴半田や筋半田がでてくるベテラン向きのお点前ですわ。

P1160023

客がそれぞれ思うように炭をついで、その風情を拝見するというもの。

前の客がおいた炭を、テープを巻きもどすようにあげなければならないので、むつかしい炭の挟み方を前の方がされるとつらいのよね。
炭3つは割炭をいれればなんとかはさめても、丸3つはまずimpossible!

今回私は、管炭を使わずぎっちょばかりで決めてみましたが、いまいち風情がありませんでしたねえ、、、失敗。

上手な方はほんと、きれいにバランスがとれて、しかも火がおこりやすいように置かれます。

最後に亭主が炭をおいて釜をかけ、いよいよお楽しみの懐石を。


P1160024

泉仙さんのお弁当。
たくさんの種類のお料理がつめこまれて、お腹いっぱい。


P1160025

この菊と桜の物相に感動いたしました。
かわいい〜。


P1160027

亭主交代で千鳥の盃も。
わざわざ車でいかなかったので、御酒をたんといただきましたhappy01


P1160029

お楽しみの主菓子は山もとさんの繊細なきんとん。

はっきりした銘はついていませんでしたが、「藤波」とでもつけましょうか。

中立のあと、私は花寄せの亭主にあたりましたので(ラッキ〜happy02一番楽かも〜)、後座の準備を。
銅鑼も打たせていただきましたが、余情のあるような打ち方はむつかしい。coldsweats01


皆様、それぞれお庭で育てられたり、わざわざ花屋でもとめられたりのお花を、人数分の花入れに入れていきます。

これもセンスがものをいいますね。
私はお花はちょっと苦手。

籠の花入れに山吹、瓢箪の花入れに春蘭を入れてみました。(花がたくさんあったので、亭主のみ2種いれさせていただく)

P1160044

中にはこんな貴重なお花も。
お持ち下さった方のお庭で丹精されたもの、ムサシアブミ(武蔵鐙)。

サトイモ科、仏焔苞(ぶつえんほう)をもつ花で、ミズバショウ、坐禅草などもお仲間だそう。

武蔵鐙とは、昔武蔵の国で作られていた馬具の鐙(あぶみ)に、くるっとまるまったところが似ているから。

でもお茶人さんならまず思い浮かぶのが利休の「武蔵鐙の文」ですよね。

武蔵鐙は「さすが」にかかる枕言葉で、古田織部へ宛てた手紙そえられた歌。

  むさしあぶみ さすがに道の遠ければ. とはぬもゆかし. とふもうれしし

(「へうげもの」でもこのシーン、印象的でしたわ)


P1160032

且座でお香をききます。

沈香は値段ではっきり香りが違います。
求めようと思うと、けっこういいお値段しますのよ。


とても上手に練られた濃茶は、お茶本来の葉っぱの味を堪能させてくれる物でした。
(私は、ダマ作らんと、上手に練る練習しないと、、、汗)


P1160034

薄茶は花月で。
干菓子は有名な、伊賀上野の紅梅屋さん、「さまざま桜」

芭蕉の「さまざまの事想い出す桜かな」がしみじみわかる年になったなあ、、、。


P1160036

今回、染付の手桶水指がでましたが、こういう柄杓、蓋置飾りができることを初めて知りました。


P1160041

最後は一二三之式で濃茶点前を採点。
高得点でした。
だっておいしかったですもの。


茶事を終えて、計5~6時間だったでしょうか。

五事式なんて、いままで遠い遠い目標と思っていましたが、やっと手が届くところまできたか、と感無量です。
こういう機会を与えていただいたことに深く感謝いたします。

P1160017

麻の葉の江戸小紋に子供の日にちなんだ日本のおもちゃの帯で。


2012年4月23日 (月)

ISO乙女会〜木屋町・とくを

恒例の後期妙齢乙女の会。

今回は木屋町。

P1160002

高瀬川べりの桜もすっかり新緑になりました。
情緒がありますが、遅い時間にはヨッパライ通りになるのよね。

学生の頃はけっこうこのあたりの安い店をうろうろしてました〜。
体も肝臓も胃も若かったあのころ、、、、(遠い目)

P1160003
本日のお店は木屋町仏光寺、とくをさん。

タイヤ男一つ☆らしい。

今回は凡蔵かあさん様にも初めて参加していただき、あとは常連のぽん様(お料理の内容はまるなげ)、夢風庵様、みゅう様、花咲おばさん様、kiremimi様と私で7名。

ただ一つの個室をギュウギュウ占領させていただきました。

P1160004


例によって、おしゃべりに忙しく、何食べたんだっけ、、??、、、なのでcoldsweats01くわしくはぽん様ブログを見てね。(フードコーディネーターだし、野菜ソムリエだし、聞き酒士だし、食べ物のことならおまかせ)


でも器もほんわか、かわいいのです。
この左下の鯛の煮こごりは、お味といい、サイズといい私的には絶品。

P1160006

若竹煮。
季節ですねえ。
この香りが初夏の到来を連想させます。
お出汁がとっても「京都」。

P1160009

懐石で言えばコースの華、煮物碗は鴨しんじょう。

いつもの通り、話題があっちへ飛びこっちへ飛び、さらに2,3人のグループの会話になり、グループ交代でまたしゃべり、、、ああ、乙女のおしゃべりは楽しゅうございます。
不毛だと言われる方もあるかもしれませんが、このパワーが今の日本を元気づける、と思っております。
日ごろいろんな方面でご活躍の皆様ばかりですし。


P1160010

海老のしんじょうとほろ苦ふきのとうの天ぷら。
しんじょうが二つもいただけて満足。


P1160013

一閑人(ひまじん、、ではありません。いっかんじん)の蓋置を思わせるデザートのお皿lovely


P1160014

今回は凡蔵母さん様のパワーあふれる日常と来し方のお話しをゆっくりお聞きでき、まだまだしんどい、、などと自分を甘やかしてはいけないな、と思いました。


P1160015

夜の白川の八重桜。

帰りにkiremimi様におしゃれなBarを教えていただき、素敵な御夫君にも久々に再会でき、うれしかったです。
翌日お稽古茶事がなければもっとゆっくりできたんですけど〜bearing


さて、後期妙齢乙女たちよ。
また明日からそれぞれの持ち場でがんばりましょう!

2012年4月20日 (金)

四頭茶会〜建仁寺

あいにくの雨でしたが、4月20日、建仁寺開山の栄西禅師ご生誕の日。
その遺徳をしのぶ四頭茶会(よつがしらのちゃかい)が毎年この日におこなわれます。

P1150940

江戸小紋に花兔の帯で。
(ちょっと渋め)

P1150943

栄西禅師が中国から持って帰ったものは禅だけでなく、茶の種。
それらを持って帰られたのが建久2年(1191年)。
(その種をあたえられたのが高山寺の明恵上人で、高山寺に日本最古の茶園がある由縁)

P1160001

境内には「茶碑」がたてられています。

栄西禅師は今の岡山、吉備津のご出身。
岡山出身の私としては、ちょっと身内みたいでうれしいcoldsweats01
いまでこそ、建仁寺は艶っぽい祗園のどまんなかにありますが、開山当時、このあたりは鴨東、都の東の果てだったそうです。

P1150941

四頭茶会は大方丈にて。


P1150967

まずは四頭茶礼についてのご説明があります。

禅宗では食事の作法も修行の一つであり、食事の最後の喫茶をとりだしたものだそうで、栄西禅師が中国の禅院で学んだ喫茶法であり、いわゆる茶道以前の茶礼です。
これを一度は見てみたかったのです。

P1150968

親切な図解がありますが、4人の主客に、それぞれ8人の相伴客(計36名)がつくというスタイル。

P1150970

禅士による焼香。
まずは栄西禅師の頂相(肖像画)へ捧げ、ついで参席者へ。


P1150972

まずは菓子のはいった縁高のような折敷、抹茶の粉がはいった天目茶碗を4人の禅士がそれぞれのグループ(4グループ)に配ります。

まあ、その動作のきびきびとしたこと。
さっそうとしたお姿には惚れますわね。


P1150974

ちなみにお菓子は打ち菓子と、なんと1立方cmくらいの蒟蒻に醤油をからめたものが椿の葉の上に。

(なぜ蒟蒻なのかは不明。お精進だから?)

ちなみにお茶は辻利の「建久の白」。
(建久2年に日本に来た茶の種にちなみ)

P1150975

ついでお湯の入れ物(浄瓶:じんびん)の口に茶筅を差して入室。
P1150976

4グループのそれぞれのお正客にはこのようにお湯も片膝をついて注いでくれますが、、、、

P1150977

次客以下は立ったまま。

P1150980

このような感じ。
けっこうしっかり天目茶碗を支えていないと、茶碗をおとしそうでこわい。

お茶はどちらかといえば表さんのような泡立ち方。
でもお寺さんでみる仏様へのお茶のお供えはこんな感じですね。

P1150981

折敷、茶碗を順次ひきあげて終了です。

この広い堂宇で、禅宗らしい厳しさもかいまみせる雰囲気の中でお茶をいただけたことは、記憶に残る経験でしたね。
感動しました。

最初中国から帰った栄西禅師は禅宗の布教を京で禁じられたそうです。

そこで時の鎌倉幕府に庇護をもとめ、源頼家、北条政子の帰依をうけ、ついに京に帰って建仁寺を開山したのが50代のころ。
苦労されたのでしょう。
そのおかげで私たちは茶の恩恵に浴することができるわけですから、敬虔な思いで茶会に参席せねばなりませんね。

なので、というわけではありませんが、感動ついでに方丈屋根吹き替え工事の寄進を(ほんの一口ですが)させていただきました。


さて、この茶会には表さん、お裏さん、煎茶、+点心の副席がありますので、境内にちらばった各塔頭をまわってお茶をいただきます。


そこで、なんと!な〜んと!
やはり四頭茶会においでになった花咲おばさん様とばったり!!

いや〜、こんな事もあるんですね。
京都、狭いわ、、、coldsweats01

P1150951

煎茶席:花月庵家元ご担当の両足院(半夏生で有名な塔頭)。

花月庵流というのは幕末の頃創始の大阪の煎茶の流派だそうです。
たまたまお隣におられた方が東京でこの流派をされている方で、いろいろ興味深い話もお聞きできました。


P1150953

煎茶はお道具が小さくてかわいらしいので、つい買いたいな、といつも思うのですが、当分煎茶まで習う暇なしゆえ、断念。

お軸は煎茶道らしく、売茶翁の書。
お菓子は茶の実をかたどった薯蕷。

P1150955

煎茶にしてはぬるく、甘みがたっぷり、、、と思ったら、なんとこの日入れていただいたのは玉露だったようです。
まあ、感激。

P1150959

裏千家席:霊洞院

こちらは亭主もお運びもすべて男性でした。

P1150962

開放的な部屋で廻りの緑を楽しみながらいただくお茶は格別。


お軸が「緑垂烟雨柳」。
雨に洗われた緑がとても美しかった。

P1150996

点心席:禅居庵

こちらも非公開の塔頭なので、中へ入れるのは貴重な機会です。

P1150995

点心は泉仙さん。
おいしゅうございました。


P1150997


表千家席:久昌院

席主は表千家の宗匠、堀内宗完さん。
P1150999

こちらのお席もお庭がすばらしい。
雨でよかったかもしれません。緑の美しさがきわだちますもの。


P1150998

こちらでいただいたお菓子がまた印象深いものでした。
こなしで巻いた州浜、、、と言った感じでしょうか。
見た目とちがって、あとくちがとても軽くてさわやか。

二條若狭屋さん製、銘を「柳絮(りゅうじょ)」。
(柳の花で、春先綿のようにふわふわ飛んで、北京なんかの風物詩になっている)

お棚が旅卓といわれる、折りたためるコンパクトなもので、奥行きが普通の棚の半分。
表千家の即中斎お好みとか。
初めて拝見しました。
棚の世界も奥深い、、、。

、、、、と各席もまわり終え、ざっと6時間。
これまたとても楽しく、勉強になり、かつまたまた浮き世を忘れる貴重な時間でありました。

ごいっしょいただいた、ひいらぎ様、S様、ありがとうございました。


2012年4月19日 (木)

桜・松ヶ崎疏水〜観桜私見

まずはいきなりとっておきの画像をお見せします。

とくと、見よ〜!!happy02


P1020895


なんじゃ?これは、、、コンクリートの道?

、、、と思われた、あなた、違います。


P1020896

水面が花びらびっしり。

こうなるともう花筏ではなくて、花筵というべきか。


P1020900

場所は松ヶ崎浄水場に近い、松ヶ崎疏水(第2疏水分線)。
哲学の道をたどってきた疏水分線は北白川を北上し、高野川の下をくぐって松ヶ崎にでます。

このあたり、水の流れがとてもゆるやかなので、筏にならずに筵になるんですね。

昨年、桜に遅れること一ヶ月、新緑の季節にここを訪れ、あまりに多くの桜の木に(もちろん葉っぱだけ)、これは桜の頃にこなくては、と思っていました。


P1020901

ここらへんは洛北だから、少しゆっくり見に行ってもいいかな、と思っていましたが、岸の桜はほとんど盛りをすぎて、少しがっかりしていたところです。

でもこんな、どこまでも続きそうな花びらの道を、文字通りふりそそぐ雪のような花吹雪の中で見ることができ、もう満足満足。

むしろ花の盛りのときよりも、よいかも。
「花は盛りに 月は隈なきをのみ みるものかは」の心で。

P1020871

はらはらと、風に乗ってとぶ花びら。

  桜散る その下風は寒からで 空にしられぬ 雪ぞふりける  (紀貫之)


P1020874

このあたりは高級住宅地なので、とても静か。
多分花の盛りの頃は、見に来る人もそれなりに多かったでしょうが、もともと観光地ではまったくありませんので、すれ違ったのは地元の方数人のみ。


P1020883

花びらをしきつめたような道を独り占め。

P1020887

疏水べりは桜だけでなく、実に豊かな季節の花も楽しめます。
このあたりに住まわれる方々が植えられたものから自生した野の花まで。

P1020875

一重の山吹。
P1020881

ヒメオドリコソウ、実は帰化植物。

P1020856

シャガ。

あと名前を知らない花々。


P1020878

次に来る、新緑の季節到来を告げる青楓。


これであと遅咲きの八重桜を残して今年の桜の季節は終わりですね。


さて、、、、
桜の花の見頃は長くて2週間、リタイヤ後の時間をもてあましている人でも京洛の桜全部を一シーズンに見て回るのは不可能です。
ましてや自由時間の限られている身では、あれもこれもと欲張っては、一つ一つの桜をゆっくり愛でることもできない。


日本人ならだれでも桜を見るとつい内省的になって、自分の来し方、行く末をふと思うものではないかしら。
また、自分の人生で、あと何回桜の花を見ることができるのだろう、と考えるのはある年齢以上の人ならだれでもあるのでは。

春になって、違えることなく咲く桜に、自分も1年無事にすごして会うことができる、それがありがたいと思う。
自分の人生が終わって後も、年々歳々桜は同じように咲くのだろうな、と少し感傷的になる。

そんなふうにじっくり桜と対峙するには、駆け足では時間がたりませぬ。

そこで私は花見の仕方のMy ruleを決めました。

1)身内の桜(←勝手に命名。徒歩圏内で行けるか、いつもの通り道にあるかの桜)を優先的に見る。
2)桜の名所といわれるところは1年に1つか2つだけにしぼる。


身内の桜:岡崎疏水、哲学の道、白川、清流亭、黒谷、平安神宮、インクライン〜蹴上
やや身内の桜:鴨川、高野川、祗園白川、錦林車庫裏
ぎりぎり身内:御所、松ヶ崎疏水
ちょっと遠いが気持ち的身内:大山崎山荘から見る八幡の背割り桜

以上、追加変更もありうる。

と、(勝手に)認定。

、、、、と書きつつもまた来年もかけずり回っているかもcoldsweats01
そのときは諭してね。

<おまけ>

岡崎疏水、花筏。

P1020867

2012年4月16日 (月)

茶の湯あれこれ〜桜の季節

<野村美術館講座〜指物の話>


野村美術館へはこんなすてきな道をとおります。

P1020790


野村碧雲荘のお向かい、清流亭の枝垂れ。
あら、さすがに人もいっぱい。

P1020796

碧雲荘横の疏水分線ぞいの道を通って、、、


P1020795

ここではこんなものもみつけられますconfident

さて、本日は指物師・一瀬小兵衛さんのお話しを。

一瀬家は千家十職の駒沢利斎の別家さんになるそうです。
当代の一瀬さんはまだ40代くらいのお若い方でした。

お茶でお世話になっている指物と言えば、棚・台子、箱、炉縁、風炉先、、、でしょうか。

材木からの木取りの仕方から始まって、指物の道具の話、木の性質や扱いに苦労することなど、いつもなにげなく使っている指物道具一つにも、正確な技術とたいへんな労力がはらわれていることを認識させられることばかり。

木は十分乾かさないと狂いがでるし灰汁もでるので、屋外で乾燥させること5〜10年、使えるまでに10〜20年かかるのですって。
なので当代の一瀬さんが使っておられる木は先代のころに伐採されたもの、ということになりますね。
こうして代々、木だけでなく、技術が伝えられ続けるのはすばらしいなあ。

中には江戸時代に伐採されたとおぼしき、材木も工房にあるそうですよ。
どんな方の所に行くお道具に使われるのでしょうね。


指物師の修行は木釘3年といって、木釘を作ることからはじまり、最初の指物は茶通箱とか。
茶通箱には指物の基本的技術がすべて含まれているためだそうです。
(書道でいえば「永」字八法というところかな)


P1020865

そういうお話しを聞いたところでわが家の茶通箱を初めてまじまじと見てみました。

角の本差し、角差しの技術、木釘、、、、なるほど。
こんな手間のかかっているもの、粗末にあつかってはいけませんね。

P1020866

この立ち上がりも、蓋がどちらに向けてもすっと閉まるように作られていることに改めて感心しました。

竹台子では柱の竹の節の位置がきっちり決められていることも初めて知りました。
わざわざそんな節を持っている竹を探すそうです。
100本のうちから使えるのは3~4本だとか。

お稽古用の台子だから、、、といって決して粗末にはできないなあ、こんなお話しを聞いた後では。

P1020805

帰りはインクラインを通って。


<平安神宮・澄心亭 観桜茶会>

平安神宮では4月1日〜15日、毎年澄心亭で観桜茶会がひらかれます。

P1150905

先日の紅枝垂れコンサートの時は、まだ二分咲きだった枝垂れが満開を迎えていました。


P1150909


澄心亭では月釜でいろんな流派(なんと11流派もあるとか!)が月釜をかけられていますが、4月のみ日替わりで。
この日は遠州流でした。


P1150910

この日茶会デビューの方とごいっしょに。

遠州流のお点前は数回見たことがあります。
帛紗が右にくる武家手前。
毎回茶巾もたたみかえ、それが裏千家では千鳥茶巾といわれるたたみ方なのが興味深い。

お道具も遠州七窯の高取がよく使われるようです。
建水が金の色紙散らし蒔絵の曲げなのが、「きれいさび」、、という感じでしょうか。

お点前をされた方のお着物が、遠州のシンボル、輪違い七宝の紋様だったのがいかにもふさわしくてよかったです。


P1150911

お菓子は鶴屋吉信さん。
求肥に白餡の、いかにも観桜にふさわしいお菓子です。
この日は大勢のお客さんがこられるだろうと、850個も注文されたそうですよcoldsweats02
そのせいか、午前中というのに席主さん、少しお疲れのようでした。
無理もありません。

大寄せで気軽なお茶会なので、初心者デビューにはよかったと思います。


P1150908

帰りはそれこそ「観桜」。


P1150916

お見事!

おまけにもう一つお見事!


P1150917

岡崎疏水の桜。


<灰型〜遠山(もどき)>


遠山に挑戦2回目。


P1150925

やっぱり曲線はむつかしゅうございますわshock


利休さんは灰型の山を小屋山、落葉山、蜂尾山、切地山の四山から模したといわれていますが、山の形はそれぞれ微妙に個性がでるようです。
私のは、、、まあ今回のは吉田山、、、ということにしておこう。


P1150926

谷の曲線がつながっていないところが、ちょっと痛いですねcoldsweats01

P1150927

灰型のお稽古の後は、こんな桜の手作りお菓子をいただいて、台子の四畳半花月という複雑な花月でお薄をいただきました。
お菓子は求肥に桜葉をねりこんだもの。
(レシピもちょうだいしました。私に、つ、、、作れるかな???)


おまけ。


P1020817

桜のお菓子は和菓子だけではありません。
こんな桜の洋菓子をいただきましたよ。

動物園北、チェカさんで。

2012年4月12日 (木)

卅春・茶菓花器事〜好日居にて夜会

値千金な春宵、好日居さんの夜会へ。
P1020719

いつもは日没閉店なので、こんなふうに灯りのともる好日居を見る機会はそうありません。
灯りがあったかいな。


P1020721
杉の束と一枝の桜。

昼間、下京区にあるギャラリー木と根さんで陶展をされている市川 孝さんが、夜、場所を好日居にうつしておこなった「卅春(そうしゅん)茶菓花器事」、一体どんなんなんでしょう。

P1020723

「茶事」に準じてまずは桜のうかぶ中国粥をいただきます。

P1020725
ちなみにこのお粥を炊いたのはこの大ぶりの土鍋。
もちろん市川さんの作品。
火の通り方がゆるやかで、おいしいお粥やスープができそう。
(ほしい、、、、lovely

P1020726

表の洋間に移動すると、そこは市川さんのお茶室になっていました。

ナズナを花に。

本日の花担当はみたてさん。
市川さんの伊吹山麓のアトリエまでわざわざ行かれて、そのアトリエのまわりに咲く花、草、木をとってきてアレンジ。
好日居中にすてきな花のしつらえが、、、

ちなみに玄関の杉の和リースもみたてさんのお仕事。
(のちほどみたてさんの素敵なお花の写真をたくさんアップしますね)

花器も火にかけられる急須も、茶碗もまな板みたいなお皿も市川さんの作品。


P1020727

市川さんの前には作品がずら〜り。
これを使って茶会です。

P1020731

でも、なんでいろんなハーブのポットが?


「お好きなリーフを摘んで、カップに入れて下さい。」

オレンジミントを多目に摘んで器に入れると、お湯の沸いたポットがまわってきましたので、これに湯を注ぎます。


P1020733

おお〜ハブティー!


P1020736

次々出てくる市川作品、および彼のコレクションであるアンティークの器。

普通、陶器展などはたいてい作品が並んでいるだけ、、、なのですが、市川さんの展示はちがいます。


この器はこんな風にお茶を煎れるのにも、花器にするのにも、料理や菓子を盛るのにも、部屋のデコレーションとしても使えますよ、と教えてくれたり、実際に目の前でデモンストレーションしてくれたり、いわばライブのような展示です。


P1020737

長いこと使っていると色も艶もかわってくる。
その人仕様になっていく。
持ち主が作品を完成させるんですよ。

、、、、、そう言って熱く器を語る市川さん。

P1020742


元はといえば彫刻が専門だったそうです。
今は陶芸だけでなく、金工も木工もお手の物。
この匙は市販のものを自分仕様に作り替えた物だそうですよ。

すごくおしゃれ。
それにあったかい。

李朝白磁に通ずるものがあると思ったら、やはり市川さん、大好きなんですって。
(ちなみに下鴨の川口美術という李朝ものを扱っている古美術のお店で展示会をやって、好日居さんへたどりついたんですって)


P1020741

そんな茶会を見守ったのは「雪持草」。
茶花に使われる坐禅草と同じ仲間らしい。

それにしてもかわいい。
これもみたてさんのアレンジ。

P1020743

市川さんの茶席のあとは好日居さんの茶席へ。

移動する道にこれもみたてさんのゼンマイ。
市川さんのアトリエ近くに生えていたもの。


P1020744

後半まず1席目は「卅影(クサカゲ)ノ席」。


P1020745

この、、、大きな片口の魅力的なこと。


P1020746

私なら料理を盛ることしか考えつかないけれど、、、、


P1020751

摘んだ桜や草の上から抹茶をふるって、、、、ご覧のようにお皿の中に桜や草が咲きました。

P1020753

おおっ1

この片口で抹茶をたてるか?!coldsweats02


P1020754

卅影席を見守る桜。
苔の下の板も市川さんが流木から作った「器」。

P1020762

こんな小さな杯で抹茶をいただくとは、斬新。

お菓子は先日いただきそこねた日菓さんのきんとん、「咲きほこり」。


(日菓さんは女性二人の創作和菓子ユニット)

添えられた黒文字は、文字通り山から切ってきたばかりの黒文字の枝。
先端をみたてさんが削ったもの。

切り口を嗅いでみると、本当に生の黒文字の柑橘系の香りが、、、、
ああ、黒文字ってこういうものだったのね。
目からウロコ。

菓子器はこれも市川作品、縞黒檀。
これけっこう重いのです。

P1020763

2席目は中国茶で。


P1020767

何煎出しても香りを失わない、つよい中国茶。
茶托はアンティークでこれも市川コレクション。

意図して、ですが、これ椿に見えませんか?

茶托が葉で器の花びらに茶のおしべ。

P1020768

二つ目の日菓さんのお菓子。
ねりきりで「花の絨毯」。
ああ、絨毯を丸めているのねwink
P1020760
この席を見守るのは葉蘭と桜。

P1020757

焼くとき窯の中で割れて失敗したお皿もこんなユニークな花器として。
パンチで穴をあけた葉っぱの影も穴あきでかわいい。(by みたてさん)

P1020775

おまけのお菓子は冬瓜の琥珀糖漬け。

どなたかが、「カンロ飴の味!」とおっしゃっていましたが、まさにそう。
え〜?これが冬瓜?
と思うくらいあとをひくおいしさでした。

P1020776


夜もふけてきましたが、市川さんの熱い思いはとまることなく、時間をはるかにオーバーして続きます。


家に帰って、ふと気づきました。(遅いって、、、)


「茶菓花器事」って、4組のコラボを意味していたんだ!

茶・・好日居さんのお茶
菓・・日菓さんの和菓子
花・・みたてさんの花アレンジ
器・・市川さんの器

P1020778


この4組の方々が実は今回初顔合わせだったとは信じられない、ハーモニーを見せていただいたんですね。
やはり惹かれ合うもの、同じ感性は出会うべくして、、、というところでしょうか。


こうして人と人がつながっていくことがとってもウラヤマシイ、私でありました。

とてもとても美しくて、それに癒された「茶事」、ひととき浮き世の雑事を忘れることができました。

2012年4月10日 (火)

桜 Days ・2012

京洛の桜をおいかける日々。

<平野神社>

P1020640

東の端のわが家から、西の端の白梅町、そこから北へ。

世に桜の名所といふ平野神社へはじめてまかりこしました。

P1020642

早咲きの魁桜。

P1020647

この境内には50種、400本もの桜があるのです。

寒さのせいで開花が遅れたので、魁だけでなくソメイヨシノや他の桜も一辺に咲き出しています。

明治時代に、通り抜けで有名な大阪造幣局に、珍種10種を納めて平野桜の名がひろまったとか。

P1020652

こちらはまた夜桜も美しいとかや。

P1020643

境内の茶店で開運桜湯をいただく。

P1020644

あ〜らら、、、
ピントボケボケ。

でもお湯の中で桜がきれいにひらいたのですよ。


P1020653

平野神社、紋所も桜だったのですね。


<千本釈迦堂(大報恩寺)>


P1020654


平野神社から東へ歩くことしばし、千本釈迦堂へ。


P1020661

雨のように、滝のように。

P1020663

こんなに細かく枝がわかれている枝垂れは見たことがない。

P1020664

ひとつひとつの花は可憐なのに、この迫力は一体なんなんだ。

P1020671

桜にねじ伏せられたような気がする。


P1020665

大工の女房、おかめさんの悲劇的な伝説とはうらはらに、この堂々たる阿亀桜ときたら、、、

P1020669

お見事!


P1020666


ちなみに寄進者はやはり大工だけに、建築関係がおおいですわねえcoldsweats01


<ご近所のお寺>

徒歩1分のご近所のお寺。
観光地でもなんでもありません。

P1020678


ここにも美しい枝垂れが。
こういう神社仏閣がどこにでも潜んでいるのが京都です。


P1020679

遠くに出かけなくても、ここでもお花見できるな。
さすがにブルーシート敷いて酒宴は無理ですけどcoldsweats01

<平安神宮・紅しだれコンサート>

今年も紅しだれコンサートへ。

P1020681
昨年は美しさのあまり、2回もでかけてしまった。


P1020683

ただ今年はご多分に漏れず、まだ2〜3分咲き!bearing
主催者も今年の長引いた寒さに開花が読み切れなかったようです。


P1020691

桜のシャワーには今いち力不足。

ここの神苑の紅しだれ(八重紅枝垂)は御所の近衛邸の糸桜の血を引く桜なんだそう。


P1020690

左近の桜の向こうに紅色にかすむ紅しだれ。

P1020696

こちらは満開の濃い紅色桜。


P1020708

東神苑にて、鏡面の桜。


P1020713

本日のコンサートはクラシックのギターデュオ「いちむじん」。
桜の間を縫いながら、栖鳳池をめぐって音楽を楽しむ。

(いちむじん、、、、って聞いたことあるような、という程度の認識だったのですが、NHK大河「龍馬伝」の最後、龍馬紀行のBGM演奏した人たちだったのね)


P1020712

私はコンサートの合間に演奏される「紅しだれコンサート」のテーマ曲、溝口 肇さんの「SAKURA Days」のチェロの音色が好き。


P1020779

そんな私の桜 Days。

2012年4月 8日 (日)

弘道館春の茶事2012

<本題に入ります前に>

本日の桜。

P1020633

野村碧雲荘のお向かい、清流亭。
枝垂れはいまだし。

P1020635

こちらは見頃。

P1020639

インクライン。
ちょっと早い。

P1150895

高野川。
これも少し早いなあ〜。

    *     *     *

(本題スタート)

月釜で毎月おじゃましている弘道館ですが、昨年の秋に引き続き本格的な茶事に参席してきました。

P1150868

弘道館のある御所西あたり、いつも思うのですが弘道館の入り口はめだたないなあ、、、と。
で、どこが入り口かわかりますか?

左右を背の高い建物に囲まれて、とおりすぎて初めて、あら、こんなところに、、、という感じです。
奥にこんなすてきなお屋敷と庭があるなんて、しらなければちょっと想像しにくい。
P1150870

この江戸後期から大正年間に建てられた弘道館の建物も、あやうくマンションになるところだったんです。

さて、この日の御連客は10名、皆様流派はちがっても茶道のたしなみの深い方ばかりでしたので、とても勉強になり、気持ちよく楽しめました。

待合の軸は元禄の頃の花見図でしょうか。
蒔絵の野遊び弁当箱とともに。

さあ、これから花見の宴です。

待合ででた汲み出しには、底にぽっと桜をおもいおこさせるピンク色が。
何かと思うと、これが桜でんぶなんですねえ。
最初から期待にわくわく。

P1150871

腰掛け待合いにて。

この時晴れたり曇ったりの空模様、ついに雨がさ〜っと降ってきました。

そこでさっと出てくる雨笠!

P1150874_2

これこれ。

最近やっとこれを片手で上手にかかげるコツをマスターしました。
自分の笠を片手でもって、前の客が蹲居を使うとき、反対の手で持ってあげて、さしかけるのです。

これもまた風情がありますね。

本席では、床に三条西実隆の歌の古筆。
春の歌らしいが、またしても全然読めまへん!
実隆さんは連歌・書道・有職故実など和漢の学に通じ、利休の師匠、武野紹鷗に歌や茶道を指導したお人。

もう一つの書院には端午の節句飾りと、桜の下につないだ駒の絵。狩野永徳。

昔は宴会や闘茶の景品の一番上等は馬だったそうです。
これもその景品だったのかも。

「咲いた桜になぜ駒留める 駒が勇めば花が散る」なんて端唄の節が思い浮かぶわ。

P1150872

釜は透木、炉縁は花筏。


P1150876

茶室の中は薄暗いので(昔はこんなだったはず)写真が全然だめですが、四角い折敷の代わりに丸盆なのが、春らしくていいです。

懐石はすべて弘道館スタッフの手作り。

向付が鯛。

汁の中にはなんと! 土筆が!

まあ、おいしい、、というものではありませんが、この季節にのみ味わえる春の味覚ですものね。
ありがたくうれしく頂戴いたしました。
P1150878

小吸い物にも桜の花の塩漬け。
さらに感激したのが八寸の海の物の海老。

ただの海老ぢゃありません。
なかにジャムのようなものが挟まれていて、口の中に広がる風味で桜のジャムと知られるのです。

今回、わざわざ車で来なかったので、千鳥の盃、思う存分coldsweats01御酒をいただきました〜。

P1150877

懐石の最後の主菓子は、桜帛紗包み。

そこはそれ、老松さんですから、お菓子はお手の物。
中味は桜餡とやわらかい求肥。

P1150879

中立の後の後座、花はバイモと山吹のつぼみ。
山吹は桜の後にくるものとして。

花器は竹の二重切、明治の実業家にして陶芸家、「東の魯山人、西の半泥子」とうたわれたかの川喜田 半泥子。
銘は「不動」。

棚は吉野棚。(今日は常照寺の吉野太夫花供養でしたね)
吉野太夫が好んだ茶室、遺芳庵の大丸窓(通称吉野窓)を写した物。

水指は蓮月焼。(太田垣蓮月尼)
釘彫りの歌は読めませんが、茶碗だけでなく、こういう大きな物も作っていたのね。

主茶碗は青井戸。
ラーメンがすすれそうなくらい大ぶりで、とにかく渋い。

茶杓は土岐二三の作った、すごく細くて暗い茶色でつやつやとした、これは文句なく美しかった。
作った時よりも、たくさんの手を経て何回も拭かれてはじめて、より美しくなったのだろうと思う。
銘は「西行」。

ちなみに土岐二三は江戸初期の茶人で(今月の「淡交」にその名前発見)なんと岡崎村(今の我が住む岡崎よ)に隠棲してたんですって。一気に身近に感じますわ。

P1150883

続き薄ででてきた煙草盆は、これ。
ラオスの竹細工なんですって。
いつもこちらの道具の見立てにはおそれいります。


P1150880

お干菓子。
すはまと麩の焼き。

お茶碗は10名それぞれに桜にちなんだお茶碗がいっぱいでてきました。

桜の具象もあれば、私がいただいた茶碗のように灰釉の茶碗に一筋桜色の線が入った、というような抽象的なものまで、想像力で遊ばせてもらいました。

お茶事が果てたあとに、特別サービス。
なんと今年の初物、老松さんの夏柑糖が。


P1150882

野村得庵のコレクションだったバカラのガラス器にて。

今の日本には夏蜜柑の栽培農家は数えるほどしかなく、その貴重な貴重な栽培農家との契約で作られた、夏蜜柑を使った寒天のお菓子。
これからの季節限定商品なんです。

いや、ここで食べられるとは思わなかった、感激。
桜づくしで楽しかった茶事もこれにて終了です。


帰り道は、本物の桜も愛でつつ。


P1150891
(岡崎疏水)

2012年4月 6日 (金)

桜・さくら・サクラ・桃・梅 〜御所 +夜桜

春の嵐の後、京洛は一気に桜の季節に突入です。

仕事の合間のわずかな時間をやりくりして、桜をおいかけるのに忙しい、業平さんじゃありませんが、のどかならざる春の心です。

ただいま御所では、長引く寒さのいたずらのおかげで、開花し出した桜と同時に桃・梅も見られるという現象が。

P1150816

糸桜の名所、近衛邸跡。

たくさんの方がカメラをかまえています。
きっと私の知っている京都ブロガーさんもたくさんおいでに違いない。


P1150818

それにしても私が京都巡りをすると最近いつも雨なのはなぜ?

この日も陽がさしたかと思うと急にさあ〜っと日照り雨がふったり、大荒れの春の空模様。


P1150820

なので画像が少し暗いのが残念。
(コンデジしか持っていなかったし)


P1150828

夢見ているように美しい。

昨年も見に来て書きましたが、まさに

 糸桜(しおう)一樹 瀑千丈
        引いて銀河よりたらしめ この庭にみなぎらす (江月宗玩)

P1150829

花の雨の下。

P1150835

今年もまためぐりあうことができた事に感謝しつつ。

御所を南下します。

3月にはまだかたいかたいつぼみしかなかった桃が盛りをむかえていました。

P1150840

桃は梅に比べると、枝が垂直に上をむいて立っているのが特徴。


P1150841

花びらの先がすこしとがっているのも特徴。


P1150844

下照る道にいでたつ(旧)乙女たち。(私も含めcoldsweats01
(参考:春の苑くれないにほふ桃の花. 下照る道にいでたつおとめ 家持)


さて3月満開だった桃苑の南、梅林の梅はどうなったでしょう。

P1150850

おお、かろうじてまだ元気。


P1150851

花の数はまばらなのに、その芳香がまだ健在なのはびっくりです。
すごいなあ。

P1150858

梅林の南、出水の小川横の枝垂れ。

P1150859

花の雨。
舞妓さんの花かんざし。


P1150860

さて、桜だけではありません。
御所の植生はすばらしい。

P1150861

雪柳の生け垣。


P1150862

宗像神社(御所の中)の桜は鳥居と灯籠にマッチしていますね。


P1150864

境内の中は桜にレンギョウの黄色がきれいです。

P1150863

ハナニラも満開。


ここをぬけて南下すればもう丸太町通りです。
今出川から丸太町まで、季節を一気に遡って通り抜けました。


<夜桜編>

岡崎疏水の夜桜。

P1020615

P1020621
P1020623

ほのかにライトアップやってます。
是非みにおこしください。

P1020628

岡崎十石舟もやっとライトアップのお客さんが。

P1020624

疏水べりで忘れてならないのは細見美術館北側の個人の敷地内の枝垂れ。

P1020625


ライトアップされていなかったので、フラッシュで撮るとかえって凄みが出たような気がします。


P1020631

夜桜の上に満月。

2012年4月 5日 (木)

ひび割れ白磁


昨年咲いているのをみつけてうれしかったご近所の月光椿(別名:卜半:ぼくはん)
まだかまだかと楽しみにしていたのですが、やっと今年も咲きました。

P1150770
普通、茶花としては椿はつぼみをいれます。
でもこの唐子咲きの卜半だけは、開花したのをいれるわけ、わかりますね。

(あ、よそのお花をとったりはしてませんよ)


さて、もう先月の末になるんですが、毎回楽しみにしているパルスプラザの京都大アンティークフェア、物欲、物欲coldsweats01にひかれて行ってきました。

P1150694

広い場所に多種の骨董をあつかうブースがご覧のようにた〜くさん。


P1150697
はしからはしまで、ありとあらゆるジャンルのものを見たいのはやまやまなれど、それをすると時間がいくらあっても足りないし、足も疲れる、、、

なので、めざすモノをお茶に使えるモノ、と限定してまわります。

今回はいまいち心惹かれるモノが、、、、と思っていたら、最後の方で隅っこのお店でみつけたんですよねえ、李朝白磁の壺。

あったかい白い肌に、もう消えかけているほど薄い素朴な竹と菊の青花絵が描かれた八角壺。
よ〜く見ないと八角とはわからないくらいエッジがたっていないところが李朝っぽくていい。
手で触った感触もなんだかあたたかい。

花器として使いたいな、と思ったのですが気になったのはこれ。


P1150753

底のひびわれ。

花器として使うのなら水が漏れてはだめですものね。
それなりのお値段だったからそこは慎重に、中にお茶をいれてもらって確認。

まあ大丈夫かな、と連れて帰りました。

ところが水をたっぷり入れたらどこかから漏る漏る!coldsweats02

で、よ〜くみたら底じゃなくて胴体のほんの小さな亀裂からぽたぽたと、、、

P1150752

あちゃ〜!

でもまあ、こんなところから漏るんだから100年以上はたっている李朝白磁の本物だよね、、、と自分をなぐさめるも、あきらめられる値段ぢゃないのよ!angry

そこでない智恵をしぼる。

そうだ!
おとしを作ればいいんだ。

ただし、口径が15ミリもないので、そんなおとしってできるかしら、、、、

むふふふ、、、、見つけました。
ちょうど良いのをsmile

P1150754

こんなプラのチューブ。
(出所と本来の使用目的はナイショです。coldsweats01


いれてみると、、、、

P1150755

ちと細いが、長さもぴったり!

結局一輪しかさせないんですけれどね。
でも、こうして生かして使えるのならば合格としよう。


P1020596

同じく李朝の枕側(枕のよこの布で、十長生の刺繍がしてある)とともに。

なんだか床の間の空間がしんと落ち着きました。

2012年4月 3日 (火)

国宝東求堂・同仁斎〜銀閣慈照寺

P1020588

これは数日前の哲学の道の桜です。
まだまだ固そうですが、この数日ですこしはほころんだでしょうか。

見に行けないこの身がうらめしい。weep

P1020591

今、ほとりに咲いているのはミツマタ。


P1020593

テツガクノミチ猫もあったかい鉄板の上でまだまだ丸まっています。


P1150700

さて、東山慈照寺、通称銀閣寺、何年ぶりなんでしょう。
あまりに直球ストレートな観光地ゆえ、かえって足が向かなかったというか、最低20年は行っていないなあ。

P1020560

まずは観光的構図で一枚。
いわゆる銀閣こと観音堂。
完成は、実はここを創建した足利義政の死後だったんですね。


さて、わざわざ何年も足を向けていなかったここにきた目的はこちら。

P1150701

普段非公開の東求堂の特別公開です。

P1020566

15世紀の創建当時から残る古い建物で、国宝ゆえおしあいへしあいで見るわけにはいきません。


P1020562

10〜20人のグループ毎の拝観になるので、時間待ちが必要です。
この日はさすがに天下の観光地、たくさんの人がおいででしたが、東求堂をスルーされる人が多く(ご存じないのかな)20分くらいで中へ入れましたわ。


P1020564

この公開時のみ本物(普段はコピーがはいっている)という与謝蕪村や池大雅の襖絵を説明付で拝見。

ここには立派な古銅・唐物の花器に桜の立花が飾られていました。

こちらの慈照寺研修道場では、有名な慈照寺花方教授・珠寳さんのいけばな教室が超人気とか。(いつも満席)

剣山のかわりに、込藁という藁を束ねたものを使うそうです。

東山文化は現在まで続く伝統芸術の(茶道、香道、華道、和歌、能、、、など)源流となった場所ですから、ここでそういう古式の立花など学ぶのは、いかにもふさわしくていいなあ。

P1150703

この腰掛けは、お付きの人の待合だったとか。
500年以上の昔に思いを馳せながら、座ってみます。
あら、意外に昔の人は足が長かった?
(いえ、私が短足なだけ、、、coldsweats01

P1150705

袈裟型の手水鉢は、各面がちがう模様になっていて、モダンな感じ。

東求堂で、なんといってもお目当てなのは、同仁斎という日本最古の四畳半。

いや、噂にたがわずすばらしい書斎!
こんな書斎なら一日ずっとおこもりしてみたい。
当時は珍しかった四畳半というコンパクトなスケールが、ほんとうに落ち着くサイズなんだな、と実感。

(こちら京都新聞のHPに画像あり)

同仁斎の名前の由来は韓愈の「聖人一視而同人」から。
全てのものをわけへだてなく同等のものと視て、同じように仁愛を施すことという意味だそう。
茶室の中では身分の隔てを忘れる、、、というのと通ずるものがあるような。
しかも茶室の基本は四畳半、それももとをたどればここなのね。

ここで義政公は書物を読み、茶をたしなみ、花をいけ、香を楽しみ、季節によってうつりかわる庭の風情を愛でながらすごしたという。
(世捨て人ならいざしらず、当時の国の状況下で将軍職にあった者としてはあまりに無責任な気もするが)


なによりすばらしいのは、障子で切り取られた掛け軸のように見える外の庭の風景。
机代わりの付書院の正面が障子になっていて、ここを一尺ほどあけると庭の緑が美しいこと。
もちろん全開にしてもよいのだろうけれど、この一尺ほど、というのが日本的美意識なんですねえ。

この付書院には「君台観左右帳記」をもとに有馬頼底住職が再現された書院飾りが。
いわゆる文房四宝、それも上等のものが並べられていました。

書院とならぶ違い棚には、天目台に乗った唐物天目茶碗や花がかざられています。

ええなあ、、、
説明を聞いて一周した後、またこの同仁斎にもどって、しばらくこのスケール感、まわりを包む苔寺・西芳寺を模したという庭=自然に包まれる感、、を確認。

P1020567

で、そのお庭です。

P1020575

蕗の薹なんかもみつけました。

P1020576

若葉が芽生えれば青楓も美しいそうですが、今咲いているのは馬酔木ばかり。

P1020577


さすが苔寺を模しただけあります。

P1020585

苔も新しい若い緑の芽をだすのですね。

P1020581


銀閣寺、メジャーどころと避けずにやはり来る価値はありました。
特別公開、今年は5月6日までだそうですよ。

2012年4月 1日 (日)

ミニ茶会と桜未だしの岡崎十石舟めぐり

遠方から友人が遊びに来てくれました。


P1150761

いつもは待合につかっている座敷でふじ亭さんのおいしい仕出しをいただきながらおしゃべり。

P1020598
ご馳走のお刺身をねらうプリさん。


友人はお茶をやったことがないのですが、茶室を見たいということで、せっかくだから作法は気にしなくてよいからと、ミニ茶会をすることにしました。


P1150759

床はこんな感じで。
花は椿とサンシュユ。

香合は隅田川香合。
下の紙釜敷のわさが逆になっているとお思いでしょうが、実はこちらの面をむけないと、上に描かれた若草の絵が見えないのでわざと、、、なんです。


軸は先日の修二会茶事のときのもの。
いっしょにお松明を見に行った友なので。

P1150762

お菓子はおもたせの上生菓子。
一足早く桜咲く。


P1150763

お干菓子も桜。
菓子器はこれも先日使った練行衆盤(日の丸盆)。


P1150764

蓋置は見立てで骨董屋で見つけた杯台を。
夜学の蓋置っぽくて気に入っています。


P1150768

ダンナにも入ってもらって、作法を全然知らないお客様と、わいわい言いながらのお茶もなごやかで楽しいですね。

(しかし何も知らないお弟子さんに一から教えることのむつかしさがようわかったわ。wobbly


水屋でのお片付けまで教授して(?)すごした後は、せっかく京都まで来てくれたので、京都らしいミニ観光をしてもらおうとご近所の岡崎十石舟めぐりへおつれしました。


P1150772

乗り場は琵琶湖疏水記念館の前。

しかし、、、、
この寒さで、桜もこんな感じで、、、、


P1150771

今年から運航を始めた夜間のライトアップは、咲いていなくてもそれなりにきれいなんですが、こんな時間、しかも西日に向かって航行するなんて人、いないよね〜、、、、と思ったらほんとうに私たちだけだった!coldsweats01


P1150775

水上はそれなりに冷えるので、こんなあったかいコートを貸してもらえます。
(借りててヨカッタ、、、と思うくらいさぶかった!)


P1150779

さあ、出航。

記念館前から夷川ダム間を約30分の往復です。
P1150786

美術館の裏。
日ごろ歩き慣れたご近所さんですが、こうして疏水から見上げるとまたちがった風景にみえますね。


P1150783

いつも使っている橋を裏から見るのもおもしろい。

P1150790

みやこメッセの裏。

糸柳と、ほのかに色づく桜がきれい。
ああ、これが開花していたらなあ、どんなにきれいな眺めかしら。
想像力で補うしかないわね。


P1150791

疏水が90度カーブする仁王門通。

ここでは水の流れがダイナミックで見ていて飽きないんですよ。

P1150795

この日唯一咲いている桜。
P1150796

舟のすぐそば、手を伸ばせば触れるくらいに枝を伸ばしている桜もあって、これは開花後、もう一度こなければ!と思いました。

ただし、開花時は超人気ゆえ、午前中に一日分のチケットが全部売れるらしいので、朝9時半からいって希望時間をおさえるのがおすすめ。

また、乗船しなくても、橋の上からこの舟をいれて写真を撮るのもGood!

岸で手を振る人あれば、答えて振るのがお約束bleah

30分の疏水巡りの後、乗船場近くのインクライン。


P1150811

こちらの桜も、まだこんな感じでした。

来週かな?