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2011年12月

2011年12月30日 (金)

師走2011・京都

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秋の名残から、、、、

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ようやく庭師さんがはいって新年を迎える庭。
楓の葉っぱも全部おとしました。

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辰年を迎える準備も完了。

「桃小龍」、高場英二さんの作。

「お福さん」、くら田たまえさんの作。

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玄関の花は越後の水仙と白玉椿。
(生け方はええかげんですけど、、、)

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門松の原型、根引き松も飾り付け完了。

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昨年大量ででかすぎて往生したため、今年は少し小さめの柳を用意したところ、、、、

ありゃ〜、、、、、
全然床にとどかない結び柳。

(しかも青竹が準備できなかったので、、、coldsweats01


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古川町市場で売られていた餅花。


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餅花用のセットも売られています。


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新春を待つ白川の流れ。

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大好きな大文字。(銀閣寺の交差点より)


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錦市場の雑踏。
用事もないのに年末のこの賑わいを味わいたくて、またでかけてしまう。


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そして、恒例のこんなものまで、、、、

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「お久しぶりニャ。」
おかえり、フレディ。(娘の猫)


というわけで今年も賑やかな年の瀬です。

ふりかえれば、京都暮らしを堪能しようと急ぎ足でかけずり回った1年でした。
来年もそれなりにちょっとずつ京都暮らしに根を張っていきたいですね。


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日本全体で言えば複雑な1年ではありましたが、来年壬辰年(みずのえたつどし)、どうかもっとよい年になりますように。
(北野天満宮の巨大絵馬)

では、みなさま、よいお年をお迎え下さい。


点邑

年もおしつまってお料理屋さんも次々と正月休みに入る中、旅館関係はさすがに年末年始も営業中。
なので、かの俵屋旅館さんプロデュースの天ぷらのお店、点邑さんへ。


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俵屋旅館のおいしい天ぷらを外で食べたいというお客様のリクエストに応えて作られたお店だとか。

中はカウンターのみで天ぷらを揚げている様子を見ながら食事ができます。

この歳になるともう揚げ物はどうも、、、、と思っていたのですが、目の前で少量の食材をからっと揚げてくれるそれは全然しつこさがなく、どれも1〜2口で完食してしまいます。

どうして家ではこんなふうに揚げられないかな〜?

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鳩の箸置き。heart01

こちらで出される食器類もほとんど俵屋プロデュース。

(実際俵屋旅館で使われているもので、近くの俵屋グッズのお店、ギャラリー遊形でもとめることができます。)


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この冷酒をいれるピッチャーもね。


さて、お料理は胡麻豆腐の先付けからはじまって、とろけそうなトロのお刺身、そして、、、、

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これがコースの中で一番だった海老芋の揚げた物にたっぷりの葛あんをかけたもの。

海老芋っていもぼうしか知らんかった。
こんな風にあげるとねっとりでおいしいのね。
さらにこれぞ京風、というお出汁のきいた葛あん。

ご一緒したのが東の方出身の方でしたので、「これが京都のおだしかあ、、、」と感動されていました。
(そうよ、お出汁は真っ黒じゃないのよsmile


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天ぷらにつける山椒と塩の器は、、、、村田森さんのだわ。lovely


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まずは海老の頭。
ぱりぱりさっくり。
身の方はあとからちゃんと出てくる、という演出。

天ぷらはそのあと小玉葱、生麩、キスの紫蘇葉巻き、肉厚の椎茸、ちょっともたれそうになったころに、ほろっと苦い蕗の薹の芽は一服の清涼剤。
さすがのコース組ですわ。

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もちもちとおいしかったのは、お正月も近いということでクワイのすり下ろしたものを揚げたこちら。
真ん中にちゃんとクワイの芽もついています。


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天ぷらの最後はハモ。
中骨も全然かたくなくてかりっと揚げてありました。


シメは天丼、天茶、白米から選べるとのことでしたが、天茶って何??
というわけでそれをチョイス。

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ほ〜!
ようするに天ぷらをのっけたお茶漬けなのね。

しかも上等の煎茶ですよ、これは。
これがあっさりして思った以上においしかったです。
こんな天ぷらの食べ方もあるんだわ。
目からウロコ。


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デザートは洋梨のジュレ。

結局天ぷらなのにぜんぜんしつこくなくて、コース終了時にはむしろ胃袋はさっぱりしたもんでした。


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寒さもこの日はやわらいでいたので、ほろ酔い気分を楽しみたくて家までぶらぶら歩いて帰りました。
そんな距離に良いお店がたくさんあるのが、コンパクトな京都のありがたさ。


さあ、新しい年まであとわずかですね。


2011年12月27日 (火)

年の瀬・伏見稲荷

年の瀬の伏見稲荷


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参道は正月の混雑がうそのように閑散としています。
稲荷山異次元ワールドへトリップするにはこの時期がおすすめ。

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伏見のおいなりさんの起源は、和銅4年(711)にさかのぼります。
伊侶巨秦公(いろこのはたのきみ:秦氏系)が勅命を受けて稲荷山の三つの峯にそれぞれの神を祀ったことに始まるとか。
よって今年は御鎮座1300年だったんですねえ。

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当然のことながら狛犬ではなくてお狐さん。
ここが異世界への入り口かも。

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こちらのお狐さんは稲穂をくわえて、しっぽには宝珠をささげています。

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こちらのは少しこわくて妖しいムードいっぱい。

大きい物から小さい物まで、威風堂々からちょっとユーモアのあるものまで、稲荷山にはたくさんのお狐さんが鎮座されています。

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本殿ではお正月に向けて朱色の塗料の塗り直しやら、大きな絵馬掛けをたてるやら、いそがしいようです。

参拝客は今は少なく、外人さん(マジョリティは中国人)率が高いです。

さあさあ、稲荷山名物、鳥居をくぐっていきましょう。
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人が少ない千本鳥居はおどろおどろしい雰囲気。


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見上げるとこのように空はかろうじて透けて見えますが、まさにびっしり、、、という建て込み具合。


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お、分かれ道。
どちらに行くかで運命がかわったりするかもしれません。coldsweats02


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振り返ると寄進された人(会社)のお名前にその年号がはいりますが、ほとんど平成以降。
どうも古くなると撤去されて常に新しい鳥居がたてられるようです。

なんだか自律増殖する新生物をみるようでこわいなあ、、、
耐久年数はどれくらいなんでしょう。

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たまにこんな石の鳥居があったりしますが、さすがにこれは長持ちするので大正年間のものであったりします。

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どこか異次元世界へいざなわれるよう。

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朱・朱・朱、、、、


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ここは新しいのが立つ予定のスペースなのね。


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寄進者の名前や住所をみていると、すぐ近所の住所だったり、だれもしっている大きな会社だったり。
そんなのをさがして歩くのも楽しいかもしれません。

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下世話な話ながら鳥居一基の料金はこちら。
ちなみにサイズは柱の太さで決まるとか。

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鳥居の列を外から見たところ。
ドミノを連想してしまいますが、あのトンネルの中は異世界かもよ〜。


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奥の社にやっと到着。
ここの絵馬はお狐さん。
やっぱりね。


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こんなミニミニ鳥居なら、わたしも寄進できそうですわ。

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そしてお供えは、、、
やっぱりビッグなお揚げ!


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ここから稲荷山はさらに勾配が増してきます。
けっこうきついわ、この坂。
息をきらしながらのぼります。

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高くなると山はますます深さを増し、前後左右に他の人がいないとちょっとコワイ感じ。

あちこちの木陰にお狐さんの眷属が跳梁跋扈してるんじゃ、、、、、、shock


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で、、、でたぁ〜〜!!

、、、、じゃなくて、ここは熊鷹社と新池。


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山の中腹に池がある、、、というのも不思議な光景です。

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黒澤映画の「夢」にこんな場面なかったっけ。

陰にこもった神聖さとでもいうべきか。


もうだいぶん登ったはず、と思っていましたが実はやっとここまで。

Inarimap

この奥は、、、、
体力と時間を考え断念。

やはり稲荷山は神様のおられるお山、そう簡単には制覇できませんでした。

さて、お山を下りて京阪伏見稲荷駅の前、懐石カフェ・蛙吉(あきち)でほっとひといき。


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普通のお家なんですが、このイギリスのアンティークドアがすごくすてきheart01


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名前の通り、あちこちに蛙のオブジェがかわいいです。
実はここ、2000円で懐石ランチが食べられるというカフェなんですよ。

それを狙っていったのですが、
残念ながらこの日は予約でランチは売り切れ。

なので蛙吉オレを。

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蓮の葉のガラスのソーサーとスプーンにも注目!

蛙の色=緑=抹茶のオレです。


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しかも底の方には蛙の卵(タピオカ)まで〜!happy02

オレ一つで遊ばせていただきました。

お土産に連れて帰ったお狐さんは、、、、


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宝玉堂の稲荷煎餅。
白味噌味です。
店先でおせんべいを焼いているのを見ることができますよ。

2011年12月25日 (日)

こんなクリスマス2011

今年のクリスマスはいかがおすごしだったでしょうか。


10月から月イチ、○交社でひらかれていたランディ先生の「Teaは楽しい〜英語でお茶を」の講座もクリスマスで最終回。

今回は先生がクリスマスをテーマにした茶席を用意して下さったとのこと。

まず寄り付きの戸をあけてビックリ!

なんと大きなツリーとサンタさんに扮装したランディ先生が「Merry Christmas!」と迎えてくれたではありませんか。


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うれしいサプライズです。
ごいっしょした受講生のみなさまと。

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待合いもクリスマス。


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キャンドルの下に敷いてあるのは、古帛紗かと思ったらナプキンぺーパーなんですよ。
こんな楽しみ方もできるんですね。

「formalな茶会はそれなりに厳粛さが必要だが、友達ととにかく楽しくすごす茶会というのもありです。」

今回はその楽しいほうの茶会です。
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香合は先生にそっくりな布袋さん。(先生のお店の名前も「らん布袋」だし)
実は大樋なんですって。

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熱心にご指導下さるランちゃんランディ先生。

英語のプレゼンテーションの仕方だけでなく、お茶そのもののご指導もいただきました。

今回は半東のロールプレイングをさせてもらいまして、道具の説明をあれこれと添削されながらなんとかこなしました。
英語で自国の文化を説明するのはつい力がはいりますが、なにより楽しいです。
いつか外人さん相手に実地でやってみたいですね〜。

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更にうれしかったのは11月に植物園でおこなわれた大茶会でランディ先生のブースでだされた絶品スイーツを再び味わえたこと。
きなこ、メープルシロップ、ホワイトチョコの未知との遭遇とでもいうべきか、と〜ってもおいしいサプライズなお菓子です。
(欠点はころころころがりやすいことか)


いずれ、らん布袋でも定番スイーツになるかもしれません。
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楽しい茶会を終えたあとは、○交社にほどちかいスガマチ食堂でランチを。

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こちらのランチはヘルシーでとてもおいしいのです。
スパイスの使い方が上手なのかな、手を抜かずにきちっと作ってあって、機会があれば利用しています。


クリスマスの日最後に訪れたのは、今日が年内最終日の岡崎・好日居
さん。

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ちなみに右にたてかけてあるのは、お正月に飾ろうと古川町市場で調達した結び柳。

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こちらも今日まではクリスマス仕様。
奥に飾られているのはグレゴリアンシャント(賛美歌の古い楽譜)


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丁寧にスパイスから挽いて作られたチャイに、ほっと心も体もあったまる〜。

で、私のはこんなクリスマスでした。


最後に、、、、にわかクリスチャンではありますが、今、普通の生活をおくることができることに感謝し、遠方の困難な状況の中にいるたくさんの方々に思いをよせお祈りを。


2011年12月22日 (木)

Deutscher Weihnachtsmarkt 2011

子どもたちが小さかった頃はそれなりに毎年この季節にはクリスマスツリーなどを飾ったものでしたが、今ではもう飾らなくなりましたね〜。
だれも喜ぶ人がいないし、今の家は和風なのでどうも似合わない。

そのかわりといってはなんですが、毎年梅田スカイビルのDeutscher Weihnachtsmarkt(ドイツのクリスマスマーケット)に行くのが恒例となりました。

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11月末から12月26日まで、その期間が長いのもいいですね。
スカイビルにはドイツ総領事館が入っているので、そのバックアップのもとドイツ観光協会などが主な主催者。

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毎年この100年まえのメリーゴーランドがでます。
ドイツからはこんだもの。

この日は仕事が終わってからの遅い参加になったのですが、今までの中で一番の混み具合。

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たくさんの人が家族連れ、カップルでそれぞれのクリスマスを楽しんでいます。

時間帯によってはミニライブも聴けますよ。

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ヒュッテ(屋台)もたくさん出ています。
こちらはドイツビールの。


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ドイツなのにマトリョーシカ、、、??


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だいたい毎年同じ店が出ています。
ここはキラキラきれいなクリスマスオーナメント。
うちにツリーがあれば是非ひとつもとめたいものですが、買っても飾る場所がないので断念。


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こちらも毎年出ているシュヴァルツゲベックシュマルツゲベック(ヘル様ありがと)のお店。
沖縄のサータアンダギーに似てるかも。


さて、腹ごしらえ、腹ごしらえ。happy01

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ドイツソーセージと、、、、


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あったかいグリューワイン!
これで体もぽかぽか、寒さもなんのその。


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以前はグラーシュスープがでていたのですが、ことしはザウワークラウトスープ。

これもぽかぽか。

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耳をすますとドイツ語もよくとびかっていて、今年の夏いったベルリンを思い出します。
楽しかったなあ。

大学であれほどドイツ語勉強したのに、きれいさっぱり忘れているのはちょっともの悲しいです。despair


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こちらヘンゼルとグレーテル、、、のようなお菓子の家。


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アイシング中のドイツのお菓子マイスター(、、、かどうかは不明)

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できあがりのクッキーがたくさんぶら下がっています。
あま〜いバニラの香りにさそわれて、一枚クッキーを買いました。


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お家に帰って、わが家のクリスマスはこんなささやかなものです。

みなさま、よいクリスマスをおすごしください。

Frohe Weihnachten!

Feliz Navidades!

Merry Christmas!

2011年12月20日 (火)

松浦の太鼓〜弘道館月釜

古川町市場にて迎春の風景を。

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結び柳。
(茶人の家では正月にこれを床の上から下までたらして飾る)

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そして棒鱈。
京都人のお正月に欠かせない棒鱈と海老芋の「いもぼう」。
(私はいまいち、、、coldsweats01

さて、そんな慌ただしい中、弘道館の月釜へ。(会員ですの)

いつも御所の駐車場に車をとめているのですが、この日は隣国の大統領がおこしとのことで、駐車場の入り口で免許の提示を求められました。(こんなおばさん、みただけで、テロリストでも右翼でもないってわかるやろ!pout

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弘道館の月釜は毎回テーマがあって、それをさがすのが、また博覧強記の席主、太田さん(有職菓子御調進所老松さん)の蘊蓄をあれこれ聞くのがとても楽しい。


12月のテーマは「松浦の太鼓」、忠臣蔵をめぐる歌舞伎の演目です。

なので入り口にはこんな槍と「討入」の文字が。


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おおまかな歌舞伎のストーリーは、、、

子葉という俳号まで持つ、赤穂浪士きっての俳人であった大高源吾(享年31)が笹売りに身をやつしているところに行き会った俳句の師匠、宝井其角は上の句を「年の瀬や 水の流れと 人の身は」と読みます。

これに答えて源吾は「明日待たるゝ その宝船」と詠みます。
其角はこの句の意味を測りかねるのですが、同じく其角の俳句の弟子であった風流大名、松浦候はそれを聞いて、これはまさしく明日こそ討ち入りじゃ、と解釈するのです。

松浦候(モデルは平戸藩主松浦鎮信とか)は実は吉良上野介の屋敷のとなりに屋敷をかまえていて、なかなか大石内藏助が討ち入りをしないことに業をにやしていたのです。

まさしくその夜半、突然ひびく陣太鼓に松浦候、指をたてて数をかぞえ、「三丁陸六つ、一鼓六足、天地人の乱拍子、この山鹿流の妙伝を心得ている者は、上杉の千坂兵部と、今一人は赤穂の大石、そしてこの松浦じゃ」と大喜び。

本懐をとげ、松浦屋敷へやってきた源吾は句の隠した意味をわかってくれたことを喜び、松浦候は「忠義に厚き者どもよ。浅野殿はよいご家来を持たれたものよのう」と感激するのでした、、、、


と、まあこういうお話し。

その松浦鎮信の数代後世の子孫、松浦静山(「甲子夜話」の作者で明治天皇の曾祖父になる)は弘道館をひらいた皆川淇園とよくつるんで遊んでいたとか。

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待合いには大石内藏助の消息。

本席:

花器は桂籠。(吉良上野介の首級を奪われないために、首に似せてこの桂籠を槍の先にくくりつけた)
花は四十七士への手向けの菊。

床は大高源吾の消息(内容不明)

この方、ほんとうにすぐれた俳人だったようで、武士としての生き様を選んだのは惜しいことかもしれません。

本懐をとげたあと、泉岳寺にて
    「山を抜く 刀も折れて 松の雪」

辞世   「梅で呑む茶屋もあるべし死出の山」

師匠の其角、源吾切腹の知らせをうけて 「うぐいすに此芥子酢はなみだかな」

また彼は茶道も山田宗偏を師匠としており、討ち入りの夜の吉良邸の半東は宗偏。
本懐をとげるために師匠を利用したことをわびる手紙があるそうです。

香合は大石神社の陣太鼓の形の土鈴。

炉縁の蒔絵は細川家の九曜紋。(大石内藏助は討ち入り後、細川家のお預かりとなった)

正客のお茶碗が松浦家伝来の茶碗。(何焼なのかは不明。唐津っぽい?)

真塗り小棗は宗旦。(吉良上野介は宗旦の教えを受けていた。山田宗偏もね)


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お菓子は食籠に入ったあつあつの薯蕷。
これも陣太鼓。

あとも茶杓の伝来とかいろいろお話しあったのですが、まわりがざわつくので全部はとらえきれず。
討ち入りを陣太鼓で知った大名が(松浦候?)それを聞きながら削った茶杓とか?真偽はわからないそうで。

確かにすごいお道具もでるのですが、ここではそれをありがたがるより、テーマにそったものを見て「なるほど〜」と合点するのが楽しいです。
太田さんのお話を聞きに来ているようなもの。(大高源吾の孫が池田屋事件で勤王方として落命した、、、なんて蘊蓄も聞けますのよ。)


そうか、こんな道具のとりあわせで遊べるのか、と感心することも多くて。

おもしろかったのは、お正客が上野介の旧領地(多分三河)出身で、大の吉良びいき。
歌舞伎の仮名手本忠臣蔵ですっかり悪役になってしまったことに憤慨しておられました。
実際主君としては名君だったらしいです。
しかも風流大名で、茶道も宗旦にまなんだあと、卜一(「上」の字をばらした)流という流派の家元だったんですって。

そうして考えてみると、辛抱ができずにキレちゃって、家臣を路頭にまよわせた浅野内匠頭が一番アカンかったんではないかと思えるわね。


今回も弘道館・月釜、堪能いたしました。happy01


2011年12月18日 (日)

一畳台目の茶事〜壺中日月長

いつものお稽古場に隣接して、先生のお宅には今日庵写しの一畳台目向切・向板の小間があります。

この年末のお忙しい時期に、4日間、ここで茶事をしてくださるとのこと。
懐石は先生の手作り、けれど裏方に徹されて、あくまで亭主・半東は社中の方々が日替わりでつとめられます。

この日の連客は全部で三人という理想的な人数、不肖わたくし、お詰をさせていただきました。


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待合いの火鉢。
折からの寒波で、木造の建物の中はひんやりつめたく、この熾った火はなによりのごちそうです。


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露地の腰掛け待合いに枝をさしかける紅葉。

席入り。

一畳台目という狭さのなかで、どのように軸、釜を拝見するのか、その動線は三人の息が合ってないと混線してしまいます。
亭主と正客がそのまままっすぐお辞儀をすると、頭がこっつんこするので、少し体をずらします。

そとは寒い木枯らしですが、一畳台目は釜がかかっているだけで、とてもあたたかく、居心地の良い空間です。
客三人と亭主で直心の交わりをするとしたら、うってつけの広でしょう。
(夏場は若干暑苦しいかも)
ここで寒い冬の夜、夜咄の茶事なぞしたら、身も心も温まりそうです。

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懐石はアツアツでしかも生姜や柚子など、体が温まる食べ物で、先生の心づくしに感謝しつついただく。

中立後は濃茶、後炭、薄茶。

今年六月、拾翠亭で、お仲間とさせていただいたチャリティ茶会のときに、使わせていただいた宇治田原、かねまたさんの抹茶が、あまりにおいしかったので、今回再登場。

この「宇治みどり」、ほんとうに苦みというものが全くない、すごいお茶です。


薄茶をいただいた沓形の古い黒織部は、お茶を飲みきったあともしばらくは、ほかほかと手の中で湯気を上げていました。
薄暗い茶室でこんな風情はすばらしいご馳走であります。


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入ってまだ1年もたたない京都でのお社中ですが、先生にも先輩方(私の方が歳は上ですが)にも恵まれ、篤く感謝です。

帰り道は寒風の中、白川沿いの道を歩いて帰りました。
桜はもうつぼみをつけているようです


今日のお軸は「壺中日月長」。
出典は後漢書。

狭い壺のなかに、宏大な仙郷がある。


深読みをすると、、、、
狭い壺とは、自分をとりまく人間関係であり、自分の知識の範囲であり、日常生活であり。
そここそが仙郷=なにものにもとらわれず、融通無碍な心のはたらきをすることができる場所である。

つまり、日々の暮らしの中にこそある真理に気づけということか。

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茶席にはよく禅語の軸がかかります。
知らない言葉はいつも調べるようにしているのですが、そうしているうちに、(あくまで私個人の解釈ですが)禅語の多くが異口同音にこれと同じ事をいっているのではないかと思うようになりました。


「処々全真」すべての場所に真理が存在する。
「明歴々露堂々」真理はすべて目の前にあるではないか。
「平常心是道場」平々凡々たる日常のなかにこそ、真理はある。
「正法眼蔵」目に映る物すべてが仏法の真髄である。
、、、、、などなど。

真理はどこか高くて遠いところにあるのではない。
日々の暮らしを、自分の持ち場をしっかり守って生きていく。
「柳緑花紅」、季節がめぐれば、当たり前のように咲く花も、その当たり前さが尊いと思い生きていく。
それでこそ「日々是好日」、辛い日も悲しい日も今日が最高の日であるとうけとめて生きていく。

そういうことなのでしょうか。
少なくとも今の私はそう解釈して、簡単なようで到達し得ない境地ではありますが、少しでもそうなるべく日々を生きていきたいと思います。


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お茶事、壺中日月長からずいぶん話がとんでしまいましたが、こういうことを考えさせてくれるのも、茶の道に足をつっこんだ者の冥利だと思えば、つくづく茶の湯との出会いに感謝です。

2011年12月15日 (木)

當る辰歳 吉例顔見世興行〜南座

ご存じ、南座、當る辰歳 吉例顔見世興行。

これからの1年、南座と出演契約をした歌舞伎役者が出演する、という意味で役者の正月ともいわれるので、當る辰歳 と来年の干支がつくのです。


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京の師走の風物詩、南座の招き。
いままで下から見上げるばかりで通り過ぎていましたが、今年は京の奥様方にならって師走の行事を満喫しにおでかけいたしました。

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これが今年新調された緞帳の原図(かも)。
赤地草花連紋という吉祥紋葉で、上村淳之画伯監修。
現物の緞帳をみるとところどころきらきら光ってきれいです。
制作は川島織物、聖護院八ッ橋さんの寄贈です。太っ腹〜!

今年の夜の部は、大出し物として
「源平布引の滝・実盛物語」・・・菊五郎
「元禄忠臣蔵・仙石屋敷」・・・仁左衛門、三津五郎

オープニングを華麗に彩る我當、秀太郎の「楼門五三桐」

長唄・清元・舞踊の「六歌仙容彩・喜撰」・・・三津五郎

上方落語の名作を歌舞伎にしたてたコメディ「らくだ」・・・・愛之助、翫雀

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歌舞伎についてはにわかファン以外のなにものでもないので、○○屋がだれで、△△屋がだれなのか、だれがだれの息子でだれがだれのおじいちゃん、、、、ということについてはあんまり知識がございません。

「親の顔が見てみたい。」
というセリフに場内に笑いがわいたところをみると、これは親子共演なんやなあ、、と推察するのみ。
こういうのをよくご存じでしたら、もっと楽しめるんでしょうねえ。


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でも仁左衛門さんは、ほんまええわあ。
仇討ちの本懐を成し遂げたあと、仙石伯耆守らによる詮議の場で、感情を極力おさえながらも凜とした申し開きをする大石内藏助を演じはりました。

今年2月、大阪松竹座で見た時は、やつれた色男をやらして艶っぽくて絶品でしたが、こういう武士の役もまたええわあ。
どちらも心に哀しみをかかえている、というところが共通項かも。

いちど仁左衛門のコメディ(あれば)も見てみたいなあ。

花道のすぐそばの席だったので、平伏したときの仁左衛門さんのナマ足の裏を、とくとおがませていただきました。coldsweats01

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幕間のお弁当は南座の売店で買ったのですが、うりきれ寸前だったので、この巻き寿司しかなかったのよ。
これを瓢亭なんかで調達してもちこむのが通だとか。


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幕間にせっかくの南座、記念撮影。


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例の蘭陵王の帯をお初におろしました。
まあ、舞踊と関係なくもないか、、、、と思って。


後半、三津五郎さんの喜撰法師。
お酒も女も花も好き、という喜撰法師が花盛りの祗園で茶店の女にたわむれ踊る、というものですが、直前の忠臣蔵で仙石伯耆守をやっていた人と同人物とはおもえないくらい。

体格すら、偉丈夫から急になよやかになったの?と思わせるくらいの別人ぶり。
さすが、一流の役者ってこういうものなのね。


さいごの「らくだ」は死人にカンカンノウを踊らせるという有名なお話しで、まったくの浪花言葉の口語体、思い切り笑いました。
ラブリンこと愛之助の(←ちょっとファン)小悪党ぶりがまたお似合いなことといったら、、、
こういう役をやらせると絶品です。

翫雀の久六は、その浪花言葉、最高〜!!
「あきまへん、あきまへん」というせりふ、これ関西弁ネイティブでない私には絶対発音できません。

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心地よい興奮の余韻を残して南座をあとにします。
回りをみてもお着物の方が(男性も)多いのを見るのはなんだか楽しいですね。

京の住人になったからには、これからは毎年の年中行事に顔見世をくみこまなくては。
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帰りは辰巳稲荷のある新橋通を通って。
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ここはまことに風情のある通りなのですが、夜歩くことはほとんどないので、こんな風情を楽しみながら歩いて帰りました。

2011年12月12日 (月)

白沙村荘〜銀閣寺畔・関雪翁の夢の跡

観光客でにぎわう銀閣寺参道にありながら、一歩中へ入ると景色を独り占めできる(確率が高い)場所があります。

画家、橋本関雪翁が住まいとした白沙村荘がそれです。

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いつも前は通りすぎてしまうのですが、中へ入ったのはもう何十年ぶりでしょうか。

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紅葉の美しい季節でありながら、この宏大な(10000㎡)敷地内、ほとんど他の方をみかけませんでした。

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こちらは関雪翁が住居とした瑞米山と号する建物。

扁額がかかっていますが、漢文ゆえ、私にはさっぱり、、、、
関雪翁は漢籍への造詣が深かったそうですから、なるほどの扁額。

そういえば彼の絵画は中国の古典に題材をとったものが多いです。

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いったいどこのお寺かしら、、、と思うようなたたずまい、個人のお宅であったとは思えません。

敷地の東寄りには大きな池(芙蓉池)があるのですが、その池が見え隠れする道をいく趣向になっています。

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どんな侘び茶人がお住まいかしら、、、と思ってしまうような侘びた茅葺き門。

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視界がひらけると、池の向こうに関雪が、屏風など大型の作品を制作する場所であった存古楼。

内部は撮影できませんが、スコーンとなんにもない板張りの空間は、ちょっと体育館みたい。
絵を描くのに高い天井など、採光に工夫などあって、夏などは風邪が吹きぬける快適な空間であろうなあ、と思いました。
目の前は池、木々の緑、私のような凡夫でもなんだか画想がわいてきそうですわ。

こちらではクラシックのミニコンサートなどもひらかれると聞きました。
行ってみたいですね。

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当時、この銀閣寺参道あたりは田んぼが広がる田舎であったそうです。
ここに土を盛り、作庭、デザインもすべて関雪自身がされたとか。第1次完成が大正5年、以後順次土地を拡張していって、この広さになったそうです。


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さてもさても、野村得庵といい、藤田男爵といい、北村謹次郎といい、みなさんご自分で好みの庭を作る優れた才があったのですね、その財力に加えて。(うちらはどっちもないわ〜)

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四畳半茶室、問魚亭。
どちらかというと、待合いのような風情。

お茶をよくされたよね夫人のために、こちらには三つのお茶室がありましたが、残念なことに2年前、火事で憩寂庵と倚翠亭の二つの茶室が焼失してしまいました。
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けれども現在復旧工事がすすめられており、池の向こうに見えるビニールシートがその現場。
来年にはお披露目できるかもしれませんとのこと。


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太い竹の床柱。


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この庭には、お堂だってあるのです。
よね夫人の菩提を弔うために建てられたそうで、現在は関雪が蒐集した仏像のうち、鎌倉時代の地蔵尊がまつられています。

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お堂のまえにあった仏手柑。
もう、その季節か。

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また関雪は古い石造蒐集も熱心だったようで、平安時代の国東塔から鎌倉時代の板仏や五輪塔などあちこちにそれらが点在しているのですが、すごいのがこの鞍馬石の巨石、鬱勃縦横石(うつぼつじゅうおうせき)。

どこからもってきたんでしょうねえ。
繰り返しますが、石造物蒐集も、野村得庵、藤田男爵、北村謹次郎と共通しますわね。
そんなに惹かれるものがあるのでしょうかしら???

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池の奥にはこれまた蒐集物の羅漢さまたちが、ひっそりと。

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ここは嵯峨野あたりの廃寺かしら、、、いえいえ、一歩外に出ると観光客がいっぱいの場所なんです。


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東山を借景に、美しきかな。


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池にはこんなお客人も。


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改めて持仏堂をふりかえったところ。
墨染めの衣をまとった僧侶でもたっていたら絵になりますね。

最後に関雪の作品の展示室へ。
ここでは東北の旧家で発見された関雪の「赤壁の賦」の屏風一双がすばらしかった。

左双が蘇軾の赤壁の賦、右双がその風景を描いた絵(長江にに船をうかべて赤壁に遊ぶ、、、の図)。
(帰っておもわず赤壁の賦の復習をしましたわ)

こちらへ寄贈がきまっていたあとにあの震災、からくも難をのがれ、予定より早くこちらへ来たとか。
ほんとうに良かった。(この震災では多くの貴重な資料や古文書、美術品が失われたとききます)

さて、おなかがすいたら、白沙村荘の一部でもある、こちらのイタリアンレストランへ。


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NOANOAさんで、手打ちパスタランチを。
ここは私が学生の時からあるんですよ。


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つきあたりの洋風の建物は、関雪が西洋美術のコレクションを蔵するために作ったもので、これも有形文化財なんです。

さて、お腹が満たされたあとは、哲学の道をそぞろ歩いてお家へ帰ろう。

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さざんか、紅葉、、、


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イチョウ、、、(疏水の東側の道)


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そして、冬支度をすませた桜と、、、東山。

なんて美しい町なんだ、京都は。


2011年12月10日 (土)

工房いろ絵やの器展〜ギャラリーカフェうめぞの

バスやタクシーにのって東山を見ると、いつもすごいと思う光景があります。
フロントガラスに切り取られて、山の稜線がみえない景色はまるで町が、そそりたつ東山の裾にすっぽり抱かれているようにみえます。
ちょっと画像を細工してそれを再現してみました。

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(是非クリックで拡大してみて下さい)どうです?
すごいでしょ。
京都という町は、都会でありながらこんなすごい東山がすぐそばにあるんです。

さて、先日町家ショップらりぃ(本日で終了!)で行った洛北の工藝百職さんで、工房いろ絵やさんの小さな花器を買った記事を書きましたが、そこでいろ絵やさんの展示が洛中である、との情報をゲット。

早速でかけてきました。

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会場は新町蛸薬師西入ルのギャラリーカフェうめぞのさん。

素敵な町家カフェですわ。
ここでは抹茶ホットケーキとか和風スイーツが評判のようです。
昨年できたばかりだそうですが、早くもスイーツ女子のたまり場になりつつあるようでcoldsweats01


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こちらの2Fがギャラリーになっていて、いろ絵やさんのお二人(ご夫婦です)に初めてお目にかかりました。
あんな絵付けをされているのは、こんなお二人だったんだ、、、作品は人を表すというけれど、わかるような気がする。

実はいろ絵やさんの作品にであったのは昨年5月のこと。

西宮の某デパートの工芸品コーナーの一角で、なんともいえない味のある絵付けの小皿をみつけたのです。
絵は小指の先でかくれそうなくらい小さくて、そのモチーフが蟹だのイカだのカエルだの、、、しかもシンプルな筆でその特徴をよくつかんでいて、余白が美しいのです。(裏具さんの文具につながるようなものがあります)

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これはイカ。

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これは蟹。

展示会ではいままでに、このシリーズではなかったような大きさや形のものも見ることができました。
でも、いろ絵やさんの真骨頂は、大きめの器ではなく、小さい小皿だな、と思いました。

お手頃価格で購入したのはこちら。

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またまたうれしいコレクションが増えてしまいました。

13日までです。
和風スイーツとセットでおでかけいかがですか?


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寒くなって、紅葉が美しい、、、と思った瞬間、早くも落葉がはじまりましたね。

2011年12月 8日 (木)

炉を開く

文字通り、茶室の炉開きです。
かなり遅めながら。

先月初め、重さにつぶされそうになりながら炉用の畳にかえたのですが、炉はからのままでした。
先日おそまきながら、はじめて炉に灰をいれました。

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まずは炉に使う炭を初炭2セット+α、洗いました。
(洗わずにつかうと、炭の粉がいっぱい付着しているので火の粉がとんであぶない)


そしていよいよ、灰入れの準備を。

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というとご大層ですが、風炉の灰型とちがって、五徳、釜の高さをあわせるだけなのではるかに楽です。
参考にした本は淡交社の「灰と灰型」。
使用後の炭の始末、シーズンオフの手入れ方法までのっていて、お役立ちの本です。

しかし、、、意外と灰がたくさん要りますね。
わが家の五徳は鬼爪なので、ごつくて重い。

ですから、このくらいでいいだろうと五徳を炉におろすと、、、ズブズブ、、、っと灰の中に沈んでしまって全然高さがたりなくなってしまいます。

結局10kgくらいは使いました。

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しかし、でかい爪だなあ。
四方の灰の掻き上げはまだ未完成。
これはいよいよ炭をおく段階になって、湿し灰をまいて完成させる予定。
ちなみにうちの炉は土壁。

釜をかけてみます。

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柄杓をおいてみて高さ調整して完成。
(ほ、、ほんとは柄杓の合は落とさないといけないことにあとから気づく。恥!!)

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木地の炉縁をいれてみます。
小間なので、木地。塗物、蒔絵などは使わない約束です。
(小間はもともと侘びた茶室ゆえ)

これに炭をいれるのはまだ先になりそうですが、とりあえず準備はOK。


今日、かんたんな盆点てでおもてなしを。

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盆点てといえども、軸を掛け、花をいけるとちょっと雰囲気があらたまりますね。


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白侘助はわが家の。
照り葉は桜、近所の某所から夜中にこっそりいただいたもの。coldsweats01(よそのお家のじゃありませんよ)

京夕け 善哉(よきかな)〜ISO乙女会

ISOJIの乙女coldsweats02がつどいて、食べて飲んでしゃべって、、、、のISO乙女会、久々の開催でございます。

今回は残念ながら夢風庵様、風邪でダウンにつきご欠席。
(お大事に〜)

その代わり、といってはなんですが新しくおいでくださったのがkiremimi様。
今までにない希有な御人材でして、乙女会に新しい風を送ってくれそうです。
(他の方々にはお初でしたが、まったく自然にとけこんでいらっしゃいましたね)

さて、会場は夷川室町を少し上がったろうじの奥の町家です。

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こちらぽん様セレクトの京夕け・善哉(よきかな)さん。

先日、炉開きにいただく善哉は、一休禅師の「善哉此汁(よきかなこのしる)」の言葉から、という話をしていたので、「一休さんの言葉からとったお名前ですか?」と聞くと、そのとおりですとのこと。

しかし、知っていなければ入り口はさりげなさすぎて通り過ぎてしまいそうですね。


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すがすがしく水打ちされたろうじ。


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通されたお部屋は5名がおしゃべりするには、遠くもなく近くもなくちょうど良いサイズ(ホンダのCMじゃないわよ)。
籠の見立ての花入がすてき。
お軸は「松無古今色」。
今からお茶事の懐石をいただくような気分にさせてくれます。

しかも掘りごたつなので足もラクチン。
もてなしてくれた女将さんは若くてべっぴん。

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まずはそれぞれのお好みのお酒で乾杯。
私はこちらをセレクト。

「飯櫃(ぼんき)」という亀岡の丹山酒造のお酒。
ちょっぴりスイートで果実酒みたいなお酒です。
なんでもこちらの丹山酒造、社長が女性の杜氏さんなんだそうです。
いかにも女性らしいお酒で、私にぴったりcoldsweats01(おほほほ)


今回はメンバーにおめでたい話がいろいろあり、乾杯にも気合いが入ろうというもの。

お料理はとってもおいしくて、見た目もとても美しく、しっかり手間をかけている、という感じでした。
ただし、しゃべるのとアルコールとで、おいしかったという記憶はあるのですが、食材についてはちょっと記憶がとんでおります。coldsweats01
(どなたかおぼえていたら教えて〜)


全部ではありませんが、雪哉コースのいくつかを。

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こちら八寸。
海鼠、白和え、手鞠寿司、むかご、カラスミ、あとなにかの(←おいおい)ゼリーよせ。

目にもうれしい酒の肴じゃございませんこと。

むかごとカラスミは、茶事の八寸で山の物、海の物にすることができそうです。
参考になります。

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蒸し物。
なにかの(←coldsweats02)真蒸(しんじょう)。
おだしがおいしくて、汁まで完食。

この蓋の裏、雪月花の意匠がいいですねえ。
ちなみにこちらのお店、コースは雪哉、月哉、花哉と名前がついています。

こちらのご主人は祗園の料亭、鳥居本で修行されたとか。
まだお店は新しいのですが、かのタイヤ男本で星一つ獲得されているそうです。

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焼き物。
これ、最高においしかったわ〜。
西京漬けと菊花大根。
器がまた、私好み。

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京野菜の炊き合わせ。
海老芋と、堀川牛蒡。
堀川牛蒡ってほんと、やわらかいんですね。
これはちょっと感動モノでした。

ご飯はお櫃をおいといてくれますので、ついつい三杯飯をしてしまうという、、、、


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デザートは柚子釜。
中味はなんと葛豆腐。
とろとろと口触り抜群。


新メンバー様の新鮮なお話しもうかがいつつ、例の如くわれわれの年代の者しかわからんやろ的な話題でもりあがったのでありました。

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最後に記念撮影。

kiremimi様、ぽん様、みゅう様、花咲おばさん様、ありがとうございました。
夢風庵様も次回は是非。


2011年12月 6日 (火)

京都和菓子の会〜師走の京菓子の調べ

え〜、お茶屋の女将どす。
いえ、芸妓どす。

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ウソどす。coldsweats01

お出かけ先が南座ならぬ北座、じゃあ近くだし、、、、って縄手通りの、洋髪をとても上手に結って下さる美容室エメラルドによりまして、髪を作ってもらおうと。
いやあ〜ええ仕上がりやわあ。
われながらほれぼれ。(前からは、、、不問に、、、)


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南座は顔見世興業がもう始まっていて、杉の一枚板に役者の名前を勘亭流で書いた「まねき」があがっております。

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四条通をはさんで、お向かいにあるのが北座。

こちらもちゃんと纏があがっているでしょ。
で、「?」と、思われた方、そうなんです。北座はもう現存しません。

江戸時代、かつて京都にあった7つの芝居小屋のうち、明治まで残ったのは南座、北座だけだったそうです。
その北座も明治26年に廃止、それがあった場所がこちらなんです。


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破風もまったく南座そっくり。

でも、建物の川端通りに面するほうを見ると、、、

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そう、実はここは井筒八橋さんの本店なんです。

北座のゆかりで建てられた北座ビル、なかはレストランや茶寮、歌舞伎のミニミュージアムになっています。

この日、おじゃましたのはこの北座ビル。


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このように南座を少し見下ろすように見ることができる場所です。
南座はいつもまねきを下から見上げるばかりですので、これはめったに見られないアングルですよね。


「よき室礼の中で、よき和菓子を」のコンセプトで長年続けられている京都・和菓子の会、いつも楽しみで、皆勤をねらっております。

今回は主催中川様の体調のこともあり、こぢんまりと、和菓子もいつもの創作ではなくあるもので、ということだったのですが、ふたを開けてみれば大盛会でした。


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オープニングはフルート奏者、津田佐代子さんのバッハ・無伴奏フルートのためのパルティータ。

実は津田さん、ここの井筒八橋のお嬢様なんですよ〜。
とてもおきれいな方です。

少し前に、東北の被災した場所を巡る演奏会をされたそうですが、その時のことを思い出されて胸がつまったようなご様子、演奏されたのは「ふるさと」でした。

そのあとは、歌舞伎の芝居見物にちなんだ幕の内弁当をいただく。
(お食事付きの会は初めてのこころみ)

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それに佐々木酒造さん(「ハンチョウ」の男前の弟さん)がご持参のしぼりたて「古都」を一杯ずつちょうだいしました。
淡麗!lovely

今は寒仕込みの真っ最中でお忙しいとか。

先ほどの津田さんのお父上、井筒八つ橋の社長さんがおいでになって、八つ橋の起源や歴史、進化について熱く語られました。
京土産と言えば定番中の定番、八つ橋について、実は知っているようで全然知らなかったのですね。
おおいに勉強になりましたわ。

たとえば、「八つ橋」の名前の由来が、「伊勢物語にでてくる三河国八ツ橋の故事」という説と八橋検校の名に由来する説とがあって、井筒は後者説のため、八つ橋の缶にに描かれているのは琴。
そういえば聖護院八つ橋の缶はかきつばたと八つ橋で、こちらは三河説なんですね。

いつもなら、お店では売られていない創作和菓子を賞味するのですが、今回は創作ではない分、たっぷりとめしあがれ、ということでこんなにたくさん!

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すべて井筒八つ橋さんのもの。
特に右端の板状のお菓子は益壽糖というもので、蜂蜜、和三盆、八種の漢方をねりこんだという滋養菓子。
不思議なお味でしたよ。

さらに、、、


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太っ腹な井筒の社長さん、みなさまにこんなお持ち帰りのお菓子を大盤振る舞いしてくださりました。

これは南座の売店で購入できる、生八つ橋に小倉あんを包んで編笠模様に仕立てた銘菓「夕霧」ではありませんか。
近松が坂田藤十郎のために書いた「廓文章」にでてくる夕霧太夫が名前の由来。
編笠は太夫の恋人、藤屋伊左衛門のもつ笠をかたどったもの。
昭和22年に歌舞伎にちなんだお菓子を、と五代目さんが考案された物とか。

年末なので、楽しみの恒例の福引き。
それぞれの福が当たり、みなさま、ほっこり幸せな気分でおひらきです。


さて、せっかくですから、私はちょっと祗園〜門前町あたりを少しお散歩して帰ります。

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祗園のお店には早くも「福玉」がならんでいます。
舞妓さんが年末にお世話になったお茶屋をまわるときに、ご贔屓さんやお茶屋さんからもらうもので、なかには干支の人形など、縁起物がはいっているそうです。
除夜の鐘をきいてからあけるのが習わしとか。
一つ自分用に買ってみる?


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新橋通り。
この先にはかの有名な祗園と言えば、ここ、の辰巳稲荷があります。


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そして古美術、骨董のお店が軒をつらねる古門前、新門前通り。
ちょっと敷居が高いお店ばかりなんですけれどね。

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こちらはお香屋さんですが、良い雰囲気の建物です。


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鬼瓦や鍾馗さんをあつかっている瓦屋さんもあります。

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こんなりっぱなお家も。
観世流シテ方の名門、片山家。
当代(今年、九郎右衛門を襲名)は今の井上八千代さんの弟さんにあたります。

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草木染で有名な染司よしおかさん。

よしおかさんといえば、私は奈良東大寺・お水取りの「糊こぼし(修二会につかわれる和紙の椿)」のための、古代の染色技法で染めた和紙を毎年奉納されている、、、ということをすぐ思い浮かべます。


お店にディスプレーされたとりどりの透き通る絹のストールは、どれもやさしくてきれいな色。
みんなほしいなあ、、、というわけにもいかないので、この1枚を選びました。


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羽根のように軽くて、あたたかい。
刈安(青茅)と藍で染めたもの。

それから、、、

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吉岡さんのこちらの本。
「源氏物語」に沿って、吉岡さんが染めた襲の色が、見ているだけでも美しくため息もののうえ、各帖のダイジェストも読めるのです。

本屋でみるたびに買おうかどうしようか迷っていたのですが、


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吉岡さんのサインがあったので、即買っちゃいました。
(けっこうミーハーcoldsweats01


2011年12月 3日 (土)

錦秋〜大山崎山荘篇

この1年、季節毎に訪れているお気に入りの大山崎山荘美術館、昨年の紅葉の美しさが忘れられず、今年はデジイチ持参で。

(ちなみに春の山荘はこちらで)

駅からけっこうな坂道があるので、大山崎の駅(JR、阪急とも)から送迎バスがあるのですが、私は歩いて行くのが好き。
(10分ほどですよ)


こちらの山荘の説明はここに書きましたので、今日はまた、紅葉の画像のみをお楽しみ下さい。
ぼ〜っと見るだけでOKよ。


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入り口のトンネルをくぐったあたりからもうすでにこの焔色。

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春は枝垂れ桜が美しかった広場から、山荘美術館を見上げる。

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ここは市内のような混雑は一まったくありません。
ひとり静かに錦秋に向き合えます。
もちろん、お友達と感動をシェアするのもいいですね。


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建物の入り口付近は、楓だけでなく、ドウダンツツジもすごいのです。

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借景の山の色づきは浅く、手前の紅葉とのコントラストが美しい。


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この山荘の庭園には石蕗(つわぶき)がたくさん植わっていたんだ、と確認。


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美術館の二階のテラスから、はるかにのぞむ木津川、桂川、宇治川合流ポイントのスペクタクル。

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川の土手には色づいた桜の並木も見えます。

ここは、春も絶景、秋も絶景。
ちなみにこの景色を楽しみながらビールも飲めますことよ。(だって正式名はアサヒビール大山崎山荘美術館だもの)happy01

そしてこのテラスから下をのぞきこむと、、、

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わあ〜、紅葉の海だ、赤の洪水だ!


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美術館でのただいまの展示は「大山崎山荘のおもてなし〜利休・モネのみたてた大茶会」。

かたや茶人と言うだけでなくあらゆる芸術のコンダクター、利休。
かたや西洋絵画・印象派の騎手、モネ。

かれらが現代にいて、山荘所有の美術品から茶会のために選ぶとしたらどんなものなのか?
という仮想茶会の道具組を展示。

やはり、ルーシー・リーの青い茶碗(利休が選んだことになっている)は光っているな。


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吹き寄せ。

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ニシキギの紅葉も美しい。


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落ち葉をふみしめて歩くもまた楽し。

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落ち葉を一枚、ひろって本にはさむもまたゆかし。

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紅葉の向こうに、これから迎える厳しい冬を耐え抜く覚悟の桜のつぼみも。

四季折々、それぞれの美しい顔を持つこの山荘。
今度は雪化粧の姿を見てみたいな。


  *   *   *

さて、山荘ではビールとかるいおつまみは食べられますが、お腹が減ったときには阪急駅前のこちらなんかどうでしょう。
(ちなみに駅のほんの周辺以外にはお店はありません)

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古民家を改修したカフェレストラン、Hermit Green Cafe

くーちゃんさんのブログで教えていただきました。

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このお値段で?
と思うくらいのお値段で、プチコースが楽しめます。

この日は寒かったせいかすいていましたが、いつもは人気なので予約してから行く方が無難なんだそうです。


2011年12月 2日 (金)

風散歩・町家ショップらりぃ〜洛北編

京町家・風の会主催の町家ショップらりぃ(町家ショップ4軒のスタンプをあつめて、最後の店で景品をゲット)、1巡目の景品としてまんまとプロの陶芸家(といってもマスターのお父上なんだが)のミルクピッチャー
を手に入れたわたくし、いよいよ2巡目に突入いたしました。

今回は効率よくまわろうと、お店が固まっている洛北エリアねらい。

堀川の北山通りよりさらに北、上賀茂神社にほどちかいエリアになりますので、この際こちらにも行っておこう。

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高麗美術館。

朝鮮白磁を世に紹介した浅川兄弟のことを教えてもらったのがこちらでした。

とてもこぢんまりと、アットホームな美術館です。

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現在の展示は「朝鮮陶磁の美」。
朝鮮青磁、白磁、粉青沙器(粉引、刷毛目、三島などが)、鉄絵などなど。
私、白磁はなんとなく本物の李朝白磁か現代のレプリカかはわかるんですが、青磁の方はさっぱりわかりません。
中国の青磁に比べて好きか?といわれるとなんとも、、、、


さてさて、美術館をあとにして玄以通を西へ。


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ここにはらりぃ参加の町家ショップが2件並んでいます。

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まずは以前もおじゃましたことのあるバウムクーヘンのお店、ズーセス・ヴェゲトゥスさん。

こちらのお店のバウムクーヘンそっくりのフェルトのオブジェがかわいい。
カフェコーナーもできて、一服できるようになりました。

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こちらではプレーンのバウムクーヘンと左のケーゼゲベック(チーズの焼き菓子)を。
バウムクーヘンのおいしさもさることながら、このケーゼゲベックのスパイシーでおいしいこと!

ワインのお供に、と書いてありましたがワインより、ビールもってこ〜い!というおいしさ、といえばわかるかしら。
すっかり気に入ってしまいました。

こちら、ご主人は女性なんですが、ドイツで菓子職人のマイスターの称号をもらってはるんですよ。
厨房で、火の前なので少し上気したお顔でにこやかに、バウムクーヘンを焼いているお姿が印象的でした。


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お隣はパン屋さんのbread house BAMBOO

こちらはご夫婦でやっていらして、ご主人が奥の厨房でパン生地を練っておられるのを、店舗からすぐ近くで拝見できます。

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こぢんまりしたお店なのに、パンの種類がすごくたくさんあるので、選ぶのに苦労しました。
お腹のサイズには限りもあるし。
で、チョイスしたのはこちらのパン。

、、、、で、1日でお腹の中に全部おさまってしまいましたが。


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さて、ここから玄以通りを一筋南に下がって東へいくと、みごとな連棟の町家があらわれます。

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まずは町家ギャラリーricoさんへ。

こちらはいつもは作家物の器とかおいてはるのですが、この日はプリザーブドフラワー展開催中。

プリザーブドフラワーは枯れなくて、しかもドライフラワーのようにかさかさでなく、みずみずしいのが特徴。
、、、、でもやっぱり花は枯れるからよい、、と思うので、私はちょっと苦手。

なので、木の実がメインのこちらを購入しました。

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その次は1軒おいたおとなりの手しごとの店・工藝百職さん。

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このお店。

しぇるのお気に入りの店! に認定いたしました!


(って、なんの権威もありませんがcoldsweats01

まず、織屋建の町家の建物がすばらしい!!


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これは奥の間から庭をのぞんだところ。
左手は大きな水屋がみえているとおり走り庭です。

実は数年前来たときには、ここは別のお店がはいっていました。
表のミセの間しか入れなかったので、奥がこんなにすばらしいとは知らなかった。

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採光のための高い天井。


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火袋フェチにはたまらん走り庭!現役ですよ。


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ええなあ〜このタイルの流し。


さて、次においてある物が私のツボのはまりすぎてこわい!

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京都伝統工芸の技を受け継ぐ若手職人集団・京都匠塾の作品をメインに、庶民が昔から作り、使いしてきた伝統的な手仕事作品を展示販売。

たとえば、竹で編んだ籠やザル、木彫のコーヒーカップやカトラリー、粉引の器、軟質ガラス器、箒など。

どれもナチュラルだけれど「用の美」も。
私の大好きな奈良の中川政七商店のものもあるんですよ。


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お店のディスプレーもまたセンス抜群。
こういう空間ってだ〜い好き。
いつまでもここに座っていたいなあ、、、


ところで、ここを知ったのは、コレクションしている工房いろ絵やさんの作品があると聞いたから。
実際思った以上の収穫があり、笑みがとまりません。

いろ絵やさんのは今までは小皿中心に集めてきましたが、今回こんなかわいい花器をゲット。

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いろ絵やさんはご夫婦で作陶されていて、イカや海老、カエルといったモチーフはご主人が、小さな花はマイセンで絵付けの修行をされた奥様が担当されているとか。

とするとこれは奥様の作品ですね。

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反対の面はアザミです。

そして、こちらでらりぃ4軒目、いただいた景品です。happy02


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らりぃ、12月10日までですよ〜。