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2011年8月28日 (日)

おぢさんと猫のファンタジー(?)

とある大きな古い京町家におぢさんが猫と暮らしている。
猫は白黒のブチで、おん歳24歳。
人間ならばとうに100歳越え。
P1120851

数年前、おぢさんは奥さんを急な病で亡くした。
奥さんのかわいがっていた猫はしばらく遺影の前をはなれなかった、という。

ある朝、おぢさんの枕元で「おとうさん。」と奥さんの声が。

びっくりしてとびおきてよく見ると、朝ご飯の催促をする猫だった。

歯もいささか抜けて、鳴き声も明瞭ではないので、
またおぢさんの奥さんへの思いからの空耳であろうが、猫も
10年生きると猫又になるというし、もしかしたらうっかり人語を話してしまったのかもしれない。

目も薄く濁って、爪も引っ込めることができす出しっぱなし。
顎の毛がよごれているのも毛づくろいに熱心でなくなったせいだろう。

それでも、風のよく通る町家の通り庭、三和土の上を歩き、バケツにたまった水を飲み、
扇風機がつくる陰の中でまるまったり、時折お客さんがくればチェックにでてくる。

ゆるゆると、残り少ない、いとしい時間を生きている。

おぢさんが外出から帰ってくると玄関にちんまりすわって、きっと「おかえり」と言うにちがいない。

P1120864
え?
24歳?!
じゃあ、14歳のうちはまだ、ぴちぴちやん!

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コメント

かわいっcat
ぴちぴちですね、確かに。
うるうるきていたら、最後にぴちぴちさんを拝見できて和みました。
猫の強みは、年齢不詳というより年を重ねても永遠に小さくて可愛い点だと思うんです。
フケないですよね~。

「祗園守」、気になっていました。白い色だと思っていなかった拝見できてうれしかったです。lovely

ちょきた様

最初にご訂正。
この文中の白木槿はご近所の一重の木槿なので、祗園守りじゃないんです。
そちらの方は8/24の記事に写真アップしています。
全然おもむきちがいます。若干ハデすぎな花でした。

そうです、そうです、年取っても猫はしわもよらないし、愛らしさもかわりませんよね。一番に運動機能の低下で老化がくるようです。
この猫ちゃんのお話は実話です。最近であった猫ちゃんです。
24歳は私が知る限り最高齢。
飼い主のおぢさんがまたよい人なの。
ほんまにこんないい話、あるんだなあ、、、、とこの日はとても気分がよかった。

すいませんでした、無精をしました、雨にぬれて、まるで花火みたいな(こういう花火あるじゃないですか?)だな、て思ってみていました。つい便乗してコメントしてしまいました(coldsweats01

そっか…物語のようでどっちかしらと思っていました。
温かいど切ないみたいなお話ですね。

ところで自慢したいことがあります。
うちの猫、今日ハシゴを自分で下から3段まで登れたんですよ!!もうヒヤヒヤですよ。
主人に自慢したら、そんなことがニュースだなんて情けないなぁって言ってました。

ちょきた様

あ、ちゃんと見て下さってたんですね。
そう、あれが祗園守りです。
まあ、なんといっても名前に惚れました。

3段ハシゴを!
運動機能も問題ないようですね。
よくぞそこまで、、、
ところで自力で降りられましたか?coldsweats01

ほんと、ぴちぴち美にゃんcatheart02
うちの娘も同い年くらいに黒にゃんです。障子を駆け登るくらいの元気者が、近頃は白髪が出、動きが緩慢に…。でも近頃よくしゃべるので、20年越えられたら化猫になれるよ、と励ましていますconfident

ぴお様

確かに歳をとると、なき方に微妙なニュアンスがでますね。
友人のとこの猫は「ごはん」「おいしい」としゃべるらしいですcoldsweats01
階段の上り下りは緩慢になりましたが、ご飯の時だけはハイスピードです。(笑)
うちはもともと白っぽいので目立ちませんが、くろちゃんは歳をとると白髪がでるようですね。お互いに20歳越えをめざすよう励ましましょう!?

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