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2011年3月28日 (月)

粟田口・粟田神社

粟田口は京の七口の一つと言われ、都への東の入り口だったのですが、今でも蹴上げのあたりは「粟田口」とよばれます。
そして粟田口といえば、名前が有名な割にはどこにあるのかよく知らなかった粟田神社、デビューいたしました。

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気付いたのは蹴上げの都ホテルの方へ三条通を歩いていて、この鳥居をみつけたから。

献灯に記された名前はけっこう有名どころがおおいです。

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京焼では最古(かもしれない)といわれる粟田焼はこのあたりで発祥したようです。
粟田で修行された青木木米さんのお家もこのあたりにあったようですし。

岡崎村で蓮月焼を手びねりしていた蓮月尼さんも、粟田で焼いていたそうです。

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鳥居をくぐっても、民家が続いてあれ〜?どこ?
と思っていましたら、その奥にありました、三の鳥居。

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ここから少し坂をのぼります。
最後ちょっと息切れ。

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「もう一息じゃ。がんばれ!」

と、神馬さん。


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ほ〜う、やっと登り切ったら名残の梅が。
他に人っ子ひとりいません。
静かな境内です。


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いやあ、この眺めがええわあ。


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大文字もぎりぎり見えるこの角度。

あとでいろいろ調べたのですが、粟田神社は平安時代からの長い歴史のある神社だったのですね。
祇園御霊会とも関係が深く、御祭神は祇園社と同じく素戔嗚尊。

実際、室町時代には祇園御霊会が行われなかったときは、粟田神社の祭礼をもってして代えたそうです。

神社のHPをみると、体育の日の粟田大祭では神幸祭、還幸祭などもあり、剣鉾もでるなど、プチ祇園祭ですねえ。

でもなにより惹かれたのは、7月の最後の土曜日、神社内がけっこう大規模な納涼ビアガーデンになるってことなんです!lovely
これは手帳にメモメモ、、、ですよ!


静かな境内をゆっくり見ていきます。

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おや、信三郎さんがこんなところに。


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絵馬所にこんな額があがっていました。

「昭和15年4月1日」に神社に奉納された狂言の記録のようです。

茂山千五郎、七五三(しめ)、の名前を発見。
年号からいって数代前の千五郎さんと七五三さんのようです。
なんだかすごいなあ。

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またこちらにはこんな場所も。

「光格天皇御胞衣(えな=胎盤)之松」。

多分この御幣の場所に天皇さんが生まれたときの胎盤を埋めたのでしょう。

(昔は赤ちゃんが生まれた後、胎盤を地中に埋める習慣がありました。最初にその上をまたいだものが苦手なものになる、という民間伝承もあります。たとえば、猫が大嫌いな人に「お前のえなの上を猫が最初にまたいだな。」とからかう感じで。)

光格天皇は孝明天皇、皇女和宮のおじいさんにあたりますから、現在の皇統の直系なんですねえ。
なんだかこれもすごい。

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いくつかある摂社、末社をまわりまして、神宮道に降りていきました。
ここに小学校があるなあ、、、と思って見ていると、まあ、こんな町並みになじむ素敵な校門の白川小学校だったのですね。


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ところがところが、この小学校、この3月に閉校してしまったのです。
学校の統廃合で。

なんだかとても残念weep


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数軒お隣は御菓子司吉水園さん。

彩りのきれいな一口半生菓子、「京おんな」が有名です。
またもやお散歩コースに上生菓子屋さんを見つけてしまった!

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いただいた御菓子はどれももう桜の意匠で。

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コメント

粟田神社は以前行ってみましたが ほとんど人がいなかったです。京都にもこのように旅行客もいない静かな場所があると発見でした。
神社を独り占めした気分でした。
白川校の門の横の店を以前は時々お邪魔しておりました。

やはり京都は小高い山に囲まれた盆地で、
ここに都を作った先達の知恵を感じます。

このいい眺めを見ながらひょっとするとあの辺りが
先日しぇるさんとお会いした好日居さんじゃないかと
なぞっておりますのよっ!・・・笑

ひいらぎ様

このような京の隠れ名所はたくさんあるのでしょう。
これを発見して楽しめるのも京都暮らしの醍醐味かもしれません。
あんまり人には教えたくない場所もありますwink

ヘルブラウ様

たしかに、たしかに。
好日居あたりが写っていますね。
あの中からピンポイントでみつけるのは困難ですが、あのあたり、と思うだけで楽しくなってきます。
京都に移って、ますます歌心が刺激されることが多いので、ますます淡青の五七五へ乱入しますわよ!

おはようございます、しぇる様

粟田神社の大祭、剣鉾は見事ですよ~!!
まさに、祇園さんと同じく、剣鉾が大祭の前の日など、各町にて居祭も行われています。
マンション一階だったり、町家の会所だったりと、時節柄か艶々したお蜜柑たっぷりと一緒にお祭りされています。
ご自宅のお近くにもございますかも。

いけこ様

あら〜、、、そうだったんですか。
知らないことばかりで。
これは秋が楽しみですね。
(ビアガーデンばかりに目が行っていたことをいたく反省coldsweats01
あのとき、なにげに鳥居をみつけて粟田神社へ行ってよかった!
それにしても、いけこ様、よくご存じで〜happy02

えなの話ですが・・・

兵庫県宍粟の辺はいまだに
うめるそうですよ。
友人のおばあちゃんから
数年前に
おききました。

あまね様

ええっ?!coldsweats02そうなんですか〜?
びっくり。

友人が公立宍粟総合病院でお産したのですが、さすがに病院ではそれはしなかったようですcoldsweats01

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