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2011年2月 7日 (月)

鞍馬口通り〜紫野あたり

ちょっと北の方に行く用事があったので、出かけたついでに、最近話題のお店がいろいろできているといううわさの鞍馬口を散策。

大徳寺前から大徳寺通りを南下いたします。
するとこんなお寺が。

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雲林院。

名前はお能の演目にあるので知ってはいましたが、ほんまにあったんですねえ、こんなところに。

一時は僧正遍昭がおられたとかで、こんな歌碑もありました。


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   あまつかぜ 雲のかよひじ ふきとぢよ
        をとめのすがた しばしとどめむ

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現在の姿は狭くて、ちゃんとしたお寺の体裁をとっていませんが、庭の蝋梅が満開で、あたりに良い匂いをただよわせていました。

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このあたり「紫式部通り」、、、、だそうです(ほんとか?)

紫式部がこの雲林院あたりで生まれ育ったそうなので。
紫野〜紫式部とよばれるようになったとも。
源氏物語のなかにも「雲林院」の名はでてくるようです。

さらに南下すると右手に建勲神社のこんもりとした森が。


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このあたりの細い道沿いにはけっこう町家がたくさん残っています。
売家もあれば貸家の看板がかかっているところもあり、セカンドハウスに持ちたいものですわね〜、、、お金があれば、、、、coldsweats01

やっと鞍馬口通りにでました。
西に歩いて行くと、おお、わらび餅がおいしいと評判の茶洛さんはこちらでしたか!

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かつて俵屋旅館のウェルカムスイーツはこちらのわらび餅だったと聞きます。(現在は俵屋オリジナルのわらび餅)

さて、まずはお昼の腹ごしらえはこちらで。

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スガマチ食堂さん。

こちらも古い町家を改修したお店。


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カウンターもあり、お一人様でもくつろげる雰囲気です。

まわりのお客さんの会話を聞くともなく聞くと、どうもご近所の奥さん方がおおいようですね。
鞍馬口通りはいわゆる観光スポットではないので、それほど観光客ばかりがおしかける、、、ということがないのもいいですね。ジモティ様御用達って感じが。

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こちら日替わり定食。

おしゃれな店にありがちな体裁だけ、というお料理と違って、しっかり腰をすえて料理してあるなあ、と思いました。
どれもハーブやスパイスがよくきいていて、私こういうの大好き!
特にゴボウのお料理とおからのサラダの味付けはもう、感激もののおいしさでしたわ。
量も私にはちょうどよく、ここはまた行きたい!

契約猟師さんがとってくるジビエ(野生動物の肉)なんかもいただけるそうですよ。

さて、デザートはこちらで。

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こちらは有名ですね。
さらさ西陣

昭和初期の銭湯を改修したものですが、当時のままのマジョリカタイルのなんとすばらしいこと。
うわさには聞いていましたが、実物見るとまた感動です。

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こちらは入り口〜番台〜脱衣場だったところでしょう。

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まんなかの白い壁はかつては男湯、女湯の仕切りだったはず。

それにしても当時こういう懲り方を一般の銭湯がしていた、、、なんていうのは驚きです。


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このタイル1枚でもほしいくらい美しい。
こんな銭湯に通えたなんて、ここのご近所さんはかつてとても幸せだったでしょうね。

銭湯としての役目を終えてもつぶされずに、レストランカフェになって、またちがう方法で人が集い、タイルの美しさを楽しめるようになったのはよかったです。

近所にはいまも現役の、やはりタイルの美しい船岡温泉があったはずですが、地図をもっていなかったので、場所がわからず残念。
まあどっちみち、昼間っから知らない土地の銭湯の中にはよう入りませんが、、、。

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いただいたのは、こちら、森のケーキというクリスマスプディングみたいなケーキ。
これがまた大きくて、普通カフェで供されるケーキのゆうに3倍はありそう。
(完食無理でした、、、、)

勘定書がわりの丸いプレート、これ脱衣場の鍵なんかについている番号札を連想させておもわずにっこり。

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そのお隣は最近できた唐紙の工房、かみ添さん。
(写真はお向かいの家ばかりが写り込んで失敗ですsad

京唐紙で有名な唐長さんで修行されたかたが、古典的な版木ではなく、オリジナルやもともと版木ではなかったものを利用して作られる紙のアートの数々。

こちらのお店にはポストカードやレターセットなどおいてありますが、襖や壁紙、屏風などの注文に応じた誂えもしておられるようです。

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ちなみに私が買ったのはポストカードですが、右の2枚は印度更紗の版木(右:胡粉刷、中:雲母刷)、左の赤いのはオリジナルの版木によるものです。
唐長の古典柄も大好きですが、こういうさりげない感じのモダンな柄も使いやすそう。


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ならびの角っこにあるのは、お蕎麦がおいしいと評判のかね井さん。
ここには左、鞍馬口通、右、智恵光院通の手作りとおぼしきプレートが。

どこをとっても京都の地名、、、ついにんまりしてしまいました。
京都暮らしの実感happy01うふふ。

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コメント

鞍馬口通は学生時代最初に住んだところです。新町の方でしたけど。その後2回生の時に大徳寺へ。
通っていたお風呂屋さんは普通のタイルでした。残念。

茶洛でわらび餅を買って、スガマチ食堂でお昼いただいたあと、さらさ西陣でデザートは定番コースです。

惜しい!
かね井さんから100mほど西へ歩いたら、船岡温泉です。
タイルの量ではさらさですけど、船岡温泉は天井や彫刻がスゴイ。ちょっとキッチュな取り合わせも必見です。

学生時代、紫野は紫野でも、泉堂町に住まいしておりました。私もお風呂屋さんは普通のタイル(笑)。

どこの通りも北大路までは下がっても、そこから下がることはあまりなく…。
久しぶりに歩いてみたくなりましたshoe

思わず、このならびにお稽古にいっておりますもので・・・。
毎週茶洛さんなどの前を通ります。そしてさらさ西陣さんは、いつも定休日です。


鞍馬口通りは車で良く走っています。
さらさ西陣一度入ってみたかった処です。
自転車で走っておられるのですかsign03
もう少し暖かくなったら自転車で隅々散策されるでしょうね。note

こんなタイルのお風呂屋さん、お風呂に入ってみたかった!
無知で恥ずかしいのですが、紫野って「あかねさす紫野ゆきしめのゆき…」の紫野なのですか? 額田王を思い出しました。

楽しいお散歩をなさいましたね。京都は一つの課題で目的地に向かうと、また別の課題が生まれます。雲林院の前を通ると、大鏡の書き出し〝さいつころ雲林院の菩提講〟を思い出します。古文の本には、うりんいんと振り仮名がありましたが、今はうんりんいんのようですね。
昔船岡温泉と藤森湯(さらさ西陣)をはしごする遊びをしました。一軒20分と限って真冬の重ね着を脱着脱着。船岡温泉には開くのを待って一番に入ったのに、なぜかおばあさんたちが既にお湯につかっていました。露天風呂もありました。藤森湯にはタイルの印象しかありません。その後急いで将軍塚に上り、西山に夕日の沈むのを見ました。

夢風庵様

あら、定番のデートコースをいっちゃったわけなんですね〜。
残念ながらデートではなくお一人様でしたが。
茶洛のわらび餅は今度の夏、ゲットしにいきます。さすがにこの寒さではわらび餅に食指が動かなくて。

ぽん様

このあたりのかつてのジモティでいらっしゃいましたね!さすが船岡温泉も何度も行かれているのでしょうね。
20年ほど前、大学の研究室に銭湯愛好会なるものがあって、ここのうわさはよくでていました。当時は全然興味なかったんですが、今思えばあのころから有名だったのね〜。

花雪宙様

あら、このあたりにご縁のある方がこんなにおられるとは!花雪宙様もそうだったんですね。
鞍馬口通りは生活道路、、、っていう感じが良いです。観光客にしても、静かにディープに(?)京都を愛している観光客しかこないところもハイスコアですわ。

もちや様

ブログで多分このあたりのお稽古場においでだろうなあ、、と思っていましたが、まさに鞍馬口通りだったんですね!
さらさ西陣がお休みの時とは残念。また別の曜日にスガマチ食堂などといっしょにごいっしょしたいですわ。

凡蔵母さん様

ちょっとこの寒さでは自転車をこぐ根性がありませんで、、、。もっぱら市バスと歩きで京巡りです。
車だと、駐車場状況の悪い京都では、かえってあちこちよれませんね。一度徒歩かバイクのときに。一見の価値はありますよ。(京都の人になんで説教たれてんねん、、、って感じですね)

yuchi様

なんでこのあたりが紫野とよばれるのかは知りませんが、額田王の方は近江大津京の話なのでこことは関係ないようです。
なんでこんな銭湯がいにしえの都にあるのか不可解。でも当時は最先端のデザインだったんでしょうねえ。京都人はけっこう新しもん好きなんですなあ。

Mariko Ishii様

私も「うりんいん」と習った記憶があります。古典の世界がそのままではないにしろ、現世に残っているのが京都巡りの楽しさでもありますね。
貴著「京都が好き!」を拝読いたしまして、Ishii様の「京都遊び」、いいな〜と思っていました。船岡温泉もお遊びの場所だったんですね。そのころ京都にいたら、絶対参加していたのに〜!!
ちょっとまねして鴨川にパンを持っていこうかと思っていますのhappy01

しぇるさま
えっ!鞍馬口辺りにいらっしゃったのは昨日(7日)ですか?私、7日の午後0時半から40分ぐらいに、この辺を自転車で走ってましたわ。そして、茶洛さんが知らん間に改装されていたのに驚いていたところでした(昨年暮れには変わってなかったと思うけど)。ニアミスですね?かみ添さんの扉に写っているのは私かと思いました(よう見たらおじさんでした)。鞍馬口通を堀川の方から来て、もちや様のブログでおなじみのト○ソ���○でパンを買うつもりで行ったのですが、月曜は定休日でした。
建勲神社のこんもりした森は船岡山では?
かね井さんの横の道を下って行くと賀茂の斎院跡、斎王代が葵祭りの前に下鴨神社と共に参詣して献茶される櫟谷七野神社もありますので、また、行ってみてください(常は何もありませんけど)。

 う~ん素敵なお店だけど、何だか肉気が欲しい気がします。
 けど野生動物が父が捕まえてくるのがトラウマで苦手ですが…。

 銭湯…子どものとき母の実家(長島なので温泉がでるのです)では銭湯が常識でした、自宅に風呂はあるのですが、今でも家族総出で銭湯にいくのが常識みたいです。
 夕方、その排水を流す時間があり、当時飼っている猫のノミ(昔ってノミいて当たり前なのかその家だけだったのか?分からないですが)を温泉の湯で洗った記憶があります。
 それは無茶でしょうか?

京鹿の子様

残念ながら7日ではありませんでした。このあたりが京鹿の子様のホームグランドなのでしょうか。静かでいいところですね。
櫟谷七野神社、初めて名前を聞きましたので、勉強させていただきました。京都にはまだまだこんなかくれた見所があるので、ゆっくり時間をかけてまわりたいと思います。楽しみですわ。

ちょきた様

日替わりメニューは3種類から選べて、お肉もありましたので、大丈夫ですよ〜。

昔の猫はノミも耳ダニも寄生虫も、なんでもいるのが普通でしたから、温泉の残り湯で洗ってもらっていた猫はいい迷惑、、、じゃなくて、幸せ者ですね!coldsweats01

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