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2011年2月12日 (土)

京都でお茶の稽古始動〜大炉の後炭

ひっこしのどさくさで一時中断していたお茶のお稽古を再開いたしました。

京都で。

なにしろ茶道の大本山みたいな京都でお稽古するのは、特別、という感じがしますし、憧れでもありました。

茶道に関わる工芸や建築、料理(懐石)に到るまで、その発達度と普遍性において、京都以上の場所はありませんもの。

町をあるけばお寺にあたり、そこには必ずといっていいほどお茶室があり、そのどこかしらで月釜も毎日おこなわれている、そんな町も京都ならではでしょう。

常々思うのですが、茶道を嗜んで京都を歩けば、全く知らないでいるよりはるかに多くの楽しみが待っているような気がします。

さて、このたびご縁がありまして、新しい先生に師事することになりました。

不思議なご縁と言えば不思議、必然と言えば必然、なにより家から歩いていけなくもない距離、というのが忙しいこの身にはありがたい。

さて、、、、
新しい先生はキビシイです。
なので以前のように気軽に写真を撮ったりできませんので、画像がございません。
お辞儀の仕方一つ、足運びの仕方一つ、めちゃめちゃ直されました。
一体いままでなにやってたんでしょうねえ。
ちょっと楽しいばかりのお茶に流れていたかな、とまた気持ちをひきしめ仕切り直しです。

でも、以前よりずっとなごやかなんですよ、というお弟子さんの言葉をきいて、以前はどんなんやったんや、、、と想像してみるだにちょっとコワイ。coldsweats01

3ヶ月ほどルーチンのお稽古はしていませんでしたから、しばらくはリハビリ稽古です。
この日は茶筅荘りと大蓋の逆勝手薄茶を。

そして生まれて初めて(おおげさか?)大炉の、しかも後炭を見ることができました。

そもそも大炉のお点前なんて見たことなかったし、後炭は普通の本勝手でも滅多にしないからよくわかっていないし、、、で、きわめて珍しいものを見させていただいたことになります。

雪輪瓦の向こうに炭を組んで、炭斗のかわりに焙烙を。
羽根の使い方も、灰の撒き方も、ややこしくていっぺんには覚えられんなあ、、、。
しかも大炉は2月だけですからねえ。おぼえたころにはまた来年、、、で、すっかり頭もリセットされて白紙からスタート、、ですねえ、きっとsad

お稽古場によっては電熱器の炉で、炭点前をさせてもらえないところもあるようですので、以前の教室も含め、私はめぐまれているかもしれません。
しかし、炭の組方ひとつ、自分でするのはなんとも心もとなく、こんなんでお茶事するつもりなのか、とちょっとへこみましたdespair

でもがんばるわ。
時間がちょっとタイトだけど。

あんまり画像がないのも寂しいので、わが家の床の間の写真を。


P1090136

母にもらった軸の中で、季節にぴったりのものがあったので掛けてみました。

「心与梅花一様清」

心と梅の花は同じように清らかである、、、という意味でしょうか。

(人与梅花一様清という漢詩はあるようです)

P1090137

近くの花屋さんに売れ残っていた(?)サンシュユを生けてみました。
(赤い実のほうは名前がわかりません。)

梅と言えば夢風庵様せんだっていただいた紅白咲き分けの梅の苔玉、白い方がもうすっかり開花しました。

P1090140

とてもすがすがしい良い香りです。
清の心でありたいですね。

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京都でお茶の稽古始動〜大炉の後炭を参照しているブログ:

コメント

清水公照さんの書かなあ
「心与梅花一様清」とも読めますね
心清らかとは清浄心でしょうか

野中の清水様

早速のご指摘ありがとうございます。
確かに祥ではなくて、様のようです。
中国語のサイトにこの詩があったので、「様」の中国式略字を「祥」と間違えたようです。
ちょっとおかしいなあ、、、とは思っていたのですがcoldsweats01
筆者はメジャーではないのですが、郷里、岡山の書家、二宮柏龍さんという方です。しらべてみてもあまり資料がなく、昭和前半のころの方だと思います。
梅ほど「清冽」という言葉が似合う花はありません。心もかくありたし、ですが俗人にはなかなか到達できぬ境地、せめて目標として。

わたしも大炉はお稽古経験がございません。
でもさぶい時期ならではのご馳走ですね~
またお話し、きかせてください。

お軸といいお花といい、清清しいお床ですね。但馬はこんこんと雪が降り続いていますが、それでも、たまの晴れ間の日差しは春の気配が感じられるようになりました。
厳しい先生の下での新しいお茶の稽古、しぇるさま、気合十分ですね。先生のお言葉の一端でもご紹介して頂けたらと、ご指導のお裾分けを期待しています。

しぇる様
お茶の稽古はどうされているだろうかと思っていました。
ご縁があったのですね。どうやって探されたのですか?
私は未だに見つかっていません。
大炉の点前をしていただけるところってめったにないと思います。
しぇる様の神戸の先生の所に行きたいと思っていたくらいですのに京都で見つかったのですね。

いい雰囲気のお床ですね。
私、大炉には恵まれてきたのですが、大炉を開けてないお社中も多いときいています。でも実際に自分でお点前しないと、テキストを見るだけではあの大きさは実感が湧かない。(特に手が短いもので、苦労してます。)
また新しい世界が開けますね。

あ、咲きましたね。
花が終われば外に出してくださいとのことでした。
日光と気温の変化。そうすればまた来年花が咲いてくれるそうです。

あまね様

大炉の上に大蓋でしたので、蓋を開けるとたっぷりのお湯が、もうもうと湯気をあげてなによりのごちそうでした。(お稽古場、さぶいのでよけいにcoldsweats01

そらいろつばめ様

梅の枝がほしかったのですが、花屋さんでは、お正月のうちに売り切れてしまったそうです。
でもサンシュユは地味ですが、春の初めを感じさせるので好きです。
またおいおい、お稽古のお話をさせていただきますね。ああ、でもついていけるかしら〜???

ひいらぎ様

いろいろとご縁が複数方向からありまして。
しかもたまたま自宅の近くだったんです。
ほんとにいきなり大炉なのでびっくりです。
2月は逆勝手で頭の体操、とは思っていたのですが、それはできて当たり前、みたいな感じの大炉でした。冷や汗もんでした。

yuchi様

もう大炉はご経験済みでしたか。
それはいいですね〜。
ほんとにあれは釜の中心と炉の中心が一致していないので、すごい違和感がありますね。
釜の蓋を切る方向にもとまどってしまいました。
教えていただく先生がかわると、細かい点でやはり違うので、頭と体のリセットが必要なところもあります。この歳で、、、と思うとつらいこともありますが、まあぼちぼちと、、。

夢風庵様

ご教示、ありがとうございます。
花が終わったら、外へ、ですね。
今度は紅梅が咲くのが楽しみです。
そろそろ京都の梅めぐりもしないといけませんね〜。

しぇる様
先生が見つかってよかったです。
私は未だに見つかりません。もう少し時間をかけたいと思っています。いつか相談に乗っていただきたいくらいです。地味な先生が希望なのです。茶事や花月があり 内に向けてして下さる先生。

ところで多分お宅から自転車で行けると思うところで古川町商店街の中の花やさんは茶花を置いています。ここは某朝粥の店も買っているようです。また銀閣寺交差点近くの花やにも置いています。
祇園の白川の2本位?北のところの花やさんも置いています。
書いていて羨ましいです。私の住んでいるところでは茶花は置いていません。京都に買いにいきます。

ひいらぎ様

100%を求めるのは不可能だと思いますが、時間をかけて後悔のない師匠を選びをなさってくださいませ。

そうですか〜。
古川町の花屋ならよく知っていますが、茶花があるとは気付かなかった。ありがとうございます。あそこならすぐ行けるので今後どんどん利用させていただきましょう!happy02

 ご無沙汰しております。
お母様から届いたたくさんのお茶道具、片付きましたか?
このお軸も素敵!!いろいろため息がでますわ!

 京都で良い先生とご縁があったみたいで、良かったですね。
お稽古事は続けないと、私みたいに右から左に忘れてしまいますし・・・(笑)
 大炉、私も一度だけ経験しただけです。
 確か、宇治の対鳳庵にもあったかと・・・・今頃行けば、かかっているかも知れません。

このお花、サンシュユという名なのですね!とても可愛い。
花器もとても素敵です。

外はきっと白い世界・・・しぇるさんの和の佇まいに柔らかい春の訪れが見えるような気がします。

紅白咲き分けの梅!
こんなに可愛い小さい世界に・・・
上手に咲き分けられるなんて♪
接ぎ木?の技ってすばらしいですね!

花咲おばさん様

おひさしぶりです〜。
その後、おめでたいお話は着々とすすまれているようでなによりです。
宇治の対鳳庵、市立なのに大炉まであるんですか。侮れませんなあ、宇治市。
お茶のお稽古を子育ての後、再開したとき、帛紗さばきひとつ覚えていないことに愕然としました。ましてや記憶力の減退著しい現在、はたしてどこまでいけるか、、、?挑戦です。
今年もまた御所の桜の下でお目にかかりましょう!

nnya様

ありがとうございます。
サンシュユは茶花として今の季節よく使われるんですよ。地味だけれど好きな花です。
ガラスの花器、よくぞ言ってくれました!ガラス作家さんのものなのですが、形、色に一目惚れして衝動買いしたものなんですぅ〜。
和の花にも洋の花にも合うので気に入っております。
梅の咲き分け、やっぱり接ぎ木ですよね。私も初めて見ましたわ。

新しい環境でのお稽古、楽しくもあり緊張もありですね。日本文化が生活の身近にある京都でお稽古するのは本当に恵まれているように思います。灰や炭は茶道では奥義のような大切な事であります。
自分も京都の先生にはかなり厳しく教えを受けました。

ご自宅のお床の室礼、素敵ですね。まさに今のですね。ガラス器の花入れに春を告げる花、まさに
「水ぬるむ春」を思い出せてくれます。

赤い実は、今の季節ならアオキのように見えますが。
桜の開花予想も出され、JR東海のCMも桜バージョンになり、心急く季節になりました。
以前大山崎山荘の項で、他の季節や桜はどうかしらとお書きになっていましたが、枝垂れが一、二本だけあったと思います。
それよりも二階のテラスから見られる背割堤の桜並木がお花見になります。
また、三川合流の辺は利休が堺に下る船を幽斎と織部が見送ったことを思い出させます。
山荘まで徒歩でおいでになったのは本当に驚き!
私は朝一番で待庵を拝観し、座ってバスに乗るために阪急の駅まで戻ったのですから。
帰りは長岡天神で竹の子を食べて、花より…となりました。
今日は春を思わせる陽気でした。

はじめまして。ももと申します。
実は私も前々から、いつか京都で暮らしたいと思っていました。薮内流のお茶を習っている中でお茶の歴史ある大本山でありますし、京都であらゆる面から美しいものを見ておきたいと思うのです。
でも実際、なかなか他県から働きながら京都で職探しをするのが難しいです。今北陸に住んでいます。
でも人生は一度きり、やりたいことはやり遂げたいです。

nageire様

nageire様にお見せするのは恥ずかしいのですが、とにかく投げ入れは実践していかないことには。お花も季節季節でどんどんかわっていくので、おいつきません、、、coldsweats02
多少ネジのゆるんでいた私には、きびしい先生は良い薬になっています。厳しく教えていただく、ということはありがたいことだと、今はよくわかります。

Mariko Ishii様

先日は、大忙しの京都を十分楽しまれたことでしょう。予定をおききしただけで、目が廻りそうでしたが。
春の大山崎山荘もさすがに制覇しておられるのですね。よい情報をいただきました。これは桜の季節、是非まいります。足には少々自信があったのですが、過信してエライ目にあった友人もいますので、今度からはほどほどに、バスを待ちますわ。

私も最初アオキかな、と思ったのですが、花のつきかた、葉っぱがどうもちがうようです。多分、洋花だと思います。ちゃんと名前を聞いて買うべきでした。反省。

もも様

はじめまして。
お茶をなさっておられるのなら、なおさら京都移住は魅力的かと思います。
おいくつくらいのかたなのか、わかりませんが、お若い方ならまだまだ仕事も含めて移住のチャンスはあるでしょうね。実際友人のなかには、今までのキャリアを放り投げて京都に移住し、新たな仕事を立ち上げた方もおられます。つまるところ、そこまでするだけの魅力を自分で感じるかどうかなのかもしれません。
私は通勤は遠くなったとはいえ、仕事場はかわらないのでラッキーでしたが、それでも移住するにはたいそうなバトルはあったんですよ〜。
みんながみんな、希望通りにいくわけではないので、無責任なことはいえませんが、念ずれば通ず、です。

大山崎山荘のこと

以前、大山崎山荘の件でコメントしようと思って、出しそびれていたのですが、Mariko Ishii様のコメントで思い出しましたので失礼して一言。私が行くのは、いつもゴールデンウイークの頃なので、桜の時期には行ったことがないのですが、テラスから見えるお庭や登って来る山道の所々に名残の山櫻がありました。また、以前お花見の時期に八幡の背割堤から反対に大山崎山荘の辺りを見あげたら、ピンクの霞がほんのりかかっていましたので咲いてるんやなあと思っていましたが。
春にいらっしゃるのでしたら、聴竹居の公開に合わせていらっしゃるのもおもしろいかも知れませんね。新緑の季節も素敵です。

京鹿子様

ますます桜の頃の大山崎山荘、行きたくなりました。(もう手帳に日程をメモっています)
聴竹居はTVの「美の京都遺産」で見ました。けれど山荘の近くとだけで、場所がわからないんですよね。見学予約をしたら教えてくれるのかな。しかもブログアップ禁止なんだそうですcoldsweats02知る人ぞ知る、ですね。

昨年の春に大山崎山荘+聴竹居の両方を見学できる企画があったのですが、あれは昨年だけだったのかな?
予約すれば、地図を送ってくれるようですよ。

京鹿子様

建築関係の方がやはり団体で申し込まれるのが多いようですね。今年のはまだでていないようです。どうなんでしょうね。

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