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2011年1月31日 (月)

町家でちくちく

京町家・風の会さん主宰の町家で「ぬいっこごっこ」に参加して参りました。

当日は頬も切れるようなつめた〜い風が吹き、雪もちらほら。

そうでなくても底冷えの京都なのに、例年にない寒さに町家はどんなに寒かろう、、、、と覚悟しておでかけ。

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場所は上七軒ちかくのみつばち舎さん。
織屋建の町家です。
こちらで着物やお裁縫を愛して和やかにお暮らしのみつばちさんに、今回は指導していただきます。

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もと織屋だっただけに玄関の間の天井がとても高くて、びっくり。(玄関から天井が高い町家はめずらしいそうです。by あまね様)

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走りもとの三和土はそのまま活用されているし、レトロなタイルの流しはなんだかとても懐かしい感じ。

ちゃんと現役で使われている、こういう普通のお家の町家のお台所(大きな商家のは見たことありますけどね)を見せていただいたのは初めて。

三和土は冬寒いでしょうねえ、、、(実際寒かった)と聞くと「寒いですよ〜。」というご返事。
なのにこのスタイルで住んでおられるのだから、寒さごときにはまけない魅力があるのね、町家には。

さて、今回作るのはこれ!


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スーパーサ○ヤ人じゃありませんよ。
彼はたまたまモデルになっただけで、そのはいているモノです。

着物の上からはける水屋袴というもの。

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みつばちさんが着用されるとこんな感じです。(着物の上にはいておられます)

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こんな風にけっこう足を開いても裾がわれないので、家事や防寒にお役立ち。
でもなんといっても、これを着用すれば着物で自転車にのれる!というのが高ポイントです。

そう、着物で自転車、、、、京都巡りになんて似つかわしいlovely、、、、という妄想あこがれをいだき、これは縫い方をマスターせねば!と。


もちろん、実寸で縫い上げるのは短時間では無理ですのでミニチュアを作って、その構造を知ろう、という試みです。

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縫い上げるのはこれ。
ちなみに左はしのは例のスーパーサ○ヤ人が着用していたモノ。

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材料も用意していただいて、早速ちくちく。

だてに10年以上キルトをしていたわけではありません。(えっへん)
縫うのは早いですよ〜(えっへん)

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少人数でテーブルを囲んでの作業なので、みなさん手だけではなく口もよう動かしました。
若いお母さん、その赤ちゃんといっしょにちくちく。
つい自分の子育ての時を思い出しちゃいますね〜。
皆様、たのもしいお母さん方です。


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右足と左足の部分の縫い付け方がミソですね。
これがうまくバランスがとれれば大成功です。


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でもあいまにちょっと休憩。
おお!!
これはあの京都和菓子の会ででた虎屋さんの非売品の羊羹千里の風ではありませぬか!(非売品ではありませんでした。ただし赤坂店でしか手に入らないそうです。)

和菓子の会主宰の中川典子様からの差し入れとか。
やった〜!
この微妙な寅の模様がすてきなの。そしてとてもおいしい。

おやつをいただいたあとはラストスパートで紐をつけて完成!


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しかもこのミニチュア、用がすんだらばらして、二枚合わせると巾着に再利用できますよ〜、紐も利用して。とのこと。
わあ、これもエコかしら。

このあとはしばしおしゃべり。
着物生活を楽しまれ、お裁縫だいすきなみつばちさんの独創的な作品を次々みせていただく。

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このスツールは、みつばち舎でときどき開かれる落語会用の椅子なのですが、、、、


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ひっくり返すとこんなん。
アイデアですねえ。
もちろんカバーはみつばちさん手作り。

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こちら手ぬぐいを利用した巾着。
これを籠に入れると、、、

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まあ、おしゃれheart01

飽きたら糸を切ってしまえばもとの手ぬぐいにもどっちゃう、というのがミソ。


なんだかんだでわいわいおしゃべりを楽しんで、ふと思うとそんなに寒さを感じないことに気付く。

ホットカーペットとストーブ一つなのにね。
(走りもととの間の戸を開けるとさ〜っと寒いけど。)

ちゃんと建てられた町家はそんなふうにできているのかしら。
住んでおられる方の暖かさのせいでしょうか。
とても居心地の良い町家のおうちでした。

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町家でちくちくを参照しているブログ:

コメント

すごい行動ですねえ。
目が悪い私は縫い物はだめですが 知り合いに同じものを雨用に作ってもらいました。
雨コートの下につけますので 着物は濡れないことになります。まだ使ったことはありませんが。
布は軽い防水のかかったものです。
携帯用の雨コートの生地と同じだと思います。
便利かもしれませんよ。

ご参加いただいて、おぉきにでした。

ぬいぬいごっこは、杏さん中心にゆるゆる
続けていこうと考えております。
らく~にべべを着てみよう!とか、
べべ着て遊びに行こう!とか、
要らんようになったもん交換会とか…
どうぞ、せいだい来てくださいまし。

ふたつだけ、誤解があってはいけませんので、
訂正させてください。
1)表の間が天井高いのは織屋建の特徴では
ありません(機場は、ぬいぬいしたお部屋)。
あれはあの家の特徴で、私でも今までに2軒
くらいしか存じません。
2)羊羹はコラボではのうて、虎屋さん独自の
ものです。非売品でもありません。
ただ、赤坂店でのみ扱いがあります。

一旦フィギィアにびっくりしましたが…。
なるほどですね。

どれも凄くかわいいですhappy01
そもそも <みつばち舎>なんて、かわいすぎですし。

で三和土、よくテレビや小説に登場するヤツ?ですよね。
さ…寒そうですやはり…。

水屋袴ってどんな風な構造になっているか気になっていましたが、ああ、こうなんですね。これはいいなぁ。

ひいらぎ様

ブログにはのせませんでしたが、表が防水布、裏が木綿、しかも股の間にまちがつけてあって雨の日に便利な巻きスカートみたいなものも、みつばちさん、作っておられました。ただしこれは裏をきれいにつけるのに自信がなく、自分ではちょっと作れないかも、、、、

あまね様

お世話になりました。ありがとうございます。
あんなゆ〜るい集まり、けっこう楽しいですね。1人で平均年齢おしあげてましたがcoldsweats01
縫い物も大好きなので、また杏さんにいろいろ教えてもらいたいです。
あまね様からチェックがはいるかな〜と思ってたところ、やはり間違ってましたね。ご指摘ありがとうございます。速攻修正しておきました!

ちょきた様

三和土、、、寒いです。まじで。
でも床を気にせずに笊の水切りなどできるし、少々野菜くずがおちても気にならないので、やはり三和土でないと、という主婦もおられるのです。
みつばち舎のみつばちさん(杏さん)、ほんにかわいいお方ですのよ〜。

yuchi様

この水屋袴作るのに一番の難関は、ミシンを引っ張り出す事だと思われます。coldsweats01でも今月中には実物大のものを完成させたいと思っています。

ちょきたさまのコメント「で三和土、よくテレビや小説に登場するヤツですよね?さ・・・寒そうです・・・」す、すみません。私、ダイドコが三和土の家に今も住んでます、、、。おまけに、天井は吹き抜けの火袋になっているので、確かに寒いですpenguin。親戚が家に来るときは厚着して来ます。でも、慣れというか、長年住んでいると、これが当たり前のようになって、結構寒さに強くなってるみたいです。今、私がお茶のお稽古に通っているお茶室も築150年とか。もちろん障子一枚ですき間風がスースー。先生も社中の皆さんも寒くて耐えられないとおっしゃってますが、私はそれほど寒いと感じないのは、日頃の鍛練のおかげでしょうか。

すみません。先程コメントした名無しの権兵は私です。

京鹿の子様

まあ、京鹿の子さんも町家にお住まいですか。
この日集まられた若いお母さん方もみなさん、三和土のはしりもとのある町家にわざわざ越してお住まいの町家loveの方々でした。
私は寒さにほんとに弱いので、早々に町家暮らしはあきらめましたが、皆さん寒さも魅力と感じる京暮らしをされているようでまぶしいです。
それにしてもこの冬は寒かったですsad

しぇるさま

町屋ではなく仕舞屋です。
それも、住みたくて引っ越した家ではなく、祖父の代からの家なので、マンションか何かもっと便利な家に引っ越したいと思っていたのですが、京都ブロガーさんのブログを読んでいたら、このままで、改築した方が良いのか迷っています。もちろん、三和土のはしりにはしませんが。

京鹿の子様

仕舞屋ですか、失礼いたしました。
友人の一人に先祖からのお家にいろいろな事情で住まざるをえなくなった方がおられます。
最初建て替えるつもりが、住んでいるうちに住み心地がよくなったのか、ちょっと改装しただけでそのまま住まれています。
伝統的な古い家は、実は日本人にはとてもなじむ住まいなんだと思います。
三和土も「京都町家暮らし」の大村しげさんが、ザルの水切りが思い切りできるから三和土はすてられない、といっておられましたよ。

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