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2010年12月26日 (日)

年末の町めぐり

いつも洛外(=旧・岡崎村)で生活の大半をすごしているもので、憶良じゃないけれど、「天ざかる鄙に いつとし住ひつつ 都の風習(てぶり)忘らえに けり」そうですわ。(ようするに田舎くさくなるってことね)

これではイケナイ、、、と思ったわけではありませんが、たまっていた用事をすませがてら、あれこれお買い物などをしようと洛中へ。

まずは年末の賑わいの錦市場の風景を。

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流通システムのすすんだ現在において、錦の存在価値はどこにあるのかというと、、、行き着く先は観光資源なのかな、と思ってしまうのですが、日ごろここで普通のお買い物をしている京都人ってどのくらいおられるのでしょう。

、、、と言いつつ、有次の包丁(嫁いだ娘用)を年末に娘と買いにこなくちゃ、と思うのでありました。

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寺町を北上しまして、御池の手前、伊藤組紐店さん。
真田紐をはじめ、茶入の仕覆の紐や帯締め、ストラップなどもとめられるし、誂え注文もできるのです。

実は2年前、金沢で買った加賀刺繍の帯留めに合う帯締めを、買いに行こうと思いながらなかなか行けなかったのです。
やっと行くことができました。
三分紐を買ったのですが、帯締めとしては破格のお安さ。
あれこれ色々な色を揃えたくなるぢゃありませんか!
茶席に帯留めはNGなのでかろうじて自制しております。

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まあ、季節物ですので、これ締められるのは来年の秋ですね。

寺町のスマート珈琲は、やっぱり行列ができていたのでスルーして、、、
あら、ここにもお茶のルピシアが。


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広くてきれいで、品揃えも多く、フレーバーティーなど選ぶのも楽しい。
ただ残念なことに付属のティールームがないのよね〜。


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寺町と言えば学生の頃からおなじみの鳩居堂さん。
茶道具から書道の道具、香道の道具、紙料までみているだけで楽しい。
いつかは筆で手紙などをしたためるのが夢。(まあ、筆ペンにてこずっているようじゃあねぇ、、、、)

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一番お安い煉香「梅ヶ香」を。
お正月玄関あたりにくゆらせてみようかと。
(ホンマは早く茶室の炉中で焚きたいのですがね。)

御池を越えて寺町をなお北上すると、なじみのエリア。

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その筋の本の品揃えがすごい三月書房
どの筋かって?
う〜む、一言で説明はむつかしい。
しいて言えば芸術が好きで、日本文化が好きで、京都好きなら一日立ち読みしても飽きないかも。(お店の人には大迷惑ですが)
ちなみにお隣は大好物、「福だるま」がある舩はしや総本店。


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こちら三月書房さんのお向かいのグランピエ丁子屋さん。
昔二条通りにあって、りっぱな町家だったのですが、壊されて移転されました。(壊されたあとは未だに空き地)
けれども今度のお店も雰囲気のある町家なんです。

こちらは李朝家具も扱っておられます。
コーヒーテーブル用に小盤を買いました。よく見る12角形のものは京畿道タイプですが、今回もとめたのは四角い羅州盤とよばれるタイプのもの。


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さらに北上すると、和の紙料ならなんでもそろう紙司・柿本さん。
昔、娘が小学校に入学したとき、お道具箱に貼る和紙を買いにきたことが思い出されます。

ここまでくれば忘れちゃならないのが一保堂さん。

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大学でお茶をやっていたときに、使う抹茶はいつもこちらのでした。
茶経の包装紙もとてもいいですよね。

さて、三条河原町で用事があったため、南東に向かって歩きます。まあ、まっすぐではなくフラフラよりみちしながら。


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押小路を歩いていると、あら、こんなところに町家レストラン(ちなみに「さらさmange」さん)が、、、、と思って通り過ぎるとき、、、


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このろうじは、、、、
なんだかいろいろな京都ブロガーさんの記事で見たことのあるような、、、


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danger
PATISSERIE Salon de the m.s.hはここかあ、、、、

(エム・エス・アッシュね。フランス語ざます)

というので、ちょっと甘いものも欲しかったので、こちらでエネルギー補給。


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麩屋ロール。
お店が麩屋町にあるのも確かなんですが、生クリームの中に生麩が入っているのです!
あの食感が意外とクリームにあうのですね。
あとリンゴのジブーストにも限りなく後ろ髪をひかれながら、お店をあとに。(最近引っ越しで減った体重がまたリバウンドで、、、despair


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河原町を越えたところで、あ〜こんなところにあったんだ、酢屋さん
龍馬が投宿したことで有名で、今でも二階で開催中の龍馬展に足を運ぶ人は多いようです。
本業は銘木屋さん、ちなみに京都和菓子の会主宰の中川典子様のご実家でもあります。


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お花屋さんの店頭では仏手柑が。
最近お正月飾りにこれを使うのをよく見るなあ、、、と思っていたのですが、末広がりが縁起が良いと、昔から商家では飾られていたとか。
ちなみにそのままではまずくて食べられないそうです。砂糖漬けにするか、もっぱら観賞用。
それにしてもええお値段してますねえ。


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最後に三条大橋西詰の内藤商店さんへ。
以前に買った棕櫚の棒タワシがいたんできたので、新しいのを買いに行かないとなあと、朝、通勤のバスからいつも眺めてはそう思っていました。(このお店は私が出勤する8時前にもう開けてはるんです!)


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やっと新しいのを買うことができました。
1本は台所用に。
もう1本はいけこ様から教えてもらって、足袋の洗濯用に。

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年末の町めぐりを参照しているブログ:

コメント

以前四条あたりに住んでる方が、錦は観光客が多すぎて買い物しにくいので、大丸か高島屋で食料品買ってるとおっしゃってましたね。
私もたまにお気に入りのお惣菜を買いに立ち寄るのですが、ぐったり疲れる時があります。

レジでチンのスーパー形式より、お魚なんかはお店で食べ方・料理法なんかを聞きながら買い物するのが好きです。

m.s.h、中庭が感じ良くないですか。
ここに行くと突き当り1軒で日当たり良ければ、これくらいの路地奥でもいいかなって感じします。

今回、しぇるさんが徘徊されたエリアは、京都滞在中、私がウロウロしているのと同じエリア。年末、錦市場でスレ違うカモ!

なつかしい~(涙)。
福岡への帰省帰りに、初詣がてらちょっと京都に寄ろうと思っていますが、また人多いんだろうなぁ。九州が故郷の私は、棒だらとか、関西ならでは?のお正月の食材が珍しくて、実家に買って帰ってました。
西陣の神馬さんのおせちを一度お願いしたら、めちゃめちゃ美味しかったですよ~。

夢風庵様

錦より規模ははるかに小さいですが、近所の古川町商店街、出町の枡形商店街などがんばっているところもありますよね。
こういう地域密着型の商店街はいいなあ。

m.s.h.中庭はたしかに良い感じでしたよ。たださぶいのでさすがに、、、coldsweats01
一軒ろうじは贅沢ですよ〜!私はあこがれちゃうな〜。(車はいよいよおけないけど)

S&Y様

、、、、ということは、また今年も年末年始は京都でおすごしなのですね。
錦あたりはS&Y様のホームグラウンドでしたよねえ。
また錦をどのように活用されておられるのか教えて下さいませ。
私は雰囲気を楽しみこそすれ、あまり買いたいと思う物はないのです。
食料品はもっぱらデパ地下を愛用しとりますし。

それでは京都でよいお正月をおむかえください。

ちゃみ様

私にはまだものめずらしい京都ですが、ちゃみ様にはもはや懐かしい京都なんですね。是非初詣は途中下車してください!
棒鱈は私も京都に来るまでしらなんだし、白味噌の雑煮もしらなんだ。
おけそくさんも星つきさんも(いずれもお餅の種類)しらなんだ。
正月こそは京都の庶民文化の真髄が堪能できますよね。
あ、そういうのを編集であつかってはったんですよね。
うちは今年、初めて近所の仕出し屋さんにおせち、たのんでみました。お味のほどは、、、またのちほどご報告いたします。

錦市場については、雑誌などで詳しく報道されていますが、あまり皆さんご存知ない錦市場の楽しみ方というと、(一部拙ブログにも書いたことがありますが)、真夜中の錦、夜明け前の錦、早朝の錦を歩く、というのがあります。これは、錦市場に限らないのですが、時間帯を変えるだけで、京都という街の表情も随分変わってみえますからオススメですよ!

お久ー、
うぁ~、すでに京都通って感じのお店のご紹介、
なるほどなるほどメモメモでっせ・・・笑

新居で初めて迎えるお正月なんですねぇ~、

早々ですがどうぞいいお正月を!、
そして来る年に幸多かれと願います。

歳末の京都の街歩き、楽しいものですね。
やはり新旧それぞれの素敵なものやお店が沢山ありますよね。やはり良いですよね~~うらやましいです。
今年も残りあとわずかですね。
そして良き新年をお迎えくださいね。

S&Y様

いろいろ言いながら今日も錦へ行ってきました。もっぱら年末の賑わいを楽しむために。やはりたいそうな人出でした。観光客もジモティとおぼしき方も。

>真夜中の錦、夜明け前の錦、早朝の錦を歩く、、

これはご近所にお住まいの方なら、、の楽しみでしょうね。

ヘルブラウ様

いやまだまだ京都・若葉マークどっせ。
どうも住んでしまうと自分のテリトリーの中をぐるぐるしてばかりで、、、
京都人が嵐山や金閣寺へ行ったことがない、、というのもうなづけますわ。

ヘル様もどうぞよいお年をおむかえください。
また駄句でコメントさせていただきますね〜bleah

Ein gutens neues Jahr!

nageire様

こちらこそたくさんのすてきな投げ入れをみせていただき感謝です。
やっと投げ入れが似合う和室のある家を手に入れましたので、およばずながらお手本にさせていただきます。
来年もよろしくお願いいたしますね!

仏手柑4200円というのは一山の値段ですよね。東京では一枝に三個ついた枝が2100円でした。昔京都の料亭の正月飾りが済んだのをもらって刻んで砂糖煮にし(男性整髪料の香りがする)チョコレートをかけて私のカフェで売っておりました!お写真では仏手柑の下にヒカゲノカズラらしきものが見えますね。裏千家の正月飾りでも(写真を)見たことがあります。円山公園の平野家(知恩院に近い方)では元日から大広間に見事なヒカゲノカズラが飾ってあります。ここと同じく元日からあいている奥嵯峨の平野屋の店の前の飾りもなかなかです。甘酒のみも可。

Mariko Ishii様

いえいえ、おそろしいことに4200円は一つのお値段だと思います。そのかわり観賞用のすばらしく大きい仏手柑なので、まあこんなものかと。とても自分で買おうとは思いませんがcoldsweats01
気づきませんでしたが、よ〜く写真をみてみたら日陰のようですね。私もどこかでお正月に飾っているのを見たことがあります。なんでも正月最初の卯の日に飾るそうで、古くからのならわしのようです。
花屋さんでもこういう学習ができるのは楽しいです。
そうそう、砂糖漬けの仏手柑、いちどかけらのみ食べました。あまり小さくて味がわかりませんでした。それのチョコがけ、きいただけでそそられますね〜。

思いがけなく仏手柑が沢山手に入り、バレンタインとは関係なくチョコレートがけを作りました。
もしご興味がありましたら12日、
①午前11時半頃ブルーパロットにMKで降り乗りしたり
②一条大宮ヴューロジで12時過ぎに若い女性と食事をしたり
③午後二時半頃北山通りのアルファベットで関美穂子の版画を見たり
している姥女に声をかけて下さればお渡しできます。
これを読んでニセのしぇる様が現われるといけないので、唐長の名刺を持っているかと聞きます。

Mariko Ishii様

まあ!!
なんて残念!!
私、、、私、、土曜日は仕事で大阪なんです〜!crying
今回はお目にかかれませんが、また日曜にでも、このあたりに来られる機会があれば、是非ご連絡をくださいませ。(唐長の名刺、持ってまいります)
仏手柑のことで覚えていてくださって、とてもうれしいです。
2月の京都、楽しまれますように!

今回は(今回も)猫に留守番させての日帰り弾丸ツアーなので、日曜に変更はできず、残念。ショコラとてもおいしく出来たのに…。
次回は日曜も含めて四月か五月に。もたもたしていると、ニセしぇるがニセ唐長作るかもしれません。
拙著お読み下さったとのこと、有難うございます。

Mariko Ishii様

え?!
それだけまわって日帰り弾丸ツアーなんですか?
あいかわらず(ご本からの推測ですけど)すごい行動力ですね。
ああ、仏手柑ショコラ、、、今回は幻でしたwobbly
唐長の名刺用紙はそれなりのお値段なので、ニセモノを作るなら、ちょっとコストパフォーマンスが悪そうです。

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