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2010年9月12日 (日)

岡崎界隈〜未来の散歩をイメージして

京都、岡崎界隈。

引っ越ししたら、きっとすてきな散歩道になる、、、、という視点で景色を切り取ってみました。


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おお、いきなりこんなところに松琴亭の襖が、、、、
ではなくて、某信金のトレードマーク。

以前はこれを見るとドイツ・バイエルン州の旗(BMWのシンボルにも使われていますね)を連想していましたが、最近では松琴亭ですなあ。coldsweats01

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最近丸太町南側、東天王町の近くにできたドイツパンのお店、「ベッカライ・ペルケオ」。


ベッカライ=パン屋さんですが、ペルケオというのは知ってるぞ。

ちょっと古い人なら知っている、王子と町娘の結ばれない恋をえがいた戯曲「アルトハイデルベルグ」にでてくる居酒屋の名前。
王子がその不自由な身分を忘れ、学生時代の一時、楽しい時代をすごした場所。
(もともとペルケオはワインの樽を守っている神様の名前。)

20年ほど前に、わざわざ行ったもんなあ、ドイツ・ハイデルベルグ市にあるこの居酒屋。
両替計算をまちがえて、えらく高額のチップをボーイさんにあげちゃった思い出が、、、

(訂正:あれからちょっと調べてみましたが、私の記憶違いがいくつか。なにせ30年近く前の話でして、、、
居酒屋の名前はペルケオではなくて、ローターオクセン、そしてペルケオの人形があった、、、そうです。ちなみにペルケオはハイデルベルク城のワインの樽をまもっていた道化師で、のちに守り神のようにいわれるようになった、そうです。)


店の看板にアルトハイデルベルグの文字もありますので、これはまちがいなく、あのペルケオです。
入らないわけにはいきません。


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ドイツパンはこんな感じ。
フランスやイギリスのパンと比べると酸味がきいて、ちょっと無骨な感じでしょうか。

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オーナーさんはハイデルベルグでパン作りの修行をされ、マイスターの称号を得られたとか。
本格的です。
ドイツ的パンってどれ?と聞いてもとめたパン。
飾り気のない素朴なところがドイツっぽい。塩味がきいています。何も付けずにいただくのにぴったり。
そうだ、ワインにも合いそう。(私は日本酒党ですけどcoldsweats01

近くなので、いつでも買いに行ける、よいパン屋さんを見つけましたわ。
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以前、京都に住んでいたときから知ってはいたのですが、入ったことのなかった熊野神社近くの骨董屋さん、ブルーパロット

今回ちょっと欲しいモノがあって初めてはいったら、、、、、びっくり!
こんなに奥が深いお店で、こんなにいろんな種類の骨董が、、、、アンティークの焼物、漆器、振り子時計、ガラス、家具などなど。


オーナーさんご夫婦も職人、という感じですてきな方たちでした。
これなら骨董ハンティングに門前通りまで行かなくても、お散歩がてらのぞけます。

お目当てのものは残念ながらなかったのですが、新しいお宝の山を見つけました。うふwink

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その少し西の細い道を南にはいると、学生の頃からあるJAZZ SPOT YAMATOYA。
まだ、健在なんだ。
ジャズのなんたるかも知らず、格好だけで聴いていた若かりし頃、ここの2階で難しい顔をしてモダンジャズをきくのがひと頃ブームだったのよねえ。
でもいまだに何枚かのジャズアルバムはまだ手元に残っています。(青春の忘れ物)

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三条通の町家のお店。良い風情です。
ここの家に入れ子になっている駐車場。こんなにせまいのに、上手に駐車されるところを目撃!
すばらしいドライビングテクニック!
しかし、ドアをあけるのがちょっと大変。


平安神宮の南、白川沿いの小径はお気に入りなんだけれど、この日はこんな景色を目撃!

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川のなかで犬を泳がせるおじさん。
わんこはぜえぜえいいながら、がんばって流れに逆らって泳いでいます。
けなげ。
これって犬は喜んでいるのだろうか?迷惑しているんだろうか?
でも、これもすてきなお散歩中の景色にはちがいない。

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ふりかえれば、いつもやたらでかくてやたらはでな平安神宮の大鳥居。

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疏水がみやこめっせをぐるっとめぐるあたり、ここの景色もなかなかいいんです。
ちょうどカーブになったあたり、水の流れがやや急で、流れに逆らって泳ぐ小魚たちをみていると、見飽きない。

陽も少しくれてきて、良い風が吹くので、ここの柵にもたれてしばしぼ〜っと。
これも幸せな時間です。

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仁王門通りをはさんで疏水の向かいにある観世会館
(写真は藤井有隣館です。観世会館と長い間誤解してたようです。京鹿の子様、ご指摘ありがとうございました)
学生時代、初めてここでお能を見ました。

茶道の足運びはもともと能の仕舞の足運びだったと聞いたことがあります。
さらに茶道具の銘は能楽の演目からとったものも多く、その知識がたくさんあればもっと楽しめるというもの。

日曜日にも公演があるようですので、近くですからたまには行ってみよう。

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工事中。元に何が立っていたか記憶にありません。
しかし、これ、いまは葉っぱばかりですが、知る人ぞ知る見事な垂れ桜のスポット。
細見美術館の少し北です。
以前、書き込みコメントで教えていただきました。
来春が楽しみです。

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疏水べり、創業300年の京漆器の象彦さん。

すごくシンプルな外観なので、今まで何度見過ごしてきたことか。
暖簾だけでなんとかわかるような。
廻りの景色にとけこんで、扱う商品には自信があるとさりげない感じが、さすが京の老舗。

実はずっと手に入れたい物があって、こちらにあると聞いたのです。

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菊彫り、溜め塗りの菓子器。
特別出演の御菓子は亀屋良長さんの麩菓子、「京半月・月見柄」。
(ちなみに御池煎餅は亀屋良。あ〜ややこし)

木粉形成の同じような菊彫りの皿は10分の1の値段であります。
でも手にしてみるとなんだかな〜、、、、

本物の手彫りの菊皿を手に取ると、やはり重さが違う(手彫りの方が軽い!)
新しいうちは見た目にそれほど差が無くても、経年変化で差が出るのです。

本物は少し漆の色が明るくなって、ますます艶がでるのです。
最近は手のかかる菊彫りをする職人さんも数が減っているとのことで、なかなか見つけられませんでしたが、念願の本物をやっとここでゲットいたしました。happy01

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未来のわが家は漆喰壁も着々と完成中。

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(いつのことになるやらの)出番待ちの水屋、持ち送り板。
裏千家の大水屋のと同じ香狭間(こうざま)透しにしていただきました。大工さんの力作です。

未来の散歩道を現実の散歩道にするまで、あと少し。(いや、まだちょっと長い、、、coldsweats01


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コメント

ニューヨークから。京都の写真を楽しみに読ませていただきました。細部まで凝った素敵なお宅になるようですね。木材の質感が写真でみても、とても美しい。どうも京都の拙宅が、シェルさんの新しいお家からそれほど遠くないようです。でもドイツパンのお店ができたことは知りませんでした。

YAMATOYAの手前にある中華料理の七福、手軽で美味しいそうです。

どんどん竣工が近づいてるようで、期待がふくらんで楽しみですね。私はめちゃ近所で何度も引っ越ししてるんで、こういう楽しみがなかったなぁ(笑)

kiremimi様

はるかニューヨークから、コメントありがとうございます。
あら〜、そうですか。kiremimi様はこのあたりの地元のかたでしたか。
他にも以前ブログがご縁で、実はこんな近くにお家が、、、、という方がおられましたhappy01もしかしたら、御帰国時、通りで袖ふれあうこともあるかもしれませんね。
ペルケオさんは多分、今年になってからできた新しいお店だと思います。
シンプルなインテリアに好感が持てます。また機会がありましたらドイツパン、お試し下さい。
家の方は建築士さんと大工さんの力作です。私は見てるだけ。ありがたいことです。

ぽん様

七福さん、、、そういえば中華料理屋があったような気がします。えらいいりくんだところやのに、よくご存じ!(さすが、美味しい物に鼻がきく!)
そのうち行く機会もあるかと。
ぽん様はずっと同じところに根を張って地盤を築いて生きてはりますが、まあ、私は根無し草のようなもんですね。それはそれで気楽でいいのですが、ちょっと寂しい時もありますなあ。

ええ、でも地元というより、私は、もともと関東なんですよ。で、京都はニューヨークから帰ってくるとほっとするところ、なんです。シェルさんのように、ずっといられるといいんですが。でも、”時々のご近所”になることでもあり、もしも良かったらメール先までご連絡ください。

しぇる様
次々出来上がったいきますね。楽しみですね。

kiremimi様

おお!ということは京都のお宅は別邸!
ニューヨーク→京都なら、いろんな意味でギャップを楽しめそうですね。

メールアドレスありがとうございました。
早速メールをおくらせていただきます。

ひいらぎ様

なんとか来月中には入洛できそうです。happy01

kiremimi様、しぇる様
私も一時、マンハッタンのアッパー・イーストの72丁目に住んでいたことがありますが、摩天楼の街には、どこからも東山の峰々の見える京都の街とは、また違った魅力がありますね(反対もシカリ)。
ただ、対極のように見える街ですが、セントラルパークと京都御苑、碁盤の目の街、歩いて移動ができる街、など結構共通点も多いような気も他方では致します。
いずれにしろ、NYと京都のマルチハビテーションとは、羨ましい限りですね!

S&Y様

残念ながらNYはまだ行ったことがありません。
NHKの世界みてあるきくらいの知識しかなくてcoldsweats01
世界を股に掛けるマルチハビテーションは魅力的ではありますが、私はもう体力、気力を考えると、ひとところへ落ち着いて住みたいです。
1ヶ月くらいの長期滞在を数年に一度、くらいがいいかな。(ただし仕事と猫の世話があるので当分無理)

しぇる様
櫻の大きな木のあるところは確か元 医学部同窓会館紫蘭会館だったと思います。
そしてその前は知ってる先生のお宅だったとか。
来月 吉日にお引越しされるのですね。
いつの日か お茶室を拝見させていただけるとうれしいです。
私は実家の父の介護でお疲れモードです。右往左往しています。
父のことで「自分の老後はどうなるのだろうか?」と思ったりします。

ひいらぎ様

そういえば思い出しました、芝蘭会館でしたね。
ただし、こんな立派な桜があったかどうか全然記憶にありません。
貴重な情報をありがとうございました。
自分の老後については最近よく考えますが、まだせっぱつまった感がないので、いざというときあわてそうです。
子どもが独立するまでは子どものこと、親の介護をすませると自分の老後、、、人生はとてもせわしなくすぎてゆきますね。

>題名を拝見した時は、岡崎地域活性化ビジョンのことかと思いましたが、しぇるさまの近い未来のことだったのですね。
京都市は岡崎地域の優れた都市景観を将来へ保全再生しながら、世界に冠たる文化・交流ゾーンとしての機能を一層発揮するとともに、更なる賑わいを創出するため岡崎地域活性化ビジョン検討委員会なるものを設置して、二条通や疎水辺を整備して行くと市民新聞に載ってました。二条通や疎水べりの歩道を広げてベンチなんか置いて何かテラスみたいな歩道で市民が、憩ってるイメージ図が載っていましたが、あまり変な風に変えてほしくないですね。また、桜の季節なんか、益々ヒトが増えそうです。
ペルケオさん、昨年12月に開店されたようですよ。ぽの子さんのブログで紹介されていたので、早速行きました。
熊野あたりは、私のかつてのホームグラウンド。サンプラや竹村玉翠園さんで、よく買い物してました。ブルーパロットの前もしょっちゅう通ってましたけど、一度も入ったことありませんね。
枝垂れ桜の所に、芝蘭会館があったのは昭和の頃ですね。その後の20年位は何があったのでしょう。私も思い出せません。何度も通ってるはずですが。
観世会館の写真は、藤井有隣館ですね。中国の古い美術品が展示されている美術館だそうですが、ここも入ったことありません。裏側の観世会館には、何度か行ってますが。
有隣館の建物も武田吾一の設計だそうです。

皆様、京都のことをほんとに良くご存知なのですね。感心します。あの辺りの私のお気に入りは、神宮道の小さな割烹、波多野の松花堂ランチです。

京都で老後、様、
シェル様
NYのアッパーイーストのあたりは環境のいいところですね。私は其の丁度公園をはさんで、反対側です。マルチハビテーション自体は大変ということはないのですが、やはりこちらでの仕事はストレス、時々どっと疲れてしまいます。たしかに京都にずっと腰を据えた生活はよいでしょうね。シェルさんもうすぐお引っ越しとか。それなら今年の紅葉は、ご自宅の岡崎から毎日のお散歩道で、ですね。

京鹿の子様

>題名を拝見した時は、岡崎地域活性化ビジョンのことかと、、、

小さい話でスミマセンcoldsweats01
二条通や仁王門通りなど今でも十分すてきなのに、いじる計画があるんですか?どういじるのか、ちょっと心配ですね。(堀川みたいにするのはちょっとやめてほしいんだけど、個人的には)
芝蘭会館があったのは、もうそんなに昔になりますかねえ、、、。自分も十分年取った、、、てことですかねえ(遠い目)
私長いこと、有隣館のことを観世会館だと思い込んでいました。観世会館の本当の入り口は裏口かなんかだと思っていたみたいで。
思い込みってコワイ。ご指摘ありがとうございました。

kiremimi様

波多野さん、前は多分何度も通っていると思うのですが、素通りしているみたいです。松花堂ランチ、今度ためしてみます。ただし神宮道のあたりのお店は、お昼時はいっぱいの可能性ありますね。

NYは土地勘全然無いのでわかりませんが、UEって環境のいいところなのでしょう。
はい、今年の紅葉は京都の穴場で堪能する予定です。
とっても楽しみ。happy01
kiremimi様も次回ご帰国、ご入洛時、京都でたっぷり癒されてくださいませ。

有隣館を観世会館と思っていらっしゃる方は多いと思います。私はたまたま、知人が近くにいたので知ってましたが、有隣館には看板らしきものもなく、観世会館は、なんでそんな所に建ってるのというような配置で建っていますので、続いている建物のように見えます。
京都には観世会館の他にもたくさんの能楽堂や能舞台がございます。金剛能楽堂はまだ新しくて近代的で立派な建物ですが、大江能楽堂なんか、その古さに感動すら覚えます。
京都に越して来られたら、お謡いなど、かじってみられては?お能や狂言を見る目も変わってくるようですよ。気軽に習える小鼓教室などもありますよ。でも、お家で”ポン”なんて練習してたら、シェルちゃん・プリちゃんがびっくりしてしまいますね。
それにしても私の先日のコメント、もう一回読み返して見たら、随分えらそうなコメントですね。しぇるさまのブログで、私が唯一コメントできる左京ネタなので、つい力が入ってしまったようです。書きたいことがいっぱいあって、あれでも1/3ぐらいに削っているので(充分長いって)ぶっきらぼうなコメントで、すみません。

京鹿の子様

大江能楽堂!うわさには聞いております。伝統建築フェチとしてはこれは行かねばなりませんね。
謡、または仕舞はやりたいことのひとつではあるのですが、気が多いたちで、いろいろかじっているため、現在スケジュールはパンク寸前。他にも中国茶なども習いたかったのですが、涙をのんであきらめました。
これ以上間口を広げないよう、自分を律しているところです。
でもそういうお誘いがあると、ちょっとゆれますねえ。

左京区ネタは私もなつかしくて、書いていて楽しいのです。
コメントや同意をいただきますと、こちらもうれしいので、どんどん書いて下さいませ。
若い頃とはまた違う目線でもって、左京区を再び探訪したいと思います。

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