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2010年9月17日 (金)

京都・和菓子の会7周年記念「寅年の菓子を愉しむ展」

数年前から、お客さんとして皆勤をめざしている京都・和菓子の会、いつも楽しみにしています。

京都のいろいろな上菓子司さんから毎回一つのお店にお願いして、その日だけの特別な和菓子をつくっていただき(主宰・中川典子様のすばらしい人脈のたまもの)、京都らしい良い室礼のなかで楽しむ、というコンセプトで始められたこの会も7周年だそうです。

今回は特別記念企画として虎屋さんとのコラボで、寅年の道具、寅年の御菓子、などの展示を9日間にわたってされることになりました。

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場所はもちろん、御所西、虎屋菓寮一条店。

今までに秦家住宅吉田家住宅長江家住宅北白川駒井邸妙心寺大雄院など、京都ならではのすてきな空間とともに、それぞれテーマをもった宝石のような美しい和菓子を楽しませていただいてきました。

なのに今回は、、、、なぜか和菓子の会のスタッフとしてレセプションのお手伝いをいたしました。
(あれ〜?いつのまに客ではなくて、ホスト側に?、、、本人もよくわからないcoldsweats01


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虎屋菓寮のこちらはほんとにいつ来ても、気持ちのよいすばらしい空間ですね。

昨年本格的にリニューアルされたモダン数寄屋の傑作だと思います。
(写真はないのですが、中庭に面したテラス席は、今日は涼やかな風が通ってとても気持ちよさそうでした)


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まずはお昼をいただきながら、打ち合わせを。
このレセプションには、今まで和菓子の会でお世話になった方たちをお招きしています。

名簿を拝見して、うわぁ〜、、、、、coldsweats02

いわゆる白足袋族(僧侶や茶人、学者、老舗の主など、文化的に強い影響力を持つ方々:京都の庶民は「白足袋族には逆らうな」といった言い方をします)とおぼしき方々のお名前が〜。
いまさらながら主宰・中川様のすごいご人脈に驚嘆。

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レセプションのおこなわれる虎屋ギャラリーはこんな感じです。
今回はこの会でしかお目にかかれない虎屋さんの御菓子とともに、京都和菓子の会名誉顧問である鈴木家所蔵品の展示もされます。


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元禄創業、柳営御用菓子司「鈴木越後」の名前は江戸時代を舞台にした歴史小説にも名前がでてくるくらい有名だったそうで、煉羊羹がとくに評判だったとか。
明治以降、鈴木家は茶道の家として貢献され、先だって亡くなられた先代の鈴木宗康先生と中川様には深いご縁があったそうです。
寅年でいらっしゃったので、生前「寅の年に寅の御菓子でお茶会しようね。」とおっしゃっておられたとか。
この会をきっと喜んでおられることでしょうね。

さて、レセプションの方ですが、私はキャパシティー以上の役をおおせつかりまして、目をシロクロさせながらがんばりましたので、ゆとりゼロでした。

おいでの方々の名前とお顔を覚えきれず、不手際もいいとこで、なにがなんだかわからないうちにおわっちゃった、、、。

若手の伝統工芸、芸能にたずさわっておられる方々、老舗の上菓子司様、茶舗様、表千家、裏千家の重鎮の先生方、町家好きな方ならだれでもご存じの旧家の方々、、、お名前だけ存じ上げている方々をいっぺんに拝見できるとは!

けれど、この方々が一堂に会されることは、いままでなかったことらしく、あちこちで名刺の交換会がおこなわれているのがおもしろかったですわ。
今後の皆様のお仕事がさらに発展されるとよいですね。それを楽しませていただく立場としてもうれしいですし。


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さて、この日供された「寅年の御菓子」はこちら。(この日のためだけの御菓子です。非売品です、念のため)
銘を「千里の風」。
「虎は千里往って千里還る」のことわざからと推測。

(ちなみに虎屋さんには大阪店限定の「六甲の風」というタイガース仕様の羊羹もございますのよ〜)


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このように切り方によっていくぶん虎模様が変化する羊羹です。
この縞模様、つくるのは並大抵じゃないでしょうねえ。
それにしても美しい御菓子です。
この菓寮でこれをいただけるなんて、しあわせ。


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いっしょに供されたのは、赤ワイン、、、、ではなくて小豆茶。
きれいな色でしょ?
甘くはないのですが、ほんのり小豆の香りがして、ポリフェノールたっぷりだとか。
おいしかったので、帰りに烏丸通りに面している店舗の方で求めて帰りました。


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こちら店舗のほうです。

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記念品に皆様にお配りした箸置き。
中川様のご実家であり、本職でもあります銘木屋・酢屋さんで特注で作られた物。
(酢屋さんは、かの龍馬が投宿したことでも有名)

さすが銘木屋さん、クッションにつめられた木の削りくずがとても良い匂いlovelyです。
(源平になっている寅さんは白が楓、赤が桜の木)

期間の9日間の間には、ライトアップされた菓寮のお庭を楽しみながらのギャラリートークの日も3日ありましたが、すでにもう、すべて定員うまってしまってキャンセル待ちだそうです。
大人気!


お手伝いとしてはあまりお役に立ちませんでしたがcoldsweats01、とても得難い経験でしたし、十分楽しませていただいた1日でした。
これからも和菓子の会のますますのご発展をお祈りします。
(皆勤目指します!)

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コメント

前回前々回ただの和菓子好きで正座も出来ないのに参加させていただいたのですが、すごい会だったのですね。
一般人としてはなんかちょっと敷居が高そう・・・coldsweats01

ギャラリーは近くなので会期中時間があれば拝見したいと思っています。

お疲れ様でした~heart04

ううう。そうなんですよ。一緒に行こうと思ってたお稽古仲間の都合が今週頭までわからんかったので、それから電話したら、もうすでに満席でした。
てなことで、梨木さんのお茶席の後、ギャラリーだけ拝見してきます。

おつかれさまでした。
いろいろお世話になりました。
すっかり引き込んでしもて・・・

当初、こちらが予想していたよりも
ものすごーく出席率がよぅて、びっくり。

主宰・中川は「千里を往って」さらに
「千里を目指そう」っていうヒトなので、
みなさんにご迷惑をかけております(汗)

次回は11月3日。京町家・風の会との共催に
なります。ぜひ、いらしてください。
今度はお客さまで、のんびりと・・・

夢風庵 さま

その敷居をさげようとやっている会ですから、
どうぞ、お気軽にご参加ください。

↑のように、次回は文化の日です。
場所は、元立誠小学校です。

ぽんさま

ギャラリートークに関しては、こちらで
受付ができませず、失礼しました。
3日ほど前までは空きがまだあったよう
なんですが。

でも、ギャラリー展示の方はぜひ!
「羊羹といえば鈴木越後」というのが
お楽しみいただけるはずです。

わ~!
行きたいなあ~!そういうイベントってどちらでわかるのかしら?

夢風庵様

あまね様もおっしゃっているとおり、楽しむ客側は全然敷居高くないですよ〜。お高い方々は主催者側ですので、われわれは楽しませていただければいいのです。
ギャラリーでは数々の寅のユニークな御菓子、必見です。
11月の会もまた是非ごいっしょにhappy01

ぽん様

役割分担を完遂するのは気を使いましたが、日ごろの仕事をはなれた方々の素のお姿をみることができて、興味深く楽しかったです。
ギャラリートーク、残念でしたね。私もあれ時間がおそいので、(京都移住前なので)あきらめました。今回はお手伝いだけで一応皆勤、、、ってことで。

あまね様こそ、お疲れ様でした。

なんのかんのといいながら、お声をかけていただき感謝です。貴重な体験をさせていただきました。
ほんまに盛会でしたね。会場のあちこちでの盛り上がりもしっかり見届けました。
あら〜、典子様、千里を行ったまま、帰ってこずにまた千里ですか〜。
この先どこまで行かれるのか、楽しみに見守りま〜す。
11月の会はやっと、やっと!!京都からチャリでいけますわ〜happy02

ひいらぎ様

本文の京都・和菓子の会にリンクはってますHPをごらんください。
どなたでも参加できますよ。事前の参加申し込みは必要です。

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