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2010年9月

2010年9月29日 (水)

ちょっと神戸まで

ちょっと神戸まで、、、といえるのもあと少し。

京都に引っ越しても、神戸には行くこともあるでしょうが、今みたいに気軽にほいほい行くのはできないだろうし。


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見慣れた三宮の景色もしばらくはお別れかな。

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ポートライナーからみた海。
海の景色ってやはりいいね〜。

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反対側の(東側の景色)。
はるかポートタワーや、かまぼこ形のメリケンパーク神戸オリエンタルホテルの景色も慣れ親しんだもの。
ホテルの向かいの第一突堤(現在は立ち入り禁止)で、小さかった息子と魚釣りをしたっけ。

ホテルの前を通り過ぎる船を見ながら、小アジなんかを釣りました。

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ポートライナーの先頭座席にすわってついはしゃぎそうになるなんて、お前は乗り物好きの男児か?coldsweats01

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めざしたのはポートアイランド南公園駅にあるこちら。

いろいろと新居のための雑貨をもとめに。

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おや、駅の反対側に懐かしい天文ドームが。
そうそう、この神戸市青少年科学センター、プラネタリウムを見に子どもたちをよく連れて行きましたっけ。

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神戸IKEAは実ははじめて。

なにせでかいので、駅から入り口までの距離が長い。
まあ、車で普通はくるのでしょうけれどねえ。

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2フロアしかないのにその広さははんぱじゃないので、歩くこと歩くこと。

あっちに目移りこっちに目移りしながらなので、なかなか目的の場所にたどりつけない〜。


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おお〜!壮観だあ〜!


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ええ〜?こんなものまで?と思う雑貨が種類豊富で、しかもスタイリッシュ。(かつSwedishcoldsweats01なんのこっちゃ)
さらに、え?と思うくらいのお安さ。
そりゃ、人気出るよねえ。
(私はIKEAデビュー遅れてます)

さて、目的のモノを購入して、ポートアイランドをあとにして、本当は長田の鉄人28号を見ておこうと思っていたのですが、IKEAで歩きすぎてさすがに足が痛い、、、、で断念、残念。

TVの鉄人28号をリアルタイムで見た世代にはなつかしいのよね。
今でも歌えるあのテーマソング。正太郎少年の甲高い声に、悪人に奪われたらおしまいぢゃないかの(とても簡単なつくりっぽい)リモコン。ツッコミどころ満載だったような。

でも長田の鉄人はちょっとかっこよすぎるの。
ほんまもんはもっともっさりしてダサかった。そこがいいのだけれど。(ガンダムとは差別化してほしい)


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三宮に戻ってこちらは生田神社。
某有名人の結婚式で有名になりましたが、とても古い歴史があるのです。
神社が祀られたのは、西暦201年の神功皇后の三韓外征の時、と日本書紀に記録があるとか。

私には震災の時につぶれて屋根だけになった姿が一番印象に残っているなあ。


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鳥居のすぐ横に夜は賑やかな飲み屋街になる東門街が。
まだ日中なので驚くほど静かですが、神社と飲み屋街の猥雑ぶりがまた神戸らしいわ。

おされな表向きの顔の神戸はこちらで。

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神社の近くのエスプリ・ド・フーケ

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「パン・デ・ロー」セット。
安土桃山時代にポルトガルからつたわったカステラの原型を再現したもの(一番左)

いわゆる生カステラのようなもので、中がとろ〜っとしててとってもおいしかったですわ。
京都の某生カステラのお店のよりはるかにおいしくて、やっぱり洋菓子は神戸よね、、、とつぶやいたのでありました。

歩き疲れていなければハーバーランドにも行きたかったのだけれど、この日はこれにておしまい。

2010年9月27日 (月)

宝塚あいあいパーク〜ここはイングランドかしら?

このブログを始めたばかりの、3年ちょっと前、ここ宝塚あいあいパークについて少し書いた記憶があります。

前はよく車で通るのですが、その後一回も行っていないので、今回3年半ぶりの来訪です。


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国道沿いに唐突に出現するイングランド風の建物。
まわりに大きな建物がないので、遠くからでもよく目立ちます。

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イギリス、サリー州の17世紀の建物がモデルだそうで、ちょうど10年前に宝塚市の建物として作られました。

当時イングリッシュカントリーに憧れていた私としましては、とても好きなタイプの建物でした。

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(すでに挫折している)イングリッシュガーデン作りにはヒントになる景色がいっぱいです。

ちなみにこのあいあいパーク、アミューズメントパークではありません。
実は宝塚は歌劇だけでなく、園芸の町としても有名なんです。

なので、花と緑の情報発信ステーション、というコンセプトで作られました。
立地の宝塚・山本は日本三大植木産地の一つだそうです。

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建物内部の中庭には秋の可憐な花が咲いています。

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もちろん、苗は購入できます。

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白いコムラサキシキブもありました。


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ちょっとアンティークっぽい井戸のポンプ(オーナメントでしょう)までありますよ。


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額縁風寄せ植えのデモ。

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モデル庭園なんかも見ることができます。
(こんなに雑草もなく、植物の病気もなく育てるなんて私には不可能だわっ!)


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建物の中は、苗の売り場や、雑貨ショップ、園芸関係の講座などひらかれる集会所などがはいっていますが、なんといっても心そそられるのは園芸グッズ売り場!

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凝ったデザインの植木鉢をはじめ、とてもおしゃれな庭用のオーナメント、このまま部屋に飾っておきたいじょうろやスコップなどなど。

これらが全部うまく使いこなせたら夢のようなイングリッシュガーデンになりそう、、、、ですが、私はその夢破れた身。しくしく。


京都の家では茶庭の維持のみに体力を費やそう、植木鉢はもう置かない、と決めています。
ああ、だけど季節の花を見たら心中ではげしく葛藤しそうです。

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天井の梁も、町家建築の火袋の梁や古民家の梁に似て、きれいです。


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ここの2階はカフェになっていて、いまだけ期間限定のワンプレートランチ1000円、に惹かれてお昼をいただくことにしました。


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これにデザートもついて、もうお腹いっぱい。
カップやシュガーポットが全部Wedgrwoodなのもすてきなのです。


先日この前を車で通りかかり、ああもう来ることはないだろうなあ、、、と思い久々に入ってみた、あいあいパークです。
イングリッシュガーデナーとしては失格でしたが、植物を育てる楽しみと苦労、十分堪能させていただきました。

花をきれいに咲かせるため、いろいろ苦労をしたあげく、唯一忘れていたのがその花を愛でること、というのがカレル・チャペックの「園芸家の12ヶ月」ですが、ガーデニングとは、まさにそのとおりだな、と今は深くうなづくのでありました。

2010年9月25日 (土)

花月のお稽古〜仙遊と茶通箱付

ついこの間までだったので、秋の花はまだまだ遅れてこれからのようです。

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吾亦紅、アメジストセージが秋の到来を実感させます。

今日の花月は仙遊。

ほんとに仙遊の好きなお社中ですことcoldsweats01

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廻り花で最後に残された半東さんの入れたお花。
花入れは宗禅籠。
一つ一つは地味な秋の花々ですが、こうやっていれると、花が咲き乱れた秋野の風情がよくでていてこの季節にぴったり。

朝咲いて、夕方しぼむ花もあるので、花の一番良い時を席にもってくる、というのはそれなりの心配りがいります。
それもまた、真剣勝負であり、亭主をする醍醐味なのかもしれません。


仙遊は炭有り、花有り、聞香あり、濃茶+薄茶なので、やりごたえはあります。
本日は私は東さんにあたりました。
ほとんど毎回やっているので、仙遊に関しては何客にあたっても、かなりうまくやる自信あり!(言っちゃった〜)です。

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反対にあまりしないので、こころもとないのが本日お稽古した茶通箱付花月。

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棚の一番上にのっているのが茶通箱。
二種の濃茶がたちます。

またこれがややこしいの。
炉と風炉の違いも結構多くて、茶通箱自体の扱いも手がもつれそうなくらいややこしい。
お茶の入れ物、茶入、濃茶棗、薄器と3つ入り交じるのもややこしい。
拝見物は出会いで返す、、、、云々。

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かといって他の花月がややこしくない、というわけではないので、一生勉強ですわね。
せめて20代の記憶力があればなあ、、、、、(遠い目)


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寒天のお菓子は、真夏をすぎてもまだ良い感じで使えるのですね。


中は芋餡、芋名月にふさわしい薄雲のかかった満月のようなお菓子です。
やっぱり和菓子はええなあ。
(最後はどうしても食べ物の話でおわるんかいcoldsweats01

2010年9月23日 (木)

夜長月の寄せ集め

深夜にあまりに窓が明るいので、寝床をぬけだし(ほとんど物置状態の)3Fへ。
ここの窓からは山の稜線も、駅あたりのマンション群も、武庫川にかかる国道の橋もよくみとおせます。
宝塚で最後になる、宙空に高くのぼった芋名月をしばし愛でました。
雨上がりのことゆえ、いっそうきれいでした。
来年は東山から登る月をおがめることでしょう。confident


<その1> 布のしつけのスグレモノ

キルトをする前に、キルトトップとキルト綿、裏布、都合3枚をしつけでとめないといけません。

小さな作品なら手でちくちくでもいいのですが、大きな作品となると、これがまた一苦労で。

しかも太めのしつけ糸は針のめどをとおりにくく、これが結構ストレスでした。

ところが!

あったんです、このしつけかけを簡単にしてくれるすぐれもの。

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マイクロステッチ〜!

ふーテトママ様のブログで拝見してて、これは使える、とただちに堺筋本町、日本紐釦(ちゅうこう)さんに走りました。

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こんなふうにパチン、パチンと3枚通して刺していきます。
簡単だったらありゃしない。happy02
あのつらいしつけ作業が楽に、しかも大幅な時間短縮。


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一つ一つのチップはこんなに小さいので布もいたみません。
さあ、11月の作品展に向けて、キルト開始だ〜。

ちなみにチップはこんなトリマーでかんたんに外せます。

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<その2> 秋の花

乱れ咲きのわが家の秋萩です。


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一枝、二枝だとかわいいのにね、団体さんでみると、おどろおどろしいくらい枝が乱れています。
女の乱れ髪、、、なんつって。


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お茶のお稽古にて。
ヨウシュヤマゴボウと水引草。
ヨウシュヤマゴボウはりっぱな雑草です。もう少し実が熟すると紫色の葡萄のような色になります。
これ、小学校の理科の時間に色汁とったよね。なつかしい。

雑草と言えば、この蔦もりっぱな雑草なんですが、やっぱりこの蔓系、、、いいですわ。


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<その3> あめちゃん
京飴の祇園小石の飴、紫式部ゆかりの「むらさき抄」。
薄くひらたい飴のなかに金箔がちらされています。

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春限定のさくら飴、やはり同じ薄型飴がとてもきれいだったので、いつか買ってみようと思っていました。
なんば高島屋に出店されていたのをこれ幸い、ゲット。

薄いので、よくなめているとやっと味がする、、、という感じ。
あめちゃんでもすごく上品。
お店の兄ちゃんに「これ、おいしい?」と聞いて、「そりゃ、まずいとはいえんわなあ。」と自分でツッコミ入れる大阪のおばちゃんにはちょっとミスマッチかも〜coldsweats01

新しく仲間に入った豆皿は工房いろ絵やさんのもの。
秋バージョン。

<その4> 荷物整理ででてきたなつかしいモノ

先日岡崎のドイツパンのお店、ベッカライ・ペルケオの記事を書きましたが、意外とブロガーさんの間でひそかに人気のようです。
そして、、、、でてきたんですよ、30年近く前にとった写真ですが、これがほんまもんのペルケオさんです。


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ハイデルベルク城のワインの大樽を守っていたという道化師ペルケオ。
彼は大酒のみで、1日に13リットルのワインを飲んでいたそうですが、人からすすめられたたった1杯の水が原因で亡くなったという伝説です。
やっぱり、生水、、、がまずかったのでしょうかね。アルコール消毒されていないしcoldsweats01

先日の記事でも修正しましたが、戯曲「アルトハイデルベルク」の王子が青春を謳歌したのは「ペルケオ」という居酒屋ではなくて、「ローターオクセン」という居酒屋で、そこにペルケオ人形があった、ということでした。

多分、これ、そのローターオクセンの写真だと思います。
後ろ姿が20代のころのわたくし。
(となりのドイツ人のおっさんに顔かぶってますが、こんな顔ではありません、念のため)

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こんなガイドブックも発見。
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さて、私のHNしぇるが愛猫、シェルからきているのはご存じの方はご存じでしょうが、そのシェルがどこからきたか?

名付け親は娘ですが、彼女はシェルがわが家に来たころ、宝塚歌劇にはまっておりました。
特に轟 悠さんの大ファンだったのです。
これ13年前のパンフレット。(もちろん彼女が購入)


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劇「真夜中のゴースト」の後のレビュウのタイトルが、、、、「レ・シェルバン」(フランス語で天使という意味)なんですねえ。
はじめは「シェルバン」とよんでいましたが、たかが猫にシェルバンなんて、動物病院へいってもはずかしいじゃありませんか。というわけでいつのまにか、「シェル」になりましたとさ。


<その5> 水出し煎茶

今年は暑かったので冷たいお茶がありがたかったです。
いつもは麦茶をひやしていましたが、棚の奥にこんなものをみつけました。

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ず〜っと以前にお茶のルピシアさんで何かのおまけでいただいた水出しポット。
今年これで水出し煎茶をつくってみると、またおいしくて!
麦茶とはまたちがったおいしさ。

なので今年は麦茶と煎茶のポットが仲良く冷蔵庫にならびました。
おかげで煎茶の消費のはげしいこと。

思ったのは、水出しにすると、元の煎茶の良し悪しの差がよりはっきりするな、ということ。
お湯だと、上手な入れ方をすれば、安い茶葉もおいしくいただけるというのが一般論ですが。

でもそろそろ、熱〜いお茶が欲しい季節になりました。
水出しポットもそろそろしまいましょう。


2010年9月20日 (月)

雅俗山荘〜小林一三(逸翁)記念館でディナー

昨年、池田にある逸翁美術館が、以前の場所から少し離れた場所に新しい建物でオープンしました。

それに伴って以前の美術館、小林逸翁の旧邸「雅俗山荘」は閉鎖され、あのクラシカルな建物はもうおがめないのかなあ、、、と残念に思っていたのですが、なんと、今年から小林一三記念館、および邸宅レストランとしてオープンしていたんですねえ。

京都に移住すると、このあたりにはなかなか行く機会もないと思い、食事がてらでかけることにいたしました。

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正門の長屋門は、江戸時代の庄屋の門を移築したものとか。
このたたずまいは美術館であった頃の以前とかわりません。

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小林一三記念館としては、彼がその産みの親であった宝塚歌劇の特別展をやっているようです。
夕食時なので、もう展示は終了していましたが。

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そうそう、この大正時代に建てられた風情のある建物、これぞ阪神間ハイソクラスの邸宅の典型、阪神間モダニズム。
和風でもなく、洋風でもない、クラシカルであり、かつモダン。


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エントランスには逸翁さんの肖像画。
(以前、美術館だったときは邸内撮影禁止だったのですが、レストランになったため撮影OKなのがうれしい)

さて、レストランになってどんなに変わったのだろう、、、と心配だったのですが、大丈夫でした。
むしろかつて邸宅だった頃の雰囲気にもどったのではないでしょうか。


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エントランス脇の大ホール。


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かつてこの部屋で関西財界人たちと逸翁さんは、食事をこんな雰囲気でされながら、いろいろな事業アイデアを出していたのかなあ、、、なんて。


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ディナーをいただいたのは、その隣のサンルーム。
ここはかつて資料室だったような記憶があります。
それにしてもすてきなインテリアheart01


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もう少し早い時間なら、お庭の方も以前と同じく歩くことができたようですが、照明がないので残念ながら今回はガラス越しでお庭拝見。

逸翁さんは茶人としても有名でしたから、この庭園内に茶室を二つ擁しています。
和洋折衷の「即庵」と本格的二畳の「費隠」(国登録の有形文化財)。

即庵の方は新しい美術館内に、そのまま写したものがあります。


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さて、ディナーセットも邸宅風。
カトラリーからお皿まですべてフランスのChristofle製でそろえています。
テーブルの上には銀の燭台、一輪差しなどもおかれ、なんだかゴージャス。lovely


メニューがコースしかないのは残念なんですが、どのお皿も見た目も美しく、味はやや薄味系で私好みでした。

いくつかのお皿を紹介。

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前菜もいきなりエスカルゴ。


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魚料理は鱧です。(おいしかった!)

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邸宅の雰囲気から浮きまくって、ひたすら食す、帰省中のセガレ。

デザートはスイーツの前にチーズを。
私はどうもチーズは苦手なので、小さいやつを選びました。


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小泉元首相ですっかり有名になったチーズ、ミモレット。

うん、これは酒のあてになる!
ちょっぴりしょっぱくて、ハモン・イベリコ(イベリコ産生ハム)みたいなお味。

ここまでくるともうお腹の方もいっぱいだったので、甘いもんはもう一種類しかたべられません。
5〜6種類をたのんで完食したセガレの、若い胃袋がうらやましいのでしたsad


食事を終えて、雅俗山荘を後にしたときはもうとっぷり日は暮れていました。
この阪神間の独特の雰囲気もとても好きです。

京都移住後は、自分で決めたこととはいえ、そうそうこちらまで来ることができないのが少しさびしいです。

  *    *    *

雅俗山荘: HPはこちら


2010年9月17日 (金)

京都・和菓子の会7周年記念「寅年の菓子を愉しむ展」

数年前から、お客さんとして皆勤をめざしている京都・和菓子の会、いつも楽しみにしています。

京都のいろいろな上菓子司さんから毎回一つのお店にお願いして、その日だけの特別な和菓子をつくっていただき(主宰・中川典子様のすばらしい人脈のたまもの)、京都らしい良い室礼のなかで楽しむ、というコンセプトで始められたこの会も7周年だそうです。

今回は特別記念企画として虎屋さんとのコラボで、寅年の道具、寅年の御菓子、などの展示を9日間にわたってされることになりました。

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場所はもちろん、御所西、虎屋菓寮一条店。

今までに秦家住宅吉田家住宅長江家住宅北白川駒井邸妙心寺大雄院など、京都ならではのすてきな空間とともに、それぞれテーマをもった宝石のような美しい和菓子を楽しませていただいてきました。

なのに今回は、、、、なぜか和菓子の会のスタッフとしてレセプションのお手伝いをいたしました。
(あれ〜?いつのまに客ではなくて、ホスト側に?、、、本人もよくわからないcoldsweats01


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虎屋菓寮のこちらはほんとにいつ来ても、気持ちのよいすばらしい空間ですね。

昨年本格的にリニューアルされたモダン数寄屋の傑作だと思います。
(写真はないのですが、中庭に面したテラス席は、今日は涼やかな風が通ってとても気持ちよさそうでした)


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まずはお昼をいただきながら、打ち合わせを。
このレセプションには、今まで和菓子の会でお世話になった方たちをお招きしています。

名簿を拝見して、うわぁ〜、、、、、coldsweats02

いわゆる白足袋族(僧侶や茶人、学者、老舗の主など、文化的に強い影響力を持つ方々:京都の庶民は「白足袋族には逆らうな」といった言い方をします)とおぼしき方々のお名前が〜。
いまさらながら主宰・中川様のすごいご人脈に驚嘆。

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レセプションのおこなわれる虎屋ギャラリーはこんな感じです。
今回はこの会でしかお目にかかれない虎屋さんの御菓子とともに、京都和菓子の会名誉顧問である鈴木家所蔵品の展示もされます。


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元禄創業、柳営御用菓子司「鈴木越後」の名前は江戸時代を舞台にした歴史小説にも名前がでてくるくらい有名だったそうで、煉羊羹がとくに評判だったとか。
明治以降、鈴木家は茶道の家として貢献され、先だって亡くなられた先代の鈴木宗康先生と中川様には深いご縁があったそうです。
寅年でいらっしゃったので、生前「寅の年に寅の御菓子でお茶会しようね。」とおっしゃっておられたとか。
この会をきっと喜んでおられることでしょうね。

さて、レセプションの方ですが、私はキャパシティー以上の役をおおせつかりまして、目をシロクロさせながらがんばりましたので、ゆとりゼロでした。

おいでの方々の名前とお顔を覚えきれず、不手際もいいとこで、なにがなんだかわからないうちにおわっちゃった、、、。

若手の伝統工芸、芸能にたずさわっておられる方々、老舗の上菓子司様、茶舗様、表千家、裏千家の重鎮の先生方、町家好きな方ならだれでもご存じの旧家の方々、、、お名前だけ存じ上げている方々をいっぺんに拝見できるとは!

けれど、この方々が一堂に会されることは、いままでなかったことらしく、あちこちで名刺の交換会がおこなわれているのがおもしろかったですわ。
今後の皆様のお仕事がさらに発展されるとよいですね。それを楽しませていただく立場としてもうれしいですし。


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さて、この日供された「寅年の御菓子」はこちら。(この日のためだけの御菓子です。非売品です、念のため)
銘を「千里の風」。
「虎は千里往って千里還る」のことわざからと推測。

(ちなみに虎屋さんには大阪店限定の「六甲の風」というタイガース仕様の羊羹もございますのよ〜)


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このように切り方によっていくぶん虎模様が変化する羊羹です。
この縞模様、つくるのは並大抵じゃないでしょうねえ。
それにしても美しい御菓子です。
この菓寮でこれをいただけるなんて、しあわせ。


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いっしょに供されたのは、赤ワイン、、、、ではなくて小豆茶。
きれいな色でしょ?
甘くはないのですが、ほんのり小豆の香りがして、ポリフェノールたっぷりだとか。
おいしかったので、帰りに烏丸通りに面している店舗の方で求めて帰りました。


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こちら店舗のほうです。

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記念品に皆様にお配りした箸置き。
中川様のご実家であり、本職でもあります銘木屋・酢屋さんで特注で作られた物。
(酢屋さんは、かの龍馬が投宿したことでも有名)

さすが銘木屋さん、クッションにつめられた木の削りくずがとても良い匂いlovelyです。
(源平になっている寅さんは白が楓、赤が桜の木)

期間の9日間の間には、ライトアップされた菓寮のお庭を楽しみながらのギャラリートークの日も3日ありましたが、すでにもう、すべて定員うまってしまってキャンセル待ちだそうです。
大人気!


お手伝いとしてはあまりお役に立ちませんでしたがcoldsweats01、とても得難い経験でしたし、十分楽しませていただいた1日でした。
これからも和菓子の会のますますのご発展をお祈りします。
(皆勤目指します!)

2010年9月15日 (水)

本社中初公開〜御所籠・色紙点前

朝夕涼しくなりましたが、秋らしいお花はまだでそろいません。

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いよいよ満を持して(?)御所籠デビューです。
御所籠・色紙点前:圓能斎が愛用した御所籠をつかった茶箱点前のひとつで淡々斎考案)


数日前から本を読んで、自宅でシミュレーションを何度もくりかえす。
でも実際を見たことがないので、よくわからない細かいこともあり。
そこを教えていただかなくちゃ。


実は今のお稽古場では、御所籠のお稽古やったことが一度もないんですって。

先生がお持ちの御所籠はすごく良い物らしく、お稽古には使えない、ということで。

ですから私は自分の御所籠を持ち込んで、本社中初公開の色紙点前を。

お稽古に行ってびっくり!
なんでこんなにギャラリーが多いの〜!
いつもはちがう曜日においでの方も、わざわざ御所籠を見るためにおいでになっていますcoldsweats02

ひえ〜、、、、あんまり自信ないのになんてこった!


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御菓子をいただいて心をおちつけて、、、と。お菓子の銘は「宮城野」。

   宮城野のもとあらの小萩露を重み風を待つごと君をこそ待て

    (古今集:詠み人知らず)

ミヤギノハギは植物名ですが、宮城野はふるくからの歌枕。
萩とともに歌われることが多かったとか。


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お道具をひろげたところ。
古帛紗、茶巾箱がちらばって色紙のようにみえることから色紙点前。
月点前も雅ですが、これもさらに上行く雅さです。

大勢のみなさんの前でも、”まちがっても先生以外はわからへんやろ〜”、、、根っからのO型性格なので、お気楽に。coldsweats01

すらすらと、、、、とはいきませんが、細かい点をなおしていただいて、なんとか最後の拝見までいきました。

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拝見に出した御所籠、棗、茶杓、茶巾箱。

それにしても茶箱の各点前はほんとうに良くできているなあ、、、と感心します。
ひとつ手順をまちがえると後が全部狂ってくる、という完成度!
逆にロジックにしたがってやれば、次になにをしたらいいか、おのずとわかってくるのです。

来年はもしかしたら、今のお社中にいないかもしれないので、当分は語りぐさ(良い意味でも悪い意味でも?)になる色紙点前になると思うわ。
(よそのお社中の方にお聞きすると、年がら年中茶箱のお稽古はされているので、御所籠も当然めずらしくないそうです。、、、、そうですか〜coldsweats01

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御所籠をかかえてお家に帰ると、プリさんが「おかえり〜」。

あんたねえ、、、その椅子の壊れ具合わかってる?

  cat「なんのことかしら?」

椅子の下、ばらばらに無残にこわれているのはコイツの仕業です。angry

2010年9月12日 (日)

岡崎界隈〜未来の散歩をイメージして

京都、岡崎界隈。

引っ越ししたら、きっとすてきな散歩道になる、、、、という視点で景色を切り取ってみました。


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おお、いきなりこんなところに松琴亭の襖が、、、、
ではなくて、某信金のトレードマーク。

以前はこれを見るとドイツ・バイエルン州の旗(BMWのシンボルにも使われていますね)を連想していましたが、最近では松琴亭ですなあ。coldsweats01

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最近丸太町南側、東天王町の近くにできたドイツパンのお店、「ベッカライ・ペルケオ」。


ベッカライ=パン屋さんですが、ペルケオというのは知ってるぞ。

ちょっと古い人なら知っている、王子と町娘の結ばれない恋をえがいた戯曲「アルトハイデルベルグ」にでてくる居酒屋の名前。
王子がその不自由な身分を忘れ、学生時代の一時、楽しい時代をすごした場所。
(もともとペルケオはワインの樽を守っている神様の名前。)

20年ほど前に、わざわざ行ったもんなあ、ドイツ・ハイデルベルグ市にあるこの居酒屋。
両替計算をまちがえて、えらく高額のチップをボーイさんにあげちゃった思い出が、、、

(訂正:あれからちょっと調べてみましたが、私の記憶違いがいくつか。なにせ30年近く前の話でして、、、
居酒屋の名前はペルケオではなくて、ローターオクセン、そしてペルケオの人形があった、、、そうです。ちなみにペルケオはハイデルベルク城のワインの樽をまもっていた道化師で、のちに守り神のようにいわれるようになった、そうです。)


店の看板にアルトハイデルベルグの文字もありますので、これはまちがいなく、あのペルケオです。
入らないわけにはいきません。


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ドイツパンはこんな感じ。
フランスやイギリスのパンと比べると酸味がきいて、ちょっと無骨な感じでしょうか。

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オーナーさんはハイデルベルグでパン作りの修行をされ、マイスターの称号を得られたとか。
本格的です。
ドイツ的パンってどれ?と聞いてもとめたパン。
飾り気のない素朴なところがドイツっぽい。塩味がきいています。何も付けずにいただくのにぴったり。
そうだ、ワインにも合いそう。(私は日本酒党ですけどcoldsweats01

近くなので、いつでも買いに行ける、よいパン屋さんを見つけましたわ。
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以前、京都に住んでいたときから知ってはいたのですが、入ったことのなかった熊野神社近くの骨董屋さん、ブルーパロット

今回ちょっと欲しいモノがあって初めてはいったら、、、、、びっくり!
こんなに奥が深いお店で、こんなにいろんな種類の骨董が、、、、アンティークの焼物、漆器、振り子時計、ガラス、家具などなど。


オーナーさんご夫婦も職人、という感じですてきな方たちでした。
これなら骨董ハンティングに門前通りまで行かなくても、お散歩がてらのぞけます。

お目当てのものは残念ながらなかったのですが、新しいお宝の山を見つけました。うふwink

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その少し西の細い道を南にはいると、学生の頃からあるJAZZ SPOT YAMATOYA。
まだ、健在なんだ。
ジャズのなんたるかも知らず、格好だけで聴いていた若かりし頃、ここの2階で難しい顔をしてモダンジャズをきくのがひと頃ブームだったのよねえ。
でもいまだに何枚かのジャズアルバムはまだ手元に残っています。(青春の忘れ物)

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三条通の町家のお店。良い風情です。
ここの家に入れ子になっている駐車場。こんなにせまいのに、上手に駐車されるところを目撃!
すばらしいドライビングテクニック!
しかし、ドアをあけるのがちょっと大変。


平安神宮の南、白川沿いの小径はお気に入りなんだけれど、この日はこんな景色を目撃!

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川のなかで犬を泳がせるおじさん。
わんこはぜえぜえいいながら、がんばって流れに逆らって泳いでいます。
けなげ。
これって犬は喜んでいるのだろうか?迷惑しているんだろうか?
でも、これもすてきなお散歩中の景色にはちがいない。

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ふりかえれば、いつもやたらでかくてやたらはでな平安神宮の大鳥居。

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疏水がみやこめっせをぐるっとめぐるあたり、ここの景色もなかなかいいんです。
ちょうどカーブになったあたり、水の流れがやや急で、流れに逆らって泳ぐ小魚たちをみていると、見飽きない。

陽も少しくれてきて、良い風が吹くので、ここの柵にもたれてしばしぼ〜っと。
これも幸せな時間です。

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仁王門通りをはさんで疏水の向かいにある観世会館
(写真は藤井有隣館です。観世会館と長い間誤解してたようです。京鹿の子様、ご指摘ありがとうございました)
学生時代、初めてここでお能を見ました。

茶道の足運びはもともと能の仕舞の足運びだったと聞いたことがあります。
さらに茶道具の銘は能楽の演目からとったものも多く、その知識がたくさんあればもっと楽しめるというもの。

日曜日にも公演があるようですので、近くですからたまには行ってみよう。

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工事中。元に何が立っていたか記憶にありません。
しかし、これ、いまは葉っぱばかりですが、知る人ぞ知る見事な垂れ桜のスポット。
細見美術館の少し北です。
以前、書き込みコメントで教えていただきました。
来春が楽しみです。

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疏水べり、創業300年の京漆器の象彦さん。

すごくシンプルな外観なので、今まで何度見過ごしてきたことか。
暖簾だけでなんとかわかるような。
廻りの景色にとけこんで、扱う商品には自信があるとさりげない感じが、さすが京の老舗。

実はずっと手に入れたい物があって、こちらにあると聞いたのです。

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菊彫り、溜め塗りの菓子器。
特別出演の御菓子は亀屋良長さんの麩菓子、「京半月・月見柄」。
(ちなみに御池煎餅は亀屋良。あ〜ややこし)

木粉形成の同じような菊彫りの皿は10分の1の値段であります。
でも手にしてみるとなんだかな〜、、、、

本物の手彫りの菊皿を手に取ると、やはり重さが違う(手彫りの方が軽い!)
新しいうちは見た目にそれほど差が無くても、経年変化で差が出るのです。

本物は少し漆の色が明るくなって、ますます艶がでるのです。
最近は手のかかる菊彫りをする職人さんも数が減っているとのことで、なかなか見つけられませんでしたが、念願の本物をやっとここでゲットいたしました。happy01

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未来のわが家は漆喰壁も着々と完成中。

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(いつのことになるやらの)出番待ちの水屋、持ち送り板。
裏千家の大水屋のと同じ香狭間(こうざま)透しにしていただきました。大工さんの力作です。

未来の散歩道を現実の散歩道にするまで、あと少し。(いや、まだちょっと長い、、、coldsweats01


2010年9月11日 (土)

ひさかたの月の桂の、、、〜桂離宮

桂離宮参観には申し込みがいります。
3ヶ月前から申し込み可、ですがきっちり3ヶ月前に申し込まないとあっという間に予約はうまってしまいます。

実はネットで、3ヶ月前に5〜6回申し込みましたが全部外れ、、でした。
それでは、と往復ハガキで申し込んだところ、1回目で許可がでました。
どうもアナログの方が受けがよいようです。(あと外人といっしょとか)

申し込んだのは6月でしたので、まさか9月のこの時期にこんなに暑いとは思いもしなかったので、覚悟して行きました。
(それでも日陰はまだすごしやすかったです。これが1週間前だったら、確実に熱中症でたおれていたshock

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こちら、入り口の横まで続く穂垣。

まあ、桂離宮は解説不要、ですね。
数寄屋建築、日本庭園の最高峰です。

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穂垣は竹の細い枝(?)を組んで、割竹でおさえてある垣。(離宮三名垣のひとつ)


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表門(皇族の方々だけが通れる)

江戸初期、八条宮智仁親王から三代50年かかって、智仁親王とその息子、智忠親王の死後、彼らの悲願であった後水尾上皇の行幸をもって完成した離宮。


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これがその上皇をお迎えした御幸門。

残念ながら現在は(昔は中まで入れたようです)書院の中は参観できないので、その数寄をつくした建築は拝見できません。(NHKのDVDでも見るしかないですね)


庭園と散在する茶屋を約1時間かけて宮内庁職員さんの説明を聞きながらめぐります。

なにしろ、庭一つとっても景色の切り取り方、見せ方にさまざまな技法、トリックが潜んでいて、石一つまで計算され尽くされている上、ちりばめられた灯籠や蹲居の意匠もすばらしいので、とても1回行っただけでは見尽くせない、、、のです。

さらに庭に散在して見え隠れする茶屋の数寄屋ぶりは、これまた建築の専門家の解説付きでまた拝見したいもの。

いや、圧巻でした。

ですので、とてもつたない写真では全貌をおつたえすることなど、とうてい不可能ですので、心惹かれた景色を気ままにアップ。(けっこう自分の趣味だけで載せてます。他にももっと見所はあるんですがね、、、)

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入り口すぐの場所にある、衝立の松。
まっすぐには景色(特に池)が見えないようにさえぎって、いやが上にも隠された景色への期待感を高める装置。

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霰こぼしの御幸道。

よくぞここまでてっぺん平らな石を集めたもんだ。

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すごく立派な大きい踏み石。
ここでは下を向いて歩くだけでも楽しめます。
すばらしい(今では採取不能な)石がおしげもなく、あちこちに。


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御腰掛の屋根裏。

松琴亭の待合いにあたります。
「砂雪隠」付き。
本では見たことあるが、実物ははじめて。
(実際用は足さない。使えるのは下腹雪隠とよばれる)


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二重枡形の手水鉢。

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「行(真・行・草の行)の延段」
抜群の大中小、形のコンビネーション。

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やっと池のむこうに松琴亭の屋根。

池ではボチャン!と鯉がはねる音や、せせらぎ(昔は桂川の水を引き込んでいたらしい)の音が。


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ひらたい石を敷き詰めた洲浜の先頭に燈台のような灯籠。
そのむこうの石橋は、天橋立の見立て。

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織部灯籠、、かな?


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松琴亭の茶室、三畳台目。

八窓の茶室で遠州好み。
実はこの桂離宮の作庭には遠州が関わっていた、とする説もあり。

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松琴亭一の間、二の間。

でました!
市松模様の襖!

あの時代にこんなモダンな意匠。
重森三玲の住宅の襖もここから着想したのかも。

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もっと濃い青かな〜と思っていたのに、意外と薄い、、、、と思ったら、陽に焼けて薄くなっちゃったようです。


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昔のトイレ、、、、ではありません。
火も水も使える水屋ね。屋外にとびでているのがユニーク。


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正面は網代の戸。

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書院の中は襖の引き手、釘隠など懲りに凝った意匠が使われていて、「月」の文字を模様化したものが有名ですが、茶屋でもいくつか面白い意匠を見ることができます。
こちら「結び紐」の引き手。


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欄間の格子も皮付きの木、角材、竹が混在。


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「水蛍の灯籠」。
この灯籠に火をともすと、灯りが池の水面に映ってゆれて蛍のようなのだそう。
夜間参観がないのがとても残念。

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賞花亭前の棗型蹲居。
バックの白萩がまさに花ひらかんばかり。

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斬新で現代的なデザイン。


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雲一つ無いピーカン晴れ(あづ〜〜〜)ゆえに水面が鏡面になって景色が二つ。


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かの有名な三光(日光=丸、月光=三日月、星光=四角)灯籠。 ではなくて三角灯籠。三光灯籠はどうも見落としたようです。(もちや様、ご指摘ありがとうございます。)

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蹲居「浮月」。

明月の季節にこの蹲居の水面に月が映るとか。
なにしろここは「月の桂」、月の名所ですから、月を楽しむ工夫や装置がてんこもり。


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笑意軒の矢の引き手。


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櫂の引き手。

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見えにくいですが、正面窓の下に有名なビロード市松+金箔の斬新なデザインの腰壁張付。

窓の向こうは緑の稲田。
稲作は近隣の農家に委託しているそうです。


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こけら葺きの屋根。
わかるでしょうか。薄い板が積み重なっています。
この技術はちゃんと伝承されていくのでしょうか。


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(中には入れない)書院群。

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古書院月見台。
この眼前に池が広がります。

天空の月と、池に映る月を夜もすがら楽しんだいにしえの貴人たち。
うらやましいことです。
(ちょっと現代生活のスピードでは退屈かも、、、、coldsweats01

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月見のための茶室、その名も月波楼。
その膳組の間。
開放的な空間。

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こちらの引き手は杼(ひ)(機織りに使う糸巻き)。

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三名垣のその2,黒文字垣。
文字通り黒文字の枝でできています。

最後の名垣その3は、外に出てから見ることができます。


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有名な桂垣。
生きた竹をたわませて作られた垣です。

これはほんとうは中から竹の根元の方を見るのが価値があると思うのですが、残念ながら参観場所には入っていません。(これもNHKのDVDで見るしかないな)

この桂垣をぐるっとめぐって桂橋の西詰め、桂に来たからにはこちらへも、、、、

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御菓子司中村軒

名物麦代餅(むぎてもち)も食べたいし、かき氷も捨てがたい、、、、

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で、結局二つともたのんだ私。
でてきた大きさを見て、「まずった!」。coldsweats02

餅のボリュームのうえに白玉3個はけっこうきつかった、、、。
それでもおいしいのと、かき氷に練乳の追加がついてくるなど、うれしい心遣いで90%はいただきました。(完食は無理どした)

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最後に離宮の売店でもとめたもの。

松琴亭の襖の市松、月の引き手、書院の襖の桐の唐紙、真の延段、網代、、、といういずれも桂離宮にちなむ意匠のぽち袋。

おしゃれです。
(バラバラにもらったら、なんのことかわからんかもねえ、、、)

今度は季節を変えて、何度でも行ってみたいですね。
行くたびに新たな発見がありそうな気がします。
せっせと往復ハガキ、書かねばなりませんが。

2010年9月 8日 (水)

「瞳の奥の秘密」EL SECRETO DE SUS OJOS

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今年のアカデミー賞最優秀外国語映画賞(「おくりびと」がもらったやつね)のアルゼンチン映画。

いつもはあまり受賞作品だから、とすぐにはとびつかないのだが、なんといってもスペイン語映画だし(生きたスペイン語の学習)、ご愛用シネリーブル梅田上映だったし、前評判がすごく良い、ということだったので。


2時間の長い映画でありながら、ついのめりこんで最後まで見ることができた。
25年もの間のながいロマンスでもあり、どきどきするサスペンスでもあり、考えさせられる重いテーマもあり、少しのユーモアもあり。大人の映画ですね。

ロマンスとしてもさることながら、一番考えさせられたのは死刑とはほんとうに適正な処罰なのか?ということ。
もちろん、安っぽい死刑廃止論ではない。

アルゼンチンには死刑制度はない。
作中で残虐に若妻を殺された夫のセリフ。
「もちろん、僕は死刑は反対だ。無期懲役ですよね。犯人にはこの先死ぬまでずっと、ずっとむなしい時間をすごしてほしい。」
実はこれがこの映画のキーワード。(これ以上はネタバレになりそうなのでやめておきますが)

簡単に殺してしまえば、被害者家族はいっとき気がはれるだろう。
そういう意味で、私は死刑もやむなし、と思っていたのだが。
しかし、そんなに早く、ある意味楽にしてやってよいのか。

無期懲役こそが実は一番残酷な刑罰である、という考え方もある。
(日本のように無期懲役でも何年かしたら出てくるのではなく、死ぬまで服役)

これは死刑存続派にも死刑廃止論者にも考えて欲しいテーマ。

死刑は残酷だから廃止、というならずっと檻に閉じ込められて死ぬまで、、、というのは残酷ではないのか。
被害者家族感情を考えると報復に死を、というなら、殺人者には一瞬の苦痛、しかし家族にはおそらく生きている限り続く苦痛。心は癒されるのか。

さらに無期懲役ならば、われわれの血税で殺人者を長く食わせてやらなければならない矛盾も。

物語のスタートは70年代のアルゼンチン。
軍事政権が国民弾圧を始める直前で、世相は不安定、政治家や公務員、警察は腐敗していた時代背景も頭に入れておいて見た方がいいだろう。(なんで判事があんなに違法行為を楽々出来るの?という場面があるので)

主人公の、年上のアル中の部下、ウッディ・アレン似の男優さんがとても良い味をだしていた。
酔っぱらって奥さんに家から閉め出されるかと思えば、するどい推理を披露する。
とぼけた味があると思えば、最後に尊い人間としての尊厳をみせつける。
へたくそな役者がやるといかにも作り物っぽいところを、さすが最優秀助演男優賞を受賞した役者さん、むべなるかな。

最後にタイトルについて。
瞳の奥の秘密、、、、だれの瞳か?ということ。

この原題ではsus ojos。

スペイン語のsu(s)は英語でいえばhis(彼の)やher(彼女の)にあたる所有をしめす形容詞。ときには丁寧語のyour(あなたの)であることも。

つまり誰の瞳にもあてはまるということ。

そう思って考えると、ヒロインの瞳でもありうるし、被害者の夫の瞳でもありえる、、、

だれでもその瞳の奥に秘密をかくしている、、、そういうことか。


2010年9月 6日 (月)

畳のへりバッグ〜ふーテトママ様のご指導の下

週末は実家の岡山に帰っておりましたが、目的がひとつありまして。

岡山でキルトの先生をされているふーテトママ様のお宅でふーとテトに会うため畳の縁で作るバッグのご指導をうけたまわりにcoldsweats01

ママ様とは中崎町nnya様と3人でデートした7月以来です。

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ここがママ様のお家。
きゃ〜happy02
トトロにでてきたサツキとメイのお家だわ〜!

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ドアも鶴首の門灯もおしゃれ〜。
なにより普段着なのに、こんなに暑いのに、ママ様おしゃれ〜lovely


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まあ、ブログで拝見したとおりのすてきな窓際のコーナー!(感嘆符ばかりでスミマセン)
こんなところで一日ひがなチクチクお裁縫、、、って憧れるわ、夢見るわ。
(今でこそ和風好みですが、40代まではカントリー命・loveだったの。)

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そしてそして、、、
きゃ〜!ブログのまんまのふーくん!

 cat「な、、、なんだよう、、」

すてきなミルクティー色の毛並みですこと。
実はスコティッシュではないかといううわさも。

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 cat「え、、えへん。実はぼく由緒正しい生まれなんです、、、なんちって。」

最初なかなか姿をみせず、現れてはスルリと隠れてしまって写真のとれなかったテトちゃん。

ママ様に指導を受けている最中なのに、いきなり「あ〜、テトちゃんがこっち向いてる〜」とカメラむけたり、、
(ママ様、ほんまにご無礼、スミマセンでした。)

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まあ、ちゃんとお顔を見せてくれると、なんてかわいいの〜lovelyテトちゃん。

ええっと、、、

本題にもどりまして、畳のへりバッグ。
実はママ様のブログでいろんなバリエーションを見て、作ってみたくて作ってみたくて。

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畳のへりってほんとに畳のへりなんですよ。
つまり畳の端っこにまきつける色の付いた(たいてい地味な色)テープ。

これがまたしっかりとして、手で折るとちゃんと型がついて、なにより端が絶対ほつれないので縫い代の始末がいらないすぐれもの。

一体誰がこんなアイデアを!

キルターの憧れ、ママ様のBERNINAのミシンをお借りして、さっそく縫い始め。

あれ? あちゃ〜? わきゃ〜!

あ〜あ、手作り好きとはいえずいぶん不器用な方ですこと、、、とママ様にあきれられていたにちがいない。

せっかくのミシンが泣くよ〜。
こわしてませんよね?

と紆余曲折があって、、、

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なんとか縫い上がったものに手で良い感じにクセをつけてくださるママ様。


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コサージュも手作り。
実はこの写真に大きな失敗が写っています。(ナイショ、気付いた方もおられるかも〜)

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持ち手を付けて完成!

裏地を付けないでもかっちりしているのでOKだし、まち針をうったり、印を付ける必要もないんですよ。
目からウロコの簡単さ。(あ、もちろん不器用な方もそれなりに、、、coldsweats01

他にもいろんなタイプのバッグ、ポシェットがあって、もうどれもこれも欲しくなるおされなのばかり。
キットはレシピ付きでママ様のブログから購入できますよ。
(→

この畳のへり、バッグを作ってもいくらか残るので、ちいさなポシェットを作ったり、こんな名刺入れもできるんです。
すてきなアイデア。

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後ろは畳のへりのサンプル。
いろんな色がでています。多色使いもすてきなんです。

さて、、、、このお方達、、、、


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特に下のお方。
このバッグを完成させるまで4時間近くかかったのですが、その間ず〜〜〜っとこの場所からお動きになりませんでした。

しかも、、、、爆睡してます。
これで息できてるの?
苦しくないの?
というポーズで。

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これみて、人気ブログ(TVアニメにもなってる)「くるねこ大和」のすまん寝だ〜、、、、と思いました。happy02

ほんとに不器用な生徒で申し訳ない。
でも、ありがとうございました。
久々に、ミシンカタカタ、針でチクチクを長時間、楽しかったわあ。

<おまけ>

両親へのイタリア土産のカラフルパスタ。
ちなみに一番上の黄色・黒のはタイガースファンへのサービスどす。


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2010年9月 3日 (金)

茶箱のお稽古〜「洛中の露〜金森宗和覚え書」

暑いです。think

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玄関にこの季節初めて萩を生けてみました。
ふつうならそろそろ花が咲いているのですが、ごらんのようにつぼみのままです。

あんまり暑いので、とうてい単衣を着る勇気がでません。
お稽古はやっぱり夏着物でいっちゃいました。

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麻の帯もやはり夏だけなんでしょうか?
単衣の季節にも紬なんかには締めてよいものでしょうか?
まあ、文句を言う人もいないだろうと、春に京都の素心庵でkimono gallary晏の展示会でもとめた紅型帯を、おろしてみました。
(真夏は着物にどうしても手が伸びなかったのよ〜)


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先生のところのお花。
水引草のつぼみもまだなんだか堅そうですね。


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お菓子はまだ寒天系。「夜半の月」。
来週はもう重陽(9月9日)だというのに、とても菊をもちだせる気候じゃございません。

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茶箱の「雪」をされるお弟子さん。
私は「月」をさせていただきました。

あれほど複雑にみえた月点前ですが、なんだか今年は意外と軽々できたことに我ながら感心。
これこそ真の点前までいった貫禄というものよ、、、むっふっふhappy02というのはうそ!です。
何回もやってりゃねえ。なにごとも繰り返し復習が大事、ということでしょう。

それにしても器据のうえにずらっと道具を並べる月点前はほんとに優雅。

来週はいよいよ、自分の御所籠をもちこんで、色紙点前を習うんだ!うへへhappy01

さて、最近読んだ茶道関係の本のご紹介も。


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金森宗和といえば「きれいさび」「姫宗和」というのがキーワードの安土桃山〜江戸初期の茶人で、野々村仁清を庇護したことでも有名ですね。
でもなんといっても特異なのはその出自。
もともと飛騨高山藩主・金森可重の嫡男でありながら、廃嫡となり、京で茶三昧の生活を送ったそう。

その廃嫡の理由はいまでも謎につつまれているとか。
一節には大阪冬の陣での出陣をめぐって父と激しく対立した、といわれるが、この本では金森家を守るために、徳川のご時世、豊臣との縁の深かった宗和が自ら身をひいた、ということになっている。

これは真田信幸・幸村兄弟(どちらが生き残っても真田の家が残せるよう、一方は豊臣、一方は徳川についたといわれる)みたいに、あの混沌とした時代にはありそうな話で、こちらの方が納得できる理由だなあ。

このように、宗和は茶人として名を残したが、あの激動の時代=大阪冬の陣、夏の陣洛中に露と消えていった名も無き茶に関わった者も多かったと思われる。そんな人々の生き様を宗和を狂言回しとして描いたのが本作。

言葉遣いもむつかしく(歴史的な今はだれもしらないような言葉多数)さらっとは読めないのですが、何度もいろんな本でおめにかかった当時の有名な茶人や、武将の名前もたくさんでてくるので、興味を持って最後まで読めました。
そういう人物たちの相関図が、初めて知ることもあり、なかなか楽しかった。

「へうげもの」古田織部もりっぱな悪役(!)として最後の方に登場!
織田信長の弟で、茶人として名をのこした有楽斎の世渡りのあまりに上手なこともよくわかったし、信長の子ども達って豊臣の時代になると影がうすすぎて、どういう運命をたどったのかさえ、しらなかったのですが、それもこの本で学習できましたわ。

何編かあるうちで一番印象に残ったのは「弥助」というエピソード。

弥助は信長に従っていたアフリカ出身の黒人で、本能寺の変で明智軍に捕縛されたが、光秀の命令により解放されたといわれるが、以後の消息は一切不明とのこと。(「へうげもの」にも登場していましたね)

信長は名物茶道具をたくさん所持していたことでも有名ですが、そのなかのひとつ、瀬戸黒(本書では引出黒)の茶碗にまつわるエピソード。
後日おむく斎とよばれるようになった信長の従者と、いわば奴隷身分でありその容姿ゆえに辛い思いをしてきた弥助との交流をえがいている。

おむく斎が、弥助の面倒をみはじめたことから、彼の辛い数奇な人生をしり、彼の人となりを知り、心通わせるようになるふたり。
彼を獣扱いにする武将に「あれなるは人でございます。」と訴えるおむく斎。

本能寺の変で捕らえられ、光秀に「獣を切っては人に笑われる」と解き放たれたにもかかわらず、「わしは人じゃ。」と誇りをすてなかった弥助。

光秀は信長所有だった茶道具からこの瀬戸黒をさしだし、「路銀の足しにせよ。」と、ふたりを逃がす。

時は流れこの茶碗は幾多の手をへて、道安(利休の長男)、その弟子であった宗和の父、そして廃嫡された息子=宗和への餞別となり、彼の手元にある。

ひょんなことから、このおむく斎を茶会に招いた宗和はその瀬戸黒をだす。
この茶碗を手にしたおむく斎がその弥助とのエピソードを語り始める、、、という形をとっている。

そして最後、瀬戸黒を指でなでながら、発されたおむく斎の言葉。

「艶やかな黒でござろうが。やつがれ僭越ながら、ただいま銘もつけもうした。」
「弥助、と申す。末永う可愛がっていただけば、泉下の弥助もうかばれましょう。」

時代を越え、所有者をかえ生き延びる。
茶道具であればこそありえるシチュエーション。

その瀬戸黒が目に浮かぶような名シーンだと思いました。


2010年9月 1日 (水)

引っ越しの準備をぼちぼち

庭のサルスベリがまっさかりです。

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あちこちの京都ブログで拝見した、京都のサルスベリの圧倒される美しさ、大きさにはかないませんが、それでもがんばってきれいに咲いてくれました。

さて、ぼちぼち京都移住にむかって荷物の整理をしています。

いらないものはこの機会に、と思い切って捨てて、たまりたまった本も(涙をのみつつ、、)思い切って大部分を(まだ選別の余地有り)シャプラニールさんへ。(←情報ありがと、あまね様)

でも思い出のある物などは、なかなか捨てられないのよね、、、think

しかし、私が死んだあと、こういう思い出グッズはきっと子ども達の手によって(ガラクタとして)ためらいもなく捨てられるだろうなあ、、、と思うとここらで思い切るか。
(わかっちゃいるけど捨てがたい役にたたないものもあるの。)

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お年寄りがなくなったあと、押し入れの中から使う当てのない、きれいにたたまれた包装紙やまとめられた紐などが山ほどでてくる、、という話は良く聞きます。
個人の思い出は個人の物で、他人には何の価値もないのがふつうです。

でも、どこそこの旧家でさる有名な歴史上の人物の書簡がみつかった、とか、名も無き人の持ち物、日記などから当時を知ることができる歴史的価値のあるものがでた、、、、とか、聞くとあれもこれも捨てるのもちょっと残念だし。

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大おばあちゃんが書き込みをした本、、、というので未来の曾孫が当時をしのんでくれるやもしれず、、、と妄想が暴走してしまふ。coldsweats01

皆様は愛着のあるものをどのように処分されておられるでしょうか?

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さて、それより問題なのは庭の管理なのです。
さきほどからピンポイントでお花だけのせていますが、全体像がとてもお見せできないので〜。

最初めざしたイングリッシュガーデン → なんちゃってイングリッシュガーデン → 完璧雑草ガーデン
という変遷をたどってしまって、特に今年はこのクソ暑い中、とても庭いじりする気がなくて。

庭はこのまましばらくおいておく予定なのですが、主がいなくなって、雑草がどのように繁茂するかは、今年の夏でよ〜く予測がたちました。ほっておくと隣近所にえらい迷惑をかけそうです。

さりとてしょっちゅう草刈りをお願いするのも経済的に問題ですし、枯草剤などは環境を考えると使いたくないので。

そこで造園屋さんと相談して、生け垣の木はそのまま残して、防草シートをはろうかと。
(そんなものがあるとは知らなかった。)

イニシャルコストはちょっとかかるので痛いのですが、環境にも問題なく、近所への迷惑もへらせると思います。

ただ、残念なのが雑草だらけの庭でがんばって、時が来れば咲いてくれていた宿根草たちが絶滅すること。
これは自分が彼らをほうって出て行くわけだから、その心の痛みは甘受しないといけませんね。


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庭で遊ぶ蜻蛉です。

今は虫たちにとっても一大楽園(?)になっている庭ですが、まあ別天地をみつけてくださいね。
世界は広いですから。

最後に、やっかいな雑草とはいえ、蔓ものの好きな私にはすてきに見える蔦を投げ入れてみました。


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こういうの、茶室に生けてみたいなあ。

さて、、、、また家の中のモノの取捨選択にまた悩まなくては、、、、