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2010年6月18日 (金)

私的・茶の湯記念日

午前中は大先生のお宅で花月、夕方からはいつものお稽古の茶の湯な一日。

花月に使う本日のお花。
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去年初めてチンシバイという名前を知ったのですが、この日のは源平(赤白)になっています。
(ご指摘をいただきまして、どうもシモツケのようです。)

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お菓子は青梅。

懐紙もこの季節だけの限定使用、紫陽花。

前回の復習で軸荘花月を。


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だんどりはだいたい覚えたのですが、やはり白菊扇で軸の紐をはさむのがみなさん、むつかしそうです。
扇も、床壁も、軸も痛みそうでこわい。

この軸荘をするような軸は大名物かご宸翰、というのに、これではだれもしたがりませんよねえ。

続いて東貴人且座。

半東があたりましたので、とても勉強になりました。
貴人さんに薄茶をたてるのに、茶筅、茶器、茶巾の置き換えがあるので、これがとてもややこしい。


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この日のお干菓子は京都・上賀茂霜月(そうげつ)さんの「木の芽琥珀」。

うわさには聞いていましたが、こちらでいただけるなんて!
口に木の芽の香りがふわ〜っとひろがります。

季節によって、紫蘇だったり、柚子・蓼だったり、柿だったりかわるそうですよ。
これも京都へ越してから、1年間でコンプリートしないといけませんわね。

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お稽古中、乱入してきた大先生んちのアメショー。(でかいです!)

さていったん家に帰って、用事を済ませ、夕方はあらためていつものお稽古へ。


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こちらのお花は、伊勢撫子。

おお!この前いった宝鏡寺でたくさん鉢(冬なので花はなし)があった、あの伊勢撫子ですね。

こちらのはちょっと花びらの房の垂れ方がかわいらしいですが、ネットで見た写真では10cm以上もこのひらひらがたれている珍しい花です。


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涼しげなお菓子は「せせらぎ」。

お軸は「千山染翠色」。

特に今日のように、雨にぬれた山の緑はほんとうに美しい。
五月のさわやかな空の下の若い緑も美しいですが、雨の季節の緑はさらに上をいくように思います。


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お稽古は唐津の大水指、割蓋で茶筅飾り、薄茶を。

水の存在感、涼感、を茶室で味わえる水指ですね。

割蓋は半開きに開きます。
表は黒ですが、ひらくと裏に蒔絵などあるものもあって、はっとすることもあります。
金魚だったり、アメンボだったり、七夕にちなんだ星座だったりしたのを見たことがあります。

すごい楽しみ方ですよね。日本人の美意識の高さを感じますわ。

さて、なにが「私的記念日」なのか?

はい、お待たせしました。(だれも待ってないって、、、coldsweats01

お茶名、ついに拝領いたしました。

1年近くかかるかな〜と思っていたのですが、4ヶ月もかからないスピード認可です。
(大先生の添え書きが効いたのかも?)

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普通千家では「宗○」と宗の字をいただくのですが、○の部分に自分の名前がくることが多いのです。

たとえば、「花子」さんなら「宗花」とか。

ところが以前ブログにも書いたのですが、私の場合、自分の名前の音読みがとっても美しくない!

で、申請の時、心に決めた一字を、その理由もいっしょに添えて出したのですが、そのままとおりました。

ふふふ、、、これからプライベート名刺にこのお茶名をいれようwink


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ツボツボ紋の紋許も同時にいただくので、これから作る色無地に一つ紋として、このデザインを入れることができます。
(この紋の着物をきてはったら、お茶名もってはるんやね、とわかるのです)


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同時に裏千家今日庵からいただいた記念の飾り帛紗。この銀杏は今日庵のシンボルです。

渋い臙脂色に地紋は織部緞子の波模様。(織部緞子はこれに梅が入ります)

そして先生から記念にいただいたお祝いはこちら。


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花入れの宗全籠です。
前から、この籠がほしいといっていたのを、覚えていて下さったのです。
わびの草庵茶室にとても似合いそう。lovely

もちろん、茶名はゴールではありません。
これでやっと茶人としてスタートラインに立てたかな、というところです。

茶名に負けぬよう、これからますます精進していく覚悟でございます。(あら、かっこいいこと言っちゃった!)

最後に、宗全籠の箱をあけていると、わらわらやってくる物見高いこの方たち。

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しかも包装材の上でくつろいでるし!

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私的・茶の湯記念日を参照しているブログ:

コメント

お茶名というのがあるんですね。

お華は習い始めてそんなに経たないうちに、名前の一文字でつけられた記憶があるのですが(無知なもんで全然違うもんかな?)お茶でお名前をいただくのは大変なんですね。
ご本名は確かに音読みにすると音の響きが・・coldsweats01

でもご希望が叶えられて良かったですね。
おめでとうございます。

おめでとうございます!
今度、ただしい名前を教えてくださいね~
お祝いしなきゃ!!

つぼつぼの紋付…そういえば、つくりたい…
と、思っていたのですが、いつのまにやら
すっかり忘れてしもてますわ。でもうち
なんかはちょっと、恥かしくて着れへんかも。


ところで、これ、
シモツケでは? この源平の、うちにも
あるんですが・・・

しぇる様
茶銘拝領おめでとうございます。おっしゃるとおりここからがスタートですね。最近は茶名は早くいただけるようです。お茶人口も減っていて 茶道具もお安くなっているそうです。
私は名前がひらがなでしたのでどのような漢字が来るのかと思いましたら 慧という字でした。
私は茶暦は長いのですが先生がちっとも申請なさらなかったのです。先生は私が持っていると思ったそうですが わかるでしょうにねえ。
ですから ほとんど諦めていました。後から入った方が先になりました。
先生からの記念品は先生が一度お使いになったお茶用のバッグでした。微妙な気分でした。先生のようになれるようにということでしょうか?

ところで花ですがうちにもありますが あまねさんと同じくしもつけではないでしょうか?うちのも源平です。先日から咲いています。

お茶名をいただかれたとのこと
おめでとうございます
お茶名にはいろいろなものが付随しているのですね
知りませんでした

これからも茶の湯を存分に楽しんでくださいね

僕はいつまでたっても
平手前のお運びと炭手前のお稽古のみ
盆手前もできません
もう4年半お稽古をしていますが・・・・・・

もし、「軸荘」をされる時は
是非私のものをお使いくださいね
新上東門院さんの「めでたく云々・・・」の
ご宸翰消息なんかはどうでしょうか

夢風庵様

ありがとうございます。
まあ、お茶名は10年前後は続けてないともらえないんじゃないでしょうか?
でも、全然お点前ができなくても、覚える気がなくても、長くやっている、というだけでもらっちゃう方もいるので、その価値は人それぞれ、自分だけの物、、、というところです。

でしょ?
私の名前の音読みは、子どもの頃よくからかわれたトラウマもありましてcoldsweats01

あまね様

これでやっとあまね様にお茶名に関してだけは追いつけましたわ。

うふふ、、どういう茶名かお披露目するまでお楽しみに。happy01
そういえば、ツボツボ紋は実際つけてはる人はあまり見たこと無いですねえ。うちの社中のお若い方はこれを刺繍でつけられましたが、けっこうおしゃれでした。

チングルマとチンシバイをまちがえたあげく、やはりこれは源平シモツケのようです。花はよく似ていますが、付き方が全然ちがいましたね。訂正しておきました。ご指摘ありがとうございました。

ひいらぎ様

シモツケに関しましては↑とおりです。
ご指摘ありがとうございました。

お茶名に関しては、なんでこの人が?と思うくらい人生とお茶の関わりが希薄な方ももらっておられますし、結局はその価値をきめるのは自分自身、自分と茶道の関わり方なんじゃないでしょうか。
私は、茶名を持っているから、といってその人をことさら尊敬するわけではありません。茶道にたいする姿勢で尊敬できるかどうか決めます。
こだわるつもりはありませんが、とりあえず、ひとつの区切りですので、(やっと選挙権を得た、、、と言うくらいの感じ)また気を引き締めてさらに勉強したいと思います。

野中の清水様

ありがとうございます。
これからお茶会にいって記名のときに茶名が書けますわ。
まあ、内実は全然進歩ないんですけれど、、、。
4〜5年くらいはやはり私も小習ばかりだったかと。
まあ、人生の楽しみ、としてお茶するのがなんといっても一番ですね。

まあ!野中の清水様のコレクションなんて、もったいなくて軸荘なんかには使えませんわcoldsweats01
新上東門院さん、調べてみましたら、あの桂離宮の八条宮智仁親王のお母上だったんですね。またまたすばらしいものをお持ちでhappy02

しぇる様
何だか失礼なことを書いてしまいましたねえ。私も茶名をいただきました時はほっとしました。
確かに茶会の芳名録には茶名がずらりですから。
ですが いつもどうなのだろうか?と思うのです。
スタートなのだと思うしかないように思います。

昔 母が習っていた頃はなかなかいただけなかったのです。今は10年もすればいただけます。実力が伴わなくてもです。これは私も含めてです。
お茶は奥が深く すればするほど知らないことだらけの自分に気がつく私です。
しかも私の指導をいただいた先生は炭点前をされない方でした。私は茶事がしたいので 炭点前は自分で畳みの上に新聞紙を丸めて 本を横に置いて一人で勉強しました。何だか情けない。

野中の清水様のように 炭と薄茶 濃茶ができれば結局十分なのでしょうね。私は七事式が好きですから機械があれば友達に誘っていただいています。

どんなお茶がしたいか私の課題です。

ひいらぎ様

いえいえ、全然失礼なことはおっしゃっていませんよ。
おもしろかったのは、私のお茶名拝領についてのそれぞれのリアクションです。真剣にお茶にとりくんでおられる方ほど「おめでとう〜、よかったね〜」と大きいことと受け止めてくれます。
言い方は悪いですが、お稽古に来ているのかおしゃべりにきているのかわからないような方ほど、リアクション薄いです。
お茶名に対する思い入れ、そのために払った努力、、、の差でしょうか。

遅ればせながらおめでとうございます。
雲の上のような許状、すごいです。それも仕事と多彩な趣味をお持ちの上で。
ますますお茶室開きが楽しみでございますわん。

ところでシモツケ?私は葱坊主かと思いました(笑)

ぽん様

葱坊主、、、そういえば似てるかも〜。(いくら玉葱工房だからといって、それは〜!happy02
ここにも書いていますが、10年ほどがんばれば、どなたでももらえますので、全然、雲の上なんてことはないです。でもうれしいものですね。
茶名披露の茶事もいつできますことやら。たいしたことはできませんので、あまり期待しないで待っててね。

お茶名拝受、おめでとうございます。お茶名とお茶室のご披露が重なります?二重のおめでたですね。
私がお名前をいただいたのはちょうど夫が手術後入院していた時だったので、お許状もちゃんと見ていないんですよ。ツボツボ紋の紋許があったかどうかも覚えていない。帛紗はどこ仕舞ったかなあ。
宗全籠、素敵ですね。私は先生に「佃」という銘の付いたお水指を頂きました。織部じゃないけれど「うみゃ」という感じでゆがんでいるのです。織部というより黄瀬戸の感じです。
これからもよりいっそう充実したお茶人生活を続けてくださいね。
PS.岩井の隣の大きな町、館山のBOOKOFFで「井戸茶碗の謎」ゲットしました。次のお休みに読みまーす。

yuchi様

ありがとうございます。
お茶名とお茶室披露なんて、私のキャパシティー遥かに超えています。考えただけでも目が回る、、、、。というので小さいあつまりからぼちぼちする予定です。coldsweats01
お茶名もらわれたときは、大変な時だったんですね。それどころではないというか。
「うみゃ」の水指ですかhappy02それは拝見したい。実は水指はまだ、これ!というものに出会っていません。好みとしては備前や伊賀、信楽のちょっと無骨なもの。いつか縁がありますように。「んにゃ」がいいですかね。あら、、、nnya様になってしまいますね。

また「井戸茶碗の謎」のご感想、おしえてくださいね。

遅ればせながら

しぇる様 このたびはまことにおめでとうございます。
名をいただくということはとてもとても大きな努力が必要ですよね。
一つの区切りでもあり経過点でもありますが、そこには過去と未来を繋ぐところなんですよね。
本当におめでとうございます。

私は茶道については結婚と同時にやめたのですが、再開する予定はありません。仕事をやめちゃったので、やはり経済的にしんどいです><
香道については先生が気さくな方です。やはり流儀上免状がないと教えられない部分があるけれど、できる限りのことが教えていきますとおっしゃってくださっています。
でも私の能力がそれ以前の問題でして、全然進歩なし(トホホ)

最近は以前のブログを放置しておりまして、こっちで書いていることが多いです。

みなみ様

ありがとうございます。
新しい方のブログも拝見いたしました。こちらの方が等身大っぽくって楽しいですね。あ、もちろん以前のブログも雅な感じでよいのですよ。
香道の方も、京都に引っ越したらもっと簡単に体験参加できそうなので、これも楽しみなのです。むつかしいなあ、、、というのが正直なところですが、古典文学とリンクしているのがなんといっても魅力なんです。
また、どちらかの香道教室でおめにかかりたいですね。

お茶名をいただいたそうで、おめでとうございます。
私の場合はいただいたというか自分でつけて承認?してもろたようなもんで、まぁ表流やからかどうかは知りまへんが、あっさりしたもんです。
記念品も許紋もあらしません。紙一枚と小さな木札でした。それも講師と書いてあるだけです。教授免許は講師になって5年以上たってかつ弟子を採っていなければなれしまへん。まぁ無理してならんでもと思ってます。
先日、茶室の釘を発注しました。二条の室さんです。和釘なので一つづつ手作りですが、相応にお高いです。まぁ仕方おまへんけど…。
御簾は祇園の西河さんに、灯りも同じく祇園の三浦照明さんにお願いしました。
誂えですが、さほど高うはおませんでした。せやけど仕事は一流です。

へちかん様

ありがとうございます。
表さんはずいぶん、あっさりしているのですねえ。
一つの通過点、、、というくらいの認識なのでしょうか。まさにそのとおりですけれど。
お茶室、いよいよ最終段階にはいられたようですね。お楽しみなことでしょう。
和釘の室さんは前をよく通りますよ。(多分)親戚筋の方をちょっとだけ知っています。西河さんは私もチェックしております。三浦照明も!やはり京都、、、、ということになると、皆様おんなじところへいかれるのですね。happy01

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