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2010年5月 3日 (月)

東大寺華厳茶会

さわやかな皐月の1日、風にはためくのは幡(ばん、又は、はん:寺院の飾り)。

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こちらは南大門。


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そうです、ここはこちら。

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東大寺大仏殿。

裏千家大宗匠による盧舎那仏へのお献茶式がおこなわれました。


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大仏様の前ですが、いつもと全然ちがう雰囲気になっています。
一般の方ははいれないので、外ではおしあいへしあい、、、、。

今年は遷都1300年祭ですので、いつもよりさらに大勢の人がお参りのようです。

空いていた椅子に時間が来ると、奈良県茶業会議所の方々が、次々と、、


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大和茶をアピール?

茶業会議所の方々は皆様、直垂に烏帽子、といういでたちで、なんと茶壺道中まであったのです。


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茶壺奉納に続いて、茶業の方による、新茶の奉納。


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読経のあと、茶壺の碾茶を挽き臼にかけるため下げてきます。


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茶壺を大宗匠が口切りされ、(普通口切りは茶葉が成熟する11月ごろなのですが)挽き臼にかけられます。

まあ、少量なんですが、、、、

その引かれた抹茶を少し、茶器に入れてお茶をたてられ、大仏様に献茶されました。

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役目を終えた茶壺と挽き臼。

バッチリ見える場所に座れたので撮ってみました。

そういえば、昨年の夏、奈良県庁屋上で空中大和茶カフェ、、、なんて催しがありましたね。(行けませんでしたが、、)
奈良県も、大和茶売り出しに本腰をいれているのでしょう。

献茶式のあとは、境内のあちこちにあるお茶席巡りです。


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これは普段見ることのできない大仏殿の側面です。

この前にある大仏殿集会所では副席。

(ここに入るのに1時間ちょい待ちcoldsweats02

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席入りをお待ちの皆様。

したたる緑と、大仏殿の回廊と、和服姿がなんだか絵になっています。

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皆様が目にしているのは、このような、気持ちの良い風景。大仏殿前の境内です。

続いて東大寺本坊の家元席では濃茶を。

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若草山を借景にしたお庭が美しい。

人混みで騒々しい参道を一歩はいると、こんな庭がかくれているんですねえ。


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いただいたお菓子は鶴屋吉信(なぜに京都の和菓子?)の「唐衣」。
先日の私・作の和菓子とずいぶんちがいますね〜coldsweats01。(あたりまえか)

最後に行ったのが、真言院境内勧学院の東大寺席。


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こちらもまた、絵になるでしょう?

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お水取りの松明を発見。

ここの席が一番よかったかな。
なにしろご本尊の前に点前座があって、東(とう)さんをご住職がされていましたし。

お運びの方が歩くたびに鶯張りの床が、鳴って風情がありました。


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ええ〜と、、、銘もお製も聞くの忘れました。
中は黄身餡で、きれいでおいしかったです。

三席まわって、それぞれ生菓子を計3つもいただきましたので、もうお腹いっぱい。(辛党にはちょっとつらいかも)

あんまりお茶席の感想がないって?
う〜ん、sadやっぱり、大寄せの茶会はどこかちがうのでは?と思ってしまって。

お茶屋さんや道具屋さんに、「はい、入って」「はい、出て」と指図されていると、なんだか放牧中の牛や羊になったような気がしてねえ。

それに、肝心の道具は飾ってあるだけで手も触れられないし。
お客さんはお客さんで、席主がお話ししているのに、隣同士おしゃべりに余念がないし。

五月のさわやかな風と緑と、東大寺の読経と香の匂い、、、、それが一番の収穫かも。


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奈良公園の藤。

まだ早いようですね。

五月の半ば過ぎ、また春日大社の藤を見に行きましょう。


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東大寺華厳茶会を参照しているブログ:

コメント

大和茶はあれからも、頑張ってらっしゃいますね。
あちらこちらでイベントをされてることを伺ってます。

華厳会の堂内の荘厳(そうごん)がかなり興味深いです。
五具足(花瓶一対、燈明一対 香炉)の諸飾りかなあと。花瓶(けびょう)が大きいのがさすがです。
この茶会も、もとは華厳経を読誦した僧侶への饗応茶からはじまっているのでしょう。

八葉福弁の台座文様の茶臼ですね。久しぶりに見ました。


茶業会議所、というのも実は初めて聞いたのです。献茶式の一番前の良い席にずらっとならんでおられたので、ず〜っと昔から参席されていたのでしょうねえ。たぶん、もちや様の茶業のお話をお聞きしていなければ、気付かずスルーしていただろうと思いますcoldsweats01
花瓶は青銅のアゲハのついたやつでしたっけ?小学生の修学旅行の時、これが妙に印象にのこっています。(一体何年前の話だ?!)
茶臼の文様は、きっとなにかいわれがあるのだろうなと思っていましたが、白鳳時代の台座だったんですね。それに三鈷でしょうか。東大寺の什器なのかもしれません。

一般の方、でスイマセンcoldsweats02
私は大仏殿の左手の仕切り越しに儀式を眺めておりましたので、
4枚目の写真を拝見すると、
しぇるさんは、それほど遠くないところにいらっしゃったのですね、、、。

茶壺と挽き臼の写真ばっちり取れてますね。実際に使われている挽き臼を見る機会がなかったのですが、挽き立てのお茶もきれいで、神聖な感じさえするなあと思いました。実際にお茶事などでお茶まで挽いて出されたら、なんとまあ贅沢なことなんですね。

S&Y様

4枚目の写真より、さらに前の方にいましたの。
でも、近い場所と言えば近いですね。おたがいのホームグランドを離れてニアミス、というのも考えてみればおもしろい偶然ですよね。

yuchi様

口切りの茶事では、臼をひく音もごちそう、、、と言いますが、その音のCDがでているそうですよ!びっくり!
今では臼を実生活でみることはありませんものね。わたしもひかれたお茶を近くで見たのは初めてでした。

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