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2010年4月10日 (土)

春〜洛中つれづれ(一部洛外)

2年ぶりの並河靖之七宝記念館


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三条通りの北側、白川沿いにある大きな京町家で、南禅寺周辺の大きなお屋敷の庭をほとんどすべて手がけたといっても過言ではない七代目植治の池泉回遊式の庭があります。以前の写真はこちら

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こちらのお庭には桜がありませんので、この季節、観光客もほとんどこられません。

お座敷にあがって、ゆらゆらガラス(昔のガラスで表面がでこぼこ。もう作れないそうです。)ごしに、ひとりでこのお庭を眺めて、ひとときをすごしました。

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自分の茶庭のこともあって、ながめておりました。

う〜む、、、この踏み分け石の礎石のりっぱなこと。(ここのお庭の石はほんまにのきなみ大きいです。今はもう採れない自然石だと思います。)


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大きなお庭なので、このくらいのものがつりあうのでしょうが、それにしても、ちとでかすぎないか?
 
    *    *    *


洛中にもどりまして、今日はやってるな〜?とたずねたカフェ火裏蓮花(かりれんげ)さん。
町家ショップらりぃ参加店)

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柳之馬場を御池からちょっと下がったところ、こ〜んな細いろうじの奥にあるのです。

最初は入り口をきっと見落とすと思う。(火事になったら消防車はどうするのだろう?coldsweats02

こちら何回かきたのですが、いつも間が悪くてお休み。(不定休でしかも日曜お休み、という観光客泣かせ)


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よかった、やっているみたい。


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ランチもおいしそうでしたが、おいしいと評判のスイーツを。

濃茶シロップ付きの抹茶ミルクケーキ。美味lovely

坪庭のかわいい桜をながめながら、ほっとくつろげました。

六角通りへ南下して西へいくと目の前にあら、六角堂。

こちらの枝垂れ桜は、多くの京都ブロガーさんのブログでよく拝見したもの。

盛りの頃はほんとうにきれいだったでしょうね。

今じゃ、、、こんな感じで、おぢさんがお掃除中。


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かわりにきれいに葉の出そろった柳の緑が若々しいです。

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おみくじがたくさん結ばれていて、なんだかレゲェ歌手のラスタヘアを連想しますが、、、


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六角通りを烏丸を超えて少し西に入ったところ、このすてきな町家はいろんな展示会会場に使われている素心庵


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この日、こちらでkimono gallery 晏さんが展示会をされています。


晏さんは川越唐桟や保多織りなどの木綿の普段着着物に力をいれておられる香川県の高松の呉服屋さん。

着物好きのはずせない雑誌「七緒」にもよくでています。
店主の冨田さんには「もめんと麻のおしゃれ着物」などの著書も。

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こんなきれいな町家のお庭を拝見しながら、あれこれ着物や帯を手にとって見せていただくのは至福のひととき。
よくぞ女に生まれけり、、、、ですわ。

木綿と言えば、徳島のしじら織りの単衣を持っているのですが、やや裾捌きが悪い難点が。

それを言うと、冨田さんは川越唐桟を見せてくださる。
一見ブロード綿のよう。質のよいものはサージに似ているかな。

たしかに唐桟はすべりもよく、裾捌きもよさそう。
唐桟縞といえば、江戸の粋でいなせなお兄さん方が着ていた着物でしたわねえ。

   *   *   *

室町通りを二条めざして歩いていると、なんだこりゃ?のでっかい町家(?)が、、、


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ああ、これが噂(?)の然花抄院かあ。

大阪のカステラ屋・長崎堂さんの京都進出店がこちらなんですね。

カフェやギャラリーもあって、なかなか堂々たる建物です。


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話の種に、こちらの看板菓子、然(ぜん)かすてらをもとめました。


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ふつうのカステラをイメージしていたら大間違い。

これ一つに卵9個が使われているというのもうなづける、濃厚ねっとり感。

一口でなんだかもうお腹いっぱい。はたして京都でうけるかどうか、興味あり。

次なる目的地はこちら、二条衣棚西入るの白生地屋さん三浦清さん。


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こちらは着物の白生地(染める前の生地)を多種あつかっておられる。

A反はもちろん、お得なB反もあって、目的に応じて切り売りしてくれるのです。

生地を選んで、好みの色に染めて帯揚げにしてくれるので有名ですが、その他色無地なども染めてくださるそうですよ。

お店の中は昔ながらの、お商売をしている典型的な町家で、天井の棚の裏に鯨尺の物差しをたくさんはさんでいるのが、いかにも生地屋さん。

店の間にはなんだか種類不明の白生地がいっぱい。

こちらで塩瀬の名古屋帯用の白生地をもとめました。(B反だとすごくお安い!)

もちろん白生地だけでは帯になりませんので、染めてもらうためにもちこんだのはこちら。


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いきなり東本願寺の北あたりにとんで染工房 遊さん。

こちらでは以前、小紋で大変お世話になりました。。(→

その後名古屋帯を染めてもらおう、と思いつつなかなか来られなくて。

やっと来ることができました。

白生地を持ち込み(もちろん、こちらで生地をお願いすることもできますよ)、こういうイメージの帯が欲しい、とお話しし、以後はメールでデザインの打ち合わせです。

次の冬に締められるような意匠ねらいです。できばえはまたアップしますので、乞うご期待。

帰りにはJR京都駅の美術館「えき」へ。


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こちらの展示会を見に。


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刺繍とキルト。

ため息ものの大作をたくさん拝見して、このところちょっとさぼっていたキルトをまたがんばらなくちゃ、と思う。

細かいテクニックはともかく、心惹かれる作品は、結局は色合わせの妙なのだな、と実感。

でもいまだに色あわせは苦手です。

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このバカでかいJR京都駅。

ここのエスカレーターはほんまに高所恐怖症のものにはつらいわ。

2階くらいぶっとおしだし、柵はないし、おりるときはほんまに怖い。

などと思いつつ、そのままJRで帰路に。

ああ、盛りだくさんの1日だった。(ちょっとくたびれ)

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コメント

やはり京都ははんなりとして良き空気感が漂っていて
素敵ですよね~~~~。六角柳の緑も六角堂があればこその
姿のように思えます。伝統と手仕事、用の美、守っていきたい
遺産ですよね。

negeire様

町中を歩いていたのに、ふっと違う時代にまぎれこんだみたいなお堂に出会うと、やっぱり京都っていいなあ、、、と思います。
特に洛中は碁盤の目に沿ってぶらぶらすると、あ、ここにこんなところがあったんだ、といつも新発見。まるでおもちゃ箱のような気がするのです。

しぇる様
お久しぶりです。実は4月10日から11日1泊で、京都の法輪寺に娘の十三参りに家族で出かけました。11日お参りのあと、奈良に住む妹たちも一緒に8名で又吉さんに出かけ、お昼を娘のお祝い会として出来ました。とても美味しくて、日頃ご接待で口の肥えた主人も義弟も、どうして私がこのお店を知っているのかと、不思議そうでした。うふふ、、。日頃食の細い娘も全部頂き、ついてきた姪は炊き立てご飯のお代わりをして、みんなが大喜びでした。今年1月このブログのご縁で、おかげさまで京都で美味しいお店に出会えました。本当に有難うございました。姪は友達とまた来たいと言っていました。
いろいろな所にいかれて、しぇる様のブログで、私まで楽しいお出かけが出来ます。これからもよろしくお願いいたします。

礎石の上に載っているのはしぇるさんのおみ足?わたし「ばんびろ」なので足袋ぞうり姿でも幅広で、こんなにすっと格好よくないんですよ。
このサイズで卵9個のカステラ、ちょっと想像できません。そういえば赤毛のアンのシリーズで二十数個の卵を使ったフルーツケーキのレシピ・・・というのがあってどんな味か色々想像したことがありましたっけ。
JR京都駅はもう17年も行っていませんが、写真を拝見してただただびっくりしました。

koto様

おやまあ、ご上洛だったのですね。しかも又吉さんに大勢で。
自分でご紹介しておきながら、うらやまし〜〜。
虚空蔵さんの十三参り、もし娘がその年頃の頃、京都にいたならきれいなべべを着させてお参りしていたものを、残念ながら、、、weep
京都のご案内はすべて自分好みなもので、偏っているとは思いますが、少しでもお役に立てて光栄ですわheart01

yuchi 様

足だけならいろんなものをごまかせますものね〜おほほほcoldsweats01(しわやら体型やらいろいろ、、、、)
このカステラ断面をのせていませんが、ほんとにとろっとしているんです。2回目買うか?といわれたら、ちょっと考えますが、文句たれつつも完食してしまいました。(もちろん2日に分けて、ですが)
昔のふる〜い京都駅を知っている者としては、ただただ唖然としました、この新駅舎ができたとき。でも京都タワーと同じく、物議をかもしても、なんとなく町の景色になじんでくるものですね。あのエスカレーターだけはなんとかしてほしいけど。(となりの伊勢丹の2階から1階へのも、またこわいんです〜。高所恐怖症な私だけ?)

京都を知り尽くしておいでのしぇるさんならではの「フットワーク」!
ご尊敬申し上げます~~~!ゆらゆらガラス越しの素晴らしいお庭より・・・
しぇるさんのお庭の姿を・・・勝手に想像・・・笑
住まわれる前のお楽しみも限りなくですね!
それにしても・・・一日でこれほどまでに・・・
「えき」だけで・・・一日終わりそうです・・・私なら・・・苦笑


nnya様

この日はほんとうによくばりすぎて、翌日ちょっとこたえました。(自分で思うほど、若くない、、、)
「えき」は行こうかどうしようか迷ったのですが、思った以上のすてきな作品に出会えて、行って正解でした。ディスプレーの方法もとてもすてきだったんですよ。テクニックはシンプルなのにすてきな作品が多々あって、こういうのをめざしたいな、、、、と野望を抱きました。happy01

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