フォトアルバム
Powered by Six Apart

« 桜三分咲きの京さんぽ | メイン | 薬師寺・修二会/花会式 »

2010年4月 2日 (金)

中之島さんぽ〜北宋・汝窯青磁展

先日は雨の中、中之島にある東洋陶磁美術館へ。


P1040564

中之島にかかる難波(なにわ)橋の橋塔です。

大阪市のマーク、澪つくしがばっちり。

この塔は橋のなかほどに建っているのですが、橋の端(なんじゃそら?)には有名な阿形と吽形のライオン像が据えられているので、別名ライオン橋とも。北浜のシンボルみたいなもんですわ。

橋自体の歴史は江戸時代に遡るらしいですが、現在の橋は大正のころのもの。

P1040565

一昨年開業した京阪中之島線の中の唯一、安藤忠雄が設計した「なにわ橋駅」。
(そういえばグランキューブ大阪国際会議場前の中之島線の駅は木の板塀のようになっていて、あのデザインもけっこうよかった。だれの設計かはしりませんが)

中はガラス質のタイルが貼ってあってきらきらきれいです。

この出口の反対側、西の出入り口は下からエスカレーターで登っていくと、目の前に中之島公会堂の堂々たる姿が目の前に徐々にあらわれるという計算。


P1040567

中之島公会堂(現在は正しくは大阪市中央公会堂)の雄姿、大阪のランドマーク。

大正年間に建てられたもので国の重要文化財。ネオ・ルネッサンス様式というらしい。(以詳不明coldsweats01

耐震補強などリニューアルされてから、レストランや結婚式場、大阪フィルのコンサートなどなど、催しがあると中に入って、歴史ある建物の内部を拝見できるのです。なかなか良い雰囲気なんですよ〜。


P1040568

この日も某大学の学位授与式が行われている模様。

近代的ビルが建ち並ぶ大阪のこの中之島だけ、まわりに大きい建物がないので、いやがうえにも迫力ある景色になっています。


P1040569

南側の壁面。

まあ、ここはヴェルサイユ宮殿かしら?lovely(根拠なし。雰囲気のみ)

P1040578


この1階部分がレストラン中之島倶楽部になっています。

中は当時のままのレトロな雰囲気たっぷりで、オムライスがおいしいと評判だとか。


P1040571

残念ながらオムライス終了で、かわりにカツハヤシライスを。

このメニューもなんだかレトロでいいわね。

ちゃんとしたフルコースも夜はいただけます。

壁のタイルがまた良い感じでしょ?


P1040570

窓辺の金具も当時のまま。


P1040573

面白いのが、座った席のすぐそばにあったんですけれど、木製部分に歴代塗られたペンキのあとを断面にしてみせてくれているところ。

マーブル模様ができていますが、かなり何回も塗装をやり変えたのですね。


P1040575

せっかくですから、レストラン付近から自由に出入りできるところを少しだけ拝見。


P1040577

全くもって絵になる景色です。


P1040576

このドアは先ほどのレストランの裏側になります。

すっかり公会堂で遊んでしまい、当初の目的とずれてしまいましたが、ちゃんと行きましたよ。東洋陶磁美術館(公会堂の目の前)


P1040580


33_detail21

特別展「北宋 汝窯(じょよう)青磁」。

青磁と言えば朝鮮半島の高麗青磁がまず浮かぶのですが、そのルーツとも言える中国の青磁で、汝窯はつい最近までどこにあったのかすらわからない謎だったそう。最盛期は西暦1000年前後。

ごくごく近年(21世紀になってから)河南省にその窯跡が同定されたということで、その青磁は世界に100点くらいしか残っていない貴重なものなのだそうです。

汝窯青磁の色を一言で言うと「天青色(てんせいしょく・ヘヴンリーブルー)」と呼ばれるそうです。

その青は時代がついてしまっているので、本来の青さとは多分ちがう、と思われるのですが、中には鮮やかな、むしろトルコブルーに近いスコーンとぬけた青い破片もあって、これがオリジナルの色に近いのかな、と思いました。

窯にいっしょにいれられた色見本の破片などをみていると、いかに美しい色を出すか、努力に努力を重ねた1000年前の陶工たちの情熱をひしひしと感じます。

高麗青磁の青とどう違うのか、、、、と言われると私にはよくわかりませんでしたが。

地味な展示だと思っていたのですが、平日の雨の日にも関わらず、入館者は意外と多く、なかには熱心にメモをとる研究者とおぼしき方のお姿も。

私は「汝窯」が最初読めず、熱心にみておられたおじさまに、聞いてはじめて「じょよう(英語ではRu Ware なので、中国語ではルーと発音するのかも)」と知った次第。(←超はずかしいbearing


現代でも青磁の器や花器はクールビューティーという感じで好きです。

青磁の凜とした水指なんか、夏にはいいだろうなあ、、、と無い物ねだりを思わずしてしまうのです。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/349039/23763726

中之島さんぽ〜北宋・汝窯青磁展を参照しているブログ:

コメント

いいところですね
公会堂と美術館
暖かかったら桜がとってもきれいに
咲いていたでしょうにね
バラ園も時期には行きたいところですね

大阪ではほかに大阪倶楽部とか綿業会館とかね
大人の遊び場ですね
昔は会員制だったから行けなかったけど
いまはどうなんでしょうね

おはようございます、しぇる様

私も会期中、二回と講演会に行きました。
私、中国の青磁では、北宋時代の焼き物が大好きなんですよ~!!
景徳鎮や定窯、鈞窯の緑がちの青磁より、天青色の汝窯がなんとも言えません。
台北の故宮には、素敵な汝窯の焼き物がございます。
傷一つ無い、水仙鉢の美しさは、もう最高でございます。
ずっと謎であった窯なので、これからの更なる研究が待たれますわ~。
今、秘色の長襦袢を探しておりますの。
中々いい色が見つからないのですけれど。

おおらかで優雅な姿の公会堂ですね。外見も素敵だけれど、窓の金具の繊細なこと。カーブがなんともキュートheart
カツハヤシライスって私は始めて聞きましたけれど、大阪は定番かな?美味しそうですね。
以前は青磁ってそれだけで美しくって完結しているようで、近寄りがたいような親しみのもてないような感じがしてちょっと苦手でした。「クールビューティー」とはまさにその通りです。でも最近はそのクールビューティーに惹かれているんですよ。

野中の清水様

大阪倶楽部とか綿業会館、、、そんな世界にはとんとご縁がなくて、全然存じませんでした。
ハイソな方々の遊び場なんでしょうねえ。
公会堂の方は広く庶民御用達ですので気軽に使えそうです。
中之島も整備が一段落して、ますますよい雰囲気のエリアになりました。

いけこ様

二回+講演会ですか〜。どれだけお好きなのかよくわかりました。happy01
青磁と一口で言ってもその色にはかなりバリエーションがあって、今回の展示でも、どうも色については印象が曖昧です。これぞ汝窯ブルー!というのを見てみたいです。いけこ様のお好きな台湾へ、これは青磁ツアーをしないといけませんわね。
秘色の襦袢ですか?すてきですね。どんな着物をあわせられるのでしょう。

yuchi様

いや、私もカツハヤシライスは初めてなんですよcoldsweats01まあ、カツカレーの親戚か何かと思っていただきました。決して大阪の定番では、、、、たぶんないと思います。
青磁を主に作っておられる諏訪素山さんの作品展を昨年見ましたが、ため息がでました。お値段の方もため息でしたが、、、

京都に引っ越す少し前にオムライスいただきました。
「懐かしい味」でした。

夢風庵様

私はいつも間が悪くてオムライス食べられていないんですよ〜。
NHKの「ちりとてちん」にもここのオムライス登場してたのに〜despair

中之島倶楽部のオムレツ、少し前に食べました。上品なお味だったなーという感想です。
同じくらいの時期に食べた京都・「小宝」のオムライスの方が庶民的で私は好きです。

このときに公会堂も初めて入ったのですが、ほんとに素敵な建物ですね。ちょっと立ち振る舞いが上品になりそうな。。(気持ちだけですが)

kasparek様

あら、こちらのオムライス食べられたんですか〜?先をこされました。小宝のオムライスはおいしいですよね。なかなか最近はこちらも満席で食べられないのですが。
公会堂のコンサートなどにおいでの方々はおしゃれ、というのではないのですが、なんとなく生活の質の高そうな方が多くて、確かにちょっとハイソっぽくふるまいたくなります。(すぐ地がでますが)

コメントを投稿