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2010年2月15日 (月)

「旧暦のしくみと楽しみ方」〜LUNAWORKS高月美樹さん @好日居

昨日は何の日かご存じ?

え?チョコレートの日?
coldsweats01まあ、それも正解ですが、、、

今年の2月14日は旧暦の1月1日、お正月だったんです。

(中国では旧正月=春慶節のほうがポピュラーで、みなさんバカンスをとられるのか、京都のまちのあちこちで中国語がとびかうのを聞きました。)

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そんなめでたい旧暦元旦に旧暦にまつわる話を聞きにいきましたのは、岡崎のお気に入り、好日居さん。

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相変わらずすてきなしつらいです。


お話をしてくださるのはLUNAWAORKSの高月美樹さん。

彼女が数年前に作った旧暦ダイアリー、「旧暦日々是好日」。

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実は私、初めてこちらで手にとらせてもらいました。

旧暦に月暦はもちろん、二十四節気、七十二候、月名の異名、などなど書かれている和物好きにはたまらない1冊です。

ちょっとだけお見せしますね。

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大々的な宣伝も何もなしで、使った人の口コミで伝わり、毎年着実に販売冊数をふやしているそうです。

そういえば、私の周りにもお使いの方がいたような、、、、

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高月さんはほんとすてきな方で、私はそれほど旧暦に興味があったわけではないのですが、お話を伺っているとなるほど、と思うことがたくさん。

たとえば、、、、

桃の花がまだ咲かない3月3日になぜお雛様をするのか?

梅雨のまっただ中の7月7日になぜ七夕なのか?

水浸しの梅雨の6月がなぜ水月なのか?

西行の歌「願わくば花の元にて春死なん その如月の望月の頃」、なぜ桜の咲かない2月にこんな歌を?

明治6年、日本がそれまで使っていた旧暦を捨てて、太陽暦を採用、五節句などをそのまま当てはめたため変なことになったのです。

旧暦は太陰太陽歴であり、月の満ち欠けで日付を、太陽から季節を計算する暦とは必ずしも一致しない二重の時間軸からなっているそうです。

かつては農耕、収穫の大切な目安であったわけですが、今改めて二十四節気、七十二候を読むと、これこそ日本人が長く大切にしてきた季節を感じるこころそのものではありませんか。これは茶道の世界にも通じますね。

ちょうど今なら、2月19日=旧暦1月6日 二十四節気で「雨水(うすい):土中がうるおいはじめる」。七十二候で「土脉潤起:雨が降って土が湿り気を含む」

この自然のなかのリズムにあわせて、花を見る、空気の匂いをかぐ、鳥の声を聞く、、そうした気=季を感じて、自分の中の原始的な直感を信じて生きれば、もっと生きやすくなるのではないか、というお話でしめくくられました。

参加された方は圧倒的に女性が多く、皆様、すでにこの手帳を使っておられるご様子。

月のバイオリズムなどに共感される、とおっしゃる方が多く、女性=月の性ということを考えるとなるほどな、と思った次第。

(女性の月の物の平均的周期は、月の満ち欠けの周期とほぼ同じで、妊娠期間とされる280日もその周期の倍数、、、というのもなにか意味ありげです。)

理屈はともかく、とにかく美しい本のような手帳ですのでご興味おありの方、是非手にとってみてくださいませ。

私もこの旧暦1月1日(=2月14日)から始まる手帳に、その日にであったのですから、日々今日は何の日?なんの節気?と季節へのアンテナをたてて生活してみよう、と思いました。(あくまで努力目標coldsweats01毎日やっぱりドタバタしてるもの、、、)

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さて、お話が一段落したところで好日居さんが、みなさんにだしてくださった茶菓です。

金柑茶と、金沢のお干菓子で有名な落雁諸江屋さんの辻占福寿草と長岡京 小倉山荘さんのチョコおかき。

コップは倉敷ガラスの小谷真三さんのものですね!

この福寿草、なかに紙の小片がはいっていて、謎かけのような文字が。


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わたしのは「はやくる」。

(上記、辻占福寿草の文字の所に意味がリンクしてあるので、ご興味のある方はご覧になって下さい。)

高月さんと、好日居さんのおつきあいはまさにこの「旧暦日々是好日」がご縁だとか。

この手帳、京都でおいてあるのはハイアットリージェンシーのセレクトショップ京と、一乗寺の恵文社、それに好日居だけなんだそうですよ。


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お話会が終わって、これから高月さんをかこんだお鍋会が始まるようですが、残念ながら私はいまだ京都に遠距離(?)通い、お先においとましました。

ふりかえると、ほのかに明るい町家の障子がとても暖かく良い感じでした。


(付記)この手帳はLUNAWORKSさんのHPからも購入できますよ。


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コメント

とってもいいとこへおでかけでしたねheart02
旧暦の良さを伝えていくことは
日本人としてとても大事な事に
思えます

ちょっとずつ見直されていくとうれしいですhappy01

「旧暦日々是好日」いいですね。イラストも素敵で、用がなくてもつい開いてついつい読んでしまうようなダイアリー。気になってリンクで見てきました。たとえば俳句をなされ方へのプレゼントにもいいし、私も欲しくなりました。
でも今頃がお正月なら、梅も満開で確かに新春の雰囲気ですよね。

写真でみるだけでもステキな本ですね!
和モノ好きというのでは全然ないのですが。。欲しくなりました。

お茶をしていると旧暦を知るということは大事ですよね。
私も欲しくなり、さっそくネットで購入しました。 
すみません、まねしのさざんかです。
好日居さんはしぇるさんの新居の近くなんですね。一度行ってみたいです。

ご無沙汰しております。。
あぁ、知っていれば、行きたかった。。
手帳、一昨年まで愛用しておりました。

みゅう様

旧暦といえば単に月の暦だと思っていました。
二十四節気や陰陽五行など複雑に絡み合った物だったのですねえ。この歳にしてその程度の理解ですので、若い方には学校できちっと教えるよう、見直すべきですよね。

yuchi様

そうなんです。ぼ〜っとしているときに手に取る、、、という使い方もあると思います。いろいろ書き込まれた蘊蓄もけっこう新鮮で勉強になるのです。ネットでも買えますので、よろしければ是非。(この手帳、裏面がまるまったウサギさんのエンボスでかわいいのです。)

kasparek様

剪紙のヒントになるような模様もあるかもしれませんよ〜。
二十四節気、名前しか知らなかったので、これから暦を見ながら季節を肌で感じるトレーニングをしようと思っています。
kasparek様もいかが〜?happy01

さざんか様

京都にお越しの節はまた好日居、のぞいてみて下さい。のんびり別の時間が流れます。
この時も高月さんの後ろの庭木に、小鳥がエサ台のエサをついばみに来ていたのをじ〜っと見ていました。そんなことでも癒されます。
ただし不定休なので、時にふられることもありますがcoldsweats01
早速この手帳、手配されたのですね。是非ご活用ください。

maki様

そうそう、確かmaki 様がお使いだったとブログに書かれていたはず、、、、と思い出していました。さすが、すでにお目にとまっていたのですね。maki様のイメージになんだか合いますわ。今は京都手帳ですか?併用されてはいかがでしょう?happy01

あらら、コメント書き込んだつもりが、投稿押していなかったですねcrying

とてもいい感じのお店ですね。
ブログパーツで旧暦の表示のあるカレンダーを貼り付けているのですが、「ああ、なるほど。。。」ということがありますね。

夢風庵様

ほんとですね、カレンダーのブログパーツ、表示がかなり下の方でしたので、気付きませんでしたcoldsweats01
好日居さん、市立美術館のすぐ裏ですので、こちら方面にお出かけの節は、よってみてください。ほっこりします。あ、ただし、ももちゃんは入れませ〜んsadごめんね〜、ももちゃん。

早速、お取り寄せ致しましたheart04

しっかり使いこなしたいですhappy01

みゅう様

わ〜い、旧暦友達(?)が増えましたね。
私はその季節にぴったりな和歌や漢詩をちょっと書き込んだりして使い始めています。

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