フォトアルバム
Powered by Six Apart

« 花月のお稽古〜濃茶付貴人清次花月 | メイン | GRAND CUBE OSAKA〜大阪国際会議場 »

2010年1月29日 (金)

”東風ふかば、、、、、”

家の中を整理していて昔のアルバムをなにげに開いてみていました。

今住んでいるこの家が建ったばかりで引っ越してきたばかりの時の写真に目がいきました。

まあ、ほんとに新しかったわね。18年の間に変わったこともたくさん。

ぴかぴかの家の前で、当時小学生だった娘の写真につけたキャプション。


   ”私はこのおうちからお嫁に行きます。”


う〜む。これは当たらなかったなあ。

娘は今年、京都から嫁に行きそうです。

そういうこと(=京都に引っ越す)になるとは、夢にも想像しなかったころの懐かしい写真です。

一口に18年といっても、ほんとうにいろいろなことがありました。

その一部始終を多分見ていた庭の梅の木です。


P1040013

この木は、ここへ引っ越してきたとき、父が実家から運んできて、手づから植えてくれたものです。

植えたときは細い細い苗木でしたが、背はあまり高くならないものの幹は年々太くしっかりしてきました。


P1040015

植えてから次の年にはもう2〜3個の梅の実をつけ、年々その数は増えていき、最高で30個を越えたこともありました。

この木だけでは足りないので、市販の青梅とまぜて梅ジュースを毎年作りました。

庭には他の木もあるのですが、全部はつれてゆけません。


この梅の木だけ、京都に連れて行くことにしました。

   東風ふかば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ  (菅原道真)


そしてその配流された菅丞相を慕って、太宰府まで一夜にして行ったという飛梅伝説。

昔から、梅にはなにかしら魂があるように思われていたのでしょうか。

それにならったわけではありませんが、梅と思いが通じるような気がしたのかも。

P1040019_10

京都の造園屋さんがきてくれて堀りあげてくれました。

18年、この地にどっかり根を下ろしていた梅の木も宝塚にお別れです。


P1040023

トラックにのせられて、私よりも一足早く、京都へお引っ越しです。

しばらくは造園屋さんの敷地で養生です。

でもいずれは京都の家のお庭に新たな根をはることになります。

ちゃんと根付いてくれますように。

これで今年は梅の花が見られないなあ、、、と思っていたのですが。

P1040032


移植のため、少しだけはらった枝を活けてみたところ、、、、


P1040031


部屋が暖かいので、なんとつぼみがほころび、あの良い匂いまでするではありませんか。

京都で待っているあの梅の心やりかもしれません。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/349039/23125793

”東風ふかば、、、、、”を参照しているブログ:

コメント

こちらの方まで梅の香りが漂ってくるような
梅のつぼみですね

お福分け、頂戴しました
朝から幸せ気分です

着々とお引っ越し準備、私もうきうきしてしまいますheart04
来年はしぇるさん家で梅見できることを楽しみにしてますbottle

みゅう様

梅の花は良いですね。なんだかんだといってもやっぱり花木では梅が一番好きです。京都の庭にちゃんと根付いてくれたら、2月には梅見茶会などいかがでしょうか?confident

そうですよね。18年も一緒に暮らしていた植物達は一緒に連れていきたいですよね。
いよいよ京都が近くなりましたよね。
いつの日か御目文字叶います様に。

そうなんですか、18年も宝塚にお住まいでしたか。
ほんとに 何処かですれ違っていたかもわかりませんね。
宝塚を去られると思うとなんだか淋しい気がしますが
梅の木も京都に行くので嬉しいです。
お会いした事ないのに不思議な感じがします。
梅の花は可愛くてよい香りがして私も好きです。

ひいらぎ様

うんざりするほど先の話だと思っていたことが目前に迫りました。かえってあたふたしています。長く待ちすぎて実感がいまいち、、、、ってとこもあります。
今の家を去る段となって、あれこれ連綿と未練を綴るのはいかがなものか、と自分でもあきれています。

さざんか様

職場と家の往復でていっぱいだったので、実は宝塚をあまりよく知らないままなんです。でも人が集まる場所は宝塚ではだいたい決まっているので、どこかでざさんか様と肩ふれあっていたかもしれません。そう思うとなんだかおもしろいですね。
今になって昔のアルバムをひらいて、すっかり忘れていたことなど思い出しています。未練たらしい、、、、というか自分で決めたことなのに潔くないですね。反省。

鶯が、
私のとまり枝はどこへいったのでしょうかと
きっと尋ねることでしょうね

 ・・・・うぐいすの
やどはととはば・・・・

 待ちわびていたお引っ越しがとうとう近づいてくるんですよね。
 でも、わたしとしては、勝手に本来の趣旨に関係なく自分のツボで、(お引っ越し=別れ)と勝手に感慨深くなってました。
 そっかぁ~子供ってお嫁に行くんか、とか、梅ともお別れなんだ、とウルッってしてたら、梅は一緒に引っ越しだったんですよね、ほっ。

 今ちびちょきは、必死に戦っていることがあるんですけど(ブログにはアップしてないですけど)、でもそんなチビのヤツだって、いつかそんな時がくるはずなんだとか、…何とも言えない気持ちになりました。

着々と移住に向けて進んではるんですね。
18年、そこここに思い出があふれているんでしょうね。
寂しさと希望と喜びと。。。

植物の生命力はすごいものがありますもんね。
きっと根付いてくれますよ。

まさに東風吹かばですね~~~。
梅って結構、丈夫なのできっと京の地にも根を張って
育ってくれると思いますよ。

植物との別れも辛いでしょうが・・・
新しい出会いもありますけらね。

梅の木が、この一枝に、今年の気持ちを置いて養生に出かけられましたね。
切り取られても、なおそこに息づく生命に勇気を頂けます。
こんなに可愛いらしいお花を付けてくれたんですもの!
幸先いいですね~~♪
京都のお家に梅の木が、改めて植樹されるころ・・・
お嬢様のご結婚ですね~~♪


お父様がご実家から運んで植えられた、と言うことはしぇるさんにはご縁が深い梅だったのですものね。これからも京都でお嬢様の幸せな日も、しぇるさんの茶室開きも見守ってくれるのですね。「東風ふかば」の歌ではないですが、本当に木にも愛でてくれた人の心が分かるように思います。

野中の清水様

鶯宿梅、、、ですね。
我が身に添わせることばかり考えていましたが、この小さな梅にも思いをよせてくれた鶯はいたかもしれません。そういえば裏の山ではよく鶯が鳴いておりました。梅の木をかえしてください、と言われたらどうしましょう。

野中の清水様ならこの季節、お持ちでしたらこの古筆を掛けられるのでしょうね。
とっさにこの歌がでるとは、さすがです。感嘆です。

ちょきた様

そうですよ、ちびちょきさんもいつかはちょきたさんの元を巣立っていくんですよ。小学生のころは漠然とは思っていても、全然実感がなかったです。でも現実の物になるのはあっという間だったような。今のうちに親子の時間を大切に楽しんでくださいね。
ちびちょきさんは何かと闘っておいでとか。なにかはわかりませんが、後悔だけはしないように、力をだしきってくださいね。

夢風庵様

夢風庵様もたくさんお引っ越しされたのですよね。
京都がいくら魅力的でも、宝塚がいやになった、、、という訳ではないので、ましてや子供たちと一番長く過ごした場所であればやはり未練はでてきますね。
でも自分で決めたこと、一足先に上洛した梅をおいかけて宝塚を後にしますよ。

nageire 様

梅の枝、nageire様のように良い花器もなく、活ける腕もないので、このように。
自分ではこんなふうにばっさり枝をはらうなんてできないので、この機会にもっと似合う花器で、につかわしい部屋に飾ってやりたかったのですが。
それでも花はけなげに一輪、また一輪開花しております。

nnya様

娘は残念ながら庭には無関心で、この梅の木のことも覚えているかどうか、、、coldsweats01
ただ、掘りあげた梅の木の写真に写っている緑のケージは娘がかわいがっていたウサギ(もう4〜5年前に天に召されましたが)のもので、毎日世話をしていました。だから梅の方は娘のことをおぼえていると思いますよ。
嫁ぐ姿も見せたいですね。

yuchi 様

梅の木はうまく根付いてくれたら父よりも、きっと私よりも長生きすると思います。
老木になってから、私たちのことを思い出してくれるかも、、、なんてすっかり梅にspiritを感じるのは日本人だからかしら。
でも今年は梅ジュースは無理そうです。

しぇる様

残念ながらそのお歌はありません
具引きされた料紙の次の歌を掛けております

伝俊頼筆
 わがせこに
 みせんとおもひし
 むめのはな
 それともみえず
 ゆきのふれゝば

昨日、越前海岸に水仙の花を見に行ってまいりました
今年は開花が早かったとのことでしたが、
まだ、十分に楽しめました。
そして、水仙畑には紅梅、白梅が咲き初めておりました
しぇる様の梅よりも少しほころんでおりました
梅の花は姿香りもいいですね
京都へ連れて行かれるお気持ち
よくわかります

はぁ~エエ話ですねぇ。なにげない梅のほころびにつけたしぇるさんのコメントが優しいわ。
本体も、きっと根付いてまた新しい歴史を見守ってくれますね。

野中の清水様

景色が目に浮かぶような歌ですね。
でもきっと私には古筆の仮名はよめないでしょうcoldsweats01
水仙の花も好きです。すっと一本だけ古銅の鶴首に活けてみたい。残念ながら猫がかじるし、毒になるし、、、で飾れないのです。(泣)
水仙の群生、いちどは見てみたい物だとおもっています。

ぽん様

梅見茶会(もうすっかり催す気になっていますわ)の折りに是非見に来てやって下さいませ。
今日それにふさわしいお茶碗を手に入れましたの。おほほ、、、wink


まあ、お嬢様、ご結婚ですか!おめでとうございます。同じ年頃の子供を持つ身としては羨ましいで~す。
それにしても、今年はしぇるさまにとって、お目出度くて、お忙しい年になりますねえ。梅の花もしぇるさまの行動力を讃えて、「一花 先んず」ってところですね。
 

そらいろつばめ様

ありがとうございます。
なんとか話がまとまってほっとするやらいそがしいやら。
本人は親なんぞあてにしてないようで、さっさと自分たちだけで準備にはいっていて、私は母親としてなにをしていいのかわからずオロオロ。私が結婚するときに母がしてくれたことを思い出しているところです。

コメントを投稿