フォトアルバム
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2010年1月

2010年1月29日 (金)

”東風ふかば、、、、、”

家の中を整理していて昔のアルバムをなにげに開いてみていました。

今住んでいるこの家が建ったばかりで引っ越してきたばかりの時の写真に目がいきました。

まあ、ほんとに新しかったわね。18年の間に変わったこともたくさん。

ぴかぴかの家の前で、当時小学生だった娘の写真につけたキャプション。


   ”私はこのおうちからお嫁に行きます。”


う〜む。これは当たらなかったなあ。

娘は今年、京都から嫁に行きそうです。

そういうこと(=京都に引っ越す)になるとは、夢にも想像しなかったころの懐かしい写真です。

一口に18年といっても、ほんとうにいろいろなことがありました。

その一部始終を多分見ていた庭の梅の木です。


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この木は、ここへ引っ越してきたとき、父が実家から運んできて、手づから植えてくれたものです。

植えたときは細い細い苗木でしたが、背はあまり高くならないものの幹は年々太くしっかりしてきました。


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植えてから次の年にはもう2〜3個の梅の実をつけ、年々その数は増えていき、最高で30個を越えたこともありました。

この木だけでは足りないので、市販の青梅とまぜて梅ジュースを毎年作りました。

庭には他の木もあるのですが、全部はつれてゆけません。


この梅の木だけ、京都に連れて行くことにしました。

   東風ふかば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ  (菅原道真)


そしてその配流された菅丞相を慕って、太宰府まで一夜にして行ったという飛梅伝説。

昔から、梅にはなにかしら魂があるように思われていたのでしょうか。

それにならったわけではありませんが、梅と思いが通じるような気がしたのかも。

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京都の造園屋さんがきてくれて堀りあげてくれました。

18年、この地にどっかり根を下ろしていた梅の木も宝塚にお別れです。


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トラックにのせられて、私よりも一足早く、京都へお引っ越しです。

しばらくは造園屋さんの敷地で養生です。

でもいずれは京都の家のお庭に新たな根をはることになります。

ちゃんと根付いてくれますように。

これで今年は梅の花が見られないなあ、、、と思っていたのですが。

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移植のため、少しだけはらった枝を活けてみたところ、、、、


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部屋が暖かいので、なんとつぼみがほころび、あの良い匂いまでするではありませんか。

京都で待っているあの梅の心やりかもしれません。

2010年1月25日 (月)

花月のお稽古〜濃茶付貴人清次花月

先日は先生の先生のところで、花月のお稽古。

この日は集中的に濃茶付貴人清次花月を。


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お床はまだお正月のなごりでめでたい「蓬莱五彩雲」。(「五」の崩し字をこれで覚えたぞ!)

お花は椿にもう開花している梅です。


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お稽古には使いませんでしたが、今を盛りの蝋梅です。百花の魁、梅よりも早く開花するけなげな花です。


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お菓子は信州松本の菓舗、開運堂の真味糖。淡々斎の命名だそうです。

クルミの入った和風タフィーという感じで、後を引きます。


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この日は早く着いたので、水屋の準備をさせていただきましたが、いつやってもすっきりたためない千鳥茶巾です。

羽根の出し方と真ん中の部分の幅の理想的な比率はどのくらいなんでしょう。


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まだお正月気分はお茶碗にも。

おめでたい柄のお茶碗たちです。

濃茶付貴人清次では最初に折据(おりすえ)の上に月の札をのせて貴人さんに濃茶を点てて下さるよう所望します。

僭越ながら貴人さんがあたりましたので、花月の間、手をひかえていなくてすんでやれやれです。(あの姿勢ずっとしてるとしんどいですよね。え?修行がたらん?はあ、、、coldsweats01

この花月はなかなか複雑で、貴人に薄茶が当たる場合、貴人が仕舞花になる場合、そうでない場合、といろんなケースがあるので、3サイクルさせてもらいましたが、それぞれにむつかしい。


貴人仕舞をさせてもらいました。貴人があたったときは自分の茶碗=貴人茶碗は水のみで清め、お次の茶碗はお湯、水で清める、お次が仕舞花ならその逆、というのが貴人のはいる花月の原則のようです。

茶碗が二つ、座の中で行き来しますし、茶筅・茶巾も二つ、ですので常に緊張をしいられます。

仙遊や且座は見た目ややこしそうですが、この花月に較べればまだ単純に思えます。

頭の体操をしたあとは、夕方からルーチンのお稽古。

打って変わってなごやかにリラックスして長板薄茶点前を。


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お菓子は雪兎の薯蕷だったのですが、なんと私がもっていった兎のお干菓子にだぶってしまいました。

雪にちなみ、この日の茶杓の銘は「六花(りっか=雪)」にしてみました。


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先生の所の新入りのお茶碗。

障子越しに月明かり、雪明かりを見る、、、といった意匠でしょうか。

今年のお題「光」にちなんだものだそうです。

2010年1月21日 (木)

三条散歩〜締めは祇園又吉さんで

東福寺から京阪に乗って三条へ。

三条大橋を渡って橋の西詰め、本家舩はしやさん。

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あられや五色豆のお店ですが、私が目指すのは、食べ出したらやめられないとまらない「福だるま」!

いつもは寺町の舩はしや総本店でもとめているのですが、今回初めてこちらで。

なので福だるまが店のどこにあるのかわからず、きょろきょろしてレジカウンターの横の籠の中にあるのを発見!

「福だるま、あったあ〜!」

と、つい声に出ていたようで、レジで会計をしている観光客とおぼしきおぢさんがふりむく。

しばらくしてそのおぢさん、つれのおばさんに「福だるまというのが有名らしい。」とおっしゃってましたhappy02

その後おぢさん、福だるまを買われたのかどうかはわかりません。

舩はしやのおとなりのお店は内藤商店さん。

職人さん手作りの多種多彩な棕櫚のほうきやブラシのお店。


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フライパンを洗うのに1本ほしい、と思っていたのをもとめました。

機能的な物は同時に美しくもあるのですね。

棕櫚をたばねてあるのは銅線なので、これも水切りをきっちりしないと緑青がでそうです。

京都暮らしになったら、座敷箒を一本もとめたい。

さらに西へ。

河原町三条、かつて映画館、東宝公楽があった場所は、工事中のフェンスにおおわれて、そこだけぽっかり穴が空いたよう。

学生の頃、けっこう映画を見に行きました。ついに昨年閉館となり、すでにとりこわされたんですねえ。ちょっとした喪失感。あちらもこちらもシネコンばやりのご時世、これもしかたがないのでしょう。

三条河原町のアーケードを抜け、どんどん西へ。

ここらは観光客のメッカです。真冬でも人通りは多い。

目的はこちら。


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京都しゃぼんや

昨年できたばかりの、文字通り手作り石けんのお店。

コールド製法で作った石けん、ということですがホット製法とのちがいは作るのに手間がかかるけれど、低アルカリで油脂が適度に残り、よりいっそう保湿をキープする、ということらしい。

まあ、つかいごこちは後で確かめるとして、とにかくこのかわいさ!

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まるで和菓子みたいlovely

やわらかな感じがちょっと口に入れてもいけるかも、、、、という気にさせます。


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意匠はずばり「京都」、、、、ですね。

難をいえば、サイズがやや小さい。ゲストソープにちょうどいいくらい。お風呂で使うにはちょっともったいないかも。

こちらの奥には足湯カフェもあるんですよ〜。(足湯20分+ドリンク+オリジナル手ぬぐいで1000円)

さらに15分でできる手作り石けん体験もあって、家では廃油石けんを自作している石けん作りマイスター(?)としては是非ためしたかったのですが、お若いカップルが楽しそうにしてはったので、邪魔になりそうで遠慮しときました。


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天然素材の入浴剤もいくつか。

(このなかのハーブが、どうもまたたびかキャットニップと同じ系統のものらしく、香りの残る包み紙に、うちの猫たち恍惚となっておりました)

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しゃぼんやのある高倉からバスやら歩きやらでたどりついた八坂神社石段下。

ここで旦那と待ち合わせだったのですが、遅れるとの連絡。さっぶいのに、祇園四条の夜景を見ながら、ふきさらしの中、30分待つはめに。

八坂さんの石段で、しゃがみこんでまるまって文庫本を読んでいた怪しいおばさんを目撃された方、それは私です。


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食事をしたのはこちら、祇園又吉さん。

昨年8月京遊びの会の皆様とお邪魔して以来ですが、じつは私はもう4回目。

祇園から少し南下して、ちょっと小路に入っただけで閑静で、しっとりした雰囲気の中にある、隠れ家的懐石のお店なんですが、、、、、、

なんとあのミシュランで一つ星をとってしまったのです!coldsweats02

しまった、、、というのは、あまり知られたくないな〜、とっておきにかくしておきたいな〜という自分勝手な気持ちがありまして。

お店にとってはとてもすばらしいことだと、重々承知なんですが。

同じようなことをこちらを紹介してくれはったあまね様もおっしゃってました。


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お料理は、今回もスキがなく、最後まで端整。

この九条葱がたまらん。

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一つ一つに素材を活かした仕事がしてあります。

実は夜にお邪魔するのははじめてでした。いつもは昼で、貸しきり状態だったので、他の一組のお客さんと同席するのも初めてです。

予約がとりづらくなるのでは、と心配していましたが、このもう一組のかたも、前日は断られて、どうしても、とこの日あらためてチャレンジされたそうです。

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関東から来られた方で、関西との味の違い、素材の違いなどあげられながら、「やっぱりがんばってここにきた甲斐がありました。」と。

私といえば調子に乗って、(まだ京都市民でもないのに)京都自慢、関西味自慢ばかりしてしまいました。

それでもお気を悪くされないで、おつきあいくださったお客様、その節はありがとうございました。coldsweats01


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普段は口に入る物ならなんでも文句言わず、ただし誉めもせず食べる旦那が「ほんま、おいしい。」というくらい、お出汁がおいしい。


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ああっ!また葱が!heart04

これ以上よろこばさんといて〜というくらいのもんです。

茶事の懐石でこんなんだせたらねえ、、、、、


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最後のデザートまでゆるむことなく。(お皿が大好きな菊割皿だわheart01

帰るときには、羽釜で炊いたご飯のあまったぶんを、おにぎりにして、自家製昆布の佃煮を付けてくれてもたせてくれました。

これでこのお値段でいいの?というくらいリーズナブルなので、京都に越したら、友人などもてなすのに愛用したいと思っています。

さて、お腹も気持ちもみたされた夫婦は満足して夜の四条通を通って、帰路につきましたとさ。

  *    *    *

祇園又吉

2010年1月20日 (水)

京の冬の旅〜東福寺

京都は冬が一番いい、と言う人が多いです。

私もそう思いますが、なにせさぶい。

人口に膾炙しないこの季節、観光客をなんとか京都によびよせようと始まった「京の冬の旅〜非公開文化財特別公開」、今年で44回目だそうです。

それに乗せられたわけではありませんが、今年も特別公開寺院を見にさぶ〜い京都へ。

今回は東福寺。


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東福寺といえばまず通天橋ですね。

紅葉の頃はすごい人出でごった返しただろう場所も、今は楓も葉をおとし、見通しがよくなっています。


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これだけの楓があると、紅葉の頃は赤のグラデーションの海、それはそれは圧倒的美しさだろうと思いますが、人出の多さを考えるとつい尻込みしてしまいます。


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ごらんのとおり、観光客の数はまばら。

「花は盛りに月は隈なきをのみ見るものかは」(徒然草)。

こんな冬枯れの景色もまた美しいのにね。これはわび・さびの世界だ、と思いました。


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東福寺塔頭・退耕庵。

秀吉の死後、石田三成らが度々徳川家康討伐の謀議を行ったと伝えられる茶室・作夢軒、四畳半台目があり、また鳥羽伏見の戦いでなくなった長州藩士の菩提所でもあります。

写真撮影禁止で画像はありませんが、書院の真ん中にすわっていると、前方に杉苔にうめつくされた広い庭、後方に枯山水の庭、側方に池泉観賞式庭園と開放的で、宇宙の真ん中に漂っているような感じさえします。


一生懸命つかえつかえながらも解説してくれたボランティア?とおぼしき若いお嬢さん、ありがとう。

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東福寺は25も塔頭をもつ広い広いお寺ですので、移動中、さまざまな景色を楽しめます。

こんな屋根瓦をみるのも楽しいですよ。

これは牡丹かな?そのバックの波形や菊、手前の巴など複雑な意匠。


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こちらは菊のようです。野菊かな?


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この寒い中、すでに咲いているけなげな緋寒桜。


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凍った普門院の蹲居。


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もう一つの特別公開寺院、即宗院へ。


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門の前にあるこの橋、偃月橋(えんげつきょう)を渡ります。

この橋、実は重要文化財、1603年の建築。


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どおりで、こんな虫食い。

でもすごい!400年も昔のものがこうして残っているなんて。


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冬枯れの景色の中に、赤の南天が目に鮮やか。


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こちらで「写真を撮っても良いですか?」と案内をしてくれるボランティアのかたにお聞きすると、

「どうぞ、どうぞ、和尚からとってはだめだとは聞いていませんから。」と。

撮影禁止のお寺が多い中、なんだかうれしいです。

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赤南天と白南天。

ここは島津藩の武将のための菩提所、というゆかりもあって、篤姫が立ち寄られたこともあったり、西郷隆盛が倒幕計画をねった場所でもあるそうです。


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黄千両。

明治維新前後に亡くなった薩摩藩士の名前の刻まれた西郷隆盛自筆の「東征戦亡の碑」がある、とのことで行ってみたのですが、これがまた登山のようなもの。

この即宗院、東福寺のもっとも山際にあるのですが、間口は普通なのに、奥にとんでもなく広い、まさに森、山を有しているのです。

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その登山の途中になぜか無造作に蹲居がいっぱい。

一つでも庭にほしいくらいなのに、こんなにたくさん、どこから集まってきた物なのでしょうか?

造園屋さんができそうです。


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おまけにこの(おそらく)茶臼!(←もちや様から貴重なコメントをいただきました。茶臼ではなく、雑穀用の臼だそうです。)

一つで良いからもってかえらせてくれ〜と、言いたくなるような。

即宗院を出て、重森三玲の有名な市松模様の枯山水がある方丈庭園を拝観しようと思ったのですが、、、、

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タイムアウト。目の前で障子をしめられた!

「まだ4時5分前じゃね〜か?!」、、、と駄々をこねたりせず、素直に諦めたわたくしでした。weep


2010年1月18日 (月)

淡交会大阪支部初釜〜大阪美術倶楽部にて

今突然のニュース、歌手の浅川マキさんが亡くなったそうです。

寺山修司の歌詞とともに大好きでした。「かもめ」「夜が明けたら」「私が娼婦になったら」などなど今でも歌えます。

大学時代、彼女のアルバムはたくさん持っていました。京大西部講堂でのライブも何回か行きました。

またひとつ時代がおわりました。

ご冥福をお祈りいたします。

              weep

さて、1月17日は阪神淡路大震災のおこった日です。震災後毎年この日に大阪淡交会の初釜はひらかれます。

震災でお茶の先生も多くのかたが亡くなったそうで、その追悼の意をこめて。

今年は幸いこの日がお休みでしたので、ひさびさに参席させていただきました。

淀屋橋で茶友とおちあって、北浜を目指します。

途中にこんな堂々とした伝統家屋が!!

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どこのお屋敷?!

と思って表に回りますと、


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おお!これがあの有名な130年の歴史を持つ愛珠幼稚園

こんな伝統的な建物の幼稚園がある、とTVで一度見たことがあるのですが、ここにあったんですね。

しかも大阪市立!公立幼稚園でこんな恵まれた建築物で保育ができるなんてちょっと感激。

また、大阪の懐の広さを実感しました。


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会場は北浜の100年の歴史を持つ大阪美術倶楽部

この建物のある場所は昭和22年、難波の大財閥・鴻池男爵家の本邸を買い取ったものだそうです。

建物は新築され、中も最近改装されたそうですが、とんでもなく広い。

50畳〜60畳という座敷がひとつやふたつではないのですよ。

早朝から行ったにもかかわらず、すでに1席目ははじまっており、(お茶人さんはみんな早起き?)2席目にいれていただきました。

待合いで感動して叫びそうになったのが、これ!これですよ!!


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赤穂緞通

写真では少ししか写っていませんが、これがおしげもなく待合い中に敷き詰められていたのですよ〜〜happy02

おもわず手ですりすり、なでなで。

怪訝な目でみられましたが、、、、、

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しかも「福禄寿」の文字が入った、流通にはほとんどのらないタイプの物がこんなにたくさん!

もう、感激でひっくりかえりそうでしたわ。(え〜っと、、、、お茶会にきたんでしたっけ、、、)

もしかして、鴻池家に伝わったものでしょうか?それとも美術品を扱う美術倶楽部ゆえにそろえることができたのでしょうか?どちらにしても、はんぱな枚数じゃありませんでした。


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待合いでいただいた主菓子は薯蕷で銘はお題の「光」。

割ってみてびっくり。

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思いがけず、中の餡が紅色でした。きれいです。

濃茶席は50畳+30畳くらいの広間。お点前が遠くに見える〜。

気になったのがこの意匠。


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欄間が扇、桟みたいなのが扇をたたんだ姿。向こうに見える天井近くの壁にも扇の障子。


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襖の引き手が扇なら、、、


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書院の袋戸棚も扇。

あとで調べましたら、この広間は扇鴻の間、と名付けられていて、旧鴻池家の本広間を忠実に復元した物とか。


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中庭には、これも鴻池家にあったものを模した茶庭と、お茶室松筠亭。(四畳半台目のようです)

茶庭には井戸もあり、なかなか良い雰囲気でした。入らせてもらえないのが残念ですが。

そして沓脱ぎのところには、、、、

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まあ、こんなところにまで扇の意匠が!


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薄茶席のお干菓子は鶴屋八幡のもの。

寅と竹。竹林に潜む虎、、、ということでしょう。

あれ?肝心のお茶席の写真がない?と思われた方。

スミマセン。赤穂緞通と茶室のりっぱさに目がくらんで、その他はあんまり、、、、写真に撮れていません。coldsweats01

ちょっと良いな、と思った黄瀬戸の香合だけ載せて、お茶をにごしておこう、、、、


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布袋さんと唐子。

布袋さんは子供たちと目隠し鬼をしているところのようです。

唐物っぽいのに、黄瀬戸というところが面白い。しかも、こんなミニチュアな人形も焼き物でできるのか、、と感激。

2010年1月16日 (土)

空堀みやげ

大阪は上町台地、レトロな町並みがいまなお残る空堀(からほり)地区

上本町に時々用事で行くので、その帰りには時間がゆるせば時々空堀散策。
こんな感じ。

ここにたくさん残る古い町家、長屋も京都と同じく、若い方たちが改修再生して、いろんなお店を開いているのをのぞくのは楽しいですよ。

この日も上本町で用事を済ませた後、おお、そうじゃ!と思い出す。

風の会や、ぽん様上梓祝い会でごいっしょさせていただいたガラス作家夢風庵さんの作品が、空堀の長屋再生複合ショップのあーとぼっくすで見られるはず!


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この屋根に生えた雑草屋上緑化が目印の惣。

なかにはカフェや雑貨屋さんなどがはいっているのですが、入り口すぐのスペースが、あーとぼっくすというレンタルスペースになっていて、陶器、和小物、布小物、ポストカード、手作りバッグ、などなどの手作り作家さんのコーナーが。

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中はこんな感じ。HPから写真いただきました。

夢風庵さんのコーナーもありました、ありました。

ガラスのアクセサリーやお皿を手にとってみて、店長さんとおしゃべり。

まあ、夢風庵さんが共通の知人ってことで、おさかなにして。(夢風庵さん、くしゃみしなかった?でも、誉め話ばかりでしたよ)


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選ばせていただいたのはガラスの小皿と、手描きのかわいいカード!

この猫のキュートさにやられました!

(わんこは夢風庵さんとこの柴犬、桃ちゃんね、きっと)


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ベネチアンガラスのミルフィオーリ(花柄のビーズ)をていねいに埋め込んだもの。

どうやって作るのか想像もつきませんわ。

小物をのせるのによさそうです。

さて、惣さんまでくれば、お向かいのろうじのなかにあるSally MacLennane(サリー・マクレナン)に行かなくちゃ。

店主のサリーどんと、愛猫こぐたん(正しくは小熊という黒猫)に会いにいかなくちゃ。

ところが残念ながら、こぐたんは外出中。

何しろ今年初めての出勤だったらしく、こぐたん、「ひゃっほう〜♪」と言ったとか言わなかったとか、うかれて外歩きから帰ってこないらしい。

なのでこぐたんの画像は昔の記事から。


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lovelyらぶり〜。

サリーどんと、とりとめのないおしゃべり。

彼女はとってもユニークでおしゃべりで、私はふんふんと聞いているだけですが、楽しいのです。

ここでみつけたものはこちら。

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なんの型、これ?

北欧のものらしいが、何に使うのかよくわからない。

サリーどんのお店の中にはこういうものが実は多い。

店主さんとおなじくらいユニークな物。サリーどん自身もどうやって何に使うのかわからないものがけっこうあったりする。

パイや、スポンジケーキ、ゼリーなどに使えそうだが、穴に糸をとおせばぶら下げる飾りにもなりそう。

魚のモチーフが北欧っぽくって気に入りました。

で、この魚がきれいにうきでるであろうプリンをつくってみた。


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どお?

カラメルソースをかけると、さらに魚が浮かび上がって良い感じになりました。(完全な自己満足)


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次はホットケーキミックスでケーキを作って、どの程度この魚の形が生きるのか、ためしてみよう!

2010年1月14日 (木)

初釜・2010 庚寅(かのえとら)

皆様のブログで初釜の記事を読みつつ、ちょっと出遅れた感がありますが、ようやくうちの先生のところの初釜です。

以前、京都・千両が辻の、柄からあつらえてくれる友禅作家、南進一郎さん(夷風(いふう))にお願いした笹の付下げ。


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届いたときには地の色が思ったより薄く、どうもなあ、、、と思っていたのですが、久々にひっぱりだしてみると、おお、なんだかしっとりしていい色だわ、と。
さすがもちはもちやだったんですねえ、

笹は好きな文様ですが、この日十日戎だったので、ぴったりでしょ?(これはあとでのこじつけ)


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先生のお宅の玄関に、、、、おや、数日前の上棟式の時の記事のデジャヴ?

同じおかめの御幣のミニチュアみたいですが、これは伏見稲荷の「しるしの杉」という商売繁盛の縁起ものらしいです。
でもなぜおかめがついているのだろう???


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席入りの前に主菓子・葩餅(はなびらもち)を今年もいただきます。

なかのゴボウがかたいので、切って食べるか、手づかみでいくか、皆様のブログでも話題になっていましたね。

私はなんのためらいもなく手づかみで。

学生の頃、心茶会ではみんな菓子切りなんか使わず(きんとんなんかでも)、手づかみで豪快にいただくのが正しい、と思いこんでいたのですが、これってどうなん?


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本席の床。

花入れは古銅、真の花入れですので床の中央に。

軸は東大寺別当であった清水公照師が自ら描いた梅の樹に

「昨夜埋雪 今朝帯花」

師は北海道のお菓子屋さんの代名詞、六花亭の名付け親でもあるそうです。

左手になにものっていない鶴の刺繍の帛紗がおかれています。

これが今回の趣向。


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初炭。釜は鶴雲釜。炉縁は高台寺蒔絵。

炭斗のむこうに、ちらっと鶴さんが見えます。


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鶴の香合。

さきほどの帛紗からぬけだして、ここまで飛んできた、という趣向です。

楽しいですねhappy01

この鶴、底の裏にこうしてちゃんと足までついているのですよ。おもわず笑っちゃいました。きゅ〜と!


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嶋台の楽茶碗で濃茶をいただいたあと、続き薄でお干菓子は大阪・天王寺の干菓子屋、河藤さんの虎と、羽子板と羽根。


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主茶碗は初代真葛(幕末)の満月(?)に梅。

びっしりついた梅の花が、満月の光にてらされて白く浮かんでいる様子でしょうか。

すごくモダンな意匠。


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水次は東南アジアの国でお土産として買った物だそうです。

一見七宝のようでなかなかきれいです。


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棚は三友棚。

三千家の融和をはかり、表千家は天板と地板、裏千家は竹の二本柱、武者小路千家は天板の面にこぼれ梅の蒔絵を(松竹梅もまた三友)それぞれ好みに応じて合作とした、、、、ものだそうです。

水指は踊り桐に、桐にとまるといわれる鳳凰。

替え茶器のかわりに独楽を。

茶器なら、茶杓がのりませんね。coldsweats01


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大海の茶入れに見立てた墨流しのような模様の陶器。

ルーマニアのおみやげ。


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雪月花蒔絵の輪島塗茶杓。

点心もいただき皆様となごやかにすごしました。

引き出物にいただいたのはこちら。


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寅香合なのですが、いや〜ん、どうやってもトラ猫にみえるlovely


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さて、今年も精進しましょう、と気持ちも新たに帛紗を新調しました。

大好きな雪花紋。

真冬は(今日みたいな寒い日には)ぴったり。真夏でも涼しそうだから使っていいよね?catface


2010年1月11日 (月)

室町錦・膳處漢 ぽっちり

上棟式は夕方だったので、終了後は少し歩いて時間をつぶして、夕食を京都でいただこうと決めました。

河原町御池からスタートして、夕暮れ時の洛中を、碁盤の目をジグザグにななめに南下します。

目指すは室町通り錦。(ほんま洛中は座標がわかりやすい)

♪姉三六角蛸錦、、、、、寺御幸麩屋富、、、、と数えながら、あれが有名な老舗旅館、有名なお豆腐屋さん、日本画材屋さん、、、と看板をみていくだけでも楽しいですね。


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実はこちらの京風ステーショナリーのお店、ROKKAKUさんに寄りたかったのですが、夕食のお店に入れた予約の時間に間に合いそうもなかったので(あちこちキョロキョロしすぎて時間を浪費したようです。)外からのぞくだけに。

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これまた次回の課題ということで。

その並びはご存じ甘味処、太極殿 栖園さん。


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この、お正月限定の日の出暖簾を見たかったのよね。(夏の朝顔も有名)

烏丸を超えて室町通り錦の中華のお店、膳處漢(ぜぜかん) ぽっちりさん。

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このあたりは室町、着物の町です。

この大きな古い建物は、かつては呉服屋さんだったそうですが、外見はなんだか銀行のように見えますね。

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凝った飾りガラス窓の向こうに、少し揺らいで見える灯りが暖かい感じです。

多分この装飾ガラスも古い物なのでしょう。


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玄関を入ってすぐの、この中国風の仕切りは、オリジナル、というより中華料理をするにあたって中国から仕入れてきた物でしょうか。

ウェイティングルームはバーにもなっていて、おしゃれな感じ。

さすが飲食業界にブームをしかける際コーポレーションのプロデュースですね。
(参照:「そのお店、いまなら再生できます」by 際の中島社長)

中はやはり鰻の寝床で、奥行きが深く、坪庭、奥庭、広い座敷、離れ、蔵(ここがバー・ぽっちり、になっているらしい)と続きます。

通されたのは襖をとっぱらって30畳くらいになる座敷。


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鴨居や建具などおそらく当時の古い物がそのまま使われているので、座敷の中に土足で入っていくのは絨毯をしいてあるとはいえ、少しためらわれます。

特に縁側は直接足を踏み入れるので、ちょっと抵抗感が、、、、。床木が傷みそう、、、。


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席からはこんなお庭が見られます。

奥の離れは個室になっている模様。

右手の格子窓がバーになっている蔵です。灯籠や、軒下にロウソクの火がともっているので、良い雰囲気です。

お料理の方をいくつか。


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前菜。ヌーベルキュイジーヌ風中華か。


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これが一番おいしかった豚ロース団子の黒酢あんかけ。

黒蜜団子を連想させる、つやととろみ。

黒酢のあんは全部、なめるがごとくいただきましたわ。


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金目鯛の清蒸(チンジャオ)。

白髪葱と大好きな香草(シャンツァイ)を汁に絡ませて食べると、多幸感が、、、lovely

(香草はカメムシの匂い、といってお嫌いな方も多いですが、、、、coldsweats01

全体的に中華の伝統はまもりながら、ありきたりな中華ではない、、、といったイメージでしょうか。


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烏龍茶をたのむと、何回でも差し湯をしてくれるので、たくさんいただきました。

おまけにデザート前にrefreshmentとして茘枝(らいち)茶がポットででたので、お茶も楽しめました。

量的には私にはちょうどくらいでしたが、男性には少し物足りないかも。

なにより、さすが際コーポレーション、と思ったスタッフの接客がとても感じよかったです。

ここは祇園祭の霰天神山のご町内で、宵山には「しみだれ豚まん」というのがでるそうです。

これは移住後一度試してみないといけませんねえ。


     *     *     *

膳處漢ぽっちり

〒604-8221 京都府京都市中京区錦小路通り室町西入る天神山町283-2
  TEL  075-257-5766

2010年1月10日 (日)

上棟式〜Part 1〜

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お正月、だからめでたいお多福さん、、、、ではありませんよ。

上棟式に用いられるおかめ御幣。

そう、本日はとうとう上棟式でした。

でも、なぜPart 1かというと、まだ茶室部分だけの上棟で、母屋の方はまだ影も形もありませんので。(こちらの方はいずれPart 2をいたします)

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空を透かしてみる木組みが美しいです。


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茶室は四畳中板の小間、南禅寺慈氏院(だるま堂)看雲席の写し。


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躙り口になるあたりから見上げた駆け込み天井。

日本建築の美しさをもっとも感じる景色のひとつ。

竹の垂木は丁寧に藤蔓で巻いてあります。自然素材は美しいです。


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拭き漆で仕上げてもらった床板。

本歌の床板はかなり古そうな古材で、拭いても拭いても真っ黒だった、、、という印象なのですが、これはとても美しい模様と艶があり、使い込むと良い味がでそうです。

土地を購入してから4年近く、ずっといだいてきた「自分の茶室を持つ」という夢が、徐々に形をあらわして現実の物になりつつあります。

問題はその夢を叶えてから後なのだぞ、という不安な気持ちと、まだ完成途上にある、というわくわくする気持ちと、(あと財布の心配とcoldsweats01)複雑な心境は、うまく言葉には表せません。

この歳になって、上棟式になにをするのか、なにを意味するのか恥ずかしながら初めて知りました。
(今住んでいる家はハウスメーカーの建てた家で上棟式はしなかったので)

いちばん高いところの棟木を槌で打ってはめ込む、これが棟上げというのだったのですねえ。屋根をカパっとのっけることだと、ず〜っと思ってました。あほですねえ、、、、

そのあとは御幣に工事の無事を祈って、棟梁のご指導に従い、建物の四隅にお酒、塩、米をまき終了。

これからも工期はながいので、つつがなく竣工しますように。

そして、実際に現場をみて、たくさん方々の丁寧な仕事の上に、この家はできあがっていく、ということがよくわかりました。

感謝です。

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くれなづむ空の下の平安神宮大鳥居。


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ライトアップされた市立美術館。

ヨーロッパの美術館にもひけをとらない堂々とした風格。


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疏水の暮色。


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白川沿いの小径。

どの景色もすべてが親しい景色になる日を待ちわびてすごすことにしましょう。

2010年1月 6日 (水)

「仮想 茶会潜入記」 谷 晃・著

茶の湯文化史の研究家、野村美術館の学芸部長、そして心茶会の遠い先輩である谷先生の本をご紹介。

茶道雑誌「淡交」に連載されていた当時から、茶会記をかくもわかりやすくおもしろく書かれた物は初めて、と思って楽しく読んでおりましたが、加筆されてやっと単行本になりました。


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設定がユニークです。

稲田宗雁という谷先生を彷彿とさせる架空の茶人(実際、挿絵の髷を結った宗雁さんはお髭の谷先生にそっくり!)に時空を越えて実際歴史上にあった茶席に参加させ、使われた種々の道具、供された料理、参席した客、席の雰囲気などを綴らせているのです。

実際の茶会記は読みづらく、(古語なので)理解しがたく、お手上げ、全然読もうという気がしないのですが、こんな風に短編小説風にかみくだかれると、こうも興味深いものになるとは。


ただ16世紀以降の茶道の歴史の知識、時代的背景の知識が多少必要です。逆に、出てくる人物に多少でも知識があればおもしろいことうけあいです。

そして、谷先生の茶道に対する考え方もチラホラ垣間見ることができる茶道論にもなっています。


全編28茶会、松永久秀の多聞山城茶会からはじまって、信長、光秀、秀吉の茶の湯がもっとも革新的な発展を遂げた時代の茶会、利休最後の茶会、ここだけフィクションの利休亡き後の利休亡魂茶会、時代がうつって小堀遠州、片桐石州の茶会、禁裏の茶会、金森宗和、千宗旦、藤村庸軒、松平不昧、幕末の彦根の茶会、、、、もう綺羅星のごと。

近代にはいって野村得庵(野村碧雲荘・野村美術館ね!)など近代数寄者たちの茶会。

かれらが「発明」した「大寄せの茶会」や「点てだし」、など見て、「ずいぶん茶の湯も様変わりした。」
と思う宗雁さん。

16世紀からかれこれ400年近くを幽明の境を行き来していた彼がどっと疲れ、「わたくしもそろそろ身をひくべき潮時のようだ。」と思わせたのがこの大寄せの茶会。

近代数寄者の発明したこれは、一時はすたれかけた茶道を蘇らせ、さらに多くの人に茶の湯を普及させた、という功もあるが、あまりにも簡便にすぎて、茶の湯の根本ととおくへだったったものにしてしまった、という罪もあると思う。

一座建立も一期一会も知的格闘もへったくれもありませんからねぇ、、一般的に大寄せ茶会は。

そして、どうもその後、成仏してしまったらしい宗雁さんの最後の(フィクションですが)茶会が天上茶会。

お先に天上へ行った方々と再会されたようです。

利休や古田織部、小堀遠州、松平不昧からなんと岡倉天心(「茶の本」執筆)などと茶の湯談義をされます。

「茶の湯は古くから禅の考え方を取り入れてきたと言われるが、茶の湯には禅だけでなく、道教も神道の考え方もある。」

なるほど。

これは谷先生の茶道論でもあるのでしょう。

なんと心茶会の久松真一先生の言葉も引用されています。

利休曰く「私の茶の湯は絶対的なもの、唯一無二なものではなくて、たとえば天心さんが茶の湯について考えたこともその通り。遠州さんにしてもしかり。さらにいえば芭蕉さんが”貫道するものは一なり”といったことが非常に重要です。ですから私だけでなく、織部さんの、不昧さんの、それぞれの茶の湯において貫道するものを見つけること、さらにいえば日本文化に貫道するものがなにかを理解すること、それは頭や理屈でなく茶の湯の実践を通じて体得することですが、それを久松さんは”心のひとつがね”という言葉で表現した。」

む、む、む、、、、むつかしい。

理解した、、、とは言い難い。

まあ要するに自分なりの茶の湯の道を続ける理由を一生かかってみつけろ、ということだと理解しておこう。

2010年1月 2日 (土)

我がまち・宝塚〜宝塚ガーデンフィールズ

あけましておめでとうございます。

本年もよい年でありますよう。

さて、初春の宝塚を歩きます。


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花の道から見た宝塚大劇場。

木の芽が柔らかな毛に包まれ、もうふくらみかけています。

この18余年、「我がまち」であった宝塚です。しかし、そう呼ぶのもあと少し。

幾ばくかの寂寥感われにあり、、、、、ってところですね。


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正月早々、大劇場ではもう公演がおこなわれているようです。

ず〜っと昔は「宝塚なんて、、、」と思っていましたが、一度何かの機会に行ってから、その美しさ、華やかさ、楽しさがよ〜くわかりました。

熱烈なヅカファン、になるまでにはいたりませんでしたが、1年に1〜2度は行っていましたねえ。


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おお!オスカルとアンドレ!

宝塚に偏見をもっておられる食わず嫌いな方には、是非とも一度見ることをおすすめします。

理屈抜きで、目が花になり、☆になりますよ。

というので、小さい頃から連れていっていた娘、長じて大の宝塚歌劇ファンに。


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今はもう卒業してしまいましたが、、、、

ここ、いわゆる「出待ち(公演を終えたスターさんが楽屋裏のここから出てくるのを待っている)」の場所。

それもやっていましたねえ、、、彼女が高校生くらいの頃。

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おや!宝塚版「相棒」が!

びっくり!

花の道をとおりぬけると宝塚ガーデンフィールズ・シーズンズが。

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ファミリーランドの跡地にできた庭園で、19世紀の英国貴族の庭園、をイメージしたものだそう。

ここができて、グランドオープンする直前なので、かれこれ6年ぶりの訪問です。

花の盛りは美しいのはわかってはいるし、好きだけれど、実は冬枯れのすざまじきさましたる庭園、、、という雰囲気も好きなのです。


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枯れてドライフラワーになった紫陽花。

このさびさびとした圧倒的な枯れ色のなかにも、鮮やかな色はかくれていて、みつけるとうれしくなります。


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霜枯れしながらも、その鮮やかな色を失わないハマナスの実。


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寒さもちっともこたえていないよ、というふうねフェンネル。よい香り。


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つい足をとめてしまう、サンシュユの実。


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ミモザはもう少し黄色くなったつぼみをつけていて、春の準備はそこここで確実にはじまっているのです。


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でもね、もう枯れてしまったものの造形もすてがたいのです。


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ほらね、きれいでしょ。


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冬枯れの、うち捨てられし、廃屋のベンチ、触るれば氷の如、指に冷たき、そはその寂しさなるか

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石のアーチにからませたつるバラの実。

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あら?気付かなかったわ。ここの庭園は手塚治虫記念館の裏口につながっていたのね。


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見上げれば、手塚のシンボル、ベレー帽を表したという、タワーが見える。

またひっこすまでに行かなくちゃ。

手塚の漫画がほとんどすべてそろっているし、いくらでも読めるんですもの。

(手塚治虫の漫画を貸本屋で借りて読んだ世代)


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そろそろ庭巡りもおしまいに近づきました。

この突き当たりの、蔦がからまっている建物は昭和6年に建てられた、宝塚歌劇記念館だったものです。

夏にはびっしり蔦が覆って雰囲気がありました。

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今ではレストランになっています。

帰り道、花の道沿いのお店でこんなものをみつけた、、、、、。

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オスカル様とアンドレ様。

ひゃああ〜coldsweats02高い!(買う人いるの???)

というわけで、とりとめもなく、今年も駄文でスタートです。

本年もよろしくお願いいたします。