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2009年12月 1日 (火)

花月のお稽古〜たくさんの和菓子と

もう師走になってしまいましたが、11月最後の先生の先生のところでの花月のお稽古です。


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先生のお庭の枝垂モミジの紅葉です。

美しい。

品種的には普通のイロハモミジが好きなのですが、たまにこういう葉の切り込みが深く複雑なモミジもよいな、、、と。

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まずいただいたお菓子は「柚子」。

柚子餡がまたおいしいです。炉開きは柚子の色づく頃、、、でしたっけ?

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この日はお昼ご飯もぬいて仙遊、濃茶付貴人清次花月、壺荘付花月。

もお〜〜〜、、、頭が飽和状態で、しまいにはなにをやってるのか皆様おかしな行動にでることもcoldsweats01


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仙遊で使ったお花。

この青い実がついているのは青文字だそうです。

菓子についてくる黒文字の親戚で、これも楊枝に使われる木だそうです。

仙遊はこのところ何が当たっても(炭点前、香焚きなど)なんとかこなせるようになりましたが、濃茶付貴人清次花月がまたむつかしい。

最初、折据に月の札をのせて貴人にお点前を乞います。

貴人の濃茶を途中からかわったお供が点てて、お供の濃茶を貴人が点てて、さらに薄茶は花月。

茶碗が2つまわるのでややこしいったら、、、、


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きわめつきは壺荘付でしょう。

お薄が一服立つまでに真・行・草の紐結びをちゃちゃっとやりおえるなんて、もはや神業の世界ですね〜。

大先輩が当たりましたが、久々ですので四苦八苦されて、結局4服点つまでになんとか。

私なら花月おわってもまだやってるような気がする、、、。


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真の結びは一見ややこしそうだけれど、結び方を覚えてしまえば一番楽だと思う。

難しいのは行・草。

結び方自体は簡単なのですが、それぞれ結び終わりの紐の端をぴしっと合わせる配分がむずかしく、何回もやりなおしてしまいます。

それにしても茶壺をこのように美しく飾る日本人の美意識ったら、、、すごいわ。

今回、壺にかけた網の扱いも教えていただき、新たな境地を開拓したような気分です。

一生のうち、いつかは口切りの茶事で、この茶壺をあつかえる機会がもてるでしょうか?

ちょっと自分の手にはあまりそうですが。


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おいしい和菓子をいただいたのが呼び水になって、自宅に帰るまでに和菓子屋さんによって、上生を買ってしまう。

大阪高麗橋、菊屋さんの「白玉椿」。

普通に見ると、なんの変哲もない、白い茶巾絞、、、、ですが銘がついたとたん、目の前にぱあっと炉開きの席、古銅の花器に、凜と活けられた白玉椿のつぼみが目に浮かぶのはなぜでしょう。

想像力を刺激する銘の力はすごい。

そして、かつ、刺激されるだけの見識、想像力が試される。


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この日はふだんのお稽古もありまして、これは桜の照り葉にこれこその白玉椿。

桜の紅葉って赤もあり、黄、橙もあり、実はすごく複雑できれいな紅葉の仕方をします。

紅葉が美しいのは、楓や公孫樹だけじゃないんです。


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で、やっぱりいただく上生菓子。うふっdelicious

こちら銘は「山の錦」。まさにそのとおり。

実はこの日、いただきもののお菓子もあったのです。


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京都の上生菓子界のシンボル、末富さんのお干菓子「白酔墨客」。

麩の焼きなんですが、片面に黒糖か、白砂糖をひいてあるもの。

白砂糖のものの画像はないのですが、手前のが黒糖ひきの面。

これが意外と硬い。黒糖の硬さと、麩のふわっとした柔らかさの噛んだときの違和感がおもしろいです。

わりと素朴な味だな、、、と思いつつ後を引きまして、あっというまに5〜6枚食べてしまった。

上品なお菓子なのにweepえらい下品な食べ方してすみません。

でもちゃんとお薄を点てて、フォローしましたよ。

ついでに末富さんの包み紙。この青色を末富ブルーといって、お使い物のステータスシンボルなんだそうな。


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なのでブックカバーにしてみました。

中味の本?そりゃ京都のガイドブックにきまってますよ。うふhappy01

cat「アホかいな。」

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(壁紙のバリバリはどうか見なかったことに〜)

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コメント

紐飾り、きれいに結べていますね。おっしゃるとおり行と草は難しい。淡交会の舞台で時間内に上手に結ばれたお社中があるとの伝説?がありますが、修行がいりますね。
末富さんの包み紙、大正ロマン風のきれいな色。おすましお嬢様たちと壁紙のバリバリのコントラストに笑っちゃいました。

茶道の奥の深さに気が遠くなりそうです。

(実は茶道は関東で表千家の方を半年ほどお稽古しました。小さな御扇子を可愛がっていただいたその老先生にいただきまだ持っております。)

記事を読んでて高麗橋の菊屋さんがでてきて嬉しくなりました。あそこ特有の長方形の栗最中の空箱に千代紙を張って小物入れにしてるんですよん~

茶席で一番興味があるのはなんといっても・・・です!

この末富さんのブルーの色合いと似てる訪問着を唯一ドイツへ持ってきてたのですが、最近大きなシミをみつけました。何かに再生できないか考案中です。

高麗橋の菊屋さん、懐かしいです。通っていた小学校が高麗橋、三越近くにあったのでいつも前を通ってました。

壁のびりびりが。。。にゃんこ、わんこのいるお家は似たり寄ったりですね。
うちは壁・柱は幸い興味がなかったようで助かりましたが、家具と杉の床板をがりがり食べるので、でこぼこになってます。

しかし、上のにゃんこは体が柔らかい。。。

yuchi様

大阪淡交会の舞台でも見事に結ばれたお社中があって、できあがったときは会場から拍手があがったそうですよ。ずいぶん練習されたとのことです。やはり訓練あるのみ!なんですねえ。でも1年に1回しか出てこないので、身につきませんねえcoldsweats01
昔はこの末富さんの包み紙をみると「野菜煎餅」しか思い出さなかったのですが、当代になられて末富さんの株がぐっとあがったようです。ここのは、はんなり上品な上生菓子なんですよ。

ヘルブラウ様

>茶席で一番興味があるのはなんといっても・・・です!

え?何ですか?やっぱりお菓子?
ヘル様もお茶をやっておられたとは存じ上げず、失礼しました、是非ハンブルグでもお茶点ててくださいね〜。
菊屋さんは梅田三番街にも茶菓寮があって、こちらはよく利用します。
先日は高麗橋菊屋さん近くの北浜から歩いて某所へ行き、かえりにまた平岡珈琲へ寄りました。今回はドーナツ2個もたべてしまいましたわwink

シミの程度にもよりますが、次回ご帰国時、悉皆屋さんへもっていって染め替えなどいかがでしょうか。

夢風庵様

にゃんこはわんことちがって体の柔軟さはすごいです。このポーズは上半身180度ひねり、と名付けております。にゃんこには朝飯前のポーズ。壁紙バリバリと同じくらい、、、、、(泣)
夢風庵様、このあたりの方だったんですね。大阪のど中心、心臓部ではありませんか。レトロビルもたくさんあるエリアで、こてこてとちょっとちがった大阪、という感じで好きです。
床をがりがり食べちゃうんですか?coldsweats02お写真でお見受けしたところ、真新しい杉の無垢材ですよね。まあ、もったいない〜!もも姫もやりますね。

しぇる様 レベルの高い花月ばかりですね。
私の習っていた先生宅では 炭点前がありませんでしたので 花月では大変です。自分で本をひっくり返し お友達に教えていただき よろよろとやっています。
壷飾りの紐は私はやはり真が難しいです。

「刺激されるだけの見識、想像力が試される」、ググッと来ますね。道は遠いとしきりに思う今日この頃です。
先日、茶道検定2級、受けてきました。去年が簡単すぎたので甘く見ていたら、今年は格段に難しくなっていました。4択ですが正確に理解していないと答えられない。でもお茶やるなら、お点前だけじゃなくて、この程度の知識は必要なのでしょうね。それもテキストだけではない、本当に身に付いた知識として。
それにしてもしぇる様の社中は、花月のお稽古、熱心なのですね。私は夜のお稽古なので、ほとんどないのですよ。紐結びだけは、先生にお願いして、先月初めて習いました。もう、紐も頭もぐしゃぐしゃでした。

ひいらぎ様

学生の時、一番最初にお茶を習ったのがYWCAで、そこでは電熱器でした。炭をあつかわせていただけるのはありがたいことだと思っています。あのぱちぱちっとはじける音と火花はこの季節、特にごちそうですよね。
炭点前、独学で苦労されているぶん、きっとしっかり身につく物を得られておられると思います。私など、夏下冬上すら知らなかったし、、、coldsweats02

そらいろつばめ様

雑誌「淡交」のクロスワードパズルがいつも全然できなくて、とても茶道検定うける自信はありませんわcoldsweats012級はかなりむつかしいのでは?
銘にしても軸の言葉にしても、わからないものは一つ一つ調べて、鋭意勉強中です。ひいてはそれが自分の内面的世界を広げ、人生の楽しみをひろがると思うから。(ってかっこよすぎますかね)
この月一花月は、先生の先生のお社中なので、私は本当は社中外なんですが、お願いしてまぜてもらっています。本でしか見たことのない花月もやってくださるので、とても刺激になります。

こんなお点前、私には百年早いわっ(汗)
こないだ、久しぶりに濃い茶のお点前をしました。って、見てただけですが。きれいさっぱり忘れてて、あれを一から覚えるのかと思うと、気が遠くなりそう。

グルグル模様の水差し、エエわぁ。メチャ好み。わかりますよね(笑)

ぽん様

今でも濃茶はお湯加減、お茶の分量、練り加減、、とむつかしいです。
だまだまになってまずい!といわれることもcoldsweats01
コンスタントに上手に練ることができるようにならなければねえ、、、。
このグルグルの水次は多分裏千家のお好みだと思います。この形の水次で、私が見た物は、たいていこの渦紋です。そういわれて見ると、けっこうモダ〜ンな模様ですねえ。

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