フォトアルバム
Powered by Six Apart

« 心茶会錬成茶会・黒谷西翁院〜真如堂 | メイン | 京都余録〜雪待月あるいは霜月 »

2009年11月26日 (木)

洛中・お着物まわりのお買い物

お茶会の後はちょっと着物まわりのお買い物へ。

P1030374

新町六角は川崎家住宅紫織庵

こちら大正時代の大きな町家で京都市有形文化財。現在はレトロモダンな柄の襦袢と浴衣をあつかう呉服屋さん。

町家としてもとてもりっぱな建物で、以前拝見したことがあります。

ただし、今回は呉服屋さんとしての訪問です。


P1030376

屏風の下に敷かれた赤穂緞通にすっごくlovely惹きつけられながらも、目的はこの奥のお蔵です。

以前に来たときもこのお蔵に入って展示販売されている襦袢の反物を拝見しました。

その時は、襦袢といえばあたりさわりのない無地の襦袢しか知りませんでしたので、大正時代にはやったモダーンな柄の華やかな襦袢にはびっくり感激したものです。(こちらで見られます→

ただ!お値段がへたな着物が買えてしまうくらいでしたので、ほんのちょっとしか見えない襦袢にそんなお金かけるなんて、、、、と思ったものでした。

あれから数年、着物道にどっぷりはまってしまうと、ちょっと欲しくなるんですよね〜。見えないところにおしゃれをしたくなるんですよね〜。

隠れたところ、たとえば地味な羽織の裏地に思いっきり大胆な柄を持ってきて、さらりと脱いだときにちらっと見えて、はっとさせる、というのが日本人の美意識ですしね。

襦袢も袖口からちらっと見える模様に「あら?heart01」と人様を思わせることができたら大成功です。


とはいえ、大柄な真っ赤なバラの柄やテニスや楽器、トランプなどのレトロモダンな柄などはちょっと派手すぎ。

かといって古典柄ではおもしろくない。

紫織庵の担当の方にあれこれ相談しつつ、悩みに悩んだ末、、、、

P1030387

買った!

選んだのはこんな柄。


P1030392

黒字に蝙蝠。

蝙蝠は中国では慶事、幸運の印です。(蝙蝠の「蝠」の字は「福」と同様に「フウ」と発音するので)


P1030389_2

仕立てるときっと袖から見えるのはこんな感じになるのでしょう。

お仕立ては、また例によっておかかえの(←いつもいってるウソ)和裁士さん、雛(ちゃな)さんにお願いする予定です。

それにしても紫織庵の大正友禅シリーズ、襦袢だけにしておくのはもったいないなあ、と思っていましたら、この柄を使ったバッグなどの小物をはじめ、希望すれば布地をかえて着物の反物にもできるそうです。

大胆な柄で振り袖を作ったお嬢さんもいたそうですよ。

私ならまあ、帯かバッグですね。

さて、紫織庵さんを出て、近くの一度は通りたかった了頓図子へ。


P1030378

新町と室町通りの間、三条通と六角通をつなぐ通りです。


まあ、、、どうということのない通りですね。名前にひかれて来ましたが、、、。


(図子というのは碁盤の目のような京都の大路小路の間をつなぐ短い裏道のようなもので、秦家の横の、竹笹堂さんのある通りも膏薬図子ですし、、、)


P1030379

安土桃山のころの茶人、広野了頓の邸地であったところを、邸内を南北にとおりぬけるのを一般の人たちに許した、というところからついた名前のようです。

何の変哲のない路地でもこういう名前が残っているとなんだかロマンを感じてしまいますよね。こういう地名は絶対のこしておいてほしい!!

(先日読んだ雑誌によると、金沢の市長が住所表記を江戸の頃の町名にもどす努力をはじめてから、観光客がどっと増えたそうです)

次に行きましたのはこちら。

P1030384

室町押小路上ルのOMO morita motoko shop

紬や木綿の着物に、ヨーロッパのファブリックやハワイアンプリントなどの帯、というユニークでポップな着物のお店です。

笑うとすごくかわいらしい(失礼!ほぼ同年代ですのにね)もりたもとこさんもおられて、ちょっとポップな帯を見せていただきました。

若いイラストレーターさんの描いた不思議な絵からデザインをおこした帯や、グレーの地に銀箔の円がさいころの目よろしく並んでいる渋くてアバンギャルド(なんじゃそら?)な帯やら、いろいろ広げてもらって目の正月でしたわ。


P1030395
お財布とも相談しながら、もとめたのはこれ。

P1030393

藍色の紬にぴったり、と思いまして。


P1030394_2

なんとこの帯、ソファ生地のような裂地です。

デザインはもとこさんがお持ちだった古い着物からおこしたもので、OMOオリジナル。

お値段もとてもかしこくてhappy01

これも雛さんで仕立ててもらう予定。重宝な帯になりそうです。


P1030391_2

買い物客への特典として、オリジナル手ぬぐいを選ばせてもらったのですが、迷うことなくこちらの猫の手ぬぐいを選びました。

なんと、もとこさん宅には8匹も猫ちゃんが同居しているそうです。、、、負けました!

薄桜鼠のすてきな紬をお召しで、魅力的な方でしたわ、ほんま。

そしてそして、すてきな方といえば、OMOさんを知るきっかけをつくってくれたぽん様宅を急襲してしまいました!


上梓された洛中いぬ道楽の主人公、わんこのぱる君にもまたお目にかかれましたわ。

ぽん様、その節はすっごいとりこみ中dogcoldsweats02に重ねてすみませんでした〜!

おまけに本業(?)副業(?)の玉葱工房オリジナル、歌川国芳風Tシャツをかしこいお値段でありがとうございました〜!

(ちなみにハンガーはそらいろつばめ様ご提供、こちらもありがとうございました〜!)


P1030396

来年のお花見ウェアはこれで決まり、です。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/349039/22415583

洛中・お着物まわりのお買い物を参照しているブログ:

コメント

この蝙蝠の長襦袢とお着物の組み合わせに大拍手です!
茶道、着物道、もう一つありましたよねぇ~道がつくもの、そうそう華道?、あっこれもだ、でも思い出したのは香道でした。

ぽんさんとこでは私もアロハ(大好評)とウサギの青いTシャツを私も格安でもとめました。この猫の私もほしくなりました。

その節はおおきにでした、と再び。猫と一緒に浮かれてくだせー。

もりたさん、ものすご気さくでエエ人でしょ。私も初対面から親しくお話しさせていただき、すっかりファンになりました。フランスファブリックの帯もエエです。来月になったら、私もあのモコモコ波形の帯、締めようっと。

コウモリの裏、私なら着物で欲しい(笑)

黒地に蝙蝠、カッコいいですね。私は母の若い頃の鮮やかな色の襦袢を作り帯にして使ってます。昭和ですけど。
そうそう、先日、伊勢丹で見ていいなあと思ったコート、あれも紫織庵のだと思います、きっと。OMOの帯も、玉葱工房のTシャツも、どれもみんなほしい!しぇるさん情報、すっごく役に立つけど、目の毒でもありますですよ。
ハンガー、早速お使い頂いて嬉しいです。今度はTシャツ用のをお持ちしますね。

ヘルブラウ様

いろんな「道」に足を突っこんで時間と財布がかなりきびしい昨今です。でもやめられないのよね。これ以上は無理、、とあきらめた「道」もあるし。あ、でも華道だけは縁がありませんでした。
ヘル様にアロハ、きっとおしゃれに着こなされておられるんでしょうね〜happy01

ぽん様

あれ、着物にしたら、たしかにぽん様好みですわ。帯でもいいかも。

OMOさんには普通の呉服屋さんではもとめられないテイストの着物周りがあってたのしいですよね。ちょっと遊んで着られる、というか。もっと気楽に楽しく着物きましょう、というもとこさんのコンセプトに拍手!です。
ぽん様がおもとめになったOMOの帯もキッチュでよかったですね。happy01

そらいろつばめ様

やはり襦袢で帯、できるんですね。そういう形でお母上のものが蘇って生きるのはすてきです。一度拝見したいものです。
京都にでかけますとあれこれ欲しい物(特に着物まわり)がいっぱいで、すごく散財してしまいますが、そのためにがんばって働いているのかも〜。coldsweats01
紫織庵さんのお蔵の中の座敷であれこれ襦袢の反物を広げてみせていただいたのはほんとに夢のように楽しい時間でした。ああ、またがんばって稼がねば!

happy01とっても素敵なお買い物ですね
後ろから荷物持ちについて行きたいくらいですlovely

お着物もめっちゃいいですねheart04

みゅう様

お久しぶりです。
おかみさんの会ではご活躍のようでなによりです。
着物もはまりだすと奥が深いですよね〜。(財布が)危険でたまりませんわ。また、お着物でおでかけ(+ごちそう)したいですね!

コメントを投稿