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2009年7月 8日 (水)

磨く!その2

なぜ<その2>なのか、、、、

それはその1があったから、、。(→ 後出)

それはさておき、皆様は「裁ち板」というものをご存じでしょうか?

私も聞いたことなかったのですが、ある日なにかのHPですてきなローテーブルをみつけたのです。

それはテーブルというにはあまりに高さが低い。文机なんかよりもはるかに低い。

せいぜい15cmくらいでしょうか。そして幅はせまく長さが長い細長いシェイプ。

座敷におくとそれはそれは相性ばっちりのインテリア!

それからというもの、それにとりつかれたように、骨董市などでさがし、古美術店に問い合わせ、、、、。

でも、見つからないweep

ある日なにげにネットナビゲーションをしていて、その特殊なテーブルの名前が「裁ち板」ということを知ったのです。

裁ち板とは、和裁をするときに、布の長さを測って裁断したり、印を付けたりするときに使う板だったのです。

着物の反物は長いので、裁ち板も細長く、布がすべらないといけないので、その天板はなめらか。

昔はどこのご家庭にもあったそうです、、、ので、骨董や古美術のお店にはないはずですよね。

そこで、「裁ち板」で検索してみるとあるわあるわ、、、。

ついにネットオークションで格安でゲットしました。


P1010104

表面なめらか、高さばっちり15cm、幅約40cm、長さ約180cm!

天板の細かいヘラのあとも味があります。

ただ、もう少し艶がほしいなあ。

最初、(初心者にも関わらず)拭き漆をしようかな、と考えましたが、漆のセミプロの父に「素人がやるとムラになって、かえってきたなくなるからやめろ。」とたしなめられ断念。

次に考えたのがこれ。


P1010461

米屋で米ぬかを調達。

さらしを袋に縫って、ぬか袋を作成。

これで磨く!


P1010488

う〜〜ん。いまいち。

ぬか袋から油がにじんでくるのには時間がかかることが判明。

で、思い出したのがこれ

磨く!のその1。

P1010571

京都は上京区、山中油店さんの椿油。

これで骨董家具をみがくとつやつやしっとりしたんです。

(お風呂に入る前のがさがさお肌に、風呂上がり、化粧水をたっぷり付けたあとのようlovely


P1010570

で、これで磨いてみました。

どおでしょう?艶がかなり出て良い感じになりました。(写真でははっきり違いがわからないのがはがゆいですが)

あとさらにぬか袋で磨けば、きっと拭き漆をしたようになるにちがいない!

この裁ち板を京都の家の座敷に置いたところをイメージしながら、しこしこ磨くのもまた楽しい作業でございます〜。


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磨く!その2を参照しているブログ:

コメント

子どものころには、椿の実をよぉ拾いにいきました。
種をとりだしてかなづちでつぶし、布袋に入れて
敷居や家具をみがくためです。
めんどうですが、ものすごきれいになります。

先日、お客さまとそんな話をしていたところに、
この記事をみてびっくりしました。

ことし、また、拾いに行ってみよかなぁ。。。

あ~裁ち板、ウチに在ったのに~。階段の裏手の部屋に立てかけてありましたわ…。
せやけど何処に行ったんやろ?。いまは行方不明やな~。

裁ち板・・・と言うのですね!
この上に・・・あの・・・折りたたみのようなへら用の・・・あれ(お恥ずかしい名前がわかりません・・・へら台?)を乗せるのでしょうか?それとも・・・すべりが良いということですので・・・このまま「へら」?

いやあ・・いいですね~~♪姿形がシンプルで!とっても素敵です!

それに!山中油店さんの油♪
あまね様も太鼓判♪

みないで~~♪見えてしまいました~~♪笑
シェルちゃんたち!おいたしてますね~~~!
うちは桟が・・・ぼろぼろです・・・なぜか・・・襖紙はセーフ!笑

ここ数日・・・本当に申し訳ありませんでした。対策法がよくわからなくて・・・OCNに尋ねてみます。いつもありがとうございます。

あまね様

椿の実にそういう使い方があったんですか!
実はうちの椿の木、たくさん実をつけるんです。なんとか使う方法がないかとネットとかで調べたんですが、素人には椿油にするのはむつかしいようでした。かといってプロにお願いするほどはできませんし、、、。
椿油として精製しなくてもつぶしてつかえば十分使えるんですね、良いこと聞きました。ありがとうございます。happy01

へちかん様

かつてはどこの家にもあった、、、ということですが実際使っているのを見たことがありません。実家の母は浴衣やウールの着物なんかは自分で縫ってたんですけどね。これが残っていた、ということはやはり、へちかん様のご実家は歴史のあるお家だったんですねぇ。

nnya様

どうも職場から送ったのが全滅でした。我が家からおくると全然問題なかったので、もう大丈夫ですよ。他の方のコメントはそういうことはなかったのであれば、職場のネット環境の問題かもしれません。お手数おかけしました。

実は私も裁ち板、どうやって使うのか全然わかりません。でもヘラのあとがけっこう残っているので、この上で直接印をつけたのかな?と。
縫い物はまあ得意ですが、和裁は全然ダメです。

猫によって執着する場所がちがうらしく、友人の家では襖紙はOK。ただ家中の扉という扉をあけるので(なにが楽しいんだか、、)、そのさいについた傷がドアにいっぱいだそうです。wobbly

こんにちは、しぇる様

わ~!!懐かしいです~!!
母方祖母が和裁で身を立てておりましたので、祖母宅に行くとあったのを思い出しました。

あら、シェルさん、おいたされたのですねぇ。
うちは襖は大丈夫で、かわりに障子を狙いますが、何故か雪見障子だけ(笑)。
障子の持ち上がるのが楽しいのでしょうか???

いけこ様

わあ、あるところにはあったんですねえ。自分の無知がおはずかしい。
今も和裁をなさる方はお使いなんでしょうかねえ。

シェルは襖を開けるのも楽しいみたいで、猫って多かれ少なかれ「開く」系が好きなのかもしれません。
それより雪見障子のあるお宅、、っていいですわあ。そこから坪庭がみえるのでしょうか?lovely

ご無沙汰してます。
あれ~さっきコメント入れたのに入らないです。
やっぱり、まだパソコン変かも。

わたしは昔親戚のおじさんの頼んで、加工する前のドアをそのまま足をつけて製図とか裁ち台にしてました。

ちょきた様

今度のコメントはちゃんと入っておりますよ〜。
ドアに足をつける、というのは私あるカフェでみたことあります。
なんでも昔の蔵の戸だったもの(ごつくて分厚い)を足を付けてテーブルにされてましたが、なかなかおされでした。
ちょきたさんの製図台もきっとおされだったでしょうねぇ、、??

裁ち板!
ふふっ。若かりし頃、数ヶ月間お世話になりました。
浴衣ばかり何枚縫ったか…;
こうして拝見すると、たしかに本来の使用目的とは別に色々使えそうですね♪

maki様

まあ!maki様はご自分で和裁もされていたんですねぇ、、、なんだか納得。
それにしても皆様、裁ち板をよくご存じで、今まで知らなかった私はなんなんでしょ〜??coldsweats01
和の家で畳に座っての生活ならば、この高さって絶妙にいいのです。テーブルとして使っても、花瓶などを置く台としても。
ひところ西洋かぶれ(?)でしたが、このごろますます日本の伝統的文化のすごさをひしひしと感じております。

しぇるさん、よくよく、こういった生活骨董の類、お好きですね。
上の記事を読んでいて思ったのですが、手入れの行き届いていない(その分割安の)品々をネットオークションで仕入れ、椿油とぬか袋で磨いて、必要なら一部修理し、高く再販売する、という、ビジネス、しぇるさん、岡崎で、やられては ?
結構、はやりそうな予感が‥‥。

本当に磨いた後はきれいに艶が出ていますね。努力の甲斐ありです。でも裁ち板をローテーブルに、とはよく思いつきましたね。ローテーブルって種類が少ないから思うようなものがなかなないんですよ。

S&Y様

やはり自分が気に入って、手を入れてやり、いままでどんな人たちに大事にされてきたのか、を思いやるとき、(ちょっとかっこよすぎる言い方ですが)物には命が宿るような気がします。
だからそうなったら他人様にはおわたしできないのですよ。
ビジネス向きにできてませんわね、私。

yuchi様

いえいえ、私の手柄ではありません。インテリア雑誌や、ネット上で見て「すてき!」と思って、まねっこしてみました。
いわゆる洋風の暮らし、ではこの高さ(15cm)はまず使いようがないでしょう。和の暮らしに惹かれはじめてから、こういう物が目につくようになりました。裁ち板、ひさびさのヒットでしたわ。happy01

あれ?お茶処 好日居さんの和室のテーブルも、こんな感じではなかったでしょうか。 あちらは、これほどは低くないから、ちゃんとデザインした細長い座卓だったかも。
裁ち板ですか、落着いた良い雰囲気で、着々と新居の準備がお進みですね。

そらいろつばめ様

そうですね、好日居にも長いテーブルがありましたね〜。でも高さは普通のテーブルサイズでした。このテーブル以外にも足のついていない板だけの裁ち板も好日居にあったんです。そのころ「裁ち板」の名前を知らなかったので、「これどこで手にいれたんですか〜〜??!」と、勢い込んで聞いてしまいました。なんだかどこかの町家にころがっていたものをもらってこられた、、ということでした。coldsweats01そうか、町家にころがってるのか、、と思いこんだものでした。

大昔、家にありましたなあ。母が和裁をしている横のほうの空いたところで私が塗り絵をしていたりして。
一番端っこには針山のついた布を挟む道具を板に留め付けていたりしたような。今では記憶も薄れてしまい、その裁ち板もどこへいったやらわかりませんが。
とにかく、長いのでちょっとお邪魔な存在で、使わない時は壁に立てかけたりしていたようです。

vivasan様

ようこそおいでくださいました。コメントをありがとうございます。happy01
vivasan様も裁ち板、リアルタイムでご存じでしたか。
実はどのように使われていたのか、よく知らなかったのです。なるほど、針山のついた留め具、、、なんとなく想像できます。
使わないときは、壁に立てかけておく、というのも、使わないときにはたたんでしまえるちゃぶ台みたいで、狭い日本の家屋に似つかわしい生活道具だったんですねえ、、、。

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