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2009年4月 7日 (火)

好日居・ひさのちゃんへ供花〜nagiの消しゴムはんこ

こちらは岡崎の白川のほとり、三条を少しあがったところです。

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こちらのお家、すてきだと思いませんか?

壁の古さ加減、枯れた蔓性植物のからまりぐあい、なんといっても掃き出し窓をあけたらすぐ白川の清流ですよ。

この日は少し汗ばむような陽気、住人さんも窓を思いっきり開けて、風を入れ、水の冷気とせせらぎの音で涼をとっているようです。

いいなあlovely。住まいは夏を旨とすべし、、、、ですね。

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こちらやはり岡崎白川べり、南座横にある祇園饅頭さんの工場・直販店。

いつも小さい間口でおはぎや桜餅、草餅など売っている知る人ぞ知るの店。

、、、、だからこんなに人が並んでいるのを見たのは初めて!

意外と有名やったんや、ここ。

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さてめざしたのは、お気に入りの岡崎・町家のお茶カフェ好日居さん。

ここでちょうど1年前、好日居さんのおばあさま、98歳になるひさのちゃんの作ったおびただしい数のミニQPさんに出会ったのです。

お話を聞けば聞くほど、ひさのちゃんのきばらない、どこかお気楽な、ユーモアのある、そしてすべてに感謝しつつ、いつもにこにこ、みごとな生き様に、かくのごとき老境にいたりたい、ひさのちゃんはすばらしい人生の先輩と思ったのでした。

お写真をみても、とてもよいお顔をされていました。その生き様がそのままの。

P1000276(好日居、玄関の桜)

今年1月、98歳のお誕生日、お手紙を好日居さんにたくしました。

ブログで拝見した、たくさんのプレゼントに囲まれてとびきりの笑顔をみせてくれていた、ひさのちゃん。

なのにとうとう2月に天へ召されたのです。

大往生だったそうです。少しも苦しまなかったそうです。

ああ、なくなるときまで、私のお手本です。

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せめてものささやかな供養に、と花束を持参しました。

ひさのちゃん、ピンクが好きで、明るい色が好きだったそうです。


P1000279(好日居、洋間のクリスマスローズ)


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さて、中に入っておやおや、、、

この日は特別展、「nagiのつくりかた -消しゴムはんことスケッチブック展-」やってました。

これは小6の女の子nagiちゃんのパパ(建築家)がイタリアの旅行で撮った「門」づくしの写真を展示しているところなのです。←すみません、これまちがいでした。なんとこの写真すべてnagiちゃん自身が撮った物だったんです。すごい!

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そしてnagiちゃんの作る消しゴムハンコ展。

11歳の女の子ながら、パパとデザイナーのママの血をうけついだのかしら、その作品にとっても鋭いセンスを感じました。


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しかもどことなくほっこりさせるのは、ひさのちゃんのQPさんとどこか通じるものがあります。

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バンダジの上にも、ちょこっとハンコの作品が。

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そしてnagiちゃんはパパとママと世界のあちこちを旅したんだねえ。

展示されているのは彼女とその家族の旅日記なんです。

イラストやスケッチ、写真、そして思った事をきれいに書き綴っています。

文章家としてもなかなかです。


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そしてハンコ作品はこんなところにも。

これは特別展のときだけの「ハンコのお茶セット」

紙コップ、懐紙、シール、そしてティーバッグのタグにまでハンコが。

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こうしていただきます。

お菓子の薯蕷(じょうよ)饅頭は好日居さん手作り。

おまんじゅうの顔の表情は選べるんです。やっぱりニコニコがいいなあ。


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お連れの方の中国茶についてきたお顔はこれです。

やっぱり、楽しくておちつくな、ここは。

いつもはお客さん、私ひとりのことが多いのですが、この日は特別展のせいか、たくさんの方がお見えでした。

また次々と好日居ファンが増えることと思います。(気持ち、あまり増えてほしくないんだけど、、、coldsweats01

ひさのちゃんはいなくなっても、ひさのちゃんのQPさんと同じ、ほんわかな雰囲気は消えることはなさそうですね。


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最後にハンコのプチカード、買って帰りました。

うん、味があるんです、nagiちゃんのハンコ作品。


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好日居・ひさのちゃんへ供花〜nagiの消しゴムはんこを参照しているブログ:

コメント

京都にはまり出して10年。しぇるさんのブログ楽しみです。
きどらない言葉で綴られる毎日、精力的で楽しいです。
はてさて、こちらのブログの桜、どこか判りますでしょうか?
よかったらお教え願いたいのですが・・・。
当人には聞けそうにありませんので。
よろしくお願いいたします。
http://ameblo.jp/julia114929/

これはナイスですね。happy02
わたしは文房具とか好きで家の引き出しには未使用のはんこ、もしくは年賀状に作った似顔絵はんこだけ使用、て感じです。
このセンス、ナイスすぎます。そして自分でも出来そうです。お花見の季節とか臨時に用意してもかわいいですよね。

でも。常に我慢していても筆記用具が少しづつ増加していくのはどうしたらいいんでしょう。いつかゴミ屋敷の人みたいになりそうで自分が怖いです

もしかしたら・・・と頭をよぎったのです・・・供花?
お写真・・まさか・・・違うわ・・・このまえまで・・・
そろりと読み進め・・・そうでしたか・・・つい数日前のことだったのですね。
お会いしたことのない方です。なのに・・・お会いしたかのような錯覚までもおぼえるほどに・・・しぇるさんの好日居さんのご案内からひさのちゃんを思ったりしていました。あの創造力に、ほんまに感動ものでした。頭の中のやわらかさは全てのことに通じる原動力なのだとも教わりました。
お冥福をお祈りします。ひさのちゃん・・・
お茶セットの懐紙がいいですね!
ちっちゃなランチョンマット♪
ひさのちゃんが・・・ちょこっと傍にみえるような!

猫ちゃんのうしろすがたに・・・やられます・・・
先日来のしぇるさんの京都案内・・・歩いてみたいところばかり・・・しぇるさんの懐かしい思い出には引き込まれるものばかりです。その中にヴォーリズ建築もあったのですね!
おそるべし!ヴォーリズ!
彼の愛した軽井沢の別荘・・・コンパクトで愛らしくて彼の人柄が偲ばれる小さなお家でした。

かわいらしいお花。おしゃれなQPさんを作り続けたひさのちゃんも喜ばれたことでしょうね。「カモメのばぁばぁ」のriri姉のおばあちゃまも3月末に99歳で旅立たれたし、明治生まれのおばあちゃまたちとお別れするのは、祖母や祖母の時代が遠くなるようで悲しいです。でも何だかみんな一緒に天国でわいわい楽しんでいるような気がします。そして「あんたは未だもう少しがんばって生きないとこっちに来る資格はないんだよ」って声が聞こえてきそうです。
ひさのちゃんのセンス、nagiちゃんしっかりに引き継がれていますね。

シーナ様

御拝読いただきありがとうございます。
あの桜はほんまに息を奪うほどみごとですね。
残念ながらまだ見たことはありません。西の方の某宗教団体の持っているお庭らしいです。さくらこ様も「秘密の、、」とおっしゃっておられるので、私めがここでばらすのもはばかられますので、これくらいに。
でも小さな手がかりをたどって探してみるのも結構楽しいですよhappy01

ちょきた様

ちびちょきちゃんとnagiちゃん、同じくらいの年ですね。あの年頃の女の子にはなんだか不思議なパワーがあるような気がします。思春期をこえるとふつ〜の女の子になっちゃう子もいるし、そのまま才能をのばす子もいる。はて、自分の12歳ってどうだったんだろう?あんまり昔すぎて忘れました〜。
あ、文房具、私もあつめるの大好き。そんなに大きいモノではないので、ゴミ屋敷になることはないでしょう。先輩としてきっぱり断言します。だから大丈夫、どんどん集めちゃってください。

nnya様

私もひさのちゃんに実際にお目にかかったことはないのですが、なんだか昔からよ〜く知っている方のような気がしていました。
去年秋、「QPを作るのはもうこれが最後。もう作れないよ。」とひさのちゃん、そういって最後のQPを送ってきたそうです。その話を聞いたとき、ちょっと予感はしていました。お腹に水がたまってしんどそうだったそうです。それでも食事はみんなと一緒にとって、ありがとう、と感謝されていたとか。この世からいなくなられても、大切なものを残してくれたような気がします。他人様のおばあちゃんで、会ったこともないのに勝手な思いこみかもしれませんが。でもお孫さんたちにそれだけ愛された、ということはやっぱりまちがいなく、愛すべき人だったんですねえ。

(多分)yuchi様coldsweats01

明治生まれの女はどだい背筋の伸び方がちがいますね。
ひさのちゃんは自分が苦しくてもしんどくても、愚痴一ついわず、なにかにつけ「ありがたい、ありがとう」をくりかえしていたとか。なんでもないことのようで、実はとても難しいことだと思うのです。苦しいときはグチグチ言い、他人に腹を立て、うらみつらみに思う、それが普通ですもの。自分への戒めもこめて、ひさのちゃんを思います。
とっても若いnagiちゃん、私、98歳のひさのちゃん、女の一生の昔、今、未来を思うこの頃です。

あは・・・しぇるさま、ヒントをありがとうございます。
まあ、それでしたら不届き物のわたくしなどご遠慮しといたほうがよろしいかと・・・。
心残りがなくなり、やっと明日京都へなごりの桜見に行ってきます。
大阪に住んでる唯一の特典、京都への道が近いこと。。
ほんとにありがとうございました。
心広く迎えてくれる桜はいっぱいありますものね。。

シーナ様

いぢわる、、、と思われたらどうしようと、思っておりました。
広いお心でうけとめてくださりうれしいです。
明日の京都の桜が美しく、シーナ様をむかえてくれますように。
よい一日をお過ごし下さい。

nagiの母です。

偶然、このブログをみつけました。

「nagiのつくりかた」をとっても楽しんでいただけたようで、私まで嬉しくなりました。
しかも、ひさのちゃんのQPさんと通じるところがあるというのは、最高の褒め言葉です。ありがとうございます。

実は、nagiはまだ11歳です。(12月生まれなので)
そして、あの「イタリアのドア」はnagiのお父さんではなくて、nagi自自身のworkなのですよ。
最近のデジカメは、とても賢くて、当時まだ2年生だったnagiが撮影しても、ほとんどボツはありませんでした。(あれは、実は夏休みの自由研究として作成したのです。)

「nagiのつくりかた」のメーキングは、私のブログの中でご紹介させていただきました。展覧会のカテゴリーも作りましたので、よろしければ一度覗いてみてくださいね。

http://murasakino1.jugem.jp/

私も、ときどきしぇるさんのブログ、訪ねさせていただきたいな思っています。


3月うさぎ様

コメントありがとうございます。nagiちゃんのお母上でしたかhappy01
あの長い長い門の写真集は彼女の撮影だったのですね、びっくり。つまりお父上の作品だと思うくらい(あるいはそれ以上?)、いい写真だったということですね。記事の方は訂正をいれておきました。すみませんでした。
ブログも拝見いたしました。そのなかで再び見るnagiちゃんのはんこ絵はほんとに味があります。みているとなんとなくクスクスっと笑いたくなる、というか、、、それがあのひさのちゃんのQPさんにつながります。どういうふうに子育てをすれば、あんな自由な独創的な才能がはぐくまれるのか、ちょっとだけ垣間見させていただきました。(うちはもう完全に手遅れですけど〜〜)

好日居でございます
いつもご来居ありがとうございます
そして祖母ひさのちゃんに素敵な花束、重ねてありがとうございます!
明るい色の花々…祖母もとっても喜んでいることと思いますlovely
会っていただいた事もない亡き祖母に花束を…ほんとうに感謝しきりです

3月うさぎさんからメールで知らせていただき…こちらに来ました。
先日は打合せでいらっしゃったのに落ち着かれなかったかもしれませんがはんこ展も堪能していただけた様でうれしく思います

近々ご近所になれる日を楽しみにしております
これからもどうぞよろしくお願いいたします
感謝とともに

好日居

好日居様

こちらに来ていただけるなんてびっくり!うれしいです。
お目にかかったこともない他人様のおばあ様なのに、勝手にお慕いして申し訳ありません。でも好日居さんの、ひさのちゃんを語る言葉に、老いてかくあるべし、という理想を見つけたような気がしてついつい気安く、、、
「今日のひさのちゃん」がまだまだ続いているのがうれしいです。
先日はこちらこそ特等席を長らく占拠してすみませんでした。
でもnagiちゃん作品にも出会えてうれしかったです。
またおじゃまさせていただきますね。(私も早くご近所になりたいのですけれど、、、、)

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