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2009年4月

2009年4月29日 (水)

茶屋町ガード下スィーツ〜sugar toothその後

先日ご紹介しました、日替わりカフェ&雑貨のスペースほななさん。

茶屋町の阪急のガード下の不思議な場所にあって、ここにある、と知ってないとたどりつけない場所です。

実はけっこうここにはまってます。

なにしろ月曜日はたいがいこのあたりにいるので、なんとなれば一仕事終えて駆けつけてしまうのが習慣になりつつあってコワイ!coldsweats01

月曜担当のカフェはsugar toothさん。

で、結局他の曜日には行けないので、sugar toothさんのヘビーユーザーになってます。


090406_14460001こちらの日替わりスィーツ、今回はなにがでるのか、とっても楽しみに。

先日イースターのころに行ったときは、それにちなんでウサギさんのクッキーがついていました。

カフェモカレアチーズケーキ。

どちらか、というまでもなく、私ははっきり和菓子党です。

クリームよりもあんこが好き。

なのに、ここのお菓子、とってもファンになったのは、ほんまにお一人でつくってはる手作りだからですかねえ。

arinkoさん(sugar toothの一人店長?)のブログで毎回毎回、こんなお菓子を仕込んでます、というのを見るのも楽しみ。

私といえば、和菓子は作るが、ここウン十年、洋菓子を作ったことはない。作る気もない。

でも、人様が楽しそうに材料から並べて試行錯誤しながらお作りになっているのを見るのは楽しいわ。

しかも、ここにくれば実際味わえるのですものねえ。


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先日のカフェでは、おいしいという評判のカボチャプリンもいただきたいが、本日のスィーツ・サツマイモと抹茶のケーキも捨てがたく、

「プリンとケーキでは量多過ぎますかね?」と聴くと、

「ハーフサイズで両方お出ししましょうか?」と。

なんでも頼んでみるものですねえbleah(オバサンハアツカマシイ)おほほ、、、

で、噂に違わず、カボチャプリン、絶品!!こんなおいしいのは初めて。

この年までたいがいの美食は極めて(?)、そう感動する事もいまさらないと思っていたのを気持ちよく裏切ってくれました。

そして、この抹茶マカロンがまたキャ〜〜happy02な美味しさと、テクスチュアで!

そもそもマカロンってそんなに好きとちがうのに。

さらに感動ものは、こちらで買える手作りジャム。

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季節によって、あるいは手に入るフルーツによって違うものがでるようです。

左から、清見オレンジ、キーウイ・レモン、はるみオレンジ、紅ほっぺ苺のジャム。

なかでもお気に入りは清見オレンジ。

いわゆるマーマレード系ではなく、オレンジの果肉そのもののジャム。ゆえに苦みは全くなく、あのオレンジのおいしさがそのまま甘くなったような感じ。

パンにつけるのももどかしく、半分くらいはスプーンですくって、そのまま食べちゃいますね〜。

(このジャムはネットからでも買えるそうです。)

このジャムがついてくる手作りスコーンもはずせなくて、困っています。

2009年4月26日 (日)

西陣散歩〜2009年初夏

町家写真館を出て、すぐお向かいのろうじを入ったところにある町家紅茶館卯春さんへ。

こちらは以前も来たことがある築70年の町家カフェ。

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この日は一階は常連のお客さんがいてはって賑やかだったので、お二階へ。

本棚があって、お気に入りの本を読みながらまったりできます。

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ここは町家写真館と同じく、千本銘木さんが改修を担当。

知識不足でわかりませんが、あちこちに使われている木や板はけっこうこだわりの銘木だそうです。


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でも、この立派な松材の梁は、もともとこの町家が持っていた物だそうです。

んん〜、、、どこまでがオリジナルの材木でどこからが補修したものかわからない。けど、すごい開放感。


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ランチと食後の紅茶を。

紅茶はニルギリ。ストレートでいただきます。

卯春さんを出て、このあたり、西陣らしい町家がたくさん残っているエリアなので、ちょっとお散歩を。

以前おじゃました立派な表家作りの町家町家deほっ・夷風さんもこの近くです。

一ヵ月に3分の2しかあいていない織屋建の町家レストラン、focal pointさんも近くですが、こちらまだ行くチャンスがありません。この日もお休みcoldsweats01

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地図を見て、近くだったので行ってみた晴明神社。

、、、、、、漫画家・岡野玲子さんの陰陽師、早くからファンだったのですが、あれ〜?晴明神社ってこんなん??

もっとうっそうとした森に囲まれていると雰囲気出るんだけど、、、しかも、、、、

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ちょっと違うんじゃ〜ないの〜?sad


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むしろこっちの方がひかれるわ。

「千利休聚楽第屋敷跡」

南下して大宮通〜黒門通とジグザグに、西陣らしい町並みを訪ねて歩くと、


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こんな工房(手作り鎧鎧廼舎)も発見。


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でも西陣も町家は次々歯が抜けるようになって、現代建築に建て替えられた家も多く見ました。

なかにはこんな風に現代の町家を目指しているお家も。

格子、鶴首門灯、ちゃんと鍾馗さん!

こんなお家なら西陣に似合いますね。


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よくみかけたのがこの格子の横の杉(?)の一枚板。

これはなんなのでしょう?雨戸をしまう袋戸、、でもないようですが。


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黒門通中立売上がるの老舗和菓子屋塩芳軒さん。

こちらはNHKの朝の連ドラ「あすか」、和菓子職人をめざす女性のお話でしたが、その和菓子制作の指導をされたことで有名です。

ドラマで登場した名物「おかめまんじゅう」、予約すればこちらで買えるそうです。(今の連ドラの「甘玉」は川越のお菓子屋さんのご指導でしょうかねえ?)

写真はありませんが、立派な年季の入ったカウンターが見られますよ。


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季節のお干菓子を、自分用とお茶のお稽古に持っていく用にもとめました。

更に南下、そして西へ。下立売智恵光院西入る。


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なんだか立派なお庭に「あぶら」


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こちらの町家の前には、庭から流れてきた水の続きでこんな水車まで回っています。


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水に浮かぶ道しるべもなにやら時代の重みをかんじますねえ。


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こちら、以前から行ってみたかった山中油店さん。


以前に、コレクションの李朝家具を磨くのに通販で入手した椿油はこちらのものです。

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江戸時代創業で200年の歴史をもつお店で、食用油だけでなく、工芸・建築用油まで手に入るお店です。

こんな油屋さん、京都以外ではないですよね〜。

そして需要があって、商売としていまだに成り立っているところがやっぱり京都なんですね〜。

こちらのお嬢さんが「よそさんは京都のことを勘違いしたはる」という、老舗の暮らし、町家の暮らしについて書かれた、おもしろそうな本を出しておられるので、読んでみたいと思っています。


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しかもこの山中油さん、ご自分所有の町家を上京歴史探訪館として開放もされているのです。(残念ながら週末のみの開館で、この日はお休み)

この界隈、町家が並んでいるのですが、こんな景色も。


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一見町家の並びですが、なんと町家は外構だけ。

中は構造物すべてとっぱらい、スコーンと空間だけが。そこが駐車場、駐輪場になっているのです。

これって、、、、、

ここまでスケルトンになっていると、もとの町家へ改修、というのはやっぱりむつかしいのではないかしら。

なんだか胸がいたむ景色だなあ、と思うのは私だけ?

山中油さんの前を西へ、浄福寺通りを少し上がると、、、、実はここも山中油さんの土地なんですが、


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築100年の町家カフェ綾綺殿。もとはお米やさんだったそうです。


平安時代、このあたりはまさに内裏の中。今の千本通りあたりが都の中心、朱雀大路だったそうですから。

近くに宜陽殿跡の石碑も見つけました。

で、紫宸殿の東北、舞いや宴が行なわれていた殿舎が「綾綺殿」だそうで、このカフェはまさしくその位置に立っているそうです。

こちらパニーニが有名なそうですが、お腹はいっぱいだったので、カプチーノをたのみました。

ここのデザインカプチーノもよく雑誌なんかにのってます。

で、この日のデザインは、、、、

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かわいいパンダでした〜!

2009年4月24日 (金)

町家写真館〜水野克比古写真ギャラリー

仕事をしながら子育てをしてきたもので、時間は貴重でした。

ちょっとの時間をみつけてはいかに効率よくものごとを片付けていくか、時間の使い方ということをつねに考えてきたので、ぽかっと空いたまとまった時間ができるとかえっておちつかない、という習性ができてしまいました。

スケジュールに空白があると埋めずにはいられない空白恐怖症とでもいいましょうか。

で、、、、なんの言い訳かというと、、、今日一日のフリーデイ、家にじっとしておられずに、また行ってしまいました、京都。

先週末行ったところなのにねcoldsweats01


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桜が終わって、観光客の数も少し減って、気温もちょうど肌にここちよいくらい。

さわやかな新緑の候です。

でも御所のあたりは、天皇皇后両陛下御結婚満50年記念京都御所特別公開(あ〜〜長っ!)中なので、人は多いです。

こちらは毎年公開されるので、いずれ移住してからでも遅くはないし、、とスルーしました。

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今日、京都へ来たかったわけはこれ。

奈良の写真なら入江泰吉さん、そして京都の写真といえばこの方、水野克比古さんでしょう。

四季折々の景色を撮った写真もすばらしければ、町家の坪庭の写真がまたすばらしいのです。


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大宮通、通称千両が辻にある、明治初期の町家を改修してできた、水野先生の写真ギャラリー町家写真館。(娘さんのこれまた写真家の歌夕さんが館長をしておられます。)

こちらはいつもは予約さえすれば無料で拝見できますが、このたびこの写真集「心象の京都」の発行記念で26日まで予約なしで中へ入ることが出来るのです。

写真もさることながら、ですが、典型的な中規模のこの100年以上の町家がまた見る価値がありまして。


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残念ながら中は撮影はできませんが、玄関から玄関庭、走り庭とすこーんととおっているのがみえるでしょうか。

表の間は絨毯敷き、こちらに水野先生ご本人がおられました。

玄関の間は三畳、つづきのダイドコが三畳、つづいて四畳半、ここには2階へつうじる階段箪笥があり、また隣の六畳を茶室として使うときのための水屋もあります。

その六畳の間はこれまた緑の陰深い坪庭に縁側をへだてて面しており、庭にむかって、ガラスつきの障子の前におかれた長火鉢(火ははいっていません)。その前にすわって、見本としておかれていた新しい写真集「心象の京都」を拝見しました。

写真の美しさはいわずもがな、こうやって坪庭を見ながら好きな本を読む、というシチェーションにも感動。

この感じ、新しい京都の家で実現したいのです。


坪庭には濡れ縁もあって、そのそばに椿をうかべた立ち蹲居。こちらの濡れ縁にすわって熱心に写真集をご覧になっておられる方も。

酷暑の夏や、寒い冬はいざしらず、ほんとうに緑のきれいなこの季節、最高の贅沢だと思いました。

京間の三畳(未来の自分の書斎コーナーの大きさ)がいかにゆとりがある大きさか、ということも確認。大きな本棚がはいっても広く感じましたもの。

坪庭の奥はまだまだあって、新しくつくった蔵のような建物。こちらが居住部分でしょうか。それ以上は入れません。

走り庭は普通のサイズ、というか杉本家のように一間以上はなくて、半間くらい。火袋のあたりの壁は新たに漆喰をぬらず、煤で黒くなったまま。これがかえって効果的な陰翳を作っています。

おくどさんがあって、そのそばの棚には小さい物からだんだん大きくなる布袋さんの人形が数体。

これは昔商家で、商売が繁盛するように、とはじめ小さい物から買って、毎年少しずつ大きい物を買っていった、という習慣の名残(今もですか?)だそうです。

この日、私が行ったとき、京都のエッセイで有名な某女性エッセイスト(あはは、、だれなのかばればれですよね)さんも来ておられました。

思ったより小柄で華奢な方だな、と思いました。歌夕さんと町家のメインテナンスのたいへんさについてお話しされていましたよ。

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新しい写真集はすばらしかったのですが、大きくて重いのと、ややお値段がはるのであきらめて、かわいく絵はがきなどを購入。

春、初夏、夏、冬、、、ときてあれ?秋がぬけてました。


    *      *      *

町家写真館:
〒602-8214 京都市上京区大宮通元誓願寺下る
   電話:075-431-5500 FAX:075-431-5511

   *午前11時~午後5時
   *日曜・祝日休み
   *入場無料 (要予約)


柳緑花紅

お茶のお稽古です。


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花は牡丹。青磁の花器にぴったりのゴージャスさです。

軸は「柳緑花紅」。

これは単に春の季節の景色を表したものだとばかり思っていましたが、実はこれも禅語だったんですね。


P1000523(花寄せのためのお花。がまずみ、シラン、など)

宋時代の詩人蘇東坡が書いた物で、

「柳緑花紅 真面目(しんめんもく=本来の姿、ありのまま)」


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(お菓子もお花で、多分躑躅でしょうか)

柳は緑に、花は紅、これこそ本来のあるがままのあるべき姿、

ということらしいのですが、なかなかすんなりわからない言葉ですね。

まあ、だから禅語なんですけれど。


P1000526(透木釜からゆっくり立ち上る湯気。この景色は好きですねえ。透木ももうすぐ終わりです。)

有馬頼底さんの「茶席の禅語」の本によると、

「あるがままの世界を、あるがままに見えてくるまでには、苦しい道程を経なければならないのです。一度徹底的に疑い、否定し、模索してみなければならない。、、、、、柳は緑で花は紅なんてあたりまえのことじゃないかと、言ってはなりません。あたりまえのことがあたりまえでないからこそ、人間世界の様々な苦しみがあるともいえるのですから。」


P1000534(ちょっとめずらしい浦島草)


当たり前のことをあるがまま、そのまま、受け入れる、、、やさしいようで、そう言われてみればむつかしいようで。

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(大樋の楽茶碗。実はこの飴釉の色が濃茶のあの深い緑にすごくすてきにマッチするものだと気づきました。)

自然界の植物は、だれにほめられようが関係なしにただ淡々と季節が来れば花を咲かせ実をつけ、そして枯れていく。

人間は、凡人はそう淡々とは生きられません。

自分のおかれた環境にあらがって、じたばたとあがいて、あれこれ悩むものですから。


P1000542(お稽古着。信州紬に手鞠の塩瀬帯)

P1000543(蝶々のお菓子:子供の日にちなんだ金太郎懐紙は提供byあまね様

P1000536(モッコウバラ、良い香りです)


P1000540(姫ウツギ)


P1000541(コデマリ)

連想で思い出すのが、

   百花春至為誰開 (百花春に至って誰が為に開く) (碧巌録)

花は美しく咲くが、人の眼を喜ばせようと意図して咲くわけではない。ただあるがまま、自然のまま、無心に咲く。

これらがわかる境地に達するにはまだまだ時間がかかりそう、、、、というか、一生じたばた、あるがままを受け入れられないかもしれません。


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あるがままを受け入れておられるお方、、、?

2009年4月21日 (火)

花見のあとの京みやげ

出水の小川での楽しいお花見のあと、せっかくの京都だし、もう一遊び、と思ったのですが、、、、

本当はあまね様のブログで紹介されていた、水野克比古さんの町家写真館、最新写真集「心象の京都」出版記念の特別展に行こうと思っていたのです。

ところが、お花見が楽し過ぎて気がついたらもう5時近く。ありゃ〜coldsweats02終わってる〜。
   (→ 4月26日までやってます。どなたか私の代わりに行ってくれませんか〜?)

しかも日曜なので、私の好きなお店はほとんどお休み。(ここらへん、京都は観光客にやさしくないところだし、またいいところでもあるのだけれど)

四条に出たついでに、じゃあ、もう店じまいを始めてるだろう錦市場に、ちょっとでもあいているお店が有れば、、、と行ってみました。

半分くらいのお店はもうシャッターをおろしていましたが、最近はわりと遅くまでやってるお店もおおいのね。


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まず買ったのは、京の花麩。

おすまし汁にいれると華やかにはえるしろもの。

そして、ぎりぎりあいてた〜〜!

前回、カードが使えず現金払いということであきらめた有次の銅製品をついにゲット!!

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けっこうずっしり重いこれは何かというと、、、、、
(ちなみに風呂敷は有次さんでつけてくれたもの)


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銅製洗い桶!

何に使うかと言えばやはり台所の流しですよ。なにかとカビやら雑菌が繁殖する水回り。

銅には殺菌作用もあるし、清潔なんではないかと、さがしていたのです。ただし普通ネットなんかで売っているものは味気のないほんまの洗い桶型。

これはこのまま見ても十分美しい造形ではありませんかlovely

ただ、、、いくぶん誤算はありましてcoldsweats01

まず、漂白剤が使えない。(ふきんの漂白ができない)これはまあわかっていましたが、

ぬれたままにしておくと緑青がでる!

ええ〜っと、、、、洗い桶なんですけど、、、。

と、いうわけで使ったあとはからぶきして乾かすべし、、、これって洗い桶といえるのか?とよけい増えた手間に若干の疑問は感じつつ、色が変わるまで(銅製品は使っていると鈍い黒っぽい色に変わります)大切にしようと思ったのでした。


有次さんでは、包丁を購入するとその場で名前を刻印してくれます。

なんとこの洗い桶にも名前を彫ってくれました。(漢字ではなんだか面映いので、ローマ字で)

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有次を出て、やや東へ(後幸町通)、そして四条に下がるとなんだかすてきな町家が、、、

これが有名な江戸後期からの老舗、懐石とお宿の近又さんだったのですねえ。

ガイドブックではよく見ておりましたが、こちらにあったのですか。

いつかご飯いただきにくるために、しっかり稼がなくちゃ。

そして、もうシャッターは下りていましたが、近又さんの南側に小森袋物店も発見。

こちらは着物の端切れなどでバッグや草履を作ってくれるお店です。オリジナルの和布のバッグもとてもすてきなんです。

よく大阪のデパートなどに出店されているので知っていました。

今度は開いている時に。

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最後にROM様からの頂き物(?)

これははじめは一枚の紙でした。

指示通りはさみで切って、折り曲げて行ったらこんなかわいいミニ本に。

(比較対象ありませんが、5x3cmくらいのサイズ)

「都の魁〜寺町編」

寺町周辺のお店のガイドブックになっております。

残念ながら、老眼のはいった私には見るのはちょっとつろうございますねcoldsweats01


2009年4月19日 (日)

出水の小川でお花見

今年の桜はおしまい、、、と書きましたが、もう一回!、、、ありました!お花見会。しかも京都はこちらで、、、、


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京都御所の下立売御門。

(正しくは京都御苑なのですが、京都の人はだれも「御苑」っていわないようです。やっぱり「御所」で、、、)

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この御門をはいって左手に、こんな芝生と木陰のすてきなスポットが、、、


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その名も出水の小川

昭和56年に琵琶湖疏水を利用して作られた人工の川です。

現在は井戸からの地下水を循環濾過させて流しているようですけれど。


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この周辺、里桜が今を盛りです。あの御衣黄もあります。

そして近所の(あるいは遠くからの)京都市民の絶好の憩いの場になっています。

子供たちには絶好の水遊び場ですね。

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人間だけじゃありません。わんこも水遊び。

木陰で一人静かに本を読むご婦人。

木陰で爆睡中の方。

シートを敷いてお弁当をほおばる方々。

このご近所のかたはいいですね、すぐそばにこんなすてきな憩いの場があるなんて、、、、

心底うらやましいと思いましたわ。


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さて、なんで出水の小川か?

はい、今日は1年に一度のもちや様つながり、京都ブロガーさんたちのお花見オフ会だったのです。

こうして食べ物、飲み物を持ち寄って三々五々集まります。

今回初めて参加させていただいたのですが、いつも遊んでいただいているメンバーの他、ブログでお名前だけ知っていましたブロガーの方々にもお初におめにかかれてうれしかったです。


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なによりたくさんのお酒!うふっlovely

参加された方々です。

ROM さん キネシスロストマンさん おかだあんのちゃん vivasan様 maikyちゃん いけこ様 rina-ohaちゃん  才谷龍太朗様 二人静様 かずさん makiさん こいんさん えすさん 一匹狼☆NOBさん ちゃみさん もちや様 


年代も職業もそれぞればらばらですが、実生活では実はすごいメンバーなんですよ〜。(言えませんけど、、)

ネイティブ京都人あり、移住組ありで、ユニークな方が多くてお話もおもしろく、若者組は気働きの出来る、おばさんが感心しちゃうような方々ばかりでした。

そしてネイティブ京都人しか知らないような貴重な情報もいろいろいただきまして、感謝です。

なにより、京都のあちこちの世界に顔見知りの人がいる、というだけで来るべき京都生活はとても楽しくなりそうな予感です。

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若者組お手製の竹の子御飯のおにぎりと、長命寺の桜餅。

この日初めて知ったのですが、関西では桜餅といえば道明寺粉を使っていますよね。

なんと関東では、小麦粉の薄皮に餡を包んで桜の葉でまく長命寺の桜餅が一般的なんだとか。

最後に本来の目的のcoldsweats01桜の写真も忘れずに。

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山吹も盛りできれいでしたよ。


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参加されたみなさま、ごちそうさま。そしてありがとうございました。

2009年4月17日 (金)

造幣局・桜の通り抜け

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天満橋の駅にはこの表示板が。

15日から1週間、始まりました。造幣局桜の通り抜け。

今年の桜の最後を飾る全長560mの大フィナーレです。

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天満橋、大阪のビジネスの中心地、ここからの眺めはまさに大阪は水の都だなあと思わせてくれます。


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お天気も良かったので、こんな人出ですが、実は平日ですので、これで少ない方なんです。

以前、といっても10年以上前のことですが、夜、ほろ酔い加減でライトアップされた桜をここに見に来ました。

その時はもう進め進めの一方通行で、立ち止まることは許されず満員電車並の人混みだったような。


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造幣局は明治4年、明治新政府によって近代化の一環として建てられたもので、明治天皇の行幸も何回かあったようです。

だからですかね、この菊の御紋。

さて、ごたくをならべるのはおいといて、ひとまず桜を、、、


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こんなに地面すれすれまで枝をたらしている樹も多かったです。


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ほとんど里桜、八重桜で、一つ一つの花は美しいのですが、これだけあるともうお腹いっぱい!という感じです。


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それぞれ大手鞠とか普賢象、松月、紅手毬、芝山、楊貴妃など種類の名前があるのですが、覚えきれません。

かわったところで、鬱金(うこん)。


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花の色が先に行くほど緑がかって、次の御衣黄(ぎょいこう)と普通の八重桜の中間といった感じです。

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これが御衣黄桜。近寄ってみないと花がさいているのかどうか、わかりません。

なんでもこの桜、花びらに葉緑素があるそうです。しかも気孔まであって、ほとんど葉、、、ですね。

不思議な花ですが、桜の仲間だというのがおどろきです。

さて、通り抜けもいよいよ終盤。


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これは造幣博物館の建物。

そして、、、

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見事な桜の絨毯。

こうして散って、今年の桜はとうとう終わりになります。

2009年4月15日 (水)

大阪市立美術館〜松坂屋京都染織参考館・小袖・江戸のオートクチュール

今日は久々に天王寺まで足をのばして、ここ天王寺公園内にある大阪市立美術館へ。

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ここの近くに娘が通っていた学校があったので10年くらい前はよく来たものでしたが、もう何年もとんとご無沙汰しています。


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ここは数年前まで青空カラオケの屋台が建ち並び、異様な雰囲気だったのですが、大阪市が強制撤去に乗り出し、一悶着ありました。

その後2000年に、この美術館にやってきたフェルメールの有名な「真珠の耳飾りの少女」(私も並んで見ましたよ〜。すごくきれいな肌の色でした。)

それを記念して撤去後の道を整備し、「フェルメールの小径」と名付けられたそうです。

静かで草や木陰がきれいな道で、いまや青空カラオケをしのばせるものは何もありません。

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この小径をぬけると見えてきました。美術館です。

むこうの木立の上ににょきっと頭を出しているのはかの大阪のシンボル、通天閣ですよ〜。


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この美術館、昭和11年、もと住友家本邸の土地に建てられた物で、建物自体がりっぱな美術作品というか、とてもおちついて、広く、天井が高く、重厚でクラシカルな良い雰囲気です。


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この日のお目当てはこちら

松坂屋が、呉服の新たなデザインの研究と意匠開発を目的として、京都仕入店に染織参考館を作ってコレクションした古今東西の小袖などが公開されています。

このコレクションは長らく門外不出だったそうです。(昨年、東京で公開されたようです。)

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ちなみにこちらが京都の中京区にある松坂屋京都染織参考館。吉田家(無名舎)のおむかいさんです。

(これは一昨年、行って写真に撮った物)

展示の小袖は桃山時代のものから始まって、メインは江戸時代のものでしたが、まあもう息をのむほどの豪華さ、美しさでした。

デザインは伝統的な柄もさることながら、何百年も前にこんなアバンギャルドな柄や色づかいが既にあったなんて、と感心するほど斬新な物もおおかったです。

そういえば元禄の頃の絵などでは、人はすごく派手な衣を着ています。むしろ現代の方がデザインは地味ですよね。

こんな目を引く衣装を着ることが出来た自由闊達な時代に少し憧れます。

(振り袖なら、いける!、、、でも私はもう着られませんねえ、、、crying

そして、そのデザインを具現化する技の緻密さ、美しさ。

印象に残ったのは腰巻き(着物の上から袖を通さずに着て、腰のまわりに垂らす小袖)で、濃い茶色の綸子の生地一面にびっしり細かい宝づくしの刺繍がほどこしてあるのです。

これを作るのにどれほど気の遠くなる作業が必要だったのでしょう。

江戸のある程度裕福な家庭の娘は、今で言うデザインブックの「雛形本」をみて、呉服屋にオーダーして着物を作ったそうです。ほんまにオートクチュールなんですねえ。

うらやましいことです。

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そして現代にこれらの小袖が残っている、ということはとても大事にされてきたということですね。

中には古くなって一度布団かなにかに仕立て直されたあと、再び布を足して小袖に縫い直した、というものまでありました。

ほんとに古来より、日本人のあくなき美の追究はすごいものがあります。繊細な美意識、大胆なセンス、正確無比の技術はすばらしい!と再確認。日本人でヨカッタ、とまた思うのでありました。

会期中、和文化ときものフォーラムが日曜日に3回行われます。

林原美術館館長が「茶の湯ときもの」を、松栄堂(お香の老舗)社長が「きものとかおり」を、末富の山口富蔵氏が「和菓子ときもの」を語る、、、ようです。

タイトルにいたくそそられ、行きたいのですが、150人の先着順なので、ちょっと無理っぽい。残念ですが、、、


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ミュージアムショップで、小袖文様のポチ袋、買って帰りました。happy01

この特別展、5月31日まで、時々内容が入れ替わるようです。

大阪にこられたら、是非!

(しかし、京都の松坂屋の古い町家の中で見られたら、ほんとはもっと良かったんですけどね、、、、無理か、、、)

2009年4月14日 (火)

清荒神清澄寺

京都の方はあまりご存じないかもしれませんが、阪神間で初詣、というと清荒神はとても有名です。

むか〜し、お正月に行ったことがあります。

いつもなら阪急清荒神駅から1kmの道なのに、お正月は大迂回で3〜4km歩かされ、境内は参拝客でごったがえし、おしあいへしあい、、、、でしたので、それがトラウマになって、宝塚に20年近く住んでいながらそれ以来とんとご無沙汰でした。

このたび、さる方のたってのご希望でごいっしょに久々に行ってみたのです。

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これは駐車場から続く参道です。

さすがに平日で、売り物の鉄斎美術館もお休みのため、参拝客は正月の事を思うと、うそみたいに少ないです。(それでも思ったより参拝の方はおられました。)

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かなたに見える金色の宝珠が本堂です。

ここは宇多天皇の勅願寺といいますから実に1100年の歴史があるのです。

まあ、お寺というよりは神仏混淆というか、荒神も勧請されているので、火の神様、台所の神様としての方がとおりがいいです。

それに関連して、ここでは金(かね)の火箸をお供えするんだとか。

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このりっぱな木造の建物は宗務所。

ここでもなんとか桜に間に合いました。少しでも風が吹けば花吹雪です。

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ここだけは以前きたとき、しっかり目認した水かけ地蔵さん。

手前においてある柄杓で水をかけながら、願掛けをします。(意外と距離があってうまく届かない〜wobbly

写真のなか、水のしぶきが見えますかしら?

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少し高みになる本堂から振り返ってみると、どうも宗務所の屋根が気になる、、、。

で、再び近づいてみると、複雑な屋根。そしてそこから奥のほうでちょこっと顔を出しているのは、京町屋でも時に見られる卯建(うだつ)、、、?のようなもの?

寺院建築にはうといので、知識はありませんが、こうしてみてみると、なかなか美しい意匠があちこちに。

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ファサードのひさしの裏です。数寄屋なら掛け込み天井というところですが。

この色と艶はもしかして拭き漆でしょうか?

そして中央の欄間(というかどうか知りませんが)の彫り物。

よく見ると真ん中に宝珠、まわりに打出の小槌、丁字など宝尽くしになっているようです。

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渡り回廊周辺の木組みですが、清水の舞台にも、町家の火袋の準棟纂冪(じゅんとうさんぺき)にも見えて、リズミカルできれいなデザインだと思いました。

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こちら昨年できたばかりの資料館まえの水盤。

浅い水に沈んだ小石がきれいです。

ひととおり、お参りをすませて、今度は阪急の駅に通じる普段の参道、約1kmを下ることにしました。


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参道の両側はぽつぽつと土産物屋がならびます。

清荒神参道商店会で、約100店舗、それも参道らしい変わったものを売っている店舗が多いので、けっこう楽しめますよ。(ただしこの日は休みの店が多く残念)

時には普通の民家もあって、こちらでもお花見させていただきました。

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こんな古いお家もたくさん残っています。

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なかには古過ぎて、、、というか無人になって、こんなになってしまっているお家もありました。

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駅が近づいてくるとお店の数も増えてきます。


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参道らしいお店ですね〜。

他にも何に使うのかわからない道具を売っているお店や、七味のお店もなぜか多い。

みりんの搾り粕こぼれ梅も有名らしいですが、味はいまひとつ、、、、


駅前には、長年通っていて気づかなかった細い屋根付き市場の迷路があって、びっくり。

20年近く住んでも、意外と知らない宝塚、、、、

    *     *     *

清荒神清澄寺
所在地:兵庫県宝塚市米谷字清シ1番地 アクセス:阪急宝塚線清荒神駅下車

2009年4月13日 (月)

骨董・蒔絵の盆

先日の京都大骨董祭でゲットした蒔絵の盆、十膳が届きました。


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これは入れ物です。

蓋の裏書きに、昭和5年1月新調、とあります。これは偶然ですが、私の母は昭和5年1月生まれ。

元利、、とは名字でしょうか名前でしょうか。

約80年ほど前のものなのですね。


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これは一枚一枚、盆を包んでいた紙の袋。

能登國輪島町、谷川商店。

昔は輪島あたりから、大きな風呂敷包みに輪島塗の漆器を包んで、大きな屋敷を中心に行商の人が来ていたとか。

この盆もそういう物だったのかもしれません。

かつては大きな商家ではこういう什器をたくさんもっていたそうです。

自宅で宴会もできたそうですから。

この入れ物の蓋の表には「弐拾膳の一」と書いてありますので、実は20膳セットだったのでしょう。

売りに出たときにはもう10膳しかありませんでしたが、残りの10膳はどこかで使われているのでしょうか。

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80年もたっているのに、大切に使われてきたのか、表面はつやつやで、写真を撮ろうとしたら、どうしても背景が鏡みたいに写ってしまって、、、、

野菊、牡丹、藤、沢瀉(おもだか)


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桔梗、萩、烏瓜、薮柑子

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一番お気に入りは夕顔。

金蒔絵にこれは錫蒔絵のようです。

実はこれを一目見て、購入を決意したもの。


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残念ながら、この菖蒲の1枚だけ真ん中で割れてしまったようです。

横に一本線、見えますか。それでもきれいにつくろってありますので、よほど大切にされていたのかしら。

植物の種類は春夏秋冬、全部そろっていますが、残りの10膳にはどんな花が描かれていたのか、とても気になります。

お茶事の折敷に使えるかな、と思ったのですが、ちょっと小さいような、、、、

菓子の茶事では、菓子を菓子椀などに入れて一客ずつだすこともあるようなので、そのときに使えそうです。

それに、デザインもなかなか気に入っているので、その季節に合わせて1枚ずつ飾ってもすてきかも。

昔の大きな商家みたいなおもてなしはできませんが、うちにおいでのお客様、これで茶菓などさしあげますので、お楽しみに〜。

2009年4月11日 (土)

まだまだ桜

長く楽しめた今年の桜ももうソメイヨシノは終わりのようです。

先日なんとかまにあった桜を、、、


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なかなかすてきな桜並木。

どこだと思います?

実は大阪のまんなか、中崎町にもほどちかい扇町公園。


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バックに見える、少し目を引く建物は関西TVですよ。

大阪らしい桜です。まわりに緑があんまりなくて、建物が多くて、しかもここは水辺じゃありませんしね。

比べると、どうしても京都の桜に軍配が上がってしまうのは、桜そのものの罪ではなくて、そういうまわりの環境のせいでしょう。

思えば京都の桜は、まわりを山で囲まれ緑でかこまれ、それに川辺、池の畔、蹲居など必ず水施設のあるお寺など、、水のそばにあるからよけいに美しいような気がします。


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水辺の桜と言えば、西宮は夙川です。

やはり水辺の桜はきれいだわ。十分京都に対抗できそう。


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桜はもう盛りを過ぎて、少しの風でもはらはら、はらはらと花吹雪。

見えるでしょうか?花びらが舞っているのが。

この花吹雪がまた好きなんですね〜lovely

ひらひらと肩や頭をかすめて飛んでいく花びらの美しいこと!


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そして川面におちて、こんな見事な花筏。

ゆっくりゆっくり、流れていきます。


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そして「花は桜だけじゃないわよ。」と、

庭の花も美しい盛りです。


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チューリップも咲きそろいました。

そしてこのお方も、なんだか春なので、そわそわしています。


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来週からは大阪造幣局の通り抜けも始まり、遅咲きの八重系が盛りをむかえますね。

まだまだ桜を追う春は続きます。

2009年4月 9日 (木)

春爛漫の和菓子〜そしてあの虎、、、、

今日は4月にはいっていただいた上生菓子の記録、一挙大放出です〜happy02キャー


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まずは花ざかりの桜によせて。

大阪の上生菓子屋さん、福寿堂秀信の「夜桜(黒)」。

餡玉の上に桜のかたちの求肥がなんと2枚も!

この風情とネーミングがす・て・きlovely


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こちらピンクバージョン「夜桜(紅)」。

できればこちらは「曙桜」とか、銘をかえてほしかったなあ、、。

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こちらはお稽古の時のお菓子。

「春の山」

      やなぎ さくらを こきまぜて 都ぞ春の錦なりける

の色合いでしょうか。

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いつも愛用しています、宝塚の和菓子屋さんのお菓子、3連発!(ちなみにひとりで完食しました、、、でも2日に分けて、、、)

左のは蝶々、真ん中のは桜の花びらと葉の色の逆転が新鮮です。右はもうはや躑躅の出番か?、、という感じです。

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この上品ななんともいえずきれいでかわいいお菓子は、先日京都に行ったときにもとめた千本玉壽軒さんの「花の袖」

押物菓子ですが、上品な甘さ。なにより目で楽しむお菓子です。

さてお待ちかね!(いや、、、誰も待ってないって、、、gawk

このシマシマが目にはいらんか〜!

(、、、、ちなみに私タイガースファンじゃありませんけど。)

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先日、京遊びの会(仮称coldsweats01)で、ちょっとだけお話したのですが、あの虎屋さんが「タイガース羊羹」だしてはる、と言うとみなさん驚かれたんです。

そこでブログで紹介したくて、阪神百貨店の虎屋コーナーをいつも見ていたのですが、プロ野球開幕にあわせて、やっと出ました!

なんと、これは阪神百貨店でしか入手できない(合併で阪急百貨店でもいけるようになった)シロモノでございます。

阪神=タイガースはわかるけれど、いくら「虎」屋だからって、こんなん作るとは、さすが大阪(支店)!

ちなみに「タイガース羊羹」でなくて「六甲の風」

「六甲おろし」は登録商標で使えないのでしょうか。

今はこのシンプルなシマシマパッケージですが、昨年優勝を争っていたときには、これにあのタイガースの虎のマークもついてたんですよ。

今年も優勝争いしてたらつくかな?

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切り口はこんなんです。

普通の小豆色羊羹に、白餡を着色したものを寒天で固めた物のストライプ。

中までシマシマhappy02 味は羊羹の虎屋ですから、まずいわけがない。

阪神ファンのみなさま、これを食べて今年も応援がんばってください(他人事catface

2009年4月 7日 (火)

好日居・ひさのちゃんへ供花〜nagiの消しゴムはんこ

こちらは岡崎の白川のほとり、三条を少しあがったところです。

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こちらのお家、すてきだと思いませんか?

壁の古さ加減、枯れた蔓性植物のからまりぐあい、なんといっても掃き出し窓をあけたらすぐ白川の清流ですよ。

この日は少し汗ばむような陽気、住人さんも窓を思いっきり開けて、風を入れ、水の冷気とせせらぎの音で涼をとっているようです。

いいなあlovely。住まいは夏を旨とすべし、、、、ですね。

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こちらやはり岡崎白川べり、南座横にある祇園饅頭さんの工場・直販店。

いつも小さい間口でおはぎや桜餅、草餅など売っている知る人ぞ知るの店。

、、、、だからこんなに人が並んでいるのを見たのは初めて!

意外と有名やったんや、ここ。

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さてめざしたのは、お気に入りの岡崎・町家のお茶カフェ好日居さん。

ここでちょうど1年前、好日居さんのおばあさま、98歳になるひさのちゃんの作ったおびただしい数のミニQPさんに出会ったのです。

お話を聞けば聞くほど、ひさのちゃんのきばらない、どこかお気楽な、ユーモアのある、そしてすべてに感謝しつつ、いつもにこにこ、みごとな生き様に、かくのごとき老境にいたりたい、ひさのちゃんはすばらしい人生の先輩と思ったのでした。

お写真をみても、とてもよいお顔をされていました。その生き様がそのままの。

P1000276(好日居、玄関の桜)

今年1月、98歳のお誕生日、お手紙を好日居さんにたくしました。

ブログで拝見した、たくさんのプレゼントに囲まれてとびきりの笑顔をみせてくれていた、ひさのちゃん。

なのにとうとう2月に天へ召されたのです。

大往生だったそうです。少しも苦しまなかったそうです。

ああ、なくなるときまで、私のお手本です。

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せめてものささやかな供養に、と花束を持参しました。

ひさのちゃん、ピンクが好きで、明るい色が好きだったそうです。


P1000279(好日居、洋間のクリスマスローズ)


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さて、中に入っておやおや、、、

この日は特別展、「nagiのつくりかた -消しゴムはんことスケッチブック展-」やってました。

これは小6の女の子nagiちゃんのパパ(建築家)がイタリアの旅行で撮った「門」づくしの写真を展示しているところなのです。←すみません、これまちがいでした。なんとこの写真すべてnagiちゃん自身が撮った物だったんです。すごい!

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そしてnagiちゃんの作る消しゴムハンコ展。

11歳の女の子ながら、パパとデザイナーのママの血をうけついだのかしら、その作品にとっても鋭いセンスを感じました。


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しかもどことなくほっこりさせるのは、ひさのちゃんのQPさんとどこか通じるものがあります。

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バンダジの上にも、ちょこっとハンコの作品が。

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そしてnagiちゃんはパパとママと世界のあちこちを旅したんだねえ。

展示されているのは彼女とその家族の旅日記なんです。

イラストやスケッチ、写真、そして思った事をきれいに書き綴っています。

文章家としてもなかなかです。


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そしてハンコ作品はこんなところにも。

これは特別展のときだけの「ハンコのお茶セット」

紙コップ、懐紙、シール、そしてティーバッグのタグにまでハンコが。

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こうしていただきます。

お菓子の薯蕷(じょうよ)饅頭は好日居さん手作り。

おまんじゅうの顔の表情は選べるんです。やっぱりニコニコがいいなあ。


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お連れの方の中国茶についてきたお顔はこれです。

やっぱり、楽しくておちつくな、ここは。

いつもはお客さん、私ひとりのことが多いのですが、この日は特別展のせいか、たくさんの方がお見えでした。

また次々と好日居ファンが増えることと思います。(気持ち、あまり増えてほしくないんだけど、、、coldsweats01

ひさのちゃんはいなくなっても、ひさのちゃんのQPさんと同じ、ほんわかな雰囲気は消えることはなさそうですね。


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最後にハンコのプチカード、買って帰りました。

うん、味があるんです、nagiちゃんのハンコ作品。


2009年4月 6日 (月)

京都・〜吉田界隈〜桜をもとめて

天気の良い絶好のお花見日和。

天下の人々みなこぞってお花見に。特に京都へ、京都へ、、、、、

すごい人でありました。

おまえもそのうちの一人だろうって?

いえいえ、私は半分お仕事、半分ご用事で。

午前中はこんなところにおりました。京都の北の方です。


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さすがに町なかに比べると、桜はいま少し、かたそうです。


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岡崎の家を見に行く途中で、もはや定点観察になっている疏水べり。

ここも桜、今ひとつ早いようです。疎水の中、右手の方に小さく見えているのが、来年は乗るぞ!とかたく心に誓った?
岡崎桜回廊十石舟めぐりの乗り場ですよ。

用事をすませて、そうだ、とっておきの桜の穴場へ行こう!

岡崎を北上。


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ここらは昔住んでいた吉田界隈。

迷路のような小道がいっぱいあり、昔と建物など少しかわりましたが、まだまだ覚えています。勝手知ったるなんとやら。

昔、子供たちと住んでいた家のそばを通り、ここらへんは娘の小学校への通学路だったなと、懐かしく思い出す。


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こちら近衛通の楽友会館

大正14年、森田慶一設計の有形文化財。スペイン風のファサードが昔っからおされでした。

学生の頃はここでミーティングをしたり、一階にあったレストランでよくBランチを食べたものだわ。

あの頃はレトロな建物に全く興味がなかったので、もっと観察しておくべきだったこと、残念。今でも入れるのかしら?


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実は桜の穴場は大学の某学部の中!

観光客など(日曜なので学生も)ひとりもいませんよ〜。でもきれいでしょ?


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そんなにたくさん植えてあるわけではないのですが、それでも20本くらいはあるのではないかしら?

ゆっくり物思いにふけりながら見るのには最高です。

私の場合には思い出も。

桜はどの桜も美しい。

ただ違いがあるとすれば、毎年変わらず咲く、ある一定の場所の桜に、年々歳々年をとって変わっていく自分をひきくらべることができるなら、それがもっともいとしい桜ではないかしら。

自分の定点観測ができる、、、、というか。


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私にはこれがもっともいとしい桜のひとつ。

大学に合格した30数年前、たしかにこの桜にあいさつしたもの。

ここには門衛小屋がかつてあったけれど、今はもうありません。

でも、桜はかわらない。私の胸元まで枝をおろしてくる桜。

そして京都を去ることになった二十年近く前、夜、この桜に、子供たちといっしょにお別れをしました。


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もう京都に住むことはないだろうと、少し悲しい気持ちで。

でも人生はわかりませんね。

自分でももう一度京都に住めることになるなんて、思いもしませんでしたよ。


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変わらぬと言えば、一条通の京都YMCA会館、私には地塩寮といった方がなじみがあるけれど。

このあたり、最初で一番長くいた下宿があったエリア。

調べてみると、老朽化が激しく、最近修復工事をされてきれいになったとか。

うん、たしかにあのころよりちょっときれい。

なんと、この建物も実はヴォーリズの設計だったなんて、今日初めて知ったよぅ〜coldsweats02

知らないってほんとコワイ。ちなみにこれも有形文化財。


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一条通からみる大文字。

一条通は不思議な通りで、東は吉田神社にはばまれ、西は鴨川で分断され、けっこう広いのに、交通量のとっても少ない通りなのです。

このあたりの小路にかつての下宿はあったのですが、しらないうちにマンションなどがいっぱい建ってしまって、どこが小路の入り口だったのかすら自信がない。もう30年以上も前のことですもの。

おぼろげな記憶をたどっていると、ああ、なんだか見覚えのある景色。

変わっていないところはちっとも変わらない。

そして、、、、

あったんです。あの懐かしい下宿がほとんどそのままの姿で、、、、。

けっこうボロ家でした。だからもうてっきりつぶされてるだろうと思っていました。

下宿のおっちゃん、おばちゃんの住んでいた母屋は外からうかがう限り住んでおられないような気配。

でも表札はあのころと変わらずしっかりと。

夜遊びから帰ったときおそるおそる開けた潜り戸もそのまま、、、。

しばし言葉を失って、記憶の彼方に意識がワープしていました。


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大文字が見える四叉路。

この先の銭湯にかよい、この辻にあった公衆電話で実家や友人に電話をし、(そんな携帯なんかない時代でした)、若かった自分が青春の甘さも苦さも味わった場所でした。

あらら、、やっぱり桜は人をノスタルジックにさせていけませんねえ、、、、、

2009年4月 2日 (木)

京都大骨董祭〜3回目参戦〜

またまたやってきました、京都大骨董祭、竹田のパルスプラザにて。

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はじめはあまりの厖大な出店の数に圧倒されて、何を買って良いかわからないくらいにのぼせてましたが、回を重ねるに従って、ちょっとコツがわかってきたような、、、、(いや、たいしたことはないんですが)

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まあ、こんなものまで?!

という物・もの・モノ、、、にあふれていること!

玉石混交というやつですな。

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今回はねらいを定めて、それ関係以外はスルーする!

気になる物がある店の、出店案内マップにチェックをいれておく。2ラウンド目で、本当に欲しい物か検討する。

、、、で、かなり時間も短縮できたし、あふれるほどの骨董に悪酔いすることもなく、そこそこの物をゲット。

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昭和初期の桐の小箪笥。

比較対象がないので大きく見えますが、50cmくらいの小振りの箪笥で、引き出しかわりに使おうと。

外見はもっと渋くて明治くらいの小箪笥もあったんですが、実用を考えると、こちらの方がよさそう。

もちろん、あまり下品にならない程度に値切る。

(ネイティブ関西人でない私は値切り下手、、、、ですが)

あと座敷におきたい寺子屋机をさがしましたが、これは見つからず。


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買ったのはこの香盆。

明治の頃の本桑だそうです。

養蚕の衰退と共に、最近は桑がもう採れなくて、いわゆる桑として売られている物はほとんど女桑(メグワ:黄檗(キハダ:オウバク)というミカン科の広葉樹を着色したもの。 桑とは違う全く別物)なのだそうです。

というわけで、本桑、、、店のおっちゃんのいうことを信じれば。

まあ、私には鑑定はできませんがね。

裏千家では香盆は真塗りが多く、表さんは桑木地みたいなのですが、そこのところ流派ではっきりしたきまりがあるのかどうか、知識がありません。

でも、桑のこの侘びた感じは小間に合いそうで気に入っています。

何か足りないって?、、、、、そう右に乗ってるべき重香合(香、銀葉《香を焚く雲母の薄板》、焚き殻入れの3段になっている香合)がありません。

おっちゃんに「重香合ついてへんかった?」と聞くと、「あ〜昨日売ったわ。」あれ〜〜coldsweats02

なんで香合だけ買う(売る)かな〜〜。「なら、まけとくわ。」これも最終日ゆえ、初日の値段の半分でゲット。


他の店もさがしたのですが、帯に短し、たすきに長し。

中にはこれいいな、と思った蒔絵の重香合があったのですが、一番下の段がどんなにしても開かない!

一番下の焚き殻入れは裏に金属が貼られているので、木地の縮みと合わなかった模様。

香道をされているみなみ様におうかがいすると、香道では重香合を使ったり、志野袋を使ったり、とのことでしたので、しばらくは手に入りやすい志野袋を使おうかな、どうせひとりの楽しみだし。

お茶入れや、棗などは値段との折り合いを考えて今回は収穫なし。

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これは出来心で買った古伊万里の5寸皿。

普段使いのお皿が欲しくて。

ほんとは色絵の柿右衛門様式より藍だけの染め付けの方が好きなんですが、ちょっといいなと思うと目玉が飛び出るお値段。

お手頃価格、とおもったら傷があったり、、、。

このお皿は普段どしどし使えそうなお値段で、文様もわりと好き。

最終日ラッキーで、これもかなりお安くなりました。


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こちらは縮緬細工屋さんで。

今鋭意制作中(?)の七宝薬玉のさげもんにあしらう飾りとしてもとめました。

本当は自分で作るべきなんですが、腕と時間がないもので、、、、

もう一件。

実は写真がうまく撮れてなくて画像がないのですが、30cm四方くらいの蒔絵の盆、10枚セット。

それぞれの季節の草花の金銀蒔絵のデザインが気に入って買いました。

茶事のときの折敷かわりに使えんかな〜と思って。

後日うちに届く予定ですので、写真はのちほど。

う〜ん、、、なんだか骨董、、はまってしまいましたね〜catface