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2009年1月21日 (水)

岡崎・好日居〜倉敷ガラスのコップ

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岡崎の美術館脇の疎水の景色。

好きな景色の一つです。春には両岸の桜が見事になるはずです。ここの四季を朝夕眺められるようになるまであと少し、、、。

浄法寺漆のワークショップのあと、せっかく京都で落ち合ったのだから、と父を連れて行きたい場所がありました。

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岡崎は円勝寺町の好日居さん。

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30年間空き家だった仕舞屋をもと建築士だった好日居さんが、ご自分の手で改修されたお店で、中国茶、日本茶がいただけます。

この立派な通り道の石もご自身で敷かれたそうですよ。(楚々とされていて、そんな力持ちにはみえないですけどね)


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ほの暗い町家独特の雰囲気と、好日居さんのセンスの良さとお人柄にひかれて、何回かおたずねしています。

未来の御近所さん、ということで顔も覚えてもらったし。

もともと昨年、こちらがオープンして間もないときにおじゃまして、ひさのちゃんのQPの魅力にノックアウトされたのですが、

父を連れてきたかったのには別の理由も。それはのちほど、として、、、


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すっかりQPさんが片付けられていないので、さびしいねえ、と言ったら、出してきていただけました。

段ボール箱にきちんとならんでこっそり隠れていたQPさんたち!


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ちなみにこのQPさんたちのお洋服をデザインして編んだのは、もうすぐ98歳になる好日居さんのおばあちゃんのひさのちゃん。

ちゃん付けしたくなるほどキュートでかわいいおばあちゃんです。


最近、お体の具合が少し悪いとかで、QPさん作りはお休み。ちょっと心配です。早くお元気になられますよう。

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さて、父を連れてきたかったのは、このガラスコップに会って欲しかったから。

これは好日居さんが盛岡の宮沢賢治ゆかりの光原社で出会って、ほれこんだ、倉敷ガラスの第一人者、小谷真三さんのコップです。(小谷さんはガラス作りの指導に盛岡まで行かれているそうなので、、、)

その後、倉敷の工房まで行かれて、いまはもうこのサイズは作っていない、といわれたのをどうしても、と頼み込んで作ってもらって、最近届いたグラスなのです。

好日居さん曰く、何を入れても美味しくなる魔法のガラスのコップだそうです。


倉敷ガラスと言えばぽってりとした暖かい軟質ガラスで、気泡がはいっていたりするのですが、このコップは繊細な感じ。
波の文様がかすかな光もきらきら反射して、きれいです。

これでお水をいただくと、冷たくて、おいしくて、、、
まさしく「何を入れても美味しくなる魔法のガラスのコップ」です。

少しゆがんでいるのも手作りのあたたかさです。このサイズは確かになかなかお目にかかれない大きさで、手の中にすっぽり入って、心地よい。

実はその小谷さんと父は数年来の友人で、うちの実家には小谷さんのガラスコレクションがたくさんあるのです。

そこで、この京都で、父に小谷さんの倉敷ガラスに出会う偶然をあじわって欲しかったのです。

「若いお嬢さんのものだと思うと、小谷さん、ずいぶん力をいれてつくっとるな〜。」

が、父の感想でしたcoldsweats01


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さわやかな岩茶、鳳凰水仙茶をいただいて、


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なつかしい、だるまストーブが静かに部屋をあたためる、そんなほっと一息つくひとときを父といっしょにすごしました。

この年で父と京都でひとときをすごせる幸せを思いながら。

(あ〜、なんて親孝行な娘!、、、、、ってだれもいってくれないので、自分で言っておこう)


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コメント

親孝行なしぇるさんに拍手です。

先にたおれた母を自らの病より心配しながら逝った父のことを思い出してしまいました。

しぇるさんの風流さは代を超えて年季があるものだといまさらながら想われます。

好日居の92歳のひさのちゃん(私にもこう呼ばせてね!)は素敵でかわいいんですね~

しぇる様 ひいらぎは学生時代の友達に教えていただき好日居に伺いました。
ご一緒した方も本当に喜んでくださり よかったです。いつまでも腰の上がらない ほっとする空間でした。
皆様もお近くに行かれましたら ほっと一息ついていかれませんか?

好日居さん、まだ、曜日と時間が合わずにうかがえてませんが、ほんとうにこのような落ち着いた雰囲気のお家に住みたいものです。(本とお茶だらけになりそうですが(笑)。
しぇるさまは、親孝行ですよ。何もできてない自分を省みてしまいました。

本当にいい親孝行をなさいましたね。私は亡くなった父のことを思い出して涙が出ました。父親って娘のしてあげたことやプレゼントを本当に喜んでくれるんですよね。
お父さまいつまでもお元気で!しぇるさんはどんどん親孝行をしてくださいね。
ひさのちゃんも早く元気になーれ。

ヘルブラウ様

いや〜、親孝行なんて自分でいうものではありませんでしたね。
高齢であちこちガタがきながらも、なんとかこの年までふた親が健在、というのはありがたいことだと感謝しています。
風流かどうかはなんとも、、、、ですが、趣味の方向や、のめりこむととことん、、というのは父ゆずり、と思うこの頃、、

ひいらぎ様

好日居さんのブログのコメントに、いつか「ひいらぎ」のお名前を発見したので、もしかして、と思ったらやはりそうだったのですね。happy01
あまりメディアなどにおおっぴらに宣伝しておられないので、やはり口コミの評判でしょうか。私が行くときはいつも他にお客さんおられなくて独り占め、なんですよ。

もちや様

くりかえしますが、自分で親孝行なんていうものではありませんでした。はずかしいです。たいしたことはできていないし、そばに住んでないのが一番の親不孝かもしれませんしね。

好日居さん、良いところですが、是非行って下さい!とプレッシャーかけてるわけでは決してありませんので、coldsweats01ご無理なさらないで下さい。いろいろとお忙しいことでしょうし。
まあ、行けたらいいとこよ、、、というくらいの気持ちで。

yuchi様

ほんとうに健在でいてくれることが、なによりありがたいです。子供のことで振り回された時代がすぎると、目の前に気がつかないうちに年老いた親がいた、という感じです。子育ての間しっぱなしだった親不孝のうめあわせをしないといけないですね、できるうちにconfident

ひさのちゃん!早くお元気になられますよぉ~~に!祈!
お父様とのデート!なあんて素敵なんでしょう~~♪私の父も今、生きていたら、おしゃれなんぞ(笑)して、私と一緒に京都の街で珈琲・・だったのだろうなあと想像してしまいましたね♪
どんどんデートなさってくださ~~い♪
倉敷ガラス・・・あまり物に興味を示さない夫が気に入って・・・自分で求めて毎日使っていました。大きいタンブラーのようなグラスでした。それが・・・つい先日・・・割れてしまって・・・家では、唯一つの倉敷ガラスでした。あの重さといいガラスの質感・・・かなり良いですね。もちろん(笑)小谷先生の作ではなかったグラスですが。笑
お父様のお一言に・・笑ってしまいました♪なるほど~~笑

お父様のコレクション・・・素晴らしいものばかりですね~~!

今朝、夫に小谷さんの倉敷ガラスのお話をいたしましたら・・・その小谷さんに師事されたお弟子さんの石川~さん作と書かれたガラスを、倉敷民芸館で買った・・・と申しておりました。カフェグレコには小谷さんのオリジナルグラスがひとつだけ売られていたそうです。夫が小谷さんのお名前を存じておりましたことが・・・ちょっと驚きでした。

nnya様

お久しぶりです〜。
お元気そうなので安心しました〜。

そうですね、ご主人様のご実家が岡山ですものね。そういう偶然もあるかもしれませんが、なんだかうれしいです。好日居さんがはるか盛岡で小谷さんのグラスとであったのも、京都の、たまたま好日居さんの近くで父と落ち合ったのも、偶然と言えば偶然ですが、
こういう「モノ」がなにかしら、人をつないでいっているような気がして、それはその「モノ」が持つ力なんだろうと思います。
たった一つのグラス、割れてしまったんですね。でも使命をまっとうしたわけですし、今度岡山へお帰りの節は是非、2代目をおもとめくださいまし!happy01

迂闊にも一人で部屋にいるのに、声を出して笑ってしまいました。キューピーたちが放射線状に並んでいるなんて。(笑)

しぇるさんの紹介されているとこは、素敵だけど、いきなりには自分なら入れないような敷居が高いとこが多く紹介されてて、素敵だし助かります

ちょきた様

そうでしょ?!
私も最初このQPさんの行進と、円卓のQPさんをみて思わず破顔しましたよ。
ちなみにこの円卓QP「みてみて、帽子」とタイトルがついています。それぞれみんな違った帽子かぶっていますよ。
好日居さん、知らなかったら絶対前を素通りしてしまうと思う。もし、行かれることがあれば、QPさんでてなくても、お願いしたら絶対みせてもらえますよ〜。

お父様との楽しい一日、羨ましいです。しぇるさんは岡山でですか。倉敷にはお世話になった方があり、時々お訪ねしているんですよ。
さてさて、好日居、どうしても行ってみたくなりました。雪の但馬に埋もれていましたが、来月から野村美術館の講座も始まるので、必ず必ず行ってみます。

そらいろつばめ様

はい、わたくし岡山市生まれの岡山市育ち。倉敷は電車ですぐなので、小さい頃から何回もいっています。でもけっこう倉敷も変わりましたね〜。
私の方も但馬に主人の姉夫婦がいるので、時々行ってスキーなど楽しませてもらいましたよ。
好日居さん、野村美術館からならちょうど良い距離なので、是非おでかけください。玄関めだちませんので、通り過ぎないように!
また美術館講座のお話などもおきかせくださいませ。

まあ、ご主人のお姉さまが但馬にお住まいですか!私は神鍋のふもと(と言っても駅前ですが)に住んでいます。今度、スキーにお越しの時は、ぜひご一報下さい。お茶でも差し上げたいです。コウノトリもお待ちしていますよ!
それにしても「お茶」と「着物」のキーワードでめぐり合ったしぇるさんと、但馬でつながるとはビックリです。

そらいろつばめ様

ありがとうございます。神鍋は少しはなれているのですが、義兄の運転でスキー、いきました。ずいぶん昔の話になりますが。ふもとにお住まいでしたらウインタースポーツはきっとばっちりですね。
「お茶」「着物」以外の話も多い、ごった煮ブログですが(はじめはそんなはずじゃなかったのですが、、、coldsweats01)これからもよろしくおつきあいのほどを。

ごった煮ブログ、京都探訪初心者の私にはとっても参考になります。さて今日は過去のブログを所々、拝見してみました。誠実に生活を積み上げてこられたしぇるさんの姿勢に感服! 
ビックリしたのは、東京でのI WILL ROCK YOU にも行かれたのですね。私もです。それからマヤ遺跡も行きました。私は4年前に、友人とレンタカーでユカタンだけでしたが。
それで、あちこちに共通点を見つけて、ビックリビックリです。

そらいろつばめ様

おほめにあずかり恐縮です。
青春時代だけでなく、30代40代と同じ年代をすごしてきたようです。
QUEENは大学時代にはまりました。今でもアルバムを聞き返すとつねに新しい感動をおぼえます。フレディ・マーキュリーが今生きていたらどんだけかっこいいRockじいさんになっていたかしら、、、

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