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2009年1月18日 (日)

京都のまんなかめぐり〜睦月

もちろん、今年初めての上洛ですから、漆の勉強だけで終わったわけではありません。

とはいえ、時間があまりなかったのも事実で、駆け足で、今回は京都の中心部を逍遙したのであります。


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まずはカフェ火裏蓮花さん。

こちらは昨年の京町家・風の会主催の町家ショップらりぃ参加のお店で、一度は行きたかったのですが、行けなくて。

こちら御池柳馬場をちょっと入ったろうじです。最初はしっかり気づかず通り過ぎました!

一発でみつけられたら偉い!


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ところが、、、、お休み!、、でした。残念。

でも細いろうじを入って行った先に、ぽっかりあいた不思議な空間、という京都らしさを楽しめました。


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しかもこの空間の横にまたろうじが奥に伸びていて、洛中の不思議空間がまだ続くのです。

次回はおいしいと評判のスイーツを是非楽しみたいものです。


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文化博物館前の骨董屋さんに用事があったのですが、12時オープンとのことで、時間つぶしにかの有名な堺町三条のイノダコーヒさん本店へ。

こちらはS&Y様ご愛用のカフェですね。


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禁煙席は別棟の旧館で、この庭に面した隅っこの席、とてもおちつくんです。空いていてラッキー。

しばらく本を読んでいましたが、用事がなければこのままず〜っとここで一日すごしてもいいかなと思える居心地の良さ。

それに加えて、聞くともなしに聞いていたお隣のシルバー世代の4人のグループさん、どうもイタリア語の輪読会をされているようです。

長居をしていやな顔をするでもなく、静かに気配をころしてサービスするボーイさんウェイトレスさん、そういう中、こういうアカデミックなイベントがまた似合います。


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帰りに本館の中を通りましたが、どこぞの旦那衆か学者さんか、というオーラを放つお客さんのグループもあって、さすがイノダ、と思ったのでありました。


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さて文博横の骨董屋さん、アンティークCOMさん。

こちらはもともと骨董家具の修理工房でしたので、家具類が充実しているのです。

和室に置く、床すれすれの高さの低い長テーブルはないかと、思ったのですが、残念ながらそういうのは特注しないとないですよ、とのこと。


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でも、和室にお似合いの引き出し、物入れを見つけたので、こちらを手に入れることに。

幕末から明治はじめのころの小箪笥で、漆(中国産?coldsweats01)塗りは補修してあります。木地は桐のようです。

お値段も賢かったので。


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お次は姉小路の上菓子屋さん、亀末廣
さんへ。

創業は200年前というりっぱな表屋造りの老舗です。

ちょっと戸を開けるのに勇気がいりますが。中の店の間は広くて、声をかけてやっと奥からお店の方が出てこられました。

いかにも京都の大店の番頭さん、といった腰の低い方が対応してくれました。

ここでこちらの代表商品「京のよすが」を。

季節感あふれる半生菓子、お干菓子、有平糖の詰め合わせです。母へのおみやげとして、父にことづけました。

中味が見たかったので、後に母に写真送って、と頼んだところ、「全部食べてしまってもうない。」とcoldsweats02

やはり私の母ですね、、、、、。coldsweats01でも上品な甘さで、そこらへんの干菓子と全然違う、とのことでした。


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こちらは洛中からは少しはずれますが、東山三条近くの山梨製餡
さん。

看板に「生阿ん(生あん)」と見えます。

ここは拙ブログに、くわしい京都実用案内のコメントをよく下さる、ひいらぎ様のご紹介。

以前こなしのお菓子を自宅で作ったのですが、いかんせん、使用した市販の餡があまりおいしくなくて、こちらならおいしい餡が手にはいるとのことで早速いってみたのです。

ここは主に営業用の餡を製造されているようですが、玄関を入った小さなスペースで家庭用の小売りもされています。


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こちらでこしあんと白あんをゲット。

味見はまだですが、近いうちにまたこなしのお菓子を作ろうと思っているので、どんな餡なのか楽しみですわheart01


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錦市場の有次さんで手に入れたい銅製品があったのですが、なんとお休み。

仕方ないのでどんつきの錦天神さんへお参り。学問成就はあんまり関係ないけど、まあ商売繁盛?でもお願いしようかな。


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今年は丑年だし。

それにしても昔はそばを通ってなんにも思わなかったけれど、よくよく見ると、この錦天神って変わった場所になにげにありますよね。

鳥居なんかビルの壁にめりこんでるし。


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この日、最後にたどりついたのは四条富小路の福寿園京都本店

ここのB1Fの「京の茶蔵」、茶葉を好みにブレンドしてくれる、という斬新なお茶どころなのですが、こちらのヘビーな常連さんのもちや様のご紹介。


私はお茶葉に関してはほんまにしろうとですので、お茶のブレンドはまたの機会、ということでとっとと食い気に走りました。


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2Fの「京の茶寮」で晩飯替わりの軽食を。

丹波地鶏なんですが、お茶葉屋さんで出される所以は?というと、このご飯!玄米茶で炊いたものなのですよ。

いただくとしっかりお茶の味がしました。

鶏肉にもお茶の葉がたっぷりふりかけてあります。


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デザートがこれまた泣かせるフルーツ寒天。

蜜が月替わりの甘味処栖園さんの琥珀流しが、1月はお休みなので、残念、と思っていたら、こちらでいただけるとは!

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最後に5Fの「京の茶具」でずっとさがしていた一〜二人用の宝瓶(ほうひん:取手のない急須)を入手しました。

家でお茶を煎れるとき、いつもすごくでかい急須(焙じ茶にはぴったり)で煎れているので、上等な煎茶や玉露をいれるのに適当な急須をさがしていたのです。

いろんな瀬戸物屋さんをまわったのですが、お値段、材質、手触り、となかなか気に入る物がなくて。

こちら茶器はピンからキリピンまでそろっています。(要するにちょっと高級)

私が買ったのは、ちょうどよい値段、作家さん(深見陵泉氏)の手作りで掌にしっくりなじんで、ちょっと上品。、、、でしょ?


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持った感じがいいです。最後の一滴(golden drop)までいれられますよ。

え?後ろのミルクピッチャーは何だって?

今回湯冷ましまで買うゆとりがありませんでしたので、こちらで代用していますcoldsweats01

湯冷まし、湯飲みはまたの機会に、ゲットしますわ。

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京都のまんなかめぐり〜睦月を参照しているブログ:

コメント

しぇるさんのブログを読んでいて、お互いに同じ街を歩きながら、出入りするお店など、よくもこれだけ重ならないものだ、京都というのは随分広いところなんだ、といつも思いますが、今回は、何箇所か馴染みの場所がでてまいりました。お写真を拝見してますと、ついこの間、京都から戻ったばかりなのに、また行きたくなりました。

しぇる様 山梨製餡行かれたのですね。
あそこの餡は美味しいですよ。
私は一昨日 花びら餅を作りました。
あそこの餡に関東屋の白味噌を入れて ごぼうの甘煮と共に作りました。
試食係りの夫や友達から批評をいただきました!
ごぼうが少し硬かったようなのでまた炊きなおしています。今度は土鍋でゆっくりと~!

日曜日新年会で亀末さんへ
主人が伺いましたcar
毎年の事ながら新年のご挨拶をして、蒸し寿司をいただいてshine

winebottleもたくさん出ていたそうですがお車なのでbearing
大納言のお菓子をいただいて帰ってきましたlovely

日曜はお店はお休みなので、
土曜に行かれたのですね

今回、お店の横にお客様用のお手洗いを作られたそうで早速主人は使わせていただいたそうですhappy01

最新のもので和風で素敵だったそうですscissors

イノダコーヒの本店もまま参りますよ(笑)。あこの食器用フキンがええのんです(いちごさん)。
福寿園さんの京都本店もいかはったのですね。宝ひん、買おうおもいつつ(笑)。ぜひ欲しいですわ。お友達が苦労して職人さんと作り上げたもんです。穴の具合がちがいますでしょう。
茶蔵は、また行くつもりですけど・・・そうすると2時間はいてます(笑)。

S&Y様

私は卒業後もしばらく、少しブランクがあってまた、と通算12年京都に住みましたので、学生時代の思い出にひたる、ということも名所名刹をまわる、ということも、もう過ぎてしまった、という感があります。これから送る京都での実生活に役立つ、あるいは潤すはず、の場所へ行くことが多いので、格調高く京都巡りをされているS&Y様とおのずと訪れる場所は異なるのでしょう。
私にとって、なにより京都生活を楽しいものにしてくれるのは人とのつながりや交流だと思っています。(まあ、それはどこの土地でも同じでしょうけれど。)さらにそれを通じて、京都独特の生活様式や習慣など、ひいては日本のいろいろな方面の伝統を(あら、たいそうでしたね)学べればいいなと思っております。

ひいらぎ様

このたびはジモティしか知らない、しかも未来の我が家に近い上等なあんこやさんを教えていただいて、感謝です。
花びら餅は買うものだとばかり思っていましたが、これもお作りになるのですね。もしかして求肥もご自作ですか?coldsweats02
あと白味噌は関東屋、、、ですね。しっかりインプットさせていただきました!

かめ様

行ったのは金曜でした。でもあの立派な構えのお店、中をのぞきた〜い!!と思っていたので、今度の新年会にはご主人の鞄持ちで是非ごいっしょさせてください!(冗談ですbleahそのくらいうらやましい)
「亀」と名のつく上菓子屋さんは京都近辺にたくさん思いつきますね。その大本締めがこちらなんですねぇ。今度自分用に京のよすがを買いに行くことにします。あ、もちろんお手洗いもチェック!ですね。

もちや様

ネットでイノダふきん、見ました。老舗にしてはとてもポップでかわいいheart01こういうこともジモティでないと知らないかも。
茶蔵さんで、もちやさんのお名前をだしますと(ブログ友で〜す、と)、場所だけ見てすぐ退散したにもかかわらず、エレベーターのドアがしまるまでお見送りしていただけましたわ。もちや様様happy01です。

文博横の骨董屋さん、私も時々のぞきに行きます。
若い人がやってるお店はお手ごろなものもたんとあってみてると時間を忘れます。

亀末廣さん、いかにも昔の大店、というあの雰囲気、さて、と運ばれてくるお菓子の見本、「京都」のお店ですよね。
あのすぐそばの八百三の柚味噌も好きです (^・^)

素敵なカフェ、いいなあ京都は・・とぼんやり写真を楽しんでから、ひいらぎさまのコメントを拝見して、感動でため息が出ました。手作りの花びら餅なんてすごすぎる!!
うちのお社中のお初釜、若干の写真はあるのですがアップをためらっています。先生のお元気だった頃を知るものとして、今回のしつらえ(お床、お道具など)をお見せするのがちょっと辛いので・・・

はなびら餅ですがごぼうも自分で焚き 牛皮も自分で作りました。以外にも簡単なのです。型は京都の店で買いました。
牛皮はレンジでチンです。後はスプーンでかき回します。
端っこなどは柚子の皮の甘煮が冷凍してありますのでそれを刻んで入れ 小さく丸めていただき これも好評でした~!
はなびら餅は高いのでお茶をボランティアで教えている私は作ることにしています。
和菓子を作り出しまですと楽しいですよ。
皆様もだまされた思ってチャレンジ下さいね。

紫様のように

本物の骨董を相手にするには私はまだ力不足ですので、こういう雑貨っぽいお店がちょうどいいのです。とっつきちょっとつっけんどだったお店の姉ちゃんにも慣れてきたしcoldsweats01
関東屋の白味噌、に今度は八百三の柚子味噌、ですね。ああ、京都の食生活は充実しそ〜lovely

yuchi様

そうですか、お師匠様、体力的に少ししんどいとお思いなのでしょうね。でも侘び茶の精神は良い道具を並べることではありませんので、みんなで新年を祝い、もてなそう、と思う気持ちが一番大切なのではないかと思います。

そうなんです。花びら餅、自作できるなんて考えたこともなかったですわ。来年いっしょに挑戦してみます〜?happy01

ひいらぎ様

皆様、目からうろこ、、、のようですよ。
そうですか、求肥なんかも自分でできるものなのですねえ。(でもゴボウを甘く炊くのは自信有りませんが、、、)
昨年はこなしのお菓子と干琥珀には挑戦したのですよ。今度から餡もいいのが手に入りましたので、ひいらぎ様のコメントに励まされて、今年はもっと和菓子の世界に挑戦します。
そのうち「家庭で簡単にできる和菓子教室」などひらいていただけると、うれしいです〜。

おー山梨さん。
うちの母はこのあたりの出身で、山梨さんの弟さんと同級生やったんですよ。弟さんは、今住んでるとこの近所で「都あん」やってはりますが。戦中戦後の物のない時代、あんこを分けてもろたこともあったそうです。

ぽん様

お〜〜またでました、京都、狭っ!どこかで誰かが知り合いだったり、つながりがあったり、おもしろいです〜。これが京都という自己完結するコンパクトな町の魅力ですね!
では、ぽん様のお母上のご実家と将来の私はご近所さんですわheart01

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