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2008年11月30日 (日)

四条通り〜太極殿茶寮「栖園」

まだ、京都、ひっぱってますcoldsweats01

久しぶりに四条通を西から東へ歩きました。(京都にはよく来ているのに、意外と四条、河原町って用がないのよね。)

昔からず〜っとあるお店もあれば、目新しいお店もあります。懐かしいお店を一つ一つ数えていくのも楽しい。

ちょっと行くと人だかりのできているお店が、、、えっ?!これかづら清さん?と、ちょっとびっくり。

なんでも昨年リニューアルされたそうですが、売れ筋の椿油を全面におしだして、簪なども、おみやげ物としても十分手が届くくらいの品揃えになっています。

紅葉めあてで一気にふくらんだ観光客が、ここまで流れ込んだようで、店内はおすなおすなの大盛況。

う〜〜ん。正直、昔の店舗の方が趣があってよかったな〜。同じならびの和傘屋さんは変わっていなくて、ここもそれと同じような良い雰囲気の店構えでしたが。通りに面したガラスケースに、芸妓さんしかささないような鼈甲の簪なんかが飾られていて、、。

同じ簪、櫛を扱ってるお店はこの四条通に他にもあって、そこは昔のままの店構えでした。ただ、そちらはお客さんは1組くらい。こちらは大盛況、店の運営を考えると、これも時代の流れ、いたしかたないのでしょう。なじんだ懐かしい景色が消えていくのは少し寂しくはありますが。

そういえばS&Y様も書いておられましたが、河原町を歩いていて古本屋の赤尾照文堂がなくなっているのにびっくりしたことが。

実は1階がちりめん細工屋になり、その2階にリニューアルされて移動されたようです。

大学一回生の時、なけなしのお金をはたいて、宮沢賢治全集を手に入れた懐かしい本屋で、夜などは通りに面したガラス戸のむこうに白熱灯にてらされた、うずたかく積まれた本が見えて、風情がありました。

懐古の思いばかりでは、いけないのでしょうけれど。
(あら、これは町家を思う気持ちにも通じますね。)

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四条通をいろいろ店を冷やかしながら、高倉まで。

ここを北上すると和菓子の太極殿さん。

お目当ては、ここをさらに北上した六角通りにある太極殿茶寮栖園さん。

これは100年以上の大きな表屋作りの町家を改装した店です。
太極殿本店より大きくて立派!


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もともと太極殿さん所有の町家だったのでしょうか?それとも元の所有者が手放されたのを手に入れはったのでしょうか。

今は、丸に「殿」の暖簾ですが、お正月には日の出暖簾、7月には朝顔暖簾になるそうです。

雨にもかかわらず、やはり紅葉のあおりでお客さんがたくさん待っておられ、席に着けるまで20分ほど待ちました。
人気ですね。

それほどお客さんが多かったので、写真がほとんど撮れてません。


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店の間から暖簾をくぐって(本来の)玄関にでると(トイレが作られています)、棕櫚竹が風情のある玄関庭になっています。

かろうじて、ここから火袋の写真を。
幅からして、やはりかなり大きな町家です。


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格子戸の奥は、奥の間につながっているのでしょう。

店の間、玄関間、坪庭をはさんで奥の間、、と茶寮になっています。


わらび餅やおぜんざいも好評らしいのですが、ここに来たのは、巷で噂の(?)琥珀流しの
12ヶ月コンプリートを思い立ったから。

琥珀流しは、そう、寒天のお菓子なんですが、それにかけられる蜜が月替わりなんです。

京都に住んでいてもなかなか12種類全部制覇するのはちょっと気合いがいりますね。

県外からですが、がんばりまっす!


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というわけで、11月は柿シロップ。生の柿も入っております。

こんな寒い雨の日に寒天のお菓子食べるか〜?と自分につっこみを入れながら完食。

さすが和菓子屋さんの上品な甘さでした。heart01

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四条通り〜太極殿茶寮「栖園」を参照しているブログ:

» 京都の甘味処~甘味処・栖園(せいえん)でカキ氷 !! ~ (老後は京都で!)
夏の京都というと、愉しみにしていること、がある。 それは、カキ氷、をいただくこと。 とにかく、京都のカキ氷の水準は高い。 [続きを読む]

コメント

大丸の近くの太極殿の方が本店なんですね。イノダに近い方の太極殿(栖園)には、毎夏カキゴオリを食べによく行きます。それから、拙ブログの文章、憶えていて下さり有難うございました(少しノスタルジックにすぎるきらいはありますが、私の京都という街に対する正直な印象です)。

S&Y様

かつての京都に思い出はいろいろあれど、町も人もとりあえず、前進、変化していかなくてはなりませんね。
昔がどうのこうの言っても、今の若い人にはなんの意味もないかもしれません。
昔話をついしてしまう自分をふりかえって、ああ、そんな歳になったんだな、とちょっと寂しかったり、、
<歳月不待人>

夏に、朝顔暖簾とかきごおりを楽しみに栖園、行ってみます。

蜜が月代わりの琥珀流しが食べてみたい!12種類の蜜は全部味わってみたいし、その月しか食べられないのが”みそ”ですね。
BShiで京都のろうじの特集を見ましたが、「えっ?ここよその家でしょ」と思うような細道を入っていくと暖簾がかかっていて、「えっ?それでも通っていいの?」とハラハラドキドキ、TVカメラと一緒に楽しみました。こういう町並みは初めてでもなんだか懐かしい気がしますね。

yuchi様

そうなんです。一ヶ月食べ損なうと1年待たないとだめというのが、マニアのツボを限りなくくすぐるんです。蜜はフルーツ系もあればミントなんかもあるようです。またアップしていきますね〜。
ハイビジョンの番組、こうやって取り上げられるとなにげない路地や小路がすごくありがたい物のような気がします。戦災をうけなかった京都だから今に残っていますが、きっと戦前にはどこの町にもこういう迷路みたいな小路があったのでしょうね。

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