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2008年9月

2008年9月29日 (月)

和の手作りの店・とみしま

今日はちょっとローカルなお店の紹介です。

武庫之荘は桂米朝師匠も住んでおられる、尼崎の中ではちょっとハイソな住宅街ですが、このあたり、尼崎と思えないくらい田んぼや畑が残っていてびっくりします。

キルト友におもしろいお店があるからと連れてきてもらった、武庫之荘の和の手作り店・とみしまさん。


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目の前が田んぼというロケーション。

ここでは古着物や端布を使って、おじさんとおばさん二人が自宅を工房にしていろいろな物を作ったはります。


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表はバッグ、巾着袋などの小物が展示されていましたが、奥にはいると着物の端布をパッチしたおしゃれなジャケットやワンピース、ブラウスなどが。

特にこの右側の藍染めの切れをパッチしたジャケット、すてきでした。

藍染めも染める回数によって色が違ってくる(薄い青の甕のぞき〜縹色〜藍〜紺)のをうまく利用してパッチワークしてはります。

これは参考になるなあ〜。

胸に葡萄のアップリケ+刺繍も良いセンスです。

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これは藍大島を使ったジャケット。

その向こう、黒い紬と大島の縦ストライプのコート、胸と後ろに椿の大島を使ったアップリケもあり、とても惹かれたのですが、、、、日常使うシーンが思いつかず、断念。

あ、言っておきますが、着物地を使っているので、決して安くはないのですが、ただ!

デパートでも着物をリメイクした洋服は、はやりですが、確実にここのお店の2〜3倍します。

というか、ここ、安いんです。


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売り場の続きの工房も見せてもらいましたが、これ全部、着物地のストックです。

このなかから、色あわせをし、ピンタックや、パッチ、アップリケ、シワ加工など、あらゆる技法を駆使して手作りされてるんですね〜。

少しは自分の作品の参考に、と思いましたが、これは素人では無理。とてもたちうちできませんわ。

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極めつけは、この絹地などの薄物も縫える、業務用ミシン。

普通の家庭用のミシンでは、絹は薄すぎてとても縫えません。手縫いですら扱いづらいのです。

こんなミシンあったら着物地の作品もっとできるのになあ、、(腕とセンスないけど、、、)

友人はこういう裂地でこんなスカートを、と注文していました。そう、オーダーメードもしてくれるんです。

まったくアットホームなお店です。着物のお仕立て、寸法直しもしてくれるそうですよ。


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友人が買ったブローチ(700円)

これも技法は簡単なのですが、こういうふうにすると立派なブローチになるんですね。

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わたくしは、着物にぴったり!のバッグを。

容量たっぷりで実用的、かつおしゃれ。

こんなストライプの着物地のパッチ、自分でもいつか作ってみたい。

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反対側にはちゃんとポケットまでついています。

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当分使うあてもないのに、ついついこの量で500円、という超安さにひかれて買っちゃいました。

着物の端布です。もうちょっとヒマになったら、、、、と言い訳しつつ、いまだに使ってもらえない布を前にほおづえをついています。

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そうそう、でもちゃんとパッチワークのキルトトップ、ついに完成!です。

あれこれ浮気もしながら、1年、、、、かかりました。あとは力業でキルティングをし、11月の作品展に間にあわせるぞ!

和の手作り店・とみしま
有限会社 富島和裁

兵庫県尼崎市武庫之荘東2-6-7
Tel.(06)6438-0448  Fax.(06)6438-6008

2008年9月27日 (土)

秋の猫たち

暑かった夏には、、、、


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こ〜んなかっこうや、

cat


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こ〜んなかっこうで、デレ〜ンと伸びていた猫たちですが、、、、、

最近、家にかえっても玄関へお迎えにでてこない!

なにしているのかと2階に上がってみると、


Imgp4997”んあ?”


夏の間見向きもされなかった、押し入れの中の猫ベッド。

このなかにま〜るくなって、お迎えのお仕事(?)をさぼっていらっしゃる、、、

たしかに、ここ数日、朝夕、肌寒いくらいだものね〜。


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”ぷす〜”

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”ほげ〜、、、”

そんな季節になりました。こたつを出すのも時間の問題ね。

でも、玄関お出迎えのお仕事くらいはちゃんと果たしてよねpout


<付録>

知人宅で。この子は「外猫」だそうです。家の中にはあげませんが、エサを食べにいつもお庭にくるノラちゃんです。

この日、寒かったので、家の中に入れて欲しかったのかしら。

居間のひさしの上にのぼって、中をうかがっていました。

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「家では飼えないし、一度でも家に入れると、かえってかわいそうだから。」

、、、、、複雑です。無責任に猫を捨てる人がいなくなればいいのに、、、

2008年9月24日 (水)

長月こぼれ話

その1: La Fiesta mexicana(メキシコ祭)

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大阪はこの空中庭園のあるスカイビル

この真下のワンダースクエアという広場で毎年おこなわれているらしいフィエスタメヒカーナ

メキシコの独立記念日である9月16日を祝って、全世界の大きな都市で行われているらしい。日本では大阪と東京。

スペイン語教室のお仲間と参加してきました。


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広いスクエアでは朝から黄昏時まで、こんな感じ。メキシコ料理を食べたり、ビールを飲んだり、音楽を聴いたり、イベントに参加したり、踊ったり、、、

大阪中のメヒカーノが集まってるんじゃないかと思うくらい、というか大阪(+近郊)にこんなにメキシコ人住んでるのか?とびっくり。(中にはスペイン人や他の中南米人も同じ母国語ということでまじってたと思うけれど)

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ビールはもちろんコロナビール!ライムの切り身を瓶の口に刺してくれるので、これをビールの中に絞って飲むのが正しい飲み方。(ここではライムの果汁のパック付きでしたが、、、)

おつまみはメキシコ料理ブリトー+サルサ (うまいっ!)

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特設ステージはこんな感じで、ステージだけでなく、あっちでもこっちでも音楽に合わせてみんなノリノリで踊っているのがラテンっぽくていい。

この右端のお兄さん。体はどうみても男性ですが、かもしだす雰囲気がどうみてもセクシーな女性なのです。ダンスはめちゃくちゃかっこよかったです。

あわよくばメヒカーノと知り合って、スペイン語の実地練習を、と思ったのですが、ここにくる方々、みなさん日本語がお達者で、、、、coldsweats01


その2:すてきないただきもの

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キルト友からいただいたお手製カード入れ。

彼女は刺繍が苦手なので、練習用にと10枚ぐらい作ったそうです。

私がもらったのはこのカモミールの刺繍。他にも唐辛子、ラベンダー、人参などのワンポイント刺繍がカワイイし、センスいい!

ミシンの縫い目がちょっとゆがんでるのはご愛敬で、、、、coldsweats01


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韓国ソウルに行った方からのおみやげ。

ストラップですが、靴がかわいいです。

韓国の伝統靴コッシンかな?と思いましたが、ベルトがついているのでちょっとちがうようです。

NHKの韓国歴史ドラマ「ファン・ジニ」の華麗な衣装を思い出しました。(私は決して韓流ファンではありませんが、このドラマ、衣装だけでも見る価値ありました)


その3:お茶のお稽古

この日は特別稽古で大円草を。

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お床の花は酔芙蓉。お稽古を始めたときは真っ白でしたが、しばらくたつとほんのり紅がさしてきて、終わる頃にはくっきりピンク色になっていました。酔芙蓉とはよくも名付けたり、の一日花です。


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行より上のお点前ではお菓子は5種、7種になります。(果物も本来入りますが、、)

主菓子はかわいい万寿菊です。全部いっぺんにいただくと、口の中が甘甘になって早くお茶くれ〜〜状態になります。

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着ていった絽縮緬の着物。ハイ、これが先日格安で入手して、自分で仕立てた名古屋帯でゴザイマス。

結び方がへたで界切り線が丸見えのところはご容赦を。色無地の着物に合うようですわ。


その4:かんざし

夏の間暑い思いをしながら、発作的に切りたくなる衝動を抑えて、やっとくくれるくらい髪が伸びました。

でもまだまだ自分で髷を作れるほどは長くはないのですが、作れるようになった暁には、、、と早々といまださすあてのないかんざし (安物ですけど、、)コレクション中。


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なんと600円!

キラキラがきれいでつい、、、

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通販で買った、ニセ翡翠のかんざし。ちょっと大正モダンって感じが気にいって。


しかし!

もし、させるようになる前に、気が変わって、髪を切ってしまったらこれらは一体どうなるのでしょう???coldsweats01


2008年9月21日 (日)

秋の庭から

そろそろ庭の夏の草がくたびれてきました。

いっぺんに植え替えするのは体力的にしんどいので、少しずつ秋へ模様替え。

萩で有名な京都、梨木神社の観萩茶席、せっかくもちや様がお誘い下さったのに、残念ながら先約が、、、、


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と、いうわけで、我が家の盛りの萩で、一人でお茶点てて、、、、、で、がまんします〜。weep

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夏の間もがんばってくれた千日紅。

涼しくなってちょっと色が鮮やかになったような気がします。


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アスター白孔雀。

去年は暑さで蕾ができないうちに陽にやけてしまい、全然咲きませんでしたが、今年は意識して水を葉によく掛けてやったので、

なんとか咲いてくれました。

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10年物のアメジストセージ。

咲き始めました。


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勝手にあちこちに種をとばして咲く水引草。

白とこのピンクは増えますが、お気に入りの真っ赤はどこへいったのやら、、、、

和室にこれを一本いれた竹の花器でもあると、かっこいいんです。

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以前この場所には夏みかんの大きな木があって、たわわにみかんを付けていたものですが、カミキリ虫にやられて立ち枯れ。

株を抜いて新しく甘夏を植えましたが、ず〜っと実をつけず。

今年やっとひとつだけ実がなりました。黄色くなる頃に収穫しようと楽しみにしています。

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ネムの木の葉は造形が美しい。雨上がりは特にね。
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カレル・チャペックの「園芸家12ヶ月」

この表紙の写真の家は、この夏チェコを旅して、たずねたカレル・チャペックの晩年の家そのもので、裏庭からの写真です。

読んでて、ガーデナーのはしくれなら、うんうん、そうそう、と納得したりニヤリと笑ったりすること請け合いです。

中でも激しく同意したのが、この一節。

【2月から12月までの間にこれだけのこと(耕耘、天地返し、施肥、石灰散布、ピートと灰と煤のすき込み、剪定、播種、移植、根分け、球根の植え付け、耐寒性の弱い球根の堀りあげ、スプレー、灌水、芝刈り、除草、、etc.)を全部やったのだ。そして庭が雪の下にしずんでしまったいまごろになって、急に園芸家は思い出す。たった一つ、忘れたことがあったのを。、、、それは、庭をながめることだ。】

花を見ていると、ついつい雑草が気になって抜いたり、肥料をやらなくちゃと思ったり、あ、あそこの枝は切らないと、、、とか、おちついて庭を見るだけで楽しんだ記憶がない!

まさに自身も筋金入りの園芸マニアだったチャペックならではの見解です!

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さて、夜になると、庭の主人はすっかり秋の虫に。

虫籠(尾上竹材店)に閉じこめた「鈴虫」


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じつわ、、、清課堂さんでもとめた銀製の鈴虫。

ちゃんと雄と雌があったのです。(値段は男女平等)雌には産卵管まであってリアル。

体のサイズも雌の方がちゃんと大きい。

でもこれは音色を楽しみたいので(?)雄ですよ。(注*もちろん鳴きませんが、、、)


2008年9月19日 (金)

今日のお稽古〜中置き

台風はどうなったのか、関西ではからぶりのようです。

でもしっかり湿気はあるので、まだまだ着物を着るのは汗だくの作業です。


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今日は沖縄紅型(びんがた)ならぬ、藍型(えーがた)(型を使って顔料で染めてある)帯を締めてみました。

今年は紅型の夏帯がほしいな、とおもいつつ、いつのまにか夏着物の季節はすぎて、、、

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で、先日京都へ行った際、紅型の帯が充実している、という寺町のアンティーク着物、唯屋(ただしや)さんへ。

まあ、たくさんの紅型の帯!ついついわれを忘れて宝の山発掘調査を、、、、

で、夏帯ではありませんが、ゲットした縮緬の帯です。


         唯屋(ただしや):京都市中京区寺町夷川南西角
                   TEL 075-212-1167

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さて、今日のお床の花は朝鮮朝顔のつぼみ。

長い筒状の蕾で、花はみるけれど、蕾を意識して見たことはなかったなあ。

ちらっとみえるイガイガはこれの実です。華岡清州が日本初の麻酔薬を作ったのは、この朝鮮朝顔からだったと記憶しているけれど、、、


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お稽古はもう初秋のお点前、中置き。

火が恋しくなるので、風炉の火を客席に近づける、というもの。(まだ暑いですけどぉ〜crying

水指が火より勝手付きになり、せせこましいので、水指はこんな細身のものが使われます。釜が正面に来るので、柄杓の柄が目の前にあり、お茶を点てるとき、なんだかとても目障りなんですが、、、


お稽古の後は、裂地のお勉強。

「裂地名鑑」は見ていても楽しく、名前もむつかしいけれど少しずつ覚えるのもまた楽しい。

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これは紹鷗緞子(じょうおうどんす)

水龍、花、火焔の組み合わせ文様。武野紹鷗好み。


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織部緞子(おりべどんす)

梅花に波。古田織部好み。(「へうげもの」の主人公ですよ。読んでる人います?お茶をやったことのあるひとなら、超おもしろいです。)

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この日の振り出し。

ブルーのガラスがとてもいい色です。なかには豆菓子がはいっていました。

周りの白いガラスの巻き模様、、、なにか連想する、、、と思ったら、夜店で売ってる風船ヨーヨーだ!


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最後にお茶碗。

安南手らしいが秋らしいトンボの絵。

勝ち虫、というらしいです。

前にしか進まず退かないところから、「不転退(退くに転ぜず、 決して退却をしない)」の精神を表すものとして武将に好まれたとか。

今日もたくさん勉強しました、、、、、confident

2008年9月18日 (木)

うれしいいただきもの

nnya 様 は、キルト、刺繍、編み物で素敵なものをこさえるすばらしい”手”をおもちです。

こつこつ作品製作中は、文字通り、ももちゃんが”猫の手”を貸してくれるそうです。

どこかのだれかとちがってえらいねえ。

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”なにか問題でも?”


ベランダのお庭ですてきなグリーンを育て、メダカも育て、なんと蛹が蝶になるまで、一冬見守られる優しい方です。

お目にかかったことはありませんが、ブログを拝見させていただき、素敵な暮らし方をされているな、といつも思っています。

猫とキルトと庭の植物と、共通項があって、いつもおじゃまさせていただいていますが、こういう優しい暮らし、あこがれています。なにしろ私の実際の生活は殺伐とした日々なもので、、、

ちょっとノスタルジックで素朴な東欧風のものがお好きかな、と思ったので、先日チェコ・プラハに行ったとき、ちょっとした、チェコらしい、かわいいお土産をおおくりしました。

そのお返しに、とうれしいこと!nnya様からいただいたものです。happy01


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めずらしい、というかはじめて見る北欧(スウェーデン)紅茶です。

また缶がかわいくて!

表はストックホルムの紅茶屋さんの建物で横には、スウェーデンの冬景色が。蓋もちょうつがいになっているので、空き缶になってから何に使おうかと、楽しみ!

紅茶はセーデルブレンドというセイロン茶にマリーゴールドやヤグルマギク、バラ、オレンジピールなどブレンドした、華やかでさわやかなフレーバーティーでした。

なんでもストックホルム市庁舎ノーベル賞授賞式の晩餐会で供される紅茶だそうですよ。へへ〜っ!おそれおおい!

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黒い箱の方はフランスの木綿のティーバッグにはいった紅茶です。

箱もコットンティーバッグもおしゃれ〜。


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そして、nnya 様、お手製のクロスステッチのピンクッション。

裏に私のイニシャル入り!

実は昨年のクリスマス、nnya様からクロスステッチのクリスマスオーナメントの図案を送っていただき、せっせと刺繍したのです。

まあ、私の作品に比べて、手のいいこと!

まるで絹糸と荒縄ですわねぇ、、、。


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とても針などもったいなくて、刺せません。

と、いうわけで、我が家の素敵なものコレクションの棚におさまりましたheart01

nnya様、ありがとうございます。

これからも、ブログ、楽しませてもらいます〜\(^O^)/

ももちゃんにもよろしく〜cat

2008年9月15日 (月)

室町散歩

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室町は烏丸通りの西、糸偏関係の卸問屋さんが軒をつらねる洛中のなかの洛中というエリアです。

古い町家、家並みももたくさん残っていて、京都ならではのお商売の雰囲気も感じられるし、京都らしさを満喫できる室町そぞろ歩きです。

かつて左京区に住んでいたときは、あんまりご縁のない場所でした。

着物にもまったく興味なかったし、今のような京都ブーム、町家ブームもなかったし。

でも、このあたりもきっと昔に比べるとずいぶん町家がつぶされているんだろうなあと思います。

古い家並みの一文字瓦がふととぎれて、ぽこっと駐車場になっていたり、そっけないコンクリートの現代的家が建っていたり、、、。

着物産業の衰退も拍車をかけているのでしょうね。

あと10年、20年後、このあたりの景色は、そしてかつて繁栄をほこった京都の和装産業は、どうかわっているのでしょう。

そんなことを考えながらの室町散歩です。


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こんなおうちを発見。

すだれにこれは源氏千年紀にあわせたものでしょうか?

ここのおうちの人が描きはったのかしら?

しかし、この花は、、、、夕顔でもないし、、、。まあ、こまかいとこはスルーして、、、


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中にはこんな努力の跡がみられる新しいお家も。

まわりの家並みの雰囲気をこわさないように、とけこむように、と、格子窓、犬矢来、格子戸と町家のキーワードはおさえてます。

でも、せっかくなら、今あげたものを木や竹などの自然素材でつくればよかったのにね。やはり鉄製はつや消しです。

まあ、消防法上、問題もあるのでしょうが。

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ここは先日ご紹介した丸久小山園さんの西洞院の新しいお店の真ん前にある、におい袋のゆりのさん。

          におい袋 ゆりの  京都市中京区西洞院通御池下ル東側
                    075-213-5736

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お店の中、香をいれる季節の縮緬細工がいっぱい!さげもんもあります。

奥の間では、どうやら修学旅行生5〜6人を相手にご主人がちいさな縮緬根付けの制作体験をご指導中のようでした。


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はい、フェアレディ様、あなたならご自分で作ってしまわれますよね。

でも、私は、、、、、いろいろ(心の中で)言い訳しながら、買ってしまいました。

今を盛りの桔梗とちょっと季節先取りの、紅葉がはじまった楓。

なかにお香がはいっているので、玄関に置くと、よいかおりがドアをあけるたび楽しめます。


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古い町家で代々開業されている医院もいくつか知っていますが、こちらも雰囲気がありますね。

しかし、患者さんいるのでしょうか?と、心配しつつも、家の前の道路に大きく「急患」の駐車スペースがあったので、現役なんだな、と納得。

締めは、今年2月、前まできて休館中で涙をのんであきらめた、釜座の大西清右衛門美術館

この日、やっとリベンジできました。

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桃山時代に栄えた、九州の芦屋釜、関東の天命釜に、江戸初期にとってかわった京釜。

大西家は京・三条釜座に住み着いた京釜師の家系のひとつで、千家十職のうちにも数えられています。

代々の清右衛門の釜の名品がみられました。私はどちらかというと、あまり装飾のない、ころっとした釜が好きですが、阿弥陀堂にも惹かれます。

源氏千年紀にあわせたのか、源氏香透かしの釜が展示されていました。

こういうみごとな釜が薄暗いお茶室で静かに湯気をたてているのを見てみたいものです。

いや〜、またもや良いものをみせてもらいました。

    ♪  ♪  ♪

こうして京都の事を書いていると、お会いしたことのある京都ブロガーさんたちから、あ、その店はうちの同級生の店、とか、その人ご近所、とか、よく知ってる人とかコメントがはいります。

大阪などではまずこういうことはないかと。

衣食住すべて市内で完結する京都の物理的、心理的コンパクトさ!

京都のよさでもあり、こわいところでもありcoldsweats01

2008年9月14日 (日)

御所南・夷川通り〜赤穂緞通

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夷川通りです。

寺町通から烏丸通の間、御所の南にあたるところは特に家具屋街として有名です。

道の左右に大きいのから小さいのまで、扱う家具もさまざまなジャンルのお店が並んでいます。

やっぱり京都の人はここで家具をお求めなんでしょうか?

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古い建具で有名な井川家具さん。

あちこちで壊された古い町家などから、建具を収集。

新品ならすごく高い建具も、ここなら、えっ?うそ!というくらいお安く手にはいるそうです。

床の間の脇の書院障子など、凝った細工の桟があるものがほしいので、あれば是非ここでもとめたいものです。

以前お茶の先生にここを紹介したら、いい建具があって、サイズが足りない分は継ぎ足しもしてくれる、とのことで喜んでおられました。


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この夷川通りに面して、大きな間口の骨董屋さん、万市さん

創業は明治8年の老舗です。(京都では新しい方かしら??)


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店内は、町家の夏のしつらいに欠かせない網代の床敷きから、でかい火鉢、お茶道具まで、すごいです。

小さなスペースの骨董屋さんが多い中、この厖大さはなんとも、、、、


ここで幻の赤穂緞通のアンティークを扱っていると聞いたので、見に来ました。

かつては日本三大緞通といわれ、料亭、お茶屋さん、大きな町家のお屋敷には必ずといっていいほど、使われていたとか。

町家の玄関にさりげなく敷かれているのを見たことがあります。ほの暗い玄関にそれはそれはよくマッチしていました。

いつか衰退して、幻となっていたこの技術を平成になってから、復興しようと、赤穂市が「赤穂緞通織方技法講習会」を開始し、そこの修了生がまたふたたび赤穂緞通を流通ルートにのせようと、努力しているところだそうです。

ここ、万市のご主人もそれに深く関わっていて、赤穂市の赤穂緞通のHPを書いているのは、実はこのご主人だとか。

一枚(だいたい畳一畳のサイズがほとんど)織り上げるのに細かい手作業ですので、数ヶ月はかかるらしいです。

そうして織り上がった新しい緞通は一枚100万円はくだらないとのこと。

手間を考えればわかりますが、流通あってのものですよね、というと、全部売れます!とのこと。いやはやびっくり。

そんな高いものは買えまへん、ということでお手頃値段のアンティークのものを見せてもらうことに。


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印象的には藍の色がかったもののイメージがあったのですが、状態も良くて、赤穂緞通らしいこの「嵯峨」というデザインのものを選んでみました。

四隅の藍色の部分の、格子柄をきれいに織るのには、かなり高度な技術がいるそうです。

新品に比べると、これもうそっ!というくらいのお値段で、しかもちょっとまけてもらいました。


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この緞通、右が織りはじめ、左が織り留まり、で織りはじめを内側に巻き込んで巻いていくと、、、立つんです。これが。

立てておくと、手を放してもそのまま立っているんです。それほどしっかりした織りなんですねえ。happy02

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他にも何種類かの緞通を拝見させてもらいました。

それぞれ名前がついています。ここを参照なさってくださいませ。

主に藍色、ベージュ、黄土色の三色がベースで、色数の多い中国緞通などとはかなり違って、渋いです。(←好みheart01

最近麻生圭子さんがお住まいの、古い超立派な町家の写真が雑誌に掲載され、そこここに敷かれたりっぱな赤穂緞通をみて、よく電話がかかってくるそうです。(coldsweats01私もそのクチですが)

あれと同じ物が欲しいなんて、そんなものありまっかいな。とご主人。あれはそうとう立派なしろもので、アンティークとしてもなかなか流通していないものだそうですよ。

でも、良いものを拝見させていただき、満ち足りた気分で、夷川通りに別れをつげたのでした。眼福、眼福lovely

2008年9月13日 (土)

京都・お茶カフェめぐり

この頃はコーヒーや紅茶だけでなく、日本茶や中国茶のカフェが増えてきていますね。

京都はお茶どころ、さすがに日本茶カフェ、多いです。

この日は歩き回るにはちと蒸し暑い汗だらだらの日だったのですが、お茶カフェいくつかに立ち寄り、のどを潤しながら京都散歩、しました。

その1:

まず一番に寄ったところは室町の西洞院に8月オープンしたばかりの丸久小山園さんの新店舗に併設された茶房”元庵”

ここはあまね様のおすすめでもあります。

もちや様に先をこされましたが、coldsweats01やっと行けました。


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町家を改装されたお店です。

ぴしっと一文字瓦がりりしい。あ、鍾馗さんものってるし。


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店舗の中、つきあたりは庭になっています。

奥にみえる躙り口はお茶室だと聞きましたが、いずれお茶会なども開けるようになるんでしょうね。


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庭もきれいにされて、立ち蹲居もアクセントに。

奥の建物は、また別の会社の所有で、ウイークリー町家として町家ステイ体験ができる宿泊施設だとか。

茶房になっているところは目算で京間の六畳の広さと見ました。

六畳の和室からこういうお庭を寝ころびながら眺める、、、、今度の家にとりいれたい要素です。


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ふと上を見上げると、煤竹がきれいに天井に並んでいます。

いまどき煤竹は貴重品なので、ほんものの煤竹か着色した竹なのかは分かりませんが。

この手前の天井は網代になっていて、けっこう凝った作りです。

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お抹茶セットをいただきました。

お菓子は長生堂のきんとん。季節柄菊になっています。抹茶もすごく泡がこまかく上手に点ててあっておいしかったです。

メニューの但し書きに、「あまり泡立てない方がよいときはお申し出ください」と。

表千家のお茶は、裏と違って、泡は茶碗の縁に三日月にかかるくらい、、がいいそうなので、表さんへの配慮ですね。

京都には表も裏も武者小路もありますしね。さすが抹茶といえばの小山園さん。

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オープンして一ヶ月たっていましたが、まだいただけました。開店記念の抹茶石けん。

旦那に使われないよう(bleahこっそりしまっておこう。

その2:

次に行ったのは烏丸三条、素夢子古茶屋さんのおむかいのIYEMON SALON

ここは実はオープンの前々日くらいに前を通ったんですよね。あ、新しいお茶カフェができるんだ、と思ったところ。

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そう、あのペットボトルのお茶で有名な福寿園の伊右衛門さんのカフェですよ。

着物の千総や、嵐山吉兆とのコラボで名所になっているらしいです。

建物のコンセプトは「現代の町家」だそうですが、、、、中に入って正直な感想は、どこらへんが町家?、、でした。

確かに入った正面奥にきれいな庭はあるのですが、全面ガラス張りで、あの坪庭の凝縮された美しさはなく、ホテルのラウンジという感じ。

お茶だけでなく、食事も提供しているので、わさわさした雰囲気で、音楽もやかましく、ちょっと想像したイメージとちがう。

これでは上等なファミレス、、、といっては言い過ぎかしら。

せっかくお茶の福寿園なのだから、提供するのは日本茶と、お茶のスイーツだけのほうがむしろいいのに、と思いました。
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でも、最初にでてくるおひやが、水ではなくて冷たいお茶(伊右衛門そのままか?)なのはうれしい。

私はお煎茶を頼みました。ポットと煎茶茶碗、 湯さまし、急須、蒸らし時間を計る砂時計、と煎れ方を書いた説明書付きで、これはおいしかったです。4〜5煎までいただきました。

その3:

いろいろ歩き回った後、最後に伺ったのが岡崎の好日居さん。

あたりは昔からの大きな仕舞屋がならぶ閑かな閑かな場所です。

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もうすっかり灯ともし頃だったので、もう店じまいされてるかな?と心配しましたが、まだやってた、よかった。

(というより私がいかなければもうしまうところだったようです。すみません、この日最後の客になりました。)

今年5月に、はじめておじゃまして、将来ご近所に住みます、というお話をしたのですが、おぼえていて下さって嬉しかったです。

前回はオーナーさんの97歳のおばあちゃん、ひさのちゃん(その生き方、ファンなんです)作、QP展をやっていて、ちっちゃいちっちゃい、剽軽なキューピー人形さんが、いっぱいいたのですが、QP展の終了と共に、お部屋の隅にちょっと遠慮がちに飾られていました。(以前の記事


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前は昼間でしたが、だんだん暮れていく黄昏時の好日居は暗めの照明の効果もあって、不思議な空間になっています。


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坪庭ももう闇に沈んでいます。中国茶をこだわりの名水で煎れていただきながら、

ああ、昔の日本の夜はこんなふうだった、、と、微かに入ってくる風に涼を感じながらとても居心地がよかった。

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雑誌にのると、たくさん人が来て、近所のご贔屓さんがひいてしまうかもしれないし、あんまり露出しないと客足が少ないし、迷いどころなんです、と言われます。

隠れ家的な場所だけに、あんまり有名になってほしくないな、というのが正直なところですが、もっとみんなにここの良さを教えてあげたい、という気持ちもあって、複雑。

もっともっとここで夕暮れの風と、夜の曖昧な暗さと、さわやかな鳳凰水仙茶を味わっていたかったのだけれど、そうもいきません。

そろそろ、と腰を上げると「このお茶葉、まだいけますので、持って帰ってお家で熱湯で煎れてください。」と、

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ビニールの小袋に入れてくださいました。

暮れなずむ岡崎から、帰途につき、家に帰って、4煎目、5煎目までいただきました。そこまで香りを失わずさわやかでしたよ。

(おそるべし!中国茶)

早くほんとうのご近所さんになって、サンダル履、普段着でここに通いたいな〜。


2008年9月12日 (金)

セミオーダーの小紋を誂える in 京都

ず〜っと、きれいな水色の着物がほしかったのです。

訪問着みたいに気張ったものではなく、気軽に着られる小紋かせいぜい付下げくらいの。

呉服屋さんや、デパートの催し、古着屋さんでも、気をつけて見ていましたが、イメージ通りの色ってないんですよね。

まったくの無地なら、思うとおり染めてくださるお店もあるのは知っているのですが、無地はちょっとさびしいし。

訪問着なら、手描き友禅をオーダーできるところもありますけれど、あっさり小紋はどうでしょう?

というのでネットで探していると、こんな工房を見つけました。


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京町家染工房 遊さん。

地色を指定して、柄見本から柄を選んで、その数や、大きさ、色、位置まで代えられて、えっ?!このお値段?!

なんです。

というわけで、今日は久しぶりに京都へhappy02

8月はいけなかったものね〜。準京都市民としては(なんじゃ?そりゃ)京都とはつねにkeep in touchでないと。
(よくわかりませんが、そういうポリシーらしい、私)

染工房・遊さんは東本願寺北西、地下鉄五条駅から徒歩5分以内のところにあります。


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町家の中はこじんまりとした工房です。

一人の染め職人さんは駒絽に宝づくしの柄入れ中、もう一方は、青花で帯の下絵を描いてはります。

まずは自分の思う「きれいな水色」「青空みたいな色」とイメージを伝えます。

ノートに様々な色見本のちいさな端切れが貼り付けてあるのをみせてもらいました。

一口に「水色」と言っても無数のニュアンスがあるんですね〜。

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イメージに近い色を大きめの見本で選んで、体にあててみて、顔映りをみましたが、やはり薄いはんなりした色より、わりとはっきりした色相の方が私にはあうようです。(顔が薄い?ので)

以前、訪問着のオリジナル手描きをオーダーしたとき、小さな色見本と大きな反物になった時の印象が違う、ということを学習していましたが、私がこれっ!と惹かれた少し鳩色がかった水色は残念ながら大きな見本はありませんでした。

できたとこ勝負!です。

でも中間マージンがないとはいえ、このお値段でいいんですか〜?というお値段。失敗したらもう1枚だ〜!と、気が大きくなってましたね、私。

柄は数ある中から雪輪を選びました。

色数少なく、小さい雪輪でちらほらと着物の上に散るくらいの感じで、、、、というリクエストをしました。

ではたたき台ができたら、メールで送ります。気になることや、こうしてほしいと思われたらメールでやりとりしながら、、と。ほんと、メールは画像も送れるし、便利なツールですね。

というわけで、ここのお店もうちと同じ、パソコンは少数派のMacということで盛り上がったりもしました。

なるほど、デザイン系はMacの方がいいですものね。友禅の柄をMacで作成、世の中すすんでます。

ここでは白生地も選べます。地紋がある生地もあります。私はちょっと値段アップしましたが塩瀬に似た生地にしました。

(なんていうんでしょうね、この織り方。駒織りと聞いたような気がしましたが、はっきり覚えていません)

八掛の色もお好みで、小紋のような生地も選べるそうですが、シンプルに表と同じ色をお願いしました。

上前の裏になるところに表と同じ小紋を1〜2個ちらすのもOKです。

そして、工房の方に時々専門家としてのアドバイスもいただきながら、注文完了。

お仕立てもお願いできるので(別料金ですが)、これもたのんで、あとは2ヶ月待つのみです。

楽しみです。とっても楽しみ。どんな着物ができあがるのかしら?

もちろん、できたらまたアップいたします!heart

(追記)
遊さんのブログによれば、この数ヶ月に4〜5軒、着物問屋さんがつぶれたそうです。
生き残った問屋さんもリストラなどで事業縮小をせざるを得ないとか。いまや一日中やるだけの仕事を持たない着物に関わる職人さんが九十パーセントもいるらしい。反対にインクジェットで染めた振り袖を扱う某チェーン店はもうかっているとか。染めがインクジェット!レンタル物を中心に、なんだか安っぽい振り袖、とおもっていたのはこういうものだったのですね。でも、そこがはやっているということは、需要がある、ということですね。安いから?でも本物の良さを知らないまま、着物ってこんなものだ、と思ってほしくないです。確かにとくに手書き友禅などお高いです。でも消費者も賢く本物を見分けられるようにしなければ。呉服業界ももう少し中間マージンを削った販売ルートを築く努力をしなければ、いい着物は絶滅してしまうのでは、と危惧します。

2008年9月 9日 (火)

名古屋帯を仕立ててみました

いや〜、今日のNHKの「プロフェッショナル/仕事の流儀」、末富の山口富蔵氏、よかったわ〜。

ほんまに京菓子は、文学的、美術的、食物的芸術やわ〜。lovely

、、、は、さておいといて。

タイトルは仕立てて、、、になってますが、袋帯や染めの帯などはとても私では歯が立ちません。

仕立てたのは紬の織りの帯なので、実は帯芯を入れて縁をかがっただけです。

な〜んだ、ってことで、あんまり参考にならないかもしれませんが、このタイプは自分でも作れるんだってことに我ながら感心したので(?)

ご披露してみます。


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帯は先日のブログに書きました、店じまいした呉服屋さんの在庫を超破格のおねだんで反物といっしょにゲットしたもの

(さすがに反物はお仕立ては専門家にまかせるしかないですが。)

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まずは木綿の帯芯を用意します。

これは4m20cmの一巻きで、900円ほどです。(cm単位で切り売りを買うともっと安いかもしれません。)

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模様の部分の裏はこんなふうに織り糸がまわっています。

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端から帯芯をあてていきます。帯芯は34cm幅で少し帯より大きいので、帯に合わせた幅に切りました。


垂れの部分は二重になるので、間に帯芯を入れて両端をかがるだけ。


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胴の部分は二重にするほど長さがなかったので、帯芯を半分に折ってはさみこみ、かがっていきす。


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問題は垂れと胴の接続部です。

とりあえず、これはおいといて、できるところから黒糸でかがっていきます。


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けっこうざくざく大きめの針目で縫っていきましたが、なにしろ4mくらいあるので、時間がかかりました。

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さて、問題の接続部。

参考までにほかの名古屋帯を見てみると、胴の部分も二重になっているようです。

この帯は二重にするだけの長さの余裕がないので、

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垂れの二重部分は端をおりこんで縫い止め、胴の部分は帯芯を縫い止めてお茶を濁しましたcoldsweats01


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完成!

よくみるとけっこうデコボコあったりしますが、仕立てに出すよりはるかにおやすくできあがりました。

実質帯芯代の900円だけですものね。

秋になったら、カジュアルな紬の着物にあわせて締めてみようと思います。

楽しみheart01


2008年9月 7日 (日)

お茶のお稽古〜茶箱・月点前

昼間はやっぱり暑いです。

でも暦はもう9月なんですよね。

というわけで、今日は長月にちなみ茶箱の月点前を。

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お床の花も秋海棠、女郎花、吾亦紅など、秋の花。


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茶箱点前の中では、(御所籠をのぞけば)月点前は一番たくさん道具を使い、香を焚くなど、とても雅なお点前です。

お茶を点てているところを、撮ってもらいました。道具がメインですがcoldsweats01

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もともと茶箱点前は野点が原点なので、道具を畳の上に置きません。

月点前では、器据(きずえ)という4枚の板を糸で綴ったものの上に道具を展開していきます。

これは道具が出そろったところ。茶筅筒、茶巾筒、香合、羽根などなど。

次々と仕覆をぬがされた道具が茶箱から魔法のようにでてくるところは華やかで楽しいです。

ちなみに画面では見えませんが茶筅は器据に差し込んだ、U字型の”ウグイス”という金具でたおれないように立てています。


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このウグイス、実は香道で使われる道具の一つで、焚いた香の紙包みを畳に刺しとめておく道具なのです。(香道の場合はU字ではなく、まっすぐですが)

なぜ”ウグイス”とよばれるのか、不思議で調べてみましたが、諸説あって定説はないようです。

私としては「続後拾遺集」の歌からきた説、としたいですね。


        あかなくに 折れるばかりぞ梅の花

                 香をたづねてぞ 鶯の鳴く


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道具の拝見も帛紗を広げてひとつひとつおこないます。


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お菓子は「重陽」

菊の着せ綿にちなんで。月を見ながら茶箱でお茶をのんで、お菓子をいただいて、あ〜風流だな〜。

汗をかきかきでなく、あともう少し涼しければ、、、、、ね。coldsweats01

2008年9月 5日 (金)

モディリアーニ展〜 TORAYA・あんペースト

ずっと行こうと思いつつ、なかなか行けなかったモディリアーニ展、やっといけました。

大阪中之島の国立国際美術館へ。

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もじりあーに、、、ってなに?  たべられるもの?

残念ね、食べ物じゃありません。

大阪にいて、恥ずかしながら、この美術館、まだ行ってなかったのです。2004年に中之島に移転してきたらしいけれど。


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時々みていたこの未来的なオブジェのような物。ああ、これが美術館だったのか。

しかもここに隣接して大阪科学館が!ここには子供が小さい頃よく連れてきていたぞ〜。


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美術館はこの地下にあるのです。

う〜ん、ルーブル美術館の入り口になっているガラスのピラミッドをまねた感じでしょうか。


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地下3階の特別展用フロアでモディリアーニ展は見られます。

ヨーロッパの歴史的建築物を利用した美術館の方が好きだけれど、近代の美術館としてはこういうのもありかな?という雰囲気。


モディリアーニといえば、首の長い、瞳のない、特異な人物画で有名ですが、今回は鉛筆によるスケッチブックのデッサン画や、かつて彫刻家をめざしていたころの作品が多くて、人物画が少なかったことが少し残念でした。

図録をみると、ほとんどが個人蔵で、大きな美術館は門外不出にしているところが多いのかもしれません。

子供の頃からなんどとなく見ている倉敷大原美術館(実家が近いもので)の”セーターを着たジャンヌ・エビュテルヌ”もなかったしな〜。

でも彼の人物画は人物がかなりカリカチュアライズされて、こういう人物像は、、、、そう、日本の劇画の人物の描き方に似てるな、と思ったりしました。


写真を見ると、彼、モディリアーニはとても渋い男前です。事実そうとうもてたらしいですが、酒や麻薬などの破滅的な生活のあげく、35歳という若さで亡くなります。

彼の絵が評価されたのはやはり、ご多分に漏れず、死後でした。

その彼に献身的に仕えたのが、出会った当時、19歳の画学生だったジャンヌ・エビュテルヌ。(写真でもすごい美人です)

彼女は彼のミューズでもあり、多くのジャンヌの肖像画の傑作を残しています。

そしてモディリアーニが亡くなったあと、その後を追うように9ヶ月の身重の体で投身自殺したのです。

なんというロマンス!これが感動的悲劇的お話にならないわけはない。

古くは「モンパルナスの灯」、最近ではモディリアーニ・真実の愛という映画になっています。

時は20世紀初頭、ピカソ、ユトリロ、シャガール、藤田嗣治など華々しい若き才能がつどったモンパルナスのカフェ”ラ・ロトンド”。
彼らはエコール・ド・パリとよばれモディリアーニもその中に。

「モンパルナス」ではジェラール・フィリップが、「真実の愛」ではアンディ・ガルシアがモディリアーニを演じていました。どちらも男前です。ぴったりの役ですね。

まだ実は見たことありません。これを機にDVDを借りに走ろうと思っております。

さて、ここの特設ミュージアムショップで、こんなものを買いました。

TORAYA CAFEのあんペースト。

なぜ、モディリアーニ展にとらやなのか?

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単にラベルがモディリアーニの絵だから?  なんらかの協賛をしてるのかもしれませんね。

とらやといえば和菓子のあのとらやさんですので、つい素通りできなかったんですよ。しかも餡のペーストなんて!

私がもとめたのは餡+チョコレート+プラリネノワゼットという種類で、なめてみるとあんことチョコの絶妙なハーモニー。

たしかにあんペーストってありそうでなかったですよね。他にも白餡バージョンや+ごまやきな粉風味のものも。


TORAYA CAFE は東京だけの展開らしいですが、京都にはどうでしょ。あんまり似合わないかなと思ったりしますが、このあんペーストだけは売って欲しいわ。

2008年9月 2日 (火)

フレッシュ・ローズマリーティー

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どこからか飛んできたヤマユリの種があちこちに根をおろして、今年は約半分刈り取って、このくらいの量になりました。

清楚でシンプルな百合ですが、なんか得した気分です。

ところで、予想していたとはいえ、昨夜の首相辞任はびっくりでしたね。

花壇で大事に育てられた花(二世議員)は弱いです。

このヤマユリのように野生で強くてしたたかな花(政治家)が現れないものでしょうか。


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ご無沙汰しています。シェルです。ちょっとお腹のあたりメタってます。wobbly

これからだんだん涼しくなるので、冬毛になってますますコロコロになる予定です。


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プリです。

涼しくなったけれど、まだ昼間は暑いので、伸びきるわけでもなく、まるまるわけでもなく、中途半端な姿勢になってます。

前置きはここまで。

最近yuchi様nnya様のブログで生のローズマリーを使った

ハーブティーの記事をみました。

南房総市にあるローズマリー公園で、ホット、アイスで供されており、とても香りがよく美味しいのだそうです。

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我が家にも、はじめは小さなポット苗だったのですが、こ〜〜んなに茂りまくったローズマリーがあります。

(ハーブはもともと野生の草だったので、不利な環境でも強靭です。こんな政治家いないかね〜?)

ローズマリーというと、料理には使いますし、ドライの葉のお茶は聞いた事あるのですが、生の葉で、という発想はなかったので、どんなものか試してみたくなりました。


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nnya 様、yuchi様のブログでのアドバイスにより、若い枝を15cmほど収穫。

(nnya様によりますと、ハーブから枝を切り取るとき、「切ってもいいですか?」と聞いて、風が吹くとOK、というのはアメリカ先住民の教えだそうです。やさしいですね。)


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ポットに入れまして、熱々のお湯をカップ1杯分。

蒸らしは約4分。

すでにキッチンはあのローズマリーのアロマが漂ってきます。

ローズマリー公園では、一煎目は捨てて、(苦みがあるそうで)二煎目を供しているそうです。

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左が一煎目、右が二煎目、やや二煎目の方が色は濃いですが、ごくわずかな淡い黄色です。

ハーブティーではレモングラスがポピュラーでおいしいのですが、やや癖はあるものの、ローズマリーティーも十分おいしいお茶でした。

なにより、香りがすばらしい。じつはうちの猫たちも好きなにおいなのです。(キャットニップに似ているのか?)

一煎目のほうは冷めるとやや苦みを感じますが、熱いうちは十分おいしいです。

ご覧のように、我が家にはローズマリーは飽きるほどありますので、「切ってもいいですか?」

と聞くより、切らないとど〜しようもなく茂るので、、、、どんどん摘んで、お茶の香りを楽しもうと思います。

何と、若返りの効果があるそうですよwink