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2008年8月 8日 (金)

こなしの上生菓子に挑戦

体力だけには自信があったのに、ここ2週間ほど夏風邪と歯痛でしんどかったあげく、おなかもピ〜。

頭の芯もなんだかぼ〜っとしてすっきりしない。これが噂に聞く『夏バテ』なのか?!とおもいあたりました。

半世紀とちょい生きてきたけれど、私の辞書に『夏バテ』の文字はなかったのに。

食べなければまずい!と無理に具だくさんスープなど食べています。いままで食欲を抑える戦いは日常茶飯でしたが、食欲ないのに食べるのがこんなにつらいとわ!

というわけで、いささかアクティビティのおちているわたくしですが、お休みの日は、外にでかけないで家でこんなことして遊びました。

<上生菓子を作る!>

以前干琥珀作りにからくも成功したのに味をしめて、

今回はこなしのお菓子に挑戦。


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餡はさすがにそこまでは作れないので、既製品を使用。


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まずはこなし作りから。白餡にもち粉、小麦粉、砂糖をふるっていれます。

『こなし』は京菓子独特の餡生地で、いろいろ細工をするのに最適なのです。

実は最近まで『こなし』って聞いたこともなかったのです。練りきりしか知らなかった。

京都以外で『こなし』といっても、わからない人は多いと思います。


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こねこねするとまだかなりべちゃべちゃで、これで本当に細工しよい生地ができるのか少々不安。


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この生地をいくつかにわけて、30分ほど蒸します。


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蒸し上がるまでの間に、黒の漉し餡をまるめてタネ作り。


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蒸し上がったものを濡れ布巾に入れてこねてまとめると、、、、おおっ!

べたつきはほとんどなくなり、クッキーの生地みたいに扱いやすい生地になっています。


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赤の色粉を混ぜて色付け。

本当はベースの色は涼しげな青にしたかったのですが、青の色粉がどこかへいっちゃって、、、、。

でもまあ、捏ねる感触はまさに粘土!これが『こなし』なのかあ〜と実感。

なにしろこなしと練りきりの違いがどうなのか、ずっと知りたかったのです。ああ、わかった、これがこなしだ〜!

今度から上生菓子をいただくときこれはこなしで、これは練りきり!と区別がつきそうです。


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緑は、、、ちょっと色粉の分量をまちがえましたねぇ。もうすこしはんなりした色にしたかったのですが、、、

でもまあ、こんなふうによく伸びる生地です。


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3色完成。


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さてここで先日大阪の道具屋筋でもとめた抜き型の出番です!

今回は青楓と金魚のモチーフを。


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いささかこの生地をぬくには、抜き型、すこし繊細で複雑だったようです。

特に楓、かたちがいまいちゆがんでしまいましたが、まあ、最初にしては上出来。(自画自賛)


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ボディになるピンク色のこなしを8等分。


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さきほどの餡を包みます。

プロはこれですごくきれいな形をみるまに作り上げていきますが、素人はかわいく(?)茶巾しぼりで。


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初心者に簡単にできる方法で、ラップでつつんでねじるだけ。


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ちゃんと茶巾絞りになってますよ〜。\(^O^)/


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8つ完成。

これに、、、


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こなしの先ほどの飾りをつけてほんとのできあがりです。


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早速、お茶を点てていただきました。

味はまあ、既製品の餡の味なのですが、そこそこのできです。

というか、ここまで作るのに、調理器具に着いて余った餡やこなしをつまみ食いしていたので、いざ本番になると結構食傷してました。(反省)

とりあえず、銘は『木陰の金魚鉢』、、、、なんてどおでしょう?

こうしていただくと、プロの菓子職人の技がどれほど芸術の粋に達しているのか実感できました。

餡の味ももっと洗練されているし。

餡を晒して味を上品に磨き上げることを餡を研ぐ、というらしいですが、今度は餡作りにも挑戦しようかな。←いささか図に乗りすぎ。

でも、とにかく、こうして季節の和菓子をいただける幸せhappy01heart04

日本人でよかったわぁ〜。

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こなしの上生菓子に挑戦を参照しているブログ:

コメント

いや~、お大事になさってくださいね。
わたくしはこれでも、例年より体調がよいようです。去年はすでにへたばってましたわ。
ほんまにまめでいらして。
そう、いつかご一緒に、老松さんの和菓子体験まいりましょうよ。あそこでは、へらで形をつける術?を会得出来ますよ。(なんちゃって)
お誘いしたき、遊びの予定ばかりつみあがりそうです。(笑)

すンばらしいっ!
何よりもすばらしいのは、しぇるさんのバイタリティheart02
↑ほんまにご一緒したいですね~ moon3

もちや様

食が時々細くなられるもちや様の気持ちがちょっとだけわかったような、、。こういう時、がんばって食べなさい、といわれるとつらいですね。
でも!すでに復活!ご心配ありがとうございました。
香道教室もいかねば、和菓子作りもしなければ、いやぁ〜こういう忙しさはいいですね〜。是非京都ブロガーさんに募集かけてくださいまし。涼しくなってからでいいですしbleah

あまね様

和菓子の会でいただく和菓子は芸術品ですが、それに遠くおよばないとしても、自分でもちょっと技を磨いてみたいです。自分で作ってはじめて和菓子作りの技術の価値がわかったりしますしね。
あんこを食べるてパワー充電できました。good

うわ~~暑いのに、蒸してひねって、マメやわぁ。
かいらしい飾りまでこさえはって、感動です。
今度お茶会するときは、しぇるさんにお願いしようかな♪

ぽん様

いえいえ、とても人様にお出しできるような物を作るにはまだまだ修行が必要です。(←おいっ!いつか人様に出す気かいっ!)
こなしと練りきりの違いを確認するのは長年の課題だったので、実際に作ってみることで納得できました。

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