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2008年6月

2008年6月30日 (月)

La Fiesta de junio(6月のパーティー)

ここは大阪堂島浜、オフィス街です。

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目指すはダイビル(矢印のところ)


大きな近代的ビルの谷間にちょこんとある風情ですが、これは大正年間に建てられた北浜レトロビル群の代表的ネオロマネスクのビルなんですよ。
残念ながら数年以内に壊され、新しく建て替えされます。

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この川向かいが移転してきた朝日放送(ABC)になります。えらい立派な建物たったな〜。
(昔はここに阪大病院があったんですよ〜。20年以上前かな〜?)


このダイビルの半地下にあるスペインレストラン、Cabo del Ponienteで、恒例のスペイン語教室のフィエスタ(パーティー)です!
梅雨のじめじめした気分を陽気なスペイン音楽と、おいしい料理でふきとばそう!ということで。

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el Ponienteグループはちゃんとした正餐をだすところからバル形式のカジュアルなタイプまでいくつかのお店をもつ大阪のスペイン料理といえば一番のグループです。



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なかでもこのCabo はフォーマルとカジュアルの中間ぐらいで、とてもおいしいので過去何度か利用していました。
スペイン語の先生がここの料理とカマレロ(ボーイさん)の感じ良さにいたくほれこみ、貸し切りでパーティーをひらくことに。
(壁にはお約束のハモンのブロック)



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開始のあいさつもあればこそ、みなさん食べる食べる!
生徒さんとその友人、家族、総勢60人くらいです。



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スペイン語を習おう、という人はやはりちょっと変わった人(!)が多くて、さまざまな経歴、職種で、とてもおもしろいお話が聞けます。


習おう、と思ったきっかけもさまざま、スペイン語を利用しての旅もいろんなところへ行かれている方が多いので、これもまた参考になります。
ちがうクラスの人たちとも知り合えて、またネイティブスペイン人4人と片言会話をして楽しみました。(1番人気は美人のアンダルシア出身、Maria さん。男性が寄ってきて寄ってきて、、^_^;)


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ふつうの簡単な食事をだすバルとちがってここは本格的なので、とてもおいしく、みんなあっというまに食べてしまいます。厨房はたいへんだったと思います。



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なんとなく戦場、と化している雰囲気わかりますか?
みなさん走り回っていました。


飲み物も赤白ワイン、シャンパン、ウーロン茶、それぞれ素敵なグラスで飲み放題。

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私も食欲の鬼と化していたので、お料理の写真、少なくてすみません。
これは大好きなトマトを使った冷製スープ、ガスパッチョです。


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そして次々と焼き上がるパエージャの大鍋!
これはカラコル(カタツムリ)のパエージャ。
見えます?カタツムリ。


飲んで、食べて、♪Viva Españaをみんなで歌って、いよいよお開きに。

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今日がんばってくれた若い厨房のメンバーにみんなで拍手!
とても感じの良い子達で、スペイン語もペラペラです。



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教室のスタッフとCaboの人たち
すてきなパーティーをありがとう!


梅雨のうっとうしい気分もふっとびました!


「CABO d EL PONIENTE」
−カボ・デルポニエンテ−

大阪市北区中之島3丁目6番32号
ダイビル1F 〒530-6591
Tel 06-6449-0023

2008年6月28日 (土)

李青さんで〜伽倻琴(カヤグム)

前回李青さんに行ったのは2月の雪の降る寒い日でした。
  → こちら 北村美術館には入れませんでしたが、ここは開いていて、よかった。

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さりげない李朝の調度と、野趣あふれる投げ込みの花、おちつく空間です。



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そして李朝の工芸や歴史に関する本がたくさんおいてあり、閲覧自由です。
北村美術館へ行けなかったぶん、ここでお勉強することに。(って、おいてある本を見ただけですが、、、)

もちろん、テーマは李朝工芸。
白磁、青磁、鉄絵、扁壺、螺鈿細工、書画、民具など多岐にわたりのっている本を熟読。
李朝家具についてももちろん、その本物のアンティークとリプロダクトの見分け方なども。

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ここのシンボルの李朝家具。
米櫃だったそうです。上の白磁がまたぴったり。思わずはっとして襟を正したくなる空間です。


本に書いてあったことですが、李朝家具の魅力は日本や中国の家具と違ってかっちり角まで整えられた姿をしてないこと、それがやわらかで人を包むような寛容さになっていると。
たしかに手に入れたバンダジは単に板を無造作に6枚組み立てただけ、、、というおもむきです。日本の指物師のつくる精密な家具とは違いますね。
こういう無造作な家具を貴族階級が使っていた、というのが李朝の精神を表しているような気がします。

そしてもう一つ。
前回来たとき気になっていたBGM。韓国の伝統音楽らしいのですが、どこか懐かしい、日本の古代音楽に似た楽曲。(オリジナルは韓国の方だと思うけれど)
その時はCDが売り切れで手に入らなかったのですが、この日は1枚手に入れました。
なんとあの琵琶のような不思議な旋律を奏でる楽器は「伽倻琴(カヤグム)」という韓国の琴だったのですね。
唐の国の箏が5〜6世紀、朝鮮と日本に伝わりそれぞれ伽倻琴と琴になったそうです。

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これもこのCD聞きながら書いています。
異国の旋律で、日本の音階とは全く違います。伽倻琴だけで演奏しているのですが、単調な音なのにとても懐かしい。大げさに言うなら太古の記憶を保存しているDNAが共鳴する、というか。


正倉院にもこの伽倻琴は新羅琴として保存されているらしいです。

伽倻琴についてはおもしろい伝説があるそうです。

昔中国の王が瑟(25弦の楽器)を二人の娘に与えたが、二人はそれの所有を巡って争い、ついに楽器を二つに割ってしまった。二人は国を追われたが12弦を持った娘は朝鮮へ、13弦を持った娘は日本へたどり着き、それぞれ伽倻琴と琴になった。

政治的にはしっくりいかない日・韓・中ですが、同じ起源の文化を持っているんだなあ、と実感。
朝鮮半島の歴史的要素をいうなら、このCDの解説の一文が心に残りました。


『中国の箏や日本の琴が多文化国家のミュージックシーンの一部となった今日でも、沈黙し続ける伽倻琴の声なき叫びは伽倻琴の来歴を韓国という国自体の歴史に反響させているかのようだ。』

そうそう、いただいたものものせておかねば。

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つめた〜い水正果(スジョンカ)
この味はまさに子供の頃駄菓子屋さんで飲んだ、ニッキ水!
ほんのり甘い干し柿入り。んまい!



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そして韓国蓬餅
あんこというより小豆そのもので和えた、といった感じ。
あっさりしています。


そう言えば春にいったソウルの韓尚洙(ハンサンス)刺繍博物館 でこれ似たものを出していただきました。


2008年6月27日 (金)

ざ、、、残念!あまりにも残念!

生来のせっかちで、よく考えず、行動をまず起こしては失敗!というのが私のパターン。
そういうところはなおしなさい、と小さい頃から親に言われ、結婚してからは旦那に言われ、行動の前にまず熟慮!と言い聞かせてはいるのですが、またやっちゃいました〜〜!思いこみと、よく調べもしないいい加減さで失敗を。
三つ子の魂百までとはよくいったもんだ。死ぬまでなおらんな、こりゃ、、、


で、何の話かというと、今日はちょっとおそめの昼から京都へでかけたのです。ある目的で。

今出川で地下鉄を降りると、薄いブルーの制服の警察官がうじゃうじゃ。ああ、きょうはG8外相会議があるのか〜と思いつつ、河原町今出川へ。ちょっと時間があるし、この前冬季休業中だった北村美術館へリベ〜ンジ!
、、、、、、って、9月9日まで、また休業中、、、という返り討ちにあいました。
いやいや、これはただの序の口です。

目的は河原町丸太町上ルのうつわのお店、草星さん。
何故かというと額賀章夫さんの陶展があるのです。

今年4月、大阪の帝国ホテルの近くのみやまというフレンチ・イタリアン創作料理の隠れ家的レストランで大切な方と食事をしました。その時、ここで使われている食器がすべて額賀さんのものだったのです。
(残念ながら、みやまは今月いっぱいで閉店するそうです。惜しい。)

独特の錆びたような粉引きで、フォルムも魅力的、お料理との相性もよく、これは一つほしいなあ〜と思う物ばかりでした。
(私の普段使いの器のベストは粉引き、焼き締め、染め付けなので)

うちに帰って額賀さんのHPを見ていると、なんと6月にあの草星さんで個展!これはいかねば〜!
4月の京都大骨董祭にいったあとで草星さんに行って、額賀さんの個展の日程を確認。6月末、ああ、次の大骨董祭とかさなってるわね、と思ったのが運の尽き。

確かに骨董祭は今日からですよ。でも、でも、、、

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なんで草星さんカーテンが閉まってるの〜〜??


そんなはずはないっ!と図々しく戸を開けてみると、オーナーさんが作品展示の準備をされていました。
「明日から特別展なので、今日はお休みなんですよ。」
置かれていた案内のはがきを見ると、確かに6/28→7/3 !

うっそぉ〜〜〜〜!!!

遠くから来たんです〜、期間中はもう来れませ〜ん、1日だけ早く売ってくださ〜〜い!
と、おもわず言いそうになりましたが、さすがにそんなおばさん度100%のふるまいはかろうじて、慎みました。


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はがきだけいただいて、ついに額賀作品は手に入れられず、すごすごと引き返しました。
くぅ〜っ!このプリーツのピッチャー、ほしい〜っ!!


ほんと、ちょっと、ネットで確認するだけでよかったのにね。
間違った思いこみの強さにまたまた自分であきれました。
何回やっても懲りないようです。でもまあ大きなミスもなくこの年まで生きてきたんだし、、、と前向きなところは評価できるか。(まけおしみです)

丸太町のバス停で脱力していると、さっきからあちこちに三々五々散らばっていた警察官が、車道を自転車で走っていたおっちゃんに、「そこ走るな〜!」と怒鳴っている。そんなに怒鳴らんでも、、、と思ってると、一瞬丸太町通りが空白に。
そして目の前をサングラスをかけたえらそうな外人(多分SP)をのせた装甲車みたいな車が数台パトカーにお供されながら御所の方に通り過ぎていきました。
G8の外相が乗ってたんだろうなあ。まあ、これ見ただけで収穫としよう。(どこらへんが?)


2008年6月26日 (木)

京焼のお茶碗

この4月、高校時代からの友人が茶道の正教授になったお披露目にお茶事を岡山で開いてくれました。そのお祝いに添えて桜の帯締めを送ったのですが、
  → http://blog.kansai.com/cheruprifre/248
    http://blog.kansai.com/cheruprifre/249

なんと、気をつかってくれて、お返しにこんな素敵な物をいただきました。


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京焼の茶碗です。
箱の中にはいっていた説明では山科にある「妙見窯」で焼かれた物で、今岡修三さん作陶、絵付けは奥様の今岡 都さん。


銘が「月に波」

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これです!


私の手で包むとやや大きいかな?というサイズで、落ち着いたベージュ色。
茶色の「月」の部分だけ釉薬をかけず、茶色の絵付け釉で塗って、その上に金色で青海波(私の好きなモチーフ)を絵付けしてあります。

最初、青海波ばかり目がいきましたが、箱に「月に波」とあるのを見て、ああ、これ、この茶色い部分は三日月の下半分だ、と気づきました。
書いてなければあやうく見落とすところ。わかる人は銘を見なくてもこの意匠、気づくのでしょうか?


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早速、お茶を点ててみました。
お抹茶の色と良く合います。
飲み口もなめらか。



Gbl2igng 細かい貫入(かんにゅう)も見所ですね。


お茶席でお道具拝見などやってますが、そんなに詳しく茶碗や焼き物の知識があるわけではありません。
道具の善し悪しについては、好きかキライかが判断基準になってます、私の場合。

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そうそう、御茶碗のおしりも見所、と先生が言ってました。
「妙見」の印。
茶碗の腰〜高台脇とよばれる下の部分だけにある、自然にできたと思われる釉薬の穴、釉薬の溜まりがなんとなく志野を思わせてここだけ違った景色。


まだ自分でこれ、と思って求めた茶碗はほとんど持ってないので、これは貴重な1碗です。とても気に入りました。素敵です。

ありがとう、京子ちゃん!
実は私の渋好み、よく知ってますね。華やかな絵付けの京焼も素敵ですが、私はこういうワンポイントがばしっときまって、あとは空白、というのが好き。

茶室開きの折りは(いつのことやら、、、^_^;)、必ずこれ使わせてもらうわね〜。必ず来てね〜。


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折しも、我が家の庭の白桔梗、咲き始めました。



2008年6月23日 (月)

元気でね、Freddie

猫の記憶力ってどのくらいなものなのだろう?

娘が1歳になるかならないかのころ、私は扁桃摘出の手術のため、1週間ほど入院することになり、彼女を岡山の実家に約3週間預けたことがあります。娘を迎えに行ったとき、すぐに飛びついてくると思いきや、おもいっきり後ずさりされ、けげんな顔で見られたことを思い出します。
しばらくしたら思い出したのですが、1歳児の記憶なんてそんなもの?とちょっと悲しかったりしました。

岩手・宮城の震災のため(1日も早い復興をお祈りいたします。)1週間のばしていたフレディの娘の元への旅を一緒にしてきました。
彼は娘を飼い主、とちゃんと覚えているのでしょうか?なにしろ3ヶ月ぶりです。
新幹線を乗り継いで計5〜6時間の長旅でした。

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東北新幹線・やまびこ
(実は東北新幹線はじめて。トイレにウォシュレットがついていたのに感激!)



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新幹線の中のキャリーバッグの中のフレディ。(運賃は手回り品あつかいで270円)
最初キャリーに押し込めようとすると何かを察したのか逃げ回り。
収容されるとしばらく鳴いていましたが、その後はじ〜っとおとなしく、鳴き声もたてず、長旅に耐えました。


駅まで迎えに来てくれた娘と久々のご対面!
認識はしたようですが、あたりがざわざわなので、耳伏せて緊張の面持ち。
ただちに新居へ。

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まずは知らない場所へ来たら必ず行く(あれば)押し入れの中の最上段でひきこもり。
うちへ来たばかりの時もさっさと押し入れの中にひきこもってたなあ、、。


でも自分のにおいがするのか、娘と私だけなので安心したのか、時々どすっと押し入れから降りてきて、あちこち偵察。そしてまた押し入れに逆戻り、、(^_^;)

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北海道からはこんだお気に入りのキャットタワー、懐かしいにおいがするのかすぐ、箱の中に入り込み。



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そうそう、あんたこのタワーの最上段でいつもねそべってたねぇ。



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6時間以上飲まず食わずなのに、だしてやったエサに見向きもせず、偵察と引きこもりをくりかえすフレさん。
(引っ越したばかりで散らかってる部屋ですみません←娘に代わり)



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やっぱり娘のことは大好きですりすり。



1歳児より、やはり3歳の猫の方が記憶力はいい、というのが私の結論です。

一晩過ごしましたが、うちにいるときみたいに、枕のそばにはよってこず、押し入れでひきこもったまま寝ていました。ただし、夜中になんどかトイレのためか、押し入れから降ってきましたが。
翌日フレディとお別れ。しばらく会えません。

うちですごした3ヶ月のことが帰る道々思い出されて、、、、


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階段の途中で目が合うと



Rkhh3lvt 手すりを飛び越えて寄ってきました。(手すりの上をあの巨体で歩くので、落ちやしないかといつもヒヤヒヤ)



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洗面所で顔を洗っていると必ずやってきて、水にちょっかいだしたり、こうして上から監視したり、



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トイレの中へもストーカーよろしくついてまわり、トイレ大好きなもんだから、あやうくいっしょに流されそうになったり、



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夜は必ず枕をシェア。
、、、というより3分の2はフレに占領され、私は首を曲げて寝ざるを得ず、肩こりに悩み、



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必ず私の視線にはいるところでくつろぎ、、、


家にたどりついて、ふとフレディの不在を思います。
トイレを開けても足下をすりぬける感触はなく、風呂からあがってドアを開けても、待っている姿もない。
洗面中も、水の音を聞くとまちかまえたように洗面台に飛び乗る邪魔者はもういない。

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プリ「そうね、いればいたでうっとうしかったけれど、、、」



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シェル「いなくなると、なんだかさびしいわね、、、」


猫でこんなに寂しいなんて、孫でもできた日にはどうなるんでしょう?
涙腺がちょっとゆるんでいるわたくしです。


2008年6月20日 (金)

三条通り・素夢子古茶家〜らん布袋

学生の頃河原町三条のアーケード街の終わりが頭の中では三条の終わり、、でした。アーケードの端からさらに西はそのころお寿司屋さんなどがぽつぽつあるさびれた感じの通りで、それ以上行こう、という気にならなかったのです。

先日三条を河原町から歩いて西へ、アーケードの向こうはどんなんかな〜?と思いつつ歩いてみると、、、、、えっ?ここ知ってる!石黒香舗さんや足袋の分銅屋さん、イノダコーヒー、、、そしてこの前来た文化博物館!
頭の中で河原町三条とそれ以西の三条通がやっと開通
なんちゅう空間把握能力の欠如!
よくこれで車運転できるな〜と自分でもあきれております。

三条通を西へ西へ。
烏丸をこえてお目当ては、、

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韓国お茶屋さん、素夢子古茶家さん。



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まず玄関のアンティークなドアに圧倒。
え〜っと、え〜っと、どうやって開けるのかしら?押す?引く?と思っていたらなんと、これ自動ドアになってました。



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中は李朝時代の民家、といったかんじ。ほの暗い広いスペースにポシャギのカーテンなどがゆれて、なにより荒々しいスサ(藁)が見える土壁が圧巻です。


タイムスリップして、100年くらい前の李朝時代のお家におじゃましているような気分になりました。

こちらはなんでも大きな帯問屋さんと韓国人の奥様が経営されているとか。
思ったより広い広い茶家です。

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カウンターは荒々しい板で、舟板を利用した物だとか。
ちょっと気になったのがこの蚕の繭ランプ。なにげにおしゃれ。



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おなかもすいていたので、冷麺をいただきました。
暑い1日だったので、酸味がさわやかでおいしかったです。特に大根の酢漬けみたいなのがぱりぱりと。



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のどもかわいたので冷たい五味子茶(オミジャチャ)を一気飲み!
これも酸味がさわやかな飲み物で、韓国伝統茶の中でははずせない。
コースターのポシャギにもこだわりが感じられます。



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そしてそして、ここんところマイブームになっている李朝家具のセンスの良い飾り方を学ばせていただきました!
バンダジです。




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薬箪笥。
この板の間の雰囲気もいいですね〜。
この奥に竹で編んだ壁のある小部屋がちらっと見えました。次回はあそこの部屋、入りたいな。



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このお店のこだわりはトイレにも!
こ、、これは、染め付けのトイレ!用をたさせていただいてよろしいでしょうか?と思わず言いたくなりました。


それに照明がうんとおとしてあるので、最初水を流すボタンがどこにあるのかわからず、

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もしかして、この柄杓で流すとか?
と、本気で思いましたよ。(^_^;



   素夢子古茶家 : 京都市中京区烏丸三条西入ル
               075-253-1456

素夢子さんを出てさらに三条通を西へ。


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堀川を超えたところに三条会商店街



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実はここははじめてです。堀川から千本通りまで800mの商店街。
この日はお休みのお店が多く、人通りはそれほど多くなかったのですが、自転車がすごい。通りの幅が広いので自転車が通行するのでしょうが、ちょっと危ない。
(大阪の天神橋筋商店街の方がもっと危険だけれど)



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ガイドブックにも良く出ているお店です。
らん布袋さん。

カナダ人のお茶人さん、ランディさんプロデュースの町家カフェです。
(先日あまね様もおいででしたね。http://blog.kansai.com/amaneroom/1941

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町家の奥の坪庭に蹲居がしつらえてあります。
写真には写っていないのですが、この蹲居の左側に、この狭い空間にうまく腰掛け待合いも作ってあるんです。


月に1回はここでお茶会も開かれているそうで、ぽん様も参席されているそうですね。
コンパクトな露地から、どんなお茶会がひらかれるのか、興味深々。
いつか参加いたしたいものです。

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さて、蹲居の後ろ、石灯籠のかげに見えますか?
布袋さんがひそんでいます。


店の名前もらん布袋だし、、、、


ランディさんのお写真を見て、納得。中国の絵にでてきそうな布袋さんのイメージですね。(^-^)

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ここにはすごく立派な階段箪笥もあります。
暗くて見えにくいですが階段の各段に布袋さんの人形がのっています。
なんだかユーモラスで、見てると自然に、にや〜と笑いが。



Umothykb 坪庭に面した縁側に腰掛けて抹茶チョコケーキをいただきました。
私にしてはヘビーなチョイスでしたが、完食!
歩きすぎて血糖値を手っ取り早く上げろ、と体が要求したので、、。



  らん布袋 : 京都市中京区上瓦町64三条商店街内
             075-801-0790

2008年6月19日 (木)

七代植治の庭〜岡崎・洛翠

京都岡崎あたりには大きなお屋敷や庭園が集まっているのですが、ここらへんのガイドブックを見ていて必ず出てくるのがこの人の名前。
七代小川治兵衛(通称”植治”)
現在も続いている造園業の植治さんの中興の祖で、明治年間に特に琵琶湖疎水の水を大胆に庭に引き込み、「池泉回遊式」といわれる様式の庭をたくさん作った天才的な庭師だったそうです。
岡崎あたりは疎水のお膝元ですから、彼の作庭作品がほんとに集中しています。

先日訪れた、並河靖之邸(七宝記念館)しかり、
   →http://blog.kansai.com/cheruprifre/261
無鄰菴、平安神宮神苑、何有荘(かいうそう・南禅寺の塔頭の中にあり、非公開ですが、ここのオフィシャルHPは必見!美しい!)、織寶苑(龍村美術織物所有)、白河院(今は私学共済の宿)↓

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碧雲荘(野村家別邸・非公開)、對龍山荘(非公開)、桜鶴苑(結婚式場になってます)、ウエスティン都ホテルの庭園などなど。

非公開のお庭が多いのですが、ここ洛翠は郵政共済組合の宿になっていて、500円でお庭を拝見できるのです。で、先日ちょっと行ってきました。

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外観です。お掃除中もしくは修理中のようですが、まわりから見ただけでも広大さがわかりますね。


元藤田家の邸宅で1000坪の庭園、、というからには庶民の感覚では想像もつきません。

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この庭の主役はやはり池です。
なんと琵琶湖の形を忠実に模したそうです。そしてやはり琵琶湖疎水の水を引き込んでつくられています。



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東山が借景になっていて、開放感もありすがすがしいです。



2tbzn5zv 平日のせいもあるかもしれませんが、庭園には私の他一人の人もなく、この景色を独り占めできました。

この季節なんといっても緑が美しい!
ただ他の方のブログで秋の景観もみたのですが、紅葉が美しく、これは秋もまたここを訪れねば!という気にさせられました。


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不明門(あかずの門)豊臣時代の作で、移築されたものだそうです。勅使門のようです。表にはバ〜ンと菊の御紋が。

この門の位置は琵琶湖で言うと瀬田のあたりにあたる場所にありました。


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少し色づいた紫陽花がきれいなのは琵琶湖大橋あたりに相当。ちゃんと1枚岩の橋がかかっています。


池をぐるっと回遊しましたが、苔の上、木陰、どこも塵一つ、落ち葉一つおちていないのです。すごく手入れが行き届いている、と感心しました。
この庭園はいまでも当代の植治さんが手入れしているとか。なるほど、さすがです。

近くの無鄰菴(旧山形有朋邸)庭園も同じく七代植治の庭ですが、人に聞いた話では京都市が管理しているため、手入れはいまいち行き届いていないとか。(自分で確かめてないのでなんともいえませんが、、)
やはりこういう広大な庭園を管理維持するのはなみなみならぬ体力と財力が不可欠なのでしょう。
景気が悪くなると、あっというまに企業も手放して、あっというまにつぶされてマンションなんか建つのかもしれません。
こういう文化的遺産に私財をつぎこめる中産階級〜上流階級が日本から急速にいなくなっている現実にさびしさをおぼえます。


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ちょうど長浜くらいの位置にある画仙堂。
ちいさな東屋みたいですが、280年前に中国から伝来した物とか。
今ではここで結婚式がおこなわれるそうです。



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このあたりの池の表には睡蓮がびっしり茂っています。



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じ〜っとみてると、睡蓮の葉の上を歩いてわたれそうな気がしました。


ときおり鳥のさえずりばかりが聞こえますが、よ〜く聞いてみると小さい滝の水が流れる音も聞こえてきます。
琵琶湖で言えば余呉あたりになるでしょうか、ひときわ水音が大きくなるので近寄ってみると、

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はい、ありました。これぞ琵琶湖疎水の水の取り入れ口!
ここからはるか琵琶湖の水はとうとうと音を立ててこの庭に引き込まれているのです。


この庭を造った小川治兵衛もすごい。そして天皇を東京に連れ去られた後の元気のない京都を再生すべく、この疎水をつくるため尽力した人々も偉い!

そんなことを思いつつ、ここをあとにしました。




ゆうりぞうと洛翠: 〒606-8434
            京都市左京区南禅寺下河原町67
           tel 075-771-3535  fax 075-752-3838

2008年6月16日 (月)

茶藝館 かぎろひ 

私の大好きなレトロタウン中崎町ではありませんが、そのほん近くに中国茶、煎茶をいただけるお店があります。

茶藝館かぎろひさん

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ちょっと小路に入ったところにあり、ついうっかり通り過ぎてしまいそうなたたずまい。
もとは駐車場だったとか。


実は最近、中国茶(京都岡崎・好日居さん
   →http://blog.kansai.com/cheruprifre/256
日本茶(→http://blog.kansai.com/cheruprifre/265
をおいしくいただいたり、お話を聞いたりで、ちょっと興味がわいてきたので、ここへも期待してやってきました。

最初中国茶を頼もうかと思ったのですが、メニューに
「限定産地の日本茶・和束町の煎茶」
とあるのをみて、これはこれを頼まねば!と。

なにしろ先日煎茶をおいしく入れていただき、貴重なお話も聞かせていただいた
 →http://blog.kansai.com/cheruprifre/265
日本茶インストラクターの松石さんは和束町の方でしたからね。

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お茶うけはフルーツの月餅にしました。(ここだけ中国式)
最初の1杯は煎れていただき、あとはキャンドルで暖めているポットから何杯でも飲めるのです。


煎茶の味、ちょっとだけわかりかけたような、、、。
和束のお茶をダシにお店のオーナーさんとお茶談義。
昔はほんのちょっと宇治の茶葉が混じるだけで、あとはよそ産でも宇治茶と標榜できた、という話では、ああ、松石さんも同じことを話しておられたなあと、、。
また、中国茶は間口も広ければ奥行きも深いとか。

お茶はいれる水、お湯の温度、蒸らす時間でまったく風味が変わるという話から、「だから狐草っていわれるんですってね。」と松石さんの話の受け売りをすると、「それははじめて聞きました。今後つかわせてもらいます。」って!(^-^)

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ここにお店をだして9年目とか。
狭いお店ですが町家みたいな雰囲気があります。
テーブルもみんなアンティークのようです。



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喫茶といえば、コーヒー、紅茶しか頭にありませんでしたが、こんな風に日本茶や中国茶の本格的なお店が増えているのはうれしいことです。
でも、家ではあんまりうまく煎れられないのは何故?




茶藝館 かぎろひ : 大阪市北区錦町2−11−103
        最寄駅: JR環状線天満駅から徒歩3分
            TEL: 06-6354-5645

2008年6月14日 (土)

岩手・宮城内陸地震

被災された方に心からお見舞い申し上げます。

東北地方は、今までは意識の中では遠く、知り合いも親戚も何の縁故もないところでしたが、今回はそうではなかったのです。

地震が起こったまさしく今日!
東北地方の某県にこの春から就職している娘のところに、2ヶ月あまり預かっていた彼女の猫、フレディを届けに行くはずだったのです。

朝、TVを見てびっくりしました。
阪神大震災のことをさっと思い出し、あわてて娘にメールを。
さいわい彼女のところは揺れたけれど被害なし、とのことでほっとしました。
ただ、東北新幹線はもう動かないだろうと思ったので、フレディを届ける旅は延期です。もうちょっとひとつ枕をシェアしようね。

被害にあわれた方の人数が増えていくのが心配です。
これ以上犠牲者が増えませんように。祈るような気持ちです。
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2008年6月13日 (金)

今日のお稽古〜アメリカ版・お茶会の工夫

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今日のお稽古の床の花です。
ホタルブクロと、、、



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チンシバイ(珍珠梅・ニワナナカマド)!
なんてかわいい花でしょう!

名前は知っていたけれど、実は見たのははじめて。この白い雪柳に似た花とまさしく珠のような蕾。ブライダルブーケにすると似合いそうです。


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主菓子はこの季節、ビワです。
あ、もちろん練りきり製ですよ。
本物の果物の枇杷に見えますが、、。


お稽古は2〜3年ぶりで四ヶ伝の台天目を。
(^◇^;)  しっかりいろいろ忘れてるわ、、、。

さてこの日、かつてのお弟子さんで今はアメリカの某都市在住の方が一時帰国され、ひさびさのお稽古に参加されました。
彼女はアメリカでも色々工夫してお茶のお稽古をされているそうです。
写真を見せていただきましたので、それを撮ってみました。


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絨毯の生活なのですが、そこに茣蓙を敷いて点前座に。
風炉先にみたてた小さい屏風?にお花もかわいく飾っています。
そして正面にど〜んと、、、



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そう!電気ポットをそのまま釜にみたてて、鍋の蓋を釜の蓋に!


これだけ見るとええ〜っ!?と笑えるけれど、よくみると、なるほど〜、どこでもお茶って点てられるんだな〜と感心。

侘び茶人の極地とされる丿貫(へちかん)は清貧を旨とし、道具を持たず、手取り釜一つで雑炊も炊けば、茶の湯もわかしたそうです。
そんな彼の逸話を思い出しました。


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盆点て。この鉄瓶はなんとアメリカで売られていた物だそうです。



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かつて日本に滞在し、お茶を少し習っていた、という近所のアメリカ人女性を招いてのお茶会。

茣蓙のランチョンマットをうまく利用しています。
お菓子も良質の和菓子は手に入らないけれど、井村屋のあんこの缶詰を利用して、お菓子も手作りだそうです。

「日本に帰ると和菓子がおいしい〜。」と、彼女。
いつでもおいしい和菓子がいただける幸せを再認識しました。

それにしても、おもてなしの心さえあれば、どんなところでも、いい道具がなくても、お茶の心にかなうお席ができるのだなあ、としみじみ思いました。



最後に先生のところ出入りの呉服屋さんに頼んでおいた夏草履、できてきました。

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パナマ底で涼しげな鼻緒を選びました。



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鼻緒は絽です。



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若い方が選ばれた鼻緒はこれまた、夏にぴったりの朝顔です。
キュ〜トheart

百万人のキャンドルナイト in 梅田茶屋町〜夏バージョン

昨年末に冬至の百万人のキャンドルナイト、大阪茶屋町編に出会いました。
 
  → http://blog.kansai.com/cheruprifre/187

あれは冬だったので、あたりはもう暗く、ろうそくの灯りは「ともしび」といった感じで、あたりをほのかに暖かく照らしていました。

さて、今日は夏バージョンです。先日西梅田でも催されたようです。

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まだ明るいうちに茶屋町阪急インターナショナルの前を通りかかって、おお準備できてるな、今日だったんだ、と気づきました。


2005年から始まったイベントで、冬至と夏至の日に2時間だけ、町の灯りも家の電灯も消して、キャンドルの灯りをともし、いろいろなことをゆっくり考える時間をもとう、というのがコンセプトのイベントらしいですが、詳しくは上のオフィシャルHPを見てね。
ただ単に、アート系学生やプロの若手アーティスト達のこしらえたキャンドルアートを楽しむだけでもいいと思うの。

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歩道にもロウソクの列ができています。


ただ夏なので、遅くまで結構明るいので、まだ黄昏のちょっと手前の時間ですが、

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少し暗くなるとこんな感じになります。
もっと暗くなると、もっときれいだと思います。


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明るいうちの飾り付け。


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灯りがともるとこんな風に。


冬は”ともしび”、、、でしたが、夏は”夏祭り”というイメージでしょうか。

若いアーティストおよびその卵達の作品を並べてみます。
少しでも雰囲気が伝わればな〜と思いつつ。

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ペーパーバッグの灯り



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テーブルセッティングとキャンドル



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これは「不思議の国のアリス」というイメージ



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あ、やっぱりカメヤマローソクも協賛なんだ。
仏壇ばかりに使われていないぞ、というイメージアップ作戦か?



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カラフルな灯りも彩度をおさえて、幻想的な雰囲気に



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うずまき。
なんだか、お寺の献灯台思い出しました。



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紙袋でできた夜の町、のイメージ。
絵本のなかにでも出てきそうな町ですね。



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ロウソクの揺らめく灯りには猫の妖しさが似合います。
これは猫好きのアーティストだな。


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しばし足をとめてユラユラゆらめくロウソクの炎を眺める。

ふと感じる柔らかい火の熱と、大好きなロウの燃える匂い。
私はエコのことを考えるでもなく、人や自分のことを考えるでもなく、そう、なんにも考えなかった。一瞬の空白。無心。
う〜ん、禅宗の悟りの境地に近いのでは?と思ったり、一種の催眠術にかかったような、不思議な感覚でしたね。
また、お家でも電灯を消して、ロウソクの灯りをともして時間をすごしてみようかな。

2008年6月11日 (水)

樹木希林さんのお召し物

今日の昼休み、なにげにつけたTVで樹木希林さんが出ておられました。
その素敵なお召し物に目が釘付け!

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お着物自体はむしろ地味なグレイの小紋だと思いますが、このビビッドな半襟と、同系色の帯がなんて素敵にマッチ!


私より幾分年上の方ですが、こんな半襟の色を選ぶなんて私の発想ではありえない。
なのに面積にしてほんのわずかの半襟が、この地味目の着物をぐ〜んとあざやかに印象づけています。

帯も自分ならまず手を出さない色ですが、こういう使い方が年配になってもできるのね、とうれしくなりました。

帯揚げ、帯締めも小物ながら全体の印象を左右する力があると知ってはいても、いつも無難な色あわせに終始しているので、このコーディネートはお手本になります。

いや〜、着物の世界は奥が深いわ。高い着物なんかなくても、ちょっとした小物の使い方がおしゃれのレベルを決めるんですね。

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ぴしっと全体を締める黒の紗?の羽織もすばらしい。



個性的女優さんですが、決めるべきところはビシッと決めるのはさすが。
脱帽です。


<おまけ>
いつも玄関にすてきに投げ込みの花を活けておられるお家。
今は西洋紫陽花です。

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花びらの1枚1枚にギザギザがあって、まるでレースのようです。
眼福でございました。

2008年6月 8日 (日)

桑小卓のお稽古

風炉の点前の勘をとりもどしてきました。
今日は桑小卓を使って薄茶と濃茶をそれぞれ。


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お花は、またまたたくさんの種類活けです。
全部名前を書き留めておかなかったので、忘れました〜。
わかるのはツキヌキニンドウ、キンシバイ、シモツケ、、、


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ちょっと季節外れの白山吹です。
白山吹、1株ほしいのですが、黄色の八重山吹ですら花が咲かない我が家の庭では無理。


仙叟好の桑小卓は風炉にも炉にも使えるらしいですが、なんとなく6月にでてくるというイメージが。

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3層で総飾りでは地盤の上に平建水、その中に蓋置きを仕組みます。
平建水が夏らしくていいです。(写真はありませんが)

ふと、気づきましたが、この柄杓の合ってうつぶせだったのでは、、?
(_ _;)  

この水指が夏らしくて涼しげ。
何焼きかは不明。海鼠秞のようですが、先生が古道具屋で気に入って手に入れはったものとか。

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最後、水次で水を差すため棚からおろして蓋を開けてうっとり、、
水指の底に釉薬でできた気泡がいっぱい星のようできれい!

お点前をほおりだして、先生に許可をもらって写真を。^_^;
稲葉曜変天目でお茶を飲んだ人が茶碗の底に広がる宇宙の星を見たときの驚きと感動、、、、、その何(万)分の1かを味わった気分です。(そんなたいそうな、、)

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お干菓子は松江一力堂の「姫小袖」
和三盆でほろりとした餡を包んだ上品なお菓子です。
さすが松平不昧公のおひざもとのお菓子です。
このお菓子は松平家御用達で、他の場所で売ることを禁止されたので、お留め菓子、というそうです。



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そろそろ名水点ても行われる季節、全国の名水の名前を染めた茶碗。
これもおもしろいです。
ちなみにこの中では京都西方寺の利休の井戸しか、知りません。


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京都醒ヶ井六条のは佐女牛井(さめがい)だそうです。



着ていくお稽古着はやわらかもんの単衣をあまりもっていないので、悩むこともなく紬にしました。
帯は東南アジアあたりのイカット織りを帯にしたもの。
帯揚げあたりでおしゃれできたらいいのですが、、、、

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2008年6月 6日 (金)

水無月閑話

例年より早い梅雨入りでしたね。
雨はきらいではないけれど、通勤がね。駅まで15分くらい歩くと足もバッグもびしょびしょで、、、。
5月後半から公私にわたり忙しくてばたばたしてます。
でも、ふっと力が抜けて和むひとときもあります。

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去年からこつこつチクチク制作中のキルトトップ、ラティスまで完成!
まだボーダーをつけないといけないのでできあがりはまだまだ先ですが、着実に前進。

写真を撮っていると必ずひやかしにくるフレディさん。
頼んでもいないのにキルトの重しになってくれています(×_×)


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フレディはあと十日ほどで娘のところに帰るので、もうすぐお別れです。
やっとプリともなんとなく仲良しになったのにね。
(けんかはまだしょっちゅうしますが、、、)


さて先日京都のリニューアルオープンしたグランピエ丁子屋さんで買ったトンケ(賽箱)、届きました。
 → http://blog.kansai.com/cheruprifre/266

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つやつやして深いいい木の色です。
こじんまりとした大きさが気に入っています。

古伊万里など似合いそうなんですが、残念ながらもっていないので、現代の九谷焼の祥瑞のお皿をのっけてみました。
まあ、雰囲気はでてますかね?(うしろの壁のきちゃなさはスルーしてください。)
用の美というのか李朝家具はほんとに簡素で美しい。
ひところはヨーロッパの家具にあこがれてたけれど、天井の低い日本の家屋に合うのはやっぱり和家具や李朝家具だな、と歳を重ねてきてそう思います。

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うちの庭では、この季節、とっても小さいかわいいアオガエルが出没します。
そうそう、この季節にだしておかないと、、、ひっぱりだしたイチイの木彫りのほおづきとカエル。


ほおづきがこの大きさだととっても小さいカエルですね。
柄にのっても、ほおづきが動かないくらい軽いカエル。


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かえるの足の小さな吸盤がかわいくて数年前買ったものです。




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先日、鳩居堂で買った聞香炉に菱灰(菱の実を燃やして作った灰で、明るい茶色をしています)ををいれてみました。
ご丁寧に灰押さえまで買ちゃったし、、、


銀葉や銀葉挟みまで買ったのですが、香木が高くてまだ手に入れていません。そこで

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京都の便利堂さんで手に入れた、源氏物語にちなむ印香を焚いてみました。


これも立派な日本のアロマセラピーですね。気分が鎮静化されます。
線香型の簡便なお香もいいですが、時にはこんな風に香を焚くまでの手間を楽しむのもいいですよ〜。


2008年6月 3日 (火)

実山椒

恥ずかしながら、この歳まで青い実山椒を調理したことがありませんでした。ウナギの蒲焼きには山椒の粉は欠かせないし、塩昆布の山椒は大好きだし、、、、。でも青いままの山椒ってどう扱っていいものか知らなかった、というより、自分でどうにか出来る物だとは考えてもみなかった。

ところが先日秦家での和菓子の会 
     → こちら の折り、購入してサインまでしていただいた秦 めぐみさんのお料理の本、「京の町家 おりおりの季節ごはん」、この中に実山椒の冷凍保存前の処理の仕方がでていたのです。この本は、古い大きな町屋の四季の写真や、歳事の写真が満載で、その季節折々のごく普通のごはんが、またなんでもないのにおいしそうで。

さらにグッドタイミングで京町家・風の会の「おぞよの会」のテーマが実山椒の下処理。
ブログで拝見して、これはもう、山椒を買うしかない!


2jttuudn と、言っても二人暮らし。そんなにたくさんはいらないし、、、と小さい200円くらいのパックを買ったのですが、、、。
柄から実をはずしてもはずしても、ちっとも未処理の実が減らない。
これで約半分、柄をはずしたところ。
まだまだ残っています。


ここらへんで挫折しそうになりましたが、昔の人はこういう丁寧な仕事を地道にやっていたんだ、と思い直し、腹をくくって山椒のザル、パック、新聞紙を持ってTVの前へ。
そう!ながら族でやれば処理もまた楽し!

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柄をとった山椒をざっと熱湯にくぐらせて、



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青々としたところをさまして塩でもみもみ。



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1回分を小分けして、小さなジップロックがあればいいのですが、なかったのでラップで包んで大きいジップロックへ。
そのまま冷凍保存。

これで1年分の山椒は保存できました。
でも、あれ?どうやって使うのかしら???

秦さんの本では、寿司飯に混ぜたものが出ていましたが、他にいい使い方があったら教えてくださ〜い。

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とりあえず、炊きたてのご飯に混ぜてみました。
山椒が好きな人にはたまらない、と思います。暑い夏など食欲が落ちたときにもいいかも。
私はご飯がすすみましたが、旦那は「舌がしびれて他のおかずの味がわからん。」
(^_^;


秦さんの本ではぬか漬けを「どぼ漬け」というとか。
ぬか床の手入れは大変で、失敗の前科がある私ですが、本には「気負わないで一夏楽しめればいい、くらいの気持ちで」と書かれてあり、そうだ!そう思えばいい!と、
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買った即席ぬか床。
このタッパーに入ったまま売られている物。


ちゃんとしたぬか床をお持ちの主婦の方は眉をひそめられるかもしれませんが、けっこうおいしくつかるんですよ。これ。

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キュウリ、茄子、ミョウガを早速漬けて食す。


んまい!
ご飯がすすんでちょっと危険です。
若い頃より、こんなごはんが好きになりました。