フォトアルバム
Powered by Six Apart

« 2008年4月 | メイン | 2008年6月 »

2008年5月

2008年5月30日 (金)

下京綾小路界隈〜寺町丁子屋

和菓子の会の前後、秦家の周辺の下京界隈〜表屋造りの大きな町家が残るあたりを散策しました。

Tjmkil60
ここには秦家と同じく、京都市指定有形文化財の有名な杉本家があります。祇園祭の時の伯牙山のお飾り所になっていて屏風祭もあるそうですが、普段は非公開。でも杉本家保存会に入会すれば予約拝見できるそうですよ。



目的はそのお向かいの三丘園。宇治に本社のあるお茶屋さんがだしてる町家の日本茶カフェです。

Ryfbuq6k 「抹茶プリンあります」「抹茶わらび餅あります」の看板がなにかなつかしい。
チャリンコがとめてあるのもどことなくのどかな雰囲気。


ここは結構有名なのでいろんな雑誌などに取り上げられていますが、それにおごることなく、気持ちの良い接待をしていただきました。

お茶のお稽古にいつも使っているのが
「お詰めは?」「三丘園でございます。」
なので、一度来てみたかったのですが、私たちが使っている三丘園のお茶は大阪池田市に本社があるお茶屋さんらしく、、、どうも関係ないような、、、(^_^; あれ〜〜??

51iwlhvr
表の格子戸のうらに色ガラスが市松模様にはめこんであるのがここのシンボルです。やわらかな光を通してみるときれいです。
ちなみに表からはこういう仕掛けになっていることが全くわかりません。



Nyursuu6

これまたすてきな坪庭です。
この奥にも座敷があって、さらにその奥にはなんと土蔵まで残っていました。



W2kxr_j2
いただいたのは抹茶わらび餅と煎茶のセット、ほうじ茶のケーキ付き!

抹茶わらび餅はわらび餅というより抹茶ムースといった感じ。
ほうじ茶のケーキはいまいち、、、??なお味。ほうじ茶をケーキにする、というアイデアは買いますが。
煎茶はさすがお茶屋さんのものだけあって、おいしかったです。
ここでゆっくりまったりできました。
お会計をしたあと、厨房が町家の走り庭をそのまま利用しているようだったので、のぞかせてもらいました。

Tc02isqz

お約束の(!)火袋も美しかったです。




京都 三丘園
京都市下京区綾小路通新町西入矢田町
075-351-3361


Gqgxsnmz
この近くにはこれまた同じく京都市有形文化財の長江家もありました。ここも非公開ですが、祇園祭の時は前に船鉾がたち、屏風祭もおこなわれるとか。


昔まだちいさかった子供達と船鉾に登った記憶があるので、きっとここには前に来ているはずなんですが、お祭りの時と普段の時ではまるで雰囲気がちがうのですね。

立派な表屋造りの大規模な町家ばかりでなく、もう少し規模は小さくても立派なかまえの町家も点々と残っています。

Lwl2vxol
この2軒を写真に撮っていたら向かいに住んではるとおぼしきおばさんに「なんとか2軒だけ残っとるけどな、、、」と言われました。

多分ちょっと前まではこのあたり、立派な町家がずら〜っと一文字瓦も美しく、軒を連ねていたんでしょうね。目をつぶるとその景色が目に浮かぶようです。
ついでに「やっぱり着物姿はええな〜。」とほめられ有頂天heart
洛中ど真ん中の人にほめられると格別にうれしいわぁ。


さて、下京を離れ、もう一つの目的地寺町二条。
ここになんと、な〜んと!
1月来てみて、いきなり無くなっていたアジア家具雑貨のお店丁子屋がちょっと離れた場所にリニューアルオープンしたという情報を手に入れたのです。
丁字屋さんは昔本屋だったという築100年の蔵もある大きな町家で、ガラスの入った大きな戸をがらがら開けてはいるといい雰囲気のお店だったのに、来てみるとなんと全くの更地に!
お店自体もさることながらあんな立派な町家が消滅したことがショックで、、、
   → http://blog.kansai.com/cheruprifre/214

町家はもとにもどりませんが、お店の方は今年3月名前も新しくグランピエ丁子屋として元の場所の近くにオープンしていたんです。


Acfaowpy
写真ではわかりづらいですが、ここも町家なんです。前の店に比べると規模は小さいですが、ちゃんと火袋もあるし、町家の構造をしています。

元の店からの退去を求められたのも突然なら、新しい場所でのオープンの話も突然でお客さんに知らせるいとまがなかった、とスタッフの方。

お店は以前とちがってトルコ〜西部アジアの雑貨が多いのですが、2階に行くとありました、ありました!李朝家具の数々。バンダジ、ソバン(小盤)などなど。
ここができているのをしっていたら、わざわざソウルからソバンをかかえて持って帰らなくてもよかったのに〜。
そして2階に上がる階段のつきあたりにあったかわいいトンケ(賽箱、銭函)。大きさといい、深い色合いといい、艶といい私の好みにあまりにぴったりで、躊躇無くお買い上げ。
これをさがして、京都の李朝家具専門の骨董屋を2〜3軒あたったんですよ。あるんですよ。あるんですけれどこれが馬鹿高い!なのにこれはその約3分の1のお値段でした。(骨董屋ってぼってるのかしら?)
来週届く予定で写真はアップできませんが、参考までに以前バンダジを買ったお店の写真を。


I52eerhf

バンタジ(半閉)の上に乗っている小さい方がトンケです。
私が買ったのはもう少し小振りで艶ももっとありました。


上に古伊万里のお皿なんかのせたらきっと映えるな〜。(古伊万里なんて持ってないけど、、、、、)



グランピエ丁子屋
■京都市中京区寺町二条上ル
常盤木町57
Tel./Fax.075-213-1081

2008年5月25日 (日)

皐月の京都・和菓子の会〜秦家にて

1回目、上七軒のまつひろ商店さんで→http://blog.kansai.com/cheruprifre/162
2回目、京の名町家の一つ、吉田家で→http://blog.kansai.com/cheruprifre/221
3回目の参加になる京都・和菓子の会、皐月の会は、これも吉田家とならぶ名・京町家、太子山町の秦家にて。
この会は、毎回おいしく美しい店頭に並ばない創作和菓子をいただけるだけでなく、滅多に入ることができない建物を会場にされるので、楽しさも2倍なのです。

T1npkapi
秦家(油小路仏光寺上ル)はかつて小児薬・奇應丸で有名な薬問屋でした。
明治2年に建てられた表屋造りの立派な町家です。


今回、有名な(?)京都ブロガーさんのぽん様にお目にかかることができ、ご一緒させていただきました。
(はじめてお会いするのに、お人柄と、豊富な話題でとても楽しくお話しさせていただきました。ありがとうございました。)

K7gkz8ls

ぽん様、すてきなお着物姿です。
(看板はかつて薬問屋だったころのもの)



Ftzhaifb
店の間のあちこちに、「太子山町奇應丸」のレトロな看板が残っています。



2rtijbsv
玄関庭。
この凝縮された庭空間が町家坪庭の真骨頂ですね。
ええな〜。



Tjscks3o
待合いにもなっている店の間で、たばこ盆とともに商家の人になったつもりで1枚。
(ちなみに今日は藍大島にゼンマイ織りの紬の帯です。
帯揚げは絽で帯締めも一足早く、夏物にしてみました。)



Vhyn0pkw
ぽん様はウールの紬に個性的な朱の帯がとてもお似合いです。
こちらも格子をバックに1枚。



O1zyig5p
これも店の間にあった、奇應丸の看板でしょうか。
立派!!歴史を感じますね。



Rr2ijx0b

さて、会場となった奥の間に通されると、そこがまた陰影礼賛の世界、、、、lovely


昨夜来の雨がちょうど今日はあがって、まことに緑が最高に美しいシチュエーションです。うっすらと暗い室内とのコントラストがこれまた見事で。

O0v5eguk

本日お話をしてくださったお三方です。
左から和菓子の会の中川さん(酢屋千本銘木のお嬢様でもあります。)、秦家のお嬢様のめぐみさん、そして和束町のお茶の生産農家から日本茶のインストラクターでもある松石三重子さん。


松石様は先日私が行き損ねた風の会例会で、玉露の話とその煎れ方の実技指導をされた方でした。

本日はご自身でブレンドしてくださった和束の煎茶の新茶荒茶(製茶する前のつみたての茶葉)をいただきました。そしてお茶のお話。
とてもお茶を愛していて、ひとりでも多くの人にお茶のおいしさを伝えたい、という気持ちがひしひしと伝わってきました。


Fetnddls
そしてまずは最初の一滴で飲む人に感動を与えたいと、心を込めて煎れていただいた煎茶の一煎目です。


色は普通の煎茶よりうすく、黄色がかっていますが香りがまたすばらしい。
摘み立ての青々としたお茶の香りです。味がまた、これは未体験の味。グルタミン酸のこくのある味で、いつも飲んでいるお茶とはまったく別物でした。
2煎目、3煎目はやや熱めのお湯で。
これはいつもの上等な煎茶の味です。
お茶は煎れ方、水、お湯の温度でまったく味が変わってくるため、「きつね草」とも呼ばれることをはじめてうかがって知りました。

さてさて、本日の主役のお菓子は、二條駿河屋さんの創作菓子で、秦家のお庭を彩る花や植物がテーマです。

A464ygn8

ガクアジサイ。
秦家にはガクアジサイがあり、咲き始めは白く、時がたつにつれ真っ赤になるそうです。
これはその様子をうつしたきんとん。



中は粒あんです。私は粒あんはしつこくてあまり好きではないのですが、京都の上生菓子の粒あんは晒し具合がいいのか、少しもしつこくなく上品な味なのにいつも感心します。


W5u65cri
これはぽん様の錦玉の楓。
庭には見事な楓の木があります。


ぽん様と半分ずつ交換していただきましたが、これがまた梅酒のいい香りとお味で。錦玉も甘いだけでしつこい市販のものもありますが、これはほんとにさわやかなお菓子でした。


G0xsxl7c
これは落とし文。
葉っぱをまいて卵をうみつけるオトシブミという虫の幼虫のゆりかごです。
ちょうど文をしたためたあと、くるくる丸めたように見えるので、こういう名前がついたそうです。



4ixrhwx7
さきほどまでいただいていた煎茶の茶殻がでてきました。
口に含むと昆布のようにプリプリしてほんのり茶の香りがします。

これは刻んでポン酢をかける、ご飯にまぶして茶飯にする、かき揚げにする、、、など捨てずに料理材料になるのだそうです。これもまた目からウロコ。

おいしいお菓子とお茶をいただいた後は秦家のお庭を間近で拝見。

1wvqkdia
美しく手入れされた庭は落ち葉一つ、雑草一本もありません。
いいな、いいな、こんな庭欲し〜っ!
と心底思いましたが、こんなにきれいに維持するためには、とんでもない手間ヒマ労力が影でなされているはずです。
愛情をもってお世話されているのでしょう。



そういう意味では、私にはこういうお庭を持つ資格はないのかもしれません。

Ezox7ccx
濡れ縁。
そもそもこういう町家に網戸はなく、夏は蚊との戦いと思われます。
町家に住むにはほんとに強い意志と覚悟がないとダメですね。


秦家のお嬢さん、めぐみさんが今年本を出されました。
商家で大家族のおだいどこを切り盛りした母上やおばあ様からうけついだお料理と四季折々の年中行事のエッセイ。
 →「京の町家 おりおりの季節ごはん」


Fu6cigur
1冊求めてサインをしていただいたついでにちゃっかり2ショットも撮ってもらいました。
(なんてミーハー)
美人のめぐみさんはそのまま、横のお見苦しい顔はぼかしときました。


秦家は10数年前から一般公開し、見学者やイベントの受け入れをしてその保存、維持につとめておられます。
”こういう形でみなさんのお役に立てばうれしい。”とめぐみさん。
たくさん苦労もおありかと思います。それをぐっと胸に秘めての、秦家の当主としての覚悟をかいま見た思いです。(これぞ京女!)

本を読んで、みんな昔はこういうふうに、季節を感じて歳時記通りに衣食住にわたり、ていねいに暮らしてたはずです。いつのころから日本人の暮らしはたくさんのいいものを失ってしまったのやら。

1j_6vl08
五感が満足したひとときの後、秦家をあとにする時、今日のお菓子のテーマでもあった、ガクアジサイが玄関にひっそりと、凜と活けられてあったのに気づきました。



2008年5月24日 (土)

お茶のお稽古〜長板二つ置

いつもはお稽古、着物ですが(袖の感覚をつかむのは大切です。)今日は1週間の疲れが出たせいかちょっとのつもりでうたた寝して、目が覚めたらすっかり遅くなってしまい、あわてて洋服のままで。
せっかくの着物着るチャンスを無くしてしまいました。とほほ、、、


Enp81q3z

床のお花です。
蛍袋、シモツケなど
(あとの花は名前がわからん、、)



Klsbi4zh

お菓子は”紫陽花”きんとん。
形は箸でちょっとつぶしてしまいましたが、色がいいですねぇ。
赤とも青ともつかない紫陽花の微妙な色の変化をつかんでいるというか、、、。
上に乗ってる寒天の露もまた涼しげできれい。


そろそろ寒天や葛のお菓子も登場する季節です。


Ppimydgw
風炉の季節になって、ようやく頭のモードチェンジもできました。
この日は長板二つ置の濃茶のお稽古。



長板は竹の蓋置きを使います。棚物と同じで湯返しがいること。
格としては行になるので、水次は板と平行に置くこと、仕覆は建水の上に置くこと、などなど。、、、、、すっかり忘れてるわ。(^_^;

茶杓の銘は”コクリコ”にしました。
与謝野晶子の
  
  ああ皐月 仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟(コクリコ)われも雛罌粟 
              
    *Coquelicot(コクリコ)・・フランス語で”ひなげし”
から、いただきました。
   
Ibufvnei
これはNさんが練った濃茶の飲みきりのあとです。
きれいに練れていて、これぞお茶〜という味がして、おいしかったですよ。



3jtz5bxl
水指は染め付けの青がすがすがしく、中に小さい赤い金魚などいれてみたら映えそう、と思いました。


と、言うのも、もともとこれは水指ではなかったそうです。手あぶりかなんかだったようですが、こういう見立てもいいですね。

お稽古の後、古道具屋さんがもってきたという棗を見せていただきました。

Nwm_xuln
芽張柳棗・中村宗尹作


出世柳ともいうそうで、表千家のほうのお好みの意匠だそうです。芽吹いたばかりの柳の芽を表しているもの。若若しく、これから伸びていく、という勢いを表しています。

Jjilupwb

蓋をあけてびっくり、きれいな朱色!
お茶の緑が映えそう。



7crjhrxg

もう一つは反対に長寿をことほぐ意味がある、老松蒔絵棗


置き上げに近いくらい金を盛り上げた上、松の葉、幹の鱗状の樹皮まで細かく描かれています。
ただやや重たい感じがするので、私の好みとしては、やはり軽やかな柳の方に軍配が。
いい物を見せていただきました。
(ちなみにお値段もリーズナブルで、濃茶をたてられたNさんが二つともお買い上げでした。)smile

2008年5月20日 (火)

中京界隈〜便利堂〜Yukei Salon de The

Darazu1l

文化博物館をでたあと、三条富小路の絵はがきギャラリー京都便利堂さんへ。

約1000点もの美術はがきが並んでいる様は壮観です。ミュージアムショップでないと売っていないものもここで買えます。

ただあまりに多いと、どれを買っていいものやらわからなくて、、、、

Laprwbtb

色々悩んだあげく、眺めていておもしろいな、と思った歌川国芳のシリーズ(+応挙の子犬)をもとめました。


日本漫画のはしりともいえる国芳の浮世絵は猫やら金魚やらを擬人化して、ユーモラスかつ皮肉っぽく描いていておもしろいだけでなく、線がとてもきれいです。

Hstnjeyj
これは金魚擬人化シリーズの1枚で「金魚のさぼん(シャボン)売り」
見てるとふと、頬がゆるみませんか?



8cdqqn18 さらにクリアファイルの便利なA5,A6サイズを。
このサイズ、振り込み用紙などをはさんでバッグに入れるのに便利な大きさなんです。
ついでにお気に入りの高山寺鳥獣戯画のシールも。


Xsnw7ahm

さらにこんなものまで!
どこに押そうというのか、このスタンプ。
でも、ぺたぺた押してるとなごんできます。
(^_^;)


そこから姉小路麩屋町のYukei(遊形)Salon de Theへ。
ここはいわずとしれた俵屋旅館プロデュースのカフェで、昨年秋に同じく俵屋オリジナルグッズを売っているギャラリー遊形の近くにできたばかり。

ここも小さな町家を改修してできたこじんまりとしたカフェです。

俵屋旅館へは昨年秋、両親と泊まりましたが、
  → http://blog.kansai.com/cheruprifre/152

Xqnhani5




Ruxlqozg

大きなガラス越しに坪庭を眺める、というこのスタイルは俵屋旅館の女将さんの今は亡きご主人の書斎(入ることができます)のスタイルを思い出させます。

http://blog.kansai.com/cheruprifre/153

Sqzuvguv

テーブルをはさんで下もガラスになっていて、下植えのツワブキなんかも楽しめます。



Mljhze4b


つきあたりの壁のうえが実は火袋になっています。
インテリアもさすが俵屋さん、という感じですてきです。


俵屋さんといえば、ギャラリー遊形もそうでしたが、スタッフの接客態度がとにかく天下一品でした。値段は高いにしても、こういう旅館には経営難に陥らず、ずっと存続して欲しいと思います。(あまり利用できないにしても、、、^_^; )

Zanvtkn0
わらび餅煎茶セットをたのみました。
俵屋旅館に着いてまずでてくる特製わらび餅と同じわらび餅です。
俵屋特製和三盆もついてます。


わらび餅は黒蜜味でとろとろおいしい〜。

ただ!
お値段も俵屋仕様です。(↓ 下図のMenu参照)
ちょっと気軽にお茶飲んで、、、というわけにはいかない料金設定。
ここがいまいち不満です。


Cc_c0k1s



2008年5月18日 (日)

中京界隈〜源氏物語千年紀展

岡崎から地下鉄で中京へ。
お昼時だったので、前から行きたかった姉小路、境町筋の町家のお昼処、光泉洞寿みさんで、ランチ。
W80ujuts

あたりは町家がたちならぶ界隈です。
観光客も多い中、ここは近所で働くサラリーマン達の普段のお昼処にもなっているようです。


Ldkxbty6
日替わり定食いただきました。
この日は鶏の唐揚げがメイン。白菜のぬか漬けがおいしかった!


ここは生麩田楽が有名らしいので、次回はそれにチャレンジしよう。

ここを出て、お隣は光泉洞さんプロデュースの和のセレクトショップ京都屋さんで、もちや様お勧めの、

Ygojnx8x 吉田茶園さんの煎茶おくみどりを買って、


三条高倉の文化博物館へ。

源氏物語千年紀展を見に。
今年は源氏物語が宮中で読まれるようになってから千年だそうです。
平日のお昼とあって、シルバー世代の方が多かったです。

高校時代、古文が好きだった私は源氏や枕草子の世界に憧れて、へたくそながら、和歌など詠んでおりました。十二単のマンガを描いたりもしてました。でもでも、現代語訳ですらむつかしく、いつも「須磨」「明石」あたりで挫折しておりました。

それをはじめて円地文子の現代語訳で読破したのは30代はじめのころ。
特にこの世の頂点を極めながら、けっしてしあわせではない光源氏の中年以降の姿がしみじみと胸をうちました。これはある程度歳をとらないと理解できないと思います。だから読破までに10数年の月日が必要だったんだ、と思いました。
華やかな前半だけでなく、この後半があるから、源氏物語は世界の人の心を惹きつけてやまないのでは?

さて、展示ですが、美しい源氏絵屏風などもありますが、古文書などが多く、ちょっと地味な感じ。
徳川美術館のハイテク技術で染料を分析し、それを復元した目もくらむばかりのあでやかな源氏物語絵巻を見た私には、ちょっ〜〜〜と物足りない。
皆様はどうだったでしょうか?

展示は3・4Fですが、6Fでやっていた十二単の展示(無料)の方がおもしろかった!

Qeaww_xt
こんなんです。
文で読んで想像するだけだった襲(かさね)の色目を実際に見ることができました。



Nvwyytoz

美しいです〜。
けれど、
宮中で正装する日は真夏もやっぱりこれだったんですかねえ、、、
想像を絶する。重そうだし、、。



Qcf7tkgf

一番上に着る唐衣(からぎぬ)の仕組みと、よくわからなかった裳(も)の質感がつかめました。でもあの裳(後ろにたらしている白いスカートみたいな布)って、ちょっとけったいです。なんのためにこんなのを引きずっていたのか、、?


そしてず〜っと疑問だった唐衣の襟。
あれはいったいどうなっているのか?

Rxhd6p7l

これが正解。
ふつうの着物の襟とずいぶんちがいます。
へ〜、こんなんだったんだ。


この隣の部屋で十二単試着体験もできたのですが、あはは、、、やめときました。けっこう老いも若きも試着されてましたよ。
でも、十二単着たら、頼むから、ドスドス大股で歩かんといてね。

Kthzvhvc

雅な世界にひたったあと、ついつい名前に惹かれて山田松香木堂の印香、源氏物語絵巻を買ってしまいました。


これは12ヶ月印香シリーズの夏の香です。

Oxnn45p2

お干菓子みたいでなんだかおいしそうです。
葵、あやめ、紫陽花


火をつける前からさわやかな香りがしています。
お香を焚いた記事はまた後日に、、、。

2008年5月17日 (土)

並河靖之七宝記念館

今年の葵祭はさわやかな青空のもとでおこなわれたようですね。
その翌日もさわやかな一日、この葵祭の後の京都へ。

9uballzg

三条通りから北向きに見た白川。地下鉄東山駅からすぐのところです。
学生の時から好きな景色の一つ。



用事を済ませた後、岡崎の並河靖之七宝記念館に行ってきました。


9dmq6ipc
りっぱな駒寄せのある、大きな明治時代の町家です。



実はここ、今年の1月、前まで来ながら冬季休館中で入れなかったのです。
  → http://blog.kansai.com/cheruprifre/209
リベンジを誓って、やっと行くことができたわけで、、、。
(この冬は”冬季休館中”にどれだけ泣かされたことか、、)

並河靖之は明治・大正に活躍した七宝家です。彼の作品の展示もさることながら、見たかったのは、彼の邸宅であった町家(国登録有形文化財・京都市指定歴史的意匠建造物)と造園家・七代目植治(小川治兵衛)の庭でした。

Yzp_wbs3

玄関をはいると広い玄関庭があって、大きな藤の木の鉢植えが。
残念ながら、花はもうほとんど終わっていましたが。



Dhuumxcr

玄関の間の庭に面した側です。
舞良戸がいい感じ。こういうたたずまい、憧れます。


この横から庭に出ます。

Bxtoagy9

これは応接室の脇にある鞍馬石の一文字手水鉢。
ガラス戸は波打ちガラスで古い物そのままのようです。



Wzdc_1xu

この庭にはあちこちにいろいろなサイズの灯籠が据えられて、かつては夜もここに灯りを入れて楽しんだようです。



この並河家に、明治のころ日本を訪れた西洋人も庭、屋敷を見に、よく訪ねてきたらしく、そのころの写真が展示されていました。

Bmrtllem

庭の半分を占める池。写真にはとっていませんが、滝口などもあって水音も響いてきます。


この水は琵琶湖疎水から引き込まれており、植治にとっても最初の試みで、のちにこれは平安神宮の神苑などにも採用されたそうです。

_ewdy2h5

さて、今日の写真の中でメインをはる1枚!(と、私的には思っている)
池とその上に乗り出す形で建物が建っている景色。
すばらしい意匠です。縁側から池に身をのりだして、水をぼ〜っと眺めるひととき、、、いいなあ。

つきあたりの欄干は修学院の欄干を模したものらしい。
いや〜、贅沢だな〜。

この右手の建物の部屋にあがれるので、ここで靴を脱いでしばし休憩。
なにしろ客は私一人だったので、水の音を聞き、緑を楽しみ、ほんとくつろげました。
(穴場ですよ、ここ)

Ebrfqu9v
鬼瓦のところには並河の”並”の字が。


写真はありませんが、直径2mくらいの円形の踏み分け石や

V9hwgeu1

瓦を埋め込んだ石畳など、踏み石も凝っています。


とりあえず、七宝記念館なので七宝の感想も一言。

びっくりしました。七宝への認識がかわりました。
写真を見るとおおきな壺かな?と思っていたのが実際は手のひらくらいの大きさで、とにかく、これが七宝か?と思うくらい精密で繊細で美しいのです。

Wtsd532y
七宝は細い金属線を土台に貼り付けてその線の間に釉薬を流して焼く、という技法なのですが、こんな微細な模様を金属線を使って作っているのですから驚きです。


受付の方にお礼を言って帰ろうとすると、玄関庭の奥(藤の植木鉢があったところ)の格子戸の中もご覧ください、といわれて入ってみました。

Byprcito
そう、ここも一間半のりっぱなりっぱな通り庭とだいどこがあったのです。
いままでみてきた大きな町家のどこにもまけないすてきな火袋も。




Gozj29ck

奥から玄関庭の方をみたところ。
格子を通してみる外の光がやわらかい。



Qlyadrew
当時のままらしい、タイルの流し



H169nxsb
そして井戸の上のつるべ。

漆喰の壁の煤け具合がまた、いい感じです。


1回の訪問で、町家、庭、七宝と3回おいしいスポットです。
神宮道と地下鉄東山駅の間くらいにあり、観光客もそんなに多くないと思いますので、美術館、動物園帰りなどに足をのばしてみては?



並河靖之七宝記念館 : 京都市東山区三条通北裏白川筋東入堀池町388
             (三条通神宮道一筋目上ル西入)
              075−752−3277

2008年5月16日 (金)

正引次

連休のツケで、怒濤のように忙しい日々が続いていました。
きょうやっと久々にお茶のお稽古に行くことができました。
本当は今日も朝から忙しく、お稽古さぼろうかなぁ、、、と思っていたけれど、頭も気分も切り替えられるお茶室にやはり入りたい、と思い直して。

久しぶりの風炉の点前で頭をモードチェンジ。一通りお稽古がすむと先生が改まって
「真の許状がきてるから。」と。

実は真之行台子は1年ほど前にもらっていて、その後、大円真を申請したこともすっかり忘れていたのですが、忘れた頃にやっと来ました。

Zd9tn7lm
大円真と正引次の許状です。


これでやっと真の点前の特別稽古に参加できるし、裏千家の研究会へ参加できる回数も増えます。

どちらかというと、許状とかお茶名とかは、私の中では、お茶の修行をしていくうえであまり重要ではないのです。
くれるんなら、まあもらっておこう、という感じで。(不遜に聞こえたらごめんなさい。)
それにまわりに茶名をもっているわりには、???な、名ばかり許状持ちの方もけっこうおられるので、(もちろん茶名を持つのにふさわしいかたもたくさんおられますよ。)その価値にやや疑問をもっているのです。
国家試験みたいな資格審査はないですものね。嫁入り道具のひとつとして、ご祝儀茶名、という話も聞くし、、、、

とはいえ、それでももらうと嬉しいもんですなぁ〜。(ゲンキン!)
自分でした努力の価値は自分だけが知っている。だから後ろめたく感じないで素直に報われた、と喜ぶべきですね。

8gk6lgr2

先生からお祝いにいただいたビードロの振り出し。
これから茶箱点前のお稽古の季節になります。
涼しげなこの振り出しに色とりどりの金平糖をいれたらどんなにきれいだろう!と、わくわくしています。



2008年5月14日 (水)

ハーブティー・ローズ ローズ ローズ

月2回、パッチワークの先生のところに通っています。といっても私たちの時間は生徒2人だけなので、文字通りキルティングビー状態。(キルトをみんなで刺しながら、ワイワイおしゃべりを楽しむ人たちのこと)
そしてレッスンの終わり頃、先生はいつもお茶を入れてくださいます。

Tocuk9wc
普段は紅茶系が多いのですが、この日はめずらしいハーブティーを。



_sr6wx8z ポットの中をよく見ると、なんとピンクのきれいな薔薇のつぼみが贅沢にもボンボンとはいっているではないか!

そうこうするうち、ほのかなハーブの香り+微かな薔薇の香り。

Mugrstco
ヴィーダヴィというところが出しているモーリス・メセゲブランドのハーブティーで、ローズ・ローズ・ローズという名前だそう。

  *モーリス・メセゲ:完全無農薬、無化学肥料で栽培をしている
            フランスのハーブ農園

Xteelrip 名前の通りローズヒップ、レッドローズ、ペールローズなどなど入っているようです。でもメイン成分はレモングラスのようで、味はレモングラスティーそのもの。


Bab5i7h6 色はきれいです。



紅茶の色がほんのり薔薇色をふくんでいるので


これはもっぱら”見て”楽しむお茶かもしれません。

パッチをしたあと、きれいな布やきれに囲まれていただく薔薇のハーブティー、おほほほ、なんてマダムな私たち!
なんて、、、、冗談(^_^;)
いつも髪振り乱して働いている中年のおばさん達、、です。
でも、手を休めてほっとする貴重なひとときを彩ってくれる、お茶でした。

<おまけ>
添付されていた、この会社のハーブティーのパンフレットを見ていて、そのあまりにユニークなネーミングに苦笑。
列挙してみます。


かふんクシュクシュ茶(花粉症鼻炎にきくらしい)
かふんカユカユ茶(花粉症結膜炎にきくのかな?)
ぷるぷるホワイ茶(美白??)
スパイスキュッ茶(意味不明)
開通便り エ?まだ出てないの?(うぷぷ、、これは便秘にきくのね)
コリコリコランティー(肩こりにどうぞ)
みるみるスマーティー(ダイエットね!)(^_^)b

こんど試してみようかしら?もちろんスマーティーを!smile

2008年5月13日 (火)

My garden~初夏から夏へ

だんだん毎朝の水やりが欠かせない季節になります。
春の花は少しくたびれてきているようです。かわりに初夏から夏を彩る花がひそやかに準備完了してます。


Uyhgl87u
球根で植えたため、毎年ちゃんと花を咲かせるのですが、この花の名前、あんまり昔に植えたので、忘れちゃいました〜〜。
どなたかご存じ?
朝に開いて夕方は花を閉じます。



Qmbkgxox
これも毎年必ず咲いてくれる地植えの桔梗です。
紫のと白と、ピンク色の花の株があります。
紫の花の株の葉は、葉先がほんのりやっぱり紫に染まっているのです。
地中の成分を吸い上げて、あの美しい紫を作り上げる植物のすばらしさ!



Rvgmdfp7
うす紫のコンボルブルス。
昼顔にどことなく似ています。
フェンスの近くに植えると、下に垂れ下がるように咲いてみごとなんです。ご近所で見かけました。



Hnl4ilcn
そして、紫陽花!つぼみめっけ!
今年もたくさん咲いてくれそう。



Ze7dxjdh エリゲロンはグランドカバーに威力を発揮。良く広がってくれるのですが、いらんとこまで繁殖するのがちょっと困りもの。
でもまあ、小さい花はかわいいからゆるそう。

人が歩くところに自然にできたエリゲロンの小道です。




36rbmkh1
ネモフィラもこぼれ種で良く咲いてくれます。
なかにはこんな煉瓦のすきまにけなげに咲くものもいます。
がんばれ〜!



Lxmqdrxq
可憐とは対極、こちらは豪華な美人、オールドローズのピエール・ド・ロンサール

う、、うつくしい(自画自賛?)


はて、なにやら視線を感じる、、、、、

Bjstiwnl



ダメッ!!脱走するからだめです。
左の網戸に注目!網戸に穴を作成して、何度脱走したんだ、あんたは?

シェル「ちっ!」annoy


0vs0dx68

うさぎのたかこ(♂です。念のため。享年9才)のお墓の周りに今年も白い名も知らぬ花が咲きました。近所の道ばたから移植してこんなにたくさん増えました。
たかこ、さびしくないよね。



Yp1k53kv

たかこが死んだとき、棺がわりの箱の中に入れてやった、白い花のブーケを思い出しました。

2008年5月11日 (日)

五月の京都点描

さて先日ご紹介の好日居さんを出て、岡崎界隈をぶらぶら。

Cewkqah7
美術館前の疎水の景色です。
(先日は桜のつぼみがほのかに色づく季節の写真アップしましたが)今日は若々しい緑が美しいです。

山のなかに少し色が薄いところがありますが、何かの木の若葉でしょうか。ちょっとした山の景色のアクセントになっています。

A_avxxsa そして岡崎では着物好きには有名な和装小物のきねやさん。

若い頃は敷居が高くて入れなかったお店です。
おばさんになった今では堂々と御入店(?)
帯揚げ、帯締め、茶道小物から風呂敷、割烹着、和装用バッグなどなど。
あれもこれもと欲しくなっていけませんわ、こりゃ。

C_qe90zk
で、お買い上げがこの半襟。
一応絹100%ですが、意外とお買い得なお値段でした。
夏物に変わる前、涼しげに単衣の季節に使えそうです。


住むのはまだ先ですが、一応町内会費は払っています。今年1年分、町内会長さんにお払いするとかわりにこんなもの、もらいました。

11giwtwv
岡崎便利帳、なんだこりゃ?
緊急時の避難場所や役所への目的別連絡先、消火栓のある場所、、などまとめてある冊子。
昔、吉田に住んでた頃はこんなのなかったけれど、こういうの最近どこの地区でも作っているのかしら?



Ejxeptpo
岡崎の町家がたくさん残る落ち着いたたたずまいの地区を歩いていて見つけたもの。
小さいですが屋根の上の鍾馗さん、なんと金色!なんです。

え〜っ?こんな金色の鍾馗さん初めて見る、、、、と驚いていたら、なんとここのお家
”○○金箔工房”と書いてありました。
あはは、、、納得!

J9olbi5b
北上して出町柳へ


学生の頃この近くに住んでいて、よくここには来たのだけれど、まだ叡電しかなくて、こんなきれいな京阪の駅ができるとはね〜。


近くには学生のころからあった居酒屋がまだ健在でうれしい。(30年も前のことです。)
そして、、、

Uem2ytri
おおっ!カミ屋さん、まだ健在でしたかあ〜!!


大学時代、講義が終わると、出町柳から出るバスで北の方へ帰るとっても仲のいい友人とここまで歩いて、カミ屋さんでコーヒー1杯飲んで別れるのが日課だったのです。

Xrx7pybi
お店の中の様子は実はあまりはっきりとは思い出せません。
でも粗挽きコーヒーの豆を売っていて、当時は2階席もあっていつも2階でコーヒーを飲んでいたのですが、それはもうありませんでした。

たわいないことばかりだったと思うのですが、何をしゃべっていたのかもう遠い記憶のかなたです。楽しかったという思いだけ残して、、、、。

Hccldwlt
たのんだコーヒーもカップは当時の物と同じかどうかもう確かめることもできませんが、実はこの柄、学生時代に下宿で愛用していたカップと同じ柄なんです。
なんだかうれしかったです。


さて、この日にはオチがありまして、、、、

出町柳から京阪七条へ、京都国立博物館へ。
秋野不矩展にいきたかったのです。
ところがところが、あれ〜???ちがうのやってる〜???

携帯ネットでチェックすると、、、、国立は国立でも近代美術館ではないか〜!!!
ついさっきまで岡崎にいたのに、アホ〜!馬鹿!私の阿呆〜!!
、、、、、はい、確認しなかったわたくしの単純ミスでございました。
時間も夕刻ですので、あきらめて京都をはなれた次第。
この日の大きなボケ!!でありました。
反省。

2008年5月 9日 (金)

岡崎・好日居〜ひさのちゃんのQP

今日はまた岡崎のお家関係で京都へ。
そして行きたい場所がありました。

岡崎周辺の関連HPやブログをサーチしていてヒットしたここ、好日居
ごく最近オープンしたばかりだそうです。

6xep1gkh 平安神宮の大鳥居を後ろにして神宮道を少し下がって東入ル、の日本茶、中国茶をだしてくれる町家のお店。

入り口はさりげない町家の雰囲気で、知ってなければ行き過ぎてしまうか、入るのをためらっちゃうか。そこがまたいいのだけれど。


56xtm9kr
昭和初めに建てられた仕舞屋です。
ここのご主人、元は建築家だった、とかでご自分で改修されたそうですよ。
感じのいい雰囲気です。



Skskvu8s
まず中に入ってびっくりのこりゃナンダ?!
キューピー人形の大行列、かわいい〜〜〜!


思わず、歳を忘れて”きゃ〜っ!!heart

S1r09p5g
小さいんです。このQPさん達!
比較のため私の指を入れてみました。



Msphcyob
奥の坪庭から行進してくるQPさん。
またこれが1つ1つ洋服、帽子、素材がちがってなんともとぼけた味が。
見てるとおもわず、じわじわほほえみがわいてきます。



Rdvjdzuq
後ろ姿もまたキュ〜トheart


Hl03c91o
よそ見して、ちらっとこっちを見ている子もいますね。


そしてこのQPさん達を作っているのが”ひさのちゃん”こと、ご主人さんの97歳になるおばあちゃんとはまたびっくり!

Btzck8gx
ひさのちゃん、
97歳!
どうです?この張りのある表情!


お孫さんの開店にあわせて、いまでもたくさん作っては送ってくれるそうです。(届いたばかりのひさのちゃんの新作、見せていただきました。)
また、それをこうして大切な贈り物としてお店でQP展ひらいているお孫さん(=店主さん)の心もやさしくて、あたたかいですね。

Pf1fauqz

円卓のQPさん達
どれとして同じ物は1つもありません。ひさのちゃんが自分でデザインしているのですが、どこからこのイマジネーションがわいてくるのでしょう。


Cckqmzjf
夏を意識したらしいQPさん。
夏烏帽子をかぶっています。なんとこの烏帽子の下、巻き貝が頭にのっかっているんですよ。
おしりに珊瑚をつけた子もいるそうです。



自分が(もし長生きしたとして)97歳になったときに、こんなにはつらつとして、創造力にあふれているとはとても思えません。
まわりの高齢者は愚痴を言い、行動範囲も小さく、鬱っぽく暗い顔をして、孫達からうっとうしがられている、、、ことが多かったので、ほんとに老後はかくありたい!と思いました。
そのためには若い頃からの生き方が大切だと思います。
なんにでも好奇心を失わない、人を喜ばせたいと思う、何事も楽天的にいい方向に考える、などなど。(なにしろバイクにジャンプスーツを着てまたがるお写真もありました!
”ヤラセです”と、店主さん(^_^;)

そうそう、町家の作りもすてきでした。

Tav9b9fj
表の通りに面したお部屋は洋風に



Skshqkye
坪庭を眺める奥の間も落ち着きます。



Xvz6uaab
お〜!!私がはまってる李朝家具のバンダジまでもがある!


Gldrrmeh

そして、その上にここにもQPさん。
産みたて卵ならぬ、卵のケース入りの「産みたてQP」
ウププ、、、
(∩.∩)


まだオープンしたばかりなので、メニューは少ないですが、抹茶、日本茶、中国茶がいただけます。
(今後薬膳軽食などもだされる予定とか)
お茶のこと、よく勉強されているようで、色々ご存じでした。

Kmjpz9zx
私は中国の岩茶(中国の武夷山で採れる銘茶だそうです。)をいただきました。この日の岩茶は「鳳凰水仙茶」
濃厚な植物の香りというか、緑くさいというか。くせになりそうな味で、後口はさわやか。



Fk_x0wlr

鳳凰水仙茶の茶葉が少なかったので、もう一杯どうぞ、と店主さんがもう1種類「金柳条茶」をサービスで煎れてくれました。
ラッキ〜!
こちらはちょっとほうじ茶に似たくせのないお味でした。



U44tstkz
そして見せていただいたのがこのチラシ。
オリジナルではありませんが、明治の頃の「岡崎村(昔岡崎は村だったらしい)」にあった京都パラダイス(!)のチラシ。


ここ、好日居がある岡崎円勝寺町辺り一帯は明治の頃、遊園地だったらしい。いい雰囲気の町家がたくさんあるここらへんが遊園地だったなんて、初耳で、びっくり。う〜ん、やっぱりここらは洛中ではなかったのね。

Sd73lccc
最後にキッチンを写真にとらせてもらいました。
茶壺(チャフー・中国茶器)がたくさんならんでかわいいです。
茶道の茶釜も柄杓もそろっています。
こういうだいどこもいいですね。



こういうすてきな、穴場的なお店を見つけると、ここのご近所さんになる楽しみがますます盛り上がります。


町家お茶処+Gallery 好日居 :
        京都市左京区岡崎円勝寺町91−82
            075-761-5511

     和装小物の有名なお店、きねやさんもほん近くです。(^_^)b

2008年5月 5日 (月)

麗しきHavana〜戻ってきたSDカード

すご〜く昔の話(って、去年の8月だけれど)になるが、昨年キューバとメキシコに娘と二人で旅をした。
その時、メキシコのホテルでキューバで撮った写真が入ったSDカードを紛失して、くやし〜〜〜〜い思いをしたのですが、、、
  → http://blog.kansai.com/cheruprifre/138

なんと!なんとなんと!
今年1月にメキシコのホテルから紛失したSDカードがみつかったとのメール!(帰国後無くしたことに気づいて、あれば連絡を、、と頼んでおいた。)

ただ、そこからが大変だった。
何が? → 送料の送金が!
クレジットカードはセキュリティの問題から使いたくなかったので、国際郵便為替で送ろうとしたのだが、、(US70$)

1回目・海外送金には免許書などの身分証明が必要
             →たまたま持ってなくてダメ。
2回目・ホテルの住所宛で送金しようとした。
        →メキシコは銀行口座宛でないと送金できない
 メールでホテルの銀行口座番号を問い合わせ。
3回目・口座の○○コード(すみません、何コードだったか忘れた。)と支店名がないのでダメ。

 メールで再度問い合わせ。
郵便局だとらちがあかない、と銀行にも行ったが、手数料が倍以上なのであきらめる。
4回目の正直、やっと送金。

これだけの手間に一ヶ月かかった。

送金しました、のメールを最後にず〜っとホテルからはなしのつぶて。
こりゃやっぱりメキシコだし、だまされたかも、、、。とあきらめかけていたつい1週間前!


Ulcu5xiu

届きました!
(船便だったのだろうか?不明だが、、、)



A28hu85j

これが半年以上かかって手元に帰ってきたキューバ・ハバナの思い出です。


旅行記はキューバ・メキシコ旅行カテゴリーにほぼ書きたいことは書いたので、麗しのハバナの写真だけ、興味がおありの方、お楽しみください。

あ、メキシコのホテルにはちゃんとお礼のメールだしましたよ。
連絡事項は英語のやりとりでしたが、お礼のメールはちゃんとスペイン語で書きました!




Pcolvg8r
ホテル前の海岸
カリブ海です。



9f28pez2
ホテル Ambas Mundos(=both world)
作家ヘミングウェイが長期滞在していた。



Gzgngis7 街角



6m65ycqi



Pegn9bjn 現役のクラシックカー
キューバではアメリカの経済封鎖で新しい車が輸入できないので、50年代のクラシックカーが大切に使われている。



Jwo2pof9
同じくクラシックカー



Lpixptul
ヘミングウェイいきつけでいつもダイキリを飲んでいたバー、フロリディータ
ヘミングウェイの銅像が店内にある。



Uu25vsef クラシックカーもここまでそろうと壮観。



2w_gnzet
カピトリオ・旧国会議事堂
どこかで見たような、、、そう、アメリカのホワイトハウスに似せて建てられた。



Cwbhbdcq
カピトリオ前の広場のクラシックカータクシー



Hvvw389c
ガルシア・ロルカ劇場近くのホテルのカフェで



Hggufl1j
ロルカ劇場内の中にあった壊れたピアノ
キューバの経済状態をあらわしているような、、



Vhpnjasp




Noorv3jy
突然のスコール
ロルカ劇場前の回廊であまやどり



Ttfe6y9b
キューバといえば葉巻
パルタガス葉巻き工場(夏休み中)
おみやげに葉巻を3本買う。



6injkvro
亡命していたカストロ将軍がチェ・ゲバラらとともにキューバに乗り込んだ際、乗ってきた船「グランマ号」(革命のシンボル)がガラス張りの中に保存、展示されていて、その周辺にあった戦車



Dpzs68sh 上階は窓のない部屋もありますが、決して廃墟ではなく現役の建物です。
ハバナは車だけでなく、建物も許可無く建て替えできないので古い。



Tzfxzujm



Tp2qbzah
革命博物館
キューバ革命を知るのに貴重な資料がたくさん。



R0bz3932
街角のそこここに革命のスローガンが書かれている。
”革命のモラルは星と同じくらい崇高である。”フィデル(カストロ)
(このくらいのスペイン語は辞書なしで読める←たいした自慢にはならんが、、、)



Tpuvitaa



_ctrch2c
スコールのあとの広場で、上半身裸でサッカーに興じる少年達



S8_zujhm
海の要塞からみるハバナの暮色



Bjzvsbhl
革命広場
ゲバラの有名なモチーフ



Wfltlxiy
海岸沿いに建つ、有名なHotel Internacionale de Cubaのバーにて、並べられたモヒート(キューバの有名なラムベースのカクテル・ミントの葉をつぶして作る。)用グラス



Fjaf2heg
もちろんここで一杯、モヒートをいただく。




Xxzrvnjn



_hdcn_kb
ラテンアメリカでは15歳が成人、
着飾った娘達(quinceanera とよばれる)は15歳のお祝いのためドレスを着る。



Tqludwdk
ボデギータ・デル・メディオ、モヒートが有名なバーだが人が一杯で入れなかった。



Hb79nacl
レストランでおすすめの一品、
鳥とエビの料理、量多すぎ!



Kcozzpos
あ、街角のこんなところにもゲバラが、、、



94uqq1uq
モヒートのベースにもなるラム酒の老舗、ハバナ・クラブの工場にて



1g1trbmh
ハバナの夜を彩るキャバレー・トロピカーナで。
(みんなドレスアップしてきてたが、われわれは、、、、すごいラフな格好でういてた)



Hc_dppya
キャバレーのショウ



Xd6pk3gw
カリブ海に面するマレコン通り




_svxtxn7
同じくマレコン通り
はるかかなたにマイアミが見えるらしい。
有名な映画「Buena Vista Social Club」のオープニングで、ここを車で走るシーンがあった。



Cwgby1cx
裏通り
庶民の生活のにおい



Xt_oytmi


こうしてみてると、かなり前のことなのに、また鮮やかに麗しのハバナの思い出がよみがえる。
行くのは大変だったけれど(1.5日かかる)、また行きたいな〜。

2008年5月 4日 (日)

皐月の小ネタ集

連休中、みなさまは行楽にお忙しいのでしょうか?
私は休日も関係なく、お仕事(;_;)
どこかにでかけた〜という記事は書けません。で、またまた小ネタ集。

Rme3bfs7
さわやかな緑の季節、といいますが、ことしはさわやかというより、
”暑い!”
でも、新緑はきれいです。
大阪のビルの谷間でも、上を見上げると美しい緑陰


街角で、山で、緑は美しく輝いていても、もし心に心配事をかかえていたら、きっと目に入らないだろうなあ。
自分自身のこと、子供のこと、親のこと、人間は常にあれこれ心配事をかかえて生きている生き物だから、美しい緑の下を歩いていても眉根にしわをよせて地面ばかり見ている日もあるはず。
そんな近視眼的思いにとらわれていたある時、ふとまわりの美しい景色に気づく。そんな時のこの緑には、きっとはっとするにちがいない。
もう少し肩の力をぬいていいんだよ、とそう言われたような気がするかもしれません。


Yjgukbxd
もう何匹目かのあみねこ。
(もう何匹目か数えるのがめんどうなほど作りました。)
この子はおしゃれなシマシマセーターを着ています。
ちょっと小さめでちまっとかわいい。
顔も作るたび、いろんな表情ができます。
この子も、じきに養子にでます。



Tj_4axyn

宝塚のお気に入りの和菓子屋さんにて。
鯉のぼりと、上のは吹き流し、だそうです。
はんなり、、、ではありませんが、こんなビビッドカラーも時にはかわいい〜。heart



Fwqrqnsv

すっかり我が家に慣れて、くつろぐフレディ。
少しくつろぎすぎ。
猫がだんだん長〜く伸びてくると、気温が上がったな、とわかります。
バイメタルみたいな温度検知装置です。



Remmpqi_

25枚できたクリスチャンクロスのパッチをつなぐラティスになるチェーンです。
ちくちく、チクチク暇があれば縫っています。
単純作業ですが、やはり針仕事は楽しい!
完成はまだまだ先ですが、地道にがんばる!


ゴールデンウイークもあと少し。
皆さま、楽しい思い出をたくさんつくっとくれやす。
私がどこにもいけないぶん、皆様のブログで楽しませていただきたいので。
smile

2008年5月 2日 (金)

猫と暮らせば、、、

ばあさま猫2匹とのゆるゆるした生活が終止符を打った(?)一か月前。
やっとフレディも加えた猫3匹の生活にも慣れてきました。

Q2rbks6d

最初追っかけ回すか、威嚇するかだけの最悪の関係でしたが、時にはこんな平和な光景も見られるようになりました。


でも、、、家に帰るといつもより毛玉の飛び散る量がちがう。壁紙のところで爪研ぎをした紙の破片の量がちがう。猫トイレの交換間隔が短い。猫缶の消費量が倍。時々おこる家の中での大運動会に身の危険を感じる、、などなどたいへんであります。

Yf_8dzok

ひょうきん者のフレディ、実はすごい甘えた。
シェルプリは猫のプライドを持って(?)人様とは一線を画していましたが、時々フレは犬ではないのか、、?と思ってしまいます。


とにかく家に帰ると人の足にまとわりつくので、あやうく転びそうになるし、人の顔をじ〜っと見るのでトントンと胸をたたくと、ジャンプして抱きついてくる(でかいクセに着地はふわりと超軽い。さすがそこは猫!)。
風呂に入ると、寂しがってドアの前で鳴く、、、などなど。


Jzwzncay

夜中まで遊ばせるとシェルプリがストレスを感じるので、2匹とは離して、私の寝室で寝させているのですが、必ず人の枕の上で寝る!

今日は枕を死守するぞ!と思っても、夜中目が覚めると必ず枕の大部分がフレのでかい体に占められており、おかげでこっちは変な角度でねることになって首が凝ること!
でも時々私の腕に頭をのせて、顔を私の顔にスリスリすりつけてくるので、かわゆくてheart叱れませんわ。


F3u7r7k1

これ以上は無理!というくらいまるまったプリさん。
フレが遊ぼう!と、しつこいと、ちびのクセに自分の倍はあろうかというフレを追いかけ回して威嚇します。こえ〜よ〜。

貫禄勝ち!です。
(逃げ回るフレ、なさけな〜〜)

Kx6sp2nx

フレがたっぷり食べるので、エサをたくさんやっていましたが、どうもこいつも便乗してフレの皿から食べているようです。
最近また太ってない?シェルさん?



Tflwrmls

これはこたつの中。
意外に仲良し、プリフレ。
顔の大きさが違うでしょう?(暗くてわかりづらいですか?)


ばあさま猫たちには受難の日々はまだまだひと月は続きますが、1日中トロトロ寝てばかりだったのが、たしかに良く運動もするようになって、若返った様な気がします。

暴れ回る猫3匹との暮らし、かつて子供達が小さかった頃の暮らしをちょっぴり思い出して懐かしいような気もします。
若返ったのは猫だけでなく、私も、、、かもしれません。