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2008年1月

2008年1月31日 (木)

着物・白生地からのお誂え

着物はなんといってもお値段が高いので、洋服みたいに気に入った、即、買った、、というわけにはいきません。
また呉服屋さんやデパートに行っても、タンスの中に商品はしまわれてることが多く、洋服のようにあれこれ吊してあるのを、見て選ぶ、というのもむつかしい。
だからなかなか自分のイメージにぴったり!という着物に出会えるのは希有で、う〜ん、色がいまいち、とか柄がもうちょっとこうだったら、、、と妥協してあとで後悔することが多かった私です。
ならば、白生地からのお誂えを一度試してみよう!と思いました。

昨年京都である着物お誂えどころに行きました。
作家さんが一人で手描きで柄を描き、地はそこから染め屋にだすので、中間マージンがないぶん、デパートや呉服屋さんで買うより遙かに安いのです。

でも、こういう着物にしてほしい、という自分の頭の中のイメージを人に伝えるのはなかなかむつかしい。
絵心があるわけではないので、こういう柄にしてください、とラフスケッチを示すのもできないし、、。
結局ただ、地の色は緑(この緑が実はくせ者だったのですが、のちほど)、笹のモチーフで、笹の色は胡粉の白に、少ない色数で少し色を足すという、あっさりした付下げ。、、、とだけお願いしました。

あとは手描き友禅作家さんのセンスに賭けるしかない。
その後、何度かFAXで下絵のいくつかのパターンを送っていただき、その中で自分のイメージ通りの物を選びました。
あとはできあがって届くまで天に祈るのみ。(いや、そんなにたいそうなことではありませんが、、、^ ^;)

そして年が明けていよいよ届きました。
たとう紙をあける手ももどかしく、、、

じゃ〜〜〜ん!
これです。できあがり、、、


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上前



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アップ


笹の意匠はイメージしたとおりでした。あっさりとした柄にちょっとポイントで葉の中に色絵模様。金彩もはではでしくなく、ほどよく華やか。


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襟元の柄




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袖模様



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裾がさばけたとき、ちらっと見える胴裏にも控えめな笹の葉が。


とても上品ではんなり、京好みの付下げができました。

これはこれで、とても満足しています。

ただ!

これは自分のミスかな?とも思うのですが、たとう紙をあけたとき、あれっ?地の色が違う!、、と思ったのです。
最初地の色を「柳の裏葉色」、としつこく言っておりまして、見本の色を見せてもらうと、ちょっとイメージがちがう。
私が見た日本の色彩の本の柳の裏葉色はもっと緑が濃かったので、じゃあ、裏葉色はやめて、この色、と木賊色に近い色を色見本から指定しました。
そこでどうも齟齬が生じたようです。

イメージではもっと濃い緑だったら、笹の葉の胡粉の白がもっとはっきりして浮き上がるはずでした。京のはんなりより、江戸の粋、という感じですかね。
ただもし二つ並べてみたら、やはりこの柳の裏葉色の方が上品でいい、という人の方が多いかもしれません。所詮、私は着物に関してはまだまだ素人ですからね。

でも、これからもし着物を白地から染めてもらって誂えよう、と思われる方へのアドバイスとしては、やはりおまかせ〜にしないで、各工程でチェックを入れた方がいいということ。
私の場合、遠隔地ということもあり、任せっぱなしだったのが反省点です。

柄については、私の場合、専門家にある程度おまかせした方が結局はよかった、と思うのですが、絵心があって絶対ここはこの柄、この色、という強いイメージをお持ちの方は詳しく細かく注文をつけた方がいいと思います。

ともあれ、お気に入りがまた1枚できました。
さて、どこに着ていこうかな〜heart

2008年1月27日 (日)

冬の京都の一日〜東山編〜

前回の続きです。
今日と同じく雪もよい、さぶい日でしたね。


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いきなりの雪で、思いがけずも見ることができました。
雪大文字。(ちょっと見えにくいですが、、、)


地下鉄東山の駅のそばには京都でも数少なくなった市場商店街の一つ、古川町商店街があります。
結構がんばっている方だと思いますが、やはり空き店舗がちらほら。
でもお野菜、魚から普段用の靴や衣料、仏壇仏具関係の店までそろってます。

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その中で気になるおまんやさん。
上菓子屋さんではないけれど、ケの日のおやつは重要ですよね。
さりげなくラインナップをチェック。



懐かしい雰囲気の商店街です。買い物かごを下げて、、が似合いそう。
便利なスーパーにはない味わいがあります。
なじみになれば顔も覚えてもらえそう。こういう小型店舗は苦戦を強いられるご時世ですが、ふんばって維持してほしいものです。

東山駅周辺、岡崎のあたりは明治〜大正の古い町家がけっこう残っています。
一筋小道にはいるとなにやら風情にある焼杉板に漆喰の壁にはさまれた細い道。そこを歩いていってここにでました。

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並河靖之七宝記念館


明治のころの立派な商家だったそうです。並河靖之は明治の七宝作家で、日本の七宝を世界にむけて知らしめた人。この家は彼の自宅兼工房だったそうで、今では作品を展示する記念館になっていますが、冬季(3月まで)休館。
七宝もさることながら立派な町家も拝見したかったのですが、残念です。
春にリベンジします(^-^)


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この周辺、”歴史的建築物”のシルバーのプレートをつけた古い町家が散見されます。
でも、住人不在のところもちらほら。
このおうちも無住を示すガスや電力会社のタグが、、、



まあるい門灯がいい感じです。でも、、、
人が住まないと家はなんとなくすさんでくるものなのですね。
毎日人が拭き清めてこそ、この格子戸の美しさも生きてくるのでしょう。


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そして、将来のご近所さんの中で、前を通るのをいつも楽しみにしているお宅。


いつも玄関の大きな壺に季節の花をさりげなく、投げ込み活けされています。今日は何の花だろう、と思いながら前に来ると、ああやっぱり、と
笑顔になりました。いつもの壺ではなく、竹籠に紅白のつぼみをつけた梅の枝が投げ込んでありました。
ご近所へのこういう気配りもいいものですね。

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三条通りあたりの白川べり。
京都らしい風情がありますね。でもこの季節なぜ柳がもう葉をだしているのか、、、?
(・o・)


このちかく、骨董のうつわ屋さん、阿閑堂があります。

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玄関先の苔玉が風情をそえています。


阿閑堂 : 京都市東山区三条通白川橋西詰北入大井手町102−6
            075−752−3538



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小さいけれど、飾り棚など趣味の良いお店です。
主にお皿などの器を扱ってはりますが、大きな笊やら、古木の大板やら、変わった香合、何に使ったのか正体不明の焼き物など、色々手にとって見ることができ、楽しいです。


お値段も1000円くらいの手頃なものからありますしね。
あれこれひとりで使えそうな物を、物色していると、表に飾ってあった、酒器を見て入ってきたおじさんが「これ○○さん(陶芸家の名前)の?」。「え〜と、それは確か初代○○の物です。」と、ご主人。ひとしきりその酒器の話をご主人と二人でした後、
「たまたま前通りかかったら目についたから。とっといて。」
と言っておじさんは去っていきました。
はあ〜。骨董の目利きはこうやって買い物するのか。目の前で勉強させていただきました。

あれこれ迷ったあげく、私が買った物はこれ!

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そう、打ち物菓子の型ですね。
上の物は文様が伝統的で、着物の柄を連想させ、きれいなので、和室に飾るオブジェにいいかな?と。



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下の物は、長年菓子職人の手で使われてきたのでしょう。つやつやと自然に磨かれていい艶がでています。何の木が使われているのかわかりませんが、手に取るとずしっとした重みがあります。
これも和室に飾っておくか、このへこみを利用して小物などいれたらどうかと思っています。


半日で用事とこれだけの場所を駆け足で回って、出たところは河原町。
昼兼夕食に三条西入ルの商店街の中のリプトンカフェへ。


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ここは大学生の時、友達と河原町にきたら必ず当時あったレディスランチを注文したところ。(当時の学生としてはお値段的にベストチョイスだった、、)あのころからまだあるんですね〜。もう四半世紀たったのに。内装はかわりましたが、それでも懐かしい。
このピラフで今日の旅の締め、としました。

2008年1月26日 (土)

冬の京都の一日〜中京編〜

今年初めての京都散歩。
用事のついで、なので散歩と言うより駆け足でしたが、、、。
地下鉄を降りると雪!雪の京都なんて風流やな〜♪と、思ったのもつかのま、
さぶいわっ!!(-_-#)
手袋なしだと手が冷たいを通り越して痛い。いやいや、これも冬の京の醍醐味、と腹をくくる。

まずはお茶席用の干菓子で有名な亀廣保さんへ。

〒604-0021. 京都市中京区室町通二条下ル. 電話. 075-231-6737.    営業時間. 9:00~17:00. 休日. 日曜日・祝祭日.


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風情のある町家です。


名前から推測するに、いつもブログにおじゃましているかめ様
  →http://blog.kansai.com/kame1623
のお店、亀屋廣房さん→http://www.e510.jp/kame1623/のお菓子司関係の親戚筋かと、、、??


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店舗は狭いですが、畳の間に腰かけて、まずは玄関のお庭を拝見。



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そしてお菓子を拝見。
今月のお干菓子がガラスケースの中に並んでいます。

ここは有平糖系が多いみたいです。
子年にちなんだものや、お題の「火」にちなむもの、雪輪,藪こうじなど食べるがもったいないくらい、きれいです。
いくつかチョイスして包んでもらうことに。

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店にはちいさなストーブが土間においてあって包んでもらうのを待っている間入り口の戸が風でギィ〜と開いたり、、。
建て付けがあまくなってるのも町家ならでは?(^◇^;)
これがその戸から外をみたところ。いい感じ。


とてもきれいに丁寧に包んでもらいました。

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これが包み。
残念ながらお使い物にするので中味はお見せできません。
ごめんなさい
<(_ _)>


さて、ここを出て東に。
途中、京都ブロガーさんたちに人気のパン屋、Flip up!さんを発見。

京都市中京区押小路通室町東入ル蛸薬師町292−2 SDKビル一階
      075-213-2833 


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とっても狭いお店ですがお客さんがたくさん。おいしそうなパンもガラス越しに見えますが、私は急ぎ足なので、横目で見ながらスルー。
今度またの機会にね。


お次の目標は柳桜園茶補
ここは抹茶のほかにも、雁がねほうじ茶が人気らしいですが、私の目的は

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これ。
京番茶。


一度試してみたかったので。
普段使いの、煮立てていただくお茶のようです。独特の焦げ臭いにおいがあるので、知らずに飲んだ人が変なにおい!ということもあるようで。
今まで煎れたことありません、というと、お店の人がちゃんと説明してくれました。すごくでかいパックがでてきたのでびっくりしましたが、1回に使う量が多いので納得。
この大きさで630円でした。
たしかに袋をもったとたん癖のあるにおいが。でもこれ好きだな。
京都のお食事どころで出てくるあのお茶だ、と思いました。
しばらく楽しめそう。

そして今回で一番ショックだったこと。
柳桜園の並びのお気に入りのアジア骨董のお店、丁子屋さん。
大きな表家作りの倉のある立派な町家です。奥座敷で坪庭を眺めながらまったりできるのです。
そこで李朝の小卓を買おうと目指したのですが、、、、


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ないっ!!
どこにもないっっっ!!


最初場所を間違えたかと、あたりを歩いてみましたが、確かにここ。
あんな立派な町家が壊されるなんて、、、、。
景観条例を決めた京都の現実がこれか、、、。すごく寂しく、悲しく感じました。
一等商業地で、最近特に値段が上がっているエリアのことですから、買うのも、借りるのも普通の人には手が出ないほど高額なんだと思います。そして維持できなくてビルでもおったてられる資産家が手に入れ、近代的ビルを跡地に建てる、、、というパターンなんでしょうか。
バブルのころ地上げ屋が活躍してたくさんの歴史的価値のある町家が壊された二の舞がおこっているようです。
なんとかならんのかな。もったいなくて涙が出るわ、、、。

がっくしきながら尚も歩いて、通りすがりにこんな変わった家を発見。

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一見、町家の看板建築のようだが、何をめざしているのか、さっぱりコンセプトがわからない、、、、、、。
人が住んでいるのかいないのかも、不明。



気をとりなおして、錺(かざり)金具(主に南鐐=銀)の小物のお店、
さんへ。

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ここも町家を活かしています。



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銀を切り出して作ったヘアピンや根付け、ストラップ、簪、帯留めなど渋くて、きれいです。ただしお値段も結構しますが。
以前通販でここの飾りピンを求めました。一度お店も見たかったので、今回は見るだけで、、、
(^_^;


締めはお約束の?これ。

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猫も大好き?、御池煎餅!
京都に来るときは、いつもこれで締めてるような気がする。
好きなんですheart





次回は東山編につづきますsmile

2008年1月24日 (木)

1月の小ネタ集(^_^;

二年ぶりにひいた風邪は結構しんどくて、体調が完璧にもどるまでに長くかかりました。年のせいだなあ、、年々体力にかつてほど自信がない。
いや、年をいいわけにしてはイケナイ!と、気をとりなおして。

でもこの1〜2週間は、さすがの私もアクティビティがかなり落ちまして、アップできるほどのネタがなくて、姑息的に小ネタをあつめてみましたわ。
(^_^;)


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まずは猫草。
以前自分で種から育ててみたのですがちょっとしょぼかったので、今回スーパーで安かったので買ってみました。


特に冬は庭にも猫の好きなイネ科の植物の葉っぱ(雑草ですが)がなくて、、、。
 そして、、、、、、

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やっぱり、喰う!


夢中になってかじっています。

で、あとで家のあちこちに草とともにはき出したゲ○が、、、、(-_-メ)


時々むしょうにカレーが食べたくなります。
子供が家にいた頃は、大鍋にいっぱい作ったものですが、夫婦ふたりではつくる気にならない。
幸い、、というか職場の近くにはおいしいカレー屋さんがいくつかあり、周期的に通ってしまいます。

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これはそのうちの一つ、「黒カレー」です。



画像ではあまり色が再現できてませんが、これ結構"黒い”です。
イカスミの黒さではありません。
最初出されたときはちょっと口に運ぶのをためらってしまいました。
なんとなく、普通のカレーより、○痢の×××を連想して、、(○_○)
味はいけますよ。辛さもほどほど。
ちなみにこの黒の色の正体は黒ゴマでした!

さて、先日から登場してますあみねこ。

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   プリの手→


なにか気にくわなかったようです。はたこうとしたのをあわてて止めた図。
プリ空振りです。
   プリ ”なんやお母はんに、とりいっとるやろ、おまえ!(-_-#)”


さて、隣の隣の市に月に1〜2回ほど所用で行きます。
ここは昔子供たちが小さかったとき住んでいたところ。
そしてここに来るときは、いつもこの前を通ります。

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赤ちゃんの時から、娘が4歳まで。息子が1歳までお世話になった保育園です。


この前を通るたび、あの頃を思い出します。もう20年も前のことですが、ここは変わりません。
暗くなって、時間と競争しながらあわただしくお迎えにくるお母さんたちに昔の自分が重なります。
ほんとに小さくて頼りなくてすぐに壊れてしまいそうな幼児だった子供たちももう成人。いとしい思い出です。何度も泣きそうになりながら仕事と子育て二足のわらじだった若かった自分もいとしいです。
(今はずいぶん、ふてぶてしくなっちまいましたが、、)

あさっては用事で京都へまた行きます。
用事すんだらどこへ行こうかな〜。るんるん♪


2008年1月20日 (日)

あみねこ増殖

(あみねこはねこやまさんオリヂナルです。)

自分より、でかかったフレあみねこ→http://blog.kansai.com/cheruprifre/203
が北海道に行っちゃって、目の上のたんこぶがいなくなり、ゴキゲンな黒。

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♪るんるん



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ん??



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はじめまして。緑と申します。



ふんふん。なかなか礼儀ただしいのぉ。
隣に座らしてあげてもいいか、、、。


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んん?
なんや、このひょうきんなやつ?




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えへへ、青でやんす。




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ん〜〜〜。(-_-#)
なんかお気に入りのパソの上がきゅうくつなんですけど、、、



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ま、いいか。
3人仲良し、なかよしheart


しばらくして、、、、、


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緑、青だれる。
こいつら〜〜
(-_-#)(-_-#)



ところで北海道に行ったフレあみねこはどうしたでしょう?


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お姉ちゃんのコートのポケットに忍び込んで大学についていきました。
見つかってしまい、とがめられています。
シュン(;_;)

2008年1月18日 (金)

13年〜(庭の小さな春)

二年ぶりに風邪を引いた。
年のせいか治りが悪いような、、、、。(-_-#)

昨日は1月17日。
阪神間では忘れられない日。
ただメディアでの扱いはだんだん小さくなっているなあと感じる。


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(水仙のつぼみ。この寒空の下、あと少しで開花しそう。)


1995年(平成7年)の子供たちのアルバムを引っ張り出してみた。

当時被災地の小学校に配布された学年別の小冊子がはさんである。

これは小学校の教科書を出版している会社が作った物で、教科書の執筆者や画家が被災地の子供たちによせる思いが書かれている。

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(梅のつぼみ。今年もたくさん実をつけてね。)


”たくましく生き抜こう”
”負けるな”
”明るく前向きに”
”小学生のみなさんへ”
、、、、、、
”たったひとこと  みなさん、元気でしょうね。元気でいてくださいね。、、、”

今しみじみ読み直してみると当時の気持ちがよみがえってくる。
教科書会社が自発的に利益無視で、とりあえず被災地の子供たちを励まそう、として作ってくれた小冊子。
震災は恐ろしいことではあったけれど、日本中の人の思いやりが被災地に注がれた、という一体感を感じた経験でもありました。

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(冬の庭で唯一明るい万両の実)


それから震災後の被災地の点描をまとめた週刊誌の臨時増刊号もでてきました。

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(雪柳。開花準備万端)


読み返してみて今、印象に残るのはお隣、韓国の当時の朝鮮日報の記事。

”想像を絶する地震が近畿地方を襲ったが、その状況の中でも日本の国民は落ち着きを失っていなかった。数千人の死傷者を出しているのにも関わらず、騒ぎも起きていない。・・・・(中略)・・・日本人の危機に対処する姿勢を見ていると、日本特有の「他人に迷惑をかけてはいけない。」との心がけが生きていると思う。集団への帰属意識が強い日本人は、生まれながら「和の精神」に触れている。これが公衆道徳を厳しくさせている。爆撃現場のような状況の中でも略奪行為一つも発生していないことに胸を打たれざるを得ない。”


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(椿。これはあけぼの椿)


当時そんなに対日感情のよくなかった韓国にこうしたことをいわせるくらい被災者同士だけでなく、日本人全部が被災地によせる思いで連帯感を感じていたと思う。(少なくとも被災地の人間はそう感じてたはず)

13年たって今の日本はどうだろう?
ちょっとさびしくなります。
やりきれない、あまりに自己中心的な事件が多くなってしまって。

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(毎年花を咲かせてくれない山法師。今年は?)


さらにアルバムを見ていく。
震災からしばらくは写真はほとんどない。

ただおどろくのは、子供たちはあのころこんなに小さかったっけ、ということ。もちろん当時子供たちは二人とも小学生だったわけで、写真の中の自分も当然ながら若い。

では、子供たちが中学や高校に入ったのは震災の後か、、、。あれからいろんなところへ家族旅行もしたよなあ、と思うと、子供らが中学生、高校生だった時の方が、ずっと前のことのように思える。

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(白いクリスマスローズのつぼみ)


震災の朝、それからの非日常的な日々の記憶は鮮明で、ついこの間のことのように覚えているのに。
心理的な時間的距離の錯覚なのだろう。
13年といえば本当に色々あったはずなのに、それらをすべて飛び越えて記憶はあの数ヶ月に凝縮される。
多分、20年たっても何年たっても、私の中でその記憶はつい昨日のことのように鮮やかだと思う。


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(クリスマスローズ・ニゲラのつぼみ)

2008年1月13日 (日)

子年の初釜

本日は初釜。
日が照っているのに小雨がふる、といった変な空模様です。


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露地。
赤い毛氈を敷いたところが腰掛け待合いです。


この席は客10人。
いつもの茶道仲間のほか、一度茶事を経験したい、といわれる方を2人お招きしたようです。(あんまり、というかほとんど知識がない方々でしたが、、(^_^;


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席入り後
この棚は淡々齋考案の八千代棚といって、旅箪笥に似たものです。



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年頭のご挨拶もそこそこに先生の炭点前。
お正客は昨年茶名披露した方。


今日の道具立ては子年にちなんで鼠尽くし。

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俵の上の鼠の香合。



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そして初釜といえばこれ、花びら餅。
紅白になってます。
実はこの中にはいっているゴボウの砂糖煮がキライ
(-.-#)


味噌あんは好きだけれどね。
(子供は嫌いだと思うわ)


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濃茶は紅白の楽茶碗で、それぞれ紅梅、白梅になっています。
めでたい!(^o^)

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例の招かれたお茶事初体験のお二人は濃茶に四苦八苦されていました。
(最初は衝撃だよね、あのどろっとした液体飲めるのか?、、と)
色々作法とその由来をお教えしました。
とりあえず、楽しんでいただけたようです。それがなにより。

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釜は尾垂れ釜(尾のところは見えてませんが、、)
大蓋になってます。
季節の花丸蒔絵の炉縁が美しい。




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続き薄のお点前はシカゴ在住、ただいま帰国中のMさんがされました。
”アメリカぼけで点前忘れちゃったわ。”と
おっしゃりながら、なかなかどうして、堂々たるもの。



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干菓子は”子年の絵馬”と今年のお題の”火”。



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棗は若松の蒔絵の大平棗。
めでたい尽くしです。



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点て出しでたくさんお茶碗がでてきましたが、私の一押しはこれ。
三島写し。
宝珠と俵を思わせる横線の具合がいいんです。
しかも沓型になってます。
ちょっと、どこから飲むとこぼさずに飲めるか考えますが、、、。



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茶杓は竹ですが、裏が漆塗りでこれまたネズミさんです。




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ふたをあけた状態の八千代棚。
黄交趾の水指がお正月らしく華やかです。
交趾は好きです。あのつやが。
いつか香合のひとつでも手に入れたいもの。



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ハイ、これの蓋置きもネズミでございます。
(^o^)


大根(だいこん)を食うネズミ、、、だいこんくう、、、だいこく、、、大黒で、大黒さんといえばネズミはつきもの、という引っかけだそうです。
知らんかったわ。(それにこの絵は大根と言うより蕪に見えるが、、、)


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床は”千年丹頂鶴”らしいですが、私にはどおしても”年”がそう読めない。
墨跡を読めるようになるのは目標ですが、これがむつかしいのよね〜。



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わたくしの今日の着物。
お正月なのでちょっとくどいけれど華々しい茶屋辻文様。
(あきれて見上げてるのはシェル。”またどっかいくの??”)





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帯もちょっときんきらにしてみました。



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さて、いつも初釜の後は先生から引き出物がでます。
今年はこれこそとどめのネズミ!
大黒さんの袋にのっかったねずみの香合。
12年おきに使えそうです。lovely


今年も無事初釜も終わり、お正月気分も抜けるころですね。
今年もいい年でありますように。
さあ!がんばるぞ

2008年1月11日 (金)

あみねこ2号・フレディあみねこ

さて、年末からはまっているあみねこ作り。 
→ http://blog.kansai.com/cheruprifre/201
(あみねこは”ねこやま”さんオリヂナルです。)

今度はできあがったら娘にやろうと思いました。
うちの隣に迷い込んで、私が行きがかり上保護した子猫(かつては!)で、今は北海道に住む娘と同居しているフレディ(♂2歳半)の毛並みに似たやつを、、、、。


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フレディです。
保護したときは片手に余る小ささだったのに、いまや5.5 キロの堂々たるおっさんです。


ただし、蚤の心臓ですごいビビリです。
でも気は優しくて、フーッとか、シャーとか怒っているところは見たことがありません。
うちに里帰りしても自分より小さいシェルプリに威嚇されて腰がひけてます。(名前はQUEENのフレディ・マーキュリーからもらったのにね)

さて、そのあみねこ。似た色を選んだつもりが複雑な色になってしまいました。しかも途中で糸が足りなくなって、意図せずして足としっぽはシマシマに、、、、。
それに、、、、なんだかでかい!
ま、フレデイもでかいからいいか(^◇^;)


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黒:ん?だれ?隣で同じかっこうしてるやつ?


”わしはフレぢゃ。おまえよりでかいから、おまえより偉いのぢゃ。”


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黒:へへ〜っ。おみそれしました。
フレ”うむ。今から説教をするからよく聞くように。”
黒:ハイ(しぶしぶ)


明日フレあみねこは北海道行きの宅急便で本物のフレディとご対面予定です。フレディのめ〜わくそうな顔が目に浮かぶわ。smile

2008年1月 8日 (火)

足りないから幸せ?

昨日は七草粥の日でしたね。
うちはお粥があまり好きではないので、七草おじやにしてしまいます。
(実はお粥つくるのがめんどくさいだけ、、、という説もあり)


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スーパーの七草パック2つがた〜っぷりはいっております。
ちゃんとセリナズナゴギョウ、、、と全部入ってるかチェックはしてませんが。


お粥によせて、というわけではありませんが、いつも考えさせられるブログ風天庵待合をお書きの蜆子さま、お仕事の他にお茶室をおもちで茶道をたしなまれている、おそらく私よりちょっと人生の先輩とおみうけします。
最近の記事に芥川龍之介の「芋粥」によせて書いておられます。

「芋粥」は一度でいいからおいしい芋粥を腹一杯食べたい、と常々おもっていた雑司が、ある日主人に芋粥をふるまわれます。
最初はおいしくて、大喜びでしたが、満腹になってもさらに食べろと言われ、あんなに食べたかった芋粥が苦痛にしかならなくなったという寓意に富むお話。

人生満ち足りる事が幸せではなく、なにか足りない、何かを手に入れたい、と不足があるうちが花なのではないか、とこの話は教えてくれているようです。

茶道を愛する蜆子さま言われるに、現役で仕事していて、定年後、時間ができたら一日茶道具など手入れしながらお茶のことばかり考えたい、という方がいるが、そういう境遇になったらはたしてそれが幸せだろうか?時間の不足、道具の不足を不平をいいながら、その不足の中に幸せはあるのではないだろうか?

今私も仕事に追われて、あれこれ手を広げてやっているように見えて、実は時間の隙間を縫うように綱渡りしている心境なので、早く引退して好きな事だけやりたい!と常々思っています。
自由な時間がたっぷりあったらどれだけ幸せで心穏やかだろうか、、、lovely

でも反面、自由になったらなったできっとすぐダラダラ時間を無駄遣いし、なにをするにも張り合いがないだろうな、という事は頭でわかってはいるのです。
実際職場が変わる際、一度1ヶ月だけ、全くフリーになった時期がありましたが、遅めに起きてだらだら新聞読みながら朝ご飯食べたと思ったら、何もしないうちに昼ご飯。ちょっとかたづけ物をして時計をみると、ありゃ、もう夕方、、、。で、あっというまに、な〜んにもしないままで1ヶ月終わっとりました。

休みに入る前、あれをしよう、これもしよう、あそこにも行きたい、などと考えているうちが幸せでした。確かに。
でも実際忙しさにまぎれているうちはそれが幸せだとわからないものなんですね。

仕事があるから趣味が楽しい。逆に言えばいくら趣味に精進しても、あくまで趣味は趣味。肝心の本業がちゃんとしてなければ楽しいはずがない。
これは昔読んだ本の受け売りですが、この言葉を念じながら、しんどいけれど仕事がんばろう!とやってきましたが、でもね、ちょっと最近息切れしてはやく引退したい、、、と思っていました。

でも早く引退したところで、それで幸せ、、、になれるわけではないんですね。
で、今は引退を夢見ながら仕事することが幸せだ、と思う事にしました。

2008年1月 4日 (金)

あみねこさん=(^・^)=

年末のお休み、久々にゆっくりした時間がとれました。
ので!
これをちまちま制作しとりました!
夢中になってやったので年明ける前までに完成〜。

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”あみねこ”さん!


実はこれ、nnya様のブログで見つけたのです。
nnya様のブログのお友達、クロスケママさんがnnya様に干し芋といっしょにプレゼントされた自作のあみねこ!

見たとたん、目がheartに!
この脱力系かわいさは癒されますぅ〜〜。
手足胴体に重しのペレットが入っているので、お座りも、腕組、足組も自由自在。

ほしいっ!ほしいっ!
じゃ、作ろう!

と、早速このあみねこの作者ねこやまさんの


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”あみねこのいる生活”を入手。(思い立ったら早いのがとりえ)
毛糸も買ってかぎあみGO!


それにしても”あみねこのいる生活”に出てくるいろんな色のあみねこたち。
団体で見るとさらにかわいく、ついているキャプションもユーモアたっぷりで、くすくす笑いっぱなし、、。
人気があるらしく、あちこちであみねこ増殖中らしい。
あみねこブログもたくさんありますね〜。


私は編み物は正直言ってあまり得意でない。
で、まっすぐ筒状になるはずが、目をとばしたり、勝手に増やしたりで、でこぼこになったりしつつも、なんとか編み上がり、

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あとは合体するだけ。


でも、(・o・)、、、確かクロスケママさんのあみねこは手のひらサイズだったはず、、、。
なぜにこんなにでかい??
どうも合細とまちがえて合太で編んでしまったみたい、、。
まあ、これはこれでいいか、、、(^_^;


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おもりのペレットのかわりにパイを焼くときの重しを使いました。

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完成!
ちと丸顔?すぎ


ではしばし、我が家のあみねこワールドを、、、。

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のんきに腕枕
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よこむきでだれてます。
だらだら、、、
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シェルと同じポーズだ〜い。
ばんざ〜い
Tpcbx3wm なによっ!あんた!
げしっ!☆
いてっ!


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シェル:もうやだ〜、このしつこいちっこい黒いの!


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こうしてやる〜
いてて、、やめてぇ〜


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プリ:なんやねん、このうさんくさいやつ。
シカトしてやろ。
そんなぁ〜



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と、いうわけで我が家の一員になりました。
脱力、癒し、あきらめ、ユーモア、、いろんな表情がみてとれます。



ねこやまさんの本にもありましたが、顔は目と眉の位置をかえるとさまざまな表情の変化が楽しめます。
ある意味作った人の心をうつしているのかもしれません。
この子は
”ま、世の中こんなもんとちがうか?”
と、言っているようです。(^ ^;

さて、あみねこ2号、3号、、、、作ろうっと!

2008年1月 2日 (水)

明けましておめでとうございます(^o^)/

皆様、お正月いかがおすごしでしょうか?
そろそろお餅にもおせちにも飽きた頃では?

うちでは元日の初詣はいつもここ、門戸厄神(西ノ宮)です。

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おしあいへしあいのおおにぎわいです。


うちの家からは清荒神のほうが近いのですが、なんとなく厄神さんの方がなじみがあって毎年ここにお参りしています。
厄神さんだけあって、厄年の人はお払いをたのんだり、特大のお札(値段高い!)を買ったりたいへんです。

今年は夫婦そろって小厄らしい。
でもそんなの関係ねぇ〜♪
って、あんまり気にしない一家ですが、昨年はそれでも旦那が胆石の手術したり色々あったので、自分の健康を過信しないでそろそろ体はいたわらないとね、、、と思っています。


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お線香の煙を体の悪いところへ浴びるとよくなる、、、というのは全国どこでもある風習ですね。


”悪いとこって、頭かな〜、最近物忘れひどいし、、”
と言っていると、娘が
”いや、おかあさんは口や。”
”あんたにいわれたない!”
”どっちもええ勝負や。”、、、と。息子。(^◇^;)ゝ

お雑煮といえば、全国各地でそれぞれたくさんのバリエーションがあるものらしいですね。
うちの実家の岡山では池田の殿様がもともと江戸出身だったらしく江戸前にちかいらしい。
おすまし汁に焼かないでゆでた丸餅。
トッピングはかまぼこ、大根、人参、ほうれん草、実家ではこれに百合根など、我が家ではさらにイクラ。

私が最初に京都で過ごした正月、京女の友人が
”えっ?白味噌以外のお雑煮なんて考えられへんわ!”
と言うので、一度試食。

、、、、、、、、、、ごめんなさい、京都の皆さん。
はっきりいってもう二度と白味噌のお雑煮は食べないでしょう。
たとえ京都に住むようになっても、、。(^ ^;)
幼い頃から刷り込まれた味覚っておそろしいですね。
だから食育って大切〜と実感。


さて、今年のお正月、せっかく仕事休みだし、子供たちはそれぞれ忙しくて家にいないので、家でぼ〜っとつまらないTV見てるよりは時間を有効に使おうと、年末買いためていた本でお勉強することに。


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はい。オール茶道の本です。


お点前だけでなく、その背景にある歴史や思想、過去の茶道具の名品の来歴由緒など、知れば知るほど茶道は奥が深いです。

これらの本はカラー写真が豊富なので、楽しく眺められ、読むところはしれてます。
それでもいつもなにげに口にしていた言葉の裏にこんな意味があったのか、名前は知ってるけれどこういう業績をあげた人だったのか、、、と新鮮な発見が多々ありました。
ちゃんとしたお茶人さんなら常識、、なのかもしれませんが、
私はまだまだ勉強しないとね。
知ることはこの年になっても楽しい!
さらにもっと詳しい本を読みたくなりました。

もうひとつ、年末から熱中していた手作りもんがあります。
これについては後日また!

今年も皆様にとって良い1年でありますように!